JP2002151445A - 半導体ウエハのノッチ部分の研磨装置及び研磨加工方法 - Google Patents

半導体ウエハのノッチ部分の研磨装置及び研磨加工方法

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JP2002151445A JP2000345213A JP2000345213A JP2002151445A JP 2002151445 A JP2002151445 A JP 2002151445A JP 2000345213 A JP2000345213 A JP 2000345213A JP 2000345213 A JP2000345213 A JP 2000345213A JP 2002151445 A JP2002151445 A JP 2002151445A
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Takeshi Ikeda
剛 池田
Shigenori Tashiro
繁範 田代
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スラリ液の飛散を減らすとともに、スラリ液
の消費量を少なくし得る半導体ウエハのノッチ部分の研
磨装置及び研磨加工方法を提供する。 【解決手段】 研磨パッド22を覆うカバー21の内部
の下半分の位置にスラリ液29を供給するための給液口
30と余分なスラリ液を排出させるための排液口27と
を近接して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウエハの
ノッチ部分の面取り部の研磨を行う研磨装置及び研磨加
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエハの製造工程においては、
CZ(チョクラルスキー)法等で引き上げられたシリコ
ンインゴットから切り出されたシリコンウエハに対し
て、所定の研磨液(スラリ液)を使用して面取り処理、
ラッピング処理及びポリッシング加工を施すことによ
り、その表面を平滑にし、或いは鏡面状態に仕上げるよ
うにしている。
【0003】ラッピング処理やポリッシング加工が施さ
れる前の面取り処理においては、シリコンウエハに対し
て、その周縁部を面取り加工することにより、シリコン
ウエハの周縁部が、ウエハ搬送装置やハンドリング装
置、熱処理するためのサセプターやボート等と接触して
チップやかけが発生することを防止するようにしてい
る。
【0004】最近では、この面取り加工の後、面取り部
をポリッシング(研磨)して、周縁部を鏡面状に仕上げ
て、より微細なチップやかけの発生を少なくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、面取り、研
磨の対象であるシリコンウエハ15として、図4に示さ
れるような構成のものがある。図4はシリコンの結晶軸
方向を示すと共に位置決めを行うために用いられる切欠
き形状のノッチ部15Bが形成されたシリコンウエハ1
5を示す平面図である。最近では、上述の理由で、この
ノッチ加工部分についても、鏡面状に研磨することが多
くなっている。
【0006】このような形状のノッチ部15Bは、周縁
部の面取り加工法と同様に加工され、その後鏡面状に研
磨される。ノッチ部15Bの面取り加工面を鏡面研磨す
る場合、その鋭角部分や凹んだ部分を研磨しようとする
と、図5に示される構成の研磨装置10が用いられてい
る。すなわち図5は研磨装置10の縦断面図を示し、カ
バー11の内側の空間に押さえ板13によって保持され
た研磨パッド12が矢印a方向およびその逆方向に回動
自在に枢支されている。カバー11の上部にはスラリ液
をカバー外側から内側に供給するための円管形状のスラ
リ供給ノズル14が設けられている。このスラリ供給ノ
ズル14からカバー内側に供給されたスラリ液は、矢印
a方向に回動する研磨パッド12に流れ落ち、当該研磨
パッド21に供給される。
【0007】スラリ液が供給された研磨パッド12は、
矢印a方向及びその逆方向に所定のタイミングごとに反
転しながら回動することにより、カバー11の開口部1
1Aにおいて当該研磨パッド12の周縁部に当接された
シリコンウエハの周縁部に形成されているノッチ部15
Bの面取り部を鏡面研磨する。
【0008】ここで、カバー内側に供給されたスラリ液
のうち余分なスラリ液は、カバー内側の低部に一旦溜ま
った後、カバー11の側面に形成されている排液口16
からカバー外側に流れ出るようになされている。
【0009】ところがカバー11の側面に排液口16が
設けられていると、カバー内側の最も低い底部に余分な
スラリ液が溜まり易くなる。このようにカバー内側に余
分なスラリ液が溜まると、研磨パッド12が当該液溜ま
りに浸漬しながら回動することとなり、多量のスラリ液
を巻上げ、カバー11の開口部11Aから外側に飛散す
る問題があった。
【0010】また、従来の研磨装置10においては、ス
ラリ液をカバー内側に供給するためのスラリ供給ノズル
14が研磨パッド12の上部に設けられ、スラリ液を研
磨パッド12に滴下させるようになされている。従っ
て、余分なスラリ液がSUS板でなる押さえ板13に付
着し易くなる。押さえ板13はフェルト状素材からなる
研磨パッド12とは異なり、スラリ液を吸収することが
ないため、当該押さえ板13に付着したスラリ液は押さ
え板13の回動によってカバー11の開口部11Aから
カバー外側に飛散する問題があった。
【0011】また、従来の研磨装置10においては、図
6に示すように、円形断面形状のスラリ液供給ノズル1
4を用いていたため、比較的厚みの小さな研磨パッド1
2にスラリ液を均一かつ確実に供給するためには、供給
するスラリ液の流量を多くする必要がある。スラリ液の
流量を多くすると、研磨パッド12とカバー11との間
隔が小さいことにより、過剰なスラリ液が研磨パッドに
付着し、カバー外側にスラリ液が飛散する問題があっ
た。
【0012】スラリ液がカバー外側に飛散すると、この
分、スラリ液の回収量が減り、結果としてスラリ液の消
費量が増えることとなる。また、カバー外側に過剰にス
ラリ液が飛散すると、シリコンウエハに当該飛散したス
ラリ液が付着し、シリコンウエハの品質の劣化を招くこ
とになる。
【0013】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、スラリ液の飛散を減らす
とともに、スラリ液の消費量を少なくし得る半導体ウエ
ハのノッチ部分の研磨装置及び研磨加工方法を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係る半導体ウエハのノッチ部分の
研磨装置においては、回転する研磨パッドの下側の部分
に、スラリ液の給液口と排液口とを近接させて配置し、
当該回転する研磨パッドに染み込んだスラリ液のうちで
も余分なものが直ちに落ちるようにすることによって、
余分なスラリ液が飛散するのを防止するようにしてい
る。
【0015】より具体的には、本発明においては以下の
ようなものを提供する。
【0016】(1) 回動する薄円盤状の研磨パッドに
よって半導体ウエハのノッチ部分の面取り加工面の研磨
を行う研磨装置であって、前記研磨パッドの研磨部分を
露出させると共に他の部分を覆って当該研磨パッドを収
容するカバーと、このカバーに収容されている前記研磨
パッドを回動させる駆動軸と、を備え、前記カバーの内
側において、前記研磨パッドにスラリ液を供給する給液
口が当該カバーの下半分の部分に配置されていると共
に、スラリ液を排出する排液口が当該カバーの最下部の
部分に配置されていることを特徴とする半導体ウエハの
ノッチ部分の研磨装置。
【0017】「研磨パッド」とは、フェルト等の布製の
ものであって、研磨剤を含んだスラリ液を吸収し、この
状態で半導体ウエハのノッチ部分を擦ることにより、鏡
面研磨を行うものをいう。
【0018】「カバー」とは、スラリ液が外側に飛散す
ることを防止した樹脂製、金属製等でなる、研磨パッド
を覆うものである。
【0019】「最下部」とは、供給ノズルから噴出され
たスラリ液のうち、余分なスラリ液が落下して溜まり易
くなる部位をいう。
【0020】(2) (1)記載の研磨装置であって、
前記給液口は所定長のスリット形状をなし、当該給液口
から上方に噴出された前記スラリ液を前記研磨パッドが
横切るようにしたことを特徴とする半導体ウエハのノッ
チ部分の研磨装置。
【0021】(3) (1)または(2)記載の研磨装
置であって、前記給液口は、前記カバーの最下部の部分
に配置されていることを特徴とする半導体ウエハのノッ
チ部分の研磨装置。
【0022】(4) 回動する薄円盤状の研磨パッドに
よって半導体ウエハのノッチ部分の面取り部の研磨を行
う研磨加工方法において、前記ノッチ部分の研磨を行う
前記薄円盤状の研磨パッドの下部において、スラリ液を
供給する給液口とスラリ液を排出する排液口とを近接し
て設置することにより、スラリ液の効率使用を図りなが
ら、半導体ウエハのノッチ部分の面取り部の研磨を行う
研磨加工方法。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体ウエハ
のノッチ部分の研磨装置及び研磨加工方法について図面
を参照しながら説明する。
【0024】[装置の構成]図1は、本発明に係る半導体
ウエハの研磨装置20の全体構成を示す断面図である。
この図1に示されるように、研磨装置20においては、
カバー21の内側の空間に押さえ板23によって保持さ
れた研磨パッド22が回動軸24を回動中心として矢印
a方向およびその逆方向に回動自在に枢支されている。
【0025】カバー21の内側の最も低い底部には、ス
ラリ液29を上方に向かって噴出させるためのスラリ液
供給ノズル30が設けられている。図2は、スラリ液供
給ノズル30の構成を示す斜視図である。この図2に示
されるように、スラリ液供給ノズル30は、外側から供
給されたスラリ液をノズル先端部に導くための供給路3
2と、当該供給路32を介してノズル先端部に供給され
たスラリ液を、所定の幅L及び所定の厚さで上方に噴出
させるようになされたスリット状の噴出口33とを有す
る。このスリットの長さは、当該スリット状の噴出口3
3から上方に噴出されたスラリ液29の幅Lが研磨パッ
ド22の厚みよりも大きくなるように形成されている。
これにより、研磨パッド22を研磨装置20のカバー2
1の内側の空間に押さえ板23によって取り付けた際
に、当該研磨パッド22が回動軸24と平行なスラスト
方向に動いたとしても、その研磨パッドは、噴出された
スラリ液29の幅L内を通過するようになされている。
【0026】かくして、噴出口33から上方に噴出され
たスラリ液29を、回動する研磨パッド22が横切るこ
とにより、当該研磨パッド22は、スラリ液29を横切
る瞬間のみ当該スラリ液に触れることになる。この結
果、研磨パッド22には、過剰なスラリ液が付着せず、
必要十分な量のスラリ液が研磨パッド22に供給され
る。研磨パッド22に供給されたスラリ液は、フェルト
状素材でなる研磨パッド22に浸透する。
【0027】このように、スラリ液が浸透した研磨パッ
ド22は、図1に示されるように、所定の回動駆動手段
(図示せず)によって矢印a方向及びそれとは逆方向に
所定のタイミングごとに反転しながら回動駆動され、こ
の回動する研磨パッド22の周縁部に対して、カバー2
1の開口部21Aを介してシリコンウエハ15のノッチ
部分15Bが当接されることにより、当該シリコンウエ
ハ15のノッチ部分15Bの面取り部が研磨される。
【0028】因みに、シリコンウエハ15は、真空吸着
ベース41によって吸着保持されており、当該真空吸着
ベース42は、回動支持部材42によって矢印c、d方
向に回動自在に支持されている。したがって、真空吸着
ベース41を回動させることにより、当該真空吸着ベー
ス41に保持されたシリコンウエハ15を傾かせ、これ
により当該シリコンウエハ15のノッチ部分15Bをそ
の形状に合わせて研磨することが可能となっている。
【0029】スラリ液供給ノズル30の噴出口33から
上方に噴出したスラリ液は、カバー21の内側の最も低
い低部に形成された開口部26に直接落下する。この開
口部26は、カバー21の内側の最も低い底部に設けら
れた排液口27の開口端を拡張したものであり、当該開
口部26の内側空間にスラリ液供給ノズル30を配置し
ている。したがって、スラリ液供給ノズル30から上方
に噴出したスラリ液は、直接開口部26に落下すること
となる。
【0030】また、開口部26に流れ落ちたスラリ液2
9は、当該開口部26から排液口27を介してカバー2
1の外側に排出されることとなり、これによりカバー内
側の底部にはスラリ液29が溜まらず、研磨パッド22
に過剰なスラリ液が付着することを回避している。
【0031】因みに、カバー21の内周面には、開口部
21Aの上方及び下方にそれぞれ突起部28A及び28
Bが形成されている。図3は、図1のA−A線を断面に
とって示す縦断面図であり、突起部28A及び28B
は、それぞれカバー21の内周面の幅方向に土手状に形
成されている。この突起部28A及び28Bのうち、開
口部21Aよりも上方に形成されている突起部28A
は、図1に示されるように、研磨パッド22が矢印aと
逆方向に回動した際に、当該研磨パッド22の回動によ
ってカバー内側で発生するスラリ液の飛沫が開口部21
Aに到達することを防止する。また、開口部21Aより
も下方に形成されている突起部28Bは、研磨パッド2
2が矢印a方向に回動した際に、当該研磨パッド22の
回動によってカバー内側で発生するスラリ液の飛沫が開
口部21Aに到達することを防止するようになされてい
る。
【0032】[動作]以上の構成の研磨装置20において
は、矢印aで示す方向またはこれとは逆方向に回動する
研磨パッド22に対して、スラリ液供給ノズル30から
スラリ液が上方の研磨パッド22が横切る位置に噴出さ
れた後、開口部26に直接落下する。従って、カバー2
1の内側に余分なスラリ液が滞留することがなくなると
ともに、スラリ液を吸収し得ないSUS材等で構成され
た押さえ板23にスラリ液が付着しないことにより、カ
バー21の内側において余分なスラリ液の飛散が少なく
なる。
【0033】カバー21の内側で余分なスラリ液の飛散
が減少すると、開口部21Aからカバー外側へのスラリ
液の飛散も減少することになり、スラリ液の回収量も増
える。回収されたスラリ液は再利用される。
【0034】また、スラリ液供給ノズル30によって噴
出されたスラリ液29は、スラリ液供給ノズル30のス
リット状の噴出口33によって、研磨パッド22の回動
軸方向(スラスト方向)に所定幅Lを以って噴出されて
いることにより、研磨パッド22の位置がそのスラスト
方向に動いた場合であっても、当該研磨パッド22は噴
出口33から噴出されたスラリ液29の幅L内を横切る
ことになる。従って、研磨パッド22をカバー内側の空
間へ取り付けた際に当該研磨パッド22が押さえ板23
によって回動軸24と平行なスラスト方向に動いたとし
ても、その研磨パッド22は、スラリ液29の幅L内を
横切ることとなって、当該研磨パッド22へのスラリ液
の付着量を常に一定量に保つことが可能となる。従っ
て、研磨パッド22に対してスラリ液を均一に付着させ
ることができる。
【0035】このように、研磨装置20を用いることに
より、スラリ液の飛散が防止されその余分なスラリ液の
回収量も増えることにより、例えば、図4に示されるよ
うな、ノッチ15Bを有するシリコンウエハ15のよう
に、ノッチ15Bの面取り部の研磨にスラリ液を多く消
費するような場合であっても、スラリ液の不必要な消費
を少なくすることが可能となる。
【0036】[他の実施形態]なお上述の実施形態におい
ては、スラリ液供給ノズル30をカバー21の最も低い
部分に設ける場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、少なくとも流れ落ちたスラリ液が押さえ板23に
触れないような位置であればよく、この位置としては、
カバー21の真下の位置から角度90°上方の位置まで
の間、すなわちカバー21の下半部が好ましい。この場
合、カバー21の最も低い位置に加えて、スラリ液供給
ノズル30から噴射されたスラリ液の落下位置にも開口
部26及び排液口27を設けるようにすれば、余分なス
ラリ液の飛散を減少させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体ウエハのノッチ部分の研磨装置は、スラリ液が過剰に
研磨パッドに付着することを防止することができ、ま
た、余分なスラリ液の飛散を少なくすることができるこ
とにより、スラリ液の消費量を少なくし得るとともに、
スラリ液の飛散による半導体ウエハの品質の劣化を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体ウエハの研磨装置の構成
を示す断面図である。
【図2】 本発明に係るスラリ液供給ノズルの構成を示
す斜視図である。
【図3】 本発明に係る半導体ウエハの研磨装置の構成
を示す断面図である。
【図4】 ノッチを有する半導体ウエハを示す平面図で
ある。
【図5】 従来の半導体ウエハの研磨装置の構成を示す
断面図である。
【図6】 従来の半導体ウエハの研磨装置の構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
10、20 面取り装置 11、21 カバー 11A、21A 開口部 12、22 研磨パッド 13、23 押さえ板 14、30 スラリ液供給ノズル 15 シリコンウエハ 15B ノッチ部 16、27 排液口 28A、28B 突起部 29 スラリ液 33 噴出口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する薄円盤状の研磨パッドによって
    半導体ウエハのノッチ部分の面取り部の研磨を行う研磨
    装置であって、 前記研磨パッドの研磨部分を露出させると共に他の部分
    を覆って当該研磨パッドを収容するカバーと、このカバ
    ーに収容されている前記研磨パッドを回動させる駆動軸
    と、を備え、 前記カバーの内側において、前記研磨パッドにスラリ液
    を供給する給液口が当該カバーの下半分の部分に配置さ
    れていると共に、スラリ液を排出する排液口が当該カバ
    ーの最下部の部分に配置されていることを特徴とする半
    導体ウエハのノッチ部分の研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の研磨装置であって、前記
    給液口は所定長のスリット形状をなし、当該給液口から
    上方に噴出された前記スラリ液を前記研磨パッドが横切
    るようにしたことを特徴とする半導体ウエハのノッチ部
    分の研磨装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の研磨装置
    であって、前記給液口は、前記カバーの最下部の部分に
    配置されていることを特徴とする半導体ウエハのノッチ
    部分の研磨装置。
  4. 【請求項4】 回動する薄円盤状の研磨パッドによって
    半導体ウエハのノッチ部分の面取り部の研磨を行う研磨
    加工方法において、 前記ノッチ部分の研磨を行う前記薄円盤状の研磨パッド
    の下部において、スラリ液を供給する給液口とスラリ液
    を排出する排液口とを近接して設置することにより、ス
    ラリ液の効率使用を図りながら、半導体ウエハのノッチ
    部分の面取り部の研磨を行う研磨加工方法。
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