JPH063736Y2 - 自在レールカー - Google Patents

自在レールカー

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JPH063736Y2
JPH063736Y2 JP1988063197U JP6319788U JPH063736Y2 JP H063736 Y2 JPH063736 Y2 JP H063736Y2 JP 1988063197 U JP1988063197 U JP 1988063197U JP 6319788 U JP6319788 U JP 6319788U JP H063736 Y2 JPH063736 Y2 JP H063736Y2
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JP
Japan
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vehicle body
rail
upright
rails
pipe
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JP1988063197U
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JPH01165761U (ja
Inventor
憲治 宮田
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憲治 宮田
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は2条の平行パイプレール上を走行するビニールハ
ウス内等の圃場用自在レールカーに関するものである。
「従来の技術」 従来圃場用レールカーはパイプレールにピッタリ嵌合す
る溝車がガイド車輪として用いられたため、レールのカ
ーブに適応し難く、脱線し易いという問題があった(特
開昭52−33213号)。
又溝車の支持枠(フォーク)を車体に直立軸の回りに回
動自在とし、支持枠と車体との間にスラストベアリング
を介在させたレール走行車輪が開発されている(実開昭
58−158754号)。しかし溝車は直立軸の回りに
左右に振動し易く却ってレールから脱線し易い。
そのためレールのカーブに対応又は適応し難く脱線し易
く車体上の品物を散乱させ易いという問題を生じた。
「考案が解決しようとする課題」 本案はビニールハウス等の圃場内においてパイプレール
のカーブに安全に対応又は適応し得る自在レールカーを
得ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 車体の下部に2条のパイプレールの上面にそれぞれに支
持される前後の平外周直立走行車輪と、該パイプレール
のそれぞれ上面左右両側に該レールの中心部に向って傾
斜する2個のガイド車輪を上記走行車輪と近接して設
け、2個のガイド車輪の1個の支持枠を車体の下部に直
立軸の回りに遊動自在に支持し、かつ該支持枠と車体と
の間に直立軸を中心とするスラストベアリングを介在さ
せてなる自在レールカー によって構成される。
「作用」 本案は2条の平行パイプレール12、12上に4個の前
後の平外周直立走行車輪8,8によって直立方向に支持
され、かつ前後の4組のガイド車輪6、6によって左右
両側方向に支持され、その状態で車体1を上記レール
8、8上を走行させることができる。
上記レール8、8のカーブ位置ではガイド車輪6、6が
パイプレール8の上面左右両側にパイプの中心部に向っ
て傾斜しているためレール8から外れるおそれはなく、
かつ直立軸2の回りに支持枠5がカーブの方向に回動し
てガイド車輪8、8はカーブの方向に向う。又該カーブ
では平外周直立走行車輪8、8はレール12の上面を横
向に若干摺動するがレール12の上面から脱落すること
はない。
「実施例」 ビニールハウス内の品物を運搬するために荷台の幅40
cm長さ150cmに軽量型鋼を使用した車体1の底部に第
2図のような垂直荷重を受け持つ前後の溝無平外周直立
走行車輪8を設け、曲線レール12の場合、回転が自由
に出来るようにスラストボールベアリング4とレール1
2のガイド用としてパイプレール12の中心部に向う傾
斜ガイド車輪6を2個使用して、19mmパイプレールを
挟む角度を110°としボールト7を使用して取付け
る。
これらの車輪6、6及び8をそれぞれ各4点取付けるこ
とによって、直線レール12は勿論曲線レール12に対
しても、スラストベアリング4使用のため、スムーズに
使用でき又、各車輪も軸受を使用しているので、押す力
は軽くてすむ。
2条のレール12、12はハウス用19mmパイプをレー
ルとして使用するように設計され、積載荷重は、150
kgと大変大きいので、ハウス施設内の鉢物栽培作業等に
用いられる。
即ち車体1の下部に2条のパイプレール12、12の上
面にそれぞれに支持される前後の溝無しで軸方向に平行
な平面外周を有する直立走行車輪8と、該パイプレール
12、12のそれぞれ上面左右両側に該レール12の中
心部に向って傾斜する2個のガイド車輪6、6を上記走
行車輪8と近接して設けられる。
2個のガイド車輪6、6の1個の支持枠5は車体1の下
部に直立軸2の回りに遊動自在に支持されるものであっ
て、該支持枠5と車体1との間に直立軸2を中心とする
スラストベアリング4を介在させてなるものである。
「考案の効果」 本案は上述のように構成したので作物を載せた車体1が
圃場内等において、パイプレール12、12上を安全に
走行し得るばかりでなく該レール12,12のカーブに
対応し得て脱線のおそれがなく安定走行を行い得る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による自在レールカーの全体図、第2図は
自在レールカーの走行車輪及びガイド車輪の部分詳細
図、第3図は断面図A,第4図は断面Bである。 1…車体、12…パイプレール、8…平外周直立走行車
輪、6…ガイド車輪、5…支持枠、2…直立軸、4…ス
ラストベアリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の下部に2条のパイプレールの上面に
    それぞれに支持される前後の平外周直立走行車輪と、該
    パイプレールのそれぞれ上面左右両側に該レールの中心
    部に向って傾斜する2個のガイド車輪を上記走行車輪と
    近接して設け、2個のガイド車輪の1個の支持枠を車体
    の下部に直立軸の回りに遊動自在に支持し、かつ該支持
    枠と車体との間に直立軸を中心とするスラストベアリン
    グを介在させてなる自在レールカー。
JP1988063197U 1988-05-13 1988-05-13 自在レールカー Expired - Lifetime JPH063736Y2 (ja)

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JPH01165761U JPH01165761U (ja) 1989-11-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5649384B2 (ja) * 2010-09-10 2015-01-07 有限会社 出川工作所 パイプレール走行装置を用いたトロッコ
CN110775077A (zh) * 2019-10-23 2020-02-11 东方雨虹智能装备有限责任公司 一种软平面运输车系统

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JPS5233213A (en) * 1975-09-08 1977-03-14 Kyoei Sangyo Kk Driving wheel of conveying carriage
JPS58158754U (ja) * 1982-04-20 1983-10-22 株式会社永瀬工場 台車

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