JP2002154763A - エレベータ昇降路及びエレベータ装置 - Google Patents

エレベータ昇降路及びエレベータ装置

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JP2002154763A
JP2002154763A JP2000341374A JP2000341374A JP2002154763A JP 2002154763 A JP2002154763 A JP 2002154763A JP 2000341374 A JP2000341374 A JP 2000341374A JP 2000341374 A JP2000341374 A JP 2000341374A JP 2002154763 A JP2002154763 A JP 2002154763A
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elevator
rail
hoistway
concrete
car
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Frederick H Barker
エイチ.バーカー フレデリック
Richard E Peruggi
イー.ペルギー リチャード
W Willsk Gilbert
ダヴリュー.ウィルスック ギルバート
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Otis Elevator Co
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/022Guideways; Guides with a special shape

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 非鉄製のガイドレール及びエレベータ案内装
置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール12は、昇降路10の構造
体と一体に構成され、望ましくはコンクリート材料を含
む。コンクリート製レール12に隣接してエレベータか
ごに複数のエアクッションが設けられ、エレベータかご
の垂直方向への移動時には、これらのエアクッション
が、レール12の少なくとも1つ望ましくは全て表面に
対して、また、少なくともかごのレール12に対して空
気流を噴射し、各レール12とかごとの間に付勢力が生
じるように制御される。空気は、ファンまたは他の供給
源によって供給される。各面に噴射される空気流によっ
て、かごが各昇降路の中心位置に位置づけられ、滑らか
でかつ静かな昇降動作が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータかご用
のレール及び案内装置に関し、特に適切なコンクリート
製レール及び案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータかごは、通常、ビルの昇降路
内に垂直に取り付けられた一対のレールの間で案内さ
れ、このレールは、鋼などの鉄製である。かごに取り付
けられたローラは、一般にこれらのレールと接触して昇
降路内でかごを適切な位置に位置づける。レールは、非
常停車時のフェイルセイフな制動面としても使用され
る。通常の運行では、エレベータの垂直移動やこの移動
に対する全ての抑制動作は、巻上げロープによって生
じ、これらのロープは、上下に動かされるとともにシー
ブによって導かれる。ロープは、釣合いおもりにも連結
されており、エレベータかごを機械的に有利に移動及び
停止することができるようになっている。シーブの動作
は、シーブに機械的に連結されたエレベータ駆動用モー
タと機械用ブレーキとによって制御される。機械用ブレ
ーキは、通常、シーブに取り付けられたドラムまたはデ
ィスクに対して、ばねによって制動位置へ動作し、エレ
ベータの移動時に制動位置からブレーキを解除するため
には電磁石が使用される。これにより、電力、電子式信
号、及びエレベータの安全回路に関する限り、非常ブレ
ーキが提供される。
【0003】一般的なエレベータ装置の鋼製レールは、
一連の水平支持部によって昇降路に取り付けられてい
る。多くの昇降路は、通常、コンクリート材料で構成さ
れており、移動式型枠で形成されるか、またはセクショ
ン毎に流してから積み重ねて組み立てられる。水平支持
部は、周知の方法によって昇降路に取り付けられ、レー
ルは、レールが一致しないときにレールを水平方向で調
整可能な締結具を使用して、これらの水平支持部に取り
付けられる。これらのレールは、乗り心地の質を維持す
るとともに一貫して安全な制動を得るために、厳密な許
容差内で製造かつ昇降路内に配置する必要がある。ビル
及び昇降路は、ビルの圧縮、揺れ、熱膨張、地震などに
よって、レールとは独立して移動及びシフトするおそれ
があるので、要求される許容差及びレール配置を維持す
ることは特に困難である。このような移動によって、エ
レベータ装置をレールに取り付けてエレベータの昇降路
内に配置することが困難となってしまう。レールがビル
から独立して設けられていることによって生じるもう1
つの問題は、複合型昇降路の場合には、エレベータ間に
一般に2.5mの間隔でデバイダビームを追加する必要
があり、この間隔がオフィスビルにおける通常の階間距
離よりも短いことである。これは、エレベータの安全装
置によって加わる荷重を支持するためである。
【0004】鋼製のレールの使用に関する他の問題に
は、鋼の製造や運搬時において鋼製レールが環境に与え
る影響や、所定の許容差内の標準形状にレールを削るこ
とが困難なことがある。かご側と釣合いおもり側の両方
に亘るように、各エレベータにそれぞれ4列の鋼製レー
ルを設ける必要がある。各レールの重量は、12kg/
m〜34kg/mの範囲にあり、これらのレールは、5
mに区分されて提供される。また他の問題は、作業者の
安全性であり、これは、全てのエレベータの昇降路にお
いてレールセクションを釣り上げて設置し、かつ整列さ
せる必要があることによる。
【0005】上述のローラは、レールと常に接触すると
ともに、高速で回転するので、高速エレベータにおいて
好ましくない騒音の原因となる。また、ローラ装置によ
る摩擦によって、エレベータ装置のエネルギ損失が引き
起こされる。従来のエレベータ装置には、エレベータに
取り付けた電磁式ガイドを利用して、かごを昇降路内で
前後左右に位置決めすることでこのような騒音を防止し
ているものがある。このような電磁式ガイドは、鉄製の
レールに対して変化する量の電磁力を提供して、かごの
昇降時にかごを昇降路の中心に近い位置に位置づける。
電磁式ガイドは、多くの電力を必要とする。1つの例で
は、かごを昇降路の中心位置に維持するために必要な力
を発生させるために1〜2kWの電力が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のレールに関する
問題は、エレベータの安全装置によって鉄製レールが損
傷されて、レールの再調整を含む高価でかつ時間のかか
る修理が必要となるおそれがあり、また、非常停止や試
験後にビルが損傷されるおそれもあることである。
【0007】複合ビルの構造が、実質的に開口した矩形
のビル用コンクリート製エレベータコアを含むことが一
般的になりつつある。これは、一部分、圧縮強度が高い
コンクリートが開発されたことによる。このようなコア
を建設する一般的な方法は、移動式型枠によるものであ
り、この方法では、ビルの頂部までコンクリートをポン
ピングするか、またはホッパを頂部まで持ち上げて型枠
にコンクリートを放出し、昇降路の3つまたは4つの全
ての壁を頂部から底部へと順次流し込む。型枠は、下側
のコアの硬化部分のくぼみからジャッキで外すことがで
きる。低層のビルでは、コンクリート製昇降路のプレキ
ャストセクションを釣り上げて、所定の場所に整列させ
て積み重ねることができる。
【0008】従来技術の全ての構成において、レールは
金属製であり、従って、エレベータ装置は、上述の難点
を有している。よって、エレベータ技術において、この
ようなレールに代わるものが求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、非鉄製のガイ
ドレール及びエレベータ案内装置である。本発明による
と、ガイドレールは、昇降路の構造体と一体に構成さ
れ、望ましくはコンクリート材料を含む。レールは、移
動式型枠工程で、またはプレキャスト工程の一部として
昇降路の製造過程において形成される。本発明のエレベ
ータ案内装置の実施例には、コンクリート製レールに隣
接してエレベータかごに複数のエアクッションを設ける
ことが含まれる。エレベータかごの垂直方向への移動時
には、エアクッションは、少なくとも1つ望ましくは全
てのレールの表面に対して、また、少なくともかごのレ
ールに対して空気流を噴射し、各レールとかごとの間に
付勢力が生じるように制御される。空気は、ファンまた
は他の供給源によって供給される。各面に噴射される空
気流によって、かごが各昇降路の中心位置に位置づけら
れ、滑らかでかつ静かな昇降動作が提供される。本発明
の1つの実施例では、各エアクッションが、かごとレー
ルとの間の空気の流れを収容あるいは制限するシール位
置を有する複数の開口部を含む。本発明の他の実施例
は、制御装置を含み、この制御装置は、それぞれの各エ
アクッションから放出される空気量を変動させるために
制御装置によって制御される可変開口部を含む。他の実
施例では、制御装置がファンまたは他の空気供給源の出
力を制御して各エアクッションから放出される空気量を
変化させる。また他の実施例では、自動制御されたバル
ブアセンブリが各エアクッションへの空気流を調整して
かごをレールの中心に位置づける。各エアクッションに
よって生じる付勢力は、エアクッション内に保たれる空
気圧に比例する。更に他の実施例では、上記エアクッシ
ョン装置の1つの代わりにかごもしくは釣合いおもりを
案内するために、従来のローラまたはタイヤを含み、こ
れらのローラまたはタイヤは、特に、“乗り心地”があ
まり重要でない釣合いおもり用に使用される。
【0010】本発明のまた他の実施例は、斜行エレベー
タまたは人員輸送装置を概略的に示している。この装置
は、従来の斜行エレベータとほぼ同様であるが、本発明
の先の実施例と同様に一体に形成されたコンクリート製
ガイドレールを備える。本発明の斜行エレベータ装置
は、高速の用途ではエアクッションを使用し、より低速
の用途ではローラまたはタイヤを使用する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に係る
コンクリート製昇降路10は、コンクリート製昇降路ま
たは昇降路セクションを流し込むときに一体に形成され
た案内用機構つまりレール12を含む。これらの機構つ
まりレール12は、例えばコンクリート壁14に対して
垂直に延在していてもよく、または他の方向または形状
であってもよいが、完全に従来技術の金属製レールの代
わりとなるとともに上述のような利点を有する。複合型
昇降路内のエレベータ昇降路18の間の柱16や他のレ
ールの延長部及び形状は、ビルの構造上有利に利用可能
であり、従って、ビル自体で必要な構造材料を超えてエ
レベータレールが必要とする追加材料の量が最小とな
る。
【0012】本発明は、従来技術の移動式型枠の概念を
採用し、レールをコンクリートで形成するためにこの型
枠にレール機構を含む。この方法は、非常に厳密な許容
差で、昇降路及びレール装置を容易でかつ迅速に形成す
る手段を提供する。型枠装置として単一の型を使用する
ことで、レールが常に同じ寸法で、かつ他のレールから
等距離で、更に、その一部であるコア壁から等距離で確
実に流し込まれる。移動式型枠による建設の基本的な概
念は、従来技術において周知であり、ここではあえて説
明しないが、壁の形成と同時にレールを一体型の装置と
して形成するように移動式型枠を用いる点だけに関して
言及する。
【0013】移動式型枠の性質により、コンクリート製
ガイド間の距離が各階において比較的等しく保たれる。
時間経過とともに昇降路の圧縮が生じてもいいように、
レールの断面寸法が徐々に変化するように型枠を調整す
ることができ、または、昇降路及びビルの荷重によりレ
ールが底部に向かって僅かに拡大する可能性を考慮し
て、昇降路を流し込むにつれて比較的低い圧縮強度のコ
ンクリートを使用することができる。本発明は、このよ
うな頂部対底部の変動を許容するものであり、エアガイ
ドとして設けたじゃ腹状の装置と、ローラ装置をレール
と近接して保つようにこのローラ装置に設けたばね手段
装置と、を含む。移動式型枠即ち”場所打ち”の方式
は、最新式の圧縮強度が高いコンクリート型枠や撹拌装
置と同様に、上部から底部まで非常に滑らかでかつ継目
のない表面を提供する。このことによって、必要な平滑
化処理が減少するので、初期の建設に有利であり得ると
ともに、エレベータ部材の寿命も延長される。表面が粗
いと、この面と接触する部材の摩耗が速まることは明ら
かである。しかし、多少の追加作業が生じるが、持ち運
べる工具や材料を用いて欠陥を平滑化または補修するこ
ともできる。同様の技術は、例えば低層のビルなどで使
用されるプレキャスト昇降路セクションの継目を平滑化
するためにも使用できる。
【0014】コンクリート製ガイドレールを流し込むこ
とに関して、図1Aの矩形、図2のT字型形状、及び図
3,4,5に示した他の形状などの多くの異なる形状を
使用することもできるという認識も重要である。外側レ
ールと中央レールとは、同様の機能を実行するが、図面
で明瞭となるように、外側レールには符号12、中央レ
ールには符号16を付した。実質的には、種々の工学的
または建設上の理由によってどのような断面形状を採用
してもよく、このような理由には、かごを中心に位置づ
けるとともに案内するように空気の力を一様にしたり、
昇降路自体に構造的な安定性が加わるようにすることな
どがある。本発明で図示したコンクリート製レールのそ
れぞれの異なる形状は、ガイドが動作する異なる表面を
提供し、図示の異なる形状を使用するためにはガイドの
厳密な動作を変更する必要がある。図示のガイドは、垂
直でかつ平行なガイド面を有する矩形及びT字型の形状
に対応するものである。
【0015】本発明の1つの実施例では、図1Bに示し
たように、レール12は、機械のベッドプレート即ち枠
13用の足場つまり取付支持部を提供するために昇降路
10よりも短くなっており、上記支持部は、複合型昇降
路において中央のレール柱を側面から側面へ横方向で支
持するようにも働く。また、コンクリート製レールは、
従来技術で周知の下部機械配置のように、昇降路の底部
即ちピットに取り付けられた機械とベッドプレートのア
センブリの上部に打つこともできる。
【0016】複合型昇降路において、エレベータ間のか
ご用レール柱の横方向での支持は、各階床高さにおいて
従来の鋼製デバイダビームまたは同様の部材を設け、場
所打ちによる建設の場合には、このような部材を移動式
型枠リグの下側に固定された従動作業デッキを用いて設
置する。また、補助的な移動式型枠装置によって、垂直
なレール柱とともに水平なデバイダビームを打つことも
できる。
【0017】鋼や他の金属製レールを必要とする従来の
ローラや最新式の電磁式ガイドの変わりに、本発明のエ
レベータ装置は、水平輸送のための空港用自動人員輸送
(APM)装置で使用されているオーチスのエアクッシ
ョン装置と同様のエアクッション装置によって左右及び
前後の平面において案内される。このようなエアクッシ
ョン装置は、必要な電力が非常に小さく、従って、本発
明での使用に非常に適している。比較のために説明する
と、定員100名のAPM輸送装置では、満員の輸送装
置全体を浮かせて移動させるのに12kWの送風機モー
タだけを必要とし、各エアパッドで要求される空気は、
たった10cfmである。エレベータは、通常ワイヤロ
ープに懸架されるとともに静的に釣り合っているか、ま
たは油圧式ラムによって持ち上げられているので、エレ
ベータかごを持ち上げるつまり浮かせる必要がなく、単
に昇降路内の所望の位置にエレベータを付勢するだけで
よい。横方向におけるかごの荷重が小さいので、ガイド
にかかる圧力は非常に小さい。これによって、要求され
る電力が所望のレベルまで減少する。例えば、現在製造
されている最も大きい乗客用エレベータであると思われ
る、容量が2250+2250=4500kgの高速ダ
ブルデッキエレベータの場合には、昇降路内でエレベー
タかごの所望位置を保つために、おそらく計1.5kW
だけしか必要としない。このようなエレベータにおい
て、横方向に案内するための一般的な力である1,00
0〜2,000Nでは、約3psiの空気圧で約986
平方センチの有効エアクッション領域が必要となる。エ
アクッションの寸法は、約15cm×65cmとするこ
とができ、この大きさは、かごの側面に沿ってその頂部
及び底部に好適にはまる大きさである。比較のために更
に説明すると、より一般的なエレベータの寸法では、案
内する力は、約56キログラムしか必要とされない。図
2及び外側レール12を参照して、この実施例で好適な
パッドの位置を説明すると、パッドは、各面20,2
2,24にそれぞれ位置し、また、クッションは、レー
ル16の面26,28,30に位置する。
【0018】2つのこのようなエアクッションアセンブ
リ32の概略的位置が図6のレール12の一部に示され
ており、各クッションは、送風機または加圧流体(空
気)の供給源(図示省略)に接続されているとともに少
なくとも1つの開口部34望ましくは2つの開口部34
を有する。これらのクッション34は、それぞれ膨張可
能なシースつまりベロー36(図7,8参照)とシール
部材38とを含む。シース36は、柱と接触していない
状態でエレベータかごによって圧縮されていないときに
は、延びた状態に保たれるようにエネルギが与えられる
ことが望ましい。シース36の軸方向長さを制限するこ
とにより、シール38が直接影響を受け、シース36と
レール12によって画定される空間40内の流体圧力に
影響を与える。特に、エレベータかご(図示省略)の揺
れ、またはかご内に立っている乗客の位置による不均衡
な状態によってエアクッション32に負荷が加わると、
クッション32は、レール12に近づくように押され
る。この動作によってシール38がレール12に接触
し、空間40に供給される流体の漏れを相対的に防止す
る。逆に、エアクッション32に荷重が加わっていない
場合には、シール38はレール12と接触しない状態ま
で移動し、流体漏れ速度が比較的高くなる。このような
比較的低いまたは高い漏れ速度は、空間40内における
圧力が比較的高いまたは低い状態にそれぞれ対応する。
シース36は、また、折りたたみ可能であり、空間40
内の圧力を充分高い圧力まで徐々に増加させてその方向
におけるエレベータかごの移動を阻止するように、1つ
の実施例では図示のようにアコーディオン形状を有して
いる。他方に移動した場合には、複数の他のエアクッシ
ョンが上述のように作用する。ベローは、また、壁の圧
縮による影響を補償するための手段が他にない場合に、
このような圧縮によって生じ得る頂部対底部のレール寸
法の変動を補償するように働く。エアクッションは、エ
レベータかごが昇降路18の中心位置に位置づけられる
ように、全体として効果的かつ緩やかにかごを維持す
る。
【0019】前後左右の移動に対してエレベータの両側
にエアクッションを設けたことにより、平衡即ちセンタ
リングの効果が得られ、これにより、乗り心地が非常に
良くなる。所定の最大値よりも圧力を低く保つようにゲ
ートバルブが設けられており、振動の面で乗り心地を維
持する。また、エアガイダンス装置は、摩擦が非常に小
さいので、発生する騒音が非常に少ないとともに、エレ
ベータのエネルギ消費量が減少する。これらのエアクッ
ションは、必然的にある程度の位置的な自動制御を提供
し、エアクッションが案内面に対して押しつけられる
と、エアクッションとコンクリート製ガイドとの間の背
圧が上昇し、エアクッションをガイドから遠ざけるよう
により大きな力が生じる。逆に、エアクッションが案内
面から遠ざかると、このエアクッションによって生じた
力が減少し、反対側のエアクッションによって昇降路1
8の中心へと戻るようにかごが移動可能となる。このよ
うにして、エアクッションは、かごが昇降路18内で移
動するにつれてエレベータかごの位置を実質的に自動制
御する。
【0020】よりいっそうの自動制御を行うように、本
発明は、図9に示したスプールバルブを更に含むことが
できる。続いて、図9を参照すると、コンクリート製レ
ール12、シース36、レール12の両側に設けられた
シール38が示されている。本発明のこれらの部分に加
えて、供給管路42,44と戻り管路46,48とがス
プールバルブ50に接続されている。スプールバルブ5
0は、戻り管路46,48において圧力が静圧でかつ等
しい場合に、中央に位置決めされるようにばねによって
付勢されている。ばねによる付勢は、ばね52によって
行われることが望ましい。スプールバルブ50は、動作
が可能となるようにハウジング54と分岐ピストン56
とを備える。ピストン56は、2つの流れ領域を含むこ
とが望ましく、これらの流れ領域は、加圧流体の供給源
(図示省略)から選択された一方の供給管路42または
44にバルブ50を通って多くのまたは少ない加圧流体
が流入可能となるように付勢可能となっている。ピスト
ン56は、一方または他方の戻り管路46または48に
よって、バルブハウジング54の一方または他方に向か
って付勢される。図において、(上部、下部、下向き、
上向きなどの表現は、本発明の装置における位置を示す
ものではなく、単に図における部材の相対的な位置を説
明するためだけに用いると)ピストン56の上部は、戻
り管路46によって供給される圧力によって下向きに押
される。この圧力は、かご枠60が図の上部においてレ
ール12と接触するようにシール38を押しつけている
ことにより、上部エアクッションの空間40で生じてい
る。これによってバルブ50のピストン56が下向きに
移動し、矢印62で示すように、高圧流体がバルブ50
を通って管路44へと移動可能となる。この流路は、図
の上部の空間40における圧力を更に増加させる効果を
有し、昇降路内のより中心に近い位置である図の上部に
向かってかご枠を押し戻す。管路42は、ピストン56
によって遮断されているので、この管路42には加圧流
体が流れない。図の下部の空間40には、追加の流体が
流入しないので、この空間は低圧状態となり、図の上部
方向に向かって移動するかご枠60の動きを補助する。
本発明の好適実施例では、1つのスプールバルブが各対
となった前後のエアクッションを動作させ、追加のスプ
ールバルブが対となった左右のクッションを動作させ
る。
【0021】本発明の他の実施例では、図10を参照す
ると、間隙センサ66と接続された制御装置64によっ
て圧力調整が行われ、この間隙センサ66は、レーザ装
置や音波装置などの、センサとレール12との間の距離
を測定することができる従来のセンサであればどのよう
なものでもよい。制御装置64は、更に、流体圧力供給
源70と空間40の間に配置された可変オリフィスバル
ブ68のような圧力調整器に接続されている。制御装置
64は、間隙センサ66からの情報を読み取って、空間
40に供給される加圧流体の量を調整するためにオリフ
ィスバルブ68の開口部の大きさを制御するようにプロ
グラムされている。オリフィスバルブ68は、レール1
2が間隙センサ66からより離れている場合に大きさが
減少し、レール12が間隙センサ66により近い場合に
大きさが増加する。圧力の均衡が維持されて、エレベー
タかごが最も効率的に昇降路の中心位置に位置づけられ
るように、制御装置64は、装置で使用される全てのエ
アクッションに接続されることが望ましい。
【0022】本発明の更に他の実施例では、図11を参
照すると、制御装置72は、間隙センサ66から情報を
受け取ってこれに応答する点では制御装置64と同様で
あるが、送風機ファン78に接続されたモータ76を駆
動する変速モータ駆動装置74と作動可能に接続されて
おり、これを制御するようにプログラムされている。送
風機ファン78は、空間40へ供給される加圧流体を生
じさせ、モータ速度によって容易に調整可能である。こ
の実施例では、離れた加圧流体供給源及び接続管路を必
要とせず、離れた流体供給源の利用が困難な用途におい
て使用することが望ましい。
【0023】選択的に含まれ得る本発明の他の形態で
は、図12,図13を参照すると、かごのエアクッショ
ン32と協働するとともにその横方向への推力を補助す
るように働くローラが含まれ得る。このような予備ロー
ラは、過酷な状態の下で(かごが昇降路に取り付けられ
た他の装置と干渉するのを防止するためにも)かごの側
方への移動を制限するようにも働く。これらの図では、
ローラ80が、エレベータかご(図示省略)に取り付け
られた裏当てプレート84にブラケット82によって固
定されている。図を順に見ていくと、エレベータかごを
制御するローラ80の動作を理解することができる。図
12では、かごがレール12の図示した側から離れるよ
うに移動しており、ローラ80は、かごに接触していな
い。図13では、逆に、かごがレール12に向かって移
動しており、ローラ80は、レール12と接触してい
る。この位置において、ローラ80は、エレベータかご
を安定させるのを補助する。積載が不均一であったりま
たは他の理由により、かごが一方向に予想されるよりも
大きく移動した場合には、かごとレール12との接触が
ローラによって防止され、エアクッション32やエレベ
ータ装置の他の部材の耐用寿命を短縮するおそれがなく
なる。
【0024】また、ローラ80に弾性を追加したり、目
的階に接近している時にエレベータかごの振動を選択的
に停止可能としたり、送風機またはファンの寸法を減少
させたり、またはエレベータが階床に停止しているか階
床に接近している時に送風機の速度を減少させるかまた
は送風機の作動を停止するために、ブラケット84をば
ねまたは選択的に動作可能なソレノイドなどの他の装置
と交換することができる。
【0025】例えば、かごが目的の停車階に接近すると
同時に全ての面がレール12と接触するようにローラを
延長するソレノイドは、エレベータかごの全ての振動を
防止することができるので、望ましい場合がある。この
ようなソレノイドは、同時動作を確実にするために制御
装置によって作動されることが望ましい。同様の装置
は、エアクッション装置が故障した場合にエレベータか
ごを運転可能な状態に保つように使用することもでき
る。ばねによって付勢されたローラをレールから離すた
めにソレノイドを使用すると、ソレノイドへの電力供給
が停止された場合に、ローラがレールと接触するように
移動可能となる。電力供給の停止は、直接装置にプログ
ラムするか、制御装置によって引き起こされるか、また
は単に実際に電力供給を停止することができる。ローラ
は、ポリウレタンまたは同様の中実の材料で構成するこ
とができ、または運転をより滑らかにするために空気で
膨らませたタイヤとすることもできる。
【0026】このようなタイヤやローラなどのガイド
は、従来の方法で使用することができるが、本発明で
は、コンクリート製のレール上を進み、ローラまたはタ
イヤが大きな騒音の原因とならない低速または中速のエ
レベータではエアガイドを含まない。
【0027】好適な実施例を開示及び説明したが、本発
明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変更及
び代用を行うことができる。従って、本発明は、限定的
ではなく例示的に説明したものである。
【0028】本発明の他の実施例が図14に示されてい
る。斜行エレベータまたは人員輸送装置90は、望まし
くは昇降路94と一体に構成されたコンクリート製レー
ル装置92上に支持されている。エレベータかご96
は、斜行エレベータまたは人員輸送装置とともに使用さ
れる従来型のかごであり、ガイド部が、低速用途ではロ
ーラまたはタイヤの装置、高速用途ではエアクッション
98となるように変更されることが望ましい。低速用途
では、優れた乗り心地を提供するためにローラまたはダ
イヤのガイド装置で充分であり、高速用途では、エレベ
ータかご96内の乗客が高速においてローラやタイヤを
通じてでこぼこを感じるおそれがあるので、エアクッシ
ョン装置が望ましい。エアクッション98は、上述の実
施例と同様であることが望ましい。図では、エアガイド
に対向して釣合いおもり100にタイヤガイド102が
設けられている。エアガイドを代わりに設けることもで
きるが、より高価であり、ほとんどの斜行エレベータ
は、ゆっくりと移動するので、かご96にエアガイド9
8を設けることが望ましい場合でも、釣合いおもり10
0にはダイヤガイド102を設けるだけで充分である。
【0029】他の点では、斜行エレベータ装置90は、
従来技術と同様に機械とシーブのアセンブリ104とロ
ープ106とを含む。望ましくは、また本発明の上述の
実施例に関連して説明される重要な形態によると、コン
クリート製レール92は、昇降路94の頂部よりも短い
長さで終端となっており、コンクリート製レール92が
機械とシーブのアセンブリを支持及び固定するための足
場即ち取付位置をも提供する。
【0030】好適実施例に関して開示及び説明したが、
本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変
更や代用を行うことができる。従って、本発明は限定的
ではなく、例示的に説明したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、本発明を用いたエレベータ装置用の
昇降路の頂部の説明図であり、図1Bは、機械の枠の足
場を提供するために昇降路の頂部よりも短い長さで終端
となっているレールを示す概略側面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】他のレール形状の断面図である。
【図4】また他のレール形状の断面図である。
【図5】また他のレール形状の断面図である。
【図6】コンクリート製レールの前面及び隣接する1つ
の側面に作用するように設けたエアクッションの概略図
である。
【図7】図6の1つのエアクッションの第1の位置にお
ける断面図である。
【図8】図6の1つのエアパッドアセンブリの第2の位
置における断面図である。
【図9】本発明のコンクリート製レールガイド用のスプ
ールによって動作するエアクッションの頂部の概略的な
断面図である。
【図10】本発明の可変オリフィスバルブ装置の頂部の
断面図である。
【図11】本発明の変速ファン装置の頂部の概略的な断
面図である。
【図12】本発明のエアガイド装置用の予備ローラホイ
ールを示す概略的な断面図である。
【図13】異なる位置における図12と同様の説明図で
ある。
【図14】斜行エレベータまたは人員輸送装置に関連し
て使用される本発明の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
10…コンクリート製昇降路 12…レール 13…枠 14…コンクリート壁 16…中央レール 18…エレベータ昇降路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード イー.ペルギー アメリカ合衆国,コネチカット,グラスト ンベリー,ヒュールバート ストリート 153 (72)発明者 ギルバート ダヴリュー.ウィルスック アメリカ合衆国,コネチカット,ウエスト シムズベリー,ニムロッド ロード 7 Fターム(参考) 3F301 BB05 BB09 DA01 3F305 AA24 BA07 BD00 BD01 BD03

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁構造体と、 前記コンクリート壁構造体と一体に設けられたエレベー
    タかごガイドレールと、を含むことを特徴とするエレベ
    ータ昇降路。
  2. 【請求項2】 前記レールは、構造用鋼を含むことを特
    徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  3. 【請求項3】 前記レールの形状が、矩形であることを
    特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  4. 【請求項4】 前記レールの形状が、七角形であること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  5. 【請求項5】 前記レールの形状が、多角形であること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  6. 【請求項6】 前記レールの形状が、湾曲していること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  7. 【請求項7】 前記レールの形状が、三角形であること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  8. 【請求項8】 複数の昇降路を含むとともに、隣接する
    昇降路間にコンクリート製の中央柱レールを含むことを
    特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  9. 【請求項9】 側方の前記レールが、前記昇降路の頂部
    または底部において該昇降路内に固定された機械の枠用
    の足場即ち取付支持部を提供していることを特徴とする
    請求項1記載のエレベータ昇降路。
  10. 【請求項10】 前記機械は、前記昇降路の頂部に取り
    付けられており、前記機械の枠は、前記柱レールに対し
    て側方での支持を提供することを特徴とする請求項1記
    載のエレベータ昇降路。
  11. 【請求項11】 前記中央柱レールは、鋼またはコンク
    リート製のデバイダビームによって側方に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のエレベータ昇降路。
  12. 【請求項12】 一体となったコンクリート製エレベー
    タかご用ガイドレールを有するコンクリート製昇降路
    と、 前記昇降路内に懸架されたエレベータかごと、 前記エレベータかごに配置されるとともに、前記ガイド
    レールの少なくとも1つの面と空気浮上式の関係となっ
    ている少なくとも1つのエアクッションと、を含むこと
    を特徴とするエレベータ装置。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つのエアクッション
    に対向して少なくとも1つの第2のエアクッションを含
    み、この第2のエアクッションは、前記ガイドレールの
    前記少なくとも1つの面の反対側の面に対して空気浮上
    式の関係となっていることを特徴とする請求項12記載
    のエレベータ装置。
  14. 【請求項14】 前記対向するエアクッションは、それ
    ぞれ共通のスプールバルブに接続されており、該スプー
    ルバルブは、前記各エアクッションに選択的に加圧流体
    を供給していることを特徴とする請求項13記載のエレ
    ベータ装置。
  15. 【請求項15】 前記スプールバルブは、接続されてい
    る前記各エアクッション内の圧力に対して自動的に応答
    して、より高い圧力を有するエアクッションに加圧流体
    を導くことを特徴とする請求項14記載のエレベータ装
    置。
  16. 【請求項16】 近接センサと、 前記近接センサに接続された制御装置と、 前記制御装置に接続された圧力調整器と、を更に含み、
    前記制御装置が、前記近接センサから提供される信号に
    応答して前記調整器を制御していることを特徴とする請
    求項12記載のエレベータ装置。
  17. 【請求項17】 前記圧力調整器は、加圧流体供給源に
    接続されたバルブであることを特徴とする請求項16記
    載のエレベータ装置。
  18. 【請求項18】 前記バルブは、可変オリフィスバルブ
    であることを特徴とする請求項17記載のエレベータ装
    置。
  19. 【請求項19】 前記圧力調整器は、ファンであること
    を特徴とする請求項16記載のエレベータ装置。
  20. 【請求項20】 前記少なくとも1つのエアクッション
    は、 ローラブラケットと、 前記ブラケットに回転可能に取り付けられたローラと、
    を含むことを特徴とする請求項12記載のエレベータ装
    置。
  21. 【請求項21】 前記ブラケットは、ソレノイド上で移
    動可能となっているとともに、前記ローラを静止位置か
    ら該ローラが前記レールのうちの1つのレール面と接触
    する位置まで変位させることを特徴とする請求項20記
    載のエレベータ装置。
  22. 【請求項22】 一体となったコンクリート製エレベー
    タかごガイドレールを有するコンクリート製昇降路と、 前記昇降路内に懸架されたエレベータかごと、 前記エレベータかごに配置されているとともに、前記ガ
    イドレールのうちの1つの少なくとも1つの面と接触可
    能に設けられた少なくとも1つのローラガイドと、を含
    むことを特徴とするエレベータ。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つのローラガイドに
    対向して少なくとも1つの第2のローラガイドを含み、
    この第2のローラガイドは、前記ガイドレールの前記少
    なくとも1つの面の反対側の面と接触可能となっている
    ことを特徴とする請求項22記載のエレベータ。
  24. 【請求項24】 昇降路の第1の部分を流し込み、 前記第1の部分を流し込んだ中に型枠を移動して第2の
    部分を定め、 前記第2の部分を流し込み、 前記昇降路の最終的な長さまで、前記移動と前記流し込
    みを繰り返すことを含むことを特徴とするコンクリート
    製エレベータ昇降路の建設方法。
  25. 【請求項25】 前記型枠が、壁と側方のレールとを定
    めていることを特徴とする請求項24記載のコンクリー
    ト製昇降路の建設方法。
  26. 【請求項26】 前記型枠が、更に中央柱レールを定め
    ていることを特徴とする請求項25記載のコンクリート
    製昇降路の建設方法。
  27. 【請求項27】 前記型枠が、中央柱レールを定めてい
    ることを特徴とする請求項24記載のコンクリート製昇
    降路の建設方法。
  28. 【請求項28】 アセンブリからコンクリート製レール
    の一面に向かって加圧流体を放射し、 アセンブリから前記コンクリート製レールの対向面に向
    かって加圧流体を放射することを含むことを特徴とする
    エレベータかごをコンクリート製レール上で案内する方
    法。
  29. 【請求項29】 前記エレベータかごから前記レールの
    面までの近接距離を感知し、 前記レールの前記面に向かって噴射される前記加圧流体
    を制御して、前記レールからの選択された距離を維持す
    ることを特徴とする請求項28記載のエレベータかごを
    コンクリート製レール上で案内する方法。
  30. 【請求項30】 前記制御は、加圧流体供給源と前記レ
    ールとの間に配置したバルブの開口部を変化させること
    によって行われることを特徴とする請求項29記載のエ
    レベータかごをコンクリート製レール上で案内する方
    法。
  31. 【請求項31】 前記制御は、前記レールの方向に向か
    って加圧流体を発生させるファンの速度を変化させるこ
    とによって行われることを特徴とする請求項29記載の
    エレベータかごをコンクリート製レール上で案内する方
    法。
  32. 【請求項32】 斜行エレベータまたは人員輸送装置を
    定めるように昇降路内に設けられたコンクリート製レー
    ルサブシステムと、 前記コンクリート製レールサブシステムによって案内さ
    れるエレベータかごと、 前記コンクリート製レールサブシステムに取り付けられ
    た機械とシーブのアセンブリと、を含むことを特徴とす
    る斜行エレベータまたは人員輸送装置。
  33. 【請求項33】 前記コンクリート製レールサブシステ
    ムは、前記昇降路と一体に流し込まれることを特徴とす
    る請求項32記載の斜行エレベータまたは人員輸送装
    置。
  34. 【請求項34】 前記エレベータかごは、少なくとも部
    分的に前記コンクリート製レールサブシステムによって
    支持されていることを特徴とする請求項32記載の斜行
    エレベータまたは人員輸送装置。
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