JP2002151835A - 圧着ヘッド及び部品圧着装置 - Google Patents

圧着ヘッド及び部品圧着装置

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JP2002151835A
JP2002151835A JP2000339345A JP2000339345A JP2002151835A JP 2002151835 A JP2002151835 A JP 2002151835A JP 2000339345 A JP2000339345 A JP 2000339345A JP 2000339345 A JP2000339345 A JP 2000339345A JP 2002151835 A JP2002151835 A JP 2002151835A
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賢一 西野
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真司 金山
Shinjiro Tsuji
慎治郎 辻
Takahiko Murata
崇彦 村田
Katsuyoshi Yamamoto
勝義 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージとの間で圧着を行うツールのステー
ジとの平行度及び平面度を広範囲にわたって高精度に確
保できる圧着ヘッドを提供する。 【解決手段】 ツール15の加圧面の位置を調整するよ
うにツールの長手方向に適当ピッチ間隔で調整ねじ手段
20を配設し、固定ボルトにてツール15を締結固定す
るようにした。好適には、調整ねじ手段20が、ツール
15の加圧面と対向する面に当接するとともに軸芯部に
貫通穴24を形成された押圧調整ねじ23と、この押圧
調整ねじ23の貫通穴24に挿通されるとともにツール
15の加圧面と対向する面に形成された雌ねじ穴22に
螺合する引上げ調整ねじ25にて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどの
基板に液晶駆動ICなどの部品を圧着するための圧着ヘ
ッド及びそれを用いた部品圧着装置や液晶部品圧着装
置、並びに圧着ヘッドの調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示パネルの製造工程にお
いて、図12(a)、(b)に示すように、液晶パネル
100の隣合う2つの側縁部又は3つの側縁部に沿って
液晶を駆動する複数の液晶駆動IC101又は102を
一列状に配置し、そのリード又は電極を液晶パネル10
0の透明電極に接合する工程があり、通常は液晶パネル
100の側縁部の透明電極列上に異方導電性シート(以
下、ACFと記す)を貼り付け、液晶駆動IC101、
102を装着して仮圧着し、その後各液晶駆動IC10
1、102を本圧着することによって接合している。な
お、図12(a)はFOG(Film On Glass ) 方式によ
る接合工程を示し、キャリアテープに液晶駆動ICを装
着したTCP(Tape Carrier Package)101を用い、
そのキャリアテープに形成されたリードをACFを介し
て透明電極に接合し、図12(b)はCOG(Chip On
Glass )方式による接合工程を示し、液晶駆動ICのチ
ップ102を用い、その電極をACFを介して透明電極
に接合するが、何れの場合も基本的に同一の工程によっ
て接合される。
【0003】従来例の液晶パネルに液晶駆動ICを接合
する液晶パネル製造設備の構成を、図8を参照して説明
する。図8において、71は液晶パネルの側縁部にAC
Fを貼り付けるACF貼付け部で、ACF供給部71a
と、貼付けヘッド部71bと、ステージ部71cと、パ
ネル位置決め部71dとを備えている。72は液晶駆動
ICを装着して仮圧着する仮圧着部で、IC供給部72
aと、仮圧着ヘッド部72bと、パネル位置決め部72
cとを備えている。73、74は液晶パネルの各側縁部
の液晶駆動ICをそれぞれ加熱加圧して圧着するように
複数並列して配設された本圧着部で、本圧着ヘッド部7
3a、74aと、ステージ部73b、74bと、液晶パ
ネルの圧着すべき側縁部をステージ部73b、74b上
に移載して位置決めするパネル位置決め部73c、74
cとを備えている。75、76は液晶パネルを順次工程
間で搬送する搬送部である。
【0004】本圧着部73における接合工程を、図9を
参照してFOG方式の場合について説明すると、本圧着
ヘッド部73aのツール77に対向するようにステージ
部73bのステージ78が配設され、ACF103を介
してTCP101が仮圧着された液晶パネル100の側
縁部をステージ78上に配置して支持し、本加圧ヘッド
部73aを白抜き矢印の如く下降させてそのツール77
にてTCP101の接合部を加圧・加熱し、TCP10
1を液晶パネル100に圧着するとともにそのリードと
透明電極を電気的に接続している。
【0005】この本圧着時には、ステージ78とツール
77は接合範囲の全長にわたって高精度に平行でない
と、圧着接合が適正に行われないため、本圧着ヘッド部
73aにおけるツール77は、図10に示すような構成
によって平行調整ができるように構成されている。
【0006】図10において、本圧着ヘッド部73aの
ヘッドベース79に螺合固定された枢軸ボルト80にて
ツール77を装着したブロック81の中央部が枢支され
るとともに、ヘッドベース79に突設されたフランジ7
9aに螺合され、ナット83にてロック可能な一対の調
整ねじ82にてブロック81の両端近傍の上面を押圧
し、ツール77をステージ78に対して平行調整できる
ように構成するとともに、調整した状態で固定ボルト8
4にてブロック81をヘッドベース79に締結固定する
ように構成されている。
【0007】また、仮圧着部72における仮圧着ヘッド
部72bにおいては、図11に示すように、そのヘッド
部材91は、ベース部92の軸芯部に細径の連接部93
を介して加圧部94を首振り状に位置調整可能に連接
し、その加圧部94にツール95を装着するように構成
するとともに、加圧部94の周方向複数箇所に貫通螺合
させた調整押しねじ96の先端をベース部92に当接さ
せ、これら調整押しねじ96を調整することによりツー
ル95を液晶パネルに対して平行に調整するように構成
されている。なお、図11において、97はヘッド部材
91に形成された吸引通路、98はツール95に形成さ
れたICの吸着穴であり、ツール95自体は別の吸引通
路にてヘッド部材91に吸着されて装着されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の本圧着ヘッド部73aの構成では、例えば4インチ
サイズの液晶表示パネル(標準タイプで81mm×61m
m、ワイドタイプで89mm×50mm)用の液晶パネル1
00の側縁部にIC101を圧着する場合には、側縁部
に配設されている複数のIC101を一括して圧着する
ことはできても、それ以上のサイズの液晶パネルの場合
には、ツール77の加熱によってツール77及びブロッ
ク81に調整ねじ82、82と枢軸ボルト80間で円弧
状の変形を生じ、ツール77の加圧面に波打ち変形が発
生するため、ステージ78とツール77の平行度及び平
面度を全長にわたって高精度に保持することができず、
液晶パネル100の1つの側縁部に装着されたすべての
IC101を高い信頼性をもって一括して圧着すること
ができないという問題があり、そのため何度にも分けて
圧着動作をすると生産性が低下し、また複数の圧着ヘッ
ド部73aを並列して配設すると、装置が複雑化してコ
スト高となるとともに液晶パネルの仕様の変化に容易に
対応できないという問題がある。
【0009】また、仮圧着ヘッド部72bにおいても、
ヘッド部材91の加圧部94の位置調整を複数の調整押
しねじ96でベース部92を押すことで行っているの
で、各調整押しねじ96の位置ではそれぞれの調整位置
を確定できず、調整に手間がかかるとともに、時間経過
とともに調整押しねじ96が緩んで調整位置に狂いが生
じる恐れがあるという問題がある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ステ
ージとの間で圧着を行うツールのステージとの平行度及
び平面度を広範囲にわたって高精度に確保でき、また容
易に調整できる圧着ヘッド及びその調整方法、並びに部
品圧着装置や液晶部品圧着装置を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明の圧着
ヘッドは、ヘッドベースに設けられたツールにて相互に
圧着すべき部品を加圧して圧着を行う圧着ヘッドであっ
て、ツールの加圧面の位置を調整するようにツールの長
手方向に適当ピッチ間隔で配設した調整ねじ手段と、ツ
ールを締結固定する固定ボルトを備えたものであり、ツ
ールの長手方向全長にわたって所定ピッチ間隔の複数箇
所でその位置決めを行って固定するので、ツールを加熱
して加熱・加圧により圧着する場合にも、ツールの加熱
により加圧面が波打ち変形するのを防止でき、ツールと
ステージの平行度及び平面度を広範囲にわたって高精度
に確保でき、圧着長が長くても信頼性の高い圧着状態を
得ることができる。
【0012】また、調整ねじ手段を、ツールの加圧面と
対向する面に形成された雌ねじ穴に螺合する引上げ調整
ねじとツールの加圧面と対向する面に当接する押圧調整
ねじにて構成すると、2種のねじを回転調整するだけの
作業にてツールを何れの方向にも位置決め固定でき、簡
単で安価な構成にてツールの位置決めを行える。
【0013】また、調整ねじ手段を、軸芯部に貫通穴を
形成された押圧調整ねじと、この押圧調整ねじの貫通穴
に挿通された引上げ調整ねじにて構成すると、調整ねじ
手段を配置した各々の同一位置でツールを何れの方向に
も位置決めすることができるので、位置決め作業を容易
に行うことができるとともに、その位置決めピッチを小
さくすることが可能で、より高精度にツールとステージ
の平行度及び平面度を確保でき、長い圧着長に対しても
信頼性の高い圧着状態を得ることができる。
【0014】また、調整ねじ手段を、ツールの長手方向
の各ピッチ位置で、長手方向と直交する方向に適当間隔
あけて引上げ調整ねじと押圧調整ねじを配設して構成す
ることもできる。この場合、構成が簡単で安価に構成で
きるという利点がある一方、調整作業を行い難く、その
分位置決めピッチが長くする必要があるという難点があ
る。
【0015】また、調整ねじ手段を、引上げ調整ねじと
押圧調整ねじをツールの長手方向に交互に配設すること
もできるが、この場合、さらに構成が簡単で安価に構成
できるという利点がある一方、長手方向に交互に押し引
きして位置決めすることになるためある程度の波打ち変
形は避けられないという難点があり、圧着長が比較的短
い場合に好適に適用すると効果的である。
【0016】また、第2発明の圧着ヘッドは、ベース部
に位置調整可能に連接された加圧部に装着されたツール
にて相互に圧着すべき部品を加圧して圧着を行う圧着ヘ
ッドであって、加圧部の位置を調整するように適当ピッ
チ間隔で配設した調整ねじ手段を有し、その調整ねじ手
段は軸芯部に貫通穴を形成された押圧調整ねじと、この
押圧調整ねじの貫通穴に挿通された引上げ調整ねじから
成るものであり、調整ねじ手段を配置した各々の同一位
置で加圧部の位置を何れの方向にも位置決めすることが
できるので、位置決め作業を容易に行うことができると
ともに、時間経過とともに調整位置に狂いが生じる恐れ
もない。
【0017】また、第3発明は、上記第1発明の圧着ヘ
ッドにおける加圧面の位置調整方法であって、ツールの
長手方向の中央部から両端部に向けて順次調整ねじ手段
を調整して加圧面を基準平面に平行な面に調整するもの
であり、調整作業を何度も繰り返すことなく、確実にか
つ効率的に位置調整することができる。
【0018】また、加圧面の位置を、基準平面上に感圧
シートを配置した上から圧着ヘッドのツールを加圧して
感圧シートにて検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段
を調整すると、各位置での調整代を検出結果で判定する
ことができ、効率的に調整することができる。
【0019】また、加圧面の位置を、レーザ距離センサ
にて検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段を調整する
と、調整代を数値的に知って調整することができ、更に
効率的に調整することができる。
【0020】また、第4発明の部品圧着装置は、上記各
圧着ヘッドと、圧着ヘッドにて圧着すべき部品を支持す
るステージと、圧着ヘッドをステージに向けて移動させ
て押圧する駆動手段とを備えたものであり、上記効果を
奏する圧着ヘッドを用いることにより、信頼性の高い部
品圧着を行うことができる。
【0021】また、圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、
駆動手段に別に設けると、圧着ヘッドの移動とは別に専
用の加圧手段にて加圧力を印加することにより加圧力の
制御を高精度に行うことができ、信頼性の高い圧着状態
を得ることができる。
【0022】また、圧着ヘッドと部品との間にクッショ
ン性のあるテープを介装すると、微小な平行度や平面度
のばらつきをテープで吸収することができ、より信頼性
の高い圧着状態を得ることができる。
【0023】また、第5発明の液晶部品圧着装置は、上
記各圧着ヘッドと、圧着ヘッドのツールに対向するよう
に配設されたステージと、異方導電性シートを介して複
数のICが一列状に装着された液晶パネルの側縁部をス
テージ上に支持させる液晶パネル移載手段と、圧着ヘッ
ドをステージに向けて移動させて押圧する駆動手段とを
備え、液晶パネルの側縁部上に複数のICを一括して圧
着するようにしたものであり、上記効果を奏する圧着ヘ
ッドを用いることにより、大型サイズの液晶パネルに対
しても異方導電性シートを介してICを高い信頼性をも
って一括して圧着することができ、高い生産性で液晶表
示パネルを製造することができる。
【0024】また、圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、
駆動手段に別に設けると、圧着ヘッドの移動とは別に専
用の加圧手段にて加圧力を印加することにより加圧力の
制御を高精度に行うことができ、信頼性の高い圧着状態
を得ることができる。
【0025】また、圧着ヘッドとICとの間にクッショ
ン性のある耐熱テープを介装すると、微小な平行度や平
面度のばらつきをテープで吸収することができ、より信
頼性の高い圧着状態を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の圧着ヘッドを液晶
表示パネル製造設備における液晶駆動ICの本圧着に適
用した第1の実施形態について、図1〜図3を参照して
説明する。なお、以下の各実施形態で説明する要部構成
を除いて液晶表示パネル製造設備の全体構成は、図8を
参照して従来例で説明したものと実質的に同一であるた
め、その説明を援用する。
【0027】本圧着部73、74の本圧着ヘッド部73
a、74aの構成を示す図1において、1は、基部1a
と背壁部1bと天壁部1cとを有する全体的な側面形状
が略コ字状のメインフレームで、基部1a上に基台2及
びセラミック等の断熱材3を介してステージ4が配設さ
れている。ステージ4にはヒータカートリッジ(図示せ
ず)が挿入配置され、50〜60℃程度の温度に維持す
るように構成されている。ステージ4上には圧着ヘッド
5がステージ4に対して接近離間可能に上下移動可能に
配設されている。
【0028】天壁部1c上には、圧着ヘッド5を上下移
動させる駆動手段としての上下シリンダ6が配設されて
いる。背壁部1bの上部には上下方向のガイドレール7
が配設されている。ガイドレール7の上部には、加圧シ
リンダ8を装着したシリンダベース9がリニアガイド1
0を介して上下移動自在に支持され、ガイドレール7の
下部に圧着ヘッド5のヘッドベース11が一対のリニア
ガイド12を介して上下移動自在に支持されている。
【0029】なお、シリンダベース9はその両側部と天
壁部1cとの間に介装された引張ばね(図示せず)にて
上方に引き上げ付勢され、圧着ヘッド5のヘッドベース
11はその両側部がシリンダベース9との間に介装され
た引張ばね(図示せず)にて上方に引き上げ付勢されて
おり、上下シリンダ6にてシリンダベース9を押し下げ
て圧着ヘッド5をステージ4に向けて下方移動させ、加
圧シリンダ8にて所定の圧着力を負荷し、上下シリンダ
6及び加圧シリンダ8の作動を停止すると、圧着力を解
除して圧着ヘッド5が上昇するように構成されている。
【0030】圧着ヘッド5は、図2、図3に示すよう
に、正面視の全体形状が細長い扁平な台形状で、断面形
状が略コ字状の所要の剛性を有するヘッドベース11の
下面にヒータブロック13を締結ボルト14にて締結固
定し、このヒータブロック13の前面に細長い棒状のツ
ール15を当接配置し、ツールホルダ16にてヒータブ
ロック13との間で挟持し、ツールホルダ16を固定ボ
ルト17にてヒータブロック13に締結することによっ
て固定するように構成されている。18は、ヘッドベー
ス11の上面中央に装着された受圧ピンであり、この受
圧ピン18を介して加圧シリンダ8の加圧力のみがヘッ
ドベース11に伝達される。
【0031】ヒータブロック13には、その上部に長手
方向に適当ピッチでヒータカートリッジ19が挿入配置
され、ヒータブロック13を介してツール15を200
〜250℃程度の温度に維持するように構成されてい
る。
【0032】ヘッドベース11とツール15の間には、
ツール15下面の加圧面のステージ4上面に対する平行
度と平面度が高精度に得られるように位置調整する調整
ねじ手段20がツール15の長手方向に30〜50mm
程度の所定ピッチ間隔で複数配設されている。本実施形
態の調整ねじ手段20は、次のように構成されている。
ヘッドベース11におけるツール15の上面の幅方向中
央位置に対向する部分には、ツール15の長手方向に所
定ピッチ間隔で大径の雌ねじ穴21が貫通形成され、そ
れと同一軸芯状態でツール15の上面に小径の雌ねじ穴
22が形成されている。雌ねじ穴21にはツール15の
上面に下端が当接するとともにその軸芯部に貫通穴24
が形成された押圧調整ねじ23が貫通螺合されている。
また、この押圧調整ねじ23の貫通穴24を貫通させ、
下端部を雌ねじ穴22に螺合させた引上げ調整ねじ25
が設けられている。26は押圧調整ねじ23及び引上げ
調整ねじ25のロックナットである。
【0033】図1において、28はツール15の下部で
ステージ4との間に供給されるクッション性のある耐熱
テープであり、本実施形態では100〜200μm厚の
テフロン(登録商標)テープが用いられている。このよ
うにテフロンテープ28を介装することにより、非常に
微小な平行度や平面度のばらつきを吸収される。
【0034】以上の構成において、ツール15をステー
ジ4に対して平行に調整する際に、調整ねじ手段20の
押圧調整ねじ23と引上げ調整ねじ25の2種のねじを
回転調整することにより、簡単にツール15の位置決め
を行える。また、その位置決め時に調整ねじ手段20を
配置した各々の同一位置でツール15を何れの方向にも
位置決めすることができるので、位置決め作業を容易に
行うことができるとともに、その位置決めピッチを小さ
くすることが可能で、より高精度にツール15とステー
ジ4の平行度及び平面度を確保でき、長い圧着長に対し
ても信頼性の高い圧着状態を得ることができる。
【0035】また、その位置調整に際しては、ステージ
4上に感圧シートを配置した上から圧着ヘッド5のツー
ル15を加圧して感圧シートにて加圧面の位置を検出
し、検出結果に応じて調整することにより、作業効率良
く高精度に位置調整することができ、またツール15の
長手方向の中央部から両端部に向けて順次調整ねじ手段
20を調整することにより、調整作業を何度も繰り返す
ことなく、確実にかつ効率的に位置調整することができ
る。
【0036】また、感圧シートを用いる代わりに、ツー
ル15の加圧面の位置をレーザ距離センサにて検出し、
検出結果に応じて調整ねじ手段20を調整するようにす
ることもできる。この場合、調整代を数値的に知って調
整することができ、更に効率的に調整することができ
る。
【0037】以上の本実施形態の圧着ヘッド5によれ
ば、ツール15の上下位置をその長手方向全長にわたっ
て所定ピッチ間隔の複数箇所でそれぞれ適正に位置決め
することができるので、ツール15のステージ4に対す
る平行度及び平面度をその全長にわたって高い精度で確
保することができる。
【0038】また、ツール15と圧着すべきICなどの
部品との間にテフロンテープ28を介装した状態で、圧
着ヘッド5を上下シリンダ6で下降させてツール15を
ステージ4に当接させ、加圧シリンダ8にて所定の加圧
力で加圧すると、ツール15の微小な平行度や平面度の
ばらつきをテフロンテープ28で吸収することができ、
信頼性の高い圧着状態を得ることができる。
【0039】特に、液晶パネル100に液晶駆動IC1
01、102をACF103を介して圧着する場合に
は、ACF103を2〜3μm程度の厚さになるように
圧着する必要があるため、極めて高精度に平行度や平面
度を確保する必要があり、このようにテフロンテープ2
8を介装することにより、確実に信頼性の高い圧着状態
を得ることができる。
【0040】これにより、例えば30インチサイズの液
晶表示パネル(標準タイプで610mm×457mm、ワイ
ドタイプで664mm×374mm)用の液晶パネル100
の側縁部に対して液晶駆動IC101、102を圧着す
る場合にも、側縁部に配設されている複数の液晶駆動I
C101、102を一括して圧着することができる。
【0041】次に、本発明の第2の実施形態について、
図4、図5を参照して説明する。なお、以下の実施形態
の説明においては、上記実施形態と同一の構成要素につ
いて同一参照符号を付して説明を省略し、相違点のみを
説明する。
【0042】本実施形態における圧着ヘッド5は、メイ
ンフレーム1の背部に配設されたシリンダ装置(図示せ
ず)にて、中間部をメインフレーム1の上端部で揺動自
在に支持された揺動アーム31と、ヘッドベース11か
ら立設された連結杆32を介して上下移動及び加圧を行
うように構成されている。また、圧着ヘッド5は、ヘッ
ドベース11の下部に上下位置調整可能に装着されたブ
ロック33にヒータブロック13が固定され、ヒータブ
ロック13にツール15がツールホルダ16にて固定さ
れている。そして、ツール15のステージ4に対する平
行度及び平面度を調整する調整ねじ手段20がその長手
方向に所定ピッチ間隔でヘッドベース11とブロック3
3の間に配設されている。
【0043】本実施形態の調整ねじ手段20は、ヘッド
ベース11とブロック33の長手方向の各ピッチ位置
で、図5に示すように、長手方向と直交する方向の中央
に適当間隔あけて引上げ調整ねじ34を配設するととも
に、その前後両側に適当間隔あけて一対の押圧調整ねじ
35a、35bを配設して構成されている。
【0044】引上げ調整ねじ34はヘッドベース11を
貫通してブロック33の上面に形成された雌ねじ穴36
に下端部が螺合されている。また、押圧調整ねじ35
a、35bはヘッドベース11に形成された雌ねじ穴3
7a、37bに螺合されて貫通し、下端がブロック33
の上面に当接され、かつロックナット38a、38bに
て回り止めされている。
【0045】さらに、前側の押圧調整ねじ35aは短く
かつそのロックナット38aの高さ寸法を小さく、後側
の押圧調整ねじ35bは長くかつそのロックナット38
bの高さ寸法を大きくしてあり、前方から前後両方の押
圧調整ねじ35a、35bの調整を容易に行えるように
構成されている。また、引上げ調整ねじ34には六角穴
付きボルトが用いられ、六角レンチにて押圧調整ねじ3
5a、35bと干渉せずに容易に調整操作できるように
構成されている。
【0046】本実施形態によっても、上記実施形態と同
様にブロック33を介してツール15の上下位置をその
長手方向全長にわたって所定ピッチ間隔の複数箇所でそ
れぞれ適正に位置決めすることができるので、ツール1
5のステージ4に対する平行度及び平面度をその全長に
わたって高い精度で確保することができる。但し、各ピ
ッチ位置毎に前後3箇所の位置で調整ねじ34、35
a、35bの調整が必要であるため作業に手間がかかる
とともに、その作業位置が前後に重なっているために作
業が容易でなく、また押圧調整ねじ35a、35bが前
後に位置しているので、それらによる押圧を均等にしな
いとブロック33やツール15にひねりが発生する恐れ
もあり、調整が難しく、作業性が良くないという不利が
ある。
【0047】次に、本発明の第3の実施形態について、
図6を参照して説明する。
【0048】本実施形態における圧着ヘッド5は、ヘッ
ドベース11の下部に上下位置調整可能に装着されたブ
ロック41にツール15が固定されている。そして、ツ
ール15のステージ4に対する平行度及び平面度を調整
する調整ねじ手段20がその長手方向に所定ピッチ間隔
でヘッドベース11とブロック41の間に配設されてい
る。本実施形態の調整ねじ手段20は、引上げ調整ねじ
42と押圧調整ねじ43がブロック41及びツール15
の長手方向に交互に配設し、押圧調整ねじ43はロック
ナット44にて緩み止めロックを行うように構成されて
いる。
【0049】本実施形態においても、ブロック41を介
してツール15の上下位置をその長手方向全長にわたっ
て所定ピッチ間隔で交互に上下に位置決めしているの
で、ツール15のステージ4に対する平行度と平面度を
その全長にわたって維持することができるが、2ピッチ
周期で引上げと押圧を行って全体として平行度と平面度
を確保するようにしているので、上記各実施形態に比べ
ると、比較的小さく抑えることができるとは言え、2ピ
ッチ周期で長手方向に波うち状の歪みが発生するのを避
けることはできないので、例えば10インチサイズの液
晶表示パネル(標準タイプで203mm×152mm、ワイ
ドタイプで221mm×125mm)用の液晶パネルの側縁
部にICを圧着する場合など、比較的低い精度しか要求
されない場合に適用することができ、その場合には構成
が簡単であるため、低コストにて構成できる。特に、第
1の実施形態で示したように、クッション材として機能
するテフロンテープ28と併用することにより、信頼性
の高い圧着状態を確保することができる。
【0050】次に、本発明を仮圧着部における仮圧着ヘ
ッドに適用した第4の実施形態について、図7を参照し
て説明する。
【0051】本実施形態の仮圧着ヘッド50において
は、図7(a)、(b)に示すように、ベース部52の
軸芯部に細径の連接部53を介して加圧部54を首振り
状に位置調整可能に連接して構成したヘッド部材51が
用いられ、その加圧部54に液晶駆動IC56を吸着保
持するとともに液晶パネルに仮圧着して装着するツール
55が装着されるように構成されている。57はヘッド
部材51に形成された吸引通路、58はツール55に形
成されたICの吸着穴であり、ツール55自体は別の吸
引通路にてヘッド部材51に吸着されて装着されてい
る。
【0052】そして、加圧部54の外周部の周方向の3
〜4箇所に、ツール55のステージに対する平行度とな
るように加圧部54の位置を調整するための調整ねじ手
段60が配設されている。この調整ねじ手段60は軸芯
部に貫通穴62を形成され、加圧部54に形成された雌
ねじ穴63に貫通螺合された押圧調整ねじ61と、この
押圧調整ねじ61の貫通穴62に挿通され、かつ先端部
がベース部52に形成された雌ねじ穴65に螺合された
引上げ調整ねじ64にて構成されている。
【0053】本実施形態によれば、仮圧着ヘッド50に
おいて、そのツール55とステージの平行調整を行う際
に、複数の調整ねじ手段60の押圧調整ねじ61と引上
げ調整ねじ64をそれぞれ調整する際に、各調整ねじ手
段60にて加圧部54の位置調整が各々確定するので、
加圧部54の位置調整を容易に行うことができ、かつ時
間経過とともにねじが緩んで調整位置に狂いが生じる恐
れもないため、容易にツール55のステージに対する平
行度を調整できるとともに、その状態を安定的に維持す
ることができる。
【0054】さらに、調整ねじ手段60は、上記実施形
態における仮圧着ヘッド50に限らず、各種の加圧ヘッ
ドにおけるツールとステージの平行度を調整する際の加
圧部の位置調整に適用して、その効果を奏することがで
きる。
【0055】
【発明の効果】本発明の圧着ヘッドによれば、以上のよ
うにツールの加圧面の位置を調整するようにツールの長
手方向に適当ピッチ間隔で配設した調整ねじ手段と、ツ
ールを締結固定する固定ボルトを備えているので、ツー
ルの長手方向全長にわたって所定ピッチ間隔の複数箇所
でその位置決めを行って固定することにより、ツールの
加圧面の波打ち変形を防止でき、ツールのステージとの
平行度及び平面度を広範囲にわたって高精度に確保で
き、圧着長が長くても信頼性の高い圧着状態を得ること
ができる。
【0056】また、調整ねじ手段を、ツールの加圧面と
対向する面に形成された雌ねじ穴に螺合する引上げ調整
ねじとツールの加圧面と対向する面に当接する押圧調整
ねじにて構成すると、2種のねじを回転調整するだけの
作業にてツールを何れの方向にも位置決め固定でき、簡
単で安価な構成にてツールの位置決めを行える。
【0057】また、調整ねじ手段を、軸芯部に貫通穴を
形成された押圧調整ねじと、この押圧調整ねじの貫通穴
に挿通された引上げ調整ねじにて構成すると、調整ねじ
手段を配置した各々の同一位置でツールを何れの方向に
も位置決めすることができるので、位置決め作業を容易
に行うことができるとともに、その位置決めピッチを小
さくすることが可能で、より高精度にツールとステージ
の平行度及び平面度を確保でき、長い圧着長に対しても
信頼性の高い圧着状態を得ることができる。
【0058】また、ベース部に位置調整可能に連接され
た加圧部に装着されたツールにて相互に圧着すべき部品
を加圧して圧着を行う圧着ヘッドにおいて、加圧部の位
置を調整するように適当ピッチ間隔で配設した調整ねじ
手段を有し、その調整ねじ手段は軸芯部に貫通穴を形成
された押圧調整ねじと、この押圧調整ねじの貫通穴に挿
通された引上げ調整ねじにて構成すると、調整ねじ手段
を配置した各々の同一位置で加圧部の位置を何れの方向
にも位置決めすることができるので、位置決め作業を容
易に行うことができるとともに、時間経過とともに調整
位置に狂いが生じる恐れもない。
【0059】また、上記圧着ヘッドにおける加圧面を位
置調整する際に、ツールの長手方向の中央部から両端部
に向けて順次調整ねじ手段を調整して加圧面を基準平面
に平行な面に調整すると、調整作業を何度も繰り返すこ
となく、確実にかつ効率的に位置調整することができ
る。
【0060】また、加圧面の位置を、基準平面上に感圧
シートを配置した上から圧着ヘッドのツールを加圧して
感圧シートにて検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段
を調整すると、各位置での調整代を検出結果で判定する
ことができ、効率的に調整することができる。
【0061】また、加圧面の位置を、レーザ距離センサ
にて検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段を調整する
と、調整代を数値的に知って調整することができ、更に
効率的に調整することができる。
【0062】また、本発明の部品圧着装置は、上記各圧
着ヘッドと、圧着ヘッドにて圧着すべき部品を支持する
ステージと、圧着ヘッドをステージに向けて移動させて
押圧する駆動手段とを備えているので、上記効果を奏す
る圧着ヘッドを用いることにより、信頼性の高い部品圧
着を行うことができる。
【0063】また、圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、
駆動手段に別に設けると、圧着ヘッドの移動とは別に専
用の加圧手段にて加圧力を印加することにより加圧力の
制御を高精度に行うことができ、信頼性の高い圧着状態
を得ることができる。
【0064】また、圧着ヘッドと部品との間にクッショ
ン性のあるテープを介装すると、微小な平行度や平面度
のばらつきをテープで吸収することができ、より信頼性
の高い圧着状態を得ることができる。
【0065】また、本発明の液晶部品圧着装置は、上記
各圧着ヘッドと、圧着ヘッドのツールに対向するように
配設されたステージと、異方導電性シートを介して複数
のICが一列状に装着された液晶パネルの側縁部をステ
ージ上に支持させる液晶パネル移載手段と、圧着ヘッド
をステージに向けて移動させて押圧する駆動手段とを備
え、液晶パネルの側縁部上に複数のICを一括して圧着
するようにしたので、上記効果を奏する圧着ヘッドを用
いることにより、大型サイズの液晶パネルに対しても異
方導電性シートを介してICを高い信頼性をもって一括
して圧着することができ、高い生産性で液晶表示パネル
を製造することができる。
【0066】また、圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、
駆動手段に別に設けると、圧着ヘッドの移動とは別に専
用の加圧手段にて加圧力を印加することにより加圧力の
制御を高精度に行うことができ、信頼性の高い圧着状態
を得ることができる。
【0067】また、圧着ヘッドとICとの間にクッショ
ン性のあるテープを介装すると、微小な平行度や平面度
のばらつきをテープで吸収することができ、より信頼性
の高い圧着状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の圧着ヘッドを適用し
た本圧着部の要部構成を示す縦断側面図である。
【図2】同実施形態の圧着ヘッドの詳細縦断側面図であ
る。
【図3】同実施形態の圧着ヘッドの分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の圧着ヘッドを適用し
た本圧着部の要部構成を示す縦断側面図である。
【図5】同実施形態の圧着ヘッドの詳細縦断側面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態の圧着ヘッドを示し、
(a)は部分縦断正面図、(b)は縦断側面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態の仮圧着ヘッドを示
し、(a)は下面図、(b)は(a)のA−A矢視断面
図である。
【図8】本発明の各実施形態における適用対象の液晶表
示パネル製造設備の全体斜視図である。
【図9】同液晶表示パネル製造設備の本圧着部における
縦断側面図である。
【図10】従来例の本圧着部における圧着ヘッドを示
し、(a)は部分断面正面図、(b)は縦断側面図であ
る。
【図11】従来例の仮圧着ヘッドを示し、(a)は下面
図、(b)は(a)のB−B矢視断面図である。
【図12】液晶表示パネルの構成例を示し、(a)はT
CPを用いた例、(b)は液晶駆動ICチップを用いた
例の平面図である。
【符号の説明】
4 ステージ 5 圧着ヘッド 6 上下シリンダ 8 加圧シリンダ 11 ヘッドベース 13 ヒータブロック 15 ツール 17 固定ボルト 20 調整ねじ手段 22 雌ねじ穴 23 押圧調整ねじ 24 貫通穴 25 引上げ調整ねじ 28 テフロンテープ(クッション性のある耐熱テー
プ) 34 引上げ調整ねじ 35a、35b 押圧調整ねじ 42 引上げ調整ねじ 43 押圧調整ねじ 50 仮圧着ヘッド 52 ベース部 54 加圧部 55 ツール 60 調整ねじ手段 61 押圧調整ねじ 62 貫通穴 64 引上げ調整ねじ 72 仮圧着部 72b 仮圧着ヘッド部 73、74 本圧着部 73a、74a 本圧着ヘッド部 73b、74b ステージ部 73c、74c パネル位置決め部(液晶パネル移載手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 慎治郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村田 崇彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 勝義 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA45 MA32 MA35 NA27 NA29 5E319 AA03 AA07 AB03 CC12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドベースに設けられたツールにて相
    互に圧着すべき部品を加圧して圧着を行う圧着ヘッドで
    あって、ツールの加圧面の位置を調整するようにツール
    の長手方向に適当ピッチ間隔で配設した調整ねじ手段
    と、ツールを締結固定する固定ボルトを備えたことを特
    徴とする圧着ヘッド。
  2. 【請求項2】 調整ねじ手段は、ツールの加圧面と対向
    する面に形成された雌ねじ穴に螺合する引上げ調整ねじ
    とツールの加圧面と対向する面に当接する押圧調整ねじ
    から成ることを特徴とする請求項1記載の圧着ヘッド。
  3. 【請求項3】 調整ねじ手段は、軸芯部に貫通穴を形成
    された押圧調整ねじと、この押圧調整ねじの貫通穴に挿
    通された引上げ調整ねじから成ることを特徴とする請求
    項2記載の圧着ヘッド。
  4. 【請求項4】 調整ねじ手段は、ツールの長手方向の各
    ピッチ位置で、長手方向と直交する方向に適当間隔あけ
    て引上げ調整ねじと押圧調整ねじを配設して構成したこ
    とを特徴とする請求項2記載の圧着ヘッド。
  5. 【請求項5】 調整ねじ手段は、引上げ調整ねじと押圧
    調整ねじをツールの長手方向に交互に配設したことを特
    徴とする請求項2記載の圧着ヘッド。
  6. 【請求項6】 ベース部に位置調整可能に連接された加
    圧部に装着されたツールにて相互に圧着すべき部品を加
    圧して圧着を行う圧着ヘッドであって、加圧部の位置を
    調整するように適当ピッチ間隔で配設した調整ねじ手段
    を有し、その調整ねじ手段は軸芯部に貫通穴を形成され
    た押圧調整ねじと、この押圧調整ねじの貫通穴に挿通さ
    れた引上げ調整ねじから成ることを特徴とする圧着ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5の何れかに記載の圧着ヘッ
    ドにおける加圧面の位置調整方法であって、ツールの長
    手方向の中央部から両端部に向けて順次調整ねじ手段を
    調整して加圧面を基準平面に平行な面に調整することを
    特徴とする圧着ヘッドの調整方法。
  8. 【請求項8】 加圧面の位置を、基準平面上に感圧シー
    トを配置した上から圧着ヘッドのツールを加圧して感圧
    シートにて検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段を調
    整することを特徴とする請求項7記載の圧着ヘッドの調
    整方法。
  9. 【請求項9】 加圧面の位置を、レーザ距離センサにて
    検出し、検出結果に応じて調整ねじ手段を調整すること
    を特徴とする請求項7記載の圧着ヘッドの調整方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6の何れかに記載の圧着ヘ
    ッドと、圧着ヘッドにて圧着すべき部品を支持するステ
    ージと、圧着ヘッドをステージに向けて移動させて押圧
    する駆動手段とを備えたことを特徴とする部品圧着装
    置。
  11. 【請求項11】 圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、駆
    動手段に別に設けたことを特徴とする請求項10記載の
    部品圧着装置。
  12. 【請求項12】 圧着ヘッドと部品との間にクッション
    性のあるテープを介装したことを特徴とする請求項10
    又は11記載の部品圧着装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜5の何れかに記載の圧着ヘ
    ッドと、圧着ヘッドのツールに対向するように配設され
    たステージと、異方導電性シートを介して複数のICが
    一列状に装着された液晶パネルの側縁部をステージ上に
    支持させる液晶パネル移載手段と、圧着ヘッドをステー
    ジに向けて移動させて押圧する駆動手段とを備え、液晶
    パネルの側縁部上に複数のICを一括して圧着するよう
    にしたことを特徴とする液晶部品圧着装置。
  14. 【請求項14】 圧着ヘッドを加圧する加圧手段を、駆
    動手段に別に設けたことを特徴とする請求項13記載の
    液晶部品圧着装置。
  15. 【請求項15】 圧着ヘッドとICとの間にクッション
    性のある耐熱テープを介装したことを特徴とする請求項
    13又は14記載の液晶部品圧着装置。
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