JP2002154928A - メーキャップ化粧料 - Google Patents
メーキャップ化粧料Info
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- JP2002154928A JP2002154928A JP2000348059A JP2000348059A JP2002154928A JP 2002154928 A JP2002154928 A JP 2002154928A JP 2000348059 A JP2000348059 A JP 2000348059A JP 2000348059 A JP2000348059 A JP 2000348059A JP 2002154928 A JP2002154928 A JP 2002154928A
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Abstract
しわ等の肌の凹凸等の肌の欠点を補正する効果をもち、
自然な透明感と充分な発色・光沢のある肌への仕上りが
得られるメーキャップ化粧料を提供すること。 【解決手段】 マンセル表色系において、色相(H)が
P、RP、R領域では彩度(C)が5.0以上、色相
(H)がYR、Y領域では彩度(C)が2.5以上、色
相(H)がGY、G、BG領域では彩度(C)が3.0
以上、色相(H)がB、PB領域では彩度(C)が7.
3以上である薄片状粉体を0.1〜50質量%と、粉末
粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/1〜1/4
0であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が1/2以下
であり、かつ屈折率が1.60〜2.15である粉末を
0.1〜50質量%含有することを特徴とするメーキャ
ップ化粧料。
Description
料に関する。さらに詳しくは、優れたシミ・ソバカス・
くすみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌の欠
点を補正する効果をもち、自然な透明感と充分な発色・
光沢のある肌への仕上りが得られ、しかもその仕上りは
どのような角度から見ても鮮やかな色調が見られるメー
キャップ化粧料に関する。
ソバカス・くすみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸
といった欠点を補正しながら、自然な透明感と充分な発
色・光沢のある肌への仕上りといった「美的」機能が求
められている。
るために、雲母や合成マイカに酸化チタンを被覆した雲
母チタン(パール顔料)が用いられてきた。これらのパ
ール顔料は干渉光を有するものもあり、微妙な発色と光
沢のある仕上りによって、メーキャップ化粧料使用者の
喜びや満足感を与えてきた。
「肌のぎらつき感」といった不自然な仕上がりになるこ
とが多く、特に、つやを上げるためにパール顔料の配合
量を増やすと、ぎらつき感が強くなり、てかりが生じ実
際の肌とは全く異質な仕上がりとなる。また、光沢感が
あるものの干渉光の彩度(発色)は低く、発色を向上さ
せるために有機色素や無機色材を多量配合したとして
も、減法混色となり光による発色とは質感が全く異な
り、仕上がりの満足できるものではない。
ッション性を付与するには限界があり、そのためメーキ
ャップ製品愛用者の強い要望に答えることは出来なかっ
た。
等の肌の欠点を目立たなくさせるために、パール顔料が
特定の波長の光に対するフィルター効果を有しているこ
とを利用して配合されている。そして、濃色部分の調整
を自然な色に見せるために酸化鉄等の着色顔料が併用さ
れている。
穴等の凹凸が目立つようになったり、併用される着色顔
料が屈折率が高く、透明感に欠けるため、不自然な感じ
の化粧肌になり、素肌っぽい自然な仕上がりが得られな
い。
は、近年のメーキャップ化粧料に要求されている「美
的」機能を充分満足するものではなかった。
みてなされたもので、その目的は、シミ・ソバカス・く
すみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌の欠点
を補正する効果をもち、自然な透明感と充分な発色・光
沢のある肌への仕上りが得られるメーキャップ化粧料を
提供することにある。
解決するために鋭意研究を行った結果、体質顔料は、干
渉光の彩度が低いパール顔料に対しては、その干渉光を
利用した発色や仕上がり感を向上させることはできない
が、パール顔料の彩度を高くすると向上させ、さらに、
特定の屈折率を持った体質顔料を使用することにより、
その機能はアップすることを見出し、その研究成果から
発展させ、高い彩度の干渉光を有する薄片状粉体と特定
の形状と特定の屈折率を有する粉末とを併用することに
より、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完
成するに至った。
(B)を含有することを特徴とするメーキャップ化粧料
である。 (A)干渉色を有する平均粒子径1〜60μmの薄片状
粉体であって、この粉体をニトロセルロースと、粉体:
ニトロセルロース=1:15(質量比)の割合で混合
し、白黒下地のカラーマッチングペーパーに0.101
mmの膜厚で塗布した時の塗膜の光学特性が、マンセル
表色系において黒下地の塗膜の色相(H)がP、RP、
R領域では彩度(C)が5.0以上、色相(H)がY
R、Y領域では彩度(C)が2.5以上、色相(H)が
GY、G、BG領域では彩度(C)が3.0以上、色相
(H)がB、PB領域では彩度(C)が7.3以上であ
る薄片状粉体をメーキャップ化粧料全量中0.1〜50
質量%。 (B)粉末粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/
1〜1/40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が
1/2以下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15で
ある粉末をメーキャップ化粧料全量中0.1〜50質量
%。
母、合成マイカ、酸化チタン、酸化ケイ素(シリカ)、
酸化アルミニウム(アルミナ)及びオキシ塩化ビスマス
からなる群より選ばれた1種または2種以上によって構
成された薄片状粉体であることができる。
は、薄片状粉末からなる母粉末に金属酸化物が被覆され
た薄片状粉体であることができ、前記母粉末は、雲母、
合成マイカ、板状酸化ケイ素(シリカ)及び板状酸化ア
ルミニウム(アルミナ)からなる群より選ばれた1種ま
たは2種以上であることが好ましく、前記金属酸化物
は、酸化チタン、酸化ケイ素(シリカ)、酸化亜鉛、酸
化アルミニウム(アルミナ)及びオキシ塩化ビスマスか
らなる群より選ばれた1種または2種以上であることが
好ましく、特に、酸化チタン及び/又は酸化ケイ素(シ
リカ)であることが好ましい。
い態様の一つは、雲母、合成マイカ、板状酸化チタン、
板状酸化ケイ素(シリカ)、板状酸化アルミニウム(ア
ルミナ)、板状硫酸バリウム及びオキシ塩化ビスマスか
らなる群より選ばれた1種の薄片状粉末を母粉末とし、
前記母粉末上に酸化チタン、板状酸化ケイ素(シリ
カ)、酸化亜鉛、酸化アルミニウム(アルミナ)及びオ
キシ塩化ビスマスからなる群より選ばれた2種以上の金
属酸化物が被覆された3層以上の層状構造からなる薄片
状粉体である。
ましい態様は、雲母又は合成マイカを母粉末とし、その
上に酸化チタン及び酸化ケイ素(シリカ)が層状構造を
とって被覆された層状薄片状粉体であり、特に雲母又は
合成マイカを母粉末とし、その上に酸化チタンが被覆さ
れ、さらにその上に少なくとも一層の酸化ケイ素(シリ
カ)及び少なくとも一層の酸化チタンが交互に層状構造
をとって被覆された層状薄片状粉体である。
の態様は、雲母又は合成マイカを母粉末とし、酸化チタ
ン、酸化ケイ素(シリカ)、酸化チタンの順で交互に層
状構造をとって被覆された4層状薄片状粉体である。
顔料が好ましく、具体的な好ましい体質顔料として、窒
化ホウ素、硫酸バリウム、酸化アルミニウム(アルミ
ナ)を挙げることができる。
分の含有割合が質量比で(A):(B)=1:50〜5
0:1であり、(A)成分と(B)成分の総和の含有量
がメーキャップ化粧料全量中0.2〜70質量%である
ことが好ましい。
詳述する。
干渉色を有する平均粒子径1〜60μmの薄片状粉体で
あって、この粉体をニトロセルロースと、粉体:ニトロ
セルロース=1:15(質量比)の割合で混合し、白黒
下地のカラーマッチングペーパーに0.101mmの膜
厚で塗布した時の塗膜の光学特性が、マンセル表色系に
おいて黒下地の塗膜の色相(H)がP、RP、R領域で
は彩度(C)が5.0以上、色相(H)がYR、Y領域
では彩度(C)が2.5以上、色相(H)がGY、G、
BG領域では彩度(C)が3.0以上、色相(H)が
B、PB領域では彩度(C)が7.3以上である薄片状
粉体である。
は、高い彩度の干渉光を有するものであり、この干渉光
の彩度は、(A)成分である薄片状粉体をニトロセルロ
ースと、粉体:ニトロセルロース=1:15(質量比)
の割合で均一に混合し、白黒下地のカラーマッチングペ
ーパー上に0.101mmの塗膜とした時の光学特性
が、マンセル表色系において黒下地の塗膜の色相(H)
がP、RP、R領域では彩度(C)が5.0以上である
が、好ましくは5.3以上である。また、色相(H)が
YR、Y領域では彩度(C)が2.5以上であるが、好
ましくは2.8以上である。また、色相(H)がGY、
G、BG領域では彩度(C)が3.0以上であるが、好
ましくは3.5以上である。さらに、色相(H)がB、
PB領域では彩度(C)が7.3以上であるが、好まし
くは7.5以上である。本発明においては、(A)成分
である薄片状粉体が1種又は2種以上選択され用いられ
る。
び彩度を測定する際に、黒下地上の塗膜の色相及び彩度
を測定する理由は、高彩度の前記(A)成分である薄片
状粉体において生起される干渉光の色調を効率よく測定
するためである。
片状粉体の色相及び彩度を測定するのに測色機として、
ミノルタ株式会社製のCM1000(登録商標)で測定
し、その測定値として求められたもので条件付けを行っ
ている。
(A)成分である薄片状粉体の前記条件を満たす色相及
び彩度は、主として入射光の一部に位相差を付与して再
合成し、特定波長領域の光成分を干渉により強調して入
射光とは異なる色調の着色光を生起させ、前記生起され
た着色光によって付与されていることが好適である。
数値より低いと充分な発色を行うことができず、特定形
状の粉末と併用してもその化粧料は仕上がりに鮮やかさ
がなくなってしまう。また、角度によらない色調の見え
方、自然な透明感、肌の欠点補正効果の点でも満足する
ものが得られない。
の具体的構造は、上記特定の干渉光の彩度を有する薄片
状の粉体であればよく、特に限定されないが、雲母、合
成マイカ、酸化チタン、酸化ケイ素(シリカ)、酸化ア
ルミニウム(アルミナ)及びオキシ塩化ビスマスからな
る群より選ばれた1種または2種以上によって構成され
た薄片状粉体であることが好ましい。さらに好ましく
は、薄片状粉末からなる母粉末に金属酸化物が被覆され
た薄片状粉体である。
る母粉末に金属酸化物が被覆された薄片状粉体を構成し
母粉末となる薄片状粉末としては、例えば雲母、合成マ
イカ(合成フッ素金雲母等)、板状酸化ケイ素(シリ
カ)、板状酸化アルミニウム(アルミナ)、板状硫酸バ
リウム、板状酸化チタン、オキシ塩化ビスマス等が挙げ
られ、これらの1種又は2種以上を選択して使用するこ
とができる。これらの中で、特に雲母、合成マイカ(合
成フッ素金雲母等)、板状酸化ケイ素(シリカ)、板状
酸化アルミニウム(アルミナ)が好ましい。
からなる母粉末に金属酸化物が被覆された薄片状粉体を
構成する金属酸化物としては、酸化チタン、オキシ塩化
ビスマス、酸化ケイ素(シリカ)、酸化アルミニウム
(アルミナ)、酸化亜鉛等が挙げられ、これらの1種又
は2種以上を選択して使用することができ、特に酸化チ
タン及び/又は酸化ケイ素(シリカ)が好ましい。
薄片状粉体は、母粉末として、雲母、合成マイカ(合成
フッ素金雲母等)、板状酸化ケイ素(シリカ)、板状酸
化アルミニウム(アルミナ)、板状硫酸バリウム、板状
酸化チタン及びオキシ塩化ビスマスの中から選択される
1種の薄片状粉末を使用し、前記母粉末上に酸化チタ
ン、オキシ塩化ビスマス、酸化ケイ素(シリカ)、酸化
アルミニウム(アルミナ)及び酸化亜鉛のいずれか2種
以上の金属酸化物を被覆して3層以上の層状構造を為し
ていることが好適である。
よって、高彩度の粉体に入射する白色光に対して多重の
干渉を生起させることができるため、各層の厚さを調整
することによって色調を調整することができ、かつ高彩
度の干渉光を得ることが可能なのである。
度を有する薄片状粉体が、雲母または合成マイカに、酸
化チタン及び酸化ケイ素(シリカ)が層状構造をとって
被覆された層状薄片状粉体であることが好ましい。
成分である薄片状粉体としては、雲母又は合成マイカを
母粉末とし、酸化チタンが被覆され、さらにその上に少
なくとも一層の酸化ケイ素(シリカ)及び少なくとも一
層の酸化チタンが交互に層状構造をとって被覆された層
状薄片状粉体であることが好ましい。
成マイカを母粉末とし、酸化チタン、酸化ケイ素(シリ
カ)、酸化チタンの順で交互に層状構造をとって被覆さ
れた4層状薄片状粉体であると、従来の雲母チタンと変
らない使用感や、光、熱、化粧料成分に対して安定性を
もつ上、非常に彩度の高い干渉光を得ることができるた
め好適である。
体の粒子径は、平均粒子径1〜60μmであり、好まし
くは5〜30μmである。1μm未満では干渉光が弱く
なり、特定の体質顔料との相乗的な発色効果が減少し、
60μmを超えるとぎらつきなどの正反射の光沢が強く
なり過ぎて、特定の体質顔料によるどのような角度でも
見られていた発色効果が見られない。
用いられる薄片状粉末からなる母粉末に金属酸化物が被
覆された薄片状粉体は、前記母粉末を通常の方法に従っ
て金属酸化物粒子で被覆する方法で調製されるが、市販
品を用いることが可能である。市販品としては、例え
ば、チミロンスプレンディド(登録商標;以下記載省
略)ゴールド(Timiron Splendid Gold)、チミロンス
プレンディドブルー(Timiron Splendid Blue)、チミ
ロンスプレンディドレッド(Timiron Splendid Red)、
チミロンスプレンディドグリーン(Timiron Splendid G
reen)(いずれもMERCK社製)等が挙げられる。
薄片状粉体は、発明の効果を損なわない範囲で、通常の
化粧料顔料に用いられる処理剤、例えばシリコーン、金
属石鹸、フッ素化合物等で表面処理したものを用いるこ
ともできる。
る薄片状粉体の含有量は、メーキャップ化粧料全量中
0.1〜50質量%である。好ましくは、0.5〜20
質量%である。含有量が0.1質量%未満では、発明の
効果が充分に得られない。一方、50質量%を超える
と、(A)成分の干渉色が強すぎて逆に化粧効果を損な
う場合があり好ましくない。
分について詳述する。本発明における(B)成分は、粉
末粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/1〜1/
40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が1/2以
下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15の粉末であ
る。
径)は1/1〜1/40であるが、好ましくは1/1〜
1/10である。また、厚さと長径の比(厚さ/長径)
は1/2以下であるが、好ましくは1/5以下である。
なお、下限は存在するもの、存在し得るものあるいは合
成可能のものであれば効果の点からは特に限定されない
が、1/100程度である。また、屈折率は1.60〜
2.15であるが、好ましくは1.60〜2.00であ
る。
長くなると、塗布時ののび等の使用性が劣るようにな
る。また、厚さ/長径が1/2を超えて厚くなると、セ
ット感が悪くなり使用性が劣るようになる。また、屈折
率が1.60より低くなると、充分な化粧効果が得られ
ず、2.15より高くなると、透明性が失われ、化粧後
の仕上がりが不自然になる。
記特定形状及び屈折率を有するものであればよく、特に
限定されず、一般に化粧料に用いられる粉末の中から選
ぶことができるが、体質顔料が好ましい。体質顔料とし
ては、例えば、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム
(アルミナ)、硫酸バリウム、窒化ホウ素、酸化亜鉛、
オキシ塩化ビスマス等が挙げられ、これらの1種又は2
種以上を選択して使用することができる。これらのう
ち、特に硫酸バリウム、酸化アルミニウム(アルミ
ナ)、窒化ホウ素からなる群から選ばれる1種または2
種以上であることが好ましく、特に硫酸バリウムが好ま
しい。
子径(粒径とも記載し、粉末を球と仮定した場合の粒子
径である。)は、平均粒子径で0.1〜40μmが好ま
しい。粒子径が上記範囲を外れると本発明の効果が充分
に得られなくなる。
粉末は、発明の効果を損なわない範囲で、通常の化粧料
顔料に用いられる処理剤、例えばシリコーン、金属石
鹸、フッ素化合物等で表面処理したものを用いることも
できる。
る粉末の含有量は、メーキャップ化粧料全量中0.1〜
50質量%である。好ましくは、0.5〜30質量%で
ある。含有量が、0.1質量%未満では、本発明の効果
が充分に得られない。一方、50質量%を超えると、使
用性を損なう等の問題が生じる場合があり、好ましくな
い。
分の含有割合が質量比で(A):(B)=1:50〜5
0:1(以下、単に比率で示すが、全て質量比であ
る。)であることが好ましい。さらに好ましくは、1:
15〜15:1である。(A)が過剰な場合、「肌のぎ
らつき感」や「肌の凹凸」が目立ちやすくなる。また
(B)が過剰な場合自然な透明感が得られない傾向にあ
る。また、(A)成分と(B)成分の総和の含有量がメ
ーキャップ化粧料全量中0.2〜70質量%であること
が好ましい。さらに好ましくは、0.2〜70質量%で
ある。(A)、(B)の総和の含有量が0.2質量%未
満の場合には発明の効果が充分得ることができず、逆に
70質量%を超える場合ではのびが重くなるといった使
用感触の低下や「不自然な厚づき感」が目立つといった
傾向が見られる。
分に加え必要に応じて水、本発明に係る粉体又は粉末以
外の粉体又は粉末、油分、界面活性剤、低級アルコー
ル、多価アルコール、保湿剤、防腐剤、高分子、酸化防
止剤、紫外線防御剤、香料、各種薬剤等を本発明の所期
の効果を損なわない質的、量的範囲で配合することが可
能である。
は粉末以外の粉体又は粉末としては、通常化粧料におい
て用いられる粉末を挙げることができる。例えば、タル
ク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、
黒雲母、金雲母、合成雲母(合成マイカ)、パーミキュ
ライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ
酸マグネシウム、タングステン酸金属塩、マグネシウ
ム、酸化ケイ素(シリカ)、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム、焼セッコウ、リン酸カルシウ
ム、フッ素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミ
ックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム等)の無機
粉末;
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レン−アクリル酸共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン
樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末
等の有機粉末;酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色系顔
料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔
料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等
の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、カーボン、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;
シ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、着色酸化チタ
ン被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔
料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属
粉末顔料;赤色202号、赤色205号、赤色220
号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色
204号、黄色205号、黄色401号、青色404号
等の有機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色227
号、赤色401号、橙色205号、黄色4号、黄色20
2号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウ
ム、アルミニウムレーキ等の有機顔料;クロロフィル、
β−カロチン等の天然色素が挙げられる。
化粧料を使用した時の化粧もちがよくなり、化粧崩れし
ない効果がでてくるので併用することが好ましい。
る油分としては、通常化粧料において用いられる油分を
挙げることができる。例えば、液体油脂として、アボガ
ド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ミンク油、オリ
ーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、トリグリセリン、トリオ
クタン酸グリセリン等;固体油脂として、ヤシ油、硬化
ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、モクロウ、硬化ヒマシ
油等;ロウとして、ミツロウ、キャンデリラロウ、カル
ナウバロウ、イボタロウ、鯨ロウ、ラノリン、還元ラノ
リン等、炭化水素として、流動パラフィン、スクワラ
ン、パラフィン、セレシン、ワセリン、スクワレン、マ
イクロクリスタリンワックス等;
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイ
ン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸等;高級アルコールとし
て、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリ
ルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコー
ル、モノステアリルグリセロールエーテル、モノパルミ
チルグリセロールエーテル、コレステロール、フィトス
テロール、イソステアリルアルコール等;
ピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル、ジオクタ
ン酸エチレングリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、
トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペ
ンタエリトリット、トリオクタン酸グリセリン、トリイ
ソステアリン酸グリセリン、酢酸エチル、酢酸ブチル、
酢酸アミル等;
ン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、3次元網目
構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム等
が挙げられるが、上記の油分に限定されるものではな
い。またこれら油分は、本発明のメーキャップ化粧料に
おいて1種あるいは2種以上を任意に選択して用いるこ
とができる。
通常化粧料に配合されうる界面活性剤を、そのイオン性
の有無に関わらず用いることができる。具体的には、ア
ニオン界面活性剤として例えば、セッケン用素地、ラウ
リン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナ
トリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレン(以下、POEと示す)ラウリル硫酸トリエタ
ノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラ
ウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシ
ン酸、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム等の高
級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEステアリルエーテ
ルリン酸塩等のリン酸エステル塩、
トリウム等のスルホコハク酸塩、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、
N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム等のN−ア
シルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸
ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロ
ート油等の硫酸化塩、POEアルキルエーテルカルボン
酸塩、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α
−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホ
ン酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸ア
ルキロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタ
ノールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルア
スパラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリ
ウム等が挙げられる。
テアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチ
ルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウム等のジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化セチ
ルピリジウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル四
級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリ
ホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
シル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチ
ル)−2−イミダゾリンナトリウム等のイミダゾリン系
両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
等のベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
ば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセス
キオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル、モノステ
アリン酸グリセリン等のグリセリンポリグリセリン脂肪
酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
ば、POEソルビタンモノステアレート等のPOEソル
ビタン脂肪酸エステル類、POEソルビットモノオレエ
ート等のPOEソルビット脂肪酸エステル、POEグリ
セリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEステアリルエーテル、POEコレ
スタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル、PO
Eノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニル
エーテル、プルロニック等のプルアロニック型類、PO
E・ポリオキシプロピレン(以下、POPと略する)セ
チルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル、テ
トロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジ
アミン縮合体、
POEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEミツロウ・
ラノリン誘導体、アルカノールアミド、POEプロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミン、
POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、POEノ
ニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキ
シジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等が挙
げられるが、上記の界面活性剤に限定されるものではな
い。また、これら界面活性剤は、本発明メーキャップ化
粧料において1種あるいは2種以上を任意に選択して配
合することができる。
態は特に限定されず、例えば化粧下地、ファンデーショ
ン、白粉、頬紅、口紅、マスカラ、アイシャドー、アイ
ライナー等の形態を取り得る。
る。配合量は質量%である。実施例の説明に先立ち本発
明で用いた効果試験方法について説明する。
度によらない色調の見え方、自然な透明感、肌の欠点
(肌の凹凸、毛穴目立ち等)補正効果の評価項目それぞ
れについて、20名の専門パネルによる使用テストを行
い、下記の評価点基準に基づいて各人がつけた評価点を
合計した。
ース(武蔵塗料社製)と、粉体/ニトセルロース=1/
15(質量比)の割合で均一に攪拌混合し、白黒下地の
カラーマッチングペーパーに0.101mmの塗膜を作
成する。黒下地部の塗膜をCM−1000 (ミノルタ
株式会社製)の測色機にて測定し、マンセル表色系の色
相(H)、明度(V)、彩度(C)を算出する。結果を
表1に示す。
す処方のパウダリーファンデーションを、表2に示す1
〜12を攪拌混合した後、均一に加熱混合した13〜2
0を加えて混合した。得られた混合物を粉砕して、容器
に成型することにより調製した。なお、表中、緑色干渉
系パール剤Aはチミロンスプレンディドグリーン(Timi
ron Splendid Green)(MERCK社製)で、緑色干渉
系パール剤Bはチミロンスーパーグリーン(Timiron Su
per Green)(MERCK社製)である。また、硫酸バ
リウムAは、短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/1
0、屈折率1.64、平均粒径10μmであり、硫酸バ
リウムBは、短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/
1、屈折率1.64、平均粒径100μmである。ま
た、マイカは、短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/
10、屈折率1.59、平均粒径10μmである。な
お、酸化チタンの屈折率は2.52のルチル型のものを
用いた。
験評価結果を表3に示す。
分である緑色干渉系パール剤A及び(B)成分である硫
酸バリウムAを配合した実施例1及び2は、干渉光によ
る鮮やかな発色、角度によらない色調の見え方、自然な
透明感、肌の欠点補正効果それぞれいずれも優れた効果
を得ることができた。
ウムAが配合されない場合(比較例1)は、自然な透明
感、肌の欠点補正効果に劣り、また、本発明の(A)成
分である緑色干渉系パール剤Aが配合されない場合(比
較例2)は全てに劣り、さらに、本発明の(B)成分で
ある硫酸バリウムAに替えて屈折率が適当でない(屈折
率=1.59)マイカを配合した場合(比較例3)は、
角度によらない色調の見え方、自然な透明感、肌の欠点
補正効果に劣り、また、本発明の(B)成分である硫酸
バリウムAに替えて同じく屈折率が適当でない(屈折率
=2.52)酸化チタンを配合した場合(比較例4)も
比較例3と同様、角度によらない色調の見え方、自然な
透明感、肌の欠点補正効果に劣り、いずれの場合も本発
明の効果を発揮し得ないことが分かる。
リーファンデーションを、表4に示す1〜11を攪拌混
合した後、均一に加熱混合した12〜19を加えて混合
した。得られた混合物を粉砕して、容器に成型すること
により調製した。なお、表中、金色干渉系パール剤はチ
ミロンスプレンディドゴールド(Timiron Splendid Gol
d)(MERCK社製)で、青色干渉系パール剤はチミ
ロンスプレンディドブルー(Timiron Splendid Blue)
(MERCK社製)で、赤色干渉系パール剤はチミロン
スプレンディドレッド(Timiron Splendid Red)(ME
RCK社製)である。また、硫酸バリウムAは、短径/
長径=1/1、厚さ/長径=1/10、屈折率1.6
4、平均粒径10μmである。
5に示す。
分である金色干渉系パール剤及び(B)成分である硫酸
バリウムAを配合したパウダリーファンデーション(実
施例3及び6)、青色干渉系パール剤及び硫酸バリウム
Aを配合したパウダリーファンデーション(実施例4及
び7)、赤色干渉系パール剤及び硫酸バリウムAを配合
したパウダリーファンデーション(実施例5及び8)
は、干渉光による鮮やかな発色、角度によらない色調の
見え方、自然な透明感、肌の欠点補正効果それぞれいず
れも優れた効果を得ることができた。
ップ化粧料を実施例として示す。なお、上記の使用官能
試験をこれらメーキャップ化粧料において行ったとこ
ろ、いずれの実施例の本発明メーキャップ化粧料におい
ても優れたものであった。
へ、13〜20の各成分を混合したものを加えて攪拌混
合し、さらに粉砕したものを容器に成型して、固型パウ
ダリーファンデーションを得た。
8を加えて混合したものに、混合粉砕した9〜15を加
えて分散する。これに加熱溶解した16〜25を加えて
均一に乳化することにより、水中油型乳化化粧料を得
た。
へ、1〜7の各成分を混合粉砕したものを加えて分散さ
せた。次に均一に混合溶解させた8〜9を加えて乳化
し、容器に充填して油中水型乳化化粧料を得た。
に混合した12〜16を加えて混合して粉砕し、中皿へ
成型して白粉を得た。
9〜13の各成分を混合したものを加えて攪拌混合し、
中皿に成型してアイシャドーを得た。
させ、これに均一溶解した10と14を加えて十分に攪
拌する。別に加熱溶解させておいた1〜9に、これを加
えて十分攪拌し、さらに15〜20を加えて分散攪拌
し、その後容器に充填して油性スティックを得た。
へ、13〜20の各成分を混合したものを加えて攪拌混
合し、さらに粉砕したものを容器に成型して、固型パウ
ダリーファンデーションを得た。
へ、13〜20の各成分を混合したものを加えて攪拌混
合し、さらに粉砕したものを容器に成型して、固型パウ
ダリーファンデーションを得た。
彩度の高い干渉光を有する薄片状粉体と特定の形状と屈
折率をもつ粉末とを同時に配合したので、充分な発色・
光沢、特にどのような角度からも干渉光による鮮やかな
色調が見られる肌への仕上りというメーキャップ性やフ
ァッション性を有しつつ、自然な透明感とシミ・ソバカ
ス・くすみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌
の欠点を補正する効果をもつメーキャップ化粧料が得ら
れる。
Claims (13)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B)を含有するこ
とを特徴とするメーキャップ化粧料。 (A)干渉色を有する平均粒子径1〜60μmの薄片状
粉体であって、この粉体をニトロセルロースと、粉体:
ニトロセルロース=1:15(質量比)の割合で混合
し、白黒下地のカラーマッチングペーパーに0.101
mmの膜厚で塗布した時の塗膜の光学特性が、マンセル
表色系において黒下地の塗膜の色相(H)がP、RP、
R領域では彩度(C)が5.0以上、色相(H)がY
R、Y領域では彩度(C)が2.5以上、色相(H)が
GY、G、BG領域では彩度(C)が3.0以上、色相
(H)がB、PB領域では彩度(C)が7.3以上であ
る薄片状粉体をメーキャップ化粧料全量中0.1〜50
質量%。 (B)粉末粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/
1〜1/40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が
1/2以下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15で
ある粉末をメーキャップ化粧料全量中0.1〜50質量
%。 - 【請求項2】 (A)成分である薄片状粉体が、雲母、
合成マイカ、酸化チタン、酸化ケイ素(シリカ)、酸化
アルミニウム(アルミナ)及びオキシ塩化ビスマスから
なる群より選ばれた1種または2種以上によって構成さ
れた薄片状粉体である請求項1記載のメーキャップ化粧
料。 - 【請求項3】 (A)成分である薄片状粉体が、薄片状
粉末からなる母粉末に金属酸化物が被覆された薄片状粉
体である請求項1記載のメーキャップ化粧料。 - 【請求項4】 薄片状粉末からなる母粉末が、雲母、合
成マイカ、板状酸化ケイ素(シリカ)及び板状酸化アル
ミニウム(アルミナ)からなる群より選ばれた1種また
は2種以上である請求項3記載のメーキャップ化粧料。 - 【請求項5】 金属酸化物が、酸化チタン、酸化ケイ素
(シリカ)、酸化亜鉛、酸化アルミニウム(アルミナ)
及びオキシ塩化ビスマスからなる群より選ばれた1種ま
たは2種以上である請求項3または4記載のメーキャッ
プ化粧料。 - 【請求項6】 金属酸化物が、酸化チタン及び/又は酸
化ケイ素(シリカ)である請求項3乃至5のいずれか一
項に記載のメーキャップ化粧料。 - 【請求項7】 (A)成分である薄片状粉体が、雲母、
合成マイカ、板状酸化チタン、板状酸化ケイ素(シリ
カ)、板状酸化アルミニウム(アルミナ)、板状硫酸バ
リウム及びオキシ塩化ビスマスからなる群より選ばれた
1種の薄片状粉末を母粉末とし、前記母粉末上に酸化チ
タン、酸化ケイ素(シリカ)、酸化亜鉛、酸化アルミニ
ウム(アルミナ)及びオキシ塩化ビスマスからなる群よ
り選ばれた2種以上の金属酸化物が被覆された3層以上
の層状構造からなる薄片状粉体である請求項1記載のメ
ーキャップ化粧料。 - 【請求項8】 (A)成分である薄片状粉体が、雲母又
は合成マイカを母粉末とし、その上に酸化チタン及び酸
化ケイ素(シリカ)が層状構造をとって被覆された層状
薄片状粉体である請求項1記載のメーキャップ化粧料。 - 【請求項9】 層状薄片状粉体が、雲母又は合成マイカ
を母粉末とし、その上に酸化チタンが被覆され、さらに
その上に少なくとも一層の酸化ケイ素(シリカ)及び少
なくとも一層の酸化チタンが交互に層状構造をとって被
覆された層状薄片状粉体である請求項8記載のメーキャ
ップ化粧料。 - 【請求項10】 層状薄片状粉体が、雲母又は合成マイ
カを母粉末とし、酸化チタン、酸化ケイ素(シリカ)、
酸化チタンの順で交互に層状構造をとって被覆された4
層状薄片状粉体である請求項8または9記載のメーキャ
ップ化粧料。 - 【請求項11】 (B)成分である粉末が、体質顔料で
ある請求項1乃至10のいずれか一項に記載のメーキャ
ップ化粧料。 - 【請求項12】 体質顔料が、窒化ホウ素、硫酸バリウ
ム及び酸化アルミニウム(アルミナ)からなる群より選
ばれた1種または2種以上である請求項11記載のメー
キャップ化粧料。 - 【請求項13】 (A)成分と(B)成分の含有割合が
質量比で(A):(B)=1:50〜50:1であり、
(A)成分と(B)成分の総和の含有量がメーキャップ
化粧料全量中0.2〜70質量%である請求項1乃至1
2のいずれか一項に記載のメーキャップ化粧料。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004175696A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Kanebo Ltd | ファンデーション |
JP2005350407A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | P & P F:Kk | くすみ改善用皮膚外用剤 |
JP2008230997A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 化粧料 |
KR101212905B1 (ko) * | 2005-11-11 | 2012-12-14 | (주)아모레퍼시픽 | 간섭색 안료를 함유하는 메이크업 화장료 조성물 및 그의제조방법 |
JP2014005255A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Sakai Chem Ind Co Ltd | 化粧料 |
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JP2018048088A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 株式会社シービック | 肌色補正用化粧料組成物 |
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2000
- 2000-11-15 JP JP2000348059A patent/JP4068800B2/ja not_active Expired - Lifetime
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