JP2002145172A - 船体ブロック受け支柱装置 - Google Patents

船体ブロック受け支柱装置

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JP2002145172A
JP2002145172A JP2000347965A JP2000347965A JP2002145172A JP 2002145172 A JP2002145172 A JP 2002145172A JP 2000347965 A JP2000347965 A JP 2000347965A JP 2000347965 A JP2000347965 A JP 2000347965A JP 2002145172 A JP2002145172 A JP 2002145172A
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JP
Japan
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column
support
hull
flange
hull block
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Pending
Application number
JP2000347965A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Takagi
一彰 高木
Masahiko Shigemori
正彦 重森
Naoki Nishimoto
直樹 西本
Katsutoshi Shintani
勝利 新谷
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船体建造時の船体ブロック受け支柱の運搬と
据付を容易化する。 【解決手段】 上端にブロック支持部2aとその下にフ
ランジ2bを有する円柱状の支柱本体2と、上端にフラ
ンジ3aと下端に広い底板3eを有し、上方に上記支柱
本体2の下部を収容する円筒体3bを有する支柱台3と
からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビルディングドック
内で船体ブロックを継ぎ合せて船体を建造するに当り、
盤木の両側で船体ブロックの転倒を防止するために支持
する船体ブロック受け支柱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は船体の建造時の船体ブロックの支
持装置の図面である。図において、11は船体で、工場
内で製作した複数の船体ブロック11a、11b(ここ
では例えば2個として示してある)をビルディングドッ
ク内で溶接により継ぎ合せて建造する。12は盤木で上
部はテーパ面を有する一対の木材になっていて高さを調
節することができる。13は支柱で、船体ブロック11
a、11bが未だ継ぎ合せていない状態では不安定なの
で、図のように支持する。11cは支柱受けブラケット
で、船体建造後バーナ等で切断して除去し、その跡はグ
ラインダ等で仕上げる。支柱13は円柱状をしており、
上端のブロック支持部13aは垂直な平板とその両側に
固着された直角3角のリブとからなる。14は高さ調節
用の楔、15は板、16はビルディングドックの底部で
ある。
【0003】このような支柱13を現場に取り付けるに
は図示しないレッカー車で支柱13を支柱13に取り付
けられている吊環13cで吊り上げたあと、支柱13に
ワイヤを玉懸けし、図示しないチェーンブロックと共吊
りして垂直を維持しつつ、支柱受けブラケット11cの
下に引き込む。楔14を使用して高さを調節する。支柱
13の転倒防止のため吊環13bと支柱受ブラケット1
1cの間で図示しないワイヤを掛けておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように支柱13を
取り付けたり、取り外したりするには次のような問題が
あった。1支柱13をセットするのにレッカー車とチェ
ーンブロックが必要であり、作業員も複数必要で、手間
がかかる。2支柱13の吊り上げおよび引き込みに玉懸
け作業が必要であり、はねたりするおそれがあった。3
支柱13の取り付け、取り外しのときに転倒のおそれが
あった。
【0005】本発明は従来技術のかかる問題点に鑑み案
出されたもので、フォークリフトにより運搬および取り
付けが可能で、取り付け、取り外しに手間がかからず、
かつ、安全性の高い船体ブロック受け支柱装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の船体ブロック受け支柱装置は上端にブロック支
持部とその下にフランジを有する円柱状の支柱本体と、
上端にフランジと下端に広い底板を有し、上方に上記支
柱の下部を収容する円筒体を有する支柱台とからなるも
のである。
【0007】上記支柱上端のブロック支持部は垂直な平
板とその両面に固着された直角三角形のリブとからなる
のが好ましい。
【0008】上記支柱台の底板上には上記支柱の下端と
当接する円柱状の台部が固着されているのが好ましい。
【0009】次に本発明の作用を説明する。船体ブロッ
ク受け支柱装置は組立てた状態で所定の場所に格納して
おく。船体建造時にはフォークリフトのフォークで支柱
台上端のフランジを持ち上げて、船体に取り付けられた
支柱受けブラケットの下まで運び、そこに設置する。次
に、支柱本体に取り付けられたフランジをフォークリフ
トのフォークで持ち上げ、支柱上端のブロック支持部を
支柱受けブラケットの下面に当接させる。その状態で支
柱本体の下面と支柱台の台部上面との間の隙間に楔を打
ち込んで固定する。
【0010】このように支柱台により支柱本体を上下動
可能に、かつ、転倒することのないように支持したの
で、据付はフォークリフトによりきわめて容易に、か
つ、作業員1人で行うことができる。また、支柱台上端
にフランジを取り付けたので、フォークリフトのフォー
クによりその部分を持ち上げることができ、持ち運びが
きわめて容易である。
【0011】
【発明実施の形態】以下、本発明の1実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は船体ブロック受け支
柱装置の側面図である。図2は図1のA−A矢視図であ
る。図4は船体ブロック受け支柱装置の平面図である。
これらの図において、1は船体ブロック受け支柱装置で
ある。支柱装置1は支柱本体2と支柱台3とからなる。
支柱本体2は鋼管2c製で、上端はブロック支持部2a
になっており、その下に円環状のフランジ2bを有して
いる。支柱本体2の鋼管2cの上下端には小円版2d、
2eが固着されており、上部の小円板2dの上面に長方
形の平板2fが垂直に固着されており、その両面にそれ
ぞれ2枚の直角3角形のリブ2gが固着されていて、ブ
ロック支持部2aを形成している。
【0012】3は支柱台である。支柱台3は上端に円環
状のフランジ3a、下端に正方形の底板3eを有してい
る。底板3eは支柱装置1が容易に倒れないような十分
な広さをもっている。底板3eには各頂点から中心方向
を向いて台形状で垂辺の下部に逆J字状に切欠きを有す
る4枚のリブ3dが立設されており、この4枚のリブ3
dの垂辺に、支柱2の下部を収容する円筒体3bが固着
されており、フランジ3aはこの4枚のリブ3dの上端
と円筒体3bの外周とに固着されている。底板3eの上
面中央に円筒状の台部3cが固着されており、台部3c
上端には小円板3fが固着されている。
【0013】次に本実施形態の作用を説明する。船体ブ
ロック受け支柱装置1は組立てた状態で所定の場所に格
納しておく。船体建造時には図示しないフォークリフト
のフォークで支柱台3上端のフランジ3aを持ち上げ
て、船体11に取り付けられた支柱受けブラケット11
cの下まで運び、そこに設置する。次に支柱本体2のフ
ランジ2bをフォークリフトのフォークで持ち上げ、支
柱本体2上端のブロック支持部2aを支柱受けブラケッ
ト11cの下面に当接させる。その状態で支柱本体2の
下面と支柱台3の台部3c上面との間の隙間に楔14を
打ち込んで固定する。
【0014】このように支柱台3により支柱本体2を上
下動可能に、かつ、転倒することのないように支持した
ので、据付はフォークリフトによりきわめて容易に、か
つ、作業員1人で行うことができる。また、支柱台3上
端にフランジ3aを取り付けたので、フォークリフトの
フォークによりその部分を持ち上げることができ、持ち
運びがきわめて容易である。
【0015】本発明は以上説明した実施形態に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。例えば、底板3eは正方形と示した
が、円形であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の船体ブロッ
ク受け支柱装置は、支柱台により支柱本体を上下動可能
に、かつ、転倒することのないように支持したので、据
付がきわめて容易に行うことができる。また、支柱台上
端にフランジを取り付けたのでフォークリフトによりそ
の部分を持ち上げることができ、持ち運びがきわめて容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の船体ブロック受け支柱装置の側面図で
ある。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】従来の船体ブロック受け支柱装置の説明図であ
る。
【図4】本発明の船体ブロック受け支柱装置の平面図で
ある。
【符号の説明】
1 船体ブロック受け支柱装置 2 支柱本体 2a ブロック支持部 2b フランジ 3 支柱台 3a フランジ 3b 円筒体 3c 台部 3e 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西本 直樹 広島県呉市昭和町二丁目1番 石川播磨重 工業株式会社呉第一工場内 (72)発明者 新谷 勝利 広島県呉市昭和町二丁目1番 石川播磨重 工業株式会社呉第一工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にブロック支持部とその下にフラン
    ジを有する円柱状の支柱本体と、上端にフランジと下端
    に広い底板を有し、上方に上記支柱の下部を収容する円
    筒体を有する支柱台とからなることを特徴とする船体ブ
    ロック受け支柱装置。
  2. 【請求項2】 上記支柱上端のブロック支持部は垂直な
    平板とその両面に固着された直角三角形のリブとからな
    る請求項1記載の船体ブロック受け支柱装置。
  3. 【請求項3】 上記支柱台の底板上には上記支柱の下端
    と当接する円柱状の台部が固着されている請求項1また
    は請求項2記載の船体ブロック受け支柱装置。
JP2000347965A 2000-11-15 2000-11-15 船体ブロック受け支柱装置 Pending JP2002145172A (ja)

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Cited By (4)

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WO2012017979A1 (ja) * 2010-08-06 2012-02-09 佐藤 仁美 曲がり外板の受けピン
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