JP2002153090A - 動力出力装置およびその制御方法 - Google Patents

動力出力装置およびその制御方法

Info

Publication number
JP2002153090A
JP2002153090A JP2000347433A JP2000347433A JP2002153090A JP 2002153090 A JP2002153090 A JP 2002153090A JP 2000347433 A JP2000347433 A JP 2000347433A JP 2000347433 A JP2000347433 A JP 2000347433A JP 2002153090 A JP2002153090 A JP 2002153090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
motor
power
inverter circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000347433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4346813B2 (ja
Inventor
Masayuki Komatsu
雅行 小松
Shoichi Sasaki
正一 佐々木
Sumikazu Shiyamoto
純和 社本
Kazunari Moriya
一成 守屋
Yukio Inaguma
幸雄 稲熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2000347433A priority Critical patent/JP4346813B2/ja
Publication of JP2002153090A publication Critical patent/JP2002153090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4346813B2 publication Critical patent/JP4346813B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ入力電圧を目標電圧に安定して保
持すると共に電動機をより適正に駆動制御する。 【解決手段】 モータ22を駆動するための交流成分
と、インバータ回路24の正極母線26および負極母線
28に接続されたコンデンサ30とモータ22の中性点
および負極母線28に接続された直流電源32との電力
のやり取りを行なうための直流成分とからなる三相交流
をインバータ回路24のトランジスタT1〜T6のスイ
ッチングにより生成してモータ22に印加する。即ち、
コンデンサ30の電圧がインバータ入力電圧指令に保持
されるようモータ22の中性点電位を直流電源32の正
極電位に対してプラス側またはマイナス側にオフセット
する。この結果、モータ22の駆動制御とインバータ入
力電圧の制御とを同時に行なうことができ、インバータ
入力電圧を目標値に安定して保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力出力装置およ
びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の動力出力装置としては、
電動機に三相交流を印加するインバータ回路の正極母線
と負極母線とに接続されたコンデンサとインバータ回路
の正極母線または負極母線と電動機の中性点とに接続さ
れた直流電源とを備えるものが提案されている(例え
ば、特開平10−337047号公報や特開平11−1
78114号公報など)。この装置では、電動機の各相
のコイルとインバータ回路のスイッチング素子からなる
回路を直流電源の電圧を昇圧してコンデンサを充電する
昇圧チョッパ回路として機能させる動作とインバータ回
路をコンデンサの電圧を用いて電動機を駆動する本来の
回路として機能させる動作とを時間分割により実現して
コンデンサの充電と電動機の駆動の機能を有するものと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た動力出力装置では、コンデンサの充電と電動機の駆動
とを時間分割によって行なうから、正極母線と負極母線
との間の電圧がコンデンサの充電時には上昇し電動機の
駆動時には降下して、電動機の的確な駆動制御ができな
い場合が生じる。正極母線と負極母線との間の電圧の安
定化を図るために、容量の大きなコンデンサを用いるこ
とも考えられるが、コンデンサの体格が大きくなると共
に装置のコストが高くなってしまう。
【0004】本発明の動力出力装置およびその制御方法
は、インバータ回路の正極母線と負極母線との間の電圧
を目標電圧に安定して保持すると共に電動機をより適正
に駆動制御することを目的の一つとする。また、本発明
の動力出力装置およびその制御方法は、第1電源として
容量の小さなコンデンサを用いてもインバータ回路の正
極母線と負極母線との間の電圧を目標電圧に安定して保
持すると共に電動機をより適正に駆動制御することを目
的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の動力出力装置およびその制御方法は、上述の目的
の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採っ
た。
【0006】本発明の第1の動力出力装置は、多相交流
により回転駆動する電動機と、複数のスイッチング素子
のスイッチング操作により前記電動機に多相交流電力を
供給可能なインバータ回路と、該インバータ回路の正極
母線と負極母線とに接続された第1電源と、前記インバ
ータ回路の正極母線または負極母線と前記電動機の中性
点とに接続された第2電源と、前記電動機から目標トル
クを出力すると同時に前記第1電源の電圧を目標電圧に
保持するよう前記インバータ回路の複数のスイッチング
素子をスイッチング制御するスイッチング制御手段とを
備えることを要旨とする。
【0007】この本発明の第1の動力出力装置では、電
動機から目標トルクを出力すると同時に第1電源の電圧
を目標電圧に保持するようインバータ回路の複数のスイ
ッチング素子をスイッチング制御することにより、即ち
電動機から目標トルクを出力するためのスイッチング操
作と第1電源の電圧を目標電圧に保持するためのスイッ
チング操作を時間分割することなく同時に行なうことに
より、インバータ回路の正極母線と負極母線との間の電
圧を目標電圧に安定して保持することができると共に電
動機をより適正に駆動制御することができる。ここで、
本発明の第1の動力出力装置において、前記第1電源は
充放電可能な蓄電手段であるものとすることもできる。
このように第1電源に蓄電手段を用いる場合、インバー
タ回路の正極母線と負極母線との間の電圧を目標電圧に
安定して保持するから、蓄電手段として容量の小さなも
のを用いることができる。
【0008】こうした本発明の第1の動力出力装置にお
いて、前記スイッチング制御手段は、前記第2電源の電
位に対する前記電動機の中性点の電位を調節することに
より前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する手段であ
るものとすることもできる。こうすれば、第1電源の電
圧の保持の動作と電動機の駆動の動作とを時間分割する
ことなく同時に連続的に行なうことができる。この態様
の本発明の第1の動力出力装置において、前記第1電源
の端子間電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記スイ
ッチング制御手段は、前記電圧検出手段により検出され
た前記第1電源の端子間電圧に基づいて前記電動機の中
性点の電位を昇降して調節する手段であるものとするこ
ともできる。
【0009】また、本発明の第1の動力出力装置におい
て、前記スイッチング制御手段は、前記電動機に印加す
る多相交流電力のうち交流成分を調節することにより該
電動機を駆動制御すると共に直流成分を調節することに
より前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する手段であ
るものとすることもできる。こうすれば、第1電源の電
圧の保持の動作と電動機の駆動の動作とを時間分割する
ことなく同時に連続的に行なうことができる。この態様
の本発明の第1の動力出力装置において、前記第1電源
の端子間電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記スイ
ッチング制御手段は、前記電圧検出手段により検出され
た前記第1電源の端子間電圧に基づいて前記直流成分の
大きさを調節する手段であるものとすることもできる。
【0010】本発明の第2の動力出力装置は、多相交流
により回転駆動する電動機と、複数のスイッチング素子
のスイッチング操作により前記電動機に多相交流電力を
供給可能なインバータ回路と、該インバータ回路の正極
母線と負極母線とに直接または他の電気的要素を介して
接続された第1電源と、前記インバータ回路の正極母線
または負極母線と前記電動機の中性点とに接続された第
2電源と、前記第1電源への充電と前記電動機の回転駆
動とが同時平行に実現されるように前記インバータ回路
の複数のスイッチング素子をスイッチング制御するスイ
ッチング制御手段とを備えることを要旨とする。
【0011】この本発明の第2の動力出力装置では、イ
ンバータ回路の複数のスイッチング素子をスイッチング
制御することによって、第1電源への充電と電動機の回
転駆動とを同時平行に実現する。したがって、インバー
タ回路の正極母線と負極母線との間の電圧を所望の電圧
に安定して保持すると共に電動機をより適正に駆動制御
することができる。
【0012】本発明の第1の動力出力装置の制御方法
は、多相交流により回転駆動する電動機と、複数のスイ
ッチング素子のスイッチング操作により前記電動機に多
相交流電力を供給可能なインバータ回路と、該インバー
タ回路の正極母線と負極母線とに接続された第1電源
と、前記インバータ回路の正極母線または負極母線と前
記電動機の中性点とに接続された第2電源とを備える動
力出力装置の制御方法であって、前記電動機から目標ト
ルクを出力すると同時に前記第1電源の電圧を目標電圧
に保持するよう前記インバータ回路の複数のスイッチン
グ素子をスイッチング制御することを要旨とする。
【0013】この本発明の第1の動力出力装置の制御方
法によれば、電動機から目標トルクを出力すると同時に
第1電源の電圧を目標電圧に保持するようインバータ回
路の複数のスイッチング素子をスイッチング制御するこ
とにより、即ち電動機から目標トルクを出力するための
スイッチング操作と第1電源の電圧を目標電圧に保持す
るためのスイッチング操作を時間分割することなく同時
に行なうことにより、インバータ回路の正極母線と負極
母線との間の電圧を目標電圧に安定して保持することが
できると共に電動機をより適正に駆動制御することがで
きる。ここで、本発明の制御方法の対象となる動力出力
装置における前記第1電源として、充放電可能な蓄電手
段を用いることもできる。このように第1電源に蓄電手
段を用いる場合、インバータ回路の正極母線と負極母線
との間の電圧を目標電圧に安定して保持するから、蓄電
手段として容量の小さなものを用いることができる。
【0014】こうした本発明の第1の動力出力装置の制
御方法において、前記スイッチング制御は、前記第2電
源の電位に対する前記電動機の中性点の電位を調節する
ことにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する制
御であるものとすることもできる。こうすれば、第1電
源の電圧の保持の動作と電動機の駆動の動作とを時間分
割することなく同時に連続的に行なうことができる。
【0015】また、本発明の第1の動力出力装置の制御
方法において、前記スイッチング制御は、前記電動機に
印加する多相交流電力のうち交流成分を調節することに
より該電動機を駆動制御すると共に直流成分を調節する
ことにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する制
御であるものとすることもできる。こうすれば、第1電
源の電圧の保持の動作と電動機の駆動の動作とを時間分
割することなく同時に連続的に行なうことができる。
【0016】本発明の第2の動力出力装置の制御方法
は、多相交流により回転駆動する電動機と、複数のスイ
ッチング素子のスイッチング操作により前記電動機に多
相交流電力を供給可能なインバータ回路と、該インバー
タ回路の正極母線と負極母線とに直接または他の電気的
要素を介して接続された第1電源と、前記インバータ回
路の正極母線または負極母線と前記電動機の中性点とに
接続された第2電源とを備える動力出力出力装置の制御
方法であって、前記第1電源への充電と前記電動機の回
転駆動とが同時平行に実現されるように前記インバータ
回路の複数のスイッチング素子をスイッチング制御する
ことを要旨とする。
【0017】この本発明の第2の動力出力装置の制御方
法によれば、インバータ回路の複数のスイッチング素子
のスイッチング制御により、第1電源への充電と電動機
の回転駆動とを同時平行に実現することができる。した
がって、インバータ回路の正極母線と負極母線との間の
電圧を所望の電圧に安定して保持すると共に電動機をよ
り適正に駆動制御することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
動力出力装置20の構成の概略を示す構成図である。実
施例の動力出力装置20は、図示するように、三相交流
により回転駆動するモータ22と、直流電力を三相交流
電力に変換してモータ22に供給可能なインバータ回路
24と、インバータ回路24の正極母線26と負極母線
28とに接続されたコンデンサ30と、インバータ回路
24の負極母線28とモータ22の中性点とに接続され
た直流電源32と、装置全体をコントロールする電子制
御ユニット40とを備える。
【0019】モータ22は、例えば外表面に永久磁石が
貼り付けられたロータと三相コイルが巻回されたステー
タとから構成される発電可能な同期発電電動機として構
成されている。モータ22の回転軸は実施例の動力出力
装置20の出力軸となっており、この回転軸から動力が
出力される。なお、実施例のモータ22は発電電動機と
して構成されているから、モータ22の回転軸に動力を
入力すれば、モータ22により発電できるようになって
いる。
【0020】インバータ回路24は、6個のトランジス
タT1〜T6と6個のダイオードD1〜D6とにより構
成されている。6個のトランジスタT1〜T6は、それ
ぞれ正極母線26と負極母線28とに対してソース側と
シンク側となるよう2個ずつペアで配置され、その接続
点にモータ22の三相コイル(UVW)の各々が接続さ
れている。したがって、正極母線26と負極母線28と
に電圧が作用している状態で対をなすトランジスタT1
〜T6のオン時間の割合を制御すれば、モータ22の三
相コイルにより回転磁界を形成し、モータ22を回転駆
動することができる。
【0021】電子制御ユニット40は、CPU42を中
心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処
理プログラムを記憶したROM44と、一時的にデータ
を記憶するRAM46と、入出力ポート(図示せず)と
を備える。この電子制御ユニット40には、モータ22
の三相コイルのuvwの各相に取り付けられた電流セン
サ52〜56からの各相電流Iu,Iv,Iwやモータ
22の中性点に取り付けられた電流センサ58からの中
性点電流Io,モータ22の回転軸に取り付けられた回
転角センサ60からのモータ22の回転子の回転角θ,
コンデンサ30に取り付けられた電圧センサ62からの
コンデンサ30の端子間電圧Vc,モータ22の駆動に
関する指令値などが入力ポートを介して入力されてい
る。ここで、電流センサ52〜58のうちのいずれか一
つは省略可能であり、いずれか一つを異常検出専用のセ
ンサとして用いるものとしてもよい。また、電子制御ユ
ニット40からは、インバータ回路24のトランジスタ
T1〜T6のスイッチング制御を行なうための制御信号
などが出力ポートを介して出力されている。
【0022】図2は、モータ22のu相のインダクタン
スに着目した実施例の動力出力装置20の回路図であ
る。いま、トランジスタT2をオンとした状態を考える
と、この状態では、図中破線矢印で示す短絡回路が形成
され、モータ22の三相コイルのu相はリアクトルとし
て機能する。この状態からトランジスタT2をオフする
と、リアクトルとして機能している三相コイルのu相に
蓄えられたエネルギは、図中実線矢印で示す充電回路に
よりコンデンサ30に蓄えられる。したがって、この回
路は、直流電源32のエネルギをコンデンサ30に蓄え
るチョッパ回路とみなすことができる。モータ22の三
相コイルのvw相も、u相と同様にチョッパ回路とみな
すことができるから、トランジスタT2,T4,T6を
オンオフすることによりコンデンサ30を充電すること
ができる。
【0023】こうした充電によりコンデンサ30の端子
間には電位差が生じ、インバータ回路24の正極母線2
6と負極母線28にはコンデンサ30による直流電源が
接続された状態となるから、トランジスタT1〜T6を
スイッチング制御することによりモータ22を駆動制御
することができる。なお、コンデンサ30の端子間の電
位差はコンデンサ30に蓄えられる電荷の量、即ちリア
クトルに流す電流を調節することにより制御することが
できる。
【0024】ここで、モータ22の三相コイルにはイン
バータ回路24を構成するトランジスタT1〜T6のス
イッチング制御により擬似的な三相交流を供給すればよ
いから、その三相交流に直流成分を加えることもでき
る。即ち擬似的な三相交流の電位をプラス側またはマイ
ナス側にオフセットするのである。図3は擬似的な三相
交流のモータ22の中性点電位V0を直流電源32の正
極電位Vbに対してプラス側にオフセットしたときの各
相の電圧Vu,Vv,Vwの波形を例示する説明図であ
り、図4は擬似的な三相交流のモータ22の中性点電位
V0を直流電源32の正極電位Vbに対してマイナス側
にオフセットしたときの各相の電圧Vu,Vv,Vwの
波形を例示する説明図である。なお、モータ22の中性
点電位V0や直流電源32の正極電位Vbは、負極母線
28の電位を基準電位とした。図3に示すように、モー
タ22の中性点電位V0が直流電源32の正極電位Vb
より高くなるように三相交流の電位をプラス側にオフセ
ットすれば、モータ22の中性点では直流電源32を充
電する方向に電流が流れ、モータ22を駆動すると同時
にコンデンサ30に蓄えられたエネルギを用いて直流電
源32を充電することができる。一方、図4に示すよう
に、モータ22の中性点電位V0が直流電源32の正極
電位Vbより低くなるように三相交流の電位をマイナス
側にオフセットすれば、モータ22の中性点では直流電
源32を放電する方向に電流が流れ、モータ22を駆動
すると同時に直流電源32の放電電力を用いてコンデン
サ30を充電することができる。
【0025】いま、インバータ回路24のスイッチング
空間ベクトルを考える。インバータ回路24のソース側
とシンク側のペアのトランジスタ(T1,T2)(T
3,T4)(T5,T6)からなるスイッチS1,S
2,S3を考え、各スイッチS1,S2,S3の値をT
1,T3,T5がONのときが値1でT2,T4,T6
がONのときが値0とすると、スイッチング空間ベクト
ルは、[S1,S2,S3]で与えられる。ここで、V
0=[000],V1=[100],V2=[01
0],V3=[110],V4=[001],V5=
[101],V6=[011],V7=[111]とす
れば、スイッチング空間ベクトルは、dq平面上で考え
ると、図5のように表わされる。これを零相分を加えた
dqo空間に拡張して考えると、図6のように表わされ
る。直流電源32とコンデンサ30との間の電力の授受
は、図6に示されるように、大きな電力を授受したいと
きにはV0またはV7のいずれかを選択し、小さな電力
を授受したいときにはV5,V6,V3またはV4,V
1,V2のいずれかを選択することにより行なうことが
できる。こうした電力の授受は、モータ22の駆動制御
の都合でこれらの中から適宜選択することもできる。し
たがって、実施例の動力出力装置20では、2つの零電
圧ベクトルのV0とV7の選択時における電力の授受を
利用するだけでなく、零電圧ベクトル以外の他の電圧ベ
クトルの選択時における電力の授受をも利用して、コン
デンサ30と直流電源32との間の電力の授受を行なう
ようにしている。
【0026】次に、こうして構成された実施例の動力出
力装置20の動作、特に同時に行なうコンデンサ30の
端子間電圧の制御とモータ22の駆動制御の動作につい
て説明する。図7は、実施例の動力出力装置20の電子
制御ユニット40により実行されるモータ駆動制御ルー
チンの一例を示すフローチャートである。このルーチン
は、所定時間毎(例えば、8msec毎)に繰り返し実
行される。
【0027】モータ駆動制御ルーチンが実行されると、
電子制御ユニット40のCPU42は、まず、モータ2
2の駆動に関する指令値としての電流指令Iu*,Iv
*,Iw*(以下、まとめてI*と表記する)やインバ
ータ入力電圧指令Vc*,電流センサ52〜56からの
各相電流Iu,Iv,Iw,回転角センサ60からのモ
ータ22の回転子の回転角θ,電圧センサ62からのコ
ンデンサ30の電圧Vcを入力する処理を実行する(ス
テップS100)。ここで、モータ22の駆動に関する
指令値としての電流指令I*やインバータ入力電圧指令
Vc*は、動力出力装置20の出力軸に対する出力要求
やモータ22の駆動状態に基づいて設定されるものであ
る。
【0028】各データが入力されると、入力された電流
指令I*や各相電流Iu,Iv,Iw,回転角θに基づ
いてモータ22を駆動するための交流成分を決定すると
共に(ステップS102)、入力されたインバータ入力
電圧指令Vc*とコンデンサ30の電圧Vcに基づいて
直流成分を決定する(ステップS104)。ここで、交
流成分の決定処理は通常の直流成分のない交流成分だけ
の三相交流によりモータ22を駆動制御する際の処理と
同様であり、直流成分の決定処理は図8に例示する直流
成分決定処理ルーチンを実行することにより行なわれ
る。以下、直流成分の決定処理について説明し、その後
にモータ駆動制御ルーチンのその後の処理について説明
する。
【0029】直流成分の決定処理は、入力したインバー
タ入力電圧指令Vc*とコンデンサ30の電圧Vcとの
偏差ΔVcを計算し(ステップS110,S112)、
偏差ΔVcを打ち消す方向に操作量としての直流成分を
調整する(ステップS114)ことにより行なわれる。
例えば、直流電源32の正極電位Vbに対するモータ2
2の中性点電位V0を直流成分の操作量とし、偏差ΔV
cに比例ゲインを乗じて中性点電位V0を調整するなど
して行なうことができる。なお、ステップS110のイ
ンバータ入力電圧指令Vc*とコンデンサ30の電圧V
cは入力処理は、図7のステップS100の処理で既に
入力されているから図8の直流成分決定処理ルーチンで
は不要であるが、処理の理解の容易のために記載した。
【0030】モータ駆動制御ルーチンでは、こうしてモ
ータ22に印加する三相交流の交流成分と直流成分とを
決定すると、決定した交流成分と直流成分との和に基づ
いてPWM制御信号を決定し(ステップS106)、決
定したPWM制御信号をインバータ回路24に出力して
(ステップS108)、本ルーチンを終了する。
【0031】以上説明した実施例の動力出力装置20に
よれば、モータ22の駆動のための交流成分とコンデン
サ30の電圧Vcをインバータ入力電圧指令Vc*とす
るための直流成分との和の三相交流をモータ22に印加
するようインバータ回路24のトランジスタT1〜T6
のスイッチング制御を行なうことにより、モータ22を
駆動制御すると同時にコンデンサ30の電圧Vcをイン
バータ入力電圧指令Vc*に保持することができる。即
ち、モータ22の駆動制御とコンデンサ30の充放電動
作とを交流成分と直流成分とからなる三相交流をモータ
22に印加することにより連続的に同時に行なうことに
より、コンデンサ30の充放電動作とモータ22の駆動
動作を時分割により実行する従来例に比して、コンデン
サ30の電圧Vc、即ちインバータ回路24の正極母線
26と負極母線28との間の電圧をインバータ入力電圧
指令Vc*に安定して保持することができるのである。
【0032】実施例の動力出力装置20では、モータ2
2の駆動制御のための交流成分の決定処理の後にコンデ
ンサ30の電圧Vcをインバータ入力電圧指令Vc*に
保持するための直流成分の決定処理を行なうものとした
が、逆に直流成分の決定処理を行なった後に交流成分の
決定処理を行なってもよく、それぞれの処理を並列に同
時に行なうものとしてもよい。
【0033】また、実施例の動力出力装置20では、直
流成分の決定処理の例として、直流電源32の正極電位
Vbに対するモータ22の中性点電位V0を直流成分の
操作量とし、偏差ΔVcに比例ゲインを乗じて中性点電
位V0を調整するものとしたが、偏差ΔVcに基づいて
積分制御や微分制御あるいはPID制御など種々の制御
により中性点電位V0を調整するものとしてもよい。
【0034】さらに、実施例の動力出力装置20では、
直流成分の決定処理や交流成分の決定処理,交流成分と
直流成分の和に基づくPWM制御信号の決定処理をソフ
トウエアにより実現するものとしたが、各処理の一部ま
たは全部を回路によるハード構成により実現するものと
してもよい。
【0035】実施例の動力出力装置20では、充放電可
能なコンデンサ30をインバータ回路24の正極母線2
6と負極母線28とに接続したが、コンデンサ30に代
えて直流電源をインバータ回路24の正極母線26と負
極母線28とに接続するものとしてもよい。
【0036】実施例の動力出力装置20では、直流電源
32をモータ22の中性点とインバータ回路24の負極
母線28とに接続したが、図9に例示する変形例の動力
出力装置20Bに示すように、直流電源32をモータ2
2の中性点とインバータ回路24の正極母線26とに接
続するものとしてもよい。
【0037】実施例の動力出力装置20では、充放電可
能なコンデンサ30をインバータ回路24の正極母線2
6と負極母線28とに接続すると共に直流電源32をモ
ータ22の中性点とインバータ回路24の負極母線28
とに接続したが、図10に例示する変形例の動力出力装
置20Cに示すように、充放電可能なコンデンサ30C
をインバータ回路24の正極母線26とモータ22の中
性点とに接続すると共に直流電源32Cをモータ22の
中性点とインバータ回路24の負極母線28とに接続す
るものとしてもよい。
【0038】この変形例の動力出力装置20Cにおける
モータ22のu相のインダクタンスに着目した回路図を
図11に示す。いま、トランジスタT2をオンとした状
態を考えると、この状態では、図中破線矢印で示す短絡
回路が形成され、モータ22の三相コイルのu相はリア
クトルとして機能する。この状態からトランジスタT2
をオフすると、リアクトルとして機能している三相コイ
ルのu相に蓄えられたエネルギは、図中実線矢印で示す
充電回路によりコンデンサ30Cに蓄えられる。したが
って、この回路は、直流電源32Cのエネルギをコンデ
ンサ30Cに蓄えるチョッパ回路とみなすことができ
る。モータ22の三相コイルのvw相も、u相と同様に
チョッパ回路とみなすことができるから、トランジスタ
T2,T4,T6をオンオフすることによりコンデンサ
30Cを充電することができる。したがって、変形例の
動力出力装置20Cでも実施例の動力出力装置20と同
様に、トランジスタT1〜T6をスイッチング制御する
ことにより、モータ22に印加する三相交流の電位をモ
ータ22の中性点電位V0が直流電源32Cの正極電位
Vbより高くなるようにプラス側にオフセットしたり、
逆にモータ22の中性点電位V0が直流電源32Cの正
極電位Vbより低くなるようにマイナス側にオフセット
することができ、モータ22を駆動すると同時にコンデ
ンサ30Cに蓄えられたエネルギを用いて直流電源32
Cを充電したり、モータ22を駆動すると同時に直流電
源32Cの放電電力を用いてコンデンサ30Cを充電す
ることができる。
【0039】したがって、変形例の動力出力装置20C
でも上述の図7のモータ駆動制御ルーチンや図8の直流
成分決定処理ルーチンを実行することができ、実施例の
動力出力装置20と同様の効果を得ることができる。
【0040】なお、変形例の動力出力装置20Cにおけ
るコンデンサ30Cと直流電源32Cとを入れ換えて構
成された図12に例示する変形例の動力出力装置20D
でも同様に動作するのは、説明を要しない。
【0041】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である動力出力装置20の
構成の概略を示す構成図である。
【図2】 モータ22の三相コイルの漏れインダクタン
スに着目した実施例の動力出力装置20の回路図であ
る。
【図3】 擬似的な三相交流のモータ22の中性点電位
V0を直流電源32の正極電位Vbに対してプラス側に
オフセットしたときの各相の電圧Vu,Vv,Vwの波
形を例示する説明図である。
【図4】 擬似的な三相交流のモータ22の中性点電位
V0を直流電源32の正極電位Vbに対してマイナス側
にオフセットしたときの各相の電圧Vu,Vv,Vwの
波形を例示する説明図である。
【図5】 インバータ回路24のスイッチング空間ベク
トルをdq平面上に示す説明図である。
【図6】 インバータ回路24のスイッチング空間ベク
トルをdqo空間に拡張して示す説明図である。
【図7】 実施例の動力出力装置20の電子制御ユニッ
ト40により実行されるモータ駆動制御ルーチンの一例
を示すフローチャートである。
【図8】 実施例の動力出力装置20の電子制御ユニッ
ト40により実行される直流成分決定処理ルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図9】 変形例の動力出力装置20Bの構成の概略を
示す構成図である。
【図10】 変形例の動力出力装置20Cの構成の概略
を示す構成図である。
【図11】 モータ22の三相コイルの漏れインダクタ
ンスに着目した変形例の動力出力装置20Cの回路図で
ある。
【図12】 変形例の動力出力装置20Dの構成の概略
を示す構成図である。
【符号の説明】
20,20B 動力出力装置、22 モータ、24 イ
ンバータ回路、26正極母線、28 負極母線、30
コンデンサ、32 直流電源、40 電子制御ユニッ
ト、42 CPU、44 ROM、46 RAM、52
〜58 電流センサ、60 回転角センサ、62 電圧
センサ、T1〜T6 トランジスタ、D1〜D6 ダイ
オード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 正一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 社本 純和 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 守屋 一成 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 稲熊 幸雄 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5H007 BB06 CB05 CC01 CC23 DB12 DC02 DC05 DC07 5H576 DD02 DD04 HB01 JJ03 LL22

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相交流により回転駆動する電動機と、 複数のスイッチング素子のスイッチング操作により前記
    電動機に多相交流電力を供給可能なインバータ回路と、 該インバータ回路の正極母線と負極母線とに直接または
    他の電気的要素を介して接続された第1電源と、 前記インバータ回路の正極母線または負極母線と前記電
    動機の中性点とに接続された第2電源と、 前記電動機から目標トルクを出力すると同時に前記第1
    電源の電圧を目標電圧に保持するよう前記インバータ回
    路の複数のスイッチング素子をスイッチング制御するス
    イッチング制御手段とを備える動力出力装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電源は、充放電可能な蓄電手段
    である請求項1記載の動力出力装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング制御手段は、前記第2
    電源の電位に対する前記電動機の中性点の電位を調節す
    ることにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する
    手段である請求項1または2記載の動力出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の動力出力装置であって、 前記第1電源の端子間電圧を検出する電圧検出手段を備
    え、 前記スイッチング制御手段は、前記電圧検出手段により
    検出された前記第1電源の端子間電圧に基づいて前記電
    動機の中性点の電位を昇降して調節する手段である動力
    出力装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング制御手段は、前記電動
    機に印加する多相交流電力のうち交流成分を調節するこ
    とにより該電動機を駆動制御すると共に直流成分を調節
    することにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持す
    る手段である請求項1または2記載の動力出力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の動力出力装置であって、 前記第1電源の端子間電圧を検出する電圧検出手段を備
    え、 前記スイッチング制御手段は、前記電圧検出手段により
    検出された前記第1電源の端子間電圧に基づいて前記直
    流成分の大きさを調節する手段である動力出力装置。
  7. 【請求項7】 多相交流により回転駆動する電動機と、 複数のスイッチング素子のスイッチング操作により前記
    電動機に多相交流電力を供給可能なインバータ回路と、 該インバータ回路の正極母線と負極母線とに直接または
    他の電気的要素を介して接続された第1電源と、 前記インバータ回路の正極母線または負極母線と前記電
    動機の中性点とに接続された第2電源と、 前記第1電源への充電と前記電動機の回転駆動とが同時
    平行に実現されるように前記インバータ回路の複数のス
    イッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制
    御手段とを備える動力出力装置。
  8. 【請求項8】 多相交流により回転駆動する電動機と、
    複数のスイッチング素子のスイッチング操作により前記
    電動機に多相交流電力を供給可能なインバータ回路と、
    該インバータ回路の正極母線と負極母線とに直接または
    他の電気的要素を介して接続された第1電源と、前記イ
    ンバータ回路の正極母線または負極母線と前記電動機の
    中性点とに接続された第2電源とを備える動力出力装置
    の制御方法であって、 前記電動機から目標トルクを出力すると同時に前記第1
    電源の電圧を目標電圧に保持するよう前記インバータ回
    路の複数のスイッチング素子をスイッチング制御する動
    力出力装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1電源は、充放電可能な蓄電手段
    である請求項8記載の動力出力装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記スイッチング制御は、前記第2電
    源の電位に対する前記電動機の中性点の電位を調節する
    ことにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する制
    御である請求項8または9記載の動力出力装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記スイッチング制御は、前記電動機
    に印加する多相交流電力のうち交流成分を調節すること
    により該電動機を駆動制御すると共に直流成分を調節す
    ることにより前記第1電源の電圧を目標電圧に保持する
    制御である請求項8または9記載の動力出力装置の制御
    方法。
  12. 【請求項12】 多相交流により回転駆動する電動機
    と、複数のスイッチング素子のスイッチング操作により
    前記電動機に多相交流電力を供給可能なインバータ回路
    と、該インバータ回路の正極母線と負極母線とに直接ま
    たは他の電気的要素を介して接続された第1電源と、前
    記インバータ回路の正極母線または負極母線と前記電動
    機の中性点とに接続された第2電源とを備える動力出力
    出力装置の制御方法であって、 前記第1電源への充電と前記電動機の回転駆動とが同時
    平行に実現されるように前記インバータ回路の複数のス
    イッチング素子をスイッチング制御する動力出力装置の
    制御方法。
JP2000347433A 2000-11-15 2000-11-15 動力出力装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4346813B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000347433A JP4346813B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 動力出力装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000347433A JP4346813B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 動力出力装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002153090A true JP2002153090A (ja) 2002-05-24
JP4346813B2 JP4346813B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=18821163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000347433A Expired - Fee Related JP4346813B2 (ja) 2000-11-15 2000-11-15 動力出力装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4346813B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262978B2 (en) 2002-08-12 2007-08-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Voltage conversion apparatus, voltage conversion method, and computer-readable recording medium with program recorded thereon to allow computer to execute voltage conversion control
JP2007306781A (ja) * 2006-04-14 2007-11-22 Denso Corp 電気自動車の制御装置
JP2009095169A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Denso Corp 回転電機装置
JP2010045961A (ja) * 2008-07-16 2010-02-25 Toyota Central R&D Labs Inc 電力制御装置
JP2010057350A (ja) * 2008-08-01 2010-03-11 Denso Corp 多相交流同期電動機の駆動装置
JP2010098790A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Denso Corp 同期電動機の駆動装置
JP2010193699A (ja) * 2009-01-20 2010-09-02 Denso Corp 交流同期電動機の駆動装置
JP2010239852A (ja) * 2009-03-13 2010-10-21 Denso Corp 三相交流同期電動機の駆動装置
US7969104B2 (en) 2007-05-10 2011-06-28 Denso Corporation Rotary electric system designed to utilize zero-phase circuit
JP2011217501A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toyota Industries Corp 中性点昇圧方式の直流−三相変換装置
JP2013258791A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Meidensha Corp 5レベル電力変換器
EP3442112A4 (en) * 2016-04-07 2019-04-10 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki ELECTRIC MOTOR DEVICE
JP2021093846A (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 株式会社Soken 電力変換装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7262978B2 (en) 2002-08-12 2007-08-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Voltage conversion apparatus, voltage conversion method, and computer-readable recording medium with program recorded thereon to allow computer to execute voltage conversion control
JP2007306781A (ja) * 2006-04-14 2007-11-22 Denso Corp 電気自動車の制御装置
JP4636443B2 (ja) * 2006-04-14 2011-02-23 株式会社デンソー 電気自動車の制御装置
US7969104B2 (en) 2007-05-10 2011-06-28 Denso Corporation Rotary electric system designed to utilize zero-phase circuit
JP2009095169A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Denso Corp 回転電機装置
JP2010045961A (ja) * 2008-07-16 2010-02-25 Toyota Central R&D Labs Inc 電力制御装置
JP4591597B2 (ja) * 2008-08-01 2010-12-01 株式会社デンソー 多相交流同期電動機の駆動装置
JP2010057350A (ja) * 2008-08-01 2010-03-11 Denso Corp 多相交流同期電動機の駆動装置
US8044620B2 (en) 2008-08-01 2011-10-25 Denso Corporation Driving apparatus for multi-phase AC synchronous motor
JP2010098790A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Denso Corp 同期電動機の駆動装置
JP2010193699A (ja) * 2009-01-20 2010-09-02 Denso Corp 交流同期電動機の駆動装置
JP2010239852A (ja) * 2009-03-13 2010-10-21 Denso Corp 三相交流同期電動機の駆動装置
JP2011217501A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toyota Industries Corp 中性点昇圧方式の直流−三相変換装置
JP2013258791A (ja) * 2012-06-11 2013-12-26 Meidensha Corp 5レベル電力変換器
EP3442112A4 (en) * 2016-04-07 2019-04-10 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki ELECTRIC MOTOR DEVICE
JP2021093846A (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 株式会社Soken 電力変換装置
JP7277348B2 (ja) 2019-12-10 2023-05-18 株式会社Soken 電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4346813B2 (ja) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3692993B2 (ja) 駆動装置および動力出力装置
JP3721116B2 (ja) 駆動装置,動力出力装置およびその制御方法
JP4721538B2 (ja) 動力出力装置
CN102208878B (zh) 直流到三相交流逆变器系统
JP4346813B2 (ja) 動力出力装置およびその制御方法
JP4703018B2 (ja) 動力出力装置およびその制御方法
JP4723743B2 (ja) 動力出力装置
JP4575555B2 (ja) 動力出力装置
JP2002027779A (ja) 動力出力装置
JP6547672B2 (ja) 電動機装置
JP2003033071A (ja) モータ制御装置
JP3362130B2 (ja) 4個のスイッチを備えた3相インバータの電圧補償回路及び電圧補償方法
JPH11316249A (ja) 電流検出回路および過電流保護回路
JP2005269722A (ja) 電動機駆動制御装置
JPH10225014A (ja) モータ制御装置
EP3206298A1 (en) Power conversion device, method of controlling same, and electric power steering control device
JP4298896B2 (ja) 動力出力装置
JP2003209999A (ja) モータ制御装置
JP2010142112A (ja) 同期電動機の駆動装置
JP2005269723A (ja) 電動機駆動制御装置
US20220278621A1 (en) Power conversion apparatus
JP5293697B2 (ja) 動力出力装置
JP2012100385A (ja) 回転電機制御装置
JP7021846B2 (ja) 制御装置
JPH07222487A (ja) ブラシレスモータの駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081208

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20081208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees