JP2002152980A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JP2002152980A
JP2002152980A JP2000345119A JP2000345119A JP2002152980A JP 2002152980 A JP2002152980 A JP 2002152980A JP 2000345119 A JP2000345119 A JP 2000345119A JP 2000345119 A JP2000345119 A JP 2000345119A JP 2002152980 A JP2002152980 A JP 2002152980A
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JP
Japan
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lid
main body
piece
engaged
cover unit
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Pending
Application number
JP2000345119A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Komatsu
哲也 小松
Yasuhiro Ozawa
康宏 小沢
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体を閉蓋した状態で係合固定する係合部と
被係合部から成るロック手段とを備えた充電器におい
て、蓋体のロック状態を簡単かつ安価な構成にて確保す
る。 【解決手段】 本体2と、本体2に基端部が枢支された
蓋体3と、蓋体3を閉蓋した状態で係合固定するように
蓋体3の遊端部と本体の一端部に互いに係合可能に設け
た係合突部19と被係合突起13とからなるロック手段
20と、蓋体3の係合突部19の近傍に設けた規制片2
1と、この規制片21を嵌入させることで蓋体3の位置
を規制するように本体2の一端部に設けた規制穴14と
を備え、規制片21と規制穴14にてロック手段20の
近傍で蓋体3の位置を規制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種携帯用電気機
器などで汎用されている小型の二次電池を充電するため
の充電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型の二次電池を充電するた
めの充電器として、本体に二次電池をセットして蓋体を
閉じ、商用電源のコンセントに装着することで充電でき
るようにしたものが知られている。
【0003】この種の充電器においては、充電中に不用
意に蓋体が開いてしまうと、手や導電体が電極に接触し
て、感電したり短絡したりするという問題があるため、
蓋体を閉じた状態で蓋体に形成した係合部と本体に形成
した被係合部が互いに係合してロックするように構成さ
れている。
【0004】さらに、本体内に設けた通電スイッチの操
作片を操作する突起を蓋体に設け、蓋体を閉じると突起
によって操作片が押圧移動されて通電スイッチがオンす
るように構成したものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓋体は
その基端部が本体に枢支され、蓋体の遊端部に係合部が
設けられているので枢支部から係合部までの距離が長
く、そのため成形精度を高くしないと、蓋体や本体の成
形公差によって係合部の被係合部に対する位置のばらつ
きがかなり大きくなり、枢支部での公差によるがたつき
と相まって、係合部と被係合部の係合代が十分に確保で
きない場合が生じ、蓋体を閉じた状態で確実にロックさ
れず、不測に蓋体が開いてしまう恐れがあるという問題
がある。
【0006】また、蓋体に設けた突起で通電スイッチの
操作片を押圧するように構成した場合、操作片の押圧反
力で突起を介して蓋体が押し上げられて蓋体が開く恐れ
もあり、その場合通電スイッチがオフされるので感電や
短絡の恐れはないものの、充電が行われないままになる
というような不都合を生じるという問題がある。
【0007】また、そのような問題を生じないような成
形精度を確保するには、成形金型精度を高くするととも
に本体や蓋体の材質に高価なものを用いる必要があり、
コスト高になるという問題がある。
【0008】本発明は、上記従来の問題に鑑み、蓋体の
ロック状態を簡単かつ安価な構成にて確保できる充電器
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の充電器は、本体
と、その本体に基端部が枢支された蓋体と、蓋体を閉蓋
した状態で係合固定するように蓋体の遊端部と本体の一
端部に互いに係合可能に設けられた係合部と被係合部か
ら成るロック手段とを備えた充電器において、蓋体の係
合部の近傍に規制片を設け、この規制片を嵌入させるこ
とで蓋体の位置を規制する規制穴を本体の他端部に設け
たものであり、蓋体を閉じると規制片が規制穴に嵌入し
て、蓋体が係合部の近傍位置で本体に対して位置決めさ
れるので、蓋体や本体の寸法精度を特に高くしなくても
蓋体の係合部と本体の被係合部の相対位置が高精度に位
置決めされ、そのため係合部と被係合部が確実に係合し
てロック状態が高い信頼性をもって確保され、不測に蓋
体が開くのを防止することができる。また、規制片と規
制穴を形成するだけで蓋体や本体の寸法精度を特に高く
しなくてもよいので、簡単かつ安価に構成することがで
きる。
【0010】また、規制穴に通電スイッチの操作片の一
部を嵌入させ、規制片が規制穴に嵌入した状態で操作片
が押圧移動されて通電スイッチがオンするように構成す
ると、蓋体が開くと通電されないので高い安全性を確保
することができ、かつ蓋体を閉じると通電スイッチがオ
ンされ、その状態で蓋体が上記のように確実にロックさ
れるため、充電状態が維持され、不測に蓋体が開いて未
充電状態のまま放置される恐れを無くすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の充電器の一実施形
態について、図1〜図7を参照して説明する。
【0012】図1において、1は充電器で、平たい直方
体状の本体2とその上部を開閉自在に覆う蓋体3にて構
成されている。蓋体3は長手方向一端の遊端部を手で持
って開くように他端の基端部が本体2の他端上端部に枢
支されている。蓋体3の基端辺を除く3辺には、遊端辺
の端枠片4aと両側辺の側枠片4bとが垂下され、側枠
片4bの基端部に内向きに突設された支軸5が本体2に
形成された軸穴6に嵌合されて蓋体3が枢支されてい
る。また、本体2の上端部外周には、図2、図3に示す
ように、蓋体3の枠片4a、4bが嵌合するように基端
辺を除く3辺に段部7が形成されている。
【0013】本体2の上面には、図3に示すように、充
電する二次電池をセットする凹部8が一側辺に近接させ
て形成され、その両端に充電端子9が突出されている。
また、凹部8の長手方向中央部には、二次電池の着脱を
容易に行えるように、一側辺側に外部に開放される切欠
10が形成され、その反対側には拡張凹部8aが形成さ
れている。さらに、切欠10に対応する部分で段部7に
下方に拡張された拡張部7aが形成され、蓋体3の一側
の側枠片4bにはこの拡張部7aを覆う拡張部4cが突
出されている。
【0014】本体2の一端上端部の、段部7に臨む先端
面11の両側部には、被係合凹部12が形成され、その
内部に被係合突起13が突設されている。また、本体2
の上面の一端近傍に適当間隔あけて一対の角穴から成る
規制穴14が形成されるとともにその上部から先端面に
開放される逃がし溝14aが形成されている。本体2の
一端部の下面側には、プラグ15が収納凹部16内に収
納された状態と垂直に突出させた状態との間で回動可能
に配設されている。
【0015】蓋体3の端枠片4aには、各被係合凹部1
2に対応する部分の両側に切込溝17を形成して容易に
弾性変形可能な係合片18が形成され、図4〜図6に示
すように、その内側面に係合突部19が突設されてお
り、蓋体3を閉じた状態で係合突部19が被係合突起1
3に係合して閉蓋状態がロックされるように構成されて
いる。これら係合突部19と被係合突起13にてロック
手段20が構成されている。また、蓋体3の一端部内面
には、蓋体3を閉じた時に規制穴14内に嵌入する規制
片21と、その基部と端枠片4aを連結する連結片21
aとが突設されている。連結片21aは逃がし溝14a
に嵌入する。
【0016】本体2内には、図7に示すように、充電制
御を行う制御基板22が収納配置されている。本体2の
内壁面にプラグ15と電気的に接続された電極23が設
けられるとともに、制御基板22からこの電極23に接
触離間可能なばね端子24が延出され、規制穴14に嵌
合するように上方にガイド突起25が突設された操作片
26の下面がばね端子24に係合されている。これら電
極23とばね端子24と操作片26にて、ガイド突起2
5の上端を押圧して操作片26を下降移動させると、ば
ね端子24が電極23に接触して制御基板22に通電す
る通電スイッチ27が構成されている。28は本体2内
に設けられた操作片26の上下ガイド、29はこの上下
ガイド28に摺動自在に係合するように操作片26の両
端部に形成されたガイド溝である。
【0017】以上の構成において、充電器1にて二次電
池の充電を行うときには、蓋体3を開いて本体2の上面
の凹部8内に二次電池をセットし、蓋体3を閉じるとと
もに、プラグ15を収納凹部16から引き出して垂直に
立て、そのプラグ15をコンセントに差し込むことによ
って充電される。充電が完了すると、充電器1をコンセ
ントから抜き出してプラグ15を収納凹部16に格納
し、蓋体3を開いて二次電池を取り出し、蓋体3を閉じ
ればよい。
【0018】この充電動作に際して、蓋体3を閉じる
と、その本体2の被係合突起13と蓋体3の係合突部1
9から成るロック手段20の近傍位置で、蓋体3の規制
片21が本体2の規制穴14に嵌入して蓋体3の位置決
めがなされるので、蓋体3や本体2の寸法公差が大き
く、支軸5と軸穴6の嵌合公差が大きくてがたつきがあ
っても、被係合突起13と係合突部19が確実に係合し
て蓋体3を閉じた状態で確実にロックされ、不測に蓋体
3が開いてしまう恐れがない。
【0019】すなわち、蓋体3が本体2の他端側に位置
ずれした状態で閉じると、図4に示すように、規制片2
1が規制穴14の他端側に係合して一端側に位置矯正さ
れ、逆に蓋体3が本体2の一端側に位置ずれした状態で
閉じると、図5に示すように、規制片21が規制穴14
の一端側に係合して他端側に位置矯正され、蓋体3を閉
じた状態では、図6に示すように、規制片21が規制穴
14の一端側に係合し、被係合突起13と係合突部19
が完全に係合した状態となるので、蓋体3が閉じた状態
で確実にロックされる。
【0020】こうして蓋体3が閉じられると、規制片2
1によって操作片26が押し下げられて通電スイッチ2
7がオンするとともに、その状態で上記のように蓋体3
が確実にロックされるため、充電状態が維持される。ま
た、通電スイッチ27のばね端子24の弾性復元力が操
作片26、規制片21を介して蓋体3に作用しても蓋体
3が開く恐れがないため、不測に蓋体3が開いて通電ス
イッチ27がオフしてしまい、未充電状態のまま放置さ
れるという恐れは無い。また、充電中に何らかの事情で
蓋体3が強制的に開かれた場合には、通電スイッチ27
がオフされて通電されないので、二次電池の電極や充電
端子9等に接触しても短絡や感電の発生を防止でき、高
い安全性を確保することができる。
【0021】また、上記のように蓋体3に規制片21を
設け、本体2に規制穴14を形成するだけで、蓋体3や
本体2に高価な材料を用いて寸法精度を特に高くしなく
てもロック手段20の信頼性を高めることができ、蓋体
3のロック状態を簡単かつ安価な構成にて確保すること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の充電器によれば、以上のように
蓋体を閉じると規制片が規制穴に嵌入して、蓋体が係合
部の近傍位置で本体に対して位置決めされるので、蓋体
や本体の寸法精度を特に高くしなくても蓋体の係合部と
本体の被係合部の相対位置が高精度に位置決めされ、そ
のため係合部と被係合部が確実に係合してロック状態が
高い信頼性をもって確保され、不測に蓋体が開くのを防
止することができ、また規制片と規制穴を形成するだけ
で蓋体や本体の寸法精度を特に高くしなくてもよいの
で、簡単かつ安価に構成することができる。
【0023】また、規制穴に通電スイッチの操作片の一
部を嵌入させ、規制片が規制穴に嵌入した状態で操作片
が押圧移動されて通電スイッチがオンするように構成す
ると、蓋体が開くと通電されないので高い安全性を確保
することができ、かつ蓋体を閉じると通電スイッチがオ
ンされ、その状態で蓋体が上記のように確実にロックさ
れるため、充電状態が維持され、不測に蓋体が開いて未
充電状態のまま放置される恐れを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における充電器の蓋体を開
いた状態の正面図である。
【図2】図1のA−A矢視側面図である。
【図3】図2のB−B矢視部分平面図である。
【図4】同実施形態の充電器において、蓋体が本体の他
端側に位置ずれした状態で閉じる場合の状態を示し、
(a)は図3のC−C矢視断面図、(b)は図3のD−
D矢視断面図である。
【図5】同実施形態の充電器において、蓋体が本体の一
端側に位置ずれした状態で閉じる場合の状態を示し、
(a)は図3のC−C矢視断面図、(b)は図3のD−
D矢視断面図である。
【図6】同実施形態の充電器の蓋体を閉じた状態を示
し、(a)は図3のC−C矢視断面図、(b)は図3の
D−D矢視断面図である。
【図7】図3のE−E矢視縦断側面図で、(a)は蓋体
を開いた状態の断面側面図、(b)は蓋体を閉じた状態
の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 充電器 2 本体 3 蓋体 13 被係合突起(被係合部) 14 規制穴 19 係合突部(係合部) 20 ロック手段 21 規制片 25 ガイド突起 26 操作片 27 通電スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、その本体に基端部が枢支された
    蓋体と、蓋体を閉蓋した状態で係合固定するように蓋体
    の遊端部と本体の一端部に互いに係合可能に設けられた
    係合部と被係合部から成るロック手段とを備えた充電器
    において、蓋体の係合部の近傍に規制片を設け、この規
    制片を嵌入させることで蓋体の位置を規制する規制穴を
    本体の他端部に設けたことを特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】 規制穴に通電スイッチの操作片の一部を
    嵌入させ、規制片が規制穴に嵌入した状態で操作片が押
    圧移動されて通電スイッチがオンするように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の充電器。
JP2000345119A 2000-11-13 2000-11-13 充電器 Pending JP2002152980A (ja)

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JP2000345119A JP2002152980A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 充電器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011513019A (ja) * 2008-03-10 2011-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 充電ドッキングステーションを持つecg監視システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011513019A (ja) * 2008-03-10 2011-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 充電ドッキングステーションを持つecg監視システム

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Effective date: 20080701

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Effective date: 20081111