JP2002149929A - 勤務表作成システム - Google Patents

勤務表作成システム

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JP2002149929A JP2000344370A JP2000344370A JP2002149929A JP 2002149929 A JP2002149929 A JP 2002149929A JP 2000344370 A JP2000344370 A JP 2000344370A JP 2000344370 A JP2000344370 A JP 2000344370A JP 2002149929 A JP2002149929 A JP 2002149929A
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水 章 有
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で効率よく勤務表作成ができる勤務表
作成システムを提供する。 【解決手段】 勤務部署、勤務時間、勤務内容の同一業
務または異なる業務に従事する複数の勤務者の勤務計
画、勤務配置を行うコンピュータシステムを用いた勤務
表作成装置において、勤務配置の際に参照する望ましい
勤務パターンを登録した推奨勤務情報、禁止したい勤務
パターンを登録した禁則勤務情報の各情報を少なくとも
含む勤務パターン情報記録部7と、勤務部署ごと、また
は勤務部署内で業務分野の異なる勤務者の所属するグル
ープ、勤務者が持つ技術分野、および技術ランクの各情
報を少なくとも含む技術レベル情報記録部8とを備え、
勤務パターン情報記録部および技術レベル情報記録部の
各情報を基に、勤務者の勤務配置計算を行い、勤務者の
勤務配置を決める勤務自動配置機能1を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して従業員等の勤務予定表を作成・管理するシステム
に関し、特に深夜勤務等を含む複数の勤務の種類を割当
てる勤務表作成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、病院、ホテルなど、24時間勤務
を行う業務で勤務者の勤務の割振りを計画して勤務表を
作成する際に、労働基準法などの法律や条例による制約
や、雇用主の要請、監督者の意図、勤務者の技術レベ
ル、勤務者の相性、勤務者個人の希望など、多くの諸条
件を考慮する必要があり、このために多くの時間を必要
とする。又一旦作成した後も常に手修正が行われる。
【0003】こうした従来例としては特開2000−9
9569に開示の「勤務表作成支援システム」がある。
この方法は病院も含む広い業務形態を対称として、開示
例の図8に作成処理のフローが示されているように初期
条件入力と自動割付実行(既製のアルゴリズム)によっ
て大筋が作成される方法で、勤務の種類毎のような具体
的なデータ入力・演算処理の優先順位が決められていな
いので、膨大な条件データを並列処理する形で処理に時
間が掛かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術では処理データが多く、その間に手修正が入る
ので処理に時間が掛かり、また一旦勤務表を作成した後
でも一部変更されると再自動計算機能により処理される
としても、全てが再作成されることになるので、最終的
な勤務表作成には多大の労力を必要とするという問題が
あった。
【0005】そこで本発明は、勤務表作成作業を、より
短時間に、且つ作成者の意図が十分に反映されるよう
に、勤務者の勤務形態を示す複数の勤務の種類毎に、勤
務者の勤務配置を無駄なく効率的に行う機能を有する勤
務表作成システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、勤務部署、勤務時間、勤
務内容の同一業務または異なる業務に従事する複数の勤
務者の勤務計画、勤務配置を行うコンピュータシステム
を用いた勤務表作成装置において、前記勤務配置の際に
参照する望ましい勤務パターンを登録した推奨勤務情
報、禁止したい勤務パターンを登録した禁則勤務情報の
各情報を少なくとも含む勤務パターン情報記録部と、前
記勤務部署ごと、または前記勤務部署内で業務分野の異
なる前記勤務者の所属するグループ、前記勤務者が持つ
技術分野、および技術ランクの各情報を少なくとも含む
技術レベル情報記録部とを備え、前記勤務パターン情報
記録部および前記技術レベル情報記録部の各情報を基に
前記勤務者の勤務配置計算を行い、前記勤務者の勤務配
置を決める勤務自動配置機能を有している。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記勤務自動配
置機能は、前記勤務パターン情報記録部の情報を基に、
個人が希望する希望勤務と固定的勤務を優先し、休日を
含む複数の勤務の種類毎に前記勤務者の勤務配置計算を
行い、前記勤務者の勤務配置を決める希望勤務配置手段
を有している。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記勤務自動配
置機能は、前記技術レベル情報記録部内の各情報を基
に、予め設定された優先順位を持つ役務に関する組合せ
パターンに従って前記勤務者の勤務配置計算を行い、前
記勤務者の勤務配置を決める役務配置手段を有すること
を特徴としている。請求項4に記載の発明は、前記勤務
自動配置機能は、全体の勤務の配置後に勤務時間の合計
を計算して個人間の勤務時間の差を無くすように調整す
る勤務時間平均化手段を有することを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記勤務自動配
置機能は、土日又は祝日等の共通な休日に当該勤務者の
休日が配置されている場合、当該勤務者に配置された当
月の共通な休日に日付を振り、休日勤務を行った前月の
繰越日数分の日付を当月の週日に配置された休日に振っ
て、当月の共通な休日の残りの日付を週日に配置された
残りの休日に振り、週日に配置された休日が不足する場
合は残りの日付を翌月に繰越し、振られた日付を表示及
び/又は印刷する休日振付手段を有することを特徴とし
ている。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記勤務自動配
置機能は、前記役務も前記勤務の種類と同様に、役務の
種類毎に自動計算されることを特徴としている。請求項
7に記載の発明は、前記勤務自動配置機能は、手修正し
た日の翌日から再自動計算されることを特徴としてい
る。請求項8に記載の発明は、前記勤務自動配置機能
は、一日の勤務を2つに分割可能で、分割された勤務は
自動配置機能から除外し自動計算の対象外とすることを
特徴としている。請求項9に記載の発明は、前記勤務自
動配置機能は、1つの勤務グループの人数が30名以上
の場合、勤務表に一度に40人までの人数を表示し一覧
可能であると共に、一覧表示の集計欄は一覧表示から退
避するか又は一覧表示された勤務表に重ねられ独立して
上下又は左右に移動できることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。図1は、本実施の形態におけ
る勤務表作成システムの構成図であり、本実施の形態に
おいては、病院、病棟を例とし、看護士(看護婦)等の
勤務者を対象にして説明する。図1において、10はコ
ンピュータで構成される勤務表作成装置であり、勤務自
動配置機能1を有している。2は希望勤務配置手段であ
って、予め希望の勤務、固定的な勤務等を入力して勤務
の種類毎の、複数のステップについて自動計算による勤
務表作成をスタートさせる。3は役務配置手段で、深夜
勤務、準夜勤務等の勤務の種類と、何々委員会所属とい
った役務とのリンク設定により、役務の自動計算を行
う。4は勤務時間平均化手段であり、個人ごとに1ケ月
の勤務時間を計算して個人差を少なくする。5は休日振
付手段であって、休日出勤をした場合の日付を代休の日
に振り、余った分は翌月への繰越し処理等を行う。以上
の2〜5で勤務自動配置機能を構成する。
【0012】6はキーボード、マウス等の入力部で、予
め登録する勤務者の勤務パターン、技術レベルなどの作
成・登録の他、自動配置過程における手修正の入力など
に使用される。7は勤務パターン情報ファイルであり、
病院全体と病棟毎に設定された望ましい勤務条件のパタ
ーンと、禁止すべき勤務条件等を保有している。8は技
術レベル情報ファイルであって、正看護婦、準看護婦、
見習看護婦、放射線取扱技術者、薬剤師等の各勤務者の
技術レベルが正確に分かる情報を格納して、それぞれ勤
務者の自動配置機能によって参照される。
【0013】次に、各フローチャートを参照して処理に
ついて説明する。図2は、図1に示した希望勤務配置手
段による処理のフローチャートである。図2を参照する
と、最初の、希望勤務の配置手段2の機能は、設定条件
を加味して、深夜、準夜、早出、遅出、休日、日勤等の
勤務の種類毎に複数のステップで、図1に示した勤務パ
ターン情報ファイル7、技術レベル情報ファイル8を参
照して自動計算を行い、初期勤務表を提示する。又ここ
では手修正が何時でも行われ、手修正した翌日の勤務表
から再自動計算する機能により自動計算が行われる。
【0014】先ず、勤務者(ここでは看護士の例を示
す)自身の希望した希望勤務と、固定的勤務を予め入力
する(S101)。ここで、自動計算が行われる勤務の
種類は、重要度順に、夜勤(深夜・準夜)(S10
2)、早出(S103)、遅出(S104)、休日(S
105)、日勤(S106)、の順序とステップで自動
計算が行われ、必要に応じその都度手修正が加えられ
る。但し、希望勤務と、グループの技術レベル等のグル
ープ構成が考慮される固定的な勤務は、自動計算により
変更されないようにする最優先設定事項なので、自動計
算を行う前に予め入力しておいて、以降の、深夜(S1
02)〜全体調整(S107)を自動計算することにな
る。従って、入力順序としては希望勤務、固定的勤務、
深夜、準夜、早出、遅出、休日、日勤となる。以上のよ
うに初期勤務表が作成されたので、次に役務配置手段3
の処理について説明する。
【0015】図3は、図1に示す役務配置手段による処
理のフローチャートである。夜勤、日勤などの勤務の種
類は、主に勤務の時間帯からの分類であるが、役務は、
その勤務中に行う業務内容を意味する。この役務が、勤
務のローテーションにも影響することがあるので、役務
も考慮した自動計算が必要となる。
【0016】例えば、「A委員会というのは、毎月第3
月曜日に開催する」と決まっている場合、A委員会に所
属する勤務者は、この日は必ず出勤しなければならな
い。この場合、勤務の種類としては日勤でも早出でもよ
いが、夜勤として出勤していては駄目であり、役務が勤
務の種類を指定するといった事態が発生する。従って、
当役務はどの勤務なら可能かを規定したテーブルと、こ
の人はどの役務を担当しているかを規定したテーブルが
必要となる。また、この人のこの役務は必ず参加する役
務(=必須の役務)か、あるいはこの役務はできるが他
の人でもよいということを規定するテーブルも必要にな
る。これによって勤務の種類に役務を関連付けるリンク
機能による自動計算が行われる。
【0017】図3に示すように、必須の役務Aを固定的
な勤務として先ず配置し(S211)、次に各勤務、夜
勤(S202)、早出(S203)、遅出(S20
4)、休日(S205)、日勤(S206)、とリンク
した配置を行い、最後に、誰でもよい役務Bを配置する
(S212)。この図3の処理によって、勤務の種類だ
けでは無く役務も自動計算の対象とすることができる。
【0018】こうして、図6に示すような基本の勤務表
が作成されるが、1つのグループが30名以上でも、一
度に40名分を一覧表示できるので、勤務者はスクロー
ル無しに勤務表全体が確認できることで見誤りがない。
その場合、画面下部に表示される縦集計欄が画面から退
避できるようになっており、一覧表の上に重ねて上下又
は左右の任意の位置に移動できる。また横集計欄も同様
に画面から退避又は移動が可能になっている。なお、勤
務表の記入形式は深夜、早出等そのまま使用しているが
記号形式でも勿論構わない。
【0019】また、この勤務表では、半日勤務の処理に
ついては、図6の勤務表の下から3段目の行に示すよう
に、1日の勤務を2分割し、午前と午後( )のよう
に手動入力するようにして(記入法は限定されない)、
自動計算の対象にはならないような形式で区別すること
で、自動計算の勤務の種類を少なく抑えると共に、現実
の勤務の実態は勤務表に正確に表現され、はっきり認識
できるようになっている。言換えると、一日の勤務を一
つの記号で表すシステムでは、通常の勤務体系に半日単
位の勤務がある場合、勤務の種類が膨大になり勤務記号
が増え、さらに勤務表作成の際に混乱するだけでなく管
理上も困難になってくる。
【0020】続いて、作成した勤務表のチェック機能に
ついて説明する。チェック項目としては一般的には、
(1)禁止項目の勤務パターン、(2)6日間又は5日
間以上休みのない勤務、(3)グループの人員構成に技
術レベル上問題がある、つまり見習い看護婦だけで1グ
ループが構成されたようなケース、或いは正看護婦だけ
で構成されたケースなどのように、技術レベル構成の過
不足がないか、等が先ずチェッされる。このチェック機
能に要求される内容は、曜日別、勤務の種類ごと、グル
ープごとなどに一日の必要人数を考慮する必要があり、
さらに同種の勤務に当たる人の技術レベルの組合せも同
時に考慮する必要がある。
【0021】このため、本システムの特長として最も重
要な夜勤の勤務については、必要人数とグループ数によ
り必要なレベルの組合せを固定的に持つだけでなく、任
意に組合せパターンを登録でき、この組合せパターンに
従って自動計算する。具体的な例を挙げる。2グループ
3人夜勤の場合、aを上位ランク、dを下位ランクとす
ると、bcdの組合せを最低限の組合せとし、一つのグ
ループでdが存在する場合もう一人は同じグループから
選び最低限bレベルとする。このようにして、ccdや
cdd、addという組合せは自動計算する上で避け、
aa*等の組合せの場合を例にとると、もったいないし
月の後半でレベルの高い人が不足する可能性が出てくる
ので自動計算する上で避ける。従って、勤務表の作成者
はこのような基準に合うように、スタッフ(勤務者)の
グループ分けとレベル付けをして登録する。またこのレ
ベル付けは実際の技術レベル付けとして使うだけでな
く、組み合わせたくない人同士を同じレベルにすること
で技術レベルと無関係にメンタルな部分を考慮した配置
にすることも可能になる。
【0022】次に、図4に示すような、図1に示した勤
務時間平均化手段4による平均化処理について説明す
る。この平均化処理は、勤務時間を一定(公平)にする
ために勤務の種類を再計算する処理である。全体の勤務
の配置後に勤務時間平均化の処理を開始する(S30
1)。先ず、勤務の種類毎に勤務時間を登録しておき、
この合計を計算して、予め設定されている1ケ月の標準
勤務時間と比較する(S302)。例えば、標準勤務時
間が22日×8時間=176時間の場合、その人の計画
された勤務時間が184時間だったとすると、標準勤務
時間より多いと判断して(S303)、その時間が8時
間以上かどうかの判断をし(S304)、病棟全体で最
も日勤の少ない日を探し(S305)、その人の日勤
(8時間)を休みに代えて(S306)、184時間−
176時間=8時間のように調節する。この計算を自動
計算により、個人間の勤務時間差を最小にするように調
節する(S312)。又、逆に標準勤務時間より少なか
った場合は、その時間が8時間以上かどうかの判断をし
(S308)、病棟全体で最も日勤の多い日を探し(S
309)、その人の休日を日勤に代えて(S310)、
調節する。この計算を自動計算により、個人間の勤務時
間差を最小にするように調節する(S312)。
【0023】最後に、図5に示すように、図1に示した
休日振付手段5により代休に日付が振られる。先ず、当
月の勤務者の公休日を自動計算又は予め入力することに
より設定する(S401)。ここで休日振付手段5は、
当月の土日又は祝日等の共通の休日をリストアップし
(S402)、この共通の休日に勤務者の休日(公休
日)が配置されている場合は、この勤務者に配置された
当月の共通な休日にその日付を振る(S403)。次に
休日勤務を行った前月の繰越日数分の日付を当月の週日
に配置された休日(公休日)に振って(S404)、当
月の共通な休日の残りの日付を週日に配置された残りの
休日(公休日)に月初めから検索して振り(S40
5)、週日に配置された休日(公休日)が不足する場合
は残りの日付を翌月に繰越す(S406)。このように
して振られた日付は、表示や、印刷の際に参照すること
ができる。
【0024】なお、図1に示した勤務パターン情報ファ
イル7や、技術レベル情報ファイル8等のデータベース
のデータについては詳細に説明していないが、一般的
な、病棟マスター、勤務記号マスター、職種マスター、
病院休日マスター、メンバー登録マスター、必要人数マ
スター、自動配置条件マスター、手動勤務パターンマス
ター等のマスターファイルのデータが利用される。ま
た、作成された勤務表は一部、あるいは全体について常
に、出力帳票が実施される。こうして印刷配付される勤
務表は、管理側又は勤務者の手に渡り、表示画面と併せ
て常に実際勤務状態と比較・検証され必要なら修正が加
えられる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明によれば、勤務部署、勤務時間、勤務内容の同一
業務または異なる業務に従事する複数の勤務者の勤務計
画、勤務配置を行うコンピュータシステムを用いた勤務
表作成装置において、勤務配置の際に参照する望ましい
勤務パターンを登録した推奨勤務情報、禁止したい勤務
パターンを登録した禁則勤務情報の各情報を少なくとも
含む勤務パターン情報記録部と、勤務部署ごと、または
勤務部署内で業務分野の異なる勤務者の所属するグルー
プ、勤務者が持つ技術分野、および技術ランクの各情報
を少なくとも含む技術レベル情報記録部とを備え、勤務
パターン情報記録部および技術レベル情報記録部の各情
報を基に勤務者の勤務配置計算を行い、勤務者の勤務配
置を決める勤務自動配置機能を有しているので、勤務種
類毎の優先順位による自動計算および最低の組合せの固
定化により短時間で勤務表ひな型を作成し、多くのチェ
ック機能で基本的なチェックを自動化して作成者に十分
なチェック時間を提供し、作成者の意図が十分反映され
た勤務表を作成できるという効果がある。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、勤務自動
配置機能は、勤務パターン情報記録部の情報を基に、個
人が希望する希望勤務と固定的勤務を優先し、休日を含
む複数の勤務の種類毎に勤務者の勤務配置計算を行い、
勤務者の勤務配置を決める希望勤務配置手段を有してい
るので、希望勤務と固定的勤務を優先して入力し、続い
て深夜、早出、遅出、休日、日勤の順位で自動計算され
るので、短時間で信頼度の高い勤務表の原形が作成で
き、修正による再計算量も低減できるという効果があ
る。
【0027】請求項3に記載発明によれば、勤務自動配
置機能は、技術レベル情報記録部内の各情報を基に、予
め設定された優先順位を持つ役務に関する組合せパター
ンに従って勤務者の勤務配置計算を行い、勤務者の勤務
配置を決める役務配置手段を有しているので、役務を勤
務の種類とを関連付けリンクする形で自動計算すること
ができる。請求項4に記載の発明によれば、勤務自動配
置機能は、全体の勤務の配置後に勤務時間の合計を計算
して個人間の勤務時間の差を無くすように調整する勤務
時間平均化手段を有しているので、標準勤務時間に対し
て各個人間で勤務時間差が無いように調節することがで
きる。
【0028】請求項5に記載の発明によれば、前記勤務
自動配置機能は、土日又は祝日等の共通な休日に当該勤
務者の休日が配置されている場合、当該勤務者に配置さ
れた当月の共通な休日に日付を振り、休日勤務を行った
前月の繰越日数分の日付を当月の週日に配置された休日
に振って、当月の共通な休日の残りの日付を週日に配置
された残りの休日に振り、週日に配置された休日が不足
する場合は残りの日付を翌月に繰越し、振られた日付を
表示及び/又は印刷する休日振付手段を有しているの
で、必要な代休の取り忘れ・取り間違いなどを防止で
き、代休の消化日程を把握することができる。
【0029】請求項6に記載の発明によれば、勤務自動
配置機能は、役務も勤務の種類と同様に、役務の種類毎
に自動計算できるので、役務も勤務の種類と同様に自動
計算することができる。請求項7に記載の発明によれ
ば、手修正した日の翌日から再自動計算されるので、自
動配置によって月初めからチェック・修正した勤務配置
を再び変更されてしまうようなことがなく、意図する内
容が反映されて勤務者を配置する効率が上がる。請求項
8に記載の発明によれば、勤務自動配置機能は、一日の
勤務を2つに分割可能で、分割された勤務は自動配置機
能から除外し自動計算の対象外とすることで、勤務の種
類が膨大になることを回避でき、少ない記号の数で全て
の勤務形態を表現できる。請求項9に記載の発明によれ
ば、勤務自動配置機能は、1つの勤務グループの人数が
30名以上の場合、勤務表に一度に40人までの人数を
表示し一覧可能であると共に、一覧表示の集計欄は一覧
表示から退避するか又は一覧表示された勤務表に重ねら
れ独立して上下又は左右に移動可能になっているので、
勤務表が一覧で見易く見誤りが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における勤務表作成システ
ムの構成図である。
【図2】図1に示す希望勤務配置手段の処理のフローチ
ャートである。
【図3】図1に示す役務配置手段の処理のフローチャー
トである。
【図4】図1に示す勤務時間平均化手段の処理のフロー
チャートである。
【図5】図1に示す休日振付手段の処理のフローチャー
トである。
【図6】図1に示すシステムで作成される勤務表の1例
を示す図である。
【符号の説明】
1 勤務自動配置機能 2 希望勤務配置手段 3 役務配置手段 4 勤務時間平均化手段 5 休日振付手段 6 入力部 7 勤務パターン情報ファイル 8 技術レベル情報ファイル 10 勤務表作成装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勤務部署、勤務時間、勤務内容の同一業
    務または異なる業務に従事する複数の勤務者の勤務計
    画、勤務配置を行うコンピュータシステムを用いた勤務
    表作成装置において、 前記勤務配置の際に参照する望ましい勤務パターンを登
    録した推奨勤務情報、禁止したい勤務パターンを登録し
    た禁則勤務情報の各情報を少なくとも含む勤務パターン
    情報記録部と、 前記勤務部署ごと、または前記勤務部署内で業務分野の
    異なる前記勤務者の所属するグループ、前記勤務者が持
    つ技術分野、および技術ランクの各情報を少なくとも含
    む技術レベル情報記録部とを備え、 前記勤務パターン情報記録部および前記技術レベル情報
    記録部の各情報を基に前記勤務者の勤務配置計算を行
    い、前記勤務者の勤務配置を決める勤務自動配置機能を
    有することを特徴とする勤務表作成システム。
  2. 【請求項2】 前記勤務自動配置機能は、前記勤務パタ
    ーン情報記録部の情報を基に、個人が希望する希望勤務
    と固定的勤務を優先し、休日を含む複数の勤務の種類毎
    に前記勤務者の勤務配置計算を行い、前記勤務者の勤務
    配置を決める希望勤務配置手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の勤務表作成システム。
  3. 【請求項3】 前記勤務自動配置機能は、前記技術レベ
    ル情報記録部内の各情報を基に、予め設定された優先順
    位を持つ役務に関する組合せパターンに従って前記勤務
    者の勤務配置計算を行い、前記勤務者の勤務配置を決め
    る役務配置手段を有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の勤務表作成システム。
  4. 【請求項4】 前記勤務自動配置機能は、全体の勤務の
    配置後に勤務時間の合計を計算して個人間の勤務時間の
    差を無くすように調整する勤務時間平均化手段を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    勤務表作成システム。
  5. 【請求項5】 前記勤務自動配置機能は、土日又は祝日
    等の共通な休日に当該勤務者の休日が配置されている場
    合、当該勤務者に配置された当月の共通な休日に日付を
    振り、休日勤務を行った前月の繰越日数分の日付を当月
    の週日に配置された休日に振って、当月の共通な休日の
    残りの日付を週日に配置された残りの休日に振り、週日
    に配置された休日が不足する場合は残りの日付を翌月に
    繰越し、振られた日付を表示及び/又は印刷する休日振
    付手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の勤務表作成システム。
  6. 【請求項6】 前記勤務自動配置機能は、前記役務も前
    記勤務の種類と同様に、役務の種類毎に自動計算される
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の
    勤務表作成システム。
  7. 【請求項7】 前記勤務自動配置機能は、手修正した日
    の翌日から再自動計算されることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の勤務表作成システム。
  8. 【請求項8】 前記勤務自動配置機能は、一日の勤務を
    2つに分割可能で、分割された勤務は自動配置機能から
    除外し自動計算の対象外とすることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか1項に記載の勤務表作成システム。
  9. 【請求項9】 前記勤務自動配置機能は、1つの勤務グ
    ループの人数が30名以上の場合、勤務表に一度に40
    人までの人数を表示し一覧可能であると共に、一覧表示
    の集計欄は一覧表示から退避するか又は一覧表示された
    勤務表に重ねられ独立して上下又は左右に移動できるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の勤
    務表作成システム。
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