JPH10279227A - つり合いおもり付き油圧エレベーター - Google Patents

つり合いおもり付き油圧エレベーター

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Publication number
JPH10279227A
JPH10279227A JP8809597A JP8809597A JPH10279227A JP H10279227 A JPH10279227 A JP H10279227A JP 8809597 A JP8809597 A JP 8809597A JP 8809597 A JP8809597 A JP 8809597A JP H10279227 A JPH10279227 A JP H10279227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
car
hydraulic jack
hoistway
balance weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8809597A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ueno
昭男 植野
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Tomofumi Hagitani
知文 萩谷
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Hidekazu Nakamura
秀和 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Mito Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8809597A priority Critical patent/JPH10279227A/ja
Publication of JPH10279227A publication Critical patent/JPH10279227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/023Mounting means therefor
    • B66B7/024Lateral supports

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】建屋上部にかご等の荷重をかけることなく、つ
り合いおもりの自重を充分に受けうるようにした安全性
の高い油圧エレベーターを提供すること。 【解決手段】昇降路内を昇降する乗かごと、前記乗かご
を昇降路に沿って昇降するために、前記昇降路内に設置
された伸縮可能な油圧ジャッキと、ロープを介して前記
乗かごと連結され、かつ案内車によって吊下げられるつ
り合いおもりと、前記つり合いおもりを昇降路方向に沿
って案内するガイドレールとを有するつり合いおもり付
き油圧エレベーターにおいて、つり合いおもりを支持可
能で、かつ、前記ガイドレールおよび建屋と独立したつ
り合いおもり案内自立枠を前記昇降路付近に設け、前記
ロープが巻掛けられている前記案内車を前記つり合いお
もり案内自立枠の上部に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ジャッキによ
り乗かごを昇降させる油圧エレベーター、特につり合い
おもり用いて負荷を軽減するつり合いおもり付き油圧エ
レベーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、実開昭54−55065号公報
に示された従来のつり合いおもり付き油圧エレベーター
を示す断面図で、昇降路1内には、乗かご2を昇降方向
に沿って移動するため、伸縮可能な油圧ジャッキ3が設
けられている。
【0003】つり合いおもり4は、昇降路1の天井部に
設置した案内車51、52に巻掛けられたつり合いおも
り用ロープ6を介して、乗かご2の上端に連結されてい
る。すなわち、つり合いおもり用ロープ6の一端は乗か
ごに、他方の吊下げ端は、ガイドレール7により案内さ
れるつり合いおもり4に連結されている。
【0004】上記のように構成された油圧エレベーター
においては、図示しない油圧パワーユニットから油圧ジ
ャッキ3に圧油を送り込むことにより、乗かご2の上昇
運転を行ない、また下降運転は乗かご2及び油圧ジャッ
キ3のプランジャの重量により、油圧ジャッキ3内の油
をコントロールチェックバルブなどを通して油タンク
(図示しない)へ戻すことにより行なうようにしてい
る。
【0005】そして、特につり合いおもり付き油圧エレ
ベーターでは、昇降路1の天井部に固定した案内車5
1、52を介して乗かご2とつり合いおもり4をロープ
6によって連結するようにしているので、油圧ジャッキ
3のみで乗かご2の全荷重を支持することなくつり合い
おもりによって乗かご2の荷重が減少し、駆動エネルギ
ーの省力化が図られている。
【0006】また、図5に示すような、特開昭61−1
36889号公報に示された従来のつり合いおもり付き
油圧エレベーターにおいては、前述の目的を達するため
案内車8をつり合いおもり用ガイドレール7の上端部に
設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のつ
り合いおもり付き油圧エレベーターでは、つり合いおも
り用ロープ案内車51、52を昇降路1の天井部に吊下
状態に設ける方式をとっているため、昇降路1の上部に
荷重がかかり、建屋に梁を設けるなどの補強工事が必要
となるとともに、建屋上部に荷重をかけないという油圧
エレベーター本来の長所が生かしきれず、建屋との取り
合い上及び建築コストの点で問題があった。
【0008】また、この欠点を補うためにつり合いおも
り用ガイドレールの上端部に、案内車を固定する方式
は、ガイドレールはつり合いおもりの昇降を案内する目
的のものであって、強度的に強固なものでなく、かつ長
尺であり、つり合いおもりの自重の圧縮荷重を受ける
と、座屈するおそれがあった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、建屋上部にかご等の荷重をかけ
ることなく、つり合いおもりの自重を充分に受けられる
ようにした安全性の高い油圧エレベーターを提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るつり合い
おもり付き油圧エレベーターは、つり合いおもりを昇降
方向に案内するガイドレールを支える自立枠を設け、こ
の自立枠の上端部につり合いおもり用ロープが巻掛けら
れる案内車を固定したものである。
【0011】したがって、つり合いおもり用ロープを介
してその案内車にかかる荷重は、自立枠によって支持さ
れることになり、建屋の上部に荷重を受けさせないこと
は勿論のこと、エレベーターのかご自重の規模に自由に
対応でき、かつ、大容量のものに対応することが可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図1
から図3について説明する。
【0013】昇降路1内には、乗かご2を昇降方向に沿
って移動するため、伸縮可能な油圧ジャッキ3が設けら
れている。
【0014】つり合いおもり4は、昇降路1の天井部に
設置した案内車8に巻掛けられたつり合いおもり用ロー
プ6を介して、乗かご2の下端に連結されている。すな
わち、つり合いおもり用ロープ6の一端は乗かご2に、
他方の吊下げ端は、ガイドレール7により案内されるつ
り合いおもり4に連結されている。
【0015】上記のように構成された油圧エレベーター
においては、図示しない油圧パワーユニットから油圧ジ
ャッキ3に圧油を送り込むことにより、乗かご2の上昇
運転を行ない、また下降運転は乗かご2及び油圧ジャッ
キ3のプランジャの重量により、油圧ジャッキ3内の油
をコントロールチェックバルブなどを通して油タンク
(図示しない)へ戻すことにより行なうようにしてい
る。
【0016】昇降路1の天井部に固定した案内車8を介
して乗かご2とつり合いおもり4をロープ6によって連
結するようにしているので、油圧ジャッキ3のみで乗か
ご2の全荷重を支持することなくつり合いおもりによっ
て乗かご2の荷重が減少し、駆動エネルギーの省力化が
図られている。
【0017】図2、図3に示すようにつり合いおもり4
のガイドレール71、72は昇降路1内に平行かつ垂直
に配設され、このガイドレール71、72によってつり
合いおもり4を昇降方向に案内できるようになってい
る。
【0018】このガイドレール71、72を図3に示す
如く、たとえばU字形に成形された部材を対向させ、そ
れを継ぎ部材10aによって構成された自立枠10に固
定する。
【0019】この自立枠10を図1に示すごとく昇降路
底部のピット面から立ち上げ、かつ上部につり合いおも
りを吊下げるロープを巻掛けている案内車8を固定す
る。
【0020】上記のように構成されたつり合いおもり付
き油圧エレベーターにおいて、乗かご2とつり合いおも
り4との間を連結するロープ6の案内車8を、自立枠1
0の上端部に取り付けたものであるから、ロープを介し
て案内車8にかかる荷重はこの自立枠10によって直接
支持することになる。自立枠10は、固定部材11a、
11bにより建屋に固定されている。
【0021】このため建屋の上部につり合いおもりの荷
重がかからなくなり、さらに、つり合いおもりの荷重に
合せた強度部材にすることによって大容量のものに対応
できる。
【0022】なお、図示してないが、この自立枠10は
昇降路への搬入、据付を容易にするために、高さ方向に
分割、また継ぎ部材10aは、ボルト締結とすることも
出来る。また、自立枠10とレール7はボルト締結、ま
たは溶接結合とした一体構成品とすることも出来る。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、つ
り合いおもりの荷重を建屋に負担させることなく、かつ
ガイドレールに負担させることによるエレベーターの規
模の制約をなくし、自立枠の強度をつり合いおもりの規
模に合せて、選定できるので、効率の良いつり合いおも
りつき油圧エレベーターとすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のつり合いおもり付き油圧エ
レベーターを示す縦断面図である。
【図2】図1の昇降路の平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自立枠の詳細立体図で
ある。
【図4】従来のつり合いおもり付き油圧エレベーターの
縦断面図である。
【図5】従来のつり合いおもり付き油圧エレベーターの
縦断面図である。
【符号の説明】
1…昇降路、2…乗かご、3…油圧ジャッキ、4…つり
合いおもり、6…ロープ、7…ガイドレール、8…案内
車、10…自立枠。
フロントページの続き (72)発明者 萩谷 知文 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 中村 一朗 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 中村 秀和 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立水戸エンジニアリング株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内を昇降する乗かごと、前記乗か
    ごを昇降路に沿って昇降するために、前記昇降路内に設
    置された伸縮可能な油圧ジャッキと、ロープを介して前
    記乗かごと連結され、かつ案内車によって吊下げられる
    つり合いおもりと、前記つり合いおもりを昇降路方向に
    沿って案内するガイドレールとを有するつり合いおもり
    付き油圧エレベーターにおいて、前記つり合いおもりを
    支持可能で、かつ、建屋と独立したつり合いおもり案内
    自立枠を前記昇降路付近に設け、前記ロープが巻掛けら
    れる前記案内車を前記つり合いおもり案内自立枠の上部
    に取り付けたことを特徴とするつり合いおもり付き油圧
    エレベーター。
  2. 【請求項2】 前記つり合いおもりを昇降路方向に沿っ
    て案内するガイドレールは、前記つり合いおもり案内自
    立枠により支持されているつり合いおもり付き油圧エレ
    ベーター。
JP8809597A 1997-04-07 1997-04-07 つり合いおもり付き油圧エレベーター Pending JPH10279227A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8809597A JPH10279227A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 つり合いおもり付き油圧エレベーター

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JP8809597A JPH10279227A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 つり合いおもり付き油圧エレベーター

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JPH10279227A true JPH10279227A (ja) 1998-10-20

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ID=13933322

Family Applications (1)

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JP8809597A Pending JPH10279227A (ja) 1997-04-07 1997-04-07 つり合いおもり付き油圧エレベーター

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100751A1 (en) * 2001-06-12 2002-12-19 M.K.S. Engineering Pty. Ltd. Improvements in elevators
AU777319B2 (en) * 2000-06-02 2004-10-14 Jenell Engineering Pty. Ltd. Improvements in elevators
JP2007261755A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Nomura Fooshiizu:Kk ホームエレベータ
CN106744168A (zh) * 2016-11-16 2017-05-31 上海大学 一种穿带式液压电梯

Cited By (5)

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