JP2002154929A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

メーキャップ化粧料

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JP2002154929A
JP2002154929A JP2000348092A JP2000348092A JP2002154929A JP 2002154929 A JP2002154929 A JP 2002154929A JP 2000348092 A JP2000348092 A JP 2000348092A JP 2000348092 A JP2000348092 A JP 2000348092A JP 2002154929 A JP2002154929 A JP 2002154929A
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coated
mica
makeup cosmetic
titanium
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Application number
JP2000348092A
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Inventor
Daisuke Aso
大輔 阿曽
Katsumoto Ogawa
克基 小川
Sadashige Takada
定樹 高田
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れたシミ・ソバカス・くすみ等の色ムラや
毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌の欠点を補正する効果を
もち、自然な透明感と充分な発色・光沢のある肌への仕
上りが得られる、のびが軽く、肌への密着性(フィット
感)がある優れた使用性のメーキャップ化粧料を提供す
ること。 【解決手段】 次の(A)と(B)とを含有し、その含
有比(質量比)(A)/(B)が1/20〜10/1で
あり、かつ(A)と(B)とを合わせた含有量が化粧料
全量中1〜25質量%であることを特徴とするメーキャ
ップ化粧料。 (A)薄片状粉末の表面上に球状粉末を被覆せしめた複
合粉末及び/又は真珠光沢顔料の表面上に有色顔料を被
覆せしめた複合粉末。 (B)粉末粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/
1〜1/40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が
1/2以下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15で
ある薄片状粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメーキャップ化粧料
に関する。さらに詳しくは、優れたシミ・ソバカス・く
すみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌の欠点
を補正する効果をもち、自然な透明感と充分な発色・光
沢のある肌への仕上りが得られる、のびが軽く、肌への
密着性(フィット感)がある優れた使用性のメーキャッ
プ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メーキャップ化粧料には、シミ・
ソバカス・くすみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸
といった欠点を補正しながら、自然な透明感と充分な発
色・光沢のある肌への仕上りといった「美的」機能が求
められている。
【0003】従来、メーキャップ化粧料に光沢を付与す
るために、雲母や合成マイカに酸化チタンを被覆した雲
母チタン(パール顔料)が用いられてきた。これらのパ
ール顔料は干渉光を有するものもあり、微妙な発色と光
沢のある仕上りを得てきた。しかしながら、従来の雲母
チタンでは、「肌のぎらつき感」といった不自然な仕上
がりになることが多く、特に、つやを上げるためにパー
ル顔料の配合量を増やすと、ぎらつき感が強くなり、て
かりが生じ実際の肌とは全く異質な仕上がりとなる。そ
のためメーキャップ製品愛用者の強い要望に答えること
は出来なかった。
【0004】また、シミ、ソバカス、くすみ等の色ムラ
等の肌の欠点を目立たなくさせるために、パール顔料が
特定の波長の光に対するフィルター効果を有しているこ
とを利用して配合されている。そして、濃色部分の調整
を自然な色に見せるために酸化鉄等の着色顔料が併用さ
れている。しかしながら、パール顔料の使用により毛穴
等の凹凸が目立つようになったり、併用される着色顔料
が屈折率が高く、透明感に欠けるため、不自然な感じの
化粧肌になり、素肌っぽい自然な仕上がりが得られな
い。
【0005】以上のように、従来のメーキャップ化粧料
は、近年のメーキャップ化粧料に要求されている「美
的」機能を充分満足するものではなかった。
【0006】また、メーキャップ化粧料が求める「感覚
的」な面においては、前記の体質顔料以外に、球状粉末
の配合によって、塗布時の使用性や塗布後の滑沢性を向
上させている。しかし球状粉末の配合量を多くすると塗
布時の上滑り感が大きくなりフィット感が低下するとい
った欠点が生じる傾向にある。
【0007】以上のように、従来のメーキャップ化粧料
は、のびが軽く、肌への密着性(フィット感)があると
いった「感覚的」機能を充分満足させるものではなかっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、優れたシミ・ソバカ
ス・くすみ等の色ムラや毛穴、しわ等の肌の凹凸等の肌
の欠点を補正する効果をもち、自然な透明感と充分な発
色・光沢のある肌への仕上りが得られる、のびが軽く、
肌への密着性(フィット感)がある優れた使用性のメー
キャップ化粧料を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、特定の複合粉末
と特定の形状および屈折率を有する粉末とを併用するこ
とにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明は、次の(A)と(B)
とを含有し、その含有比(質量比)(A)/(B)が1
/20〜10/1であり、かつ(A)と(B)とを合わ
せた含有量が化粧料全量中1〜25質量%であることを
特徴とするメーキャップ化粧料。 (A)薄片状粉末の表面上に球状粉末を被覆せしめた複
合粉末及び/又は真珠光沢顔料の表面上に有色顔料を被
覆せしめた複合粉末。 (B)粉末粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/
1〜1/40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が
1/2以下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15で
ある薄片状粉末。
【0011】前記(A)である薄片状粉末の表面上に球
状粉末を被覆せしめた複合粉末は、薄片状粉末と球状粉
末から構成され、その薄片状粉末は、板状粉末、雲母チ
タン及び有色顔料被覆真珠光沢顔料からなる群より選ば
れた1種または2種以上であることが好ましい。
【0012】前記板状粉末は、マイカ、タルク、カオリ
ン、合成マイカ、合成タルク、魚鱗箔及びオキシ塩化ビ
スマスからなる群より選ばれた1種または2種以上であ
ることが好ましい。
【0013】前記有色顔料被覆真珠光沢顔料は、真珠光
沢顔料と有色顔料から構成され、その真珠光沢顔料は雲
母チタンであり、また有色顔料は金属酸化物の1種また
は2種以上であることが好ましい。
【0014】前記金属酸化物は、酸化鉄、有色酸化チタ
ン又はこれらを主成分とする化合物であることが好まし
く、前記有色酸化チタンは、低次酸化チタンであること
が好ましい。
【0015】好ましい前記有色顔料被覆真珠光沢顔料
は、酸化鉄被覆雲母チタン及び/又は低次酸化チタン被
覆雲母チタンである。
【0016】また、前記(A)である薄片状粉末の表面
上に球状粉末を被覆せしめた複合粉末を構成する球状粉
末は、有機の高分子からなる球状粉末であることが好ま
しく、例えばアクリル系高分子、ナイロン、スチレン系
高分子、シリコーン及びそれらの共重合体からなる群よ
り選ばれた1種または2種以上が好適な例として挙げら
れる。
【0017】また、前記(A)である薄片状粉末の表面
上に球状粉末を被覆せしめた複合粉末を構成する球状粉
末と薄片状粉末の組成比(質量比)は、球状粉末/薄片
状粉末=80/20〜20/80であることが好まし
い。
【0018】前記(A)である真珠光沢顔料の表面上に
有色顔料を被覆せしめた複合粉末は、真珠光沢顔料と有
色顔料とから構成され、その真珠光沢顔料は雲母チタン
であり、また有色顔料は金属酸化物の1種または2種以
上であることが好ましい。
【0019】前記金属酸化物は、酸化鉄、有色酸化チタ
ン又はこれらを主成分とする化合物であることが好まし
く、前記有色酸化チタンは、低次酸化チタンであること
が好ましい。
【0020】好ましい前記真珠光沢顔料の表面上に有色
顔料を被覆せしめた複合粉末は、酸化鉄被覆雲母チタン
及び/又は低次酸化チタン被覆雲母チタンである。
【0021】さらに、本発明では、前記(B)である薄
片状粉末は、体質顔料であり、特に窒化ホウ素、硫酸バ
リウム及びアルミナからなる群より選ばれた1種または
2種以上であることが好ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0023】1.複合粉末(A)について。 本発明に配合される複合粉末(A)は、薄片状粉末の表
面上に球状粉末を被覆せしめた複合粉末及び/又は真珠
光沢顔料の表面上に有色顔料を被覆せしめた複合粉末で
ある。
【0024】まず、薄片状粉末の表面上に球状粉末を被
覆せしめた複合粉末(以下、複合粉末1という。)につ
いて詳述する。
【0025】複合粉末1は、薄片状粉末と球状粉末とか
ら構成され、その薄片状粉末は、一般に化粧料に用いら
れるものでよいが、板状粉末、雲母チタン及び有色顔料
被覆真珠光沢顔料からなる群より選ばれた1種または2
種以上であることが好ましい。
【0026】前記板状粉末としては、例えばマイカ、セ
リサイト、タルク、カオリン、アルミナ、硫酸バリウ
ム、窒化ホウ素、N−アシル化リジン、合成マイカ、合
成タルク、酸化亜鉛、シリカ、魚鱗箔、オキシ塩化ビス
マス等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を選択し
て用いられる。
【0027】上記板状粉末中、マイカ、タルク、カオリ
ン、合成マイカ、合成タルク、魚鱗箔、オキシ塩化ビス
マスが、使用感触及び肌への密着性において特に好まし
い。
【0028】前記雲母チタンは酸化チタンが被覆された
雲母であり、パール剤として一般的である。
【0029】前記有色顔料被覆真珠光沢顔料は、真珠光
沢顔料と有色顔料とから構成され、その真珠光沢顔料
は、一般に化粧料に用いられるものでよく、例えば、低
次酸化チタン被覆雲母チタン、魚鱗箔などが挙げられ、
これらを1種又は2種以上を選択して用いられる。これ
らのうち特に雲母チタンであることが好ましい。
【0030】有色顔料被覆真珠光沢顔料を構成する有色
顔料は一般に化粧料に配合されるものでよく、例えば、
金属酸化物、群青等が挙げられる。これらを1種又は2
種以上を選択して用いられる。これらのうち金属酸化物
が好ましい。金属酸化物の例としては、酸化鉄、有色酸
化チタン又はこれらを主成分とする化合物が挙げられ
る。有色酸化チタンの好ましい例としては低次酸化チタ
ンが挙げられる。これらの有色顔料のうち、酸化鉄、低
次酸化チタンが最も好ましい。
【0031】有色顔料被覆真珠光沢顔料の有色顔料と真
珠光沢顔料の組成比(質量比)は任意に選択できるが、
一般的には有色顔料/真珠光沢顔料=0.5/99.5
〜10/90(以下、単に比率で示すが、全て質量比で
ある。)の範囲である。この範囲で優れた効果が得られ
る。さらに好ましい範囲は、1/99〜3/97であ
る。
【0032】前記有色顔料被覆真珠光沢顔料は、上記有
色顔料と上記真珠光沢顔料とから従来公知の方法によっ
て製造することができる。酸化鉄被覆雲母チタンの場合
を例にとれば、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、
硫酸第二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄、シュウ酸第一
鉄、シュウ酸第二鉄アンモニウム、硫酸第二鉄アンモニ
ウム、リン酸第二鉄、クエン酸第二鉄、乳酸第一鉄、フ
マル酸鉄などの無機、有機鉄化合物の水溶液中に前記方
法にて合成した雲母チタンを添加した後、該雲母チタン
分散鉄化合物の水溶液を一旦苛性ソーダ、苛性カリ、ア
ンモニア水などのアルカリを用いてpH5.6〜7.
0、好ましくはpH6.0〜6.5の範囲に調整して鉄
化合物の一部を中和分解させ、含水酸化鉄の超微粒子を
雲母チタン粒子表面に析出させる。次に、この超微粒子
含水酸化鉄被覆雲母チタンを分散させた鉄化合物水溶液
を加温して50〜100℃、好ましくは80℃以上に昇
温させた後、苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア水など
のアルカリ水溶液を添加してpHを8.0〜9.5に保
ち、鉄化合物を完全に中和分解させて、これを150℃
以上、好ましくは400℃以上で焼成することによっ
て、先に雲母チタン粒子表面に析出させた超微粒子酸化
鉄を核とする微粒子酸化鉄被覆雲母チタンを製造するこ
とができる。
【0033】本発明の有色顔料被覆真珠光沢顔料の例を
挙げるならば、酸化鉄被覆雲母チタン及び/又は低次酸
化チタン被覆雲母チタンである。
【0034】本発明においては、有色顔料被覆真珠光沢
顔料を1種又は2種以上を選択して配合できる。また、
後記の複合粉末2との混合物を用いることもできる。
【0035】複合粉末1を構成する球状粉末は一般に化
粧料に配合されるものでよく、無機化合物、有機化合物
のいずれのものも用いることができ、これらの1種又は
2種以上が選択され用いられる。本発明においては、特
に有機の高分子からなる球状粉末であることが、使用感
触・肌の欠点補正効果において好ましい。有機の高分子
の好ましい例としては、アクリル系高分子、ナイロン、
スチレン系高分子、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リウレタン、セルロース、オルガノポリシロキサンエラ
ストマー等のシリコーンまたはそれらの共重合体等が挙
げられる。
【0036】これらのうち、アクリル系高分子、ナイロ
ン、スチレン系高分子、シリコーン、またはそれらの共
重合体からなる球状粉末が特に好ましい。特に好ましい
アクリル系高分子においては、アクリル酸メチル等のア
クリル酸エステル、メタクリル酸メチル等のメタクリル
酸エステル等が、また共重合体としては、アクリル酸エ
ステル・メタクリル酸エステル共重合体、これらとアク
リル酸、メタクリル酸等との共重合体、メタクリル酸メ
チル・スチレン共重合体等が挙げられる。
【0037】複合粉末1中の組成比に関して、球状粉末
/薄片状粉末が質量比で80/20〜20/80(以
下、単に比率で示すが、全て質量比である。)の範囲で
あることが好ましく、この範囲で優れた効果が得られ
る。さらに好ましい範囲は、65/35〜35/65で
ある。上記比率が80/20より球状粉末が多い場合
は、肌への密着性(フィット感)、肌の欠点補正効果、
自然な透明感、「はり」・「つや」演出効果に劣る傾向
にあり、または20/80より薄片状粉末が多くなる
と、肌上でののびの軽さ、肌の欠点補正効果、「はり」
・「つや」演出効果が劣るようになってくる。
【0038】前記複合粉末1は、薄片状粉末と球状粉末
とから従来公知の方法によって製造することができる。
例えば、薄片状粉末と球状粉末とを混合し、アルコール
水溶液中でスラリー化した後、70〜100℃でスプレ
ードライすることによって得ることができる。
【0039】次に、真珠光沢顔料の表面上に有色顔料を
被覆せしめた複合粉末(以下、複合粉末2という。)に
ついて詳述する。
【0040】複合粉末2は、真珠光沢顔料と有色顔料と
から構成され、その真珠光沢顔料は、一般に化粧料に用
いられるものでよく、例えば、低次酸化チタン被覆雲母
チタン、魚鱗箔などが挙げられ、これらを1種又は2種
以上が選択され用いられる。これらのうち特に雲母チタ
ンであることが好ましい。
【0041】複合粉末2を構成する有色顔料は一般に化
粧料に配合されるものでよく、例えば、金属酸化物、群
青等が挙げられる。これらを1種又は2種以上を選択し
て用いられる。これらのうち金属酸化物が好ましい。金
属酸化物の例としては、酸化鉄、有色酸化チタン又はこ
れらを主成分とする化合物が挙げられる。有色酸化チタ
ンの好ましい例としては低次酸化チタンが挙げられる。
これらの有色顔料のうち、酸化鉄、低次酸化チタンが最
も好ましい。
【0042】複合粉末2の有色顔料と真珠光沢顔料の組
成比(質量比)は任意に選択できるが、一般的には有色
顔料/真珠光沢顔料=0.5/99.5〜10/90
(以下、単に比率で示すが、全て質量比である。)の範
囲である。この範囲で優れた効果が得られる。さらに好
ましい範囲は、1/99〜3/97である。
【0043】前記複合粉末2は、上記有色顔料と上記真
珠光沢顔料とから従来公知の方法によって製造すること
ができる。酸化鉄被覆雲母チタンの場合を例にとれば、
塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、硝
酸第一鉄、硝酸第二鉄、シュウ酸第一鉄、シュウ酸第二
鉄アンモニウム、硫酸第二鉄アンモニウム、リン酸第二
鉄、クエン酸第二鉄、乳酸第一鉄、フマル酸鉄などの無
機、有機鉄化合物の水溶液中に前記方法にて合成した雲
母チタンを添加した後、該雲母チタン分散鉄化合物の水
溶液を一旦苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア水などの
アルカリを用いてpH5.6〜7.0、好ましくはpH
6.0〜6.5の範囲に調整して鉄化合物の一部を中和
分解させ、含水酸化鉄の超微粒子を雲母チタン粒子表面
に析出させる。次に、この超微粒子含水酸化鉄被覆雲母
チタンを分散させた鉄化合物水溶液を加温して50〜1
00℃、好ましくは80℃以上に昇温させた後、苛性ソ
ーダ、苛性カリ、アンモニア水などのアルカリ水溶液を
添加してpHを8.0〜9.5に保ち、鉄化合物を完全
に中和分解させて、これを150℃以上、好ましくは4
00℃以上で焼成することによって、先に雲母チタン粒
子表面に析出させた超微粒子酸化鉄を核とする微粒子酸
化鉄被覆雲母チタンを製造することができる。
【0044】本発明の複合粉末2の例を挙げるならば、
酸化鉄被覆雲母チタン及び/又は低次酸化チタン被覆雲
母チタンである。
【0045】本発明においては、複合粉末2を1種又は
2種以上を選択して配合できる。また、前記複合粉末1
との混合物を用いることもできる。
【0046】前記複合粉末(A)の配合量は、メーキャ
ップ化粧料全量中0.1〜20質量%が好ましく、さら
に好ましくは1〜15質量%である。
【0047】2.薄片状粉末(B)について。 次に、本発明において用いられる(B)成分である粉末
粒子の短径と長径の比(短径/長径)が1/1〜1/4
0であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が1/2以下
であり、かつ屈折率が1.60〜2.15である薄片状
粉末について詳述する。
【0048】前記粉末粒子の短径/長径が1/1〜1/
40であり、厚さと長径の比(厚さ/長径)が1/2以
下であり、かつ屈折率が1.60〜2.15である薄片
状粉末としては、通常化粧料に用いられるものでよい
が、体質顔料から選ばれることが好ましい。体質顔料と
しては、例えば、酸化マグネシウム、アルミナ、硫酸バ
リウム、窒化ホウ素、酸化亜鉛、オキシ塩化ビスマス等
が挙げられ、これらの1種又は2種以上が選択されて使
用される。これらのうち、特に硫酸バリウム、アルミナ
及び窒化ホウ素からなる群から選ばれる1種又は2種以
上であることが好ましく、中でも、硫酸バリウムが好ま
しい。
【0049】前記粉末粒子の短径/長径は、1/1〜1
/40であり、特に、1/1〜1/10が好ましい。ま
た、厚さと長径の比(厚さ/長径)は1/2以下である
が、好ましくは1/5以下である。なお、下限は存在す
るもの、存在し得るものあるいは合成可能のものであれ
ば効果の点からは特に限定されないが、1/100程度
である。また、屈折率は1.60〜2.15であり、好
ましくは1.60〜2.00であり、特に、1.60〜
1.70が好ましい。
【0050】上記短径と長径の比が1/40より長径が
長くなると、肌への密着性(フィット感)、肌の欠点補
正効果、自然な透明感、「はり」・「つや」演出効果が
劣るようになる。また、厚さ/長径が1/2を超えて厚
くなると、肌への密着性(フィット感)、肌の欠点補正
効果、自然な透明感、「はり」・「つや」演出効果が劣
るようになる。また、屈折率が1.60より低くなる
と、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」・「つ
や」演出効果が劣るようになり、2.15より高くなる
と、肌への密着性(フィット感)、肌の欠点補正効果、
自然な透明感、「はり」・「つや」演出効果が劣るよう
になる。
【0051】本発明で用いられる前記(B)成分である
薄片状粉末は、発明の効果を損なわない範囲で、通常の
化粧料顔料に用いられる処理剤、例えばシリコーン、金
属石鹸、フッ素化合物等で表面処理したものを用いるこ
ともできる。
【0052】また、前記(B)成分である薄片状粉末の
配合量は、メーキャップ化粧料全量中0.1〜90質量
%が好ましい。
【0053】3.成分(A)、(B)の含有比、含有量
について。 さらに、本発明においては、前記成分(A)、(B)の
含有比(質量比)が、(A)/(B)=1/20〜10
/1(以下、単に比率で示すが、全て質量比である。)
であり、かつ(A)と(B)とを合わせた含有量が化粧
料全量中1〜25質量%であることを必須とする。これ
らの範囲にない場合は、本発明の効果は得られない。さ
らに好ましい(A)/(B)の範囲は、1/10〜5/
1である。また(A)+(B)の組成に関しては(A)
+(B)が1質量%未満の場合には発明の効果が十分得
ることができず、逆に(A)+(B)が20質量%を越
える場合ではのびが重くなるといった使用感触の低下や
「不自然な厚づき感」が目立つといった傾向が見られ
る。
【0054】4.その他について 本発明のメーキャップ化粧料には、上記成分に加え必要
に応じて水、本発明における必須成分以外の粉末、油
分、界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、保
湿剤、防腐剤、高分子、酸化防止剤、紫外線防御剤、香
料、各種薬剤等を本発明の所期の効果を損なわない質
的、量的範囲で配合することが可能である。
【0055】本発明に配合されうる本発明における必須
成分以外の粉末としては、通常化粧料において用いられ
る粉末を挙げることができる。例えば、タルク、カオリ
ン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、黒雲母、金
雲母、合成雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、タング
ステン酸金属塩、シリカ、ゼオライト、焼成硫酸カルシ
ウム、焼セッコウ、リン酸カルシウム、フッ素アパタイ
ト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属
石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ス
テアリン酸アルミニウム等)の無機粉末;ポリアミド樹
脂粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリスチレン粉末、スチレン−アクリル酸共重合体
樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ化エ
チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末;
【0056】二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色系顔
料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔
料;γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等
の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、カーボン、低次酸化チタ
ン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルト
バイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化
クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、
紺青等の無機青色系顔料;酸化チタン被覆マイカ、酸化
チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タル
ク、着色酸化チタン被覆マイカ、オキシ塩化ビスマス、
魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパ
ーパウダー等の金属粉末顔料;赤色202号、赤色20
5号、赤色220号、赤色228号、赤色405号、橙
色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号、青色404号等の有機顔料;赤色3号、赤色104
号、赤色227号、赤色401号、橙色205号、黄色
4号、黄色202号、緑色3号、青色1号等のジルコニ
ウム、バリウム、アルミニウムレーキ等の有機顔料;ク
ロロフィル、β−カロチン等の天然色素が挙げられる。
【0057】本発明のメーキャップ化粧料に配合され得
る油分としては、通常化粧料において用いられる油分を
挙げることができる。例えば、液体油脂として、アボガ
ド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ミンク油、オリ
ーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、トリグリセリン、トリオ
クタン酸グリセリン等;固体油脂として、ヤシ油、硬化
ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、モクロウ、硬化ヒマシ
油等;ロウとして、ミツロウ、キャンデリラロウ、カル
ナウバロウ、イボタロウ、鯨ロウ、ラノリン、還元ラノ
リン等、炭化水素として、流動パラフィン、スクワラ
ン、パラフィン、セレシン、ワセリン、スクワレン、マ
イクロクリスタリンワックス等;高級脂肪酸として、ラ
ウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリ
ン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸
等;
【0058】高級アルコールとして、ラウリルアルコー
ル、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニ
ルアルコール、オレイルアルコール、モノステアリルグ
リセロールエーテル、モノパルミチルグリセロールエー
テル、コレステロール、フィトステロール、イソステア
リルアルコール等;エステル油として、ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル、ジ
オクタン酸エチレングリコール、リンゴ酸次イソステア
リル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタ
ン酸ペンタエリスリトール、トリオクタン酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸グリセリン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸アミル等;シリコーンとして、ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルシクロペ
ンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン、3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シ
リコーンゴム等が挙げられるが、上記の油分に限定され
るものではない。またこれら油分は、本発明のメーキャ
ップ化粧料において1種あるいは2種以上を任意に選択
して用いることができる。
【0059】本発明のメーキャップ化粧料においては、
通常化粧料に配合されうる界面活性剤を、そのイオン性
の有無に関わらず用いることができる。具体的には、ア
ニオン界面活性剤として例えば、セッケン用素地、ラウ
リン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナ
トリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレン(以下、POEと略する)ラウリル硫酸トリエ
タノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、
ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコ
シン酸、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム等の
高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEステアリルエー
テルリン酸塩等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘ
キシルスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸
塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、N−ステアロイルグルタミン
酸ジナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤ
シ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エ
ステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化塩、POE
アルキルエーテルカルボン酸塩、POEアルキルアリル
エーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、
高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸
エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステ
ル塩、ロウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリ
ウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノー
ルアミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0060】カチオン界面活性剤として例えば、塩化ス
テアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチ
ルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニ
ウム等のジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化セチ
ルピリジウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル四
級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリ
ホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0061】両性界面活性剤として例えば、2−ウンデ
シル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチ
ル)−2−イミダゾリンナトリウム等のイミダゾリン系
両性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
等のベタイン系両性界面活性剤等が挙げられる。
【0062】 親油性非イオン系界面活性剤として例え
ば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセス
キオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル、モノステ
アリン酸グリセリン等のグリセリンポリグリセリン脂肪
酸類、モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル、硬化ヒマシ油誘導
体、グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。
【0063】親水性非イオン系界面活性剤として例え
ば、POEソルビタンモノステアレート等のPOEソル
ビタン脂肪酸エステル類、POEソルビットモノオレエ
ート等のPOEソルビット脂肪酸エステル、POEグリ
セリンモノイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEステアリルエーテル、POEコレ
スタノールエーテル等のPOEアルキルエーテル、PO
Eノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニル
エーテル、プルロニック等のプルアロニック型類、PO
E・ポリオキシプロピレン(以下、POPと略する)セ
チルエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル、テ
トロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジ
アミン縮合体、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等
のPOEヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEミツロウ
・ラノリン誘導体、アルカノールアミド、POEプロピ
レングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミ
ン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、PO
Eノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエ
トキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等
が挙げられるが、上記の界面活性剤に限定されるもので
はない。また、これら界面活性剤は、本発明メーキャッ
プ化粧料において1種又は2種以上を任意に選択して配
合することができる。
【0064】本発明のメーキャップ化粧料の取り得る形
態は特に限定されず、例えば化粧下地、ファンデーショ
ン、白粉、頬紅、口紅、マスカラ、アイシャドー、アイ
ライナー等の形態を取り得る。
【0065】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。配合量は特に断らない限り、質量%である。実施例
の説明に先立ち本発明で用いた効果試験方法について説
明する。
【0066】試験方法 肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィット感)、肌
の欠点(色むらや肌の凹凸等)補正効果、自然な透明
感、「はり」・「つや」演出効果(充分な発色・光沢の
ある肌への仕上がり)の評価項目それぞれについて、1
0名の専門パネルによる使用テストを行い、下記の評価
点基準に基づいて各人がつけた評価点を合計した。
【0067】(評価点基準) 5点:非常に優れている。 4点:優れている。 3点:普通。 2点:劣る。 1点:非常に劣る。 (評価基準) ◎:合計点が40点以上である。 ○:合計点が30点以上40点未満である。 △:合計点が20点以上30点未満である。 ×:合計点が20点未満である。
【0068】(実施例1、比較例1〜6);ファンデー
ション 表1に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実施
例1、比較例1〜6)を、表1に示す1〜3を均一に混
合した後4および5を加えて混合したものに、混合粉砕
した6〜13を加えて均一に分散させ、これに加熱溶解
した14〜19を加えて均一に乳化することにより調製
した。
【0069】
【表1】
【0070】表1に示す処方の水中油型乳化ファンデー
ションの官能評価試験の結果を、表2に示す。
【0071】
【表2】
【0072】表2から分かるように、本願発明に係る実
施例1は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィット
感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」・
「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得るこ
とができた。
【0073】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例1)、
(A)成分である球状PMMA粉末被覆マイカ(成分
9)が配合されない場合(比較例2)、また、(B)成
分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、厚さ/長
径=1/1のマイカ(成分11)を配合した場合(比較
例3)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成分1
0)に替えて、短径/長径=1/50のマイカ(成分1
2)を配合した場合(比較例4)、また、(B)成分で
ある硫酸バリウム(成分10)に替えて、屈折率が1.
59のマイカ(成分13)を配合した場合(比較例
5)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成分1
0)に替えて、屈折率が2.52の酸化チタン(成分
6)を配合した場合(比較例6)、いずれの場合も本発
明の効果を発揮できなかった。
【0074】(実施例2〜5、比較例7〜8);ファン
デーション 表3に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実施
例2〜5、比較例7〜8)を、実施例1と同様にして調
製した。
【0075】
【表3】
【0076】表3に示す処方の水中油型乳化ファンデー
ションの官能評価試験の結果を、表4に示す。
【0077】
【表4】
【0078】表4から分かるように、本願発明に係る実
施例2〜5は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィ
ット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」
・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得る
ことができた。
【0079】一方、本願発明の(A)成分である球状P
MMA粉末被覆マイカと(B)成分である硫酸バリウム
の配合比率が本願発明の配合比率を外れた、比較例7
((A)/(B)=1/49)及び比較例8((A)/
(B)=19/1)はいずれも本発明の効果を発揮でき
なかった。
【0080】(実施例6、比較例9〜14);ファンデ
ーション 表5に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実施
例6、比較例9〜14)を、表1の場合に準じて調製し
た。
【0081】
【表5】
【0082】表5に示す処方の水中油型乳化ファンデー
ションの官能評価試験の結果を、表6に示す。
【0083】
【表6】
【0084】表6から分かるように、本願発明に係る実
施例6は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィット
感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」・
「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得るこ
とができた。
【0085】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例9)、
(A)成分である球状PMMA粉末被覆雲母チタン(成
分9)が配合されない場合(比較例10)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
厚さ/長径=1/1のマイカ(成分11)を配合した場
合(比較例11)、また、(B)成分である硫酸バリウ
ム(成分10)に替えて、短径/長径=1/50のマイ
カ(成分12)を配合した場合(比較例12)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
屈折率が1.59のマイカ(成分13)を配合した場合
(比較例13)、また、(B)成分である硫酸バリウム
(成分10)に替えて、屈折率が2.52の酸化チタン
(成分6)を配合した場合(比較例14)、いずれの場
合も本発明の効果を発揮できなかった。
【0086】(実施例7〜10、比較例15〜16);
ファンデーション 表7に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実施
例7〜10、比較例15〜16)を、実施例6と同様に
して調製した。
【0087】
【表7】
【0088】表7に示す処方の水中油型乳化ファンデー
ションの官能評価試験の結果を、表8に示す。
【0089】
【表8】
【0090】表8から分かるように、本願発明に係る実
施例7〜10は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フ
ィット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「は
り」・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を
得ることができた。
【0091】一方、本願発明の(A)成分である球状P
MMA粉末被覆雲母チタンと(B)成分である硫酸バリ
ウムの配合比率が本願発明の配合比率を外れた、比較例
15((A)/(B)=1/49)及び比較例16
((A)/(B)=19/1)はいずれも本発明の効果
を発揮できなかった。
【0092】(実施例11、比較例17〜22);ファ
ンデーション 表9に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実施
例11、比較例17〜22)を、表1の場合に準じて調
製した。
【0093】
【表9】
【0094】表9に示す処方の水中油型乳化ファンデー
ションの官能評価試験の結果を、表10に示す。
【0095】
【表10】
【0096】表10から分かるように、本願発明に係る
実施例11は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィ
ット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」
・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得る
ことができた。
【0097】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例1
7)、(A)成分である球状PMMA粉末被覆酸化鉄被
覆雲母チタン(成分9)が配合されない場合(比較例1
8)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成分1
0)に替えて、厚さ/長径=1/1のマイカ(成分1
1)を配合した場合(比較例19)、また、(B)成分
である硫酸バリウム(成分10)に替えて、短径/長径
=1/50のマイカ(成分12)を配合した場合(比較
例20)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成分
10)に替えて、屈折率が1.59のマイカ(成分1
3)を配合した場合(比較例21)、また、(B)成分
である硫酸バリウム(成分10)に替えて、屈折率が
2.52の酸化チタン(成分6)を配合した場合(比較
例22)、いずれの場合も本発明の効果を発揮できなか
った。
【0098】(実施例12〜15、比較例23〜2
4);ファンデーション 表11に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例12〜15、比較例23〜24)を、実施例11と
同様にして調製した。
【0099】
【表11】
【0100】表11に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表12に示す。
【0101】
【表12】
【0102】表12から分かるように、本願発明に係る
実施例12〜15は肌上でののびの軽さ、肌への密着性
(フィット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、
「はり」・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結
果を得ることができた。
【0103】一方、本願発明の(A)成分である球状P
MMA粉末被覆酸化鉄被覆雲母チタンと(B)成分であ
る硫酸バリウムの配合比率が本願発明の配合比率を外れ
た、比較例23((A)/(B)=1/49)及び比較
例24((A)/(B)=19/1)はいずれも本発明
の効果を発揮できなかった。
【0104】(実施例16、比較例25〜30);ファ
ンデーション 表13に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例16、比較例25〜30)を、表1の場合に準じて
調製した。
【0105】
【表13】
【0106】表13に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表14に示す。
【0107】
【表14】
【0108】表14から分かるように、本願発明に係る
実施例16は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィ
ット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」
・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得る
ことができた。
【0109】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例2
5)、(A)成分である球状PMMA粉末被覆低次酸化
チタン被覆雲母チタン(成分9)が配合されない場合
(比較例26)、また、(B)成分である硫酸バリウム
(成分10)に替えて、厚さ/長径=1/1のマイカ
(成分11)を配合した場合(比較例27)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
短径/長径=1/50のマイカ(成分12)を配合した
場合(比較例28)、また、(B)成分である硫酸バリ
ウム(成分10)に替えて、屈折率が1.59のマイカ
(成分13)を配合した場合(比較例29)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
屈折率が2.52の酸化チタン(成分6)を配合した場
合(比較例30)、いずれの場合も本発明の効果を発揮
できなかった。
【0110】(実施例17〜20、比較例31〜3
2);ファンデーション 表15に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例17〜20、比較例31〜32)を、実施例16と
同様にして調製した。
【0111】
【表15】
【0112】表15に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表16に示す。
【0113】
【表16】
【0114】表16から分かるように、本願発明に係る
実施例17〜20は肌上でののびの軽さ、肌への密着性
(フィット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、
「はり」・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結
果を得ることができた。
【0115】一方、本願発明の(A)成分である球状P
MMA粉末被覆低次酸化チタン被覆雲母チタンと(B)
成分である硫酸バリウムの配合比率が本願発明の配合比
率を外れた、比較例31((A)/(B)=1/49)
及び比較例32((A)/(B)=19/1)はいずれ
も本発明の効果を発揮できなかった。
【0116】(実施例21、比較例33〜38);ファ
ンデーション 表17に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例21、比較例33〜38)を、表1の場合に準じて
調製した。
【0117】
【表17】
【0118】表17に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表18に示す。
【0119】
【表18】
【0120】表18から分かるように、本願発明に係る
実施例21は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィ
ット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」
・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得る
ことができた。
【0121】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例3
3)、(A)成分である酸化鉄被覆雲母チタン(成分
9)が配合されない場合(比較例34)、また、(B)
成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、厚さ/
長径=1/1のマイカ(成分11)を配合した場合(比
較例35)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成
分10)に替えて、短径/長径=1/50のマイカ(成
分12)を配合した場合(比較例36)、また、(B)
成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、屈折率
が1.59のマイカ(成分13)を配合した場合(比較
例37)、また、(B)成分である硫酸バリウム(成分
10)に替えて、屈折率が2.52の酸化チタン(成分
6)を配合した場合(比較例38)、いずれの場合も本
発明の効果を発揮できなかった。
【0122】(実施例22〜25、比較例39〜4
0);ファンデーション 表19に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例22〜25、比較例39〜40)を、実施例21と
同様にして調製した。
【0123】
【表19】
【0124】表19に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表20に示す。
【0125】
【表20】
【0126】表20から分かるように、本願発明に係る
実施例22〜25は肌上でののびの軽さ、肌への密着性
(フィット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、
「はり」・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結
果を得ることができた。
【0127】一方、本願発明の(A)成分である酸化鉄
被覆雲母チタンと(B)成分である硫酸バリウムの配合
比率が本願発明の配合比率を外れた、比較例39
((A)/(B)=1/49)及び比較例40((A)
/(B)=19/1)はいずれも本発明の効果を発揮で
きなかった。
【0128】(実施例26、比較例41〜46);ファ
ンデーション 表21に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例26、比較例41〜46)を、表1の場合に準じて
調製した。
【0129】
【表21】
【0130】表21に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表22に示す。
【0131】
【表22】
【0132】表22から分かるように、本願発明に係る
実施例26は肌上でののびの軽さ、肌への密着性(フィ
ット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、「はり」
・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結果を得る
ことができた。
【0133】一方、本願発明の(B)成分である硫酸バ
リウム(成分10)が配合されない場合(比較例4
1)、(A)成分である低次酸化チタン被覆雲母チタン
(成分9)が配合されない場合(比較例42)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
厚さ/長径=1/1のマイカ(成分11)を配合した場
合(比較例43)、また、(B)成分である硫酸バリウ
ム(成分10)に替えて、短径/長径=1/50のマイ
カ(成分12)を配合した場合(比較例44)、また、
(B)成分である硫酸バリウム(成分10)に替えて、
屈折率が1.59のマイカ(成分13)を配合した場合
(比較例45)、また、(B)成分である硫酸バリウム
(成分10)に替えて、屈折率が2.52の酸化チタン
(成分6)を配合した場合(比較例46)、いずれの場
合も本発明の効果を発揮できなかった。
【0134】(実施例27〜30、比較例47〜4
8);ファンデーション 表23に示す処方の水中油型乳化ファンデーション(実
施例27〜30、比較例47〜48)を、実施例26と
同様にして調製した。
【0135】
【表23】
【0136】表23に示す処方の水中油型乳化ファンデ
ーションの官能評価試験の結果を、表24に示す。
【0137】
【表24】
【0138】表24から分かるように、本願発明に係る
実施例27〜30は肌上でののびの軽さ、肌への密着性
(フィット感)、肌の欠点補正効果、自然な透明感、
「はり」・「つや」演出効果それぞれいずれも優れた結
果を得ることができた。
【0139】一方、本願発明の(A)成分である低次酸
化チタン被覆雲母チタンと(B)成分である硫酸バリウ
ムの配合比率が本願発明の配合比率を外れた、比較例4
7((A)/(B)=1/49)及び比較例48
((A)/(B)=19/1)はいずれも本発明の効果
を発揮できなかった。
【0140】以下、種々の処方の本発明メーキャップ化
粧料を実施例として示す。なお、上記の評価試験をこれ
らメーキャップ化粧料において行ったところ、いずれの
実施例の本発明メーキャップ化粧料においても優れた効
果が得られた。
【0141】 [実施例31] 固形パウダリーファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 15質量% (2)セリサイト 18 (3)マイカ 17 (4)球状スチレン樹脂被覆合成マイカ (スチレン/合成マイカ=30/70) 5 (5)メチルシロキサン網状重合粉末 1 (6)粉末状ポリエチレンワックス 3 (7)硫酸バリウム 12 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.64) (8)二酸化チタン 10 (9)酸化鉄 6 (10)流動パラフィン 残余 (11)ジメチルポリシロキサン 3 (12)トリオクタン酸グリセリン 5 (13)セスキオレイン酸ソルビタン 2 (14)防腐剤 適量 (15)香料 適量
【0142】(1)〜(9)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(10)〜(15)の各成分を混合したものを
加えて攪拌混合し、容器に成型して固形パウダリーファ
ンデーションを得た。
【0143】 [実施例32] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)ナイロン球状粉末被覆セリサイト 2質量% (ナイロン/セリサイト=50/50) (2)窒化ホウ素 7 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/15、屈折率=1.74) (3)シリコーン処理二酸化チタン 10 (4)シリコーン処理酸化鉄 5 (5)シリコーン処理低次酸化チタン被覆雲母チタン 1 (6)板状アルミナ 1.5 (短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.76) (7)金属セッケン処理タルク 5.5 (8)精製水 残余 (9)ヒト゛ロキシメトキシヘ゛ンソ゛フェノンスルホン酸ナトリウム 3 (10)グリセリン 10 (11)ジプロピレングリコール 5 (12)デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (13)流動パラフィン 3 (14)メチルフェニルポリシロキサン 1 (15)シリコーン樹脂 5 (16)モノイソステアリン酸ソルビタン 2 (17)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5 (18)防腐剤 適量 (19)香料 適量
【0144】(12)〜(19)の各成分を均一に混合
溶解させたものへ、(1)〜(7)の各成分を混合粉砕
したものを加えて分散させた。次に均一に混合攪拌した
(8)〜(11)を加えて乳化し、容器に充填して油中
水型乳化ファンデーションを得た。
【0145】 [実施例33] 白粉 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 残余 (2)マイカ 20質量% (3)オルカ゛ノホ゜リシロキサンエラストマー球状粉末被覆タルク 5 (オルカ゛ノホ゜リシロキサンエラストマー/タルク=20/80) (4)群青被覆魚鱗箔 7 (5)合成タルク 12 (6)酸化鉄 3 (7)粉末状合成ポリエチレンワックス 3 (8)板状アルミナ 4 (短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/15、屈折率=1.76) (9)N−アシル化リジン 2 (10)トリオクタン酸グリセリン 3 (11)ポリオキシアルキレン変性シリコーン 1.5 (12)セスキオレイン酸ソルビタン 1 (13)防腐剤 適量 (14)香料 適量
【0146】(1)〜(9)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(10)〜(14)の各成分を混合したものを
加えて混合攪拌し、容器に充填して白粉を得た。
【0147】 [実施例34] アイシャドー 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 残余 (2)セリサイト 7質量% (3)マイカ 15 (4)オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末 3 (5)球状PMMA樹脂被覆酸化鉄被覆雲母チタン 2 (PMMA/酸化鉄被覆雲母チタン=35/65) (6)酸化鉄被覆雲母チタン 1.5 (7)酸化鉄 1.5 (8)窒化ホウ素 5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.74) (9)スクワラン 2 (10)ジメチルポリシロキサン 2 (11)モノオレイン酸ソルビタン 0.5 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量
【0148】(1)〜(8)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(9)〜(13)の各成分を混合したものを加
えて攪拌混合し、中皿に成型してアイシャドーを得た。
【0149】 [実施例35] 油性スティック 成分名 配合量(質量%) (1)カルナウバロウ 1質量% (2)キャンデリラロウ 2 (3)セレシン 10 (4)スクワラン 残余 (5)トリイソオクタン酸グリセリン 9 (6)ジイソステアリン酸グリセリン 13 (7)ジメチルポリシロキサン(粘度:90,000mPa・s at 25℃) 5 (8)ジメチルポリシロキサン(粘度:1,000mPa・s at 25℃) 5 (9)シリコーン樹脂 8 (10)ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 1 (11)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 3.5 (12)合成ケイ酸ナトリウムマグネシウム 0.5 (13)疎水性シリカ 0.5 (14)精製水 2 (15)球状シリコーン樹脂粉末被覆雲母チタン 3 (シリコーン/雲母チタン=65/35) (16)酸化鉄被覆雲母チタン 2 (17)硫酸バリウム 0.5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/100、屈折率=1.64) (18)色剤 適量 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0150】60℃に加熱した(11)に(12)〜
(13)を分散させ、これに均一溶解した(10)と
(14)を加えて十分に攪拌する。別に加熱溶解させて
おいた(1)〜(9)に、これを加えて十分攪拌し、さ
らに(15)〜(20)を加えて分散攪拌し、その後容
器に充填して口紅を得た。
【0151】 [実施例36] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)精製水 残余 (2)ジプロピレングリコール 4質量% (3)グリセリン 2 (4)メタリン酸ナトリウム 0.1 (5)ベントナイト 1.5 (6)水酸化カリウム 0.2 (7)トリエタノールアミン 0.3 (8)パルミチン酸 0.8 (9)ステアリン酸 1.2 (10)酸化チタン 7 (11)酸化鉄 2 (12)タルク 13 (13)球状PMMA粉末被覆マイカ 4 (PMMA/マイカ=45/55) (14)硫酸バリウム 5 (短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (15)モノステアリン酸グリセリン 1 (16)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5 (17)セチルアルコール 2 (18)流動パラフィン 5 (19)ジメチルポリシロキサン 3.5 (20)ポリオキシアルキレン変性シリコーン 0.5 (21)ワセリン 1 (22)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 1 (23)トリイソオクタン酸グリセリン 2 (24)防腐剤 適量 (25)香料 適量
【0152】(1)〜(5)を均一に混合した後(6)
〜(7)および(8)〜(9)を加えて混合したもの
に、混合粉砕した(10)〜(16)を加えて均一に分
散させ、これに加熱溶解した(17)〜(25)を加え
て均一に乳化することにより調製した。
【0153】 [実施例37] 水中油型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)精製水 残余 (2)1,3−ブチレングリコール 4質量% (3)グリセリン 2 (4)メタリン酸ナトリウム 0.1 (5)ベントナイト 1.5 (6)水酸化カリウム 0.2 (7)トリエタノールアミン 0.3 (8)パルミチン酸 0.8 (9)ステアリン酸 1.2 (10)酸化チタン 7 (11)酸化鉄 2 (12)球状シリカ被覆マイカ 3 (球状シリカ/マイカ=45/55) (13)球状セルロースパウダー 2 (14)タルク 4 (15)マイカ 2 (16)酸化鉄被覆雲母チタン 1 (酸化鉄/雲母チタン=1/99) (17)硫酸バリウム 10 (短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (18)モノステアリン酸グリセリン 1 (19)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5 (20)セチルアルコール 2 (21)流動パラフィン 5 (22)ジメチルポリシロキサン 3.5 (23)ポリオキシアルキレン変性シリコーン 0.5 (24)ワセリン 1 (25)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 1 (26)トリイソオクタン酸グリセリン 2 (27)防腐剤 適量 (28)香料 適量
【0154】(1)〜(5)を均一に混合した後(6)
〜(7)および(8)〜(9)を加えて混合したもの
に、混合粉砕した(10)〜(17)を加えて均一に分
散させ、これに加熱溶解した(18)〜(28)を加え
て均一に乳化することにより調製した。
【0155】 [実施例38] 固形パウダリーファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 10質量% (2)セリサイト 20 (3)マイカ 17 (4)球状シリカ被覆マイカ 5 (5)メチルシロキサン網状重合粉末 1 (6)酸化鉄被覆雲母チタン 7 (7)硫酸バリウム 12 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.64) (8)二酸化チタン 10 (9)酸化鉄 6 (10)流動パラフィン 残余 (11)ジメチルポリシロキサン 3 (12)トリオクタン酸グリセリン 5 (13)セスキオレイン酸ソルビタン 2 (14)防腐剤 適量 (15)香料 適量
【0156】(1)〜(9)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(10)〜(15)の各成分を混合したものを
加えて攪拌混合し、容器に成型して固形パウダリーファ
ンデーションを得た。
【0157】 [実施例39] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)球状シリコーン樹脂粉末 2質量% (2)窒化ホウ素 7 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/15、屈折率=1.74) (3)シリコーン処理二酸化チタン 10 (4)シリコーン処理酸化鉄 5 (5)シリコーン処理低次酸化チタン被覆雲母チタン 1 (6)板状アルミナ 1.5 (短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.76) (7)金属セッケン処理タルク 5.5 (8)精製水 残余 (9)ヒト゛ロキシメトキシヘ゛ンソ゛フェノンスルホン酸ナトリウム 3 (10)グリセリン 10 (11)ジプロピレングリコール 5 (12)デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (13)流動パラフィン 3 (14)メチルフェニルポリシロキサン 1 (15)シリコーン樹脂 5 (16)モノイソステアリン酸ソルビタン 2 (17)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5 (18)防腐剤 適量 (19)香料 適量
【0158】(12)〜(19)の各成分を均一に混合
溶解させたものへ、(1)〜(7)の各成分を混合粉砕
したものを加えて分散させた。次に均一に混合攪拌した
(8)〜(11)を加えて乳化し、容器に充填して油中
水型乳化ファンデーションを得た。
【0159】 [実施例40] 白粉 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 残余 (2)マイカ 20質量% (3)オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉末 3 (4)群青被覆魚鱗箔 7 (5)合成マイカ 12 (6)酸化鉄 3 (7)粉末状合成ポリエチレンワックス 3 (8)板状アルミナ 4 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/8、屈折率=1.76) (9)N−アシル化リジン 2 (10)トリオクタン酸グリセリン 3 (11)ポリオキシアルキレン変性シリコーン 1.5 (12)セスキオレイン酸ソルビタン 1 (13)防腐剤 適量 (14)香料 適量
【0160】(1)〜(9)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(10)〜(14)の各成分を混合したものを
加えて混合攪拌し、容器に充填して白粉を得た。
【0161】 [実施例41] アイシャドー 成分名 配合量(質量%) (1)タルク 残余 (2)セリサイト 7質量% (3)マイカ 15 (4)球状PMMA粉末 3 (5)球状スチレン樹脂被覆合成マイカ 2 (6)赤色226号被覆オキシ塩化ビスマス 1.5 (7)酸化鉄 1.5 (8)窒化ホウ素 5 (短径/長径=1/1、厚さ/長径=1/7、屈折率=1.74) (9)スクワラン 2 (10)ジメチルポリシロキサン 2 (11)モノオレイン酸ソルビタン 0.5 (12)防腐剤 適量 (13)香料 適量
【0162】(1)〜(8)の各成分を混合粉砕したと
ころへ、(9)〜(13)の各成分を混合したものを加
えて攪拌混合し、中皿に成型してアイシャドーを得た。
【0163】 [実施例42] 油性スティック 成分名 配合量(質量%) (1)カルナウバロウ 1質量% (2)キャンデリラロウ 2 (3)セレシン 10 (4)スクワラン 残余 (5)トリイソオクタン酸グリセリン 9 (6)ジイソステアリン酸グリセリン 13 (7)ジメチルポリシロキサン(粘度:90,000mPa・s at 25℃) 5 (8)ジメチルポリシロキサン(粘度:1,000mPa・s at 25℃) 5 (9)シリコーン樹脂 8 (10)ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 1 (11)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 3.5 (12)合成ケイ酸ナトリウムマグネシウム 0.5 (13)疎水性シリカ 0.5 (14)精製水 2 (15)球状シリコーン樹脂粉末被覆マイカ 3 (16)酸化鉄被覆雲母チタン 2 (17)硫酸バリウム 0.5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (18)色剤 適量 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0164】60℃に加熱した(11)に(12)〜
(13)を分散させ、これに均一溶解した(10)と
(14)を加えて十分に攪拌する。別に加熱溶解させて
おいた(1)〜(9)に、これを加えて十分攪拌し、さ
らに(15)〜(20)を加えて分散攪拌し、その後容
器に充填して口紅を得た。
【0165】 [実施例43] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)ナイロン球状粉末被覆カオリン 2質量% (ナイロン/カオリン=50/50) (2)球状PMMA粉末被覆合成タルク 4 (PMMA粉末/合成タルク=40/60) (3)シリコーン処理二酸化チタン 10 (4)シリコーン処理酸化鉄 5 (5)シリコーン処理低次酸化チタン被覆雲母チタン 1 (6)窒化ホウ素 7 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/15、屈折率=1.74) (7)硫酸バリウム 0.5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (8)金属セッケン処理タルク 5.5 (9)精製水 残余 (10)ヒト゛ロキシメトキシヘ゛ンソ゛フェノンスルホン酸ナトリウム 3 (11)グリセリン 10 (12)ジプロピレングリコール 5 (13)デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (14)流動パラフィン 3 (15)メチルフェニルポリシロキサン 1 (16)シリコーン樹脂 5 (17)モノイソステアリン酸ソルビタン 2 (18)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0166】(13)〜(20)の各成分を均一に混合
溶解させたものへ、(1)〜(8)の各成分を混合粉砕
したものを加えて分散させた。次に均一に混合攪拌した
(9)〜(12)を加えて乳化し、容器に充填して油中
水型乳化ファンデーションを得た。
【0167】 [実施例44] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)ナイロン球状粉末被覆魚鱗箔 2質量% (ナイロン/魚鱗箔=50/50) (2)球状PMMA粉末被覆合成タルク 5 (PMMA粉末/合成タルク=50/50) (3)シリコーン処理二酸化チタン 10 (4)シリコーン処理酸化鉄 5 (5)シリコーン処理低次酸化チタン被覆雲母チタン 1 (6)板状アルミナ 1.5 (短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.76) (7)硫酸バリウム 0.5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (8)金属セッケン処理タルク 5.5 (9)精製水 残余 (10)ヒト゛ロキシメトキシヘ゛ンソ゛フェノンスルホン酸ナトリウム 3 (11)グリセリン 10 (12)ジプロピレングリコール 5 (13)デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (14)流動パラフィン 3 (15)メチルフェニルポリシロキサン 1 (16)シリコーン樹脂 5 (17)モノイソステアリン酸ソルビタン 2 (18)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5 (19)防腐剤 適量 (20)香料 適量
【0168】(13)〜(20)の各成分を均一に混合
溶解させたものへ、(1)〜(8)の各成分を混合粉砕
したものを加えて分散させた。次に均一に混合攪拌した
(9)〜(12)を加えて乳化し、容器に充填して油中
水型乳化ファンデーションを得た。
【0169】 [実施例45] 油中水型乳化ファンデーション 成分名 配合量(質量%) (1)ナイロン球状粉末被覆セリサイト 2質量% (ナイロン/セリサイト=50/50) (2)球状PMMA粉末被覆オキシ塩化ビスマス 2 (PMMA粉末/オキシ塩化ビスマス=45/55) (3)シリコーン処理二酸化チタン 10 (4)シリコーン処理酸化鉄 5 (5)シリコーン処理低次酸化チタン被覆雲母チタン 1 (6)窒化ホウ素 7 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/15、屈折率=1.74) (7)板状アルミナ 1.5 (短径/長径=1/3、厚さ/長径=1/20、屈折率=1.76) (8)硫酸バリウム 0.5 (短径/長径=1/2、厚さ/長径=1/10、屈折率=1.64) (9)金属セッケン処理タルク 5.5 (10)精製水 残余 (11)ヒト゛ロキシメトキシヘ゛ンソ゛フェノンスルホン酸ナトリウム 3 (12)グリセリン 10 (13)ジプロピレングリコール 5 (14)デカメチルシクロペンタシロキサン 10 (15)流動パラフィン 3 (16)メチルフェニルポリシロキサン 1 (17)シリコーン樹脂 5 (18)モノイソステアリン酸ソルビタン 2 (19)ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5 (20)防腐剤 適量 (21)香料 適量
【0170】(14)〜(21)の各成分を均一に混合
溶解させたものへ、(1)〜(9)の各成分を混合粉砕
したものを加えて分散させた。次に均一に混合攪拌した
(10)〜(13)を加えて乳化し、容器に充填して油
中水型乳化ファンデーションを得た。
【0171】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
優れたシミ・ソバカス・くすみ等の色ムラや毛穴、しわ
等の肌の凹凸等の肌の欠点を補正する効果をもち、自然
な透明感と充分な発色・光沢のある肌への仕上りが得ら
れる、のびが軽く、肌への密着性(フィット感)がある
優れた使用性のメーキャップ化粧料が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 定樹 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA071 AA072 AA122 AB032 AB151 AB152 AB172 AB221 AB222 AB231 AB232 AB241 AB242 AB331 AB361 AB362 AB382 AB431 AB432 AB441 AB442 AC012 AC022 AC072 AC122 AC242 AC352 AC422 AC442 AC542 AC662 AC792 AC902 AD041 AD042 AD071 AD072 AD091 AD092 AD151 AD152 AD162 AD172 AD252 AD262 BB23 BB25 BB26 CC11 CC12 CC14 DD11 DD17 DD21 DD30 DD32 DD33 EE06 EE07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の(A)と(B)とを含有し、その含
    有比(質量比)(A)/(B)が1/20〜10/1で
    あり、かつ(A)と(B)とを合わせた含有量が化粧料
    全量中1〜25質量%であることを特徴とするメーキャ
    ップ化粧料。(A)薄片状粉末の表面上に球状粉末を被
    覆せしめた複合粉末及び/又は真珠光沢顔料の表面上に
    有色顔料を被覆せしめた複合粉末。(B)粉末粒子の短
    径と長径の比(短径/長径)が1/1〜1/40であ
    り、厚さと長径の比(厚さ/長径)が1/2以下であ
    り、かつ屈折率が1.60〜2.15である薄片状粉
    末。
  2. 【請求項2】 (A)である薄片状粉末の表面上に球状
    粉末を被覆せしめた複合粉末を構成する薄片状粉末が、
    板状粉末、雲母チタン及び有色顔料被覆真珠光沢顔料か
    らなる群より選ばれた1種または2種以上である請求項
    1記載のメーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】 板状粉末が、マイカ、タルク、カオリ
    ン、合成マイカ、合成タルク、魚鱗箔及びオキシ塩化ビ
    スマスからなる群より選ばれた1種または2種以上であ
    る請求項2記載のメーキャップ化粧料。
  4. 【請求項4】 有色顔料被覆真珠光沢顔料を構成する真
    珠光沢顔料が、雲母チタンである請求項2記載のメーキ
    ャップ化粧料。
  5. 【請求項5】 有色顔料被覆真珠光沢顔料を構成する有
    色顔料が、金属酸化物の1種または2種以上である請求
    項2又は4記載のメーキャップ化粧料。
  6. 【請求項6】 金属酸化物が、酸化鉄、有色酸化チタン
    又はこれらを主成分とする化合物である請求項5記載の
    メーキャップ化粧料。
  7. 【請求項7】 有色酸化チタンが、低次酸化チタンであ
    る請求項6記載のメーキャップ化粧料。
  8. 【請求項8】 有色顔料被覆真珠光沢顔料が、酸化鉄被
    覆雲母チタン及び/又は低次酸化チタン被覆雲母チタン
    である請求項2記載のメーキャップ化粧料。
  9. 【請求項9】 (A)である薄片状粉末の表面上に球状
    粉末を被覆せしめた複合粉末を構成する球状粉末が、有
    機の高分子からなる球状粉末である請求項1乃至8のい
    ずれか一項に記載のメーキャップ化粧料。
  10. 【請求項10】 有機の高分子が、アクリル系高分子、
    ナイロン、スチレン系高分子、シリコーン及びそれらの
    共重合体からなる群より選ばれた1種または2種以上で
    ある請求項9記載のメーキャップ化粧料。
  11. 【請求項11】 (A)である薄片状粉末の表面上に球
    状粉末を被覆せしめた複合粉末を構成する球状粉末と薄
    片状粉末の組成比(質量比)が、球状粉末/薄片状粉末
    =80/20〜20/80である請求項1乃至10のい
    ずれか一項に記載のメーキャップ化粧料。
  12. 【請求項12】 (A)である真珠光沢顔料の表面上に
    有色顔料を被覆せしめた複合粉末を構成する真珠光沢顔
    料が、雲母チタンである請求項1記載のメーキャップ化
    粧料。
  13. 【請求項13】 (A)である真珠光沢顔料の表面上に
    有色顔料を被覆せしめた複合粉末を構成する有色顔料
    が、金属酸化物の1種または2種以上である請求項1記
    載のメーキャップ化粧料。
  14. 【請求項14】 金属酸化物が、酸化鉄、有色酸化チタ
    ン又はこれらを主成分とする化合物である請求項13記
    載のメーキャップ化粧料。
  15. 【請求項15】 有色酸化チタンが、低次酸化チタンで
    ある請求項14記載のメーキャップ化粧料。
  16. 【請求項16】 真珠光沢顔料の表面上に有色顔料を被
    覆せしめた複合粉末が、酸化鉄被覆雲母チタン及び/又
    は低次酸化チタン被覆雲母チタンである請求項1記載の
    メーキャップ化粧料。
  17. 【請求項17】 (B)である薄片状粉末が、体質顔料
    である請求項1乃至16のいずれか一項に記載のメーキ
    ャップ化粧料。
  18. 【請求項18】 体質顔料が、窒化ホウ素、硫酸バリウ
    ム及びアルミナからなる群より選ばれた1種または2種
    以上である請求項17記載のメーキャップ化粧料。
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