JP2012100385A - 回転電機制御装置 - Google Patents

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和紀 村田
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Abstract

【課題】直流電源とコンデンサとの接続が切れた後、コンデンサに残存する電荷を早期に放電させ、コンデンサの端子間電圧を適正な電圧以下とする制御技術を提供する。
【解決手段】回転電機制御装置1は、コンバータ3及びインバータ4を有する回転電機駆動装置2と直流電源20とを接続するメインスイッチ8が遮断された際に、少なくともコンバータ3のインバータ4側の正負両極間に接続されたコンデンサ7に充電された充電電力を用いてインバータ4を介して回転電機5のトルクに影響しない界磁電流を回転電機5に供給する放電制御を行う放電制御部11と、放電制御を終了するまでに、コンバータ3のインバータ4側の正負両極間に接続される上段スイッチング素子31及び下段スイッチング素子33の直列回路の上段スイッチング素子31をオン状態にする上段制御部13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源の電源電圧と直流のシステム電圧との間で電圧変換するコンバータと、このコンバータと回転電機との間に介在されて直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータとを備えた回転電機駆動装置を制御する回転電機制御装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車の駆動力源として用いられる回転電機は、電動機として機能する際、インバータによって直流電源から供給される直流電力が変換された交流電力により駆動される。一方、回転電機が発電機として機能する際には、回転電機により発電された交流電力がインバータによって直流電力に変換されてバッテリへ回生される。直流電源とインバータとの間には、直流電力を平滑するコンデンサが備えられ、脈動などの直流電力の変動が抑制される。直流電源とコンデンサとの電気的な接続は、イグニッションスイッチなどと連携するメインスイッチに連動して切り換えられる。直流電源とコンデンサとの電気的な接続が切れても、コンデンサには電荷が残存する。この残存電荷は自然放電により減少するが、自然放電には時間を要する。メインスイッチを切り、引き続いて点検整備などを行う場合もあり、自然放電よりも速くコンデンサの残存電荷を放電させることが好ましい。
特開2007−195352号公報(特許文献1)には、直流電源とインバータとの間に直流電源の電圧を昇圧可能なコンバータを有し、このコンバータと直流電源との間に備えられた第1のコンデンサ、及びコンバータとインバータとの間に備えられた第2のコンデンサの残存電荷を放電させる電源装置が開示されている。この電源装置は、直流電源とコンバータとの接続が遮断された時に、コンバータを制御して昇圧動作をさせることにより、第1のコンデンサの電荷を用いて第2のコンデンサを充電する。そして、電源装置は、第2のコンデンサに蓄積された電力を用いて回転電機のトルクに影響しない界磁電流(いわゆるd軸電流)のみが回転電機に供給されるようにインバータをスイッチング制御する。第1のコンデンサの両端電圧及び第2のコンデンサの両端電圧が共に所定値以下となると、コンバータ並びにインバータの動作が停止される(特許文献1:要約、請求項1〜3、第16〜30段落、図1等)。
しかし、インバータの停止後にも、インダクタンス成分を有する回転電機のステータコイルには電気的な慣性力によってしばらくの間、減少を伴いつつも電流が流れ続ける。この電流は、インバータのフリーホイールダイオードを介してコンバータ側に還流される。コンバータも停止しているので、還流された電流は、第2のコンデンサに流入し、このコンデンサを充電する。このため、第2のコンデンサの端子間電圧が上述した所定値以上に上昇し、残存電荷の放電が不充分となる可能性がある。
特開2007−195352号公報
上記背景に鑑みて、直流電源とコンデンサとの電気的な接続が切れた後、コンデンサに残存する電荷を早期に放電させ、コンデンサの端子間電圧を適正な電圧以下とする制御技術が望まれる。
上記課題に鑑みた本発明に係る回転電機制御装置の特徴構成は、
直流電源の電源電圧と直流のシステム電圧との間で電圧変換するコンバータと、前記コンバータと回転電機との間に介在されて前記システム電圧の直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータとを備えた回転電機駆動装置を制御する回転電機制御装置であって、
前記コンバータは、前記インバータ側の正負両極間に接続される上段スイッチング素子及び下段スイッチング素子の直列回路と、前記直流電源側の正負両極間に接続されると共に正極側がリアクトルを介して前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子との接続点に接続される第1コンデンサと、前記インバータ側の正負両極間に接続される第2コンデンサと、を備え、
前記直流電源と前記回転電機駆動装置とを接続するメインスイッチが遮断された際に、少なくとも前記第2コンデンサに充電された充電電力を用いて前記インバータを介して前記回転電機のトルクに影響しない界磁電流を前記回転電機に供給する放電制御を行う放電制御部と、
前記放電制御を終了するまでに、前記上段スイッチング素子をオン状態にする上段制御部と、を備える点にある。
この構成によれば、放電制御部によりインバータを介して回転電機に界磁電流を供給する放電制御が実施されるので、インバータ側の直流電圧の正負両極間に接続された第2コンデンサに残存する電荷が良好に消費される。さらに、この放電制御が終了するまでに、上段制御部がコンバータの上段スイッチング素子をオン状態にするので、第1コンデンサと第2コンデンサとはインバータの直流側において並列接続された状態となる。つまり、第1コンデンサと第2コンデンサとで電荷を分配可能となり、放電制御によって、第1コンデンサ及び第2コンデンサに残存する電荷が消費される。このため、コンバータを昇圧制御して第1コンデンサの電荷を用いて第2コンデンサを充電する必要はなく、第1コンデンサ及び第2コンデンサを並行して放電させることができる。その結果、直流電源とコンデンサとの電気的な接続が切れた後、コンデンサに残存する電荷を早期に放電させ、コンデンサの端子間電圧を適正な電圧以下とすることが可能となる。
回転電機駆動装置におけるコンバータは、インバータ側に対して昇圧動作する場合が多い。このため、第2コンデンサの端子間電圧は、メインスイッチが遮断された時点では第1コンデンサの端子間電圧よりも高圧であることが多い。両コンデンサの端子間電圧の差が大きい状態で、上段スイッチング素子がオン状態となると、第2コンデンサから第1コンデンサに電荷が移動して第1コンデンサの端子間電圧を上昇させる可能性がある。一般的に、第1コンデンサの耐圧は、直流電源の電圧を基準として設定されるので第1コンデンサの端子間電圧が不必要に上昇することは好ましくない。このため、1つの態様として、前記上段制御部は、前記第1コンデンサの端子間電圧と前記第2コンデンサの端子間電圧との電圧差が所定の基準電圧差以下となったことを判定した後、前記上段スイッチング素子をオン状態にすると好適である。
放電制御により回転電機には界磁電流が流れるが、放電制御を終了した後も、インダクタンス成分を有する回転電機のコイルには電気的な慣性力が働くため、継続して界磁電流が流れる。従って、放電制御を終了し、直ちに上段スイッチング素子をオフ状態とすると、慣性力によって流れる界磁電流がインバータを介して第2コンデンサのみに還流し、第2コンデンサの端子間電圧を上昇させる。上段スイッチング素子がオン状態であると、界磁電流は、第1コンデンサ及び第2コンデンサに分配されて還流するので、端子間電圧の上昇幅は抑制される。界磁電流のほぼ全てが還流されると、両コンデンサの端子間電圧は同電位で安定する。このため、1つの態様として、前記上段制御部は、前記回転電機を流れる電流がゼロになったことを判定した後、前記上段スイッチング素子をオフ状態へ制御すると好適である。尚、上段制御部は、回転電機を流れる電流が厳密にゼロとなったことを判定する必要はなく、ゼロと見なせる程度の値に設定された所定値を基準として判定すればよい。これにより、直流電源とコンデンサとの電気的な接続が切れた後、コンデンサに残存する電荷を回転電機の駆動装置を介して早期に放電させ、駆動装置が停止した後にもコンデンサの端子間電圧を適正な電圧以下とすることが可能となる。また、駆動装置の停止後の電圧上昇を考慮して、より高い耐圧性を備えたコンデンサを設置する必要もない。そのようなコンデンサは、耐圧性の低いコンデンサに比べて体積も大きく価格も高いから、駆動装置の規模を増大させ、製造価格を上昇させる可能性があるが、この態様によれば、そのような問題も抑制される。
また、1つの態様として、前記放電制御部は、前記第1コンデンサの端子間電圧及び前記第2コンデンサの端子間電圧の少なくとも一方が所定の基準電圧以下となったことを判定した後、前記放電制御を終了すると好適である。放電制御を終了するまでに、上段スイッチング素子がオン状態に制御されているから、両コンデンサの端子間電圧はほぼ等価である。従って、放電制御部は、少なくとも一方の端子間電圧が基準電圧以下となったことを判定することによって、両コンデンサが充分に放電されたか否かを判定することができ、両コンデンサが充分に放電されている場合には、放電制御を終了することができる。放電制御部は、両コンデンサに残存する電荷を用いて回転電機に界磁電流を供給するので、両コンデンサに電荷が残存していなければ、両コンデンサの充電電力を利用して界磁電流を供給することはできない。つまり、無駄な制御を続けることになり、回転電機駆動装置並びに回転電機制御装置を停止させるまでの時間を要することとなる。この態様によれば、迅速に放電制御を終了させることができる。
また、放電制御部は、両コンデンサに残存する電荷を用いて回転電機に界磁電流を供給するので、両コンデンサに残存する電荷が減少すると界磁電流も減少する。従って、回転電機を流れる電流によって、両コンデンサの放電状態を判定することも可能である。即ち、1つの態様として、前記放電制御部は、前記回転電機を流れる電流が所定の基準電流以下となったことを判定した後、前記放電制御を終了すると好適である。
回転電機駆動装置及び回転電機制御装置の構成例を模式的に示すブロック図 放電制御部及び上段制御部による制御の一例を示すフローチャート 放電制御部及び上段制御部による制御の一例を示すタイムチャート
以下、電気自動車やハイブリッド自動車の駆動力源となる回転電機を駆動する駆動装置を制御する制御装置に本発明を適用した場合を例とし、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。本実施形態の回転電機5は、3相交流により動作する交流電動機であり、必要に応じて電動機としても発電機としても動作する。また、回転電機5は、例えば埋込磁石構造の同期電動機(IPMSM : interior permanent magnet synchronous motor)である。
図1に示すように、駆動装置(回転電機駆動装置)2は、直流電源20の電源電圧と直流のシステム電圧との間で電圧変換するコンバータ3と、コンバータ3と回転電機5との間に介在されてシステム電圧の直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータ4とを備えている。直流電源20は、コンバータ3及びインバータ4を介して回転電機5に電力を供給可能であると共に、回転電機5が発電して得られた電力を蓄電可能に構成されている。好適な態様として、直流電源20は、ニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池等の各種二次電池により構成されるバッテリである。この他、直流電源20は、キャパシタや、二次電池とキャパシタとの組み合わせにより構成されてもよい。
コンバータ3は、2つのスイッチング素子31及び33と、両スイッチング素子にそれぞれ並列接続されるフリーホイールダイオード32及び34と、リアクトル35と、第1コンデンサ6と、第2コンデンサ7とを備えて構成される。図1に示すように、上段スイッチング素子31と下段スイッチング素子33との直列回路は、インバータ4側の正負両極間に接続される。第2コンデンサ7は、この直列回路と並列して、インバータ4側の正負両極間に接続される。上段スイッチング素子31と下段スイッチング素子33との接続点は、リアクトル35を介して直流電源20の正極側に接続される。第1コンデンサ6は、直流電源20の正負両極間に接続される。従って、第1コンデンサ6は、直流電源20側の正負両極間に接続されると共に正極側がリアクトル35を介して上段スイッチング素子31と下段スイッチング素子33との接続点に接続される。回転電機駆動装置2には、直流電源20の正負両極間電圧(電源電圧)、つまり第1コンデンサ6の端子間電圧V1を検出する電圧センサ61も備えられる。また、インバータ4側の正負両極間電圧(システム電圧)、つまり第2コンデンサ7の端子間電圧V2を検出する電圧センサ71も備えられる。
コンバータ3は、直流電源20からの電源電圧を変換して所望のシステム電圧を生成するDC−DCコンバータとして構成されている。尚、回転電機5が発電機として機能する際には、インバータ4が整流して得られた直流のシステム電圧を降圧して直流電源20に回生する。本実施形態では、直列に接続された一対のスイッチング素子31,33として、IGBT(insulated gate bipolar transistor)を用いる例を示している。スイッチング素子31,33としては、IGBTの他に、バイポーラ型、電界効果型、MOS型など種々の構造のパワートランジスタを用いることができる。これは、後述するインバータ4のスイッチング素子についても同様である。スイッチング素子31,33のそれぞれは、制御装置(回転電機制御装置)1の不図示のコンバータ制御部で生成されて出力される電圧変換制御信号S1,S2に従って動作する。本実施形態では、電圧変換制御信号S1,S2は、各スイッチング素子31,33のオン・オフスイッチングを制御するスイッチング制御信号、より詳しくは、各IGBT31,33のゲートを駆動するゲート駆動信号である。
インバータ4は、システム電圧を有する直流電力を交流電力に変換して回転電機5に供給する。インバータ4は、上段アーム及び下段アームからなる一対のスイッチング素子の直列回路により構成される1回線のレッグを、U,V,Wの各相に対応して3回線有したブリッジ回路として構成され、直流電力と3相交流との間で電力変換を行う。上述したように、インバータ4のスイッチング素子も本例ではIGBTである。また、各スイッチング素子には、それぞれフリーホイールダイオードが並列接続されている。
インバータ4のそれぞれのスイッチング素子は、制御装置1の不図示のインバータ制御部から出力されるインバータ制御信号S3〜S8に従って動作する。本実施形態では、インバータ制御信号S3〜S8は、各スイッチング素子のオン・オフスイッチングを制御するスイッチング制御信号、より詳しくは、各IGBTのゲートを駆動するゲート駆動信号である。これにより、インバータ4は、直流電力を交流電力に変換して回転電機5に供給し、目標トルク(トルク指令)Tに応じたトルクを回転電機5に出力させる。この際、インバータ制御部は、パルス幅変調制御モードや矩形波制御モード等の制御モードに従ったインバータ制御信号S3〜S8を生成して出力する。各IGBTは、インバータ制御信号S3〜S8に従って、各制御モードに応じたスイッチング動作を行う。また、インバータ4は、回転電機5が発電機として機能する際には、発電により得られた交流電力を直流電力に変換してコンバータ3に供給する。
制御装置1の不図示のインバータ制御部は、目標トルクT、ロータの回転情報である回転速度ω及び回転角度(電気角)θ、回転電機5のステータコイルを流れる各相電流Iu,Iv,Iwに基づいてフィードバック制御を行う。目標トルクTは、図示しない車両制御装置等の他の制御装置等からの要求信号として制御装置1に入力される。回転電機5のロータの回転角度θ、即ち各時点での磁極位置は、回転センサ10により検出されて、検出結果を制御装置1が取得する。回転センサ10は、例えばレゾルバ等により構成される。U,V,Wの各相のステータコイルを流れる電流Iu,Iv,Iwは電流センサ9により検出され、その検出結果を制御装置1が取得する。本実施形態では、電流がバスバーなどの導体を流れる際に生じる磁界を検出ことによって、非接触で電流を検出する例を示している。尚、本例では、3相全ての電流を検出する構成を示しているが、3相は平衡状態にあり、電流の瞬時値の総和は零であるので2相のみの電流を検出し、制御装置1において残りの1相の電流を演算により求めてもよい。
駆動装置2の制御を行う制御装置1の各機能部は、マイクロコンピュータ等の論理回路を中核部材として、入力されたデータに対して種々の処理を行うためのハードウエア又はソフトウエア(プログラム)或いはその両方により構成されている。本実施形態では、制御装置1は、ベクトル制御法を用いた電流フィードバック制御を行って、インバータ4を介して回転電機5を制御する。また、制御装置1は、コンバータ3を制御して所望のシステム電圧を生成する直流電圧変換制御を行う。このようなインバータ4のベクトル制御や、コンバータ3の制御については公知であるので、上述した以上の詳細な説明は省略する。
ところで、回転電機5が電動機あるいは発電機として機能している時、車両のイグニッションスイッチなどと連動する駆動回路2のメインスイッチ8は閉状態である。この際、第1コンデンサ6は充電されて、その端子間電圧V1はほぼ直流電源20の電圧と等しくなっている。また、第2コンデンサ7も充電されて、その両端電圧はほぼシステム電圧と等しくなっている。ここで、車両のイグニッションスイッチがオフ状態となると、これに連動してメインスイッチ8も開状態となる。しかし、第1コンデンサ6及び第2コンデンサ7には、充電された電荷が残存し、第1コンデンサ6の端子間電圧V1は、ほぼ直流電源20の電圧と等しい状態が維持され、第2コンデンサ7の端子間電圧V2は、ほぼシステム電圧と等しい状態が維持される。
そこで、これら両コンデンサ6,7の残存電荷を早期に放電させるために、制御装置1には、放電制御部11と上段制御部13とが設けられる。放電制御部11は、直流電源20と駆動装置2とを接続するメインスイッチ8が遮断された際に放電制御を行う機能部である。具体的には、この放電制御は、少なくとも第2コンデンサ7に充電された充電電力を用いてインバータ4を介して回転電機5のトルクに影響しない界磁電流を回転電機5に供給する制御である。上述したように、回転電機5は、公知のベクトル制御により駆動制御される。一般的に、ベクトル制御では、トルクを発生させるトルク電流(q軸電流)と、トルクに影響せず界磁の強さを制御する界磁電流(d軸電流)とを、d軸とq軸との直交ベクトル座標系で制御する。メインスイッチ8が遮断された状態では車両が停止中、或いは車両を停止させようとしている可能性が高く、回転電機5にトルクを生じさせることは好ましくない。従って、トルクに関与しない界磁電流を回転電機5に供給することによって、第2コンデンサ7の残存電荷を消費させる。
上段制御部13は、放電制御部11が放電制御を終了するまでに、コンバータ3の上段スイッチング素子31をオン状態にする機能部である。また、上段制御部13は、所定の終了条件が整った際に、オン状態とした上段スイッチング素子31をオフ状態にする。即ち、上段制御部13は、両コンデンサ6,7の残存電荷の解消状態に応じてコンバータ3の上段スイッチング素子31をオン・オフ制御する機能部である。尚、終了条件を含め、上段スイッチング素子31のオン・オフ制御の条件判定については、図2のフローチャート及び図3のタイムチャートを利用して後述する。
放電制御が終了するまでに、上段制御部13によりコンバータ3の上段スイッチング素子31がオン状態となると、第1コンデンサ6と第2コンデンサ7とはインバータ4の直流側において並列接続された状態となる。両コンデンサ6,7の正極の間にはリアクトル35が存在するが、直流に対しては抵抗値ゼロの導線と等価であるので問題はない。上段スイッチング素子31がオン状態となることにより、第1コンデンサ6と第2コンデンサ7とで電荷を分配可能となり、放電制御部11による放電制御によって、第1コンデンサ6及び第2コンデンサ7に残存する電荷が消費される。
以下、図2のフローチャート及び図3のタイムチャートも利用して、放電制御部11及び上段制御部13による両コンデンサ6,7の残存電荷の放電処理について説明する。制御装置1は、放電制御開始条件を確認し、放電制御開始条件が成立すると放電制御部11及び上段制御部13を中核とする残存電荷解消処理を開始する(図2#1)。放電開始条件は、例えば、直流電源20と駆動装置2とを接続するメインスイッチ8が遮断されたこととすることができる。残存電荷解消処理が開始されると、図3に示すように、時刻t1において、まず、放電制御部11による放電制御の実行が開始される。放電制御部11は、回転電機5に界磁電流Imを供給するようにインバータ4をスイッチング制御する(#2)。この時点では、上段制御部13は、上段制御を実行しておらず、コンバータ3の両スイッチング素子31,33はオフ状態で、コンバータ3は停止状態である(#2)。
即ち、放電制御部11は、少なくとも第2コンデンサ7に充電された充電電力を用いてインバータ4を介して回転電機5に界磁電流Imを供給する。尚、第2コンデンサ7の端子間電圧V2が第1コンデンサ6の端子間電圧V1よりも低い場合には、上段スイッチング素子31に並列接続されたフリーホイールダイオード32を介して第1コンデンサ6の充電電力もインバータ4へ供給される。従って、放電制御部11により放電制御が開始される際に、第2コンデンサ7の充電電力に加えて第1コンデンサ6の充電電力が用いられることを妨げるものではない。しかし、駆動装置2の通常の使用状態においては、メインスイッチ8が遮断された際には第2コンデンサ7の端子間電圧V2の方が第1コンデンサ6の端子間電圧V1よりも高い電圧であることが多い。従って、多くの場合、放電制御部11により放電制御が開始される際には、第2コンデンサ7の充電電力を用いて放電制御が実施される。また、後述するように、上段スイッチング素子31がオン状態となると、第1コンデンサ6の充電電力もインバータ4に供給され、インバータ4を介して回転電機5に供給される。従って、放電制御部11は、第1コンデンサ6の充電電力も用いて回転電機5に界磁電流を供給可能な機能部である。本実施形態では、放電制御部11は、基本的に一定の界磁電流Imを回転電機5に供給するように放電制御を行う。
図3に示すように、界磁電流Imが流れ始めると、第2コンデンサ7の端子間電圧V2は次第に減少していく。具体的には、第2コンデンサ7の端子間電圧V2は、始めに界磁電流Imの増加に伴って次第に減少速度が増加し、界磁電流Imが一定になってからは一定速度で減少する。この時点では、コンバータ3のスイッチング素子31,33が共にオフ状態であるから、第1コンデンサ6の残存電荷は消費されず、第2コンデンサ7の残存電荷のみが消費されていく。第1コンデンサ6の端子間電圧V1は電圧センサ61により検出され、第2コンデンサ7の端子間電圧V2は電圧センサ71により検出されて、制御装置1に提供されている。制御装置1は、第1コンデンサ6の端子間電圧V1と第2コンデンサ7の端子間電圧V2との電圧差ΔVを算出し、電圧差ΔVが所定の基準電圧差ΔVref以下であるか否かを判定する(#3)。この電圧差ΔVは、絶対値であってもよい。電圧差ΔVが所定の基準電圧差ΔVrefよりも大きい場合には、引き続き、放電制御部11によりインバータ4が放電制御され、コンバータ3は停止状態で待機する(#2)。電圧差ΔVが所定の基準電圧差ΔVref以下である場合には、上段制御部13によりコンバータ3の上段スイッチング素子31がオン状態に制御される(#4、図3:時刻t2)。即ち、上段制御部13は、第1コンデンサ6の端子間電圧V1と第2コンデンサ7の端子間電圧V2との電圧差ΔVが所定の基準電圧差ΔVref以下となったことを判定した後、上段スイッチング素子31をオン状態にする。放電制御部11は、そのままインバータ4の放電制御を継続する(#4)。尚、基準電圧差ΔVrefは、ゼロであってもよい。
上段スイッチング素子31がオン状態となると、第1コンデンサ6と第2コンデンサ7とはインバータ4の直流側において並列接続された状態となる。従って、図3に示すように、第1コンデンサ6の端子間電圧V1と第2コンデンサ7の端子間電圧V2とは、上段制御部13により上段スイッチング素子31がオン状態にされた時刻t2の後、ほぼ同電圧となる。このように上段スイッチング素子31がオン状態となると、界磁電流Imを供給するコンデンサが2つになって見かけ上のコンデンサ容量が増加するため、これらのコンデンサ6,7の端子間電圧V1,V2の減少速度は時刻t2の前より小さくなるが、その後も一定速度で減少する。
上段制御部13によりコンバータ3の上段スイッチング素子31がオン状態に制御された後は、放電制御部11は、所定の放電制御終了条件が成立するまで、第1コンデンサ6及び第2コンデンサ7の充電電力を用いて回転電機5に界磁電流を供給する(#5及び#4)。放電制御終了条件が成立したことが判定されると(#5)、放電制御部11による放電制御が停止されてインバータ4が停止する(#6、図3:時刻t4)。放電制御終了条件が成立しても、上段制御部13による上段制御は継続され、上段スイッチング素子31はオン状態を維持する(#6)。尚、所定の放電制御終了条件の好適な一例は、図3に示すように、第1コンデンサ6の端子間電圧V1及び第2コンデンサ7の端子間電圧V2の少なくとも一方が所定の基準電圧Vref以下となることである。上述したように、上上段スイッチング素子31がオン状態となった後は、第1コンデンサ6及び第2コンデンサ7の端子間電圧V1及びV2は、ほぼ同電圧であるから何れの端子間電圧を判定対象としてもよい。
尚、図3には、端子間電圧V1,V2の何れかが基準電圧Vref以下となって終了条件が成立した時刻t3から、さらに所定の待機時間T3を経て放電制御が停止される例を示している。この所定の待機時間T3は、マイクロコンピュータ等を用いて構成される制御装置1に備えられているタイマ等を用いて計測しても良いし、電圧センサ61,71と制御装置1との通信や演算時間により生じる制御遅れの時間を対応させてもよい。電圧センサ61,71と制御装置1とは、必ずしも直接信号線等で接続されているとは限らず、CAN(controller area network)などのネットワークや共同の通信バスを介して接続されている場合もある。そのような場合には、電圧センサ61,71の検出結果が制御装置1に伝達されるまでにタイムラグが生じる。また、両電圧センサ61,71の検出結果と基準電圧Vrefとの比較のための演算も必要であるから、前述したタイムラグを含めて制御遅れが生じる。好適な一態様として、この制御遅れを待機時間T3として設定し、制御遅れを考慮した基準電圧Vrefが設定されてもよい。
ところで、放電制御部11による放電制御が停止され、インバータ4が停止しても、インダクタンス成分を有する回転電機5のステータコイルには電気的な慣性力により継続して電流が流れる。しかし、インバータ4が停止していることから、行き場を失った電流は、第1コンデンサ6及び第2コンデンサ7に還流される。この時点において上段スイッチング素子31はオン状態であるから、環流される電流は、両コンデンサ6,7に分配されることなる。従って、環流による両コンデンサ6,7の端子間電圧V1,V2の上昇は抑制される。この際、コンバータ3が停止していて、上段スイッチング素子31がオフ状態であると、界磁電流Imは第2コンデンサ7のみに環流されることになる。例えば、図3に破線で示すように、放電制御と共に上段制御も停止すると、環流される電流によって第2コンデンサ7の端子間電圧V2が大きく上昇することになる。放電制御が停止しても上段制御が継続されることによって、環流される電流が2つのコンデンサ6,7に良好に分配され、第2コンデンサ6の端子間電圧V2の上昇幅が抑制される。
界磁電流Imは、両コンデンサ6,7へ環流されることにより次第にその電流量(電流の絶対値)が減少していく。界磁電流Imの絶対値が終了判定電流Iref以下となったか否かが判定され(#7)、界磁電流Imの絶対値が終了判定電流Iref以下の場合には、放電制御に続いて上段制御も終了される(#8、図3:時刻t5)。つまり、インバータ4及びコンバータ3の双方が停止し、駆動装置2が停止する。ここで、終了判定電流Irefは、所定の誤差を許容した上で、ゼロ値に設定されていると好適である。界磁電流Imの絶対値がゼロまで減少すれば、環流する電流はほとんど無いので、上段スイッチング素子31をオフ状態にしても第2コンデンサ7の端子間電圧V2だけが上昇するようなことはない。即ち、上段制御部13は、回転電機5を流れる電流がゼロになったことを判定した後、上段スイッチング素子31をオフ状態へ制御すると好適である。
ステップ#8において、放電制御に続いて上段制御も終了され、インバータ4及びコンバータ3の双方が停止する。つまり、駆動装置2が停止する。これにより、ステップ#1から始まった、放電制御部11及び上段制御部13を中核とする一連の残存電荷解消処理が終了する。従って、界磁電流Imの絶対値と、終了判定電流Irefとの比較によるこの判定は、放電制御部11及び上段制御部13を中核とする一連の残存電荷解消処理の終了判定にも相当する。
尚、図3における界磁電流Imの絶対値の減少特性をみれば、時刻t4においてインバータ4を用いた放電制御を終了することなく、時刻t4以降も放電制御を継続することで、回転電機5に流れる電流をほぼゼロまで減少させることが可能であることが判る。しかし、図3に示すように、時刻t4よりも前に比べて、時刻t4の後では、より急速に界磁電流Imの絶対値が減少している。つまり、放電制御部11による放電制御を継続するよりも、残った電荷を再度、両コンデンサ6,7に戻した方が早期に回転電機5に流れる電流をほぼゼロとすることができる。そして、インバータ4及びコンバータ3を含む駆動装置2を早く停止させることができる。従って、放電制御の終了に伴って上昇する両コンデンサ6,7の端子間電圧V1,V2が許容範囲に収まる条件において、できるだけ早く放電制御を終了すると好適である。発明を限定するものではないが、好適な一態様として、両コンデンサ6,7の端子間電圧の許容範囲は、50V程度とすることができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記実施形態においては、所定の放電制御終了条件が「第1コンデンサ6の端子間電圧V1及び第2コンデンサ7の端子間電圧V2の少なくとも一方が所定の基準電圧Vref以下となること」である場合を例として説明した。しかし、放電制御終了条件はこれに限定されるものではない。例えば、放電制御部11は、回転電機5を流れる電流が所定の基準電流Iref’以下となったことを判定した後、放電制御を終了するように構成されていてもよい。具体的には、図3に示すように、時刻t3’において、界磁電流Imの絶対値が基準電流Iref’以下となった後、つまり、終了条件が成立した時刻t3’から所定の待機時間T3’を経て放電制御が停止されてもよい。両コンデンサ6,7の充電電力は、その容量から既知であり、インバータ4を介して回転電機に供給する界磁電流Imの大きさは放電制御部11によって規定されている。従って、両コンデンサ6,7の残存電荷が減少していく過程における、界磁電流Imの絶対値の低下の度合いも予め設計値として記憶しておくことが可能である。
(2)上記実施形態においては、図1に示すように、1つの回転電機を駆動制御する駆動装置2並びに制御装置1を例として説明した。しかし、本発明はそのような構成に限定されることなく、複数の回転電機を駆動制御する駆動装置並びに制御装置を有する構成であっても、適用することができる。例えば、いわゆる2モータスプリット方式のハイブリッド車両用の駆動装置は、各モータ(回転電機)に対応する2つのインバータと、両インバータに共通する1つのコンバータとを備えて構成される場合がある。コンデンサは、上記実施形態と同様に、コンバータの前後に配置される。このような場合、放電制御部が、各インバータの少なくとも一方に界磁電流を供給し、上段制御部がコンバータの上段スイッチング素子をオンオフ制御することによって、上記実施形態と同様にコンデンサの残存電荷を良好に放電させることができる。
本発明は、直流電源の電源電圧と直流のシステム電圧との間で電圧変換するコンバータと、コンバータと回転電機との間に介在されてシステム電圧の直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータとを備えた回転電機駆動装置を制御する回転電機制御装置に適用することができる。
1:制御装置(回転電機制御装置)
2:駆動装置(回転電機駆動装置)
3:コンバータ
4:インバータ
5:回転電機
6:第1コンデンサ
7:第2コンデンサ
8:メインスイッチ
11:放電制御部
13:上段制御部
20:直流電源
31:上段スイッチング素子
33:下段スイッチング素子
35:リアクトル
Im:界磁電流
Iref:終了判定電流
Iref’:基準電流
V1:第1コンデンサの端子間電圧
V2:第2コンデンサの端子間電圧
Vref:基準電圧
ΔV:第1コンデンサの端子間電圧と第2コンデンサの端子間電圧との電圧差
ΔVref:基準電圧差

Claims (5)

  1. 直流電源の電源電圧と直流のシステム電圧との間で電圧変換するコンバータと、前記コンバータと回転電機との間に介在されて前記システム電圧の直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータとを備えた回転電機駆動装置を制御する回転電機制御装置であって、
    前記コンバータは、前記インバータ側の正負両極間に接続される上段スイッチング素子及び下段スイッチング素子の直列回路と、前記直流電源側の正負両極間に接続されると共に正極側がリアクトルを介して前記上段スイッチング素子と前記下段スイッチング素子との接続点に接続される第1コンデンサと、前記インバータ側の正負両極間に接続される第2コンデンサと、を備え、
    前記直流電源と前記回転電機駆動装置とを接続するメインスイッチが遮断された際に、少なくとも前記第2コンデンサに充電された充電電力を用いて前記インバータを介して前記回転電機のトルクに影響しない界磁電流を前記回転電機に供給する放電制御を行う放電制御部と、
    前記放電制御を終了するまでに、前記上段スイッチング素子をオン状態にする上段制御部と、を備える回転電機制御装置。
  2. 前記上段制御部は、前記第1コンデンサの端子間電圧と前記第2コンデンサの端子間電圧との電圧差が所定の基準電圧差以下となったことを判定した後、前記上段スイッチング素子をオン状態にする請求項1に記載の回転電機制御装置。
  3. 前記上段制御部は、前記回転電機を流れる電流がゼロになったことを判定した後、前記上段スイッチング素子をオフ状態へ制御する請求項1又は2に記載の回転電機制御装置。
  4. 前記放電制御部は、前記第1コンデンサの端子間電圧及び前記第2コンデンサの端子間電圧の少なくとも一方が所定の基準電圧以下となったことを判定した後、前記放電制御を終了する請求項1から3の何れか一項に記載の回転電機制御装置。
  5. 前記放電制御部は、前記回転電機を流れる電流が所定の基準電流以下となったことを判定した後、前記放電制御を終了する請求項1から3の何れか一項に記載の回転電機制御装置。
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