JPH11243271A - 基板矯正装置 - Google Patents
基板矯正装置Info
- Publication number
- JPH11243271A JPH11243271A JP4309498A JP4309498A JPH11243271A JP H11243271 A JPH11243271 A JP H11243271A JP 4309498 A JP4309498 A JP 4309498A JP 4309498 A JP4309498 A JP 4309498A JP H11243271 A JPH11243271 A JP H11243271A
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- JP
- Japan
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- board
- electronic component
- pressing
- pressing means
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- Pending
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Abstract
るのを防ぐことを目的とする。 【解決手段】 電子部品8が実装されたプリント基板3
にプローブ6を押し当てて、前記基板3の検査を行う治
具において、前記プローブ6が押し当てられる側とは反
対側から、前記電子部品8が実装される箇所に相対し
て、前記電子部品8を押さえ付ける押圧手段9を設けた
ことを特徴とする。
Description
する。詳しくは、電子部品の実装されたプリント基板を
検査する治具に関し、プリント基板の反りを矯正できる
ように改良したものである。
ト基板の反りを矯正するために、冷却しながらプリント
基板に押圧力を付与する矯正方法、矯正装置等が開発さ
れている(特開平9−199848号、特開平6−19
4052号、特開平5−335737号、実開平6−2
3280号公報)。
リント基板の反りについては、上述したように様々な解
決策が講じられているが、プリント基板の基板検査にお
いては、そのような対策は講じられていなかった。
ト基板を片側から多数のプローブピンで押し付けると、
プリント基板に反りが生じて、電子部品が剥離する恐れ
があった。特に、プリント基板の片側にのみ電子部品が
実装されている場合には、プローブピンの本数が上側と
下側でアンバランスとなり、プリント基板に反りが生じ
やすかった。
上面にのみIC等の電子部品8の実装されたプリント基
板3を上下の基板検査治具1,2の間に配置し、プリン
ト基板3の周辺部を基板検査治具1,2からそれぞれ支
持柱4,5で挟み、下側の基板検査治具1から多数のプ
ローブピン6を立ててプリント基板3の下面に接触さ
せ、プローブピン6へICT(基板検査装置)7から所
定の信号を流すことにより、プリント基板の良否を判断
しようとしている。
より、プリント基板3の中央部が盛り上がるように撓ん
でしまうため、プリント基板3に実装された電子部品8
の足8aがプリント基板3から剥離してしまう可能性が
あった。このような電子部品8の剥離が起こると、基板
検査の本来の目的である基板の良否判定ができなくなっ
ていた。
を樹脂、セラミック等のパッケージで覆ったものである
ため、比較的丈夫な構造であるにも係わらず、一般に、
電子部品には力を加えるべきでなく、力を加えると損傷
するとの認識が強かった。本発明は、上述した従来技術
に鑑みてなされたものであり、基板検査によって基板が
反り、部品が剥離するのを防ぐことを目的とする。即
ち、基板に加わる押し圧のバランスを取るために、電子
部品のパッケージを抑えるようにしたことを特徴とす
る。
明の請求項1に係る基板矯正装置は、電子部品が実装さ
れたプリント基板にプローブを押し当てて、前記基板の
検査を行う治具において、前記プローブが押し当てられ
る側とは反対側から、前記電子部品が実装される箇所に
相対して、前記電子部品を押さえ付ける押圧手段を設け
たことを特徴とする。
る基板矯正装置は、請求項1において、前記押圧手段
は、スプリングによって、押圧力を加減する機能を備え
ることを特徴とする。
る基板矯正装置は、請求項1において、前記押圧手段
は、前記電子部品に接触する面に、柔軟性のある保護体
を形成したことを特徴とする。
て、図面に示す実施例を参照して詳細説明する。本発明
の一実施例に係る基板矯正装置を図1に示す。図1は、
本実施例に係る基板検査装置の構成図である。
子部品8の実装されたプリント基板3を上下の基板検査
治具1,2の間に配置し、プリント基板3の周辺部を基
板検査治具1,2からそれぞれ支持柱4,5で挟み、下
側の基板検査治具1から多数のプローブピン6を立てて
プリント基板3の下面に接触させ、プローブピン6へI
CT(基板検査装置)7から所定の信号を流すことによ
り、プリント基板の良否を判断しようとしている。
し当てられる下側と反対側、つまり、上側の基板検査治
具2の電子部品8の実装される箇所に対応して、押圧手
段9が設けられている。この押圧手段9は、図2に示す
ように、スプリング11により、その押圧力が過剰とな
らないように調整できるものである。
向けて摺動自在にロッド12が突出すると共にこのロッ
ド12の下端には、柔軟性のある保護体よりなる押え板
10が取り付けられている。ロッド12の基端側の周囲
に位置する基板検査治具2には凹部13が穿設されると
共に、この凹部13と前記押え板10の間における前記
ロッド12の周囲にはスプリング11が装着されてい
る。
能な広さを持ち、凹部13の深さHは押え板10の高さ
hよりも大きい。従って、図2に示す通常時には、押え
板10は基板検査治具2の下方へ突き出した状態である
が、図3に示すように基板検査時には、押え板10が電
子部品8に押し当てられて、スプリング11が縮小して
押え板10が上方へ退避することにより、押圧手段9か
ら電子部品8及びプリント基板3に対して適度な押圧力
を付与できることとなる。
3の厚さが変動しても、スプリング11がその変動を吸
収して、常に一定の押圧力が、押圧手段9から電子部品
8及びプリント基板3に対して付与されることになる。
更に、電子部品8の本体は、内部の電子回路を樹脂、セ
ラミック等でパッケージしたものであり、比較的丈夫な
構造であるが、押え板10を柔軟な保護体とすることに
より、押圧手段9から電子部品8に対して傷や損傷を与
える恐れを最小限とすることができる。
アルデヒド重合体(商品名「デルリン」)を用いること
がてきる。
装置においては、基板検査時において、プリント基板3
を、プローブピン6と押圧手段9により上下に向かい合
うように押さえ付けるため、押圧力の釣り合いにより、
プリント基板3に余計な応力が発生せず、撓むことがな
い。
子部品8の足が剥離することが無くなり、本来の目的で
ある基板検査を確実に実行できる。また、押圧手段9
は、スプリング11の伸縮により、過剰な押圧力を電子
部品に加わることがなく、電子部品8の高さやプリント
基板3の厚さの変動をスプリング11により吸収するこ
とができる。
押え板10で電子部品8と接するので、電子部品8に対
する損傷の可能性を極めて低く抑えることができる。上
述したように、押圧手段9により、電子部品8を押さえ
る箇所は、その足を除いた、本体部分、つまり、パッケ
ージされた部分であれば、特に限定されるものではな
い。
部分の中央部1箇所、図4(b)に示すように、本体部
分の四隅部4箇所、図4(c)に示すように本体部分の
四隅図2箇所の何れのように配置しても良い。何れにし
ても、押圧手段9からの押圧力が電子部品8に対して、
平面的なバランスを取れる状態で加われば、上述したよ
うに、プリント基板3の反りや、電子部品8の剥離を防
止できるものである。
たように、プリント基板の基板検査において、プリント
基板を間に挟んで、プローブピンに対向して、押圧手段
を配置し、電子部品を押さえるようにしたので、表裏面
の押圧のバランスが取れる。これにより、基板検査で基
板が反り、部品剥離を防止できる。そして、本来の目的
である基板の良否判定の為の基板検査が行える。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電子部品が実装されたプリント基板にプ
ローブを押し当てて、前記基板の検査を行う治具におい
て、前記プローブが押し当てられる側とは反対側から、
前記電子部品が実装される箇所に相対して、前記電子部
品を押さえ付ける押圧手段を設けたことを特徴とする基
板矯正装置。 - 【請求項2】 前記押圧手段は、スプリングによって、
押圧力を加減する機能を備えることを特徴とする請求項
1記載の基板矯正装置。 - 【請求項3】 前記押圧手段は、前記電子部品に接触す
る面に、柔軟性のある保護体を形成したことを特徴とす
る請求項1記載の基板矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309498A JPH11243271A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 基板矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4309498A JPH11243271A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 基板矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243271A true JPH11243271A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12654261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4309498A Pending JPH11243271A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 基板矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11243271A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7145351B2 (en) | 2003-01-23 | 2006-12-05 | Yamaha Fine Technologies Co., Ltd | Electrical inspection apparatus |
JP2021501317A (ja) * | 2017-10-26 | 2021-01-14 | ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated | 集積回路パッケージのワークプレス検査システムの平衡適合力機構 |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP4309498A patent/JPH11243271A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7145351B2 (en) | 2003-01-23 | 2006-12-05 | Yamaha Fine Technologies Co., Ltd | Electrical inspection apparatus |
JP2021501317A (ja) * | 2017-10-26 | 2021-01-14 | ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated | 集積回路パッケージのワークプレス検査システムの平衡適合力機構 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061101 |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061207 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070417 |