JP2002148717A - 反射型ホログラムスクリーン及びそれを用いた投影表示装置 - Google Patents

反射型ホログラムスクリーン及びそれを用いた投影表示装置

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JP2002148717A
JP2002148717A JP2000340643A JP2000340643A JP2002148717A JP 2002148717 A JP2002148717 A JP 2002148717A JP 2000340643 A JP2000340643 A JP 2000340643A JP 2000340643 A JP2000340643 A JP 2000340643A JP 2002148717 A JP2002148717 A JP 2002148717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い視域がとれかつ明るい投影表示用の反射
型ホログラムスクリーンとそれを用いた投影表示装置。 【解決手段】 反射型体積ホログラムからなり、集光性
あるいは発散性を持たず反射回折する波長が異なる微小
な要素ホログラム1R、1G、1Bが1次元あるいは2
次元アレー状に周期的に配置されてなる反射型ホログラ
ム1と、その入射側に配置された透過散乱層2とからな
る反射型ホログラムスクリーン3A。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型ホログラム
スクリーン及びそれを用いた投影表示装置に関し、特
に、広い視域がとれて明るい投影表示用の反射型ホログ
ラムスクリーンとそれを用いた投影表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、反射型ホログラムを用いた反射型
ホログラムスクリーンが種々提案されている(例えば、
特開平8−202248号、特開平9−34015
号)。これらは、スクリーンの拡散性を得るため、拡散
光と参照光の干渉により反射型ホログラムを記録してい
る。また、カラー表示を可能にするために、R(赤
色)、G(緑色)、B(青色)の多層記録したり多重記
録をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の反射型ホログラムスクリーンにおいては、反
射ホログラム自体が散乱型であるので、記録されている
干渉縞が単一の体積型の干渉縞でないため、回折効率が
低下してしまう問題がある。また、RGBをそれぞれ別
の層に記録する場合(多層記録)には、作製に手間がか
かりコストアップになる問題がある。一方、1層に多重
記録する場合には、十分な回折効率が得られない問題が
ある。
【0004】本発明は従来技術のこのような問題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、広い視域がとれか
つ明るい投影表示用の反射型ホログラムスクリーンとそ
れを用いた投影表示装置を提供することがである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の反射型ホログラムスクリーンは、反射型体積ホログ
ラムからなり、集光性あるいは発散性を持たず反射回折
する波長が異なる微小な要素ホログラムが1次元あるい
は2次元アレー状に周期的に配置されてなる反射型ホロ
グラムと、その入射側に配置された透過散乱層とからな
ることを特徴とするものである。
【0006】この場合、透過散乱層が等方性の透過散乱
層からなっていても、指向性を持つホログラム透過散乱
層からなっていてもよい。
【0007】本発明のもう1つの反射型ホログラムスク
リーンは、反射型体積ホログラムからなり、集光性ある
いは発散性を持ち反射回折する波長が異なる微小な要素
ホログラムが1次元あるいは2次元アレー状に周期的に
配置されてなる反射型ホログラムからなるなることを特
徴とするものである。
【0008】本発明は、以上の反射型ホログラムスクリ
ーンを反射投影スクリーンとして用いている投影表示装
置を含むものである。
【0009】この場合に、投影表示装置による反射型ホ
ログラムスクリーン上の投影像が画素の集合からなり、
投影された1画素内に、反射型ホログラムスクリーンを
構成する要素ホログラムの相互に隣接する少なくとも3
つの要素ホログラムが入るように、投影表示装置の倍
率、表示画像の画素の寸法、及び、反射型ホログラムス
クリーンの要素ホログラムの寸法が設定されていること
が望ましい。
【0010】本発明においては、反射型ホログラムスク
リーンが、反射型体積ホログラムからなり、集光性ある
いは発散性を持たず反射回折する波長が異なる微小な要
素ホログラムが1次元あるいは2次元アレー状に周期的
に配置されてなる反射型ホログラムと、その入射側に配
置された透過散乱層とからなるか、反射型体積ホログラ
ムからなり、集光性あるいは発散性を持ち反射回折する
波長が異なる微小な要素ホログラムが1次元あるいは2
次元アレー状に周期的に配置されてなるので、広い視域
内でスクリーン面を明るく観察でき、かつ、色再現性の
良い投影表示用の反射型スクリーンとそれを用いた投影
表示装置を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に基づく反射型ホロ
グラムスクリーンとそれを用いた投影表示装置を実施例
に基づいて説明する。
【0012】本発明の第1の反射型ホログラムスクリー
ンの基本要素を構成する反射型ホログラム1は、図2
(a)に平面図、図2(b)に断面図を示すように、微
小な要素ホログラム1R、1G、1Bが1次元あるいは
2次元アレー状に周期的に配置されてなるものであっ
て、これら要素ホログラム1R、1G、1Bは体積型反
射ホログラムからなっている。その中、赤色反射回折ホ
ログラム要素1Rは入射角θ1 の所定方向から入射する
白色光11中の赤色波長成分λR 及びその近傍の波長の
光のみを特定方向に回折する反射型ホログラムからな
り、緑色反射回折ホログラム要素1Gはその白色光11
中の緑色波長成分λG 及びその近傍の波長の光のみを同
じ特定方向に回折する反射型ホログラムからなり、青色
反射回折ホログラム要素1Bはその白色光11中の青色
波長成分λB 及びその近傍の波長の光のみを同じ特定方
向に回折する反射型ホログラムからなるものである。そ
のため、反射型ホログラム1に入射角θ1 で白色光11
が入射すると、要素ホログラム1R、1G、1Bからは
それぞれ波長λR の赤色光、波長λG の緑色光、波長λ
Bの青色光が同じ特定の方向に回折されるが、各要素ホ
ログラム1R、1G、1Bが微小であるため、全体の回
折光12はその回折方向から見ると白色に見えるもので
あり、したがって、反射型ホログラム1の面も白色に見
えるものである。そして、各要素ホログラム1R、1
G、1Bは、集光あるいは発散することなく回折する単
純なブラッグ格子状の干渉縞からなる反射型体積ホログ
ラムからなる。なお、このような反射型ホログラム1の
作製方法については後で触れる。
【0013】このように、反射回折波長を面積分割して
なり集光性あるいは発散性を有さない反射型ホログラム
1の入射側に透過散乱板を配置することにより、本発明
に基づく第1の投影表示用の反射型ホログラムスクリー
ンが構成される。その実施例を以下に説明する。
【0014】図1はこの実施例の投影表示用の反射型ホ
ログラムスクリーンの構成と作用を説明するための図で
あり、上記のような集光性あるいは発散性を持たず反射
回折する波長が異なる要素ホログラム1R、1G、1B
が面積分割してアレー状に周期的に配置されてなる反射
型ホログラム1の入射側に、すりガラスあるいは乳白色
板のような透過散乱板2を配置することにより、本発明
の1実施例の反射型ホログラムスクリーン3Aが構成さ
れている。このような反射型ホログラムスクリーン3A
に所定の斜めの入射角θ1 で白色の投影光11が入射す
ると、透過散乱板2である程度の散乱角内に散乱し、次
いで、その散乱光は反射型ホログラム1の各要素ホログ
ラム1R、1G、1Bの平行な干渉縞で波長選択を受け
ると同時にその干渉縞に対して略正反射される方向に回
折され、その回折光は透過散乱板2で再度散乱される。
したがって、この反射型ホログラムスクリーン3Aにお
いては、遠方の観察者の眼Eがこの散乱角範囲内にある
かぎり、全ての要素ホログラム1R、1G、1Bからの
3つ色全ての散乱光を観察することができる。したがっ
て、図2の反射型ホログラム1単体に比べてより広い視
域内で反射型ホログラムスクリーン3Aを白色に観察す
ることができる。ただし、この反射型ホログラムスクリ
ーン3Aの構成においては、すりガラスや乳白色板は等
方方向に散乱し、また、吸収もあるため、光の損失が多
くなり、ある程度明るさが犠牲になる可能性がある。
【0015】そこで、次の図3(a)、(b)、図4
(a)、(b)の実施例においては、反射型ホログラム
1の入射側に配置する透過散乱板として指向性を持つホ
ログラム透過散乱板を配置し、散乱方向を制限すること
により、より明るい反射型ホログラムスクリーンとな
る。以下、順に説明する。
【0016】図3(a)、(b)は反射型ホログラム1
を構成する要素ホログラム1R、1G、1Bの干渉縞が
ホログラム面に平行に記録されている反射型ホログラム
1aの場合であり、このような場合、白色の投影光11
が直接入射すると、回折光は正反射方向に回折される。
その場合に、図3(a)においては、所定の入射角で入
射する投影光11はホログラム透過散乱板4aで回折さ
れずに透過し、その透過光は反射型ホログラム1aの各
要素ホログラム1R、1G、1Bで波長選択を受けると
同時に正反射方向へ回折され、その回折光はホログラム
透過散乱板4aで正面方向のある角度範囲内へ散乱する
ように回折される。したがって、このような反射型ホロ
グラムスクリーン3Bによると、正面方向の散乱光の角
度範囲内で明るく広い視域を有する反射型ホログラムス
クリーンとなる。
【0017】また、図3(b)においては、所定の入射
角で入射する白色の投影光11はまずホログラム透過散
乱板4bである角度範囲内へ散乱するように回折され、
その回折光は反射型ホログラム1aの各要素ホログラム
1R、1G、1Bで波長選択を受けると同時に正反射方
向へ回折され、その回折光はホログラム透過散乱板4b
で正面方向へ散乱するように再度回折される。したがっ
て、このような反射型ホログラムスクリーン3Cによる
と、正面方向の散乱光の角度範囲内で明るく広い視域を
有する反射型ホログラムスクリーンとなる。
【0018】次に、図4(a)、(b)は反射型ホログ
ラム1を構成する要素ホログラム1R、1G、1Bの干
渉縞がホログラム面に対して傾いて記録されており、白
色の投影光11が直接入射すると、回折光は正面方向に
回折される反射型ホログラム1bの場合である。この場
合に、図4(a)においては、所定の入射角で入射する
投影光11はホログラム透過散乱板4cで回折されずに
透過し、その透過光は反射型ホログラム1bの各要素ホ
ログラム1R、1G、1Bで波長選択を受けると同時に
正面方向へ回折され、その回折光はホログラム透過散乱
板4cで正面方向のある角度範囲内へ散乱するように回
折される。したがって、このような反射型ホログラムス
クリーン3Dによると、正面方向の散乱光の角度範囲内
で明るく広い視域を有する反射型ホログラムスクリーン
となる。
【0019】また、図4(b)においては、所定の入射
角で入射する投影光11はホログラム透過散乱板4dで
ある角度範囲内へ散乱するように回折され、その回折光
は反射型ホログラム1bの各要素ホログラム1R、1
G、1Bで波長選択を受けると同時に正面方向を中心に
ある角度範囲内に回折され、その回折光はホログラム透
過散乱板4dで正面方向へ散乱するように再度回折され
る。したがって、このような反射型ホログラムスクリー
ン3Eによると、正面方向の散乱光の角度範囲内で明る
く広い視域を有する反射型ホログラムスクリーンとな
る。
【0020】このように、反射型ホログラム1a、1b
の入射側に配置されるホログラム透過散乱板4a〜4d
は若干の回折特性の差はあるが、集光性も発散性もない
要素ホログラム1R、1G、1Bからなる反射型ホログ
ラム1a、1bの入射側に配置することにより、所定の
制限された角度範囲内にそれぞれの波長成分を損失なく
明るく回折することができ広い視域を有する反射型ホロ
グラムスクリーンを構成することができる。
【0021】なお、以上のような回折特性を持つホログ
ラム透過散乱板4a〜4dは、例えば図5に示したよう
な配置で撮影することにより作製できる。図5(a)の
場合は、図3(a)、(b)に示した特性のホログラム
透過散乱板4a、4bを作製するための配置であり、フ
ォトポリマー等のホログラム感光材料20に面して間隔
をおいてガラスあるいは乳白色板のような透過散乱板2
を略平行に配置し、透過散乱板2の裏面側から所定波長
の照明光21で照明し、透過散乱板2の透過側に散乱光
22を発生させ、その散乱光22を物体光としてホログ
ラム感光材料20の1面に入射させる。同時に、投影光
11の入射角と同じ入射角で可干渉な参照光23を同じ
側からホログラム感光材料20に入射させてその物体光
22と参照光23を干渉させて記録する。この場合、ホ
ログラム感光材料20中に記録されたホログラムの再生
照明光の入射角の角度依存性が高い場合に、図3(a)
のホログラム透過散乱板4aとなり、相対的にその角度
依存性が低い場合に、図3(b)のホログラム透過散乱
板4bとなる。
【0022】図5(b)の場合は、図4(a)、(b)
に示した特性のホログラム透過散乱板4c、4dを作製
するための配置であり、フォトポリマー等のホログラム
感光材料20に面して間隔をおいてガラスあるいは乳白
色板のような透過散乱板2を略平行に配置し、透過散乱
板2の裏面に略垂直に所定波長の照明光21を入射さ
せ、透過散乱板2で散乱された散乱光24と透過散乱板
2で散乱を受けずに透過した透過光25とを同時にホロ
グラム感光材料20に入射させ、その散乱光24と透過
光25と干渉させて記録する。この場合、ホログラム感
光材料20中に記録されたホログラムの再生照明光の入
射角の角度依存性が高い場合に、図4(a)のホログラ
ム透過散乱板4cとなり、相対的にその角度依存性が低
い場合に、図4(b)のホログラム透過散乱板4dとな
る。
【0023】次に、本発明に基づく第2の投影表示用の
反射型ホログラムスクリーンについて説明する。この第
2の反射型ホログラムスクリーンは、集光性あるいは発
散性を持ち反射回折する波長が異なる要素ホログラムが
面積分割してアレー状に周期的に配置されてなる反射型
ホログラム単体からなるものである。図6に、その1実
施例の反射型ホログラムスクリーン13の断面図を示
す。この反射型ホログラムスクリーン13は、微小な
R、G、B三原色の要素ホログラム13R、13G、1
3Bが1次元あるいは2次元アレー状に周期的に配置さ
れてなるものであって、これら要素ホログラム13R、
13G、13Bは体積型反射ホログラムからなってい
る。この中、赤色反射回折ホログラム要素13Rは入射
角θ1 の所定方向から入射する白色光11中の赤色波長
成分λR 及びその近傍の波長の光のみを特定方向に回折
する反射型ホログラムからなり、同様に緑色反射回折ホ
ログラム要素13Gは、緑色波長成分λG 及びその近傍
の波長の光のみを回折するものであり、青色反射回折ホ
ログラム要素13Bは、青色波長成分λB 及びその近傍
の波長の光のみを回折するものである。ただし、それら
のホログラム要素からの反射回折光12R、12G、1
2Bは、図6に示すように、略同じ距離の焦点位置に集
光するものである。すなわち、各要素ホログラム13
R、13G、13Bはそれぞれ赤色波長λR 、緑色波長
λG 、青色波長λB を選択的に回折すると共に集光性の
回折特性を持つ体積型反射ホログラムからなるものであ
る。そのため、所定の入射角θ1 で白色の投影光11が
入射すると、各要素ホログラム13R、13G、13B
で回折された対応する色の波長成分の回折光12R、1
2G、12Bは一旦集光し、その後、各要素ホログラム
13R、13G、13Bの径と焦点距離で決まる立体角
α内に均一に発散してゆくので、遠方の観察者の眼Eが
この角度範囲内にあるかぎり、全ての要素ホログラム1
3R、13G、13Bからの3つ色全ての表示光12
R、12G、12Bを観察することができることにな
る。したがって、図2の反射型ホログラム1単体に比べ
てより広い視域内で反射型ホログラムスクリーン13を
白色に観察することができる。しかも、各要素ホログラ
ム13R、13G、13Bには単一の体積型の干渉縞し
か記録されていないので高い回折効率となり、明るい反
射型ホログラムスクリーンとなる。
【0024】ところで、図6の場合は、各要素ホログラ
ム13R、13G、13Bで回折された回折光12R、
12G、12Bは、一旦集光した後発散するものであっ
たが、各要素ホログラムを発散性の回折特性を持つ体積
型反射ホログラムからなるものとしても同様の特性のも
のを得ることができる。その場合の反射型ホログラムス
クリーンの断面図を図7に示す。この反射型ホログラム
スクリーン14は、微小なR、G、B三原色の要素ホロ
グラム14R、14G、14Bが1次元あるいは2次元
アレー状に周期的に配置されてなるものであって、これ
ら要素ホログラム14R、14G、14Bは体積型反射
ホログラムからなっている。この中、赤色反射回折ホロ
グラム要素14Rは入射角θ1 の所定方向から入射する
白色光11中の赤色波長成分λR 及びその近傍の波長の
光のみを特定方向に回折する反射型ホログラムからな
り、同様に緑色反射回折ホログラム要素14Gは、緑色
波長成分λG 及びその近傍の波長の光のみを回折するも
のであり、青色反射回折ホログラム要素14Bは、青色
波長成分λB 及びその近傍の波長の光のみを回折するも
のである。そして、これらのホログラム要素からの反射
回折光12R、12G、12Bは、図7に示すように、
略同じ距離の焦点位置から発散する発散性の回折特性を
持つ体積型反射ホログラムからなるものである。そのた
め、所定の入射角θ1 で白色の投影光11が入射する
と、各要素ホログラム14R、14G、14Bで回折さ
れた対応する色の波長成分の回折光12R、12G、1
2Bは、それらの径と焦点距離で決まる立体角α内に均
一に発散してゆくので、遠方の観察者の眼Eがこの角度
範囲内にあるかぎり、全ての要素ホログラム14R、1
4G、14Bからの3つ色全ての表示光12R、12
G、12Bを観察することができることになる。したが
って、図2の反射型ホログラム1単体に比べてより広い
視域内で反射型ホログラムスクリーン14を白色に観察
することができる。しかも、各要素ホログラム14R、
14G、14Bには単一の体積型の干渉縞しか記録され
ていないので高い回折効率となり、明るい反射型ホログ
ラムスクリーンとなる。
【0025】図6、図7のような、集光性あるいは発散
性で異なる波長の光を選択的に反射回折する要素ホログ
ラムがアレー状に周期的に配置されている反射型ホログ
ラムスクリーン13、14を作製するには、例えば図8
(a)、(b)に示すような配置で撮影すればよい。図
8(a)において、フォトポリマー等の厚みのあるホロ
グラム感光材料20の表面側から、まず入射角θ1 で波
長λR の平行光31を入射させると共に、その裏面側か
らその平行光31と可干渉な平行光32を集光レンズ3
3を介して集光光32’として入射させ、平行光31と
集光光32’とを感光材料20中で干渉させて記録す
る。ただし、この記録の際、集光レンズ33は、作製す
る反射型ホログラムスクリーン13の赤色反射回折ホロ
グラム要素13Rの位置に対応するようにアレー状に配
置しておき、それ以外には平行光32が入射しないよう
に、集光レンズ33間に遮光マスク34を配置してお
く。また、表面側から入射する平行光31も、作製する
反射型ホログラムスクリーン13の赤色反射回折ホログ
ラム要素13Rの領域以外には入射しないように、感光
材料20の表面側に遮光マスク34’を配置しておく。
【0026】このようにして赤色反射回折ホログラム要
素13Rを記録し、次に、集光レンズ33、遮光マスク
34、34’を1つのホログラム要素分移動して、今度
は平行光31と平行光32の波長をλG に変更して同様
にして緑色反射回折ホログラム要素13Gを記録し、さ
らに、同様にして、平行光31と平行光32の波長をλ
B に変更して青色反射回折ホログラム要素13Bを記録
することにより、図6の集光性で異なる波長の光を選択
的に反射回折するホログラム要素13R、13G、13
Bがアレー状に周期的に配置されてなる反射型ホログラ
ムスクリーン13が得られる。
【0027】図8(b)は、図7の発散性で異なる波長
の光を選択的に反射回折するホログラム要素14R、1
4G、14Bがアレー状に周期的に配置されてなる反射
型ホログラムスクリーン14を撮影するための配置を示
す図であり、図8(a)との違いは、ホログラム感光材
料20の裏面側から入射させた平行光32を集光レンズ
33を介して一旦集光させた後に発散光32”として入
射させる点だけであり、その他は図8(a)の場合と同
様であり、同様にして図7の発散性で異なる波長の光を
選択的に反射回折するホログラム要素14R、14G、
14Bがアレー状に周期的に配置されてなる反射型ホロ
グラムスクリーン14が得られる。
【0028】なお、図8(a)又は(b)の配置におい
て、集光レンズ33を省いて、平行光31と平行光32
の波長を順次λR 、λG 、λB と変更して1つのホログ
ラム要素分移動しながら同様に記録することにより、図
2の、集光性あるいは発散性を持たず反射回折する波長
が異なる要素ホログラム1R、1G、1Bが面積分割し
てアレー状に周期的に配置されてなる反射型ホログラム
1を作製することができる。
【0029】ところで、図1の反射型体積ホログラムか
らなる要素ホログラムのアレーからなる反射型ホログラ
ム1と、その入射側に配置されたすりガラスあるいは乳
白色板のような透過散乱板2とからなる反射型ホログラ
ムスクリーン3Aは、反射型ホログラム1及び透過散乱
板2を透過した光は散乱されるため、反射型ホログラム
スクリーン3Aを通してその背後にある物体あるいは画
像を明瞭に見ることはできないが、図3、図4、図6、
図7に示した1枚又は2枚の体積型ホログラムからなる
反射型ホログラムスクリーン3B〜3E、13、14の
場合は、回折波長以外の波長は何ら散乱されずに透過す
るので、これら反射型ホログラムスクリーンの背後にあ
る物体あるいは画像を表示像と重畳して見ることができ
る。したがって、このような反射型ホログラムスクリー
ンは、窓、ショーウインドウ等のガラスの代わりに、あ
るいは、その上に貼り付けて用いることにより、投影画
像を表示させながら、窓の内外又は、ショーウインドウ
内の景色、物品等も同時に見せることができるものとな
る。
【0030】さて、本発明は、以上のような、集光性も
発散性もなく異なる波長の光を選択的に反射回折する微
小なホログラム要素がアレー状に周期的に配置されてな
る反射型ホログラム1、1a、1bとその入射側に透過
散乱板2、4a〜4dが配置されて構成された反射型ホ
ログラムスクリーン3A〜3E、及び、集光性あるいは
発散性で異なる波長の光を選択的に反射回折する微小な
ホログラム要素がアレー状に周期的に配置されてなる反
射型ホログラムスクリーン13、14を用いる投影表示
装置を含むものである。その1例の構成を図9に模式的
に示す。図9においては、反射型ホログラムスクリーン
として、図1の構成の反射型ホログラムスクリーン3A
を用いるものとしているが、その代わりに、図3、図
4、図6、図7に示した反射型ホログラムスクリーン3
B〜3E、13、14の何れかのものを用いてもよい。
この配置において、投影表示装置40を含み、この投影
表示装置40は、投影レンズ41と、液晶表示装置のよ
うな画像表示装置42と、その画像表示装置42を背面
あるいは前面側から照明する照明光源43(図9の場合
は、画像表示装置42を背面から照明する照明光源)と
からなり、画像表示装置42の表示面に表示された画像
を入射角θ1 近傍の入射角で反射型ホログラムスクリー
ン3A上に投影して結像させる。この投影像は、反射型
ホログラムスクリーン3Aの略正面方向の観察者の眼E
によって観察される。
【0031】前記したように、本発明の反射型ホログラ
ムスクリーン3A等は広い視域で明るい投影像が得られ
るので、反射型ホログラムスクリーン3Aの正面方向の
広い範囲で画像表示装置42に表示された画像を明るく
観察できる。
【0032】なお、画像表示装置42の表示がR、G、
B三原色の画素の集合からなる場合に、反射型ホログラ
ムスクリーン3Aのスクリーン面に投影された1画素内
に、反射型ホログラムスクリーンを構成する要素ホログ
ラム1R、1G、1B(13R、13G、13B;14
R、14G、14B)の相互に隣接する少なくとも3つ
の要素ホログラムが入るように、投影表示装置40の倍
率を選ぶか、画像表示装置42の画素の寸法を選ぶか、
あるいは、反射型ホログラムスクリーン3Aの要素ホロ
グラム1R、1G、1Bの寸法を選ぶ必要がある。この
関係を満足しない場合は、投影画像を色再現性良く観察
することができなくなる恐れがある。
【0033】なお、図9の投影表示装置40は単板式の
カラー画像投影装置としたが、もちろん、三板式のカラ
ー画像投影装置の場合も同様である。
【0034】以上、本発明の反射型ホログラムスクリー
ン及びそれを用いた投影表示装置を実施例に基づいて説
明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々
の変形が可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の反射型ホログラムスクリーン及びそれを用いた投影表
示装置によると、反射型ホログラムスクリーンが、反射
型体積ホログラムからなり、集光性あるいは発散性を持
たず反射回折する波長が異なる微小な要素ホログラムが
1次元あるいは2次元アレー状に周期的に配置されてな
る反射型ホログラムと、その入射側に配置された透過散
乱層とからなるか、反射型体積ホログラムからなり、集
光性あるいは発散性を持ち反射回折する波長が異なる微
小な要素ホログラムが1次元あるいは2次元アレー状に
周期的に配置されてなるので、広い視域内でスクリーン
面を明るく観察でき、かつ、色再現性の良い投影表示用
の反射型スクリーンとそれを用いた投影表示装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく1実施例の投影表示用の反射型
ホログラムスクリーンの構成と作用を説明するための図
である。
【図2】図1の反射型ホログラムスクリーンの基本要素
を構成する反射型ホログラムの平面図と断面図である。
【図3】本発明に基づいてホログラム透過散乱板を用い
た反射型ホログラムスクリーンの構成と作用を説明する
ための図である。
【図4】本発明に基づいてホログラム透過散乱板を用い
た反射型ホログラムスクリーンの別の実施例の構成と作
用を示す図である。
【図5】図3と図4で用いているホログラム透過散乱板
を作製するための配置を示す図である。
【図6】本発明に基づく反射型ホログラムスクリーンの
別の実施例の断面図である。
【図7】本発明に基づく反射型ホログラムスクリーンの
さらに別の実施例の断面図である。
【図8】図6、図7の反射型ホログラムスクリーンを作
製するための配置を示す図である。
【図9】本発明の反射型ホログラムスクリーンを用いる
投影表示装置の構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
E…観察者の眼 1、1a、1b…反射型ホログラム 1R、1G、1B…要素ホログラム 2…透過散乱板(すりガラス、乳白色板) 3A、3B、3C、3D、3E…反射型ホログラムスク
リーン 4a、4b、4c、4d…ホログラム透過散乱板 11…投影光 12…回折光 13…反射型ホログラムスクリーン 13R、13G、13B…要素ホログラム 14…反射型ホログラムスクリーン 14R、14G、14B…要素ホログラム 20…ホログラム感光材料 21…照明光 22…散乱光(物体光) 23…参照光 24…散乱光 25…透過光 31…平行光 32…平行光 32’…集光光 32”…発散光 33…集光レンズ 34、34’…遮光マスク 40…投影表示装置 41…投影レンズ 42…画像表示装置 43…照明光源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射型体積ホログラムからなり、集光性
    あるいは発散性を持たず反射回折する波長が異なる微小
    な要素ホログラムが1次元あるいは2次元アレー状に周
    期的に配置されてなる反射型ホログラムと、その入射側
    に配置された透過散乱層とからなることを特徴とする反
    射型ホログラムスクリーン。
  2. 【請求項2】 前記透過散乱層が等方性の透過散乱層か
    らなることを特徴とする請求項1記載の反射型ホログラ
    ムスクリーン。
  3. 【請求項3】 前記透過散乱層が指向性を持つホログラ
    ム透過散乱層からなることを特徴とする請求項1記載の
    反射型ホログラムスクリーン。
  4. 【請求項4】 反射型体積ホログラムからなり、集光性
    あるいは発散性を持ち反射回折する波長が異なる微小な
    要素ホログラムが1次元あるいは2次元アレー状に周期
    的に配置されてなる反射型ホログラムからなるなること
    を特徴とする反射型ホログラムスクリーン。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項記載の反射
    型ホログラムスクリーンを反射投影スクリーンとして用
    いていることを特徴とする投影表示装置。
  6. 【請求項6】 投影表示装置による前記反射型ホログラ
    ムスクリーン上の投影像が画素の集合からなり、投影さ
    れた1画素内に、前記反射型ホログラムスクリーンを構
    成する要素ホログラムの相互に隣接する少なくとも3つ
    の要素ホログラムが入るように、投影表示装置の倍率、
    表示画像の画素の寸法、及び、反射型ホログラムスクリ
    ーンの要素ホログラムの寸法が設定されていることを特
    徴とする請求項5記載の投影表示装置。
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