JPH0589141U - 水平エレベーターのロープ用案内輪 - Google Patents

水平エレベーターのロープ用案内輪

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Publication number
JPH0589141U
JPH0589141U JP3154892U JP3154892U JPH0589141U JP H0589141 U JPH0589141 U JP H0589141U JP 3154892 U JP3154892 U JP 3154892U JP 3154892 U JP3154892 U JP 3154892U JP H0589141 U JPH0589141 U JP H0589141U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide wheel
rope
track
horizontal elevator
vehicle
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3154892U
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English (en)
Inventor
修 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP3154892U priority Critical patent/JPH0589141U/ja
Publication of JPH0589141U publication Critical patent/JPH0589141U/ja
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 軌道4に沿って立設されたガイドレールポス
ト11に回転自在に支持されるディスク部23と、この
ディスク部23に一体形成されたリブ部26に取り付け
られロープ3と接する輪部27とを備え、前記ディスク
部23に透孔30を形成した。 【効果】 ディスク部23に溜まった雨水はこの透孔3
0から排水される。このため、ディスク部23には雨水
が溜まるようなことはなくなって錆にくくなり、案内輪
10の耐久性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水平エレベーターの車両を牽引するためのロープを軌道に沿って移 動させるための水平エレベーターのロープ用案内輪に関する。
【0002】
【従来の技術】
高度化、複雑化した都市空間、例えば空港内,ビジネスパーク,ショッピング センター,リゾート施設等においては、低騒音,低振動かつ安全である短距離用 の交通機関が求められている。この要望に応えるべくエレベーターの昇降原理を 水平方向に応用したシステムとして、図5および図6に示すような水平エレベー ターを出願人は提案している(特公昭63−49669号公報、日本機械学会( No.910−3)技術講演会講演論文集参照)。図5において、車両101に は軌道を走行させるための車輪が設けられておらず、代わりに車両101を軌道 面104から浮上させるための空気浮上装置が設けられている。空気浮上装置の 空気パッド102によって車両101が浮上すると、この車両101と軌道面1 04との間に薄い空気膜が形成され、この車両101は水平方向に滑らかに移動 可能となる。
【0003】 そこで、図6に示すように敷設された軌道面104に沿って閉ループ状の牽引 用ロープ103を設け、この牽引用ロープ103を車両101にヒッチプレート 108を介して取り付けて、軌道面104の端部に設けられた巻上機105によ って牽引してこの車両101を水平走行させている。牽引用ロープ103は軌道 104の傍には配設された案内輪109によって軌道104に沿って張設されて おり、この案内輪109はガイドレールポスト(図示せず)に支持されている。 前記軌道104にカーブの箇所があったりすると、ロープ103もカーブの箇所 に応じて曲げて張設しなければならず、このため前記箇所における案内輪109 はガイドレールポストに略水平方向に支持されることになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の案内輪109にあっては、軌道104のカー ブ箇所においてはガイドレールポストに略水平方向に支持されていたので、降雨 時には案内輪109のディスク部に雨水が降り込むことになる。水平エレベータ ーを運行しているときには、案内輪109は回転するので、前記ディスク部内の 雨水は振り飛ばされてしまうが、運行が終了するとそのままこのディスク部に溜 まってしまうことになる。前記ディスク部はメッキを施してあるが、少しでも傷 があれば、この傷の箇所から錆が発生し、案内輪109の耐久性が低下するとい う問題点があった。
【0005】 本考案は、降雨時に案内輪109のディスク部に溜まった雨水を排水して、こ の案内輪109の耐久性を向上させた水平エレベーター用ロープの案内輪を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあっては、浮上する水平エレベー ターの車両を牽引するためのロープを、軌道に沿って移動させるための水平エレ ベーターのロープ用案内輪であって、前記軌道に沿って立設されたガイドレール ポストに回転自在に支持されるディスク部と、このディスク部に一体形成された リブ部に取り付けられ前記ロープと接する輪部とを備え、前記ディスク部に透孔 を形成した構成とする。
【0007】
【作用】
降雨時に水平エレベーターを運行すると、案内輪の中に雨が降り込み、ディス ク部に雨水が溜まるようになる。ディスク部には透孔が形成されているので、溜 雨水はこの透孔から排水される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図4は本考案に係る水平 エレベーターのロープ用案内輪の一実施例を示す図である。
【0009】 図1において符号1は、水平エレベーターの車両であり、この車両1は形鋼枠 組からなるシャシー2aにガラス繊維強化プラスチック(FRP)製の車体2b を設けたものである。このため、車両1は従来の交通機関に用いられている車両 に比べ非常に軽くなっている。軽い車両1を軌道面4から浮上させるために、シ ャシー2aには空気浮上装置が設けられており、この空気浮上装置の空気パッド 5から軌道面4へ空気が噴出されると、この軽い車両1は軌道面4から浮上する 。浮上した車両1を走行させるために、シャシー2aのヒッチプレート8に牽引 用ロープ3を連結し、軌道面4の端部に配設された巻上機(図示せず)によって 引っ張っている。
【0010】 ロープ3は前記したようにシャシー2aにヒッチプレート8を介して連結され ているとともに、図2に示すようにシャシー2aのアウトリガー2cにロープサ ポート9を介して支持されている。ロープ3は案内輪10によって軌道4に沿っ て張設されており、この案内輪10は軌道4に沿って立設されたガイドレールポ スト11に支持されている。
【0011】 案内輪10は軌道4が真直ぐな箇所においてはガイドレールポスト11に鉛直 方向に支持されているが、軌道4がカーブしている箇所においてはガイドレール ポスト11に支持ブラケット12を介して水平方向に支持されている。すなわち 、ガイドレールポスト11には支持腕部13が固着され、この支持腕部13にス リット14が形成されている。支持ブラケット12には長孔15が2個形成され 、この長孔15とスリット14を挿通する特殊ボルト16によって支持ブラケッ ト12は支持腕部13に固定されている。
【0012】 支持ブラケット12には図3に示すように案内輪10の支持軸17が固定され 、この支持軸17にはハブ18がベアリング19によって回転自在に支持されて いる。ハブ18内には注入口20からグリースが注入され、ハブ18に取り付け られたキャップ21内にも注入口22からグリースが注入される。ハブ18には ディスク部23がボルト24,ナット25によって固定され、またディスク部2 3にはリム部26が一体形成され、リム部26には合成樹脂製(例えばポリエス テル)の輪部27が固着されている。輪部27の外周中央にはロープ3が嵌り込 む案内溝28が形成され、案内溝28の上下両側には斜面29が形成されており 、この斜面29はロープ3を案内溝28にすべり込ませて嵌め込むためのもので ある。ディスク部23には図4にも示すようにこの一面側23aと他面側23b とを連通する複数の透孔30が等間隔に形成されている。
【0013】 ところで、降雨時に水平エレベーターを運行すると、軌道4のカーブ箇所には 案内輪10がガイドレールポスト11に水平方向に支持されているので、この案 内輪10の中に雨が降り込んでくる。運行中には案内輪10は回転して雨水を振 り飛しているので、このディスク部23にあまり雨水が溜まるようなことはない が、運行が終了すると、ディスク部23に雨水が溜まるようになる。ディスク部 23にはメッキが施されているが、少しでもこのメッキに傷がついていたりする と、この箇所から錆が発生する虞れがある。
【0014】 しかし、ディスク部23には透孔30が形成されているので、溜雨水はこの透 孔30から排水される。このため、ディスク部23には雨水が溜まるようなこと はなくなって錆にくくなり、案内輪10の耐久性が向上する。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、ディスク部に透孔を形成したので、このディスク部に溜 まった雨水はこの透孔から排水される。このため、ディスク部には雨水が溜まる ようなことはなくなって錆にくくなり、案内輪の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水平エレベーターの車両の正面図
【図2】本考案に係る水平エレベーターのロープ用案内
輪がガイドレールポストに支持されている正面図
【図3】この案内輪の断面図
【図4】同平面図
【図5】水平エレベーターの斜視図
【図6】水平エレベーターを駆動する機構を示す斜視図
【符号の説明】
1…水平エレベーター 2b…車両 3…ロープ 4…軌道 10…案内輪 11…ガイドレールポスト 23…ディスク部 30…透孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮上する水平エレベーターの車両を牽引
    するためのロープを、軌道に沿って移動させるための水
    平エレベーターのロープ用案内輪であって、前記軌道に
    沿って立設されたガイドレールポストに回転自在に支持
    されるディスク部と、このディスク部に一体形成された
    リブ部に取り付けられ前記ロープと接する輪部とを備
    え、前記ディスク部に透孔を形成したことを特徴とする
    水平エレベーターのロープ用案内輪。
JP3154892U 1992-05-14 1992-05-14 水平エレベーターのロープ用案内輪 Withdrawn JPH0589141U (ja)

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JP3154892U JPH0589141U (ja) 1992-05-14 1992-05-14 水平エレベーターのロープ用案内輪

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JP3154892U JPH0589141U (ja) 1992-05-14 1992-05-14 水平エレベーターのロープ用案内輪

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JPH0589141U true JPH0589141U (ja) 1993-12-03

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ID=12334247

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JP3154892U Withdrawn JPH0589141U (ja) 1992-05-14 1992-05-14 水平エレベーターのロープ用案内輪

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