JP2002151008A - ガス放電管 - Google Patents

ガス放電管

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JP2002151008A JP2000348406A JP2000348406A JP2002151008A JP 2002151008 A JP2002151008 A JP 2002151008A JP 2000348406 A JP2000348406 A JP 2000348406A JP 2000348406 A JP2000348406 A JP 2000348406A JP 2002151008 A JP2002151008 A JP 2002151008A
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
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    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/68Lamps in which the main discharge is between parts of a current-carrying guide, e.g. halo lamp
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/70Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高輝度化を実現しつつ始動性を良好にしたガ
ス放電管を提供する。 【解決手段】 本発明のガス放電管1において、収束電
極部14と放電制限部30とを電気的に絶縁させ、放電
制限部30が、アークボール成形用凹部16に対峙させ
る放電制限開口31をもつことで、陰極部20から凹部
16までの放電路の形成を確実なものとし、これに伴っ
て、確実に始動放電を発生させることが可能になる。更
に、凹部16に対峙させた放電制限開口31によって、
ランプ点灯中においても、アークボールSを適切な形状
に維持し続けることができ、安定したアークボールSの
成形を可能にして、輝度や光量の安定化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、分光器やク
ロマトグラフィなどの光源として利用するためのガス放
電管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術として、特
開平6−310101号公報がある。この公報に記載さ
れたガス(重水素)放電管は、陽極と陰極との放電路上
に2枚の金属隔壁を配置させ、各金属隔壁に小穴を形成
させ、この小穴によって放電路を狭窄させている。その
結果、放電路上の小穴によって高輝度の光を得ることが
可能となる。また、金属隔壁を3枚以上にすると更に高
い輝度が得られ、小穴を小さくすればする程、高輝度な
光が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のガス放電管には、次のような課題が存在してい
る。すなわち、各金属隔壁には電圧が印加されておら
ず、各金属隔壁の小穴は、放電路を単に狭窄するために
利用されている。従って、確かに放電路を狭窄すること
で輝度をアップさせることができるが、この公報にも記
載されているように、小穴を小さくすればする程、始動
放電が起こり難くなるといった問題点があった。なお、
ガス放電管として、当社出願の特開平7−326324
号公報、特開平8−236081号公報、特開平8−7
7965号公報、特開平8−77969号公報、特開平
8−77979号公報、特開平8−222185号公
報、特開平8−222186号公報などがある。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、高輝度化を実現しつつ始動性を良
好にしたガス放電管を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガス放電管
は、密封容器内にガスを封入し、密封容器内に配置した
陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、
密封容器の光出射窓から外部に向けて所定の光を放出さ
せるガス放電管において、陽極部と陰極部との間に配置
させて放電路を狭窄する収束開口を有すると共に、光出
射窓に向けて広げられたカップ状のアークボール成形用
凹部を有し、外部電源に接続させる収束電極部と、収束
電極部と陰極部との間に配置させると共に、凹部に対峙
して形成した放電制限開口を有し、収束電極部に対して
電気的に絶縁させた放電制限部とを備えたことを特徴と
する。
【0006】高輝度な光を作り出す場合、収束電極部の
収束開口を小さくすればよいという訳ではなく、小さく
すればする程、ランプ始動時の放電が起き難くなる。そ
して、ランプの始動性を高めるためには、陰極部と陽極
部との間に著しく大きな電位差を発生させる必要があ
り、その結果として、ランプの寿命が短くなることが実
験で確かめられている。そこで、本発明のガス放電管に
おいて、収束電極部と放電制限部とを電気的に絶縁さ
せ、放電制限部が、アークボール成形用凹部に対峙させ
る放電制限開口をもつことで、陰極部から凹部までの放
電路の形成を確実なものとし、これに伴って、確実に始
動放電を発生させることが可能になる。更に、凹部に対
峙させた放電制限開口によって、ランプ点灯中において
も、アークボールを適切な形状に維持し続けることがで
き、安定したアークボールの成形を可能にして、輝度や
光量の安定化が図られる。
【0007】また、放電制限開口は、凹部の光出射窓側
の開口部分を狭めるように、凹部に対峙して配置させる
と好適である。このように構成すると、凹部内でのアー
クボールの形が良好になる。
【0008】また、放電制限開口は、放電制限部の本体
部から凹部内に入り込む円筒状の突出部分によって形成
させると好適である。このような突出部分の放電制限開
口によって、凹部内におけるアークボール発生領域を規
制することができ、放電制限開口内でのアークボールの
発生密度が上がり、輝度がアップする。
【0009】また、放電制限開口は、放電制限部の本体
部から凹部内に入り込む円錐台形状の突出部分によって
形成させると好適である。このような突出部分の放電制
限開口によって、凹部内におけるアークボール発生領域
を規制することができ、放電制限開口内でのアークボー
ルの発生密度が上がり、輝度がアップする。
【0010】また、放電制限部は、電気絶縁性のセラミ
ックスによって形成させると好適である。このように放
電制限部自体をセラミックスで形成することで、近接配
置させる収束電極部と放電制限部との電気的絶縁を簡単
に実現させることができる。
【0011】また、放電制限部は、金属によって形成さ
せると好適である。これによって、放電制限部に対して
様々な形状の突出部分を容易に作り出すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるガ
ス放電管の好適な種々の実施形態について詳細に説明す
る。
【0013】[第1の実施形態]図1及び図2に示すよ
うに、ガス放電管1はヘッドオン型の重水素ランプであ
り、この放電管1は、重水素ガスが数百Pa程度封入さ
れたガラス製の密封容器2を有し、この密封容器2は、
円筒状の側管3と、この側管3の一側を封止する光出射
窓4と、側管3の他側を封止するステム5とからなる。
そして、この密封容器2内には発光部組立体6が収容さ
れている。
【0014】この発光部組立体6は、電気絶縁性のセラ
ミックスからなる円板状のベース部7を有し、このベー
ス部7上で陽極板(陽極部)8を保持させる。この陽極
板8は、ベース部7から離間させると共に、ステム5に
立設させて管軸G方向に延在するステムピン(図示せ
ず)の先端部分にそれぞれ電気的に接続させている。
【0015】発光部組立体6は、電気絶縁性のセラミッ
クスからなる円板状の収束電極支持部10を有してい
る。この収束電極支持部10は、ベース部7の上に重ね
るようにして載置され、ベース部7と同径に形成されて
いる。この収束電極支持部10の中央には円形の開口1
1が形成され、この開口11は、陽極板8が覗き出るよ
うに形成されている。そして、収束電極支持部10の上
面に円板状の導電板12を当接させる。
【0016】更に、導電板12の中央には、放電路を狭
窄させるために、金属(例えば、モリブデン、タングス
テン、或いはこれらから成る合金)からなる収束電極部
14が溶接固定され、この収束電極部14にはアークボ
ール成形用凹部16が形成されている。この凹部16
は、放電によって作り出されたアークボールを収容させ
て光を効率よく取出すために、光出射窓4に向けて広げ
られたカップ状に形成されている。更に、凹部16の底
面には、管軸G上に位置して直径0.5mmの小孔から
なる放電路狭窄開口17が形成され、これによって、凹
部16内で偏平なボール状のアークボールSを作り出
し、高輝度化を図っている(図3参照)。
【0017】そして、導電板12は、ステム5に立設さ
せてベース部7及び収束電極支持部10を貫通させたス
テムピン18の先端に電気的に接続させ、収束電極部1
4への外部からの給電を可能にしている。なお、ステム
ピン18は、ステム5と支持部7との間で露出しないよ
うに、セラミックス製の電気絶縁チューブ19で包囲し
ている。
【0018】更に、発光部組立体6には、光出射窓4側
で光路から外れた位置に陰極部20が配置され、この陰
極部20の両端は、ステム5に立設させてベース部7及
び収束電極支持部10を貫通させた2本のステムピン
(図示せず)の先端部分にそれぞれ電気的に接続させて
いる。この陰極部20では熱電子が発生し、具体的にこ
の陰極部20は、光出射窓4に対して平行に延在して熱
電子を発生させるタングステン製のコイル部を有してい
る。
【0019】この陰極部20は、キャップ状の金属製フ
ロントカバー21内に収容されている。このフロントカ
バー21のフランジ部21aは、後述する放電制限板3
0に溶接させ、密封容器2内で固定させている。また、
フロントカバー21には光出射窓4に対面する部分に円
形の光通過口21bが形成されている。
【0020】更に、フロントカバー21内において、陰
極部20と収束電極部14との間には、光路から外れた
位置に放電整流板22が設けられている。この放電整流
板22の電子放出窓22aは、熱電子を通過させるため
の矩形の開口として形成されている。そして、放電整流
板22に設けた脚片22bは、後述する放電制限板30
の上面に載置させ、溶接等により固定される。このよう
に、フロントカバー21と放電整流板22とで陰極部2
0を包囲させ、陰極部20から出るスパッタ物あるいは
蒸発物を光出射窓4に付着させないようにしている。
【0021】このような構成の発光部組立体6は密封容
器2内に設けられるが、密封容器2内を数百Paの重水
素ガスで満たす必要性から、密封容器2のステム5の中
央にはガラス製の排気管26が一体形成されている。こ
の排気管26は、組立最終工程において、密封容器2内
の空気を一旦抜き、所定圧の重水素ガスを適切に充填さ
せた後に融着によって封止されるものである。なお、ガ
ス放電管1の他の例として、ヘリウム、ネオン等の希ガ
スを封入させる場合もある。
【0022】ここで、図1及び図3に示すように、収束
電極部14と陰極部20との間に金属(例えば、モリブ
デン、タングステン、或いはこれらから成る合金)から
なる放電制限部(放電制限板)30を配置させている。
この放電制限板30は、導電板12に対して管軸G方向
に離間させるために、収束電極支持部10の突部10a
の上面に当接させると共に、収束電極部14に対し隙間
を介して電気的に絶縁させている。放電制限板30は、
ステム5に立設させてベース部7及び収束電極支持部1
0を貫通させたステムピン29の先端に溶接等で固定さ
れ、各ステムピン29は、ステム5から露出する部分を
無くすことで、外部電源と非導通状態になる。なお、符
号29aはセラミックス製の電気絶縁チューブである。
【0023】更に、この放電制限板30は、凹部16に
対峙して形成した円形の放電制限開口31を有してい
る。この放電制限開口31は、凹部16の光出射窓4側
の開口部分16aを狭めるように、管軸G方向におい
て、開口部分16aに対峙して形成させる。例えば、凹
部16の開口部分16aの直径Aが3.2mmの場合、
放電制限開口31の直径Bは、1.5mmが適してい
る。
【0024】このように、凹部16の前方に配置させた
放電制限開口31により、凹部16の陰極部20側のア
ークボールSの成形空間を規制させ、これにより、陰極
部20から凹部16までの放電路の形成を確実なものと
し、その結果として、始動放電の発生が確実なものとな
る。更に、この放電制限開口31によって、ランプ点灯
中においても、アークボールSを偏平なボール形状に維
持し続けることができ、安定したアークボールSの成形
を可能にして、輝度や光量の安定化が図られる。
【0025】なお、他の放電制限板33は、図4に示す
ように、導電板12と平行に延在すると共に、ステムピ
ン29に接続させた板状の本体部33aを有する。ま
た、放電制限開口34は、本体部33aから凹部16内
に入り込む突出部分33bによって形成される。この突
出部分33bは、凹部16を形成する壁面16bから離
間させ且つその壁面16bに沿うように管軸G方向に延
在して円錐台形状をなす。このような放電制限開口34
を凹部16内に形成させることで、凹部16内における
アークボールSの発生領域を規制することができ、放電
制限開口34内でのアークボールSの発生密度が上が
り、輝度がアップする。
【0026】また、更に他の放電制限板35は、図5に
示すように、導電板12と平行に延在すると共に、ステ
ムピン29に接続させた板状の本体部35aを有する。
また、放電制限開口36は、本体部35aから凹部16
内に入り込む突出部分35bによって形成される。この
突出部分35bは、凹部16を形成する壁面16bから
離間させ且つ管軸Gに沿って延在して円筒状をなす。こ
のような放電制限開口36を凹部16内に形成させるこ
とで、凹部16内におけるアークボールSの発生領域を
規制することができ、放電制限開口36内でのアークボ
ールSの発生密度が上がり、輝度がアップする。
【0027】次に、前述したヘッドオン型の重水素放電
管1の動作について説明する。
【0028】先ず、放電前の20秒程度の間に外部電源
からステムピン(図示ぜず)を介して10W前後の電力
を陰極部20に供給して、陰極部20のコイル部を予熱
させる。その後、陰極部20と陽極板8との間に160
V程度の電圧を印加して、アーク放電の準備を整える。
【0029】その準備が整った後、外部電源から収束電
極部14にステムピン18を介して350V程度のトリ
ガ電圧を印加する。なお、放電制限板30は無給電状態
が維持され続ける。すると、陰極部20と収束電極部1
4との間及び陰極部20と陽極板8との間に放電が順次
発生する。これによって、たとえの直径0.2mmの放
電制限開口17によって放電路を狭窄させた場合でも、
放電制限開口31の採用によって放電路が確保され、陰
極部20と陽極部8との間で確実に始動放電が発生する
ことなる。
【0030】始動放電が発生すると、陰極部20と陽極
部8との間でアーク放電が維持され、凹部16内でアー
クボールSが発生する。そして、このアークボールSか
ら取出される紫外線は、極めて輝度の高い光として光出
射窓4を透過して外部に放出される。このとき、放電制
限開口31によって、ランプ点灯中においても、アーク
ボールSを偏平なボール形状に維持し続けることがで
き、安定したアークボールSの成形を可能にして、輝度
や光量の安定化が図られる。
【0031】[第2の実施形態]図6に示すように、ガ
ス放電管40はサイドオン型の重水素ランプであり、こ
の放電管40は、重水素ガスが数百Pa程度封入された
ガラス製の密封容器42を有している。この密封容器4
2は、一端側を封止した円筒状の側管43と、この側管
43の他端側を封止するステム(図示せず)とからな
り、側管43の一部が光出射窓44として利用されてい
る。そして、この密封容器42内には発光部組立体46
が収容されている。
【0032】この発光部組立体46は、電気絶縁性のセ
ラミックスからなるベース部47を有している。このベ
ース部47の前面に陽極板(陽極部)48を当接配置さ
せ、この陽極板48の背面には、ステムに立設させて管
軸G方向に延在するステムピン49の先端部分が電気的
に接続されている。
【0033】更に、発光部組立体46は、電気絶縁性の
セラミックスからなる収束電極支持部50を有してい
る。この収束電極支持部50は、管軸Gに対して垂直な
方向において、ベース部47に当接させるようにして固
定させる。また、ベース部47の前面と収束電極支持部
50の背面とで陽極板48を挟み込み固定させている。
そして、収束電極支持部50の前面に導電板52を当接
配置させる。
【0034】更に、導電板52の中央には、放電路を狭
窄させるために、金属(例えば、モリブデン、タングス
テン、或いはこれらから成る合金)からなる収束電極部
54が溶接固定され、この収束電極部54にはアークボ
ール成形用凹部56が形成されている。この凹部56
は、放電によって作り出されたアークボールを収容させ
て光を効率よく取出すために、光出射窓44に向けて広
げられたカップ状に形成されている。
【0035】更に、凹部56の底面には、直径0.2m
mの小孔からなる放電路狭窄開口57が形成され、これ
によって、凹部56内で偏平なボール状のアークボール
を作り出し、高輝度化を図っている。そして、導電板5
2は、ステムに立設させたステムピン55の先端に電気
的に接続させ、収束電極部54への外部からの給電を可
能にしている。
【0036】更に、発光部組立体46には、光出射窓4
4側で光路から外れた位置に陰極部60が配置され、陰
極部60は、ステムに立設させたステムピン59の先端
部分に、図示しない接続ピンを介して電気的に接続させ
ている。この陰極部60では熱電子が発生するが、具体
的にこの陰極部60は、管軸G方向に延在して熱電子を
発生させるタングステン製のコイル部を有している。
【0037】更に、この陰極部60は、キャップ状の金
属製フロントカバー61内に収容されている。このフロ
ントカバー61は、これに設けられた爪片61aを、収
束電極支持部50に設けられたスリット孔(図示せず)
内に差し込んだ後に折り曲げて固定される。また、フロ
ントカバー61には光出射窓44に対面する部分に矩形
の光通過口61bが形成されている。
【0038】更に、フロントカバー61内において、陰
極部60と収束電極部54との間には、光路から外れた
位置に放電整流板62が設けられている。この放電整流
板62の電子放出窓62aは、熱電子を通過させるため
の矩形の開口として形成されている。そして、放電整流
板62は、収束電極支持部50に固定させた後述の放電
制限板(放電制限部)70の前面に溶接等で固定させ
る。このように、フロントカバー61と放電整流板62
とで陰極部60を包囲させ、陰極部60から出るスパッ
タ物あるいは蒸発物を光出射窓44に付着させないよう
にしている。
【0039】このような構成の発光部組立体46は密封
容器42内に設けられるが、この密封容器42内を数百
Paの重水素ガスで満たす必要性から、密封容器42に
はガラス製の排気管(図示せず)が一体形成されてい
る。この排気管は、組立最終工程において、密封容器4
2内の空気を一旦抜き、所定圧の重水素ガスを適切に充
填させた後に融着によって封止されるものである。
【0040】ここで、放電制限板70は、管軸Gに垂直
な方向において、導電板52に対して離間させる。ま
た、放電制限板70は、この爪片70aを、収束電極支
持部50に設けられたスリット孔(図示せず)内に差し
込んだ後に折り曲げることで固定される。そして、放電
制限板70には、凹部56に対峙して形成した円形の放
電制限開口71を有している。この放電制限開口71
は、凹部56に対して管軸Gに垂直な方向に対峙する。
【0041】なお、この放電制限板70の機能は、前述
した第1実施形態の放電制限板30と同様であるからそ
の説明は省略する。また、サイドオン型の重水素ランプ
40の動作原理は、前述したヘッドオン型の重水素ラン
プ1と同様であるので、その説明は省略する。
【0042】[第3の実施形態]次に、ガス放電管の更
に他の実施形態について説明するが、その説明は、第1
の実施形態と実質的に異なるものに留め、第1の実施形
態と同一又は同等な構成部分は同一符号を付してその説
明を省略する。
【0043】図7〜図9に示すように、ヘッドオン型の
ガス放電管75は、電気絶縁性のセラミックス製放電制
限板(放電制限部)76を有し、この放電制限板76
は、収束電極部14の表面に当接させると共に、収束電
極支持部10にも当接させる。これによって、放電制限
板76を収束電極支持部10上で安定して着座させるこ
とができる。そして、放電制限板76自体をセラミック
スで形成すると、近接配置させる収束電極部14と放電
制限板76との電気的絶縁を簡単に実現させることがで
きる。なお、放電制限板76は、ステム5に立設させて
ベース部7及び収束電極支持部10を貫通させたステム
ピン29の先端に固定され、各ステムピン29は、ステ
ム5から露出する部分が切除される。
【0044】更に、この放電制限板76には、凹部16
に対峙して形成した円形の放電制限開口78を有してい
る。この放電制限開口78は、凹部16の光出射窓4側
の開口部分16aを狭めるように、凹部16に対して管
軸G方向に対峙して形成させる。例えば、凹部16の開
口部分16aの直径Aが3.2mmの場合、放電制限開
口78の直径Bは、1.5mmが適している。
【0045】このように、凹部16の前方に配置させた
放電制限開口78により、凹部16の陰極部20側のア
ークボールSの成形空間を規制させ、これによって、陰
極部20から凹部16までの放電路の形成を確実なもの
とし、その結果として、始動放電の発生が確実なものと
なる。更に、この放電制限開口78によって、ランプ点
灯中においても、アークボールSを偏平なボール形状に
維持し続けることができ、安定したアークボールSの成
形を可能にして、輝度や光量の安定化が図られる。
【0046】[第4の実施形態]次に、ガス放電管の更
に他の実施形態について説明するが、その説明は、第2
の実施形態と実質的に異なるものに留め、第2の実施形
態と同一又は同等な構成部分は同一符号を付してその説
明を省略する。
【0047】図10に示すように、ヘッドオン型のガス
放電管80は、電気絶縁性のセラミックス製放電制限板
(放電制限部)81を有し、この放電制限板81は、収
束電極部54の表面に当接させると共に、導電板52に
も当接させる。これによって、放電制限板81を収束電
極支持部50上で安定して着座させることができる。そ
して、この放電制限板81は、管軸Gに垂直な方向にお
いて、凹部56に対峙する円形の放電制限開口82を有
する。なお、この放電制限板81の機能は、前述した第
3実施形態の放電制限板76と同様であるからその説明
は省略する。
【0048】
【発明の効果】本発明によるガス放電管は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得る。すなわ
ち、密封容器内にガスを封入し、密封容器内に配置した
陽極部と陰極部との間で放電を発生させることにより、
密封容器の光出射窓から外部に向けて所定の光を放出さ
せるガス放電管において、陽極部と陰極部との間に配置
させて放電路を狭窄する収束開口を有すると共に、光出
射窓に向けて広げられたカップ状のアークボール成形用
凹部を有し、外部電源に接続させる収束電極部と、収束
電極部と陰極部との間に配置させると共に、凹部に対峙
して形成した放電制限開口を有し、収束電極部に対して
電気的に絶縁させた放電制限部とを備えたことにより、
高輝度化を実現しつつ始動性を良好にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス放電管の第1の実施形態を示
す断面図である。
【図2】図1に示したガス放電管の断面図である。
【図3】図1に示したガス放電管の要部拡大断面図であ
る。
【図4】本発明に係るガス放電管に適用させる放電制限
部の変形例を示す断面図である。
【図5】本発明に係るガス放電管に適用させる放電制限
部の他の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明に係るガス放電管の第2の実施形態を示
す断面図である。
【図7】本発明に係るガス放電管の第3の実施形態を示
す断面図である。
【図8】図7に示したガス放電管の断面図である。
【図9】図7に示したガス放電管の要部拡大断面図であ
る。
【図10】本発明に係るガス放電管の第4の実施形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,40,75,80…ガス放電管、2,42…密封容
器、4,44…光出射窓、8,48…陽極板(陽極
部)、14,54…収束電極部、16,56…アークボ
ール成形用凹部、20,60…陰極部、30,33,3
5,70,76,81…放電制限板(放電制限部)、3
1,71,78,82…放電制限開口、33a,35a
…放電制限部の本体部、33b,35b…突出部分、S
…アークボール。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封容器内にガスを封入し、前記密封容
    器内に配置した陽極部と陰極部との間で放電を発生させ
    ることにより、前記密封容器の光出射窓から外部に向け
    て所定の光を放出させるガス放電管において、 前記陽極部と前記陰極部との間に配置させて放電路を狭
    窄する収束開口を有すると共に、前記光出射窓に向けて
    広げられたカップ状のアークボール成形用凹部を有し、
    外部電源に接続させる収束電極部と、 前記収束電極部と前記陰極部との間に配置させると共
    に、前記凹部に対峙して形成した放電制限開口を有し、
    前記収束電極部に対して電気的に絶縁させた放電制限部
    とを備えたことを特徴とするガス放電管。
  2. 【請求項2】 前記放電制限開口は、前記凹部の光出射
    窓側の開口部分を狭めるように、前記凹部に対峙して配
    置させたことを特徴とする請求項1記載のガス放電管。
  3. 【請求項3】 前記放電制限開口は、前記放電制限部の
    本体部から前記凹部内に入り込む円筒状の突出部分によ
    って形成させたことを特徴とする請求項1記載のガス放
    電管。
  4. 【請求項4】 前記放電制限開口は、前記放電制限部の
    本体部から前記凹部内に入り込む円錐台形状の突出部分
    によって形成させたことを特徴とする請求項1記載のガ
    ス放電管。
  5. 【請求項5】 前記放電制限部は、電気絶縁性のセラミ
    ックスによって形成させたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一項記載のガス放電管。
  6. 【請求項6】 前記放電制限部は、金属によって形成さ
    せたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載
    のガス放電管。
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