JPH11307919A - 熱圧着装置 - Google Patents

熱圧着装置

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Publication number
JPH11307919A
JPH11307919A JP11062698A JP11062698A JPH11307919A JP H11307919 A JPH11307919 A JP H11307919A JP 11062698 A JP11062698 A JP 11062698A JP 11062698 A JP11062698 A JP 11062698A JP H11307919 A JPH11307919 A JP H11307919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermocompression bonding
bearing module
module set
heating plate
heater block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11062698A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kinoshita
昌 木下
Koichi Abe
幸一 阿部
Masahiro Jigen
雅啓 慈眼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP11062698A priority Critical patent/JPH11307919A/ja
Publication of JPH11307919A publication Critical patent/JPH11307919A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCD熱圧着装置等において、平行出しを容
易に行うことができる熱圧着装置を得る。 【解決手段】 上下動可能なベース部に、断熱板4、ヒ
ータブロック1、加熱板2を備えた熱圧着部18Aをユ
ニバーサルジョイント機構20を介して、揺動自在に設
ける。ユニバーサルジョイント機構20は、ベース部側
(ヒータブロック取付板5)に固定されると共に、中心
にシャフト13を回転可能に支持した第1ベアリングモ
ジュールセット12と、熱圧着部18A側である断熱板
4に固定されると共に、第1ベアリングモジュールセッ
ト12のシャフト13に対して回転可能に支持された第
2ベアリングモジュールセット11とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばページ
ャ、セルラ等に使用されるLCDモジュールをプリント
基板へ熱圧着する熱圧着装置に関し、特に、その熱圧着
部を基板接合部に対して平行に位置決めできる機構を備
えた熱圧着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の熱圧着装置の熱圧着部を示
す正面図、図6は同側面図である。これらの図におい
て、1はヒータブロックであり、このヒータブロック1
は、ベース部であるヒータブロック取付板5に断熱板4
を介してネジ19により固着されている。ヒータブロッ
ク1には、その適所に抵抗加熱体等から構成されるヒー
タ6と、熱電対等から構成される温度センサ7が設けら
れている。また、ヒータブロック1の下端である先端に
は、被熱圧着部材を押圧する加熱板2が加熱板止めネジ
3により固定されている。なお、ヒータブロック1、加
熱板2、断熱板4、ヒータ6等は熱圧着部18を構成し
ている。
【0003】また、図において、8は基台であるプリン
ト基板載置台22上に載置されたプリント基板取付板、
10はプリント基板である。なお、9、25は後述する
加熱板2下面Bとプリント基板上面Aとの平行度調整の
ために使用される、それぞれプリント基板10上に置か
れた感圧紙、及び感圧紙9上に置かれたシリコンスポン
ジである。
【0004】以上の構成における熱圧着装置により、熱
圧着を行う場合は、未ハンダやハンダボール等のハンダ
不良を低減し、またパターンクラック等のプリント基板
の不良を低減するために、加熱板2下面Bをプリント基
板上面Aに対して平行に維持しつつ押圧する必要があ
る。
【0005】従来の熱圧着装置において行われている平
行出しの方法を図7乃至図8を用いて説明する。 (1)まず、図7に詳細に示されるように、プリント基
板10上面に感圧紙9をセットし、さらにその上にシリ
コンスポンジ25をセットする。 (2)次に、熱圧着部18を熱圧着時と同じ条件で作動
させる。 (3)作動後、感圧紙9を取り外し、この感圧紙9によ
り、均等に圧力がかかっているか判定する。この場合、
図8(a)に示されるように、その感圧跡9aが均一に
付いている場合は、均一な面圧分布が得られているた
め、均等圧が得られたことが判定でき、平行度が出てい
ると判定できる。 (4)一方、図8(b)に示されるように、その感圧跡
9bにばらつきが見られる場合は、均一な面圧分布が得
られていないため、平行度が出ていないと判定でき、こ
の場合は加熱板2の角度を加熱板止めネジ3を緩めて調
節する。 (5)そして、(3)のステップで示した感圧跡9aの
ように、均一な面圧分布が得られるまで、(1)〜
(4)を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱圧着装置は、
以上のような作業の下、被熱圧着部材と加熱板下面との
平行度を調整している。しかしながら、シリコンスポン
ジは多少の平行度のズレを吸収してしまうため、感圧紙
を使用した平行出しは信頼性が薄いものとなる。また、
平行出しは上述した作業を繰り返して行わなければなら
ず、例えば、今までの実績では最低でも3回は必要であ
り、このため、調整作業に多大の時間を要する。さら
に、平行度の調整が終了し、一度平行度を設定してしま
うと、その後に生じるプリント基板個々に対する微妙な
ズレには対応できない。このように、従来の熱圧着装置
においては、ベース部と熱圧着部(加熱板)が固定され
ているため、プリント基板上面Aと加熱板下面Bの平行
出しが容易に行えないという問題点がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、平行出しが容
易に行えないという従来の問題点を解消し、平行出しを
容易に行うことができる熱圧着装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明は、上下動可能に支持されたベース部に
熱圧着部を設け、前記熱圧着部に設けられた加熱板を基
台上に載置された被熱圧着部材に押圧して前記被熱圧着
部材を圧着するようにした熱圧着装置において、前記ベ
ース部に前記熱圧着部を水平軸に対して揺動可能に設け
るようにしたものである。
【0009】このような構成によれば、熱圧着部が被熱
圧着部材に押圧されると、被圧着面に対して熱圧着部が
平行となっていない場合は、均一な面圧分布となるよう
に、熱圧着部が揺動(回転)する結果、自動的に平行度
が調整される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態に
おける熱圧着装置の熱圧着部を示す正面図、図2は同側
面図である。これらの図において、図5〜図8と同じ符
号はこれらと同一または相当物を示している。この実施
の形態において、熱圧着部18Aは、断熱板4と、断熱
板4に固着されたヒータブロック1と、ヒータブロック
1の先端に固着された加熱板2を備え、ヒータブロック
1には、ヒータ6と温度センサ7が取付られている。
【0011】熱圧着部18Aは、その断熱板4がユニバ
ーサルジョイント機構20を介して、ベース部であるヒ
ータブロック取付板5に取りつけられており、ベース部
に対して揺動軸Dを中心として揺動自在に設けられてい
る。また断熱板4には、揺動軸Dの両側における端部付
近に揺動角度を規制するためのストッパーボルト14が
取り付けられている。
【0012】ユニバーサルジョイント機構20は、ベー
ス部側(ヒータブロック取付板5)に固定されると共
に、中心にシャフト13を回転可能に支持した第1ベア
リングモジュールセット12と、熱圧着部18A側であ
る断熱板4に固定されると共に、第1ベアリングモジュ
ールセット12のシャフト13に対して回転可能に支持
された第2ベアリングモジュールセット11とで構成さ
れている。
【0013】第1ベアリングモジュールセット12は、
そのシャフト13が加熱板2の下面の長さ方向と直角を
なし、且つヒータブロック取付板5の下面と平行で水平
となるように、ヒータブロック取付板5下面にネジ止め
により固定されている。なお、図2において、15はプ
リント基板10に圧着されるLCDモジュールである。
【0014】次に、実施の形態の動作として、実際のプ
リント基板10とLCDモジュール15の熱圧着の詳細
を図3を用いて説明する。 (1)まず、プリント基板10の上にLCDモジュール
15をセットする。 (2)次に、加熱板2をプリント基板10のハンダ部1
7に当接するように降ろす。 (3)この場合、図4に示すように、プリント基板10
と熱圧着部18Aとの平行度が保たれていないときにお
いて、プリント基板10の上面に当たった加熱板2の下
面の入射角をθとすると、加熱板2の左右では、単位長
さ当たりcosθだけ上下方向にズレを発生する。
【0015】このズレはユニバーサルジョイント機構2
0の作用で、プリント基板10の上面全体に加熱板2の
下面が均等に当たるように、熱圧着部18Aがシャフト
の揺動軸Dを基準にして揺動(回転)することにより、
修正されてなくなり、加熱板2の下面とプリント基板1
0の上面は平行となる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明に係る
熱圧着装置によれば、ベース部に熱圧着部を水平軸に対
して揺動可能に設けたため、無調整化により段取り時間
を低減でき、さらに加熱板の交換も容易となって、メン
テナンス性が良くなる。また、さらに、常に、熱圧着部
を被熱圧着部材に対して平行に維持しつつ圧着できるた
め、ハンダ付け品質が良くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における熱圧着装置の熱
圧着部を示す正面図である。
【図2】この発明の実施の形態における熱圧着装置の熱
圧着部を示す側面図である。
【図3】プリント基板とLCDモジュールの圧着部の詳
細を示す図である。
【図4】実施の形態の動作を示す正面図である。
【図5】従来の熱圧着装置における熱圧着部を示す正面
図である。
【図6】従来の熱圧着装置における熱圧着部を示す側面
図である。
【図7】従来の熱圧着装置の平行出し方法を示す正面図
である。
【図8】感圧紙の表面を示す図である。
【符号の説明】
1 ヒータブロック 2 加熱板 4 断熱板 10 プリント基板 15 LCDモジュール 18A 熱圧着部 11 第2ベアリングモジュールセット 12 第1ベアリングモジュールセット 13 シャフト 14 ストッパーボルト 20 ユニバーサルジョイント機構 22 プリント基板載置台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動可能に支持されたベース部に熱圧
    着部を設け、前記熱圧着部に設けられた加熱板を基台上
    に載置された被熱圧着部材に押圧して前記被熱圧着部材
    を圧着するようにした熱圧着装置において、 前記ベース部に前記熱圧着部を水平軸に対して揺動可能
    に設けたことを特徴とする熱圧着装置。
JP11062698A 1998-04-21 1998-04-21 熱圧着装置 Withdrawn JPH11307919A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11062698A JPH11307919A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 熱圧着装置

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JP11062698A JPH11307919A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 熱圧着装置

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Publication Number Publication Date
JPH11307919A true JPH11307919A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14540552

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11062698A Withdrawn JPH11307919A (ja) 1998-04-21 1998-04-21 熱圧着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151835A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧着ヘッド及び部品圧着装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151835A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 圧着ヘッド及び部品圧着装置
JP4534342B2 (ja) * 2000-11-07 2010-09-01 パナソニック株式会社 圧着ヘッド

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Effective date: 20050705