JPH11209243A - ファンデーション - Google Patents

ファンデーション

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JPH11209243A
JPH11209243A JP2262898A JP2262898A JPH11209243A JP H11209243 A JPH11209243 A JP H11209243A JP 2262898 A JP2262898 A JP 2262898A JP 2262898 A JP2262898 A JP 2262898A JP H11209243 A JPH11209243 A JP H11209243A
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JP
Japan
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foundation
powder
weight
skin
titanium oxide
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JP2262898A
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English (en)
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Yoshimasa Miura
由将 三浦
Yukio Murui
行男 無類井
Akihito Yokozuka
暁人 横塚
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素肌感や透明感を失うことなく毛穴を隠し、
肌のくすみを防ぐことができ、なめらかな使用感でしわ
隠し効果に優れ、しかも紫外線吸収剤のような極性油の
存在下でも優れた安定性を有するファンデーションを提
供する。 【解決手段】 酸化チタン0〜5.0重量%、微粒子酸
化チタン0〜10.0重量%、顔料粉末0〜0.5重量
%、ポリスチレン球状粉末および/またはナイロン球状
粉末3.0〜80.0重量%、極性油1.0〜30.0
重量%を含み、上記以外の球状粉末を含まないファンデ
ーションであって、該ファンデーションを腕部に0.3
g/25cm2を塗布して測色した時の分光反射率を
(A)、塗布しないで測色した時の分光反射率を(B)
とした時、波長400〜700nmにおいて常に(A)
−(B)>0であるようなファンデーションとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファンデーションに
関し、さらに詳しくは素肌感や透明感を失うことなく毛
穴を隠し、肌のくすみを防ぐことができ、なめらかな使
用感でしわ隠し効果に優れ、しかも紫外線吸収剤のよう
な極性油の存在下でも優れた安定性を有するファンデー
ションに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のファンデーションは肌の上に自分の肌色に近い色をの
せることによって、シミ、ソバカス、色ムラ、にきび跡
などを隠すという仕上げ方法が採用されていた。しか
し、このようなファンデーションはカバー力のみに頼っ
ており、頬の色も額の色もすべて同じ色でカバーされる
ことになり、本来の人間の肌にある頬の赤みや透きとお
ったような白い肌の特徴はすべて失われてしまう。この
ため最近はカバー力よりもむしろ素肌感や透明感を求め
る声が強く、自分の素肌を活かしながらアラだけは隠す
ことができる素肌感覚のファンデーションに対する要望
が強くなっている。
【0003】一方、メーキャップ化粧料において、球状
粉末は光の多重散乱効果を利用して、肌の欠点を補正
し、目立たなくしたり(肌の凹凸やシミ、ソバカス)、
使用性面においては、サラサラする感触で主としてのび
を良くするために使用されることがある。しかしなが
ら、紫外線防止効果を高めるために紫外線吸収剤等の極
性油を共存させようとすると、球状粉末の種類によって
は上記したような球状粉末の作用が損なわれたり、系の
安定性が悪くなる場合があった。この系の不安定化は、
固型ワックスを共存させる固型乳化化粧料もしくは固型
油性化粧料においてさらに顕著であった。
【0004】従って、本発明の目的は通常のファンデー
ションと同様に使用しても素肌感や透明感が失われず、
素肌を活かしたまま毛穴やくすみといった欠点のみが隠
され、かつ極性油の存在下でも優れた安定性を有するフ
ァンデーションを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の性状を有する特
定の粉末構成とすることで、従来とは異なる素肌感覚の
ファンデーションが得られ、しかも塗布中によれがな
く、なめらかな使用感でしわ隠し効果に優れると共に、
紫外線吸収剤のような極性油の存在下でも優れた安定性
を有することを見い出した。
【0006】すなわち、本発明は酸化チタン0〜5.0
重量%、微粒子酸化チタン0〜10.0重量%、顔料粉
末0〜0.5重量%、ポリスチレン球状粉末および/ま
たはナイロン球状粉末3.0〜80.0重量%、極性油
1.0〜30.0重量%を含み、上記以外の球状粉末を
含まないファンデーションであって、該ファンデーショ
ンを腕部に0.3g/25cm2を塗布して測色した時
の分光反射率を(A)、塗布しないで測色した時の分光
反射率を(B)とした時、波長400〜700nmにお
いて常に(A)−(B)>0であることを特徴とするフ
ァンデーションである。
【0007】本発明にいう「ファンデーション」とは、
通常、化粧水や乳液のあと、もしくはさらに化粧下地を
つけたあとに、スポンジまたは指でつけるもので、肌の
シミ、ソバカス、色ムラ等を隠蔽し、さらに肌色を好み
の色調に均一に変える効果を目的として使用されるもの
をいう。
【0008】本発明のファンデーションは、従来のファ
ンデーションのようにカバー力によって肌の色を好みの
色調に均一に変えるものではなく、顔料の使用を抑え、
素肌感や透明感を保持して毛穴のみを隠すことを目的と
する毛穴隠し用のファンデーション(ノーカラーファン
デーション)として用いることが好ましい。
【0009】本発明に使用される酸化チタンとしては、
一般に化粧料に用いられるものでよく、剤型に応じて未
処理品あるいは疎水化処理品を使うことができる。酸化
チタンの配合量は、0〜5.0重量%、好ましくは、0
〜3.0重量%である。酸化チタンの配合量が5.0重
量%を超えると、隠蔽性が強くなり、素肌感や透明感が
失われる。
【0010】本発明に使用される微粒子酸化チタンとし
ては、粒子形状が板状で、大きさが0.01〜0.10
μmで厚みが0.003〜0.03μmであるもの、粒
子形状が球状に近く、平均粒径が0.01〜0.10μ
mであるもの、粒子形状が紡錘状で、短径が0.005
〜0.02μm、長径が0.01〜0.10μmである
ものをいう。これらの微粒子酸化チタンは、剤型に応じ
て未処理品あるいは疎水化処理品を使うことができる。
微粒子酸化チタンの配合量は、0〜10.0重量%、好
ましくは、0〜8.0重量%である。微粒子酸化チタン
の配合量が10.0重量%を超えると、隠蔽性が強くな
り、素肌感や透明感が失われる。
【0011】本発明に使用される顔料粉末としては、一
般に化粧料に用いられるものでよく、剤型に応じて未処
理品あるいは疎水化処理品を使うことができる。かかる
顔料粉末としては、例えば酸化鉄(ベンガラ)、チタン
酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カー
ボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料、マ
ンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色
系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト
等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、
酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオ
キシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色
酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚
鱗箔等のパール顔料、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色
205号、赤色220号、赤色226号、赤色228
号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色
205号、黄色401号、及び青色404号などの有機
顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色2
27号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、
橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄
色203号、緑色3号及び青色1号などのジルコニウ
ム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料が挙
げられる。顔料粉末の配合量は、0〜0.5重量%、好
ましくは、0〜0.3重量%である。
【0012】本発明に使用されるポリスチレン球状粉末
および/またはナイロン球状粉末の合計の配合量は、
3.0〜80.0重量%であり、好ましくは、3.0〜
50.0重量%である。球状粉末の合計の配合量が3.
0重量%未満であると、肌上の毛穴を隠し、きめを整え
る効果が不十分となり、80.0重量%以上では塗布中
によれが生じやすくなり、安定性も悪くなる。
【0013】本発明で使用される極性油としては、オク
チルメトキシシンナメート、2−エチルヘキサン酸セチ
ル、4−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、
グリセリル−トリ−2−エチルヘキサノエート、トリメ
チロールプロパン−トリ−2−エチルヘキサノエート等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。極
性油の配合量は、1.0〜30.0重量%、好ましくは
1.0〜10.0重量%である。本発明においては、酸
化チタン類および顔料粉末以外の球状粉末としてポリス
チレン球状粉末および/またはナイロン球状粉末のみを
用い、その他の球状粉末を用いないことにより、極性油
を存在させても毛穴隠し効果が維持され、安定性も優れ
たファンデーションとすることができる。
【0014】本発明のファンデーションは、水中油型乳
化タイプ,油中水型乳化タイプ,油性タイプ,水性タイ
プ,固型乳化タイプ,固型パウダータイプ,パウダータ
イプ等のいずれであってもよい。これらのうち乳化型が
好ましく、特に油中水型乳化型、さらに油中水型固型乳
化型のファンデーションの場合に本発明の効果は最も発
揮される。
【0015】油中水型固型乳化型のファンデーションの
場合に用いられる固型ワックスとしては、例えば、パラ
フィンワックス,マイクロクリスタリンワックス,セレ
シン,ルナセラ,ポリエチレン等の石油系ワックス、カ
ルナバロウ,キャンデリラロウ等の天然ワックスが挙げ
られる。固型ワックスの配合量は、0.5〜20.0重
量%、好ましくは2.0〜5.0重量%である。通常、
極性油と固型ワックスを共存させた固型乳化型のファン
デーションの場合は安定性が低下するが、本発明におい
ては毛穴隠し効果が維持され、安定性も優れたファンデ
ーションとすることができる。
【0016】本発明のファンデーションは、分光反射率
特性として、ファンデーションを腕部に0.3g/25
cm2を塗布して測色した時の分光反射率を(A)、フ
ァンデーションを塗布しないで測色した時の分光反射率
を(B)とした時、波長400〜700nmにおいて常
に(A)−(B)>0である点に特徴を有する。この特
性を有するファンデーションとすることにより、肌に塗
布した時に、透明感や素肌感を付与することができる。
【0017】また本発明では上記必須成分に加えて本発
明の効果を損わない範囲で通常化粧料、医薬部外品等に
用いられる成分を配合することができる。このような成
分としては、例えば水、上記以外の油分、保湿剤、界面
活性剤、上記以外の粉末、分散剤、防腐剤、香料、薬
剤、増粘剤等が挙げられる。
【0018】油分としては、例えば、シリコーンワック
ス,デカメチルシクロペンタシロキサン,メチルポリシ
ロキサン,メチルフェニルポリシロキサン等のシリコー
ン油、セチルイソオクタノエート,グリセリルトリヘキ
サノエート,イソプロピルミリステート等のエステル
油、ワセリン,流動パラフィン,スクワラン等の炭化水
素油、ヒマシ油,オリーブ油,椿油,ホホバ油,ラノリ
ン等の天然動物植物油、高級アルコール,フルオロカー
ボン等が挙げられる。配合量としては、10.0〜6
0.0重量%が好ましい。
【0019】保湿剤としては、例えば、グリセリン,
1,3−ブチレングリコール,ジプロピレングリコー
ル,プロピレングリコール等の多価アルコール、ヒアル
ロン酸,コンドロイチン硫酸等の水溶性高分子、乳酸ソ
ーダ,クエン酸ソーダ,グルタミン酸ソーダ,2−ピロ
リドンカルボン酸ソーダ,食塩,塩化マグネシウム等の
塩類等が挙げられる。配合量としては、1.0〜30.
0重量%が好ましい。
【0020】粉末としては、無機粉末,有機粉末等の任
意の粉末を配合できる。さらに詳しくは、タルク,マイ
カ,カオリン,炭酸カルシウム,亜鉛華,酸化アルミニ
ウム,ケイ酸マグネシウム等である。また、シリコーン
処理,デキストリン脂肪酸処理等の疎水化処理された粉
末でもよい。
【0021】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をより詳細に説明
する。配合量は重量%である。
【0022】実施例1〜5、比較例1〜4 次の表1および表2の処方に従って、ファンデーション
を調製し、その分光反射率、安定性および毛穴隠し効果
を後記する方法で評価した。その結果を表3に示す。な
お、実施例1,2,5、比較例1,4は油中水型固型乳
化ファンデーションであり、実施例3、比較例2は油中
水型乳化クリームファンデーションであり、実施例4、
比較例3は油性ファンデーションである。
【0023】分光反射率 素肌感、透明感については、腕部に5×5(cm)の枠
を作って、その中に試料0.3gを塗布し、ミノルタ製
CM1000RHを用いて塗布前後における波長400
〜700nmの分光反射率を測定した。ファンデーショ
ンを塗布した時の分光反射率を(A)、ファンデーショ
ンを塗布しない時の分光反射率を(B)とした時、波長
400〜700nmにおいて常に(A)−(B)>0の
場合を○、そうでない場合を×と評価した。
【0024】安定性 (評価方法)試料のファンデーションを容器に充填し
(液状ならば透明ガラスビン、固体ならば中皿)、50
℃の恒温室に継続放置1ヵ月後、分離,離漿,発汗,ク
ラッキング(亀裂)を視感で判断した。 (評価基準)上記の評価方法により、充填時の試料の状
態を基準とした時、分離,離漿,発汗,クラッキング
(亀裂)の有無により、以下のように総合評価を行っ
た。 ○:全く観察されない。 △:一部にわずか観察される。 ×:程度が著しく観察される。
【0025】毛穴隠し効果 (評価方法)20名の専門パネルを用いて試料のファン
デーションを塗布した際の自己評価を行い、次の視感評
価を行った。 ○:毛穴がかくれる。 △:毛穴がややかくれる。 ×:毛穴がかくれない。 (評価基準)上記の評価方法により、○と答えたパネル
の人数により、以下のように総合評価を行った。 ○:15〜20名 △:6〜14名 ×:0〜5名
【0026】
【表1】 ────────────────────────────── 実施例 ──────────────── 1 2 3 4 5 ────────────────────────────── ポリスチレン球状粉末 10 − 10 10 −ホ゜リメタクリル 酸メチル球状粉末 − − − − − ナイロン球状粉末 − 10 − − 10シリコーン 処理タルク 10 10 10 10 20シリコーン 処理微粒子酸化チタン 5 5 5 5 −シリコーン 処理酸化チタン 3 3 3 3 − メチルポリシロキサン 3 3 3 3 3テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 残部 残部 残部 残部 残部 オクチルメトキシシンナメート 5 5 5 5 5 パラフィンワックス 5 5 − 10 − 塩化ジステアリルアンモニウム 0.2 0.2 0.2 − 0.2 パルミチン酸 0.4 0.4 0.4 − 0.4 オルガノ変性シ゛メチルホ゜リシロキサン 3 3 3 3 3 メチルパラベン 0.2 0.2 0.2 − 0.2 1,3−ブチレングリコール 4 4 4 − 4 イオン交換水 25 25 25 − 25 シリコーン処理赤酸化鉄 0.02 0.02 0.02 0.02 − シリコーン処理黄酸化鉄 0.2 0.2 0.2 0.2 − シリコーン処理黒酸化鉄 0.005 0.005 0.005 0.005 − ──────────────────────────────
【0027】
【表2】 ─────────────────────────── 比較例 ───────────── 1 2 3 4 ─────────────────────────── ポリスチレン球状粉末 − − − −ホ゜リメタクリル 酸メチル球状粉末 10 10 10 10 ナイロン球状粉末 − − − −シリコーン 処理タルク 10 10 10 −シリコーン 処理微粒子酸化チタン 5 5 5 15シリコーン 処理酸化チタン 3 3 3 7 メチルポリシロキサン 3 3 3 3テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 残部 残部 残部 残部 オクチルメトキシシンナメート 5 5 5 5 パラフィンワックス 5 − 10 5 塩化ジステアリルアンモニウム 0.2 0.2 − 0.2 パルミチン酸 0.4 0.4 − 0.4 オルガノ変性シ゛メチルホ゜リシロキサン 3 3 3 3 メチルパラベン 0.2 0.2 − 0.2 1,3−ブチレングリコール 4 4 − 4 イオン交換水 25 25 − 25 シリコーン処理赤酸化鉄 0.02 0.02 0.02 1.0 シリコーン処理黄酸化鉄 0.2 0.2 0.2 3.0 シリコーン処理黒酸化鉄 0.005 0.005 0.005 0.2 ───────────────────────────
【0028】
【表3】 ───────────────────────────────── 実施例 比較例 ────────────── ─────────── 1 2 3 4 5 1 2 3 4 ───────────────────────────────── 分光反射率 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × 安定性 ○ ○ ○ ○ ○ × × × × 毛穴隠し効果 ○ △ ○ ○ ○ △ △ △ × ─────────────────────────────────
【0029】図1に実施例1および比較例4のファンデ
ーションを塗布した時の分光反射率特性を、素肌の場合
と比較して示す。
【0030】 実施例6 (1)ポリスチレン球状粉末 15.0 重量% (2)シリコーン処理タルク 10.0 (3)シリコーン処理微粒子酸化チタン 7.0 (4)シリコーン処理酸化チタン 2.0 (5)メチルポリシロキサン 3.0 (6)デカメチルシクロペンタシロキサン 残部 (7)4−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 5.0 (8)パラフィンワックス 5.0 (9)塩化ジステアリルアンモニウム 0.2 (10)パルミチン酸 0.4 (11)オルガノ変性ジメチルポリシロキサン 3.0 (12)メチルパラベン 0.2 (13)1,3−ブチレングリコール 5.0 (14)イオン交換水 25.0 (15)シリコーン処理赤酸化鉄 0.02 (16)シリコーン処理黄酸化鉄 0.2 (17)シリコーン処理黒酸化鉄 0.005 (製法)(5)〜(9)を加熱溶解し、(1)〜(4)および(15)〜
(17)を分散させる。(10)を分散させた後、(12)〜(14)を
溶解して水相としたものを添加し、固型乳化ファンデー
ションを得た。このファンデーションは、肌への塗布色
が透明で、毛穴隠し効果および安定性に優れたものであ
った。
【0031】 実施例7 (1)ナイロン球状粉末 12.0 重量% (2)シリコーン処理タルク 10.0 (3)シリコーン処理微粒子酸化チタン 7.0 (4)シリコーン処理酸化チタン 2.0 (5)メチルポリシロキサン 3.0 (6)デカメチルシクロペンタシロキサン 残部 (7)2−エチルヘキサン酸セチル 8.0 (8)パラフィンワックス 7.0 (9)塩化ジステアリルアンモニウム 0.2 (10)パルミチン酸 0.4 (11)オルガノ変性ジメチルポリシロキサン 3.0 (12)メチルパラベン 0.2 (13)1,3−ブチレングリコール 7.0 (14)イオン交換水 25.0 (15)シリコーン処理赤酸化鉄 0.02 (16)シリコーン処理黄酸化鉄 0.2 (17)シリコーン処理黒酸化鉄 0.005 (製法)(5)〜(9)を加熱溶解し、(1)〜(4)および(15)〜
(17)を分散させる。(10)を分散させた後、(12)〜(14)を
溶解して水相としたものを添加し、固型乳化ファンデー
ションを得た。このファンデーションは、肌への塗布色
が透明で、毛穴隠し効果および安定性に優れたものであ
った。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファンデ
ーションは、肌に塗布した時に透明性が高く、肌のきめ
を整えてみせ、しかもしわや毛穴隠し効果に優れ、極性
油の存在下でも優れた安定性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1および比較例4のファンデーションを
塗布した時の分光反射率特性を、素肌の場合と比較して
示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化チタン0〜5.0重量%、微粒子酸
    化チタン0〜10.0重量%、顔料粉末0〜0.5重量
    %、ポリスチレン球状粉末および/またはナイロン球状
    粉末3.0〜80.0重量%、極性油1.0〜30.0
    重量%を含み、上記以外の球状粉末を含まないファンデ
    ーションであって、該ファンデーションを腕部に0.3
    g/25cm2を塗布して測色した時の分光反射率を
    (A)、塗布しないで測色した時の分光反射率を(B)
    とした時、波長400〜700nmにおいて常に(A)
    −(B)>0であることを特徴とするファンデーショ
    ン。
  2. 【請求項2】 乳化型ファンデーションである請求項1
    記載のファンデーション。
  3. 【請求項3】 乳化型が油中水型である請求項2記載の
    ファンデーション。
  4. 【請求項4】 油中水型固型乳化ファンデーションであ
    る請求項3記載のファンデーション。
  5. 【請求項5】 固型ワックス0.5〜20.0重量%を
    含む油中水型固型乳化ファンデーションである請求項4
    記載のファンデーション。
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