JP2002151647A - パワーモジュール - Google Patents
パワーモジュールInfo
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Abstract
製品良品率を向上し得るパワーモジュールを得る。 【解決手段】 ガイドピン3は、独立の部品としてケー
ス1とは別個に製作・用意されており、ガイドピン3の
下部には、所定のネジ溝が刻まれたネジ部8が形成され
ている。また、ケース1の上面には、ネジ部8のネジ溝
と螺合するネジ穴9が形成されている。ガイドピン3
は、ケース1内にパワー半導体素子を搭載し、パワー半
導体素子の検査工程が終了した後、最終的にケース1と
プリント配線基板4とを組み立てる工程の直前に、ケー
ス1のネジ穴9に螺着される。
Description
パワー半導体素子を備えるパワーモジュールの構造に関
するものであり、特に、パワー半導体素子が格納された
ケースと、パワー半導体素子を駆動するための回路が形
成されたプリント配線基板との組立構造に関する。
造を示す正面図である。図13に示すように従来のパワ
ーモジュールは、インバータ等のパワー半導体素子(図
示しない)が内部に格納された樹脂製のケース101
と、ボンディングワイヤ等の配線によってパワー半導体
素子に接続され、上端部がケース101の上面から突出
した、導電性の複数のコネクタピン102と、ケース1
01の上面に対向して配置され、パワー半導体素子を駆
動するための駆動回路、所定の保護回路、及びコネクタ
ピン102と上記駆動回路とを接続するためのコネクタ
105が上面に実装されたプリント配線基板104と、
ケース101の上面から突出するようにケース101の
上面に固定された、樹脂製の複数のガイドピン103と
を備えている。
プリント配線基板104とケース101との取り付けを
行う際に、コネクタピン102をコネクタ105に位置
決めして確実に接続するために利用されるものであり、
コネクタピン102に並んでケース101に植設されて
いる。プリント配線基板104には、プリント配線基板
104の底面側からガイドピン103を挿通するための
複数の貫通孔106が形成されている。また、プリント
配線基板104及びコネクタ105には、プリント配線
基板104の底面側からコネクタピン102を挿通する
ための複数の貫通孔107が形成されている。
ン103は樹脂製であり、径が細くて強度も低い。一
方、ケース101の材質には、高硬度のPPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)樹脂等が採用されている。ま
た、ガイドピン103は、ケース101内にパワー半導
体素子が搭載されるよりも前の段階で、ケース101の
上面上に固定されている。従って、従来のパワーモジュ
ールによると、ケース101の検査や梱包、あるいはケ
ース101内にパワー半導体素子を組み込む半導体素子
の組立工程、及びその後の製品試験や梱包等の取り扱い
の際に、ガイドピン103に不測に物が当たってしばし
ば折損するという問題があった。このようなガイドピン
103の折損は、ケース101やパワーモジュールの製
品良品率を低下させる原因の一つとなっている。
成されたものであり、ガイドピンの折損を少なくするこ
とにより、製品良品率を向上し得るパワーモジュールを
得ることを目的とするものである。
に記載のパワーモジュールは、パワー半導体素子を内部
に格納したケースと、パワー半導体素子に接続され、ケ
ースの外面から突出したコネクタピンと、ケースの外面
に対向して配置され、パワー半導体素子を駆動するため
の回路が形成された基板と、ケースの外面から突出し、
コネクタピンを基板の所定の箇所に位置決めして接続す
るためのガイドピンとを備え、ガイドピンは、ケースに
着脱自在に取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
ワーモジュールは、請求項1に記載のパワーモジュール
であって、ケースの外面にはネジ穴が形成されており、
ガイドピンには、ネジ穴に螺合するネジ溝が形成されて
いることを特徴とするものである。
ワーモジュールは、請求項2に記載のパワーモジュール
であって、ガイドピンのうち、少なくともネジ溝が形成
されている部分の内部には、非円形の空孔が形成されて
いることを特徴とするものである。
ワーモジュールは、請求項1に記載のパワーモジュール
であって、ケースは、ケース本体と、ケースの上面の一
部を構成する、ケース本体から着脱自在な部材とを有
し、ガイドピンは部材上に形成されていることを特徴と
するものである。
ワーモジュールは、請求項4に記載のパワーモジュール
であって、部材及びケース本体には、部材とケース本体
との着脱の移動を案内するための案内構造と、案内構造
を用いてケース本体に部材を取り付ける際に、部材を所
定の位置で係止するための係止構造とがそれぞれ形成さ
れていることを特徴とするものである。
ワーモジュールは、パワー半導体素子を内部に格納した
ケースと、パワー半導体素子に接続され、ケースの外面
から突出したコネクタピンと、ケースの外面に対向して
配置され、パワー半導体素子を駆動するための回路が形
成された基板と、ケースの外面から突出し、コネクタピ
ンを基板の所定の箇所に位置決めして接続するためのガ
イドピンと、ガイドピンが固定され、スライド動作によ
って、ガイドピンをケース内に収納、あるいはガイドピ
ンをケースの外面から突出させるスライド機構とを備え
るものである。
ワーモジュールは、請求項6に記載のパワーモジュール
であって、スライド機構には、コネクタピンも固定され
ていることを特徴とするものである。
実施の形態1に係るパワーモジュールの構成を示す正面
図である。図1に示すように本実施の形態1に係るパワ
ーモジュールは、インバータ等のパワー半導体素子(図
示しない)が内部に格納された樹脂製のケース1と、ボ
ンディングワイヤ等の配線によってパワー半導体素子に
接続され、上端部がケース1の上面から突出した、導電
性の複数のコネクタピン2と、ケース1の上面に対向し
て配置され、パワー半導体素子を駆動するための駆動回
路、所定の保護回路、及びコネクタピン2と上記駆動回
路とを接続するためのコネクタ5が上面に実装されたプ
リント配線基板4と、ケース1の上面から突出するよう
に配設された、樹脂製の複数のガイドピン3とを備えて
いる。
を示している)のコネクタピン2は、ケース1の上面の
一辺に沿って、一列に並んで配設されている。ガイドピ
ン3は、自動実装機を用いてプリント配線基板4とケー
ス1との取り付けを行う際に、コネクタピン2をコネク
タ5に位置決めして確実に接続するために利用されるも
のである。ガイドピン3は、コネクタピン2の列に並ん
で、ケース1に着脱自在に取り付けられている。プリン
ト配線基板4には、プリント配線基板4の底面側からガ
イドピン3を挿通するための複数の貫通孔6が形成され
ている。また、プリント配線基板4及びコネクタ5に
は、プリント配線基板4の底面側からコネクタピン2を
挿通するための複数の貫通孔7が形成されている。
す断面図である。ガイドピン3は、独立の部品としてケ
ース1とは別個に製作・用意されており、ガイドピン3
の下部には、所定のネジ溝が刻まれたネジ部8が形成さ
れている。また、ケース1の上面には、ネジ部8のネジ
溝と螺合するネジ穴9が形成されている。ガイドピン3
は、ケース1内にパワー半導体素子を搭載し、パワー半
導体素子の検査工程が終了した後、最終的にケース1と
プリント配線基板4とを組み立てる工程の直前に、ケー
ス1のネジ穴9に螺着される。
X1に沿った位置に関する断面構造を示す断面図であ
る。ガイドピン3の内部には、ガイドピン3の長さ方向
に沿って延びる、断面形状が六角形の空孔10が形成さ
れている。但し、空孔10の断面形状は六角形に限ら
ず、非円形の任意の形状であってもよい。図4は、ガイ
ドピン3がケース1に取り付けられた状態を示す断面図
である。空孔10は、ガイドピン3のうち、少なくとも
ネジ部8が形成されている部分の内部に形成されてい
る。例えば、空孔10をガイドピン3の全長に渡って形
成し、貫通孔としてもよい。
ジュールによれば、ガイドピン3にネジ部8を設けると
ともにケース1にネジ穴9を設け、螺着によってガイド
ピン3とケース1とを着脱自在に取り付け可能な構造と
した。従って、最終的にケース1とプリント配線基板4
とを組み立てる工程の直前にガイドピン3をケース1に
螺着することにより、ガイドピン3が折損する機会を少
なくすることができる。また、ケース1への螺着後にガ
イドピン3が折損した場合であっても、ガイドピン3を
ケース1から取り外して、新たなガイドピン3に容易に
交換することができる。
空孔10が形成されているため、たとえネジ穴9の内部
でガイドピン3が折損した場合であっても、六角レンチ
等の器具を用いて、ネジ穴9内に残っているガイドピン
3を容易に取り出すことができる。
の形態2に係るパワーモジュールの構成を示す正面図で
ある。但し、図面の簡略化のため、図1に示したプリン
ト配線基板4の記載は省略している。ケース1には、ケ
ース1の内部に配設され、左右方向に延びる棒状又は板
状の支持部22と、ケース1の側面に配設され、上下方
向に沿って隙間21aが形成されたスライド溝21と、
スライド溝21の隙間21aを介して支持部22に繋が
り、ケース1の外部側面に配設されたスライドスイッチ
20とを有するスライド機構を備えている。ガイドピン
3は、ケース1の内部において、スライド機構の支持部
22に固定されている。図5では、2つのガイドピン3
が支持部22に固定されている。
態を示しており、図6は、スライドスイッチ20を上げ
た状態を示している。スライドスイッチ20を下げた状
態では、ガイドピン3はケース1内に収納されており、
ガイドピン3はケース1の上面から突出していない。一
方、スライドスイッチ20を上げた状態では、ガイドピ
ン3はケース1の上面から突出している。なお、ガイド
ピン3は、ケース1の上面から突出した状態(図6)で
コネクタピン2の列に並ぶように、支持部22の所定の
箇所に固定されている。
ジュールによれば、スライド機構を用いたスライド動作
によって、ガイドピン3をケース1内に収納可能な構成
とした。従って、最終的にケース1とプリント配線基板
4とを組み立てる工程の直前にスライドスイッチ20を
上げて、ガイドピン3をケース1の上面から突出させる
ことにより、ガイドピン3が折損する機会を少なくする
ことができる。
プのパワーモジュールに関して、上記実施の形態1に係
るパワーモジュールでは、複数のガイドピン3を1つず
つケース1に螺着するという作業が繁雑であるのに対し
て、本実施の形態2に係るパワーモジュールによると、
予め支持部22に複数のガイドピン3を固定しておくこ
とにより、スライドスイッチ20を上げるという1回の
動作によって、複数のガイドピン3をケース1の上面か
ら簡易に突出させることができる。
ールにおいて、ガイドピン3とともにコネクタピン2も
支持部22に固定し、スライドスイッチ20を下げた状
態で、コネクタピン2がケース1内に収納される構成と
してもよい。これにより、ガイドピン3と同様に、コネ
クタピン2が折損する機会をも少なくすることができ
る。但し、この場合は、コネクタピン2の上下移動に対
して、コネクタピン2とパワー半導体素子との間の電気
的接続を確実にとることができるよう工夫する必要があ
る。例えば、コネクタピン2とパワー半導体素子とを接
続する配線の配線長を、スライドスイッチ20を上げた
状態で若干のたるみが生じる程度に、長く設定すればよ
い。
態3に係るパワーモジュールに関して、ケース本体1a
に取り付けられる部材30の構成を示す斜視図である。
また、図8,9はそれぞれ、部材30がケース本体1a
に取り付けられた状態を示す上面図及び正面図である。
但し、図面の簡略化のため、図8,9においては図1に
示したプリント配線基板4の記載は省略している。図
8,9に示すように、ケース1は、ケース本体1aと部
材30とによって構成されており、ケース1の上面は、
ケース本体1aの上面と部材30の上面とによって構成
されている。
の字形の上面形状を有する板状体であり、「コ」の字の
上辺及び底辺に対応する部材30の部分(以下「突出
部」と称する)の側面には、帯状の突起構造31がそれ
ぞれ形成されている。ガイドピン3は、突出部における
部材30の上面上に形成されている。
は、部材30の形状に一致する抜き構造が形成されてい
る。そして、図9に示すように、部材30の突出部に対
応するケース本体1aの部分(以下「肩部」と称する)
には、部材30の突起構造31に嵌合する帯状の溝構造
33が形成されている。突起構造31を溝構造33に嵌
合させて、ケース本体1aの正面側から部材30をケー
ス本体1a内にはめ込むことにより、ケース1が構成さ
れる。ガイドピン3は、部材30がケース本体1a内に
確実にはめ込まれた状態で、コネクタピン2の列に並ぶ
ように、突出部における部材30の上面上の所定の箇所
に固定されている。
ジュールによれば、ケース本体1aから着脱自在な部材
30上にガイドピン3を設けることによって、ガイドピ
ン3とケース本体1aとを着脱自在に取り付け可能な構
造とした。従って、最終的にケース1とプリント配線基
板4とを組み立てる工程の直前に部材30をケース本体
1aに取り付けることにより、ガイドピン3が折損する
機会を少なくすることができる。また、部材30をケー
ス本体1aに取り付けた後にガイドピン3が折損した場
合であっても、部材30をケース本体1aから取り外し
て新たな部材30に交換することにより、ガイドピン3
を容易に交換することができる。
プのパワーモジュールに関して、上記実施の形態1に係
るパワーモジュールでは、複数のガイドピン3を1つず
つケース1に螺着するという作業が繁雑であるのに対し
て、本実施の形態3に係るパワーモジュールによると、
予め部材30に複数のガイドピン3を固定しておくこと
により、ケース本体1aに部材30を取り付けるという
1回の動作によって、複数のガイドピン3をケース本体
1aに簡易に取り付けることができる。
形態3に係るパワーモジュールの変形例に関して、部材
30の突出部の構造を示す上面図、及び部材30がケー
ス本体1aに取り付けられた状態を示す上面図である。
また、図12は、図11に示したラインX2−X2に沿
った位置に関する断面構造を示す断面図である。図10
を参照して、突起構造31には、切り欠き部32が部分
的に形成されている。図10に示した例では、切り欠き
部32は、突起構造31の長手方向の中心箇所に形成さ
れている。
には、部材30がケース本体1a内に確実にはめ込まれ
た状態で切り欠き部32に対応する箇所に、ケース本体
1aと部材30との相対位置を規定しつつ両者を互いに
固定するための係止構造34が形成されている。図11
に示した例では、係止構造34は、ケース本体1aの肩
部において、その長手方向の中心箇所に形成されてい
る。
ス本体1a内に配設されたコイルバネ41と、ネジ止め
等によってケース本体1aに固定された、コイルバネ4
1のストッパ40と、切り欠き部32の形状に嵌合する
形状の頂部を有するピン(係止体)42とを備えてい
る。ピン42の頂部42は溝構造33から若干突出して
おり、溝構造33側方向からの頂部への加圧によって、
ピン42は、コイルばね41を加圧しつつ、ストッパ4
0の方向に移動する。図12には、ピン42の頂部への
上記加圧がない状態の構造が示されている。
ケース本体1aの正面側から部材30をケース本体1a
内にはめ込む。すると、切り欠き部32が形成されてい
ない部分の突起構造31による加圧によって、ピン42
はストッパ40の方向へ押し込まれる。部材30をケー
ス本体1a内にさらにはめ込み、係止構造34が形成さ
れている箇所に切り欠き部32が到達すると、コイルバ
ネ41による反発力によってピン42が切り欠き部32
の方向へ押し戻される。これにより、ピン42の頂部と
切り欠き部32とが係合し、両者が互いに固定される。
なお、係止構造34による係止を解除するためには、ケ
ース本体1aからストッパ40を取り外せばよい。
33、切り欠き部32、及び係止構造34は一例であ
り、部材30とケース本体1aとの着脱の移動を案内す
るための案内構造と、案内構造を用いてケース本体1a
に部材30を取り付ける際に、部材30を所定の位置で
係止するための係止構造とが、部材30及びケース本体
1aにそれぞれ形成されていれば、どのような構造であ
ってもよい。
パワーモジュールによれば、切り欠き部32と係止構造
34との位置関係によって、ケース本体1aと部材30
とを、その相対位置を規定しつつ互いに固定することが
できる。
れば、最終的にケースと基板とを組み立てる工程の直前
にガイドピンをケースに取り付けることにより、ガイド
ピンが折損する機会を少なくすることができる。また、
ケースへの取り付け後にガイドピンが折損した場合であ
っても、ガイドピンをケースから取り外して、新たなガ
イドピンに容易に交換することができる。
によれば、ガイドピンにネジ溝を設けるとともにケース
にネジ穴を設けることにより、螺着によってガイドピン
とケースとを簡易に着脱自在とすることができる。
によれば、たとえネジ穴の内部でガイドピンが折損した
場合であっても、空孔の形状に嵌合するレンチ等の器具
を用いて、ネジ穴内に残っているガイドピンを容易に取
り出すことができる。
によれば、ケース本体から着脱自在な部材上にガイドピ
ンを設けることによって、ガイドピンとケース本体とを
簡易に着脱自在とすることができる。
プのパワーモジュールに関して、予め部材に複数のガイ
ドピンを固定しておくことにより、ケース本体に部材を
取り付けるという1回の動作によって、複数のガイドピ
ンをケース本体に簡易に取り付けることができる。
によれば、案内構造を用いてケース本体に部材を取り付
ける際に、係止構造によって、部材とケース本体との相
対位置を規定することができる。
によれば、最終的にケースと基板とを組み立てる工程の
直前に、スライド機構によるスライド動作によってガイ
ドピンをケースの外面から突出させることにより、ガイ
ドピンが折損する機会を少なくすることができる。
によれば、ガイドピンとともにコネクタピンもケース内
に収納できるため、コネクタピンが折損する機会をも少
なくすることができる。
ルの構成を示す正面図である。
る。
に関する断面構造を示す断面図である。
示す断面図である。
ルの構成を示す正面図である。
ルの構成を示す正面図である。
ルに関して、ケース本体に取り付けられる部材の構成を
示す斜視図である。
す上面図である。
す正面図である。
ールの変形例に関して、部材の突出部の構造を示す上面
図である。
ールの変形例に関して、部材がケース本体に取り付けら
れた状態を示す上面図である。
位置に関する断面構造を示す断面図である。
図である。
ガイドピン、4 プリント配線基板、8 ネジ部、9
ネジ穴、10 空孔、20 スライドスイッチ、21
スライド溝、21a 隙間、22 支持部、30 部
材、31 突起構造、33 溝構造、34 係止構造。
Claims (7)
- 【請求項1】 パワー半導体素子を内部に格納したケー
スと、 前記パワー半導体素子に接続され、前記ケースの外面か
ら突出したコネクタピンと、 前記ケースの前記外面に対向して配置され、前記パワー
半導体素子を駆動するための回路が形成された基板と、 前記ケースの前記外面から突出し、前記コネクタピンを
前記基板の所定の箇所に位置決めして接続するためのガ
イドピンとを備え、 前記ガイドピンは、前記ケースに着脱自在に取り付けら
れていることを特徴とするパワーモジュール。 - 【請求項2】 前記ケースの前記外面にはネジ穴が形成
されており、 前記ガイドピンには、前記ネジ穴に螺合するネジ溝が形
成されていることを特徴とする、請求項1に記載のパワ
ーモジュール。 - 【請求項3】 前記ガイドピンのうち、少なくとも前記
ネジ溝が形成されている部分の内部には、非円形の空孔
が形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の
パワーモジュール。 - 【請求項4】 前記ケースは、ケース本体と、前記ケー
スの前記上面の一部を構成する、前記ケース本体から着
脱自在な部材とを有し、 前記ガイドピンは前記部材上に形成されていることを特
徴とする、請求項1に記載のパワーモジュール。 - 【請求項5】 前記部材及び前記ケース本体には、 前記部材と前記ケース本体との着脱の移動を案内するた
めの案内構造と、 前記案内構造を用いて前記ケース本体に前記部材を取り
付ける際に、前記部材を所定の位置で係止するための係
止構造とがそれぞれ形成されていることを特徴とする、
請求項4に記載のパワーモジュール。 - 【請求項6】 パワー半導体素子を内部に格納したケー
スと、 前記パワー半導体素子に接続され、前記ケースの外面か
ら突出したコネクタピンと、 前記ケースの前記外面に対向して配置され、前記パワー
半導体素子を駆動するための回路が形成された基板と、 前記ケースの前記外面から突出し、前記コネクタピンを
前記基板の所定の箇所に位置決めして接続するためのガ
イドピンと、 前記ガイドピンが固定され、スライド動作によって、前
記ガイドピンを前記ケース内に収納、あるいは前記ガイ
ドピンを前記ケースの前記外面から突出させるスライド
機構とを備えるパワーモジュール。 - 【請求項7】 前記スライド機構には、前記コネクタピ
ンも固定されていることを特徴とする、請求項6に記載
のパワーモジュール。
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