JP2004307424A - メイクアップ化粧料 - Google Patents

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JP2004307424A JP2003105909A JP2003105909A JP2004307424A JP 2004307424 A JP2004307424 A JP 2004307424A JP 2003105909 A JP2003105909 A JP 2003105909A JP 2003105909 A JP2003105909 A JP 2003105909A JP 2004307424 A JP2004307424 A JP 2004307424A
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Kanko Kurita
乾綱 栗田
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Abstract

【課題】製品自体に色を付与しつつ、隠蔽力を抑えて高い透明感を有し、美しい発色と光輝性の高いパール感を両立し、且つ塗布し易いメイクアップ化粧料を提供する。
【解決手段】ガラスフレークに、2種以上の着色剤を層状に被覆し、平均粒子径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μmの着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有するメイクアップ化粧料である。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高い光輝感と光沢感を有し、隠蔽力が高過ぎず、透明感の高い美しい発色を呈するメイクアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なメイクアップ化粧料、例えば、口紅、リップグロス、リップクリーム、リップライナー、アイシャドウ、ルースパウダー、アイブロウ、アイライナー、頬紅、ネイルエナメル、マスカラ、粉白粉、固型白粉、フェイスパウダー、パウダーファンデーション、油性ファンデーション、クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション、コンシーラー等には、魅力ある美しい外観や、肌上に塗布した際の化粧料塗布肌を効果的に見せるために、その目的に応じて様々な種類の顔料(着色剤)が含まれている。このような着色剤は、メイクアップ化粧料の色や見え方をほぼ決定する原料であり、着色顔料と真珠様光沢顔料に大別される。着色顔料は、化粧料に色自体を付与するために用いられる顔料である。一方、真珠様光沢顔料(パール顔料)は、メイクアップ化粧料の外観、および塗布後の肌上の化粧膜に、きらきらとした真珠様光輝感(パール感)を付与し、美しさをはじめとした魅力ある演出をするために必要な顔料である。
【0003】
このうち着色顔料としては、酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青等の無機顔料や、タール系色素等の有機顔料、天然色素等様々な種類のものが化粧料用の顔料として一般的に使用されており、これらを適宜選択して目的とする美しい発色を作り出している。しかしながら、着色顔料、特に無機顔料の配合量が多くなると、発色もくすみがちになり、隠蔽力が強くなるため、透明感が高く美しい発色のある仕上りが得られにくいという傾向がある。
一方、パール顔料の代表的なものとしては、酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)が挙げられる。近年メイクアップ化粧料に対して光輝感が求められており、パール顔料に更に高い光輝感を付与することが検討されている。一例として、粒径の大きなパール顔料、例えば、大粒径の雲母チタンやラメ等を多く用いることが挙げられる。しかし、大粒径のパール顔料は、化粧料への配合時に破砕される場合もあり、配合後の化粧料中において本来の光輝感が充分に得られなかったり、肌への塗布時に均等に塗りにくいという点がある。
さらに、パール顔料として代表的な雲母チタンのように、従来は母材として雲母が用いられてきたが、近年母材の多様化が進み、雲母以外の粉体が使用されるようになっている。
【0004】
特許文献1には、母材であるガラスフレークに着色剤を被覆した、光輝性が極めて高いパール顔料及びその製造方法が記載されている。ガラスフレークは、その粒子表面の平滑性が、従来から母材として利用されている雲母よりも高いため、特に粒径の大きなものを用いなくても、高い光輝感が得られると思われる。このような被覆ガラスフレークには、外観が白色であり干渉色を有する干渉光タイプのものとして、酸化チタン等を被覆したものと、金、銀、ニッケル等の金属を被覆した有色タイプのものとがある。しかしながら、光輝性の高い干渉色タイプの酸化チタン被覆ガラスフレークと着色顔料とを配合して、特に透明性が高い化粧料を得る場合には、着色顔料由来の隠蔽力が影響し、高い光輝感と透明感の両立が困難となる傾向にある。また、無機着色顔料を用いて濃い色を調合する場合には、高い光輝感はあるものの、着色顔料の光の吸収により色自体が暗く発色する傾向にあり、その結果くすみがちな仕上りになり、美しい色調が得られない。
【特許文献1】
特開2001−11340号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ガラスフレークを母材とするパール顔料に改良を加えることで、メイクアップ化粧料に色を付与しつつ、隠蔽力を抑えて高い透明感を有し、美しい発色と光輝性の高いパール感を両立し、且つ塗布し易いメイクアップ化粧料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、表面が平滑なガラスフレークをその母材にし、これに2種以上の着色剤を層状に被覆した多層構造を有する着色剤被覆ガラスフレークを用いることにより、光輝性の高いパール感を有し、塗布後の着色力もありながら、透明感の高い美しい発色を呈し、且つ塗布し易いメイクアップ化粧料が得られることを見出した。
本発明は、ガラスフレークに2種以上の着色剤を層状に被覆し、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μmである着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有するメイクアップ化粧料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の必須成分である、着色光輝性真珠光沢ガラスフレーク(以下、着色ガラスフレークとする)は、ガラスフレークが2種以上の着色剤で層状に被覆された、平均粒径が1〜300μm、及び平均厚さが0.1〜3μmのものである。ここで、2種以上の着色剤を層状に被覆するとは、1種又は2種以上の着色剤からなる層を複数層重ねて被覆することである。例えば、それぞれ異なる1種の着色剤からなる層を2層以上重ねて被覆する、互いに異なる1種の着色剤からなる層を交互に重ねて被覆する、2種以上の着色剤からなる層の上に1種の着色剤からなる層を複数層重ねて被覆する、また2種以上の着色剤からなる層と1種の着色剤からなる層をランダムに又は交互に重ねて被覆する等が含まれる。平均粒径とは着色ガラスフレークの長径方向の粒子径の平均値、平均厚さとは着色ガラスフレークの厚みの平均値である。
【0008】
本発明に使用する着色ガラスフレークの母材であるガラスフレークは、その表面が平滑であることから、その粒径を著しく大きくしなくても強い光輝感を得ることができる。加えて、着色ガラスフレークが大きすぎないことから、化粧料を製造する時に破砕されにくいものである。また、このような適度な大きさの着色ガラスフレークを含む化粧料は、塗布が容易で使用性が良く、塗布した肌はくすみがなく、優れた光輝感の美しい発色を呈することができ、さらに隠蔽力を抑えられることから、同時に高い透明感を得ることができる。具体的には、着色ガラスフレークの大きさは、平均粒径が1〜300μm、及び平均厚さが0.1〜3μmであり、更に、アスペクト比が10〜500であることが好ましい。ここで、アスペクト比とは上記平均粒径を上記平均厚さで割算した値である。着色ガラスフレークは、化粧料を塗布する時のざらつきにより使用感が低下することなく、また塗布面上でガラスフレーク由来の凹凸による光輝感の低下を回避するという点から、平均粒径は300μm以下とし、更に平均厚さは3μm以下とする。また、充分な光輝感を得る点から、平均粒径は1μm以上とし、化粧料への配合時に着色ガラスフレークが破砕されにくい点から、平均厚さは0.1μm以上とする。さらに、着色ガラスフレークを含む化粧料を塗布した際ののびを良くする点から、アスペクト比を10以上とし、過度のぎらつき感がない美しい光輝感を得る点から、そのアスペクト比を500以下とすることが好ましい。
【0009】
本発明の着色ガラスフレークの母材であるガラスフレークは、例えば、特公昭41−17148号公報、特公昭45−3541号公報に記載の方法で製造することができる。具体的には、溶融したガラスを円型スリットから押し出し、それを中空状の円筒に膨らませ、平均厚さ0.1〜3μmのガラスフィルムとし、それを粉砕分級することにより製造することができる。
【0010】
ガラスフレークを被覆する着色剤は、例えば金、銀、ニッケル等の金属、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料、タール系色素、レーキ顔料等の有機顔料、及び天然色素等が含まれ、これらのなかから1種のみ又は2種以上を組み合わせて用いることができる。このうち、効率良く高い光輝性を得るために、金属又は金属酸化物を含む無機顔料、金属錯体、有機顔料が好ましく用いられる。金属では特に金、銀及びニッケル、金属酸化物を含む無機顔料では特に酸化チタン、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄等の酸化鉄、紺青が好ましい。
【0011】
また、ガラスフレークに着色剤を被覆するにあたり、着色ガラスフレークの干渉光の色調と外観色を制御するためには、第1層(内層)として酸化チタンを被覆した後に、第2層(外層)以降に酸化チタン以外の着色剤を被覆することが好ましい。特に、第2層以降を酸化チタン被覆ガラスフレークの有する干渉色と同系統の色調を有する着色剤で被覆することにより、より高彩度の表面干渉光を得ることができる。
加えて、酸化チタン被覆ガラスフレークの有する干渉色に対し、外層を異なる色調を有する着色剤で構成することにより、干渉色と外観色が異なる、いわゆる二色性を呈する着色ガラスフレークを得ることができる。そして、干渉色と外観色が同系統であるものと、干渉色と外観色が異なる二色性を呈するこれらの着色ガラスフレークとを、メイクアップ化粧料の用途により適宜配合することで、意匠性に富んだ色設計をする事が可能となる。
このような外層に用いる着色剤としては、特に黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄等の酸化鉄、及び紺青が好ましい。
【0012】
着色剤の被覆方法としては、化学反応により付着させる方法、機械的衝撃力により物理的に付着させる方法等、一般的に使用される方法が含まれる。特に、第1層が酸化チタンの場合の被覆方法として、特公昭43−25644号公報、特開昭47−34529号公報等に記載されている方法がある。具体的には、硫酸チタニル溶液又は四塩化チタン溶液にガラスフレークを懸濁させ、この溶液を昇温することにより酸化チタンを析出させ、ガラスフレーク表面に被覆することができる。このときガラスフレーク上の被膜の光学的膜厚を制御することにより、干渉による任意の色調を発現させることができる。この第1層の厚さは、20〜250nmが好ましく、光輝感の発現の点から20nm以上とし、製造におけるコストの点から250nm以下とする。
【0013】
母材であるガラスフレークに第1層(内層)を被覆したもの(内層被覆ガラスフレーク)を市販品として入手し、それを出発原料として、更に第2層以降(外層)を被覆してもよい。このような内層被覆ガラスフレークとしては、例えば、着色剤が金、銀又はニッケルであるものとして、メタシャインMC2080PS、ME2040PS、ME2025PS、ME2015PS、MC1040NB、MC1020NB等(以上、日本板硝子(株))が市販されている。
また、着色剤が酸化チタンであるものとしては、メタシャインMC1120RS、MC1080RS、MC1040RS、MC1020RS、MC1120RY、MC1080RY、MC1040RY、MC1020RY、MC1120RR、MC1080RR、MC1040RR、MC1020RR、MC1080RB、MC1040RB、MC1020RB、MC1080RG、MC1040RG、MC1020RG等(以上、日本板硝子(株))が市販されている。
【0014】
上記酸化チタン被覆ガラスフレークを被覆する方法としては、例えば、外層が酸化鉄の場合には、塩化第一鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、硝酸第一鉄、硝酸第二鉄、シュウ酸第一鉄、シュウ酸第二鉄アンモニウム、硫酸第二鉄アンモニウム、リン酸第二鉄、クエン酸第二鉄、乳酸第一鉄、フマル酸鉄などの無機、有機鉄化合物の水溶液中に、酸化チタン被覆ガラスフレークを添加した後、50〜100℃、好ましくは80℃以上に昇温して鉄化合物を加水分解させて酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に酸化鉄を析出させ、水洗、濾過後、これを150℃以下で乾燥することにより、酸化鉄(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークを製造することができる。更に、被覆量を調整することにより着色ガラスフレークの色調を変化させることができる。なお、鉄化合物の加水分解速度を調整するために、無機、有機鉄化合物の水溶液中に酸化チタン被覆ガラスフレークを添加する前又は後に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、アミン等の塩基、又はこれら塩基の水溶液を添加してもよい。
【0015】
また、上記の方法で得た酸化鉄(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークを、焼成することによって、ベンガラ(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークを製造することができる。
また、上記被覆方法において、着色剤の供給源としてフェロシアン化ナトリウムと硫酸第一鉄との混合水溶液を使用し、ガラスフレーク又は酸化チタン被覆ガラスフレークを添加した後、硫酸アンモニウムを添加し、更に硫酸酸性下で熟成し、塩素酸ナトリウムで酸化すると紺青がガラスフレーク、又は酸化チタン被覆ガラスフレーク表面に析出する。これを水洗、濾過後、乾燥することによって、紺青被覆ガラスフレーク、又は紺青(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークを製造することができる。
【0016】
第2層以降の被覆量(膜厚)は目的とする色調により適宜調整することができる。例えば、酸化チタン被覆ガラスフレークに酸化鉄を被覆した後、700℃にて2時間焼成してベンガラ(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークとした着色ガラスフレークの場合、酸化チタン被覆ガラスフレークとベンガラとのおおよその組成比が質量比にて、酸化チタン被覆ガラスフレーク/ベンガラ=99.9〜96/0.1〜4では、外観色は黄色、98〜94/2〜6では、外観色は黄橙色、96〜92/4〜8のでは、外観色は橙色、93〜88/7〜12では、外観色は赤橙色、90〜80/10〜20では、外観色は濃赤橙色、85未満/15以上では、外観色は濃赤色を呈するものとなる。
【0017】
さらに焼成温度、焼成時間を適宜調節することによっても、ベンガラ(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレークの色調を調整することができる。同様に酸化鉄、紺青等の着色剤を外層に被覆する際も、その被覆量を適宜調節することにより、外観色を調整することができる。このように、外観色の色調が任意に調整可能な範囲であり、且つ酸化チタン被覆ガラスフレークの光輝感を低下させない様にする点から、第2層以降に被覆する着色剤量は、着色ガラスフレークに対して、0.1〜50質量%であることが好ましく、特に0.1〜30質量%が好ましい。
【0018】
このように本発明の着色ガラスフレークは、層状に被覆する着色剤を2種類以上組み合わせて用いることにより、様々な色調をつくりだすことも可能である。
本発明の着色ガラスフレークは、さらにその表面を撥水化処理又は撥水・撥油化処理して用いてもよい。撥水化処理剤としては、一般に粉体の撥水化処理に使用されるものなら何でもよく、例えば鎖状シリコーン、環状シリコーン、変性シリコーン等のシリコーン油;炭素数12〜18の脂肪酸のカルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム等の脂肪酸金属塩;合計炭素数8〜45のアルキル基又はアルケニル基を有するモノ又はジーリン酸エステル及びそのアルカリ金属塩又はアミン塩;N−モノ長鎖(炭素数8〜22)脂肪族アシル塩基性アミノ酸;パーフルオロアルキル基を有するフッ素化合物(米国特許第3632744号明細書、特開昭62−25074号公報、特開昭55−167209号公報、特開平2−218603号公報)等が挙げられる。
【0019】
撥水・撥油化処理剤としては、一般に粉体の撥水・撥油化処理に使用されるものなら何でもよく、例えばパーフルオロアルキルリン酸(米国特許第3632744号明細書)のほか、フルオロアルキルジ(オキシエチル)アミンリン酸エステル(特開昭62−250074号公報)、フルオロアルキル基を有する重合体(特開昭55−167209号公報、特開昭61−55481号公報、特開昭61−48803号公報)、四フッ化エチレン樹脂等のフッ素系樹脂(特開昭57−38707号公報)、フルオロアルコール(特開昭63−2251号公報、特開昭63−2252号公報)、パーフルオロエポキシ化合物、スルホアミド型フルオロリン酸、パーフルオロ硫酸塩、パーフルオロカルボン酸塩、パーフルオロアルキルシラン(特開平1−318070号公報、特開平2−218603号公報、特開平1−160907号公報、特開平2−127477号公報;信越シリコーン社製、LP−1T、LP−4T、LP−8T等のシランカップリング剤)、トリクロロトリフルオロエタン等の含フッ素ハロゲン化炭化水素(フロン)(特開平1−318070号公報)、フルオロアルキル含有多価アルコール、フルオロアルキル含有ポリオキシエチレン化合物(特開平1−180810号公報、特開平1−180811号公報)、フルオロアルキル含有スルホアミドカルボン酸、フルオロアルキル含有アクリル酸エステル系コポリマー(米国特許第3632744号明細書)などが挙げられる。
【0020】
その他の表面処理として、シリカ、ミリスチン酸、Nε−ラウロイル−L−リジン等による処理が上げられ、上記撥水化、又は撥水・撥油化処理と組み合わせることで、配合目的により好適に用いることができる。なお、着色ガラスフレークの表面処理剤による処理量は、十分な疎水性、良好な感触の点から、着色ガラスフレークに対して0.05〜20質量%、特に2〜10質量%が好ましい。
【0021】
本発明のメイクアップ化粧料は、油性、水性、及び乳化物の状態で、また固型、半固型、液状、及びペースト状の形態で提供することができる。また化粧料としては、口紅、リップグロス、リップクリーム、リップライナー、アイシャドウ、ルースパウダー、アイブロウ、アイライナー、頬紅、ネイルエナメル、マスカラ、粉白粉、固型白粉、フェイスパウダー、パウダーファンデーション、油性ファンデーション、クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション、コンシーラー等が含まれる。
【0022】
着色ガラスフレークの含有量は、効果を十分に発揮させ、かつ強い光輝感による不自然さを回避する観点から、0.1〜95質量%、特に0.2〜90質量%が好ましい。
特に、口紅、リップグロス、リップクリーム及びリップライナー等の場合は0.1〜50質量%、特に0.5〜40質量%;アイシャドウ、頬紅及びルースパウダーの場合は、0.1〜95質量%、特に0.5〜90質量%;粉白粉、固型白粉及びフェイスパウダーの場合は、0.1〜70質量%、特に0.5〜50質量%;パウダーファンデーション及び油性ファンデーションの場合は、0.1〜40質量%、特に0.5〜30質量%;クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション及びコンシーラーの場合は、0.1〜30質量%、特に0.5〜25質量%;アイライナー、アイブロウ、マスカラ及びネイルエナメルの場合は、0.1〜30質量%、特に0.2〜25質量%が好ましい。
【0023】
更に本発明のメイクアップ化粧料には、必要に応じて以下に示す剤を用いることができる。例えば、油性基剤としては、ワックス(固体脂)及びオイル(液油)が用いることができ、ワックスとしては、常温で固体又は半固体の炭化水素、脂肪酸エステル、トリグリセライド、脂肪酸、高級アルコール及びこれらの誘導体が用いられ、具体的には、固体パラフィン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、低分子ポリエチレン、低分子ポリオレフィン、ワセリン、ラノリン、ミツロウ、カルナウパワックス、キャンデリラワックス、ステアリルアルコール、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、硬化ヒマシ油、12−ヒドロキシステアリン酸、ショ糖脂肪酸エステル、デキストリン脂肪酸エステル、ジアルキルリン酸アルミニウム、ジステアリン酸アルミニウム等が挙げられる。
【0024】
オイルとしては、常温で液体の炭化水素、脂肪酸エステル、トリグリセライド、脂肪酸、高級アルコール、シリコーンオイル、フッ素系オイル及びこれらの誘導体等が用いられ、具体的には、ヒマシ油、オリーブ油、アボガド油、パーム油、カカオ油、流動パラフィン、流動分岐パラフィン、ワセリン、スクワラン、水添ポリイソブテン、ステアリン酸ブチルエステル、ミリスチン酸オクチルドデシルエステル、ミリスチン酸イソプロピルエステル、ラノリン脂肪酸イソプロピルエステル、ラノリン脂肪酸へキシルエステル、オレイン酸オレイルエステル、アジピン酸ジイソプロピルエステル、セバチン酸ジイソプロピルエステル、イソノナン酸イソトリデシル、イソステアリン酸ポリグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、2−オクチルドデカノール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、バチルアルコール、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
【0025】
粉体としては、体質顔料、着色顔料、及び本発明の着色ガラスフレーク以外のパール剤が含まれる。体質顔料としては、例えばケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、クレー、ベントナイト、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、等の無機顔料及びこれらの複合粉体;ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ナイロン、シリコーン樹脂、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロース、Nε−ラウロイル−L−リジン、長鎖アルキルリン酸金属塩、N−モノ長鎖アルキルアシル塩基性アミノ酸、金属セッケン等からなる有機粉体、及びこれらの複合粉体;上記無機粉体と有機粉体との複合粉体などが挙げられる。なおこれらの紛体の粒子形状は、球状、板状、及び針状、粒状及び不定形等いずれの形状でもよい。
【0026】
着色顔料としては、前記被覆用の着色剤として挙げたものを用いることができるが、本発明の着色ガラスフレークは塗布後の着色力に優れるため、着色顔料の配合量を低減することが可能である。着色顔料の配合量は、例えば口紅、リップグロス、リップクリーム及びリップライナー等の場合は0〜30質量%、特に0〜20質量%;アイシャドウ、頬紅及びルースパウダーの場合は、0〜70質量%、特に0〜50質量%;粉白粉、固型白粉及びフェイスパウダーの場合は、0〜30質量%、特に0〜10質量%;パウダーファンデーション及び油性ファンデーションの場合は、0〜50質量%、特に0〜30質量%;クリーム状ファンデーション、リキッドファンデーション及びコンシーラーの場合は、0〜40質量%、特に0〜25質量%;アイライナー、アイブロウ、及びマスカラの場合は、0〜50質量%、特に0〜30質量%、ネイルエナメルの場合0〜20質量%、特に0〜15質量%が好ましい。
【0027】
パール剤としては、雲母、合成金雲母等を酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したパール顔料等用いることができる。
これらの紛体は、着色ガラスフレークと同様に前述の撥水化、または撥水・撥油化処理等の各種表面処理を施した後使用してもよい。
【0028】
界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両イオン性界面活性剤が含まれ、1種又は2種以上を用いることができる。ノニオン系界面活性剤としては、例えば、モノグリセライド、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルカノールアミド、アミンオキサイド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルサッカライド、α−モノアルキルグリセリルエーテル、ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体、ジメチルポリシロキサン・モノアルキルグリセリルエーテル共重合体(特開平6−135871号公報)などが挙げられる。
【0029】
アニオン系界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルナフタレンスルホネート、ポリエチレンオキサイドアルキルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸塩等が挙げられる。
カチオン系界面活性剤としては、脂肪族炭化水素基を有する第1級、第2級、第3級アミン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
両イオン性界面活性剤としては、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
【0030】
更に本発明のメイクアップ化粧料には、増粘剤、酸化防止剤、アルコール、多価アルコール、防腐剤、紫外線吸収剤・散乱剤、有機溶剤、水溶性高分子、油溶性高分子、保湿剤、無機塩又は有機酸塩、キレート剤、乳化安定剤、pH調整剤、香料、各種エキス、薬剤、及び水等を適宜配合することができる。
【0031】
【実施例】
(着色ガラスフレークの製造)
(製造例1)
硫酸第二鉄n水和物60gを蒸留水2000mLに溶解させ、これを0.1mol/L水酸化ナトリウム水溶液でpH3に調整して得られた水溶液に、黄色の干渉光を呈する酸化チタン被覆ガラスフレーク(MC1080RY、日本板硝子(株))100gを加えて、十分に攪拌して均一に分散させた後、6時間沸騰させた。放冷後、濾過、水洗して、干渉色および外観色共に黄色を呈する黄酸化鉄で被覆された酸化チタン被覆ガラスフレーク(黄酸化鉄(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレーク)103gを得た。得られた二重被覆ガラスフレークのサイズは、原料であった酸化チタン被覆ガラスフレークと実施質的に同じである、平均粒径80μm、平均厚さ1μmであった。
【0032】
(製造例2)
硫酸第二鉄n水和物60gを蒸留水2000mLに溶解させ、これを0.1mol/L水酸化ナトリウム水溶液でpH3に調整して得られた水溶液に、赤色の干渉光を呈する酸化チタン被覆ガラスフレーク(MC1080RR、日本板硝子(株))100gを加えて、十分に攪拌して均一に分散させた。次に、この溶液を攪拌しながら加熱して、6時間沸騰させた。放冷後、濾過、水洗し、700℃で2時間焼成し、干渉色が赤色及び外観色が赤橙色を呈するベンガラで被覆された酸化チタン被覆ガラスフレーク(ベンガラ(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレーク)102gを得た。得られた二重被覆ガラスフレークのサイズは、原料であった酸化チタン被覆ガラスフレークと実施質的に同じである、平均粒径80μm、平均厚さ1μmであった。
【0033】
(製造例3)
フェロシアン化ナトリウム2.5gと硫酸第一鉄1.2gをイオン交換水1000mLに溶解して得られた水溶液に、青色の干渉光を呈する酸化チタン被覆ガラスフレーク(MC1080RB、日本板硝子(株))100gを加えて、十分に攪拌して均一に分散させた。次に、この溶液を攪拌しながら硫酸アンモニウム1.0gを蒸留水50mLに溶解させた水溶液と濃硫酸0.5gを添加し熟成する。これに塩素酸ナトリウム0.15gを蒸留水50mLに溶解させた水溶液を添加し水洗、濾過し乾燥して、干渉色および外観色共に青色を呈する紺青で被覆された酸化チタン被覆ガラスフレーク(紺青(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレーク)101gを得た。得られた二重被覆ガラスフレークのサイズは、原料であった酸化チタン被覆ガラスフレークと実施質的に同じである、平均粒径80μm、平均厚さ1μmであった。
【0034】
(製造例4)
硫酸第二鉄n水和物60gを蒸留水2000mLに溶解させ、これを0.1mol/L水酸化ナトリウム水溶液でpH3に調整して得られた水溶液に、白色の干渉光を呈する酸化チタン被覆ガラスフレーク(MC1120RS、日本板硝子(株))100gを加えて、十分に攪拌して均一に分散させた。次に、この溶液を攪拌しながら加熱して、6時間沸騰させた。放冷後、濾過、水洗し、700℃で2時間焼成し、干渉色が白色及び外観色が赤橙色を呈するベンガラで被覆された酸化チタン被覆ガラスフレーク(ベンガラ(外層)及び酸化チタン(内層)二重被覆ガラスフレーク)102gを得た。得られた二重被覆ガラスフレークのサイズは、原料であった酸化チタン被覆ガラスフレークと実施質的に同じである、平均粒径120μm、平均厚さ1μmであった。
【0035】
(評価方法)
専門パネル10名が実施例1〜12及び比較例1〜12のメイクアップ化粧料の外観観察、及びメイクアップ化粧料を実際に塗布し、下記の評価項目について、「良い」、「やや良い」、「どちらとも言えない」、「あまり良くない」、「良くない」の5段階で自己評価し、集計した。
<評価項目>
・外観及び塗布膜のパール顔料の光輝感
・塗布のし易さ
・発色の美しい仕上り
・色くすみのない仕上り
・透明感のある仕上り
<評価基準>
◎;10名中9名以上が「良い」又は「やや良い」と回答した
○;10名中7〜8名が「良い」又は「やや良い」と回答した
△;10名中4〜6名が「良い」又は「やや良い」と回答した
×;10名中3名以下が「良い」又は「やや良い」と回答した
【0036】
(実施例1〜3及び比較例1〜3) 口紅
(製造方法)
表2の組成を有する口紅を次法により製造した。表1の各成分を秤量して加熱し、ワックス成分等を融解させた状態で混合し、口紅ベースを得る。成分(5)〜(12)を秤量しステンレス容器に入れ、これを加熱し撹拌機にて分散混合した後、成分(1)〜(4)を加え均一になるまで混合する。これを減圧脱泡した後、金型に流し込みスティック状の口紅を得る。得られた口紅を評価し結果をあわせて表2に示す。
【0037】
【表1】
Figure 2004307424
【0038】
【表2】
Figure 2004307424
【0039】
これらの結果から、製造例2に記載の着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有する本発明の口紅は、塗布のし易さ、外観及び塗布膜中のパール顔料の光輝感の高さ、発色の良さ、色くすみのなさ、透明感の高さのいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0040】
(実施例4〜6及び比較例4〜6) アイシャドウ
表3の組成を有するアイシャドウを次法で製造した。成分(6)〜(13)及び(15)を計量、混合紛砕する。これを高速ブレンダーに移し、更に成分(14)を加え高速で均一に混合する。この混合物に成分(1)〜(5)を加え、低速で混合した後、ふるいを通す。これを金皿に圧縮成型し、アイシャドウを得る。得られたアイシャドウを評価した結果を合わせて表3に示す。
【0041】
【表3】
Figure 2004307424
【0042】
これらの結果から、製造例3に記載の着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有する本発明のアイシャドウは、塗布のし易さ、外観及び塗布膜中のパール顔料の光輝感の高さ、発色の良さ、色くすみのなさ、透明感の高さのいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0043】
(実施例7〜9及び比較例比較例7〜9) 頬紅
表4の組成を有する頬紅を次法で製造した。成分(5)〜(12)及び(14)を計量、混合紛砕する。これを高速ブレンダーに移し、更に成分(13)を加え高速で均一に混合する。この混合物に成分(1)〜(4)を加え低速で混合した後、ふるいを通す。これを金皿に圧縮成型し、頬紅を得る。得られた頬紅を評価した結果を合わせて表4に示す。
【0044】
【表4】
Figure 2004307424
【0045】
これらの結果から、製造例4に記載の着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有する本発明の頬紅は、塗布のし易さ、外観及び塗布膜中のパール顔料の光輝感の高さ、発色の良さ、色くすみのなさ、透明感の高さのいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0046】
(実施例10〜12及び比較例比較例10〜12) ネイルエナメル
表5の組成を有するネイルエナメルを次法で製造した。各成分を秤量し、成分(10)〜(12)を成分(4)を用いて成分(2)に分散させ、これらの混合物と残りの成分(1)、(3)、(5)〜(9)、(13)及び(14)を均一に撹拌混合し、最後に脱気してネイルエナメルを製造する。
【0047】
【表5】
Figure 2004307424
【0048】
これらの結果から、製造例1に記載の着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有する本発明のネイルエナメルは、塗布のし易さ、外観及び塗布膜中のパール顔料の光輝感の高さ、発色の良さ、色くすみのなさ、透明感の高さのいずれにおいても優れるものであることが明らかである。
【0049】
【発明の効果】
本発明に係るメイクアップ化粧料は、ガラスフレークに2種以上の着色剤を層状に被覆し、平均粒子径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μmの着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有することにより、着色顔料の配合量を低減でき、光輝性の高いパール感を有し、塗布後の着色力もありながら、透明感が高く美しい発色を持ち、且つ塗布しやすいものである。

Claims (4)

  1. ガラスフレークに2種以上の着色剤を層状に被覆し、平均粒径が1〜300μm、平均厚さが0.1〜3μmの着色光輝性真珠光沢ガラスフレークを含有するメイクアップ化粧料。
  2. 前記着色剤が金属、金属酸化物、金属錯体及び有機顔料よりなる群から選ばれる2種以上の着色剤である、請求項1に記載のメイクアップ化粧料。
  3. 前記着色剤が金、銀、ニッケル、酸化チタン、酸化鉄、及び紺青よりなる群から選ばれる2種以上の着色剤である、請求項2に記載のメイクアップ化粧料。
  4. 前記着色剤が内層(第1層)は酸化チタン、外層(第2層以降)は酸化鉄及び/又は紺青よりなる2種又は3種の着色剤である、請求項3に記載のメイクアップ化粧料。
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