JP3061779U - 缶支持装置 - Google Patents
缶支持装置Info
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- JP3061779U JP3061779U JP1999001084U JP108499U JP3061779U JP 3061779 U JP3061779 U JP 3061779U JP 1999001084 U JP1999001084 U JP 1999001084U JP 108499 U JP108499 U JP 108499U JP 3061779 U JP3061779 U JP 3061779U
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】四角形をした石油缶と円筒形をしたペール缶と
に共用できるとともに、缶支持装置で缶を支持した状態
で缶内のオイルを、容易に排出できる缶支持装置を提供
する。 【解決手段】少なくとも二つの支持脚と、該支持脚間に
揺動自在に保持された缶支持部材とからなる缶支持装置
であって、前記缶支持部材は、缶の周囲を保持する保持
部材と、缶を載置するための底部材とを備え、前記保持
部材は四角形をした缶の四隅部と対向する角部と、円柱
形をした缶の外径を保持する辺部とを備えてなることを
特徴とする缶支持装置。
に共用できるとともに、缶支持装置で缶を支持した状態
で缶内のオイルを、容易に排出できる缶支持装置を提供
する。 【解決手段】少なくとも二つの支持脚と、該支持脚間に
揺動自在に保持された缶支持部材とからなる缶支持装置
であって、前記缶支持部材は、缶の周囲を保持する保持
部材と、缶を載置するための底部材とを備え、前記保持
部材は四角形をした缶の四隅部と対向する角部と、円柱
形をした缶の外径を保持する辺部とを備えてなることを
特徴とする缶支持装置。
Description
【0001】
本考案は、四角形をした石油缶と円筒形をしたペール缶とに共用できる缶支持 装置に関するものであり、さらに缶支持装置で缶を支持した状態で缶内のオイル を、容易に排出できる缶支持装置に関するものである。
【0002】
石油缶やペール缶から石油やオイル等を排出する際には作業者が手で缶を持ち 上げ缶を傾けながら開口部から石油等を排出していた。しかし、この作業は缶を 手で持ち上げた状態で行う必要があるため、力のない作業者にとっては重労働で あった。 こうした状態を改善するために、揺動自在の支持部材で缶を支持しておき、支 持部材を傾けることによって缶内の液体を排出させることができる缶支持装置が 提案されている。
【0003】
この揺動式の缶支持装置は、缶を支持部材に支持させておくことにより缶から 液体を排出する度に缶を持ち上げる必要がなくなり、また支持部材を傾けるだけ で容易に液体を排出することができ、力の無い作業者でも簡単に缶内の液体を排 出させることが可能となり作業効率が向上する。 しかしこの形式の缶支持装置は、四角形の缶(石油缶)、円筒形の缶(ペール 缶)に対応した専用の支持装置として構成されているため次のような問題点があ る。
【0004】 即ち、作業現場においては四角形をした石油缶や円筒形をしたペール缶が混在 しており、それぞれの缶から必要に応じて液体等を取り出す必要があるが、缶支 持装置が四角形の缶専用のものと円筒形の缶専用のものとが別々に構成されてい るため、例えば円筒形のペール缶から内容物を取り出す時に、近くに四角形の缶 専用の缶支持装置しかない時には円筒状の缶には利用できず、この結果、相変わ らず作業者がペール缶を手で持ち上げながら作業するか、あるいはペール缶専用 の缶支持装置を探してくる必要があるなど面倒な点があった。
【0005】 そこで、本考案は、四角形の缶、円筒形の缶の夫々の径が略等しいことに注目 し、四角形の缶、円筒形の缶に共用できる缶支持装置を提供することにより、上 記問題点を解決することを目的とする。 本考案では、缶支持装置を四角形の缶、円筒形の缶を支持できる共用の構造と してあるため、四角形の缶、円筒形の缶が混在している作業場でも、一つの缶支 持装置で対応することができ作業効率が向上する。
【0006】
本考案が採用した技術解決手段は、 少なくとも二つの支持脚と、該支持脚間に揺動自在に保持された缶支持部材と からなる缶支持装置であって、前記缶支持部材は、缶の周囲を保持する保持部材 と、缶を載置するための底部材とを備え、前記保持部材は四角形をした缶の四隅 部と対向する角部と、円柱形をした缶の外径を保持する辺部とを備えてなること を特徴とする缶支持装置であり、 前記保持部材は平面視において8角形に形成され、一つ置きの四つの頂点の頂 角が120°に形成され、残りの頂点の頂角が150°に形成されてなることを 特徴とする缶支持装置であり、 前記保持部材の頂角が120°の対角線上で前記缶支持部材は支持脚に揺動自 在に保持されていることを特徴とする缶支持装置であり、 前記缶支持部材は、複数個連接して形成され、支持脚に揺動自在に取り付けて あることを特徴とする缶支持装置であり、 前記缶支持部材の下方には缶から滴下する液体を受ける受け皿が配置されてい ることを特徴とする缶支持装置であり、 前記支持脚にはキャスタが設けてあることを特徴とする缶支持装置である。
【0007】
以下本考案の好ましい実施の形態について説明する。 図1は本考案に係る実施形態としての缶支持装置の正面図、図2は同缶支持装 置の側面図、図3は同缶支持装置の平面図、図4は缶支持部材を構成する缶保持 部材の平面図である。
【0008】 図において、1は支持脚であり、この支持脚は一本のパイプを図2に示すよう に折り曲げ形成してなり、底辺には複数のキャスタ2が取り付けられるとともに 、上部には後述する缶支持部材を揺動自在に保持する直立部3が形成されている 。図中、4は支持脚に取り付けた補強材である。 上記のような形状をした支持脚1を図1に示すように等間隔に3個並列に並べ て、夫々の支持脚を複数の連結材5a、5bで連結固定する。
【0009】 連結された支持脚1の底辺上部には、所定の大きさの液体の受け皿6が取り付 けられており、缶から液体を排出する際に滴下する液体を受けることができるよ うになっている。受け皿6を設けることにより、作業現場の床を汚すことを防止 できる。 等間隔に配置された支持脚間には缶支持部材7が配置され、支持脚の直立部3 に揺動自在に取り付けられている。缶支持部材7は、缶の周囲を保持する保持部 材8と、缶を載置するための底部材9とを備え、前記保持部材8は図4に示すよ うに四角形をした缶の四隅部と対向する角部10a、10b、10c、10dと 、円柱形をした缶の外径を保持する辺部とを備えている。
【0010】 即ち、図3、図4に示すように、保持部材8は棒状部材を折り曲げて平面視に おいて8角形に形成され、一つ置きの四つの頂点10a、10b、10c、10 dの頂角が120°に形成され、残りの頂点11a、11b、11c、11dの 頂角が150°に形成されている。また、缶支持部材の下方には缶を支持するた めの底部材9が配置され、これらが連結部材12によって連結されて一体に構成 されている。そして前記缶支持部材8は、図3に示すように頂角が120°の頂 点10a、10cの対角線上で支持脚1の直立部3に揺動自在に保持されている 。
【0011】 以上のように構成された缶支持装置によって、四角形の缶と、円筒状の缶を一 つの缶支持部材で共用して支持することができる。図4に缶支持部材によって缶 を保持した状態の平面図を示す。図中14は四角形の缶および円柱状の缶の排出 口である。四角形の缶は保持部材8の四つの頂点10a、10b、10c、10 dに対応して保持され、また円筒状の缶の周囲は保持部材の辺により保持される 。 この缶支持装置を利用して四角形の缶、円筒形の缶から内容物を排出する時に は、必要とする缶を缶支持部材で支持し、缶支持部材を支持脚の直立部3の直立 部において揺動自在に支持されている点を中心に揺動(図2中矢印方向)に揺動 し傾けるだけで容易に缶に形成した排出口から内容物を排出させることができる 。缶は支持部材に支持されているため、従来のように缶を持ち上げる必要がなく 極めて簡単に内容物を排出させることができる。また、この缶支持装置は四角形 の缶、円筒形の缶に共用できるものであるため、一台作業現場において置くこと で作業の効率化を図ることができる。
【0012】 なお、上記例では缶支持部材を二つ連接して設けたものについて説明したが、 一つの缶支持部材からなる缶支持装置としたり、あるいは二つ以上の缶支持部材 を支持脚で別々に揺動自在に支持するようなことは、缶支持装置の設計段階にお いて自由に選択できることは当然である。 本缶支持装置は、基本的には鋼材を折り曲げ、溶接によって構成することがで きるが、他の材料、例えば木材、合成樹脂等を使用することもできる。また必要 箇所に適宜補強用のステー等を設けることもできる。 さらに、本考案の精神または主要な特徴から逸脱することなく本考案は他の色 々な形で実施することができ、そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例 示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。
【0013】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、缶支持装置を四角形の缶、円筒形の 缶を支持できる共用の構造としてあるため、四角形の缶、円筒形の缶が混在して いる作業場でも、一つの缶支持装置で対応することができ作業効率が向上する等 の優れた効果を奏することができる。
【図1】本考案に係る実施形態としての缶支持装置の正
面図である。
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】缶保持部材の平面図である。
1 支持脚 2 キャスタ 3 直立部 4 補強部材 5a、5b 連結材 6 受け皿 7 缶支持部材 8 保持部材 9 底部材 10、11 頂点 12 連結部材 14 排出口
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも二つの支持脚と、該支持脚間に
揺動自在に保持された缶支持部材とからなる缶支持装置
であって、前記缶支持部材は、缶の周囲を保持する保持
部材と、缶を載置するための底部材とを備え、前記保持
部材は四角形をした缶の四隅部と対向する角部と、円柱
形をした缶の外径を保持する辺部とを備えてなることを
特徴とする缶支持装置。 - 【請求項2】前記保持部材は平面視において8角形に形
成され、一つ置きの四つの頂点の頂角が120°に形成
され、残りの頂点の頂角が150°に形成されてなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の缶支持装置。 - 【請求項3】前記保持部材の頂角が120°の対角線上
で前記缶支持部材は支持脚に揺動自在に保持されている
ことを特徴とする請求項2に記載の缶支持装置。 - 【請求項4】前記缶支持部材は、複数個連接して形成さ
れ、支持脚に揺動自在に取り付けてあることを特徴とす
る請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の缶支持装
置。 - 【請求項5】前記缶支持部材の下方には缶から滴下する
液体を受ける受け皿が配置されていることを特徴とする
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の缶支持装
置。 - 【請求項6】前記支持脚にはキャスタが設けてあること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載
の缶支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999001084U JP3061779U (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 缶支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999001084U JP3061779U (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 缶支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3061779U true JP3061779U (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=43195539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999001084U Expired - Lifetime JP3061779U (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 缶支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061779U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018203378A (ja) * | 2018-10-06 | 2018-12-27 | 篤二 田中 | 缶体反転倒立台座 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP1999001084U patent/JP3061779U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018203378A (ja) * | 2018-10-06 | 2018-12-27 | 篤二 田中 | 缶体反転倒立台座 |
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