JP2002150170A - 地域商店街及び消費活性化支援システム - Google Patents

地域商店街及び消費活性化支援システム

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JP2002150170A
JP2002150170A JP2000349267A JP2000349267A JP2002150170A JP 2002150170 A JP2002150170 A JP 2002150170A JP 2000349267 A JP2000349267 A JP 2000349267A JP 2000349267 A JP2000349267 A JP 2000349267A JP 2002150170 A JP2002150170 A JP 2002150170A
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Takamasa Hattori
貴應 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の「便利な店」指向に対して、注文・入
手の早さ、品揃え、価格の妥当性などを十分考慮した上
で、商店の売上を伸ばして商店街の活性化を図ることで
あり、さらには顧客が欲しい時にすぐ、欲しいものが、
欲しいだけ入手できるシステムを構築することである。 【解決手段】 限定された数町の地域に含まれる顧客か
らの注文を受けることのできるサーバを備え、前記サー
バはネットワークを介して前記顧客からの商品の注文を
受けると、注文があったことを音声によって通知すると
共に、注文を受けた商品及び届け先住所及び地図・経路
等の記載された手配書を印刷出力し、配達時に決済を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はネットワークを介し
て商品の注文を常時受け付け、商品の配達を限定された
地域に配達するシステムに係り、顧客であるお年よりや
体の不自由な人に極めて便利な地域商店街及び消費活性
化支援システムを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】同一商店街にあるスーパーマーケットや
コンビニエンスストア、百貨店は系列内での連携仕入
れ、販売の管理・運営をして業績を高めることを目的と
している。従って、商店街としてみたときは一般の小売
店を含めて競合関係にあり、街全体への顧客の呼び込み
がうまく機能しているとは言えず、商店街の活気が失わ
れている所も見受けられた。それは、単に顧客来店のい
わゆる「待ち」の姿勢だけでなく、「便利な店」指向の
現れと受け取るべき、と判断することができる。すなわ
ち、不便さを解消するような手段を打たないままで、顧
客と売上の増加を期待していることが根底にあると思わ
れる。従って、モータリゼーションの普及に伴い年齢の
若い人には道の便利さ、駐車場の有無、商品の多様性な
どに対応するシステムが、また、お年寄りや体の不自由
な方には不便さを解消するようなシステムが待望されて
いる。
【0003】近年、家庭から商品を注文し、商品が家庭
に配達される通信販売等のシステムが数多く提供されて
いるが、それらの多くは商品到着までの時間が数日かか
るものが多く、生鮮食料品等の食料品又は日用雑貨等の
購買には適していなかった。最近、コンビニエンススト
アで、オンラインで食料品や日用雑貨等を注文できるシ
ステムが提供されているが、24時間注文を受けるシス
テム及び24時間配達するシステムではなかった。さら
には、コンビニエンスストアでは取り扱う商品が限ら
れ、商品の多様性には問題があった。
【0004】一方、特開平9−22498号では、商品
の宅配の際に、道路マップ上の配達点についての経路情
報を道路と対応させるように視覚的に表示すると共に、
各配達点と注文情報との対応づけを容易に行えるように
し、配達員の労力を軽減する商品宅配用の経路情報作成
方法が提案されているが、これは宅配時の配達員の労力
を軽減することを主要な目的としており、注文後すぐに
配達を行うシステムとして構成されたものではなく、さ
らには顧客にとっては、欲しいときに欲しいものが欲し
いだけ入手できるシステムではなかった。
【0005】従って、商品に多様性があり、生鮮食料品
又は日用雑貨等の必要が生じた後すぐに手に入ることが
望まれる商品に関しても、注文後すぐに配達され、しか
も全日(24時間)注文することのできるシステムが待
望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
事情よりなされたものであり、本発明の目的は、顧客の
「便利な店」指向に対して、時間的要素、注文・入手の
早さ、品揃え、価格の妥当性などを十分考慮した方法
で、商店の売上を伸ばして商店街の活性化を図ることで
あり、さらには顧客が欲しい時にすぐ、欲しいものが、
欲しいだけ入手できることに対応するシステムを構築し
て提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、限定された数町の範囲における住民に前
記範囲に存在する商店等の商品を配達する地域商店街及
び消費活性化支援システムであって、サーバを利用して
前記住民からの注文に応じて前記配達の手配処理を行う
ウェブサイトを備え、何時でも前記注文を受け、前記注
文をした住民である顧客に即時配達し、その場で決済す
る。
【0008】好ましくは、前記サーバは限定された数町
の地域に含まれる商店等の取扱い商品全てについての在
庫状況を含む商品データベースと、前記商店等及び前記
顧客に関する番地等の位置情報から地図上の住所や居所
のデータと照合する為の地図データベースと、効果的な
配達の経路を計算することのできる経路計算手段と、顧
客の住所や人員構成や購買履歴等を記録した顧客管理デ
ータベースと、決済を管理する為の決済管理データベー
スとを有し、前記サーバは注文を受けた商品名、仕様、
数量、価格、在庫状況、届け先住所及び地図、経路等の
記載された手配書を印刷する手配書印刷手段と、注文が
あったことを通知する為の音声発生手段とによる出力が
可能である。
【0009】さらに、前記商店等の用いるネットワーク
端末である商店端末が前記ネットワークに接続され、前
記商店端末と前記サーバとが相互に通信が可能であり、
前記サーバは前記商品の注文があった直後に前記商店端
末に対して当該商品の発注を行い、前記商店端末からは
前記商品データベースの更新を行うことが可能であり、
前記商店等と前記サーバとの間の決済も可能である。
【0010】さらには、前記商品の注文はインターネッ
トのほか電話、ファックスによっても可能である。前記
商店等は、小売店、スーパーマーケット、コンビニエン
スストア、百貨店等及び本システムに出資する者が含ま
れることが好ましい。
【0011】又、場合によっては前記商店等の取扱商品
全てについて、インターネットのウェブ画面又は前記顧
客全員に事前に渡されたカタログによって前記顧客は注
文可能な品を閲覧することができる。場合によっては、
全日の注文に対して商品を販売可能にするために、前記
商店等の商品をストックする夜間ストックエリアを設け
られる。
【0012】又、配達された商品の代金の支払いにおい
ては、配達員が現金の他にデビットカード、プリペイド
カード、クレジットカード等を認識する携帯端末を用い
てカード決済を行うことが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に基づくシステム
を、図面を参照しながら説明する。
【0014】まず本発明のシステムの概略を、図1を参
照して説明する。
【0015】図1は本発明に基づくウェブサイトを中心
とするシステムの機能図である。点線は商品の流れを示
している。ウェブサイト10はサーバ10Aを備えてい
るが、本発明においてウェブサイトとはサーバを管理す
ることが可能な場所を指している。顧客A、Bは、イン
ターネットによってサーバ10Aに商品の注文をするこ
とができ、さらに電話又はFAXで注文することが可能
であるが、その場合にあっては、ウェブサイトの担当者
がサーバ10Aに注文内容を入力する。その注文を受け
たサーバ10Aは商店A〜Cで例示される複数の商店等
の中から、注文された商品を扱う商店を選択して、発注
を行う。それと共に、配達センタ40に対して配達の指
示を出し、その配達指示を受けた配達員は注文した商店
に商品を取りに行った後、注文を行った顧客に対して配
達を行う。
【0016】尚、配達センタ40には図中で一点鎖線で
囲われている配達センタ端末45がある場合と無い場合
がある。
【0017】決済に関しては、配達員が配達時に、商品
と引き換えに現金を受け取る。かかる商品代は、配達セ
ンタ40からウェブサイト10に対して入金を行い、さ
らにウェブサイト10は商店等に対して入金を行う。一
方で、ウェブサイト10は配達センタ40に対して配達
料の入金を行う。尚、ウェブサイト10と商店等との
間、又ウェブサイトと配達センタ40の間における入金
等の決済に関しては、サーバ10Aの機能として自動的
に行われても良く、又、一部が人の操作によって管理さ
れても良い。さらには、図1には示されていないが、サ
ーバ10Aの有する決済管理の為の決済管理データベー
ス16に決済の為に必要なデータを一時保存しておき、
一定期間毎にウェブサイト10と商店の間、又ウェブサ
イト10と配達センタ40の間における入金等の決済を
行うことができる。
【0018】図2は本発明に基づくネットワークを含む
システム構成例を示す概略図であり、実線はネットワー
クによる情報の流れを表し、点線は商品の流れを表して
いる。
【0019】ネットワークを介して顧客からの注文を受
けることができるサーバ10Aと、顧客のネットワーク
端末である顧客端末(符号20で示される)とがネット
ワークを介して相互に通信可能であり、場合によっては
複数の商店、スーパーマーケット、コンビニエンススト
ア、百貨店の商店等が有するネットワーク端末である商
店端末30A、30B、30Cと、サーバ10Aとがネ
ットワークを介して相互に通信可能である。尚、配達セ
ンタ40には図中で一点鎖線で囲われている配達センタ
端末45がある場合と無い場合がある。
【0020】本発明において商店等は商店、スーパーマ
ーケット、コンビニエンスストア、百貨店等の商品を販
売する営業体を指す。又、ネットワークは公衆回線網、
インターネット等の既存のネットワークを用いることが
できる。さらに、ネットワーク端末にはPC等のコンピ
ュータを用いることができる。又、サーバ10Aと配達
センタ40の間のデータ通信方法については後述する。
【0021】以下、商店端末30A、30B、30Cを
代表して30Aについて記載し、商店端末30Aが有す
る商品の注文があったとする。さらに、注文する顧客は
限定された数町の地域内に居る顧客であればよく、本シ
ステムにネットワーク端末を用いてアクセスする顧客は
複数いるが、以下、顧客端末20から注文があったとし
て説明する。
【0022】図3、図4はサーバ10Aの構成と、そこ
に接続されるネットワーク端末の構成との一例をサーバ
10Aを中心に模式的に示した図である。
【0023】サーバ10Aは商店等の取扱商品全てにつ
いての在庫情報を含む商品データベース12と、番地等
の位置情報から商店及び顧客の住所や居所を知るための
地図データベース13と、効果的な配達の経路を計算す
ることのできる経路計算手段14と、顧客の住所や人員
構成や購買履歴を記録した顧客管理データベース15
と、決済管理の為の決済管理データベース16と、商品
データベース12に基づくネットワークを介した注文を
受ける為の制御を含む前述のデータベースの入出力制御
や経路計算手段14によるデータ処理を制御する制御手
段11とを有し、さらにサーバ10Aには注文を受けた
商品名、仕様、数量、価格、在庫状況、届け先住所及び
地図・経路等の記載された手配書を印刷する手配書印刷
手段17と、注文があったことを通知する為の音声発生
手段18とが接続されている。尚、制御手段11は、C
PU(Central Processing Uni
t)等から構成され、各部の制御やデータの転送、種々
の演算、データの一時的な格納、データの入出力制御等
を行うことが可能である。
【0024】図3に示される実施例においては、サーバ
10Aが収められた媒体は、配達員もしくはサーバ10
Aによる配達の指示を受ける人が配置されている場所に
ある場合であり、サーバ10Aと、音声発生手段18
と、手配書印刷手段17と、が配達センタ40にある場
合を示している。この場合には、サーバ10Aに直接手
配書印刷手段17と、音声発生手段18とが接続されて
もよく、配達センタ40の用いるネットワーク端末であ
る配達センタ端末45を介して、サーバ10Aと、手配
書印刷手段17及び音声発生手段18とが接続されても
良い。配達センタ端末45はサーバ10Aに収められた
データの閲覧及び処理が可能な端末である。
【0025】別の実施例としては、図4に示されるよう
にサーバ10Aと配達センタ40は別の場所にあり、そ
の場合には配達センタ端末45はネットワークを介して
サーバ10Aと相互に通信が可能であり、配達センタ端
末45には手配書印刷手段17と、音声発生手段18と
が接続されている。尚、サーバ10Aに直接手配書印刷
手段17と、音声発生手段18とが接続される場合に
は、サーバ10Aにデータの閲覧及び処理を可能にする
ためのキーボードやディスプレイ等のデバイスがサーバ
10Aに接続される。
【0026】このシステムに参加する商店等は、将来地
域のNO.1の評判や業績を得ることを意図して前向き
な姿勢の商店等であることが好ましく、取り扱いの地域
範囲は小規模の市、大規模都市の数町の規模を対象とし
てシステムを構築することが好ましい。
【0027】図5に示されるフローチャートを参照して
本発明のシステムの流れを説明する。図5では商店端末
30Aがネットワークを介してサーバ10Aと相互に通
信が可能な場合が示されている。
【0028】S1で顧客は顧客端末20を用いてサーバ
10Aにアクセスすると、S2でサーバ10Aからカタ
ログ閲覧用の画面及び注文表欄が送信される。顧客はS
3で取扱い商品閲覧用のウェブページを閲覧するか、あ
らかじめ配布さているカタログを用いて注文する商品を
選択し、サーバ10Aから送信される注文表画面(注文
表欄)に注文情報を書きこみ、サーバ10Aに送信す
る。
【0029】図6(A)〜(E)はそれぞれ食品、衣料
品、日用品、医薬品、酒類に関する商品カタログ(価格
入り)の一例であって、品名、メーカー名、単位数、単
価、さらにはサイズ、色等、又薬品にあってはその効果
等の必要な情報が掲載されている。一定期間毎(例えば
3ヶ月ごと)にこのような情報が掲載されたカタログが
商品別に対象区域に配布される場合があり、さらにサー
バ10Aに格納されている商品データベース12を基に
閲覧用のウェブページが構築され、それをサーバ10A
上の制御手段11が処理することによって取り扱う商品
並びにその説明をネットワークを介して閲覧することが
できる。サーバ10Aのデータベースに含まれるウェブ
ページの画面及びカタログには、深夜の取り扱いの不可
能なものなどのコメントを付けて置く。場合によって
は、商品の写真等がそれぞれに掲載されていても良い。
尚、商品データベース12には配布されたカタログと同
じ情報を格納しても良く、カタログとは別個のデータと
して格納しても良い。
【0030】サーバ10Aと商店端末30Aとがネット
ワークを介して相互に通信が可能な場合にあっては、商
店端末30Aから商品の在庫等の情報をサーバ10Aに
送信することによって、サーバ10Aの商品データベー
ス12を更新することが可能である。
【0031】サーバ10Aに注文することのできる商品
は、商店等の扱う全商品であって、生鮮食品を含む食
品、衣料品、医薬品、日用雑貨、酒類等である。深夜に
扱える商品は、保存のできる食品や、衣料品、医薬品、
日用雑貨、酒類、等である。深夜帯には医薬品や早朝必
要で家庭のストックが無くなってどうしても深夜購入し
たい物等で、しかもコンビニエンスストアでも求められ
ない商品を取り扱い可能にするものであって、商店等の
責任において、蓄積する費用を商店等の負担で配達セン
タ40付近又は本システムによる配達に便利な場所に商
品ストックヤード(ストックエリア)を設置し、深夜で
の商品の配達に間に合わせることによって実現される。
しかし、この方法を利用するためには商店等の協力出資
が必要であり、また何処でも可能という訳にはいかない
が、24時間配達可能な商品の種類を多くすることに加
えて、配達員による配達の効率を高めることができ、非
常に便利である。
【0032】注文方法はインターネットを主とし、電
話、ファックスいずれでもよいため、お年寄り、体の不
自由な人、忙しくて買い物に出られない人等に都合よく
なっており、夜中であっても注文後1時間以内に届けら
れることが好ましい。
【0033】尚、電話、FAXによる注文が行われる場
合には、サーバ10Aからの指示を受けるスタッフが受
け付けることができる。かかるスタッフは、受けた注文
情報をサーバ10Aに入力し、サーバ10Aから手配書
が配達員に届くことによって、ネットワークによる注文
と同じく迅速な配達が達成される。
【0034】又、注文表欄には、顧客の住所、名前、年
齢、注文する商品等の情報を書きこむ欄があり、ネット
ワークを介して注文がされた場合、注文表欄に記載され
た情報を基に顧管理データベース15に顧客に関するデ
ータ(顧客の住所、顧客の年齢を含む人員構成、購買履
歴等)が管理されるので、そのデータを用いてある地域
の消費の傾向や、ある商品を購入する年齢層等の情報を
ウェブサイト10は得ることが出来、それらのデータ
は、ウェブサイト10、商店等によって利用することが
可能である。
【0035】次に、ネットワークを介して注文がされた
後に、迅速に配達するための手段について説明する。図
5のS4aで音声発生手段18と手配書印刷手段17に
出力されることによって、配達センタ40音声と手配書
による配達指示を行う。
【0036】図7(A)、(B)は注文品名、仕様(単
位等)、数量、価格、取扱い商店名に関する手配書の一
例であって、図7(C)は注文主住所、地図・配達経路
等の地図に関する手配書の一例を示している。
【0037】インターネットを介して注文情報がサーバ
10Aに入力されると、制御手段11によって自動的に
商品データベース12及び地図データベース13から図
7(A)〜(C)に示されるような注文品名、仕様(単
位等)、数量、価格、取扱い商店名、注文主住所、地図
・配達経路等が手配書として出力され、手配書出力手段
14から印刷される。
【0038】さらに、サーバ10Aは注文情報の着信を
知らせる音声を音声発生装置を通して出力することがで
きるので、着信音によって常駐している配達員又は配達
員に指示を出すスタッフは、注文を受けた後すみやかに
配達の準備にとりかかることができる。
【0039】さらに図5のS4bで示されるように、サ
ーバ10Aと商店端末30Aとがネットワークを介して
相互に通信可能である場合には、同時にその商店端末3
0Aに転送され販売の準備が行われる。
【0040】配達員は、図5のS5で示されるように、
注文の都度商店等に受け取りに走った後、S6で示され
るように、受け取った商品を顧客に届ける為、配達セン
タ40には在庫を置かないので、不良の在庫は発生せず
新しい商品を届けることが可能である。さらに、手配書
印刷手段14から印刷される注文品名、仕様(単位
等)、数量、価格、取扱い商店名、注文主住所、地図・
配達経路等の手配書によって、注文を受けた商品の情報
や、取り扱い商店及び注文主への効率的な経路を知るこ
とができるので、商品を正確かつ迅速に注文主に配達す
ることが可能である。
【0041】深夜の配達にあっては上述したとおり、参
加する商店等の責任において夜間のみ利用する商品のス
トックエリアが設けられており、そこから配達員が配達
する為、商店等は必ずしも24時間配達員に応対する必
要は無い。従って、夜間のストックエリアの商品を取扱
う者は、参加する商店等の責任者と、ウェブサイト10
の担当者のみで構成することが必要である。
【0042】参加する商店等の責任者とは、商店等から
責任者として選任された人、又はストックエリアにおい
て取り扱う商品の販売を行うことのできる人を指す。ウ
ェブサイト10の担当者とは本システムの管理者によっ
て配置された人であって、手配書印刷手段17及び音声
発生手段18から出力される情報を受け取ることのでき
る人であり、配達を行う配達員又は、配達員に配達の指
示を行う人を含む場合もある。
【0043】図5のS5、S6、S8で用いられる配達
手段は道路の渋滞や小路の奥の場合を想定して、オート
バイやスクーターを使うことが好ましい、近距離であれ
ば自転車でもよい。従って、商品は小振りのものが中心
で家具等の大きく重いものは除かれる。宅配物の量が多
い等の場合においては車を利用してもよい。
【0044】各商店からウェブサイト10側への商品の
仕切り値段は通常販売価格より安く、商品毎設定された
価格とするとよい(商品によって10%から20%引き
程度)。尚、ウェブサイト10側とは、本発明に基づく
システムを管理する主要組織のことを指す。
【0045】図5のS7における代金の支払いに関して
は、商品を届ける都度済ませる(代引き方式)方法が好
ましく、このとき、1回の配達につき上乗せしてある配
達料金が請求される。通常現金の取引となるがデビット
カードやプリペイドカード、クレジットカード等も利用
することが可能である。尚、本システムに基づく顧客の
取引はS7で終了する。
【0046】尚、本発明のシステムにおいては、顧客が
注文されると迅速に当該商品が配達されるが、1時間以
内で配達されるのが好ましい。
【0047】この後、ウェブサイト10と配達センタ4
0間、ウェブサイト10と商店端末30Aとの間での決
済が行われるが、注文主である顧客はカードを用いて支
払いをした場合にはウェブサイト10側に対して代金の
支払いが行われ、現金によって支払いをした場合には配
達センタ40に支払いが行われる為、商店等とウェブサ
イト10の間、又はウェブサイト10と配達センタ40
間の代金決済は相互に決めた時期、普通毎月末締め切り
請求、支払いが行われるが、その際には、決済管理デー
タベース16に蓄えた情報を用いて行うことができる
が、本発明のネットワークを介して決済が行われる場合
がある。尚、決済に関する情報は、決済管理データベー
ス16に蓄えられた情報を用いて行うことができる。
【0048】尚、配達は別組織によって行われても良
く、その場合には、サーバ10Aからの指示が出力され
る端末が配置されている配達センタ40に別組織の配達
員が配置されることで、本発明の充分な効果が期待でき
るが、ウェブサイト10側のシステムの一部としたほう
が動きやすい。
【0049】まだインターネット用端末機(パーソナル
コンピュータ、ワードプロセッサ、iモード携帯電話を
含む)は一般家庭には十分普及していないが、IT化の推
進のための公的な補助を進めることによって、本発明の
ような用途に極めて便利なツールとなって広く利用でき
る。
【0050】
【発明の効果】本発明は、サーバによって注文を受け付
けるので、全日(24時間)の注文を受け付けることが
容易である。又、配達員は、注文があったことを音声発
生装置によって直ちに認識することができるので配達員
は迅速に配達行うことができると共に、常時注文に対し
て注意している必要がないので、深夜の時間帯であって
も配達員に対する負担は少ない。さらに、決済管理デー
タベースによって決済情報を保存することができるの
で、一定期間まとめて決済を行うことができる。さらに
は、ある商品についての購買層、ある地域の購買傾向等
の情報を顧客管理データベースから知ることが出来るの
で商品の納入又は商品開発に活用することが可能であ
る。又商店等が利用するネットワーク端末である商店端
末とサーバとがネットワークを介して相互に通信が可能
な場合にあっては、サーバ上の商品データベースを常時
更新することができるので、顧客はどの商品が確実に購
入できるかを知ることができ、安心して注文を行うこと
ができる。さらに注文と同時に商店等に注文の内容を転
送することができるので、商店等は配達員が商品を取り
に来るまでの間に、商品の確保又は準備を行うことが可
能である。さらには、地図情報を含む手配書が出力され
るので、配達員による迅速な配達が助けられる。さら
に、配達時に決済が行われることによって、顧客は従来
慣れ親しんでいる配達時の支払いという方法であり、
又、人を介した決済であるというという安心感を得るこ
とができる。
【0051】さらに、顧客による注文はインターネット
のほか電話、ファックスによっても可能である場合に
は、顧客は注文方法を選択することができ、コンピュー
タ端末を有していない場合や、コンピュータ端末の使用
に慣れていない場合の多い高齢者でも注文を行い易い。
【0052】商店等が小売店、スーパーマーケット、コ
ンビニエンスストア、百貨店等及び本システムに出資す
る者を含むことによって、ウェブサイトによって取り扱
う商品の種類が豊富になることによって、顧客は希望の
商品を注文することが可能である。
【0053】又、商店等の取扱商品全てについて、顧客
全員に事前に渡されたカタログまたはインターネットの
ウェブページによって顧客は注文可能な品を閲覧するこ
とができるため、コンピュータ端末を有していない人
や、コンピュータ画面による閲覧が煩わしいと感じる人
はカタログによって閲覧することができ、コンピュータ
端末による閲覧を好む人はコンピュータ端末によって閲
覧することができる等の閲覧方法の顧客による選択を行
うことができる。
【0054】さらに、夜間のストックエリアを設けるこ
とによって、商店等は必ずしも24時間配達員に対応す
る必要がなく、容易に全日の配達を実現することができ
るので24時間取り扱える商品が豊富に揃う事に寄与す
る、さらには、ストックエリアを配達の利便性を高める
場所に位置することによって、配達の効率を高めること
ができる。
【0055】さらには、配達された商品の代金の支払い
において、配達員が現金以外デビットカードやプリペイ
ドカード、クレジットカード等を認識する携帯端末を用
いてカード決済を行うことを可能にすることによって、
顧客は支払方法の選択を行うことができ、顧客の利便性
が向上する。
【0056】上述のように、配達を顧客の「便利な店」
指向に対して、時間的要素、注文・入手の早さ、品揃
え、価格の妥当性などを十分考慮した方法で、商店等の
売上を伸ばして商店街の活性化を図ることによって、本
発明は、顧客が欲しい時にすぐ、欲しいものが、欲しい
だけ入手できることが要求されることに対応するシステ
ムが提供され、さらに本発明に基づくシステムは、お年
寄り、体の不自由な方、忙しくて買い物に出られない方
のために極めて便利であり、急いでいるときにも都合が
良い。一方、商店側では夜の閉店時間以後も事実上の営
業が可能で、たとえ小さな商店でも販売高の増加が期待
でき活性化し、商店街としての共存共栄につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウェブサイトを中心とする本発明に基づくシス
テムの機能図である。
【図2】本発明に基づくネットワークを含むシステム構
成を示した概略図である。
【図3】サーバ10Aと、そこに接続されている手段と
の構成の一例を示した模式図である。
【図4】サーバ10Aとそこに接続される手段との構成
の一例を示した模式図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示したフローチャー
トである。
【図6】商品カタログの一例であり(A)は食品、
(B)は衣料品、(C)は日用品、(D)は医薬品、
(E)は酒類に関するものである。
【図7】手配書の一例であり、(A)、(B)は注文品
名、仕様(単位等)、数量、価格、取扱い商店名に関す
る手配書の一例であって、(C)は注文主住所、地図・
配達経路等の地図に関するものである。
【符号の説明】
10 ウェブサイト 10A サーバ 11 制御手段 12 商品データベース 13 地図データベース 14 経路計算手段 15 顧客管理データベース 16 決済管理データベース 17 手配書印刷手段 18 音声発生手段 20 顧客端末 30A、B、C 商店端末 40 配達センタ 45 配達センタ端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 332 G06F 17/60 332 504 504 506 506

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 限定された数町の範囲における住民に前
    記範囲に存在する商店等の商品を配達する地域商店街及
    び消費活性化支援システムであって、サーバを使用して
    前記住民からの注文に応じて前記配達の手配処理を行う
    ウェブサイトを備え、何時でも前記注文を受け、前記注
    文をした住民である顧客に即時配達し、その場で決済す
    ることを特徴とする地域商店街及び消費活性化支援シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは前記商店等の取扱い商品全
    てについての在庫状況を含む商品データベースと、前記
    商店等及び前記顧客に関する番地等の位置情報から地図
    上の住所や居所のデータと照合する為の地図データベー
    スと、効果的な配達の経路を計算することのできる経路
    計算手段と、顧客の住所や人員構成や購買履歴等を記録
    した顧客管理データベースと、決済を管理する為の決済
    管理データベースとを有し、注文を受けた時は商品名、
    仕様、数量、価格、在庫状況、届け先住所及び地図、経
    路等の記載された手配書を印刷する手配書印刷手段と、
    注文があったことを通知する為の音声発生手段とによる
    出力が可能である請求項1に記載の地域商店街及び消費
    活性化支援システム。
  3. 【請求項3】 前記商店等の用いるネットワーク端末で
    ある商店端末が前記ネットワークに接続され、前記商店
    端末と前記サーバとが相互に通信が可能であり、前記サ
    ーバは前記商品の注文があった直後に前記商店端末に対
    して当該商品の発注を行い、前記商店端末からは前記商
    品データベースの更新を行うことが可能であり、前記商
    店等と前記サーバとの間の決済も可能である請求項1又
    は2に記載の地域商店街及び消費活性化支援システム。
  4. 【請求項4】 前記商品の注文はインターネットのほか
    電話、ファックスによっても可能である請求項1乃至3
    のいずれかに記載の地域商店街及び消費活性化支援シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記商店等は、小売店、スーパーマーケ
    ット、コンビニエンスストア、百貨店等及び本システム
    に出資する者を含む請求項1乃至4のいずれかに記載の
    地域商店街及び消費活性化支援システム。
  6. 【請求項6】 前記商店等の取扱商品全てについて、イ
    ンターネットのウェブ画面又は前記顧客全員に事前に渡
    されたカタログによって前記顧客は注文可能な品を閲覧
    することができる請求項1乃至5のいずれかに記載の地
    域商店街及び消費活性化支援システム。
  7. 【請求項7】 全日の注文に対して商品を販売可能にす
    るために、前記商店等の商品をストックする夜間ストッ
    クエリアを設けた請求項1乃至6のいずれかに記載の地
    域商店街及び消費活性化支援システム。
  8. 【請求項8】 配達された商品の代金の支払いにおいて
    は、現金の他にデビットカード、プリペイドカード、ク
    レジットカード等を認識する携帯端末を用いたカード決
    済を行うことが可能である請求項1乃至7のいずれかに
    記載の地域商店街及び消費活性化支援システム。
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