JP2002146101A - ゴム組成物およびこれをトレッドに使用した重荷重用タイヤ - Google Patents

ゴム組成物およびこれをトレッドに使用した重荷重用タイヤ

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JP2002146101A JP2000349018A JP2000349018A JP2002146101A JP 2002146101 A JP2002146101 A JP 2002146101A JP 2000349018 A JP2000349018 A JP 2000349018A JP 2000349018 A JP2000349018 A JP 2000349018A JP 2002146101 A JP2002146101 A JP 2002146101A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐カット性、補強性、および低発熱性を向上
させる。 【解決手段】 ゴム成分にカーボンブラックおよびシリ
カを配合してなるゴム組成物であって、前記ゴムが天然
ゴムを30〜90重量%およびスズ原子および窒素原子
のうち少なくとも一種を含んでなる官能基を末端に有す
る変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを10〜70
重量%含んでなり、前記カーボンブラックおよびシリカ
の配合量が前記ゴム成分100重量部に対して40〜6
5重量部であり、かつシリカの配合量は前記ゴム成分1
00重量部に対して5〜30重量部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、耐カット性、補強
性、および低発熱性を有するゴム組成物およびこれをト
レッドに適用した重荷重用タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤに対する種々の要求特性のうち、
操縦性および安全性に貢献する補強性、低燃費性に寄与
する低発熱性、そして耐久性に影響する耐カット性等は
重要な特性である。そこで、補強性は劣るが耐カット性
に優れるスチレン−ブタジエン共重合体ゴムと耐カット
性や耐疲労性は悪いが補強性に秀でる天然ゴムとを含む
ブレンドゴムが使用されてきた。さらに、これには、補
強性を補うために、充填剤としてカーボンブラックやシ
リカを高配合し、この充填剤の高配合に起因する低発熱
性の悪化を回避するために、充填剤の分散性を高めるた
めに、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを末端変性し
て使用する技術がある。しかし、このような低発熱性を
意図したスチレン−ブタジエン共重合体ゴムは結合スチ
レン量が低く、さらに上記のように充填剤の分散性を高
めているので、カーボンブラック同士の擦れによる発熱
が減少し、これにより低発熱化は図れても、耐寒性のみ
ならず、耐カット性が要求レベルに達しない。つまり、
耐カット性に有効な低歪域の硬さの指標となる動的貯蔵
弾性率やハードネスが低くなる。これの対策としてカー
ボンブラックを高配合すると、加硫物が硬くなり破断時
伸びが低下し、さらに、低発熱性も悪化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
に対して、つまり、結合スチレン量の少ない低発熱性を
意図した溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを
ブレンドして使用する技術に対して、低発熱性を向上さ
せて、なおかつ動的貯蔵弾性率やハードネスの低下を抑
制して耐カット性を維持する技術の開発が望まれてい
た。本発明は、このような嘱望された技術を開発し提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム組成物の構
成は以下の通りである。 (1)ゴム成分にカーボンブラックおよびシリカを配合
してなるゴム組成物であって、前記ゴムが天然ゴムを3
0〜90重量%およびスズ原子および窒素原子のうち少
なくとも一種を含んでなる官能基を末端に有する変性ス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムを10〜70重量%含
んでなり、前記カーボンブラックおよびシリカの配合量
が前記ゴム成分100重量部に対して40〜65重量部
であり、かつシリカの配合量は前記ゴム成分100重量
部に対して5〜30重量部であることを特徴とする。 (2)前記変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴムが、
分子中にスズ原子または窒素原子を含んでなる開始剤を
使用して溶液重合することにより得られることを特徴と
する。 (3)前記変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴムが、
溶液重合により得られたスチレン−ブタジエン共重合体
ゴムを、分子中にスズ原子または窒素原子を含んでなる
化合物と反応させることにより得られることを特徴とす
る。 (4)前記変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴム中、
結合スチレン量が40重量%以下であることを特徴とす
る。 (5)前記シリカが、セチルトリメチルアンモニウムブ
ロマイド吸着法(CTAB)によって測定した場合に1
50〜200m/gの比表面積を有し、かつBET式
によって測定した場合に200〜240m/gの比表
面積を有することを特徴とする。 (6)また、本発明の重荷重用タイヤは、上記(1)〜
(5)のうちいずれか1つに記載のゴム組成物をトレッ
ドに適用したことを特徴とする。このタイヤに充填され
る気体は、空気に限らず、窒素等でもよい。
【0005】
【発明の実施の態様】本発明を詳細に説明する。本発明
のゴム組成物において、ゴム成分中、天然ゴムの割合を
30〜90重量%とし、上記特定の変性スチレン−ブタ
ジエン共重合体ゴムの割合を10〜70重量%とする
が、これは、前記変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ムの割合が10重量%未満ではブレンドの効果が得られ
ず、70重量%を超えると、作業性の悪化を招くからで
ある。同様の観点から、好ましくは、天然ゴム50〜8
0重量%、変性SBR20〜50重量%である。
【0006】本発明の変性スチレン−ブタジエン共重合
体ゴムの製造法は、特に限定されず、公知の種々の方法
により製造することができる。例えば、単量体を適当な
不活性溶媒中において、好ましくは有機リチウム化合物
を重合開始剤として、アニオン重合させることにより、
一方の末端が重合活性末端であるスチレン−ブタジエン
共重合体を得、その後、これを各種変性剤で変性するこ
とにより、所望の変性スチレン−ブタジエン共重合体が
得られる。
【0007】重合開始剤の有機リチウム化合物として
は、ヒドロカルビルリチウムおよびリチウムアミド化合
物が好ましく用いられ、前者のヒドロカルビルリチウム
を用いた場合には、一方の末端に水素原子を有し、かつ
他方の末端が重合活性末端であるスチレン−ブタジエン
共重合体が得られる。また、後者のリチウムアミド化合
物を用いた場合には、一方の末端に窒素含有基を有し、
他方の末端が重合活性末端であるスチレン−ブタジエン
共重合体が得られる。
【0008】上記ヒドロカルビルリチウムとしては、炭
素数2〜20のヒドロカルビル基を有するものが好まし
く、例えばエチルリチウム、n−プロピルリチウム、イ
ソプロピルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブ
チルリチウム、tert−オクチルリチウム、n−デシ
ルリチウム、フェニルリチウム、2−ナフチルリチウ
ム、2−ブチル−フェニルリチウム、4−フェニル−ブ
チルリチウム、シクロヘキシルリチウム、シクロペンチ
ルリチウム、ジイソプロペニルベンゼンとブチルリチウ
ムとの反応生成物等を例示できる。これらの中で、n−
ブチルリチウムが好ましい。
【0009】一方、リチウムアミド化合物としては、例
えばリチウムヘキサメチレンイミド、リチウムピロリジ
ド、リチウムピペリジド、リチウムヘプタメチレンイミ
ド、リチウムドデカメチレンイミド、リチウムジメチル
アミド、リチウムジエチルアミド、リチウムジブチルア
ミド、リチウムジプロピルアミド、リチウムジヘプチル
アミド、リチウムジへキシルアミド、リチウムジオクチ
ルアミド、リチウムジ−2−エチルヘキシルアミド、リ
チウムジデシルアミド、リチウム−N−メチルピペラジ
ド、リチウムエチルプロピルアミド、リチウムエチルブ
チルアミド、リチウムメチルブチルアミド、リチウムエ
チルベンジルアミド、リチウムメチルフェネチルアミド
等を例示できる。これらの中で、リチウムヘキサメチレ
ンイミド、リチウムピロリジド、リチウムピペリジド、
リチウムへプタメチレンイミド、リチウムドデカメチレ
ンイミドなどの環状リチウムアミドが好ましく、特にリ
チウムヘキサメチレンイミドおよびリチウムピロリジド
がより好ましい。
【0010】前記有機リチウム化合物を重合開始剤とし
て用い、アニオン重合によってスチレン−ブタジエン共
重合体を製造する方法としては特に制限されず、従来公
知の種々の方法を用いることができる。具体的には、反
応に不活性な有機溶剤、例えば脂肪族、脂環族、芳香族
炭化水素化合物などの炭化水素系溶剤中において、ブタ
ジエンとスチレンを、前記有機リチウム化合物を重合開
始剤として、所望により、用いられるランダマイザーの
存在下にアニオン重合させることにより、目的のスチレ
ン−ブタジエン共重合体が得られる。
【0011】この重合反応における温度は、通常−80
〜150℃、好ましくは−20〜100℃の範囲で選定
される。重合反応は、発生圧力下で行うことができる
が、通常は単量体を実質的に液相に保つ十分な圧力で操
作することが望ましい。すなわち、圧力は重合される個
々の物質や、用いる重合媒体および重合温度にもよる
が、所望ならばより高い圧力を用いることができ、この
ような圧力は重合反応に関して不活性なガスで反応器を
加圧する等の適当な方法で得られる。
【0012】このようにして得られた、一方の末端に水
素原子又は窒素含有基を有し、かつ他方の末端が重合活
性末端であるステレン−ブタジエン共重合体の該重合活
性末端に、各種変性剤を反応させることにより、所望の
変性スチレン−ブタジエン共重合体が得られる。
【0013】上記変性剤としては、例えば1−{3−
(トリエトキシシリル)プロピル}−4,5−ジヒドロ
イミダゾール、N−(1,3−ジメチルブチリデン)−
3−(トリエトキシシリル)−1−プロパンアミン、ジ
メチルアミノプロピルトリエトキシシランなどのアルコ
キシシラン化合物、四塩化スズ、トリブチルスズ、ジオ
クチルスズジクロリド、ジブチルスズジクロリド、塩化
トリフェニルスズなどのスズ化合物、さらにはジイソシ
アナートジフェニルメタンなどのイソシアネート系化合
物、4−(ジメチルアミノ)ベンゾフェノンなどのアミ
ノベンゾフェノン化合物、4−ジメチルアミノベンジリ
デンアニリン、ジメチルイミダゾリジノン、N−メチル
ピロリドンなどの窒素含有化合物を例示できる。
【0014】これらの変性剤の中で、多官能変性剤は、
分岐構造を有する変性スチレン−ブタジエン共重合体を
与えるので好ましい。変性スチレン−ブタジエン共重合
体は、温度上昇による弾性率の低下を抑制する効果を有
するが、この効果は、分岐構造を有する変性ステレン−
ブタジエン共重合体の方が大きい。前記各変性剤は一種
を単独で用いてもよく、また、二種以上を組合わせて用
いてもよい。本発明において、変性スチレン−ブタジエ
ン共重合体は、少なくとも一方の末端が変性されていれ
ばよく、変性末端が多ければそれに伴って耐カット性の
低下を抑制する効果が高くなる。
【0015】本発明においては、この変性スチレン−ブ
タジエン共重合体は、上記効果の点から、重量平均分子
量(Mw)が30万〜80万の範囲にあるものが好まし
く、特に30万〜70万の範囲にあるものが好ましい。
また、ブタジエン部分におけるビニル結合量が25%未
満のスチレン−ブタジエン共重合体に対し、変性を行う
のが効果的である。ブタジエン部分におけるビニル結合
量は、ジテトラヒドロフリルプロパン、テトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジメトキシベンゼン、ジメト
キシエタン、エチレングリコールジブチルエーテル、ト
リエチルアミン、ピリジン、N,N,N′,N′−テト
ラメチルエチレンジアミン、ジピペリジノエタンなどの
エーテルおよび第3級アミン化合物を重合系に適当量添
加することにより、適宜変えることができる。本発明の
変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴム中、結合スチレ
ン量が40重量%以下であると好ましいが、これは−3
0℃付近におけるtanδ値を下げて、低発熱性を確保す
るためである。同様の観点から、結合スチレン量は30
重量%以下であるとより好ましい。
【0016】本発明におけるゴム組成物に用いられるゴ
ム成分としては、天然ゴム、変性スチレン−ブタジエン
共重合体の他に、これらと共に、他のゴム類を併用する
ことかできる。この他のゴム類としては、例えばポリイ
ソプレン合成ゴム(IR)、シス−1,4−ポリブタジ
エンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム
(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NB
R)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(II
R)等を例示でき、これらのゴムは二種以上を組み合わ
せて用いてもよい。
【0017】本発明のゴム組成物には、充填剤として、
カーボンブラックおよびシリカを併用するが、カーボン
ブラックを配合することにより、耐破壊特性の向上に繋
がる耐摩耗性の改良効果を得ることができる。カーボン
ブラックとシリカの配合量はゴム成分100重量部に対
して40〜65重量部であるが、40重量部未満では耐
カット性が悪化し、100重量部を超えると作業性およ
び低発熱性が悪化する。カーボンブラックの種類として
は特に制限はなく、従来ゴムの補強用充填材として慣用
されているものの中から任意のものを選択して用いるこ
とができる。このカーボンブラックとしては、例えばF
EF、SRF、HAF、ISAF、SAF等が挙げられ
る。なかでも、好ましいカーボンブラックはSAF、I
SAFである。
【0018】さらに、シリカの配合量は前記ゴム成分1
00重量部に対して5〜30重量部であることも要求さ
れるが、これは5重量部未満ではシリカ配合の効果が得
られず、30重量部より多い場合には、作業性が悪化す
る傾向にあるからである。同様な観点から、好ましく
は、5〜15重量部である。また、シリカとしては特に
制限はなく、従来ゴムの補強充填材として慣用されてい
るものの中から任意に選択して用いることができる。例
えば湿式シリカ(含水ケイ酸)、乾式シリカ(無水ケイ
酸)、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム等が挙げ
られる。一方、水酸化アルミニウムとしては、その表面
がシラン系カップリング剤やステアリン酸などの表面処
理剤で処理されてなる平均粒子径10μm以下のものが
好ましく用いられる。好ましくは、本発明のゴム組成物
に配合される前記シリカは、その比表面積が、セチルト
リメチルアンモニウムブロマイド吸着法(CTAB)に
よって測定した場合に150〜200(m/g)であ
り、BET式によって測定した場合に200〜240
(m/g)である。比表面積をCTABとBETの2
通りの方法で規定した理由は、耐摩耗性と作業性とのバ
ランスをとるためである。これらによって規定した比表
面精より狭い場合場合には、耐摩耗性は向上するが、作
業性が悪化する。逆に広い場合には、作業性は改善する
が、耐摩耗性が悪化する。
【0019】本発明においては、ゴム組成物にシランカ
ップング剤を配合するのが好ましい。このシランカップ
リング剤としては、特に制限はなく、従来ゴム組成物に
使用されている公知のもの、例えばビス(3−トリエト
キシシリルプロピル)ポリスルフィド、γ−メルカプト
プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−ア
ミノプロピルトリメトキシシランなどを用いることがで
きる。このシランカップリング剤の配合量は、補強用充
填材のシリカに対して、通常1〜20重量%、好ましく
は5〜15重量%の範囲で選定される。
【0020】この他、補強用充填材として、さらに、水
酸化アルミニウム等を併用することができる。本発明で
用いるゴム組成物には、本発明の目的が損なわれない範
囲で、所望により、通常ゴム工業界で用いられる各種薬
品、例えば加硫剤、加硫促進剤、プロセス油、老化防止
剤、スコーチ防止剤、亜鉛華、ステアリン酸などを含有
させることができる。
【0021】本発明にかかるゴム組成物は、前記ゴム成
分、補強用充填剤、各種配合剤を混合し、ロール、イン
ターナルミキサーなどの混練り機を用いて混練りするこ
とにより、調製することができる。また、本発明のタイ
ヤは、空気の代わりに窒素などの気体を充填して用いる
ことができる。また、本発明のゴム組成物は、トレッド
の全体に適用してもよく、多層構造の場合は、表面に適
用するとより好ましい。
【0022】
【実施例】本発明を実施例によりさらに詳しく説明す
る。表1〜4記載の成分に、表5記載の共通成分を配合
してゴム組成物を調製し、下記に方法で物性を測定し
た。なお。加硫条件は一定で、145℃×30分であ
る。
【0023】各測定法は以下のとおりである。 (1)ハードネス(硬さ) JIS K6251−1993C形硬度計で測定した。 (2)E(破断時伸び) JIS K6251−1993に準拠して測定した。 (3)T(引張強さ) JIS K6251−1993に準拠して測定した。 (4)E’(動的貯蔵弾性率) 動的粘弾性測定機(東洋精機作製所製)を使用して、2
5℃、動的歪み2%、振動数50Hzにで測定した。 (5) tanδ 動的粘弾性測定機(東洋精機作製所製)を使用して、2
5℃、動的歪み2%、振動数50Hzにで測定した。 (6)発熱性(タイヤ温度の評価) 一定速度、ステップロード条件のドラムテストを実施
し、タイヤトレッド内部の一定深さ位置の温度を測定
し、指数で表示した。指数の値が小さいほど、低発熱性
化の効果が大きいことを表す。指数表示については比較
例8、15、実施例27の値をそれぞれ100とした。 (7)作業性 JIS K 6300−1994に準拠して、ムーニー粘
度ML(1 + 4) (130℃)を測定し、指数で表示し
た。指数の値が大きいほど、作業性の改良効果が大きい
ことを表す。指数表示については比較例8、15、実施
例27の値をそれぞれ100とした。 (8)耐カット性 耐カット性(耐破壊性)は、2000時間走行後のタイ
ヤにおけるトレッドゴム表面30cm×30cm当たり
のゴムの欠落していない面積率を求め、指数で表示し
た。指数の値が大きいほど、耐カット性の改良効果が大
きいことを表す。指数表示については、比較例15、実
施例27の値を100とた。 (9)重合体のミクロ構造 共役ジエン部におけるビニル結合(1,2−結合)量、
結合スチレン量はNMR法により測定した。
【0024】
【表1】
【0025】表1から、両末端を変性したSBR−Cを
ブレンドしたものは、E’は、片末端変性のSBR−B
に比べて劣るが、 tanδ値が低く、低燃費を実現できる
ことがわかる。
【0026】
【表2】
【0027】表2から、SBR−Cの量が増えるのに伴
って、E’が高くなることがわかる。
【0028】
【表3】
【0029】表3から、カーボンブラックの一部をシリ
カで置換すると、その置換量の増加に伴って、E’が増
加する傾向にあることがわかる。また、SBR−Cを使
用したことによるE’の低下はカーボンブラックを10
重量部のシリカで置換することにより、補完できること
がわかる。しかし、シリカ量が30重量部を超えると、
他のゴム物性が低下し、さらに、作業性も悪化する。
【0030】
【表4】
【0031】表4のから、カーボンブラックが少な過ぎ
ると耐カット性が悪化し、逆に、カーボンブラックが多
い過ぎると作業性および発熱性が悪化する。
【0032】表中の配合物の説明は以下の通りである。
SBR−Aは乳化重合SBR(#1500;ジェイエス
アール(株)製)であり、変性していない。また、結合
スチレン量23.5重量%、ビニル結合量18%、Tg
−30℃である。SBR−Bは溶液重合SBR(合成
品)であり、片末端をスズで変性している。また、結合
スチレン量35重量%、ビニル結合量23%、Tg−2
2℃である。SBR−Cは溶液重合SBR(合成品)で
あり、両末端を四塩化スズとヘキサメチレンイミンで変
性している。また、結合スチレン量25重量%、ビニル
結合量27%、Tg−30℃である。カーボンブラック
は東海カーボン(株)製のシースト9(商標)である。
シリカのコロイダル特性は表1および表2記載のもの
は、CTAB150m/g、BET200m/gで
あり、表3記載の「微粒径」品はCTAB200m
g、BET230〜240m/gであり、「中粒径」
品はCTAB150m/g、BET200m/gで
ある。
【0033】
【表5】 [ポリマーおよび充填剤以外の各ゴム組成物に共通な配合組成] (重量部) ステアリン酸 2 パラフィンワックス 2 老化防止剤(*1) 1 ZnO 3 加硫促進剤(*2) 1 硫黄 1.5 *1:サントフレックス13(三菱モンサント化成(株)製) *2:N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド
【0034】前記SBR−Bの合成例 乾燥し、窒素置換された800mlの耐圧ガラス容器
に、シクロへキサン300g、1,3−ブタジエン単量
体32.5g、スチレン単量体17.5g、カリウム−
t−アミレート0.025mmol、THFlmmol
を注入し、これにn−ブチルリチウム(BuLi)0.
45mmolを加えた後、50℃で2時間重合を行っ
た。重合系は重合開始から終了まで、全く沈殿は見られ
ず均一で透明であった。重合転化率は、ほぼ100%で
あった。重合溶液の一部をサンプリングし、イソプロピ
ルアルコールを加え、固形物を乾燥し、ゴム状共重合体
を得た。この共重合体についてミクロ構造、分子量及び
分子量分布を測定した。この重合系にさらに変性剤とし
てTTC(四塩化スズ)の1Mシクロヘキサン溶液0.
09mmolを加えた後、さらに30分間変性反応を行
った。この後重合系にさらに2,6−ジタ−シャリブチ
ルパラクレゾール(BHT)のイソプロパノール5%溶
液0.5mlを加えて反応の停止を行いさらに常法に従
い乾燥することによりポリマーA(結合スチレン量:3
5重量%、ビニル結合量:23%(NMR) ML(1
+4)(100℃):88)を得た。
【0035】前記SBR−Cの合成例 乾燥し、窒素置換された800mlの耐圧ガラス容器
に、シクロヘキサン300g、1,3−ブタジエン単量
体37.5g、スチレン単量体12.5g、カリウム−
t−アミレート0.03mmol、THF2mmolを
注入し、さらに二級アミンとしてへキサメチレンイミン
0.41mmo1を加えた。これにn−ブチルリチウム
(BuLi)0.45mmolを加えた後、50℃で
2.5時間重合を行った。重合系は重合開始から終了ま
で、全く沈殿は見られず均一で透明であった。重合転化
率は、ほぼ100%であった。重合溶液の一部をサンプ
リングし、イソプロピルアルコールを加え、固形物を乾
燥し、ゴム状共重合体を得た。この共重合体についてミ
クロ構造、分子量及び分子量分布を測定した。この重合
系にさらに変性剤としてTTC(四塩化スズ)の1Mシ
クロヘキサン溶液0.09mmolを加えた後、さらに
30分間変性反応を行った。この後重合系にさらに2,
6−ジタ−シャリブチルパラクレゾール(BHT)のイ
ソプロパノール5%溶液0.5mlを加えて反応の停止
を行いさらに常法に従い乾燥することによりポリマーC
(結合スチレン量:25重量%、ビニル結合量:28%
(NMR) ML(1+4)(100℃):78)を得
た。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
低発熱性の溶液重合末端変性スチレン−ブタジエン共重
合体ゴムにシリカを組み合わせることで、天然ゴムとス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムのブレンド系におい
て、特に耐カット性および低発熱性を改良したゴム組成
物を提供でき、これをトレッドに適用して、優れた重荷
重用タイヤを提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 3/04 C08K 3/04 3/36 3/36 C08L 15/00 C08L 15/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム成分にカーボンブラックおよびシリ
    カを配合してなるゴム組成物であって、前記ゴムが天然
    ゴムを30〜90重量%およびスズ原子および窒素原子
    のうち少なくとも一種を含んでなる官能基を末端に有す
    る変性スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを10〜70
    重量%含んでなり、前記カーボンブラックおよびシリカ
    の配合量が前記ゴム成分100重量部に対して40〜6
    5重量部であり、かつシリカの配合量は前記ゴム成分1
    00重量部に対して5〜30重量部であることを特徴と
    するゴム組成物。
  2. 【請求項2】 前記変性スチレン−ブタジエン共重合体
    ゴムが、分子中にスズ原子または窒素原子を含んでなる
    開始剤を使用して溶液重合することにより得られること
    を特徴とする靖求項1記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 前記変性スチレン−ブタジエン共重合体
    ゴムが、溶液重合により得られたスチレン−ブタジエン
    共重合体ゴムを、分子中にスズ原子または窒素原子を含
    んでなる化合物と反応させることにより得られることを
    特徴とする請求項1または2記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 前記変性スチレン−ブタジエン共重合体
    ゴム中、結合スチレン量が40重量%以下であることを
    特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のゴ
    ム組成物。
  5. 【請求項5】 前記シリカが、セチルトリメチルアンモ
    ニウムブロマイド吸着法(CTAB)によって測定した
    場合に150〜200m/gの比表面積を有し、かつ
    BET式によって測定した場合に200〜240m
    gの比表面積を有することを特徴とする請求項1〜4の
    うちいずれか1項に記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載
    のゴム組成物をトレッドに適用したことを特徴とする重
    荷重用タイヤ。
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