JPH0584557U - 水平エレベーターの空気パッド取付構造 - Google Patents

水平エレベーターの空気パッド取付構造

Info

Publication number
JPH0584557U
JPH0584557U JP2574692U JP2574692U JPH0584557U JP H0584557 U JPH0584557 U JP H0584557U JP 2574692 U JP2574692 U JP 2574692U JP 2574692 U JP2574692 U JP 2574692U JP H0584557 U JPH0584557 U JP H0584557U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air pad
chassis
fitting member
air
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2574692U
Other languages
English (en)
Inventor
秀和 下田
龍一 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP2574692U priority Critical patent/JPH0584557U/ja
Publication of JPH0584557U publication Critical patent/JPH0584557U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 軌道4上を水平に走行する水平エレベーター
の車台2と、圧送された空気を前記軌道4に向けて噴出
することにより前記車台2を浮上させる空気パッド8
と、この空気パッド8と前記車台2のいずれか一方に設
けられた嵌入部材19と、前記空気パッド8と前記車台
2のいずれか他方に設けられ嵌入部材19が差し込まれ
る嵌合部材24とを備え、前記嵌入部材19を嵌合部材
24に差し込むことにより前記空気パッド8を前記車台
2に取り付けるようにした。 【効果】 嵌入部材19および嵌合部材24の差し込ん
だり、引き抜いたりする作業は、空気パッド8の手前側
を持って容易に行うことができ、空気パッド8の取り替
え作業は簡便かつ迅速に行うことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浮上するとケーブルを介して牽引されて軌道上を走行する水平エレ ベーターの車台に空気パッドを取り付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
高度化、複雑化した都市空間、例えば空港内,ビジネスパーク,ショッピング センター,リゾート施設等においては、低騒音,低振動かつ安全である短距離用 の交通機関が求められている。この要望に応えるべくエレベーターの昇降原理を 水平方向に応用したシステムとして、図7ないし図9に示すような水平エレベー ターを出願人は提案している(特公昭63−49669号公報、日本機械学会( No.910−3)技術講演会講演論文集参照)。図7において、車両101に は軌道面104を走行させるための車輪が設けられていず、代わりに車両101 を軌道面104から浮上させるための空気浮上装置が設けられている。
【0003】 空気浮上装置は、図8に示すように車両101の車台106に設けられ空気を 圧送するブロア(図示せず)と、このブロアから圧送された空気を軌道面104 に噴出し、車両101を浮上させながら支持する空気パッド102とからなって いる。空気浮上装置の空気パッド102によって車両101が浮上すると、この 車両101と軌道面104との間に薄い空気膜が形成され、この車両101は水 平方向に滑かに移動可能となる。
【0004】 そこで、図9に示すように敷設された軌道104に沿って閉ループ状の鋼製ロ ープ103を設け、この鋼製ロープ103を車両101に取り付けて軌道端部に 設けられた巻上機105によって牽引してこの車両101を水平走行させている ところで、空気パッド102を車台106に取り付けるには、車台106のア ウトリガー106aおよびアングル106bと、空気パッド102のハブ部10 2aとをボルト107,108によって締結している。すなわち、空気パッド1 02のハブ部102aとアウトリガー106aとを1本のボルト107で締結し 、ハブ部102aとアングル106bとを2本のボルト108(前後に位置し、 一方のみ図示)で締結している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
軌道104上を走行して摩耗した空気パッド102を別の新しい空気パッドと 取り替えるには、ボルト107,108を緩めたり締結したりしなければならな い。ここで、ボルト108は車台106の奥側にあり、このため緩めたり締結し たりする作業を行うには体を入れずらい狭い場所にある。したがって、奥側のボ ルト108を緩めたり、締結したりする作業は困難を極め、空気パッド102の 取り替え作業は煩雑かつ時間がかかるという問題点があった。
【0006】 本考案は、空気パッドの取り替え作業を簡便かつ迅速に行える空気パッドの取 付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、軌道上を水平に走行す る水平エレベーターの車台と、圧送された空気を前記軌道に向けて噴出すること により前記車台を浮上させる空気パッドと、この空気パッドと前記車台のいずれ か一方に設けられた嵌入部材と、前記空気パッドと前記車台のいずれか他方に設 けられ嵌入部材が差し込まれる嵌合部材とを備え、前記嵌入部材を嵌合部材に差 し込むことにより前記空気パッドを前記車台に取り付けるようにした構成とする ものである。
【0008】
【作用】
嵌入部材と嵌合部材とは車台の奥側の体を入れずらい箇所に位置していても、 前記嵌入部材および嵌合部材の差し込んだり、引き抜いたりする作業は、空気パ ッドの手前側を持って容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図6は本考案に係る水平 エレベーターの空気パッド取付構造の一実施例を示す図である。
【0010】 図において、符号1は水平エレベーターの車両であり、この車両1は軽合金等 からなる車台2にガラス繊維強化プラスチック(FRP)からなる車体3を設け たものである。このため、車両1は従来の交通機関に用いられている車両に比べ て非常に軽くなっている。そこで、軽い車両1を軌道4から浮上させるために車 台2には空気浮上装置5が設けられている。空気浮上装置5は、図2にも示すよ うに車台2に設けられたブロア6と、ブロア6にエアマニホルド7を介して接続 され、車台2の進行方向の両側に複数個取り付けられた空気パッド8とからなっ ている。
【0011】 空気パッド8は図3に示すように、全体が略円板状の空気パッドハブ9を有し ており、空気パッドハブ9はロードマウント10を介して車台2に支持され、こ の空気パッドハブ9の周縁側にはパッドラバー12の端部がスチールバンド13 によって締め付けられている。空気パッドハブ9は円周方向に等間隔離れた3個 のマウント14,15(前後に位置し、一方のみ図示)を介して車台2に支持さ れている。手前側(図3中左側)のマウント14の内筒部14aには、フランジ 部31aを有するナット31が溶接され、このナット31にはアウトリガー11 を挿通するボルト16がねじ込まれ、アウトリガー11とフランジ部31aとの 間には、アウトリガー11に押えネジ17aによって仮止めされたシム17bが 介装されている。なお、30はアウトリガー11の先端に設けられたブレーキス キッドである。
【0012】 奥側のマウント15には、図4に示すように、この内筒部15aにナット18 が溶接され、ナット18上端側にはシュー19(嵌入部材)が皿ボルト20によ ってねじ込まれて固定されている。シュー19は図5(a),(b),(c)に 示すように全体が略矩形の板状をしており、この角部分には面取りが施されてい る。シュー19の先端側(図5(a)中左側)における両角部は大きくRが形成 され、この先端側における上面にはテーパ面21が形成されている。シュー19 の中心部には挿通孔22が形成され、この挿通孔22は皿ボルト20の頭が嵌入 するために逆円錐形となっている。
【0013】 車台2のアングル23には、ガイド24(嵌合部材)がこの上面24aに溶接 されたボルト25によって取り付けられている。ガイド24は図6(a),(b ),(c)に示すように、全体が略矩形をしており、図6(b)中右端側から中 に向けて収納凹部24aが形成され、この収納凹部24aは略中央部分が下方に 向けて切欠24bされている。収納凹部25にはシュー19が挿入可能であり、 挿入されたシュー19はガイド24によって保持される。なお、ガイド24とア ングル23との間には、アングル23に押え用ネジ26によって仮止めされたシ ム27が介装されている。
【0014】 空気パッド8を車台2に取り付けるには、車台2のアングル23に設けられた ガイド24に空気パッド8の奥側に設けられたシュー19を差し込む。次に、手 前側のマウント14のナット15にアウトリガー11の上からボルト16を挿入 して締結すると、空気パッド8は車台2に固定される。
【0015】 一方、摩耗した空気パッド8を取り替えるためには、ナット15からボルト1 6を緩め、空気パッド8の手前側を持ちながらシュー19をガイド24から引き 抜く。ここで、シュー19とガイド24は車台2の奥側の体を入れずらい箇所に 位置している。しかし、シュー19およびガイド24の差し込んだり、引き抜い たりする作業は、空気パッド8の手前側を持って容易に行うことができるので、 空気パッド8の取り替え作業は簡便かつ迅速に行うことができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、嵌入部材を嵌合部材に差し込むことによ り、空気パッドを車台に取り付けるようにしたので、嵌入部材および嵌合部材の 差し込んだり、引き抜いたりする作業は、空気パッドの手前側を持って容易に行 うことができ、空気パッドの取り替え作業は簡便かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水平エレベーターの空気パッド取
付構造が適用された車両の正面図
【図2】図1中A−A線矢視図1
【図3】図2中B−B線断面図
【図4】空気パッド取付構造の断面図
【図5】(a)はシューの平面図、(b)はシューの断
面図、(c)はシューの側面図
【図6】(a)はガイドの平面図、(b)はガイドの断
面図、(c)はガイドの側面図
【図7】従来の水平エレベーターの車両の斜視図
【図8】従来の空気パッド取付構造の正面図
【図9】従来の水平エレベーターの車両を駆動する機構
を示す斜視図
【符号の説明】
2…車台、4…軌道、8…空気パッド、19…シュー、
24…ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上を水平に走行する水平エレベータ
    ーの車台と、圧送された空気を前記軌道に向けて噴出す
    ることにより前記車台を浮上させる空気パッドと、この
    空気パッドと前記車台のいずれか一方に設けられた嵌入
    部材と、前記空気パッドと前記車台のいずれか他方に設
    けられ嵌入部材が差し込まれる嵌合部材とを備え、前記
    嵌入部材を嵌合部材に差し込むことにより前記空気パッ
    ドを前記車台に取り付けるようにしたことを特徴とする
    水平エレベーターの空気パッド取付構造。
JP2574692U 1992-04-22 1992-04-22 水平エレベーターの空気パッド取付構造 Pending JPH0584557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2574692U JPH0584557U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 水平エレベーターの空気パッド取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2574692U JPH0584557U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 水平エレベーターの空気パッド取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584557U true JPH0584557U (ja) 1993-11-16

Family

ID=12174396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2574692U Pending JPH0584557U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 水平エレベーターの空気パッド取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584557U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154763A (ja) * 2000-11-09 2002-05-28 Otis Elevator Co エレベータ昇降路及びエレベータ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840113A (ja) * 1971-09-15 1973-06-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840113A (ja) * 1971-09-15 1973-06-13

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154763A (ja) * 2000-11-09 2002-05-28 Otis Elevator Co エレベータ昇降路及びエレベータ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20180133907A (ko) 능동 방향조절이 가능한 자기 주행 스틸 코일 운송차
CN209904753U (zh) 快装快卸式超薄型吊装轨道机器人及其行走装置
CN209904755U (zh) 吊装轨道机器人及其快装快卸式承重导向机构
JPH0584557U (ja) 水平エレベーターの空気パッド取付構造
CN210680983U (zh) 一种agc拖车精确定位装置
US3844574A (en) Roller skate toe stop assembly
KR102203237B1 (ko) 모노레일 차량 구동장치
US10703152B2 (en) Single wheel swing arm with trough
JP4131654B2 (ja) エアパレットを用いたキャスク搬送システム
US5467969A (en) Rope jack device for a shuttle
JPH0618371U (ja) エレベーターのロープ用案内輪
CN107878415B (zh) 一种电动式跨座单轨转向架支架
JPH0556718U (ja) 水平エレベーターの車両と牽引用ロープとの連結構造
JPH1088503A (ja) 吸引式磁気浮上用レール
CN220131738U (zh) 电动葫芦行走小车
CN217200364U (zh) 半钢性导轨组件悬挂系统连接结构
JPH0589141U (ja) 水平エレベーターのロープ用案内輪
CN111547352B (zh) 托盘辅助装置
JPH063736Y2 (ja) 自在レールカー
JPS585608Y2 (ja) キヤスタ
JPS6396969U (ja)
JPH08244598A (ja) 水平エレベーター
JP2526905Y2 (ja) 自走式揚重機
JPH06136703A (ja) 水平エレベーター用治具
KR200309647Y1 (ko) 철도차량용 제륜장치

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407