JP2002144538A - ブランケット胴清掃装置 - Google Patents
ブランケット胴清掃装置Info
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- JP2002144538A JP2002144538A JP2000350889A JP2000350889A JP2002144538A JP 2002144538 A JP2002144538 A JP 2002144538A JP 2000350889 A JP2000350889 A JP 2000350889A JP 2000350889 A JP2000350889 A JP 2000350889A JP 2002144538 A JP2002144538 A JP 2002144538A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻取軸28を巻取方向に回動させるための専用
の巻取用モータが必要なく、構成を簡素化、小形化でき
るブランケット胴清掃装置11を提供する。 【解決手段】 ブランケット胴Bに対して清掃装置本体
12が進退移動し、清掃装置本体12の進出移動時に、清掃
ヘッド41により清掃用シートSをブランケット胴Bに接
触させる。清掃装置本体12の移動に連動する連動手段81
により、清掃ヘッド41の部分から清掃用シートSを巻き
取る巻取軸28を清掃用シートSの巻取方向に回動させ
る。
の巻取用モータが必要なく、構成を簡素化、小形化でき
るブランケット胴清掃装置11を提供する。 【解決手段】 ブランケット胴Bに対して清掃装置本体
12が進退移動し、清掃装置本体12の進出移動時に、清掃
ヘッド41により清掃用シートSをブランケット胴Bに接
触させる。清掃装置本体12の移動に連動する連動手段81
により、清掃ヘッド41の部分から清掃用シートSを巻き
取る巻取軸28を清掃用シートSの巻取方向に回動させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブランケット胴を
清掃するブランケット胴清掃装置に関する。
清掃するブランケット胴清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機のブランケット胴を清掃す
るブランケット胴清掃装置では、例えば、特開平7−3
2928号公報に記載されているように、清掃ヘッドに
より洗浄液を含んだ清掃用シートを回転するブランケッ
ト胴に押し付け、ブランケット胴の表面に付着している
インクや紙粉などの汚れを取り除いている。
るブランケット胴清掃装置では、例えば、特開平7−3
2928号公報に記載されているように、清掃ヘッドに
より洗浄液を含んだ清掃用シートを回転するブランケッ
ト胴に押し付け、ブランケット胴の表面に付着している
インクや紙粉などの汚れを取り除いている。
【0003】清掃用シートは、長尺の帯状でかつロール
軸に巻回したロール状態で清掃装置本体に装着され、こ
のロール部分から引き出されて清掃ヘッドに導かれ、清
掃ヘッドによって清掃に使用された後に巻取軸に巻き取
られる。
軸に巻回したロール状態で清掃装置本体に装着され、こ
のロール部分から引き出されて清掃ヘッドに導かれ、清
掃ヘッドによって清掃に使用された後に巻取軸に巻き取
られる。
【0004】そして、清掃時の前または後に、専用の巻
取用モータの駆動により、巻取軸が巻取方向に一定量回
動され、清掃用シートが巻き取られ、清掃ヘッドに対し
て清掃用シートの使用済み部分が送り出されるとともに
未使用の部分が送りこまれる。
取用モータの駆動により、巻取軸が巻取方向に一定量回
動され、清掃用シートが巻き取られ、清掃ヘッドに対し
て清掃用シートの使用済み部分が送り出されるとともに
未使用の部分が送りこまれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブランケット胴清掃装置では、巻取軸を巻取方向に回動
させるために、専用の巻取用モータが必要であるととも
に、この巻取用モータからの駆動力を巻取軸に伝達する
ためのギヤ機構などが必要であり、構造が複雑であるう
え、特に巻取用モータを設置するための大きなスペース
が必要となって大形である問題がある。
ブランケット胴清掃装置では、巻取軸を巻取方向に回動
させるために、専用の巻取用モータが必要であるととも
に、この巻取用モータからの駆動力を巻取軸に伝達する
ためのギヤ機構などが必要であり、構造が複雑であるう
え、特に巻取用モータを設置するための大きなスペース
が必要となって大形である問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、巻取軸を巻取方向に回動させるための専用の巻取
用モータなどが必要なく、構成を簡素化および小形化で
きるブランケット胴清掃装置を提供することを目的とす
る。
ので、巻取軸を巻取方向に回動させるための専用の巻取
用モータなどが必要なく、構成を簡素化および小形化で
きるブランケット胴清掃装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のブランケ
ット胴清掃装置は、ブランケット胴に対して進退移動す
る清掃装置本体と、この清掃装置本体の進出移動時に、
清掃用シートをブランケット胴に接触させる清掃ヘッド
と、この清掃ヘッドの部分から清掃用シートを巻き取る
巻取軸と、前記清掃装置本体の移動に連動して前記巻取
軸を清掃用シートの巻取方向に回動させる連動手段とを
具備しているものである。
ット胴清掃装置は、ブランケット胴に対して進退移動す
る清掃装置本体と、この清掃装置本体の進出移動時に、
清掃用シートをブランケット胴に接触させる清掃ヘッド
と、この清掃ヘッドの部分から清掃用シートを巻き取る
巻取軸と、前記清掃装置本体の移動に連動して前記巻取
軸を清掃用シートの巻取方向に回動させる連動手段とを
具備しているものである。
【0008】そして、清掃時に、清掃装置本体が進出移
動し、清掃ヘッドにより清掃用シートをブランケット胴
に接触させて清掃し、また、清掃装置本体が後退移動
し、清掃ヘッドによる清掃用シートのブランケット胴へ
の接触を解除する。清掃装置本体の移動時に、連動手段
により、清掃装置本体の移動に連動して、巻取軸を清掃
用シートの巻取方向に回動させ、巻取軸で清掃用シート
を巻き取る。
動し、清掃ヘッドにより清掃用シートをブランケット胴
に接触させて清掃し、また、清掃装置本体が後退移動
し、清掃ヘッドによる清掃用シートのブランケット胴へ
の接触を解除する。清掃装置本体の移動時に、連動手段
により、清掃装置本体の移動に連動して、巻取軸を清掃
用シートの巻取方向に回動させ、巻取軸で清掃用シート
を巻き取る。
【0009】請求項2記載のブランケット胴清掃装置
は、請求項1記載のブランケット胴清掃装置において、
清掃装置本体をブランケット胴に対して進退移動させる
進退駆動手段を備えているものである。
は、請求項1記載のブランケット胴清掃装置において、
清掃装置本体をブランケット胴に対して進退移動させる
進退駆動手段を備えているものである。
【0010】そして、清掃装置本体をブランケット胴に
対して進退移動させる進退駆動手段を、巻取軸の回動用
に兼用する。
対して進退移動させる進退駆動手段を、巻取軸の回動用
に兼用する。
【0011】請求項3記載のブランケット胴清掃装置
は、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装置に
おいて、連動手段は、清掃装置本体の進退移動に連動す
る駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回動する方向にのみ伝
達するものである。
は、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装置に
おいて、連動手段は、清掃装置本体の進退移動に連動す
る駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回動する方向にのみ伝
達するものである。
【0012】そして、清掃装置本体が進退移動しても、
その往復移動に連動する駆動力を巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達する。
その往復移動に連動する駆動力を巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達する。
【0013】請求項4記載のブランケット胴清掃装置
は、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装置に
おいて、連動手段は、清掃装置本体にこの清掃装置本体
の進退方向に対応して揺動可能に軸支された連動レバー
と、この連動レバーの一端を固定側に連結する固定側連
結体と、前記連動レバーの他端の揺動によって回動する
回動体と、この回動体と巻取軸との間に介在され巻取軸
が巻取方向へ回動する方向にのみ回動体から巻取軸に回
動力を伝達するワンウェイクラッチとを有しているもの
である。
は、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装置に
おいて、連動手段は、清掃装置本体にこの清掃装置本体
の進退方向に対応して揺動可能に軸支された連動レバー
と、この連動レバーの一端を固定側に連結する固定側連
結体と、前記連動レバーの他端の揺動によって回動する
回動体と、この回動体と巻取軸との間に介在され巻取軸
が巻取方向へ回動する方向にのみ回動体から巻取軸に回
動力を伝達するワンウェイクラッチとを有しているもの
である。
【0014】そして、清掃装置本体の進退移動によって
連動レバーが揺動し、この連動レバーの揺動によって回
動体が回動し、この回動体と巻取軸との間に介在された
ワンウェイクラッチによって巻取軸が巻取方向へ回動す
る方向にのみ回動体から巻取軸に回動力を伝達すること
により、清掃装置本体が進退移動しても、清掃装置本体
の進退移動に連動する駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達する。
連動レバーが揺動し、この連動レバーの揺動によって回
動体が回動し、この回動体と巻取軸との間に介在された
ワンウェイクラッチによって巻取軸が巻取方向へ回動す
る方向にのみ回動体から巻取軸に回動力を伝達すること
により、清掃装置本体が進退移動しても、清掃装置本体
の進退移動に連動する駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0016】図2および図3において、ブランケット胴
清掃装置11は、ブランケット胴Bを備えた印刷機に設置
されて、清掃用シートSを用いてブランケット胴Bを清
掃するもので、清掃装置本体としてのカセット12を備え
るとともに、このカセット12の両端を印刷機側に支持し
てブランケット胴Bの周面に接近(以後、前進と呼び、
この前進方向をカセット12の前側とする)および離反
(以後、後退と呼び、この後退方向をカセット12の後側
とする)移動つまり進退移動させる進退機構13を備えて
いる。
清掃装置11は、ブランケット胴Bを備えた印刷機に設置
されて、清掃用シートSを用いてブランケット胴Bを清
掃するもので、清掃装置本体としてのカセット12を備え
るとともに、このカセット12の両端を印刷機側に支持し
てブランケット胴Bの周面に接近(以後、前進と呼び、
この前進方向をカセット12の前側とする)および離反
(以後、後退と呼び、この後退方向をカセット12の後側
とする)移動つまり進退移動させる進退機構13を備えて
いる。
【0017】清掃用シートSは、例えば、不織布など
で、ブランケット胴Bの幅に対応して幅広で帯状に形成
され、円筒状の紙管16にロール状に巻き付けられてい
る。紙管16の両端は清掃用シートSの両縁より突出され
ている。
で、ブランケット胴Bの幅に対応して幅広で帯状に形成
され、円筒状の紙管16にロール状に巻き付けられてい
る。紙管16の両端は清掃用シートSの両縁より突出され
ている。
【0018】また、カセット12は、ブランケット胴Bの
幅方向に横長に形成され、その両端に一対のカセットフ
レーム21を備え、これら両カセットフレーム21が断面略
L字形の支持体22および図示しない複数の連結軸によっ
て一体的に連結されている。
幅方向に横長に形成され、その両端に一対のカセットフ
レーム21を備え、これら両カセットフレーム21が断面略
L字形の支持体22および図示しない複数の連結軸によっ
て一体的に連結されている。
【0019】両端のカセットフレーム21の後部側には、
清掃用シートSの紙管16が装着される紙管受溝25が形成
され、この紙管受溝25の下側でカセットフレーム21間に
紙管16にロール状に巻き付けられた清掃用シートSの周
面が載置される断面略円弧状の清掃用シート受台26が配
設されている。紙管受溝25は、清掃用シート受台26に載
置されるロール状の清掃用シートSの径に応じて紙管16
が移動可能に長溝状に形成され、その紙管受溝25の開口
部分には紙管16を押える紙管押え27が配設されている。
紙管押え27は、紙管受溝25に対する紙管16の着脱を許容
するとともに、図示しないスプリングによる付勢によっ
て紙管受溝25に装着された紙管16を清掃用シート受台26
側に押えるように作用する。
清掃用シートSの紙管16が装着される紙管受溝25が形成
され、この紙管受溝25の下側でカセットフレーム21間に
紙管16にロール状に巻き付けられた清掃用シートSの周
面が載置される断面略円弧状の清掃用シート受台26が配
設されている。紙管受溝25は、清掃用シート受台26に載
置されるロール状の清掃用シートSの径に応じて紙管16
が移動可能に長溝状に形成され、その紙管受溝25の開口
部分には紙管16を押える紙管押え27が配設されている。
紙管押え27は、紙管受溝25に対する紙管16の着脱を許容
するとともに、図示しないスプリングによる付勢によっ
て紙管受溝25に装着された紙管16を清掃用シート受台26
側に押えるように作用する。
【0020】両端のカセットフレーム21の間には、清掃
用シート受台26に載置されたロール状の清掃用シートS
の前側に位置して、清掃用シート受台26の部分から引き
出されて清掃に用いられた清掃用シートSを巻き取る円
筒状の巻取軸28が回転自在に取り付けられている。巻取
軸28の両端には各カセットフレーム21に対して巻取軸28
を回転自在に支持する軸受29が配置され、巻取軸28の周
面には軸方向に沿って溝部30が形成されている。
用シート受台26に載置されたロール状の清掃用シートS
の前側に位置して、清掃用シート受台26の部分から引き
出されて清掃に用いられた清掃用シートSを巻き取る円
筒状の巻取軸28が回転自在に取り付けられている。巻取
軸28の両端には各カセットフレーム21に対して巻取軸28
を回転自在に支持する軸受29が配置され、巻取軸28の周
面には軸方向に沿って溝部30が形成されている。
【0021】両端のカセットフレーム21の間には、巻取
軸28の近傍に位置してレール31が架設され、このレール
31に沿ってカッタ32がスライド可能に取り付けられてい
る。そして、カッタ32の先端を巻取軸28の溝部30に進入
させ、カッタ32をレール31に沿ってスライドさせること
により、巻取軸28に巻き取られた清掃用シートSを幅方
向に全域にわたって半径方向に切断し、巻取軸28から清
掃用シートSを取り除くことができる。なお、シート切
断時以外には、カッタ32は巻取軸28の溝部30から退避さ
れ、巻取軸28の回動が許容されている。
軸28の近傍に位置してレール31が架設され、このレール
31に沿ってカッタ32がスライド可能に取り付けられてい
る。そして、カッタ32の先端を巻取軸28の溝部30に進入
させ、カッタ32をレール31に沿ってスライドさせること
により、巻取軸28に巻き取られた清掃用シートSを幅方
向に全域にわたって半径方向に切断し、巻取軸28から清
掃用シートSを取り除くことができる。なお、シート切
断時以外には、カッタ32は巻取軸28の溝部30から退避さ
れ、巻取軸28の回動が許容されている。
【0022】また、支持体22の前面には、清掃用シート
Sの横幅より幅広の清掃ヘッド41が取り付けられてい
る。この清掃ヘッド41は、支持体22に取り付けられるベ
ース42を有し、このベース42の前面に両面接着テープ43
によって例えばスポンジなどの軟質材のパッド44が取り
付けられている。パッド44の前面には、例えば、フッ素
化合物などで、非粘着性、低摩擦性、耐磨耗性、および
化学的安定性などの特性に優れた柔軟なフィルム45が配
置されている。このフィルム45は、パッド44の幅と略同
幅に形成されており、上下縁がベース42の上下面にボル
ト止めされる押え部材46で挟持されて取り付けられてい
る。
Sの横幅より幅広の清掃ヘッド41が取り付けられてい
る。この清掃ヘッド41は、支持体22に取り付けられるベ
ース42を有し、このベース42の前面に両面接着テープ43
によって例えばスポンジなどの軟質材のパッド44が取り
付けられている。パッド44の前面には、例えば、フッ素
化合物などで、非粘着性、低摩擦性、耐磨耗性、および
化学的安定性などの特性に優れた柔軟なフィルム45が配
置されている。このフィルム45は、パッド44の幅と略同
幅に形成されており、上下縁がベース42の上下面にボル
ト止めされる押え部材46で挟持されて取り付けられてい
る。
【0023】また、支持体22の下側には、清掃用シート
Sの横幅より幅広に形成された受皿51およびこの受皿51
内に清掃用シートSを導くガイド体52が配設されてい
る。
Sの横幅より幅広に形成された受皿51およびこの受皿51
内に清掃用シートSを導くガイド体52が配設されてい
る。
【0024】受皿51は、上面に凹部53が形成されてお
り、開閉手段54によりカセットフレーム21に対して上下
動可能に支持されている。
り、開閉手段54によりカセットフレーム21に対して上下
動可能に支持されている。
【0025】ガイド体52は、支持体22の下面に取り付け
られ、内部に液溜り空間55が形成され、この液溜り空間
55にカプラ56からチューブ57を通じて洗浄液が供給され
る。カプラ56には、洗浄液を供給する図示しない洗浄液
供給部が接続される。ガイド体52の液溜り空間55に供給
された洗浄液は、ガイド体52に形成された図示しない複
数の小孔から外部に流出し、受皿51内に受け入れられ、
清掃用シートSに含浸される。
られ、内部に液溜り空間55が形成され、この液溜り空間
55にカプラ56からチューブ57を通じて洗浄液が供給され
る。カプラ56には、洗浄液を供給する図示しない洗浄液
供給部が接続される。ガイド体52の液溜り空間55に供給
された洗浄液は、ガイド体52に形成された図示しない複
数の小孔から外部に流出し、受皿51内に受け入れられ、
清掃用シートSに含浸される。
【0026】開閉手段54は、両端のカセットフレーム21
の外側に配設され、受皿51をカセットフレーム21に対し
て上下方向に移動させて、ガイド体52との間を開閉す
る。受皿51は、図示しない移動機構によりカセットフレ
ーム21に対して上下動し、この移動機構は、例えば、カ
セットフレーム21に上下方向に沿って長溝を設け、この
長溝に沿って受皿51を上下方向に移動させたり、あるい
は、カセットフレーム21に上下方向に沿ってガイドレー
ルを設け、このガイドレールに沿って受皿51を上下方向
に移動させるように構成する。
の外側に配設され、受皿51をカセットフレーム21に対し
て上下方向に移動させて、ガイド体52との間を開閉す
る。受皿51は、図示しない移動機構によりカセットフレ
ーム21に対して上下動し、この移動機構は、例えば、カ
セットフレーム21に上下方向に沿って長溝を設け、この
長溝に沿って受皿51を上下方向に移動させたり、あるい
は、カセットフレーム21に上下方向に沿ってガイドレー
ルを設け、このガイドレールに沿って受皿51を上下方向
に移動させるように構成する。
【0027】図4に示すように、開閉手段54は、カセッ
トフレーム21の外面に対して図示しないガイドにより上
下方向に移動可能に配設された連結部としての連結レバ
ー58を有し、この連結レバー58の下端に受皿51を支持す
る受皿支持部59が連結されている。つまり、受皿支持部
59は、両端が両端のカセットフレーム21の外側に配設さ
れた連結レバー58で支持され、これら連結レバー58と一
体的に上下方向に移動される。受皿支持部59上には、受
皿51を上方に付勢してガイド体52に押し付ける付勢手段
としての板ばね60が配設されている。
トフレーム21の外面に対して図示しないガイドにより上
下方向に移動可能に配設された連結部としての連結レバ
ー58を有し、この連結レバー58の下端に受皿51を支持す
る受皿支持部59が連結されている。つまり、受皿支持部
59は、両端が両端のカセットフレーム21の外側に配設さ
れた連結レバー58で支持され、これら連結レバー58と一
体的に上下方向に移動される。受皿支持部59上には、受
皿51を上方に付勢してガイド体52に押し付ける付勢手段
としての板ばね60が配設されている。
【0028】連結レバー58の上端には馬蹄形のフック61
が連結ピン62を介して回動可能に連結され、このフック
61が両端のカセットフレーム21の外面から突設された引
掛部63に係脱される。フック61の先端にはフック61を引
掛部63に対して係脱させる操作部64が突設されている。
そして、フック61を引掛部63に引っ掛けた状態で、受皿
51が上昇し、ガイド体52との間が閉状態となって、清掃
用シートSに洗浄液を供給する定位置に位置される。
が連結ピン62を介して回動可能に連結され、このフック
61が両端のカセットフレーム21の外面から突設された引
掛部63に係脱される。フック61の先端にはフック61を引
掛部63に対して係脱させる操作部64が突設されている。
そして、フック61を引掛部63に引っ掛けた状態で、受皿
51が上昇し、ガイド体52との間が閉状態となって、清掃
用シートSに洗浄液を供給する定位置に位置される。
【0029】また、図2に示すように、進退機構13は、
印刷機側に固定的に取り付けられる両端の固定フレーム
71、およびカセット12の両端を支持して各固定フレーム
71に対して前後方向にスライド可能に取り付けられる移
動フレーム72を有している。
印刷機側に固定的に取り付けられる両端の固定フレーム
71、およびカセット12の両端を支持して各固定フレーム
71に対して前後方向にスライド可能に取り付けられる移
動フレーム72を有している。
【0030】各固定フレーム71は、相対向して設けられ
る固定板73を有し、これら固定板73の相対する内面に断
面略V字状の溝を周面に有する複数のローラ74が上下前
後位置にそれぞれ回転自在に取り付けられている。
る固定板73を有し、これら固定板73の相対する内面に断
面略V字状の溝を周面に有する複数のローラ74が上下前
後位置にそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0031】各移動フレーム72は、上下縁が断面略V字
状に突出形成されて各固定フレーム71の上下のローラ74
間に前後方向にスライド自在に取り付けられたスライド
板75を有し、これら各スライド板75にはカセット12の各
カセットフレーム21が着脱可能に取り付けられる連結板
76が取り付けられている。
状に突出形成されて各固定フレーム71の上下のローラ74
間に前後方向にスライド自在に取り付けられたスライド
板75を有し、これら各スライド板75にはカセット12の各
カセットフレーム21が着脱可能に取り付けられる連結板
76が取り付けられている。
【0032】各固定フレーム71の固定板73の後縁部に、
略L字状のブラケット77を介して、進退駆動手段として
のエアシリンダ78が取り付けられ、このエアシリンダ78
の作動によって前後方向に進退するロッド79が各移動フ
レーム72のスライド板75に連結されている。そして、エ
アシリンダ78の作動によって、カセット12を、清掃ヘッ
ド41がブランケット胴Bに接触する前進位置(清掃位
置)と離反する後退位置(退避位置)との間で進退移動
される。
略L字状のブラケット77を介して、進退駆動手段として
のエアシリンダ78が取り付けられ、このエアシリンダ78
の作動によって前後方向に進退するロッド79が各移動フ
レーム72のスライド板75に連結されている。そして、エ
アシリンダ78の作動によって、カセット12を、清掃ヘッ
ド41がブランケット胴Bに接触する前進位置(清掃位
置)と離反する後退位置(退避位置)との間で進退移動
される。
【0033】また、カセット12の一端側には、カセット
12の進退移動に連動して巻取軸28を清掃用シートSの巻
取方向に回動させる連動手段81が配設されている。この
連動手段81は、図1に示すように、カセット12の一端側
のカセットフレーム21の外面に支持ピン82を介して中間
部が揺動可能に軸支された連動レバー83を有し、この連
動レバー83の一端に固定側連結体84の一端が連結ピン85
を介して回動可能に連結され、この固定側連結体84の他
端が固定フレーム71から突設された固定ピン86に回動可
能に連結されている。
12の進退移動に連動して巻取軸28を清掃用シートSの巻
取方向に回動させる連動手段81が配設されている。この
連動手段81は、図1に示すように、カセット12の一端側
のカセットフレーム21の外面に支持ピン82を介して中間
部が揺動可能に軸支された連動レバー83を有し、この連
動レバー83の一端に固定側連結体84の一端が連結ピン85
を介して回動可能に連結され、この固定側連結体84の他
端が固定フレーム71から突設された固定ピン86に回動可
能に連結されている。
【0034】巻取軸28の一端の軸受29の内部には回動体
87が巻取軸28と同軸に回動可能に配設され、この回動体
87から突出するレバー部88に連動レバー83の他端が連結
ピン89を介して遊動可能に連結される長孔90が形成され
ている。回動体87と巻取軸28との間にはワンウェイクラ
ッチ91が介在され、このワンウェイクラッチ91により巻
取軸28の巻取方向へのみ回動体87から巻取軸28に回動力
を伝達するように構成されている。
87が巻取軸28と同軸に回動可能に配設され、この回動体
87から突出するレバー部88に連動レバー83の他端が連結
ピン89を介して遊動可能に連結される長孔90が形成され
ている。回動体87と巻取軸28との間にはワンウェイクラ
ッチ91が介在され、このワンウェイクラッチ91により巻
取軸28の巻取方向へのみ回動体87から巻取軸28に回動力
を伝達するように構成されている。
【0035】次に、ブラケット胴清掃装置11の作用を説
明する。
明する。
【0036】まず、カセット12が進退機構13つまり印刷
機側に装着された装着状態での、清掃用シートSの装着
について説明する。
機側に装着された装着状態での、清掃用シートSの装着
について説明する。
【0037】清掃用シートSをロール状に巻き付けた紙
管16の両端をカセット12の紙管受溝25に挿入するととも
に、ロール状の清掃用シートSを清掃用シート受台26に
載置し、紙管16の両端を紙管押え27で押える。
管16の両端をカセット12の紙管受溝25に挿入するととも
に、ロール状の清掃用シートSを清掃用シート受台26に
載置し、紙管16の両端を紙管押え27で押える。
【0038】清掃用シート受台26の箇所から、清掃用シ
ートSの先端を、受皿51とガイド体52との間、および清
掃ヘッド41の前側を通じて、巻取軸28に導き、巻取軸28
の溝部30に差し込む。この状態で、巻取軸28を巻取方向
に回動させて清掃用シートSを巻き付けることにより、
清掃用シートSを巻取軸28に連結する。このとき、巻取
軸28を巻取方向に回動は、ワンウェイクラッチ91によっ
て許容されている。
ートSの先端を、受皿51とガイド体52との間、および清
掃ヘッド41の前側を通じて、巻取軸28に導き、巻取軸28
の溝部30に差し込む。この状態で、巻取軸28を巻取方向
に回動させて清掃用シートSを巻き付けることにより、
清掃用シートSを巻取軸28に連結する。このとき、巻取
軸28を巻取方向に回動は、ワンウェイクラッチ91によっ
て許容されている。
【0039】清掃用シートSの先端を、受皿51とガイド
体52との間に通す際には、カセット12の両端に配設され
ている開閉手段54によって受皿51をガイド体52に対して
下降させ、受皿51とガイド体52との間の間隙を広く開け
る。すなわち、図4(a)に示すように、フック61を引掛
部63に引っ掛けた状態では、受皿51が上昇し、ガイド体
52との間が閉状態となって清掃用シートSに洗浄液を供
給可能とする定位置に位置しているが、図4(b)に示す
ように、操作部64により、フック61を引掛部63から外す
ことにより、連結レバー58および受皿支持部59とともに
受皿51が下降し、受皿51とガイド体52との間の間隙が広
く開く。このように、受皿51とガイド体52との間の間隙
を広く開けることにより、受皿51とガイド体52との間隙
に、清掃用シートSを通しやすいとともに、清掃用シー
トSを操作する手が入りやすく、清掃用シートSを簡単
に通すことができる。
体52との間に通す際には、カセット12の両端に配設され
ている開閉手段54によって受皿51をガイド体52に対して
下降させ、受皿51とガイド体52との間の間隙を広く開け
る。すなわち、図4(a)に示すように、フック61を引掛
部63に引っ掛けた状態では、受皿51が上昇し、ガイド体
52との間が閉状態となって清掃用シートSに洗浄液を供
給可能とする定位置に位置しているが、図4(b)に示す
ように、操作部64により、フック61を引掛部63から外す
ことにより、連結レバー58および受皿支持部59とともに
受皿51が下降し、受皿51とガイド体52との間の間隙が広
く開く。このように、受皿51とガイド体52との間の間隙
を広く開けることにより、受皿51とガイド体52との間隙
に、清掃用シートSを通しやすいとともに、清掃用シー
トSを操作する手が入りやすく、清掃用シートSを簡単
に通すことができる。
【0040】清掃用シートSを巻取軸28に連結した後、
操作部64を引き上げながら、フック61を引掛部63に引っ
掛けることにより、連結レバー58および受皿支持部59と
ともに受皿51が上昇し、ガイド体52との間が閉状態とな
って清掃用シートSに洗浄液を供給可能とする定位置に
復帰する。受皿支持部59の板ばね60によって受皿51を上
方に付勢してガイド体52に押し付ける。
操作部64を引き上げながら、フック61を引掛部63に引っ
掛けることにより、連結レバー58および受皿支持部59と
ともに受皿51が上昇し、ガイド体52との間が閉状態とな
って清掃用シートSに洗浄液を供給可能とする定位置に
復帰する。受皿支持部59の板ばね60によって受皿51を上
方に付勢してガイド体52に押し付ける。
【0041】次に、ブランケット胴Bの清掃動作につい
て説明する。
て説明する。
【0042】清掃待機状態すなわち印刷許容状態では、
各エアシリンダ78によって各移動フレーム72を介してカ
セット12が後方の後退位置に移動していて、図1(a)に
示すように、カセット12の清掃ヘッド41がブランケット
胴Bの周面に対して離反している。
各エアシリンダ78によって各移動フレーム72を介してカ
セット12が後方の後退位置に移動していて、図1(a)に
示すように、カセット12の清掃ヘッド41がブランケット
胴Bの周面に対して離反している。
【0043】そして、ブランケット胴Bを清掃するに
は、洗浄液供給部からカプラ56およびチューブ57を通じ
てガイド体52の液溜り空間55に洗浄液を供給し、液溜り
空間55から多数の小孔を通じてガイド体52の外部に洗浄
液を噴出させて、洗浄液を受皿51内で清掃用シートSに
含浸させる。
は、洗浄液供給部からカプラ56およびチューブ57を通じ
てガイド体52の液溜り空間55に洗浄液を供給し、液溜り
空間55から多数の小孔を通じてガイド体52の外部に洗浄
液を噴出させて、洗浄液を受皿51内で清掃用シートSに
含浸させる。
【0044】図1(b)に示すように、各エアシリンダ78
を作動させて各移動フレーム72を介してカセット12を前
進させ、清掃ヘッド41によりフィルム45を介して清掃用
シートSをブランケット胴Bの周面に圧接させる。印刷
機の駆動機構によりブランケット胴Bを図1(b)矢印方
向に回転させる。これにより、洗浄液を含浸した清掃用
シートSによってブランケット胴Bの周面を擦りながら
清掃し、ブランケット胴Bの周面に付着しているインキ
や紙粉などの汚れを除去する。
を作動させて各移動フレーム72を介してカセット12を前
進させ、清掃ヘッド41によりフィルム45を介して清掃用
シートSをブランケット胴Bの周面に圧接させる。印刷
機の駆動機構によりブランケット胴Bを図1(b)矢印方
向に回転させる。これにより、洗浄液を含浸した清掃用
シートSによってブランケット胴Bの周面を擦りながら
清掃し、ブランケット胴Bの周面に付着しているインキ
や紙粉などの汚れを除去する。
【0045】カセット12を後退位置から前進位置に移動
させることにより、連動手段81を介して巻取軸28が巻取
方向に回動し、清掃用シートSを所定量分巻き取る。す
なわち、カセット12がブランケット胴Bに向けて前進し
ても、固定側連結体84が固定ピン86を介して固定フレー
ム71に連結されていて、この固定側連結体84で連動レバ
ー83の一端の前進移動が規制されるので、カセット12の
前進に伴って連動レバー83が支持ピン82を中心として図
1(a)の状態から図1(b)の状態に時計回り方向に回動
し、この連動レバー83の他端で回動体87のレバー部88が
図1反時計回り方向つまり巻取方向に回動し、この回動
体87の反時計回り方向への回動により、ワンウェイクラ
ッチ91を介して巻取軸28が巻取方向に回動し、巻取軸28
で清掃用シートSを所定量分巻き取る。
させることにより、連動手段81を介して巻取軸28が巻取
方向に回動し、清掃用シートSを所定量分巻き取る。す
なわち、カセット12がブランケット胴Bに向けて前進し
ても、固定側連結体84が固定ピン86を介して固定フレー
ム71に連結されていて、この固定側連結体84で連動レバ
ー83の一端の前進移動が規制されるので、カセット12の
前進に伴って連動レバー83が支持ピン82を中心として図
1(a)の状態から図1(b)の状態に時計回り方向に回動
し、この連動レバー83の他端で回動体87のレバー部88が
図1反時計回り方向つまり巻取方向に回動し、この回動
体87の反時計回り方向への回動により、ワンウェイクラ
ッチ91を介して巻取軸28が巻取方向に回動し、巻取軸28
で清掃用シートSを所定量分巻き取る。
【0046】カセット12が前進位置から後退位置に移動
する場合には、図1(b)において、連動レバー83が反時
計回り方向に回動して、回動体87が時計回り方向つまり
反巻取方向に回動するが、ワンウェイクラッチ91を介し
て、巻取軸28が反巻取方向に回動することはない。
する場合には、図1(b)において、連動レバー83が反時
計回り方向に回動して、回動体87が時計回り方向つまり
反巻取方向に回動するが、ワンウェイクラッチ91を介し
て、巻取軸28が反巻取方向に回動することはない。
【0047】そして、清掃動作中は、エアシリンダ78の
駆動によりカセット12の進退を繰り返し、巻取軸28が巻
取方向に順次回動する。この巻取軸28の巻取方向への回
動により、清掃ヘッド41で清掃に使用された部分を巻き
取り、使用されていない部分を清掃ヘッド41の部分に送
って清掃に使用し、ブランケット胴Bを清掃する。
駆動によりカセット12の進退を繰り返し、巻取軸28が巻
取方向に順次回動する。この巻取軸28の巻取方向への回
動により、清掃ヘッド41で清掃に使用された部分を巻き
取り、使用されていない部分を清掃ヘッド41の部分に送
って清掃に使用し、ブランケット胴Bを清掃する。
【0048】そして、ブランケット胴Bの清掃が完了し
たら、カセット12を後退位置に移動させ、ブランケット
胴Bの回転を停止させる。
たら、カセット12を後退位置に移動させ、ブランケット
胴Bの回転を停止させる。
【0049】また、紙管16に巻回された清掃用シートS
を使用し終われば、カッタ32により巻取軸28の使用済み
の清掃用シートSを切断して取り外し、新しい清掃用シ
ートSに交換する。
を使用し終われば、カッタ32により巻取軸28の使用済み
の清掃用シートSを切断して取り外し、新しい清掃用シ
ートSに交換する。
【0050】すなわち、巻取軸28の溝部30がカッタ32の
位置に対応するように位置合わせし、カッタ32を巻取軸
28の溝部30の一端側に進入させるとともに、カッタ32を
巻取軸28の軸方向に沿って他端方向へ移動させること
で、カッタ32で清掃用シートSをシート幅方向の全域に
わたって半径方向に切断し、この切断した清掃用シート
Sを巻取軸28の周囲から外して排除する。紙管受溝25に
残っている紙管16を紙管受溝25から外して排除する。
位置に対応するように位置合わせし、カッタ32を巻取軸
28の溝部30の一端側に進入させるとともに、カッタ32を
巻取軸28の軸方向に沿って他端方向へ移動させること
で、カッタ32で清掃用シートSをシート幅方向の全域に
わたって半径方向に切断し、この切断した清掃用シート
Sを巻取軸28の周囲から外して排除する。紙管受溝25に
残っている紙管16を紙管受溝25から外して排除する。
【0051】使用済みの清掃用シートSおよび紙管16を
排除したら、上述したように、新しい清掃用シートSを
装着する。
排除したら、上述したように、新しい清掃用シートSを
装着する。
【0052】以上のように、連動手段81により、カセッ
ト12の移動に連動して巻取軸28を清掃用シートSの巻取
方向に回動させるので、巻取軸28を巻取方向に回動させ
るための専用の巻取用モータなどが必要なく、構成を簡
素化および小形化できる。
ト12の移動に連動して巻取軸28を清掃用シートSの巻取
方向に回動させるので、巻取軸28を巻取方向に回動させ
るための専用の巻取用モータなどが必要なく、構成を簡
素化および小形化できる。
【0053】また、カセット12をブランケット胴Bに対
して進退移動させるエアシリンダ78を、巻取軸28の回動
用に兼用できる。
して進退移動させるエアシリンダ78を、巻取軸28の回動
用に兼用できる。
【0054】また、カセット12の進退移動によって連動
レバー83が揺動し、この連動レバー83の揺動によって回
動体87が回動し、この回動体87と巻取軸28との間に介在
されたワンウェイクラッチ91によって巻取軸28が巻取方
向へ回動する方向にのみ回動体87から巻取軸28に回動力
を伝達するので、カセット12が進退移動しても、その進
退移動に連動する駆動力を、巻取軸28が巻取方向へ回動
する方向にのみ伝達できる。
レバー83が揺動し、この連動レバー83の揺動によって回
動体87が回動し、この回動体87と巻取軸28との間に介在
されたワンウェイクラッチ91によって巻取軸28が巻取方
向へ回動する方向にのみ回動体87から巻取軸28に回動力
を伝達するので、カセット12が進退移動しても、その進
退移動に連動する駆動力を、巻取軸28が巻取方向へ回動
する方向にのみ伝達できる。
【0055】なお、連動手段81は、回動レバー83などを
用いた構成に限らず、例えばラックギヤとピニオンギヤ
を用いて、カセット12の進退移動を巻取軸28の巻取方向
への回動に変換するようにしても、同様の作用効果が得
られる。
用いた構成に限らず、例えばラックギヤとピニオンギヤ
を用いて、カセット12の進退移動を巻取軸28の巻取方向
への回動に変換するようにしても、同様の作用効果が得
られる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載のブランケット胴清掃装置
によれば、連動手段により、清掃装置本体の移動に連動
して巻取軸を清掃用シートの巻取方向に回動させるの
で、巻取軸を巻取方向に回動させるための専用の巻取用
モータなどが必要なく、構成を簡素化および小形化でき
る。
によれば、連動手段により、清掃装置本体の移動に連動
して巻取軸を清掃用シートの巻取方向に回動させるの
で、巻取軸を巻取方向に回動させるための専用の巻取用
モータなどが必要なく、構成を簡素化および小形化でき
る。
【0057】請求項2記載のブランケット胴清掃装置に
よれば、請求項1記載のブランケット胴清掃装置の効果
に加えて、清掃装置本体をブランケット胴に対して進退
移動させる進退駆動手段を、巻取軸の回動用に兼用でき
る。
よれば、請求項1記載のブランケット胴清掃装置の効果
に加えて、清掃装置本体をブランケット胴に対して進退
移動させる進退駆動手段を、巻取軸の回動用に兼用でき
る。
【0058】請求項3記載のブランケット胴清掃装置に
よれば、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装
置の効果に加えて、清掃装置本体が進退移動しても、そ
の進退移動に連動する駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達できる。
よれば、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装
置の効果に加えて、清掃装置本体が進退移動しても、そ
の進退移動に連動する駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回
動する方向にのみ伝達できる。
【0059】請求項4記載のブランケット胴清掃装置に
よれば、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装
置の効果に加えて、清掃装置本体の進退移動によって連
動レバーが揺動し、この連動レバーの揺動によって回動
体が回動し、この回動体と巻取軸との間に介在されたワ
ンウェイクラッチによって巻取軸が巻取方向へ回動する
方向にのみ回動体から巻取軸に回動力を伝達するので、
清掃装置本体が進退移動しても、その進退移動に連動す
る駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回動する方向にのみ伝
達できる。
よれば、請求項1または2記載のブランケット胴清掃装
置の効果に加えて、清掃装置本体の進退移動によって連
動レバーが揺動し、この連動レバーの揺動によって回動
体が回動し、この回動体と巻取軸との間に介在されたワ
ンウェイクラッチによって巻取軸が巻取方向へ回動する
方向にのみ回動体から巻取軸に回動力を伝達するので、
清掃装置本体が進退移動しても、その進退移動に連動す
る駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回動する方向にのみ伝
達できる。
【図1】本発明のブランケット胴清掃装置の一実施の形
態を示し、(a)は後退状態での概略の側面図、(b)は進出
状態での概略の側面図である。
態を示し、(a)は後退状態での概略の側面図、(b)は進出
状態での概略の側面図である。
【図2】同上ブランケット胴清掃装置の平面図である。
【図3】同上ブランケット胴清掃装置の断面図である。
【図4】同上ブランケット胴清掃装置を示し、(a)は通
常状態の概略の側面図、(b)は清掃用シートの交換時の
概略の側面図である。
常状態の概略の側面図、(b)は清掃用シートの交換時の
概略の側面図である。
11 ブランケット胴清掃装置 12 清掃装置本体としてのカセット 28 巻取軸 41 清掃ヘッド 78 進退駆動手段としてのエアシリンダ 81 連動手段 83 連動レバー 84 固定側連結体 87 回動体 91 ワンウェイクラッチ B ブランケット胴 S 清掃用シート
Claims (4)
- 【請求項1】 ブランケット胴に対して進退移動する清
掃装置本体と、 この清掃装置本体の進出移動時に、清掃用シートをブラ
ンケット胴に接触させる清掃ヘッドと、 この清掃ヘッドの部分から清掃用シートを巻き取る巻取
軸と、 前記清掃装置本体の移動に連動して前記巻取軸を清掃用
シートの巻取方向に回動させる連動手段とを具備してい
ることを特徴とするブランケット胴清掃装置。 - 【請求項2】 清掃装置本体をブランケット胴に対して
進退移動させる進退駆動手段を備えていることを特徴と
する請求項1記載のブランケット胴清掃装置。 - 【請求項3】 連動手段は、清掃装置本体の進退移動に
連動する駆動力を、巻取軸が巻取方向へ回動する方向に
のみ伝達することを特徴とする請求項1または2記載の
ブランケット胴清掃装置。 - 【請求項4】 連動手段は、清掃装置本体にこの清掃装
置本体の進退方向に対応して揺動可能に軸支された連動
レバーと、この連動レバーの一端を固定側に連結する固
定側連結体と、前記連動レバーの他端の揺動によって回
動する回動体と、この回動体と巻取軸との間に介在され
巻取軸が巻取方向へ回動する方向にのみ回動体から巻取
軸に回動力を伝達するワンウェイクラッチとを有してい
ることを特徴とする請求項1または2記載のブランケッ
ト胴清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350889A JP2002144538A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | ブランケット胴清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000350889A JP2002144538A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | ブランケット胴清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002144538A true JP2002144538A (ja) | 2002-05-21 |
Family
ID=18824038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000350889A Pending JP2002144538A (ja) | 2000-11-17 | 2000-11-17 | ブランケット胴清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002144538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321106A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | スクリーン清掃装置 |
JP2008213100A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Shimizu Seisaku Kk | 印刷機のドラム清掃装置における清掃シート切断装置 |
-
2000
- 2000-11-17 JP JP2000350889A patent/JP2002144538A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321106A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | スクリーン清掃装置 |
JP4647390B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2011-03-09 | 富士機械製造株式会社 | スクリーン清掃装置 |
JP2008213100A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Shimizu Seisaku Kk | 印刷機のドラム清掃装置における清掃シート切断装置 |
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