JP3120681B2 - Tcp圧着装置 - Google Patents
Tcp圧着装置Info
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- JP3120681B2 JP3120681B2 JP07000250A JP25095A JP3120681B2 JP 3120681 B2 JP3120681 B2 JP 3120681B2 JP 07000250 A JP07000250 A JP 07000250A JP 25095 A JP25095 A JP 25095A JP 3120681 B2 JP3120681 B2 JP 3120681B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートを介して間接的
にTCPを液晶パネルに圧着接合するTCP圧着装置に
関するものである。
にTCPを液晶パネルに圧着接合するTCP圧着装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】LCD(液晶パネル)の電極にACF
(異方性導電テープ)を貼付け、この上にLCD駆動用
の電子部品であるTCP(Tape Carrier Package)を搭載
した後、TCP圧着装置の圧着ヘッドを用いてTCPを
LCDに圧着する工程が行われる。このTCP圧着装置
には、圧着ヘッドの圧着面を直接TCPに押し付けて圧
着を行うものもある。ここで、圧着ヘッドによる加圧力
には均一性が要求されるので、圧着面は常に高い平坦性
を維持していなければならない。しかるにこのもので
は、圧着時にペースト状を成すACFが外側へはみ出し
て圧着面に付着し、圧着面の平坦性が低下して、その結
果加圧力が不均一になるという問題点がある。
(異方性導電テープ)を貼付け、この上にLCD駆動用
の電子部品であるTCP(Tape Carrier Package)を搭載
した後、TCP圧着装置の圧着ヘッドを用いてTCPを
LCDに圧着する工程が行われる。このTCP圧着装置
には、圧着ヘッドの圧着面を直接TCPに押し付けて圧
着を行うものもある。ここで、圧着ヘッドによる加圧力
には均一性が要求されるので、圧着面は常に高い平坦性
を維持していなければならない。しかるにこのもので
は、圧着時にペースト状を成すACFが外側へはみ出し
て圧着面に付着し、圧着面の平坦性が低下して、その結
果加圧力が不均一になるという問題点がある。
【0003】そこで図8(従来のTCP圧着装置の側面
図)に示すように、圧着ヘッドの圧着面を直接TCPに
接触させるのではなく、圧着面とTCPとの間に薄膜状
のシートを介在させ、間接的にTCPを押圧するものが
実施されている。勿論圧着動作を行うと、シートにAC
Fが付着することが多いので、圧着動作の前に圧着面の
下方に、シートのうち未使用の部分をくり出すようにな
っている。
図)に示すように、圧着ヘッドの圧着面を直接TCPに
接触させるのではなく、圧着面とTCPとの間に薄膜状
のシートを介在させ、間接的にTCPを押圧するものが
実施されている。勿論圧着動作を行うと、シートにAC
Fが付着することが多いので、圧着動作の前に圧着面の
下方に、シートのうち未使用の部分をくり出すようにな
っている。
【0004】さて図8において、1は基台、3は支柱2
によって基台1と平行に支持される天板、4は基台1上
に固定され上部が水平な受面4aとなっている圧着台、
5は天板3にそのロッド6が下向きになるように固定さ
れる押圧手段としてのシリンダ、7はロッド6の下端部
に圧着面7aが下向き(受面4aと対面する)となるよ
うに連結される圧着ヘッド、8は支柱2の中程に水平に
固定されるフレーム、9はフレーム8の図8右方に回転
自在に軸支される巻取ローラ、10は同左方に軸支され
る供給ローラであり、駆動モータ12が駆動されること
により、供給ローラ10に巻回された薄膜状のシート1
1が巻取ローラ9側に向け(矢印N1方向)送られるよ
うになっている。この送りによって、圧着面7aと受面
4aとの間のシート11を未使用部分に更新するもので
ある。
によって基台1と平行に支持される天板、4は基台1上
に固定され上部が水平な受面4aとなっている圧着台、
5は天板3にそのロッド6が下向きになるように固定さ
れる押圧手段としてのシリンダ、7はロッド6の下端部
に圧着面7aが下向き(受面4aと対面する)となるよ
うに連結される圧着ヘッド、8は支柱2の中程に水平に
固定されるフレーム、9はフレーム8の図8右方に回転
自在に軸支される巻取ローラ、10は同左方に軸支され
る供給ローラであり、駆動モータ12が駆動されること
により、供給ローラ10に巻回された薄膜状のシート1
1が巻取ローラ9側に向け(矢印N1方向)送られるよ
うになっている。この送りによって、圧着面7aと受面
4aとの間のシート11を未使用部分に更新するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TCP圧着
装置ではLCDやTCPを圧着動作の開始時や完了時に
圧着面7aと受面4aの間に出し入れする必要がある。
したがって、図8に示すように、LCDやその出し入れ
手段がフレーム8などに干渉しないようにするため、フ
レーム8などの送り系は圧着面7aよりもかなり上方へ
ずらして設置せざるを得ない。したがって巻取ローラ
9、供給ローラ10は圧着面7aよりもかなり上方に位
置することとなり、この位置関係においてシート11を
圧着面7aと受面4aの間を通過させようとすると、シ
ート11は必然的に図8に示すようにU字(下に凸)状
に垂れ下がった状態で支持されることになる。そして、
シート11を未使用部分に更新するため駆動モータ12
を駆動すると、シート11にテンションが作用し、シー
ト11は最短距離の経路を通過しようとするから、圧着
面7a側に強く引張られる。このため、シート11が圧
着面7aに引っかかって円滑に送れなくなるし、強引に
送ろうとすると、異常なテンションがシート11に作用
してシート11にしわがよってしまうという問題点があ
った。
装置ではLCDやTCPを圧着動作の開始時や完了時に
圧着面7aと受面4aの間に出し入れする必要がある。
したがって、図8に示すように、LCDやその出し入れ
手段がフレーム8などに干渉しないようにするため、フ
レーム8などの送り系は圧着面7aよりもかなり上方へ
ずらして設置せざるを得ない。したがって巻取ローラ
9、供給ローラ10は圧着面7aよりもかなり上方に位
置することとなり、この位置関係においてシート11を
圧着面7aと受面4aの間を通過させようとすると、シ
ート11は必然的に図8に示すようにU字(下に凸)状
に垂れ下がった状態で支持されることになる。そして、
シート11を未使用部分に更新するため駆動モータ12
を駆動すると、シート11にテンションが作用し、シー
ト11は最短距離の経路を通過しようとするから、圧着
面7a側に強く引張られる。このため、シート11が圧
着面7aに引っかかって円滑に送れなくなるし、強引に
送ろうとすると、異常なテンションがシート11に作用
してシート11にしわがよってしまうという問題点があ
った。
【0006】また圧着ヘッド7は単にTCPを圧着する
だけでなく、同時に熱を加えることにより、TCPをし
っかりLCDに圧着するようになっている。つまり、圧
着面7aは高温になっており、シート11は圧着ヘッド
7の熱をスムーズにTCPに伝達できるものでなければ
ならない。このため、シート11は、極薄でしかも熱伝
達性の良い材料で構成されるものであり、それ自体極め
てしわがよりやすい。まして、圧着ヘッド7の熱による
変形や上述したような送り時の異常なテンションが作用
することにより、頻繁にしわがよってしまう。従って従
来のTCP圧着装置では、シート11にしわがよったま
ま圧着ヘッド7でTCPを押圧することにより、シート
11のしわが無理に折り重ねられて段差となることによ
り、加圧力が不均一になってしまうという問題点があっ
た。
だけでなく、同時に熱を加えることにより、TCPをし
っかりLCDに圧着するようになっている。つまり、圧
着面7aは高温になっており、シート11は圧着ヘッド
7の熱をスムーズにTCPに伝達できるものでなければ
ならない。このため、シート11は、極薄でしかも熱伝
達性の良い材料で構成されるものであり、それ自体極め
てしわがよりやすい。まして、圧着ヘッド7の熱による
変形や上述したような送り時の異常なテンションが作用
することにより、頻繁にしわがよってしまう。従って従
来のTCP圧着装置では、シート11にしわがよったま
ま圧着ヘッド7でTCPを押圧することにより、シート
11のしわが無理に折り重ねられて段差となることによ
り、加圧力が不均一になってしまうという問題点があっ
た。
【0007】そこで本発明は、シートにより間接的にT
CPを押圧すると共に、均一な加圧力が得られるTCP
圧着装置を提供することを目的とする。
CPを押圧すると共に、均一な加圧力が得られるTCP
圧着装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のTCP圧着装置
は、LCDに搭載されたTCPの下面を、受面により下
受けする圧着台と、圧着台に下受けされるTCPの上面
に重合可能に支持される薄膜状のシートと、このシート
を送る送り手段と、圧着面によりシートを介してTCP
をLCDに押圧する圧着ヘッドと、圧着ヘッドに押圧力
を付与する押圧手段とを備え、弾性を有する薄板を下に
凸となるように湾曲させてなる湾曲部を有し、この湾曲
部に沿って送り手段によって送られるシートを案内する
押え部材を圧着ヘッドに連結している。
は、LCDに搭載されたTCPの下面を、受面により下
受けする圧着台と、圧着台に下受けされるTCPの上面
に重合可能に支持される薄膜状のシートと、このシート
を送る送り手段と、圧着面によりシートを介してTCP
をLCDに押圧する圧着ヘッドと、圧着ヘッドに押圧力
を付与する押圧手段とを備え、弾性を有する薄板を下に
凸となるように湾曲させてなる湾曲部を有し、この湾曲
部に沿って送り手段によって送られるシートを案内する
押え部材を圧着ヘッドに連結している。
【0009】
【作用】上記構成により、シートを送る際、シートは押
え部材の湾曲部に案内されてスムーズに送られる。即ち
異常なテンションがシートに作用することはなく、シー
トにしわがよりにくい。また直接圧着ヘッドに接触して
いないため、シートへの熱伝導も小さくなる。
え部材の湾曲部に案内されてスムーズに送られる。即ち
異常なテンションがシートに作用することはなく、シー
トにしわがよりにくい。また直接圧着ヘッドに接触して
いないため、シートへの熱伝導も小さくなる。
【0010】また加圧時には、まず圧着ヘッドと共に押
え部材の湾曲部が小距離下降することにより、シートは
TCPに接触する前に湾曲部に接触する。そして湾曲部
がさらに下降することにより、シートは湾曲部に押し広
げられ、シートは面状に伸びてしわが消える。そして、
シートのうち湾曲部の最下方に接する部分からTCPに
着地し、さらに湾曲部が下降することにより、湾曲部は
そのまま弾性によってシートと共に平坦になり、しわの
ない平坦なシートを介して均一な押圧が行われる。
え部材の湾曲部が小距離下降することにより、シートは
TCPに接触する前に湾曲部に接触する。そして湾曲部
がさらに下降することにより、シートは湾曲部に押し広
げられ、シートは面状に伸びてしわが消える。そして、
シートのうち湾曲部の最下方に接する部分からTCPに
着地し、さらに湾曲部が下降することにより、湾曲部は
そのまま弾性によってシートと共に平坦になり、しわの
ない平坦なシートを介して均一な押圧が行われる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照しながら本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例におけるTC
P圧着装置の斜視図、図2は本発明の第1の実施例にお
ける押え部材の一部拡大斜視図である。以下従来の構成
を示す図8と同様の構成要素については同一符号を付す
ことにより説明を省略する。
P圧着装置の斜視図、図2は本発明の第1の実施例にお
ける押え部材の一部拡大斜視図である。以下従来の構成
を示す図8と同様の構成要素については同一符号を付す
ことにより説明を省略する。
【0013】図1において、13は供給ローラ10を回
転自在に軸支するすべり軸受け、12aはモータ12の
回転軸に取付けられたプーリ、12bはプーリ12aの
回転を巻取ローラ9へ伝達するベルトである。モータ1
2、プーリ12a、ベルト12b、巻取ローラ9はシー
ト11の送り手段を構成している。14はLCD15を
XY方向に位置決めするXYテーブル、16はLCD1
5の縁部にある電極群にACFにより貼付けられたTC
Pである。17は圧着ヘッド7の長手方向に沿って連結
された押え部材であり、図2に示すように、押え部材1
7は薄板状のばね材を下に凸となるように湾曲させた湾
曲部17bと、湾曲部17bの両端部から上方へ立上る
立上部17aとを有する。また湾曲部17bには、圧着
ヘッド7の下部(圧着面7aを含む)が上下に通過でき
るように、スリット17cが開設されている。なお17
dは立上部17aの上部に横向きに開口する透孔であ
り、押え部材17は透孔17dを通過する止ねじ18
(図1)により圧着ヘッド7に固定される。
転自在に軸支するすべり軸受け、12aはモータ12の
回転軸に取付けられたプーリ、12bはプーリ12aの
回転を巻取ローラ9へ伝達するベルトである。モータ1
2、プーリ12a、ベルト12b、巻取ローラ9はシー
ト11の送り手段を構成している。14はLCD15を
XY方向に位置決めするXYテーブル、16はLCD1
5の縁部にある電極群にACFにより貼付けられたTC
Pである。17は圧着ヘッド7の長手方向に沿って連結
された押え部材であり、図2に示すように、押え部材1
7は薄板状のばね材を下に凸となるように湾曲させた湾
曲部17bと、湾曲部17bの両端部から上方へ立上る
立上部17aとを有する。また湾曲部17bには、圧着
ヘッド7の下部(圧着面7aを含む)が上下に通過でき
るように、スリット17cが開設されている。なお17
dは立上部17aの上部に横向きに開口する透孔であ
り、押え部材17は透孔17dを通過する止ねじ18
(図1)により圧着ヘッド7に固定される。
【0014】次に図3〜図5を参照しながら、第1の実
施例のTCP圧着装置の動作を説明する。まず図1に示
すように、押圧手段としてのシリンダ5を駆動する前
(圧着ヘッド7は最上昇位置にあり、圧着面7aと湾曲
部17bとの間と、シート11と圧着台4の受面4aと
の間にすき間がある)、XYテーブル14を駆動してT
CP16を受面4a上に位置させ、また、駆動モータ1
2を駆動して巻取ローラ9を回転させ矢印N1方向に少
なくとも圧着面7aの長さ分だけシート11を送る。こ
のとき、シート11は湾曲部17bに周接することによ
り案内されてスムーズに送られる。したがってシート1
1に異常なテンションが作用することはない。
施例のTCP圧着装置の動作を説明する。まず図1に示
すように、押圧手段としてのシリンダ5を駆動する前
(圧着ヘッド7は最上昇位置にあり、圧着面7aと湾曲
部17bとの間と、シート11と圧着台4の受面4aと
の間にすき間がある)、XYテーブル14を駆動してT
CP16を受面4a上に位置させ、また、駆動モータ1
2を駆動して巻取ローラ9を回転させ矢印N1方向に少
なくとも圧着面7aの長さ分だけシート11を送る。こ
のとき、シート11は湾曲部17bに周接することによ
り案内されてスムーズに送られる。したがってシート1
1に異常なテンションが作用することはない。
【0015】次にシリンダ5を駆動してロッド6を突出
させることにより圧着動作を行う。このとき、まず湾曲
部17bがシート11に接触しながら下降することによ
り、シート11は面状に押し広げられ、シート11によ
っていたしわが伸びてシート11はしわのない状態とな
る。そして図4に示すように、シート11のうち湾曲部
17bの最下方に接する部分からTCP16に着地し、
さらに湾曲部17bが下降することにより、湾曲部17
bはその弾性によって中央部から徐々に平坦になってゆ
く。そしてさらに圧着ヘッド7が下降すると、図3の破
線及び図5で示すように、圧着ヘッド7の圧着面7aは
湾曲部17bのスリット17cを通過しシート11に押
接し、シート11を介してTCP16がLCD15に加
熱されながら圧着される。
させることにより圧着動作を行う。このとき、まず湾曲
部17bがシート11に接触しながら下降することによ
り、シート11は面状に押し広げられ、シート11によ
っていたしわが伸びてシート11はしわのない状態とな
る。そして図4に示すように、シート11のうち湾曲部
17bの最下方に接する部分からTCP16に着地し、
さらに湾曲部17bが下降することにより、湾曲部17
bはその弾性によって中央部から徐々に平坦になってゆ
く。そしてさらに圧着ヘッド7が下降すると、図3の破
線及び図5で示すように、圧着ヘッド7の圧着面7aは
湾曲部17bのスリット17cを通過しシート11に押
接し、シート11を介してTCP16がLCD15に加
熱されながら圧着される。
【0016】図6は本発明の第2の実施例におけるTC
P圧着装置の側面図である。第2の実施例では、第1の
実施例のように湾曲部とシートの送り方向を圧着ヘッド
の長手方向に向けるのではなく、幅方向に向けている。
そして図7(本発明の第2の実施例における押え部材の
一部拡大斜視図)に示すように、寸法比が第1の実施例
とは相違するものの、立上部28a、湾曲部28b、ス
リット28c、透孔28dを備えた押え部材28を、圧
着ヘッド7の側面に連結させている。その他の動作につ
いては、シート11の送り方向が90度変更された点を
除けば第1の実施例と同様である。
P圧着装置の側面図である。第2の実施例では、第1の
実施例のように湾曲部とシートの送り方向を圧着ヘッド
の長手方向に向けるのではなく、幅方向に向けている。
そして図7(本発明の第2の実施例における押え部材の
一部拡大斜視図)に示すように、寸法比が第1の実施例
とは相違するものの、立上部28a、湾曲部28b、ス
リット28c、透孔28dを備えた押え部材28を、圧
着ヘッド7の側面に連結させている。その他の動作につ
いては、シート11の送り方向が90度変更された点を
除けば第1の実施例と同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明のTCP圧着装置は、LCDに搭
載されたTCPの下面を、受面により下受けする圧着台
と、圧着台に下受けされるTCPの上面に重合可能に支
持される薄膜状のシートと、圧着面によりシートを介し
てTCPをLCDに押圧する圧着ヘッドと、圧着ヘッド
に押圧力を付与する押圧手段とを備え、弾性を有する薄
板を下に凸となるように湾曲させてなる湾曲部を有す
る、押え部材の立上部を圧着ヘッドに連結しているの
で、シートをスムーズに送れるだけでなく、シートのし
わを圧着前に取り除いて均一な加圧力により、TCPを
LCDに圧着することができる。
載されたTCPの下面を、受面により下受けする圧着台
と、圧着台に下受けされるTCPの上面に重合可能に支
持される薄膜状のシートと、圧着面によりシートを介し
てTCPをLCDに押圧する圧着ヘッドと、圧着ヘッド
に押圧力を付与する押圧手段とを備え、弾性を有する薄
板を下に凸となるように湾曲させてなる湾曲部を有す
る、押え部材の立上部を圧着ヘッドに連結しているの
で、シートをスムーズに送れるだけでなく、シートのし
わを圧着前に取り除いて均一な加圧力により、TCPを
LCDに圧着することができる。
【0018】さらに、圧着ツールのヒータ部から離れた
状態で保持されるためシート自体の熱も小さく、LCD
パネルの表面の保護シートへの熱影響を少なくすること
ができる。
状態で保持されるためシート自体の熱も小さく、LCD
パネルの表面の保護シートへの熱影響を少なくすること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるTCP圧着装置
の斜視図
の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における押え部材の一部
拡大斜視図
拡大斜視図
【図3】本発明の第1の実施例におけるTCP圧着装置
の動作説明図
の動作説明図
【図4】本発明の第1の実施例におけるTCP圧着装置
の動作説明図
の動作説明図
【図5】本発明の第1の実施例におけるTCP圧着装置
の動作説明図
の動作説明図
【図6】本発明の第2の実施例におけるTCP圧着装置
の側面図
の側面図
【図7】本発明の第2の実施例における押え部材の一部
拡大斜視図
拡大斜視図
【図8】従来のTCP圧着装置の側面図
4 圧着台 4a 受面 5 シリンダ 7 圧着ヘッド 7a 圧着面 11 シート 15 LCD 16 TCP 17 押え部材 17a 立上部 17b 湾曲部
Claims (4)
- 【請求項1】LCDに搭載されたTCPの下面を、受面
により下受けする圧着台と、前記圧着台に下受けされる
TCPの上面に重合可能に支持される薄膜状のシート
と、前記シートを送る送り手段と、圧着面により前記シ
ートを介してTCPをLCDに押圧する圧着ヘッドと、
前記圧着ヘッドに押圧力を付与する押圧手段とを備え、 弾性を有する薄板を下に凸となるように湾曲させてなる
湾曲部を有し、この湾曲部に沿って前記送り手段によっ
て送られるシートを案内する押え部材を備えたことを特
徴とするTCP圧着装置。 - 【請求項2】前記湾曲部は、前記圧着ヘッドの長手方向
に沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載
のTCP圧着装置。 - 【請求項3】前記湾曲部は、前記圧着ヘッドの幅方向に
沿って設けられていることを特徴とする請求項1記載の
TCP圧着装置。 - 【請求項4】前記押え部材には、前記圧着面が前記押え
部材を通過して直接前記シートを押圧できるようにスリ
ットが形成されていることを特徴とする請求項1記載の
TCP圧着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07000250A JP3120681B2 (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | Tcp圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07000250A JP3120681B2 (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | Tcp圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186157A JPH08186157A (ja) | 1996-07-16 |
JP3120681B2 true JP3120681B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=11468705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07000250A Expired - Fee Related JP3120681B2 (ja) | 1995-01-05 | 1995-01-05 | Tcp圧着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120681B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101949852B1 (ko) * | 2017-04-13 | 2019-02-19 | 동신대학교산학협력단 | 자전거용 안전 보조 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2226837A4 (en) * | 2007-12-25 | 2011-01-05 | Ohashi Engineering Co Ltd | DEVICE FOR ELIMINATING THE SLEEPING OF A SHOCK ABSORBENT TAPE |
DE102015006981B4 (de) * | 2015-05-29 | 2018-09-27 | Mühlbauer Gmbh & Co. Kg | Thermokompressionsvorrichtung und Verfahren zum Verbinden von elektrischen Bauteilen mit einem Substrat |
-
1995
- 1995-01-05 JP JP07000250A patent/JP3120681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101949852B1 (ko) * | 2017-04-13 | 2019-02-19 | 동신대학교산학협력단 | 자전거용 안전 보조 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08186157A (ja) | 1996-07-16 |
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