JP2002144416A - テンタ - Google Patents

テンタ

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JP2002144416A
JP2002144416A JP2000340488A JP2000340488A JP2002144416A JP 2002144416 A JP2002144416 A JP 2002144416A JP 2000340488 A JP2000340488 A JP 2000340488A JP 2000340488 A JP2000340488 A JP 2000340488A JP 2002144416 A JP2002144416 A JP 2002144416A
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sheet
clip
tenter
disk
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JP2000340488A
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English (en)
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Tokukazu Fuchino
徳和 渕野
Nobuyoshi Suzuki
紳由 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送中のシート状物を両側からクリップで把持
して、そのクリップで横方向に張力を加えることにより
そのシート状物を横方向に延伸するテンタに関し、製品
不良の発生を低減させ、さらに、シート状物の生産効率
の低下やテンタに与える損傷の発生を防止する。 【解決手段】クリップ35の把持部材354の、第1の
部位3542に周面が当接して第1の部位3542を押
すことにより把持部材354を把持解除姿勢に変化させ
る、樹脂材料からなる自由回転円盤371と、自由回転
円盤371がクリップ35に近づく方向に移動するのを
自由回転円盤371の周面が第1の部位3542に当接
するストッパ位置で停止させるストッパ373と、自由
回転円盤371を第1の部位3542を押す方向とは逆
の方向には揺動自在に、かつそのストッパ位置に保持す
るように付勢する支持体375とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送中のシート状
物を両側からクリップで把持して、そのクリップで横方
向に張力を加えることによりそのシート状物を横方向に
延伸するテンタに関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂からなるシート状物は、写
真フィルムの支持体、包装用フィルム、磁気記録テープ
の支持体等に広く使用されている。
【0003】この熱可塑性樹脂からなるシート状物の多
くは、溶融状態の熱可塑性樹脂を冷却しながら流延させ
てシート状物を形成した後、このシート状物に必要な強
度を与えるため、縦方向に延伸させたり、テンタにおい
て横方向に延伸させることにより製造される。
【0004】テンタ内でシート状物を横方向に延伸する
にあたっては、従来から、シート状物に熱を加えつつテ
ンタ内を搬送させながら横方向に延伸することが一般的
に行われている。このような、搬送させながら横方向に
延伸するテンタでは、バネ等の弾圧力を利用してシート
状物を両側からクリップで把持して、それらのクリップ
を、シート状物の搬送方向に向かって、互いに離間させ
るように搬送させ、テンタの出口において、弾圧力を解
除してそれらのクリップの把持を解除させている。
【0005】ここで、クリップの把持を解除させる機構
として、例えば、搬送されるクリップに、強固に固定さ
れた金属製の円盤を当てることによって、クリップ力を
解除させるものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シート状物
に熱を加えるにあたって、そのシ−ト状物の両脇を把持
しているクリップも同時に加熱されることから、クリッ
プは耐熱性に優れた金属製であることが一般的である。
このため、クリップの把持を解除させるために、、金属
製のクリップに金属製の円盤を当てると、金属粉が多少
なりとも生じる。この金属粉がシート状物に付着する
と、金属粉が付着したシート状物は製品不良になること
があった。
【0007】また、シート状物の横方向への延伸時に、
シート状物に破れが生じると、シート状物の、破れが生
じた部分は、両脇のクリップに向かって丸まった状態に
なる場合がある。この場合、クリップ解除用の、強固に
固定された円盤と、そのクリップとの間に、シート状物
の、破れが生じた部分が挟み込まれてしまうことがあ
り、このような挟み込みが生じると、シート状物の搬送
を急停止させ、多くの労力と時間を費やして、作業員の
手によってその挟み込まれたシート状物の部分を除去し
なくてはならず、シート状物の生産効率を低下させてし
まうこともあった。また、シート状物の搬送の急停止が
遅れると、テンタに大きな損傷を与えてしまう恐れがあ
った。
【0008】以上のように、従来のテンタでは、クリッ
プの把持を解除させる機構を備えたことに起因して、製
品不良や、シート状物の生産効率低下や、損傷発生とい
う、様々な不具合が生じていた。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、クリップの把
持を解除させる機構を備えたことに起因する様々な不具
合の発生を防止するテンタを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1のテンタは、所定の搬送方向に搬送中のシート
状物にクリップで横方向の張力を加えながらそのクリッ
プを搬送することにより、そのシート状物を横方向に延
伸するテンタにおいて、上記クリップが、上記シート状
物を把持した状態と、把持を解除した状態との間で切替
自在であって、搬送されてきた、上記シート状物を把持
した状態の上記クリップに周面が当接して上記シート状
物の把持を解除させる、樹脂材料からなる円盤を備えた
ことを特徴とする。
【0011】本発明の第1のテンタは、上記円盤が、樹
脂材料からなるものであるため、金属粉を生じさせず、
製品不良の発生を低減させることができる。
【0012】さらに、本発明の第1のテンタにおいて、
搬送されてきた、上記シート状物を把持した状態の上記
クリップに対する上記円盤の位置を規制するストッパを
備え、その円盤は、上記クリップに近づく方向にはその
ストッパで位置が規制されるとともにそのクリップから
遠ざかる方向については揺動自在であることが好まし
い。
【0013】上記クリップが金属製であったとしても、
上記円盤は、上記クリップに近づく方向にはそのストッ
パで位置が規制されるとともにそのクリップから遠ざか
る方向については揺動自在であるため、そのクリップに
上記円盤が当たることによって生じる恐れがある、上記
円盤の著しい削り取りが防止され、上記円盤の耐久性を
確保することができる。
【0014】またさらに、本発明の第1のテンタにおい
て、上記ストッパで上記円盤を規制している位置を調整
するストッパ調整機構を備えたことが好ましい。
【0015】このようなストッパ調整機構を備えること
によって、上記円盤が上記クリップに当接して上記シー
ト状物の把持を解除させるのに必要な最低限の当たり具
合の位置に、上記円盤を規制することができる。その結
果、上記円盤が上記クリップに不必要に強く当たること
を避けることができ、その円盤がそのクリップによって
著しく削り取られることがより確実に防止され、上記円
盤の耐久性をさらに向上させることができる。
【0016】また、上記目的を達成する本発明の第2の
テンタは、所定の搬送方向に搬送中のシート状物にクリ
ップで横方向の張力を加えながらそのクリップを搬送す
ることにより、そのシート状物を横方向に延伸するテン
タにおいて、上記クリップが、上記シート状物を把持し
た状態と、把持を解除した状態との間で切替自在であっ
て、搬送されてきた、上記シート状物を把持した状態の
上記クリップに周面が当接して上記シート状物の把持を
解除させる円盤を備え、その円盤は、搬送されてきた上
記シート状物を把持した状態の上記クリップに当接して
そのシート状物の把持を解除させる当接位置と、搬送さ
れてきた上記クリップとは離間した退避位置との間で移
動自在であることを特徴とする。
【0017】本発明の第2のテンタは、上記円盤が、上
記当接位置と上記退避位置との間で移動自在であるた
め、上記クリップがシート状物の、破れが生じた部分を
搬送してきた場合には、そのクリップとその円盤との間
に、搬送されてきたシート状物の部分が入り込むことに
よって、その円盤は退避させられ、そのシート状物の部
分が、そのクリップとその円盤との間に挟み込まれてし
まうことが回避でき、その結果、シート状物の生産効率
の低下やテンタに与える損傷の発生を防止することがで
きる。
【0018】さらに、本発明の第2のテンタにおいて、
上記円盤よりも、上記クリップの搬送方向下流側に、そ
のクリップが上記シート状物を把持している場合にその
クリップに当接してそのシート状物の把持を解除させる
当接部材を備えたことが好ましい態様である。
【0019】このような態様では、例えば、上記クリッ
プがシート状物の、破れが生じた部分を搬送してきた場
合に、上記円盤が退避位置まで移動して、そのクリップ
がシート状物の把持を解除することができなくても、上
記当接部材によって、そのクリップはシート状物の把持
を解除することができるため、上記クリップによるシー
ト状物の把持を確実に解除させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】ここでは、まず最初に、写真フィ
ルムの支持体となる、熱可塑性樹脂であるポリエステル
からなるシート状物などを製造するシート状物製造装置
全体について、図1及び図2を用いて、以下説明する。
【0021】図1は、シート状物製造装置の前半部分を
説明するための図、図2は、シート状物製造装置の後半
部分を説明するための図である。
【0022】このシート状物製造装置1は、溶融状態の
熱可塑性樹脂をシート状に流延しながら冷却してシート
状物とした後、このシート状物を縦方向に延伸し、その
後、横方向にも延伸することにより、写真フィルムの支
持体を連続して製造する装置であって、溶融状態の熱可
塑性樹脂を流延してシート状にする流延装置10と、縦
方向への延伸を行う縦延伸装置20と、横方向への延伸
を行うテンタ30と、製造された支持体をロール状に巻
き取る巻取装置40とを有する。さらに、このシート状
物製造装置1は、装置起動時には、上流側の装置から徐
々に製造条件を整えて安定させていき、最終的に巻取装
置40までシート状物を通すものであり、このため、流
延装置10、縦延伸装置20、及びテンタ30それぞれ
の出口側には、各装置が製造条件を整えて安定するまで
の間に搬送されてくる、製品としては不十分なものを回
収するための回収装置(不図示)が設けられている。ま
た、これらの回収装置は、各装置が製造条件を整えて製
造段階に移った後に、何らかの理由により製品としては
不十分なものが製造されてきた場合にも稼働されるもの
である。
【0023】シート状物の製造にあたっては、まず、テ
レフタル酸とエチレングリコールを重合したものをペレ
ット状としたバージンペレットと、各回収装置で回収さ
れたものを再利用した再生原料それぞれを別々に乾燥さ
せた後、両者を混合させた状態で加熱し、溶融状態の熱
可塑性樹脂にする。
【0024】流延装置10は、ダイ11と回転ドラム1
2とを備えたものである。ダイ11は、溶融状態の熱可
塑性樹脂を吐出するスリット状のリップ部を有し、回転
ドラム12の上方に設けられている。バージンペレット
と再生原料との両者を混合させた状態で加熱して得られ
た溶融状態の熱可塑性樹脂は、ダイ11のリップ部か
ら、回転ドラム12の周面に連続的に吐出される。回転
ドラム12の周面に吐出された熱可塑性樹脂は、回転ド
ラム12がダイ11から、図1では時計回りに、略3/
4周するまでの間、回転ドラム12の周面の内方から水
冷されるとともに回転ドラム12の周面の外方から風を
吹き付けられて空冷されることによって急冷却され、所
定の厚みの無配向のシート状物になる。
【0025】なお、図2には、製造された支持体が巻取
装置40に巻き取られている状態が示されており、図1
および図2では、ダイ11のリップ部から吐出された溶
融状態の熱可塑性樹脂が支持体となって巻取装置40に
巻き取られるまでの経路を1点鎖線で表し、その経路の
途中で不図示の回収装置に回収される経路を2点鎖線で
表している。
【0026】流延装置10で形成されたシート状物は、
次に、図1に示す縦延伸装置20に搬送される。
【0027】縦延伸装置20には、入口と出口との間
に、搬送されてきたシート状物が所定のラップ角をもっ
て巻き付くように配置された複数の回転ロール21が備
えられている。また複数の回転ロール21それぞれは、
各所定の温度に調整されている。搬送されてきたシート
状物は、これらの回転ロール21によって、加熱された
り冷却されたりしながら出口に向かって搬送される。こ
れらの回転ロール21には、シート状物を延伸前に加熱
する複数の予熱回転ロール21aと、シート状物を加熱
した状態で縦方向に延伸する複数の延伸回転ロール21
bと、縦方向に延伸されたシート状物を冷却する複数の
冷却回転ロール21cとがある。この縦延伸装置20に
おける、シート状物の縦方向の延伸は、複数の延伸回転
ロール21bのうちの出口側の回転延伸ロールの回転速
度を、入口側の回転延伸ロールの回転速度よりも高速に
した状態でシート状物を通過させることにより行われ
る。
【0028】縦延伸装置20で縦方向に延伸されたシー
ト状物は、次に、図1と図2とに分かれて示されたテン
タ30に搬送される。
【0029】テンタ30は、それぞれ各所定の温度に調
整された複数の区画を有するものである(図1は、複数
の区画のうち上流側の区画を表したものであり、図2
は、複数の区画のうち下流側の区画を表したものであ
り、途中の区画は図示省略されている。)。これら複数
の区画は、上流側から順に、予熱ゾーン、延伸ゾーン、
熱固定ゾーン、熱緩和ゾーン、冷却ゾーンに複数ずつ割
り当てられている。また、シート状物の両側からシート
状物の両脇それぞれを把持するクリップが下流側に向か
って各区画内を走行している。シート状物はこのクリッ
プに両脇を把持された状態で、各区画内を通過してい
く。まず予熱ゾーンでは、搬送中のシート状物を加熱
し、延伸ゾーンでは、予熱ゾーンよりも高温の雰囲気の
中で、シート状物にクリップで横方向に張力を加えなが
らクリップを搬送することにより、シート状物を横方向
に延伸する。熱固定ゾーンでは、延伸ゾーンよりも高温
の雰囲気の中でシート状物の分子配向を固定させる。熱
緩和ゾーンでは、シート状物を焼きなましし、冷却ゾー
ンでは、シート状物を急冷却する。下流側の最後の区画
を出たシート状物は、シート状物の、テンタのクリップ
で把持されていた両脇部分それぞれが、図2の点線で表
された経路に従って除去され、残った中央部分が、この
シート状物製造装置で製造されるべき支持体として巻取
装置40に向けて搬送される。
【0030】そして、支持体が巻取装置40に正確に巻
き取られるようにするため、巻取装置40直前まで搬送
されてきた支持体は横方向の位置制御及び、巻取装置4
0に巻き取られるときの張力の調整を受けた後、巻取装
置40によってロール状に巻き取られる。
【0031】ここで、図1、図2に示すシート状物製造
装置中の、図1と図2とに分かれて示すテンタ30が本
発明のテンタの一実施形態に相当するものであり、この
テンタの特徴的な部分について詳述する前に、テンタ3
0の全体が示された図3を用いて、テンタ30について
詳細に説明する。
【0032】図3は、テンタの斜視図である。
【0033】テンタ30は、シート状物が送り込まれる
入口部31と、シート状物を送り出す出口部32と、入
口部から送り込まれたシート状物の両脇に配備された2
つのチェーン34とを備え、入口部と出口部との間に設
けられた箱体33を構成の一部として有するものであ
る。なお、図3には、シート状物が1点鎖線で表されて
いる。
【0034】箱体33は、それぞれ各所定の温度に調整
された複数の区画が連結してなる、長尺の矩形筒状体で
ある。複数の区画は、入口部31側から順に、予熱ゾー
ン30a、延伸ゾーン30b、熱固定ゾーン30c、熱
緩和ゾーン30d、冷却ゾーン30fに複数ずつ割り当
てられている。また、上述のシート状物製造装置におけ
るテンタの説明では省略したが、テンタ30には、熱緩
和ゾーン30dと冷却ゾーン30fとの間に、ニュート
ラルゾーン30eが設けられている。このニュートラル
ゾーン30eは、熱緩和ゾーン30dと冷却ゾーン30
fとの温度差が大きいため、両ゾーンどうしの熱の遮断
を行う機能を有するゾーンである。
【0035】2つのチェーン34は、入口部31と出口
部32との間でそれぞれ各区画内を循環するものであっ
て(図中の矢印参照)、一方のチェーン34と他方のチ
ェーン34との間隔が、予熱ゾーン30aでは出口部3
2側にいくにしたがってやや広がるように、また延伸ゾ
ーン30bでは、出口部32側にいくにしたがって大き
く広がり、延伸ゾーン30bの終りでは、入口部31に
おける両チェーン34の間隔の3倍から4倍程度の間隔
まで広がるように配置されている。さらに、両チェーン
34は、熱固定ゾーン30c以降のゾーンでは、この3
倍から4倍程度に広がった間隔がやや狭まった間隔に配
置されている。また、2つのチェーン34のいずれに
も、多数のクリップ(不図示)が連結されている。これ
らクリップは、送り込まれてくるシート状物の両脇を入
口部31で把持し、この両脇を把持した状態で、チェー
ン34の循環に伴って出口部32に向かって移動する。
これらクリップに両脇を把持されたシート状物は、出口
部32に向かって各区画内を通過する。したがって、各
チェーン34に連結されたクリップどうしは、入口部3
1から延伸ゾーン30bの終わりまでは互いに離間する
ように移動し、シート状物は、入口部31に送り込まれ
たときの横方向の幅よりも3倍から4倍程度の幅にまで
延伸される。
【0036】各区画内においては、各区画内の空気の一
部を一旦回収し、所定の温度に調節した後に、その温度
調整された空気を通過していくシート状物に吹き付け、
予熱ゾーン30aから熱緩和ゾーン30dまではシート
状物を加熱し、冷却ゾーン30fではシート状物を冷却
する。なお、熱固定ゾーン30c及び熱緩和ゾーン30
dでは、シート状物をそのシート状物の軟化点付近まで
加熱する。
【0037】箱体33を出たシート状物は、クリップに
よって把持されている両脇部分がスライスされる。出口
部32では、シート状物の両脇を把持していたクリップ
の把持が解除され、シート状物の、両脇部分がスライス
されたことによって残った中央部分が製品として送り出
される。なお、シート状物のスライスされた両脇部分は
回収装置によって回収される(図2の点線で表された経
路参照)。
【0038】次に、本発明の実施形態におけるテンタの
特徴的な部分について説明する。
【0039】本実施形態のテンタ30は、図3を用いて
説明した如く、多数のクリップを備え、さらに、レール
部材及びクリップ把持解除機構も備えている。
【0040】まず、図4及び図5を用いて、クリップに
ついて説明する。
【0041】図4は、本実施形態のテンタに備えられた
クリップが連結された状態を示した斜視図であり、図5
は、クリップとレール部材とを表した断面図である。
【0042】クリップ35は、テンタ30の箱体33内
で、シート状物が加熱されるとき同時に加熱されること
から、耐熱性に優れた金属製であって、本体351と、
4つの上下ローラ352と、2本の回転軸353と、4
つのリンクプレート341と、把持部材354と、図5
に示された2つの背面ローラ355とを備えている。上
下ローラ352は、2本の回転軸353それぞれの上下
に設けられ、その回転軸353は、回転自在に、本体3
51を貫通している。また、リンクプレート341の一
端は、回転軸353に挿通された状態で、上下ローラ3
52と本体351との間に位置し、他端は、隣のクリッ
プ35の近い方の回転軸に挿通されている。したがっ
て、隣り合うクリップ35どうしはリンクプレート34
1によって連結され、このリンクプレート341の集ま
りによって、無端状のチェーン34が形成される。この
チェーン34は、不図示のスプロケットからの動力を受
けて、入口部31と出口部32との間でそれぞれ各区画
内を循環することによって、クリップ35を入口部31
から出口部32まで搬送する。なお、チェーン34は、
図3を用いて説明した如く、シート状物の両脇それぞれ
に配備されている。
【0043】把持部材354は、把持部位3541と、
第1の部位3542と、第2の部位3543と、回動軸
3544とを有する。第1の部位3542と第2の部位
3543とは、回動軸3544を挟んで設けられてい
る。回動軸3544は、本体351に回動自在に軸支さ
れたものであって、把持部材354は、この回動軸35
44を中心にして回動することにより、把持姿勢(図5
において実線であらわされた把持部材の姿勢)と、把持
解除姿勢(図5において二点鎖線であらわされた把持部
材の姿勢)との間で姿勢を切り替えるものである。ここ
で、把持部材354の把持姿勢と把持解除姿勢とについ
て、もう少し詳しく説明する。本体351は、載置面3
511を有し、2つのチェーン34それぞれの循環によ
って、テンタ30の入口部31に搬送されてきた2つの
クリップ35それぞれの載置面3511には、シート状
物の両脇それぞれが載置されるとともに、不図示のクリ
ップ把持機構によって、把持部材354は、回動軸35
44を中心にして回動させられ、把持部位3541が載
置面3511に接近し、シート状物の、載置面3511
に載置された両脇それぞれを、把持部位3511と載置
面3511とで挟み込む。すなわち、把持部位3541
が、入口部31から送り込まれたシート状物の厚み未満
の所定長まで載置面3511に接近し、シート状物を把
持しているときの把持部材354の姿勢が把持姿勢であ
る。一方、後述するクリップ把持解除機構によって、出
口部32では、把持部材354は、回動軸3544を中
心にして回動させられ、把持部位3541が載置面35
11から離間し、シート状物の、載置面3511に載置
された両脇それぞれの、把持部位3511と載置面35
11とによる挟み込みが解除される。すなわち、把持部
位3541が、入口部31から送り込まれたシート状物
の厚み以上の所定長まで載置面3511から離間し、シ
ート状物を把持していないときの把持部材354の姿勢
が把持解除姿勢である。
【0044】また、図5に示された2つの背面ローラ3
55は、本体351の、把持部材354が設けられた側
とは反対側の面に、上下に設けられたものである。
【0045】次に、図5を用いて、レール部材36につ
いて説明する。図5に示されたレール部材36は、本体
351の上方と下方とに設けられた、断面略コ字状のレ
ール部361を有するものである。このレール部361
の、図5における左側の側面、すなわち把持部材354
側の部分が外周側の軌道になり、反対側の部分が内周側
の軌道になる。上下ローラ352は、このレール部36
1内に、外周側の軌道と内周側の軌道とに接した状態で
収められ、チェーン34が不図示のスプロケットから動
力を受けたことに伴い、上下ローラ352がレール部3
61に沿って走行する。また、2つの背面ローラ355
のうちの、下側の背面ローラ355は、下方のレール部
361の、内周側の軌道に載置された状態で、クリップ
35の自重を受けながら走行する。また、上側の背面ロ
ーラ355と、上方のレール部材361の、内周側の軌
道との間には若干の隙間が設けられ、チェーン34の循
環に伴ってクリップ35が浮き上がると、上側の背面ロ
ーラ355が、上方のレール部361の、内周側の軌道
に接して、それ以上の浮き上がりが防止される。なお、
レール部材36は、テンタ30の左右それぞれに配備さ
れている。
【0046】次に、本実施形態のクリップ把持解除機構
について説明する。
【0047】まず、図6を用いて、クリップ把持解除機
構がテンタ30のどの部分に設けられているかを説明す
る。
【0048】図6は、本実施形態のテンタにおいて、シ
ート状物に破れが生じた場合の状態を示す、テンタを上
から見た模式図である。
【0049】クリップ把持解除機構37は、テンタ30
の出口部32の両脇それぞれに設けられている。図6で
は、図面の簡明化のため、クリップ把持解除機構37の
一構成部材である自由回転円盤371のみを記し、詳細
な構成については、図7を用いて次述する。
【0050】なお、この図6では、シート状物は1点鎖
線で表され、シート状物の製造を開始した直後に、延伸
ゾーン30bで、搬送中のシート状物に破れが生じ、シ
ート状物の破れが生じた部分が、シート状物の両脇の、
図6では不図示のクリップに向かって丸まった状態にな
って、クリップ把持解除機構37の直前まで搬送されて
きた状態が示されている。この状態では、シート状物に
破れが生じたため、クリップによって把持されている両
脇部分を、図3を用いて説明したようにスライスするこ
とは行われない。また、入口部31の点線が引かれた位
置は、把持部材354の姿勢が把持解除姿勢から把持姿
勢に変化する把持開始位置であり、出口部32の点線が
引かれた位置は、自由回転円盤371によって、把持部
材354の姿勢が把持姿勢から把持解除姿勢に変化させ
られる把持解除位置になる。
【0051】図7は、本実施形態のクリップ把持解除機
構の構成を示す図である。
【0052】クリップ把持解除機構37は、自由回転円
盤371、アーム372、調整用ボルト373、ロック
ナット374、エアシリンダ375、及び補助オープナ
376を備えている。なお、図7に示された把持部材3
54の姿勢は、把持解除姿勢であって、第2の部位35
43が、第1の部位3542よりも自由円盤側371に
突出している。また、図7中に2点鎖線で示すように、
把持姿勢の把持部材354では、把持解除姿勢のときと
は逆に、第1の部位3542が、第2の部位3543よ
りも自由円盤側371に突出している。
【0053】自由回転円盤371は、アーム372の下
方に、回転自在に軸支された、耐衝撃性及び耐熱性に優
れた樹脂材料からなるものである。この自由回転円盤3
71の周面は、搬送されてきたクリップ35の第1の部
位3542に当接し、さらに、そのクリップ35が搬送
方向に搬送されることによって、第1の部位3542
を、自由回転円盤371の周面によって本体351側に
押し、把持部材354の姿勢は、図6を用いて説明した
把持解除位置で把持解除姿勢に切り替えられる。なお、
自由回転円盤371は、搬送中のクリップ35に当接す
ることによって回転し、常に同じ周面の部位がクリップ
35に当接して片減りすることが防止されている。この
ように、本実施形態では、自由回転円盤371を樹脂材
料からなるものとしたため、第1の部位3542との当
接によって金属粉は生じず、製品不良の発生を低減させ
ることができる。
【0054】アーム372は、回動中心Xを中心に回動
するものであって、アーム372の一端に設けられた自
由回転円盤371やその周辺部材の自重によって、図7
では時計回りの方向に常に回動しようとするものであ
る。しかしながら、アーム372の他端には、調整用ボ
ルト373の先端が当接し、アーム372の回動を防止
している。すなわち、調整用ボルト373を緩めると、
アーム372は回動して、その結果、自由回転円盤37
1が、クリップ35に接近し、調整用ボルト374を締
め込んでいくと、調整用ボルト373の先端に押され
て、アーム372は、図7では反時計回りの方向に回動
し始め、その結果、自由回転円盤371がクリップ35
から離れていく。また、ロックナット374は、調整用
ボルト373を固定するものである。
【0055】本実施形態において、搬送されてきたクリ
ップ35の第1の部位3542に対する、自由回転円盤
371の位置は、以下のようにして決定する。まず、テ
ンタ30にシート状物が搬送されてくる前に、図6を用
いて説明した把持解除位置に位置する把持部材354の
姿勢を把持解除姿勢にする。次に、ロックナット374
を緩め、調整用ボルト373を回動させることによっ
て、この把持解除姿勢にある把持部材354の第1の部
位3542に自由回転円盤371の周面を当接させる。
この際の調整用ボルト373の頭部の高さ位置を基準と
し、続いて、調整用ボルト373を締め込んでいき、自
由回転円盤371をクリップ37から徐々に遠ざけてい
く。そして、把持解除姿勢にあった把持部材354を把
持姿勢にしたときに、自由回転円盤371の周面が、第
1の部位3542を押し込んで、把持部材354の姿勢
を把持解除姿勢へと切り替えるようになったところで調
整用ボルト373の締め込みを終了し、ロックナット3
74で調整用ボルト373を固定する。この際の自由回
転円盤371の位置をストッパ位置として、自由回転円
盤371がこのストッパ位置に位置したときの、調整用
ボルト373の頭部の高さ位置が、上記基準に対してど
れだけ低くなっているかをダイヤルゲージで読み取り、
ストッパ値とする。以後、自由回転円盤371の位置の
再調整時等には、把持解除姿勢の把持部材354の第1
の部位3542に自由回転円盤371の周面を当接させ
た状態から、調整用ボルト373の締め込みを開始し、
調整用ボルト373の頭部の高さ位置が、このストッパ
値分だけ低くなったところで締め込みを終了して、ロッ
クナット374で調整用ボルト373を固定すると、自
由回転円盤371は上記ストッパ位置に位置決めされ
る。したがって、調整用ボルト373が、本発明にいう
ストッパに相当し、調整用ボルト373とロックナット
374とを合わせたものが、本発明にいうストッパ調整
機構に相当する。以上の如く、本実施形態では、自由回
転円盤371の周面の、第1の部位3542への当たり
具合を、必要最低限に抑えることができるため、自由回
転円盤371の耐久性を向上させることができる。
【0056】エアシリンダ375は、伸びきった状態で
配置され、図7中の矢印方向には自在に縮み、縮んだ後
には、また伸びきった状態に復帰するものである。この
エアシリンダ375は、伸びきった状態では、自由回転
円盤371を上記ストッパ位置に保持し、縮むことによ
って、自由回転円盤371をクリップ35から離間させ
る。すなわち、エアシリンダ375は、自由回転円盤3
71を第1の部位3542を押す方向とは逆の方向(ク
リップ35から遠ざかる方向)には揺動自在に、かつ上
記ストッパ位置に保持するように付勢するものである。
本実施形態では、このようなエアシリンダ375を設け
たことによって、自由回転円盤371がクリップ37に
よって著しく削り取られることがより確実に防止され、
自由回転円盤371の耐久性をさらに向上させることが
できるばかりか、図6に示したような、シート状物の破
れが生じた部分が搬送されてきた場合に、エアシリンダ
375の働きによって、自由回転円盤371はクリップ
35から離間させられて、このシート状物の部分がクリ
ップ35と自由回転円盤371との間に挟まれてしまう
ことを防止でき、その結果、シート状物の搬送を停止さ
せて、テンタ30から、このシート状物の部分を除去す
る手間が省け、また、テンタ30に大きな損傷を与えて
しまうことを防止することができる。したがって、エア
シリンダ375によって、自由回転円盤371は、搬送
されてきたシート状物を把持した状態のクリップ35に
当接してそのシート状物の把持を解除させる当接位置
と、搬送されてきたクリップ35とは離間した退避位置
との間で移動自在に支持されている。
【0057】補助オープナ376は、図6を用いて説明
した把持解除位置に隣接した、クリップ35の搬送方向
下流側の位置に設けられており、クリップ35に対し
て、自由回転円盤371が位置する側とは反対側から、
第2の部位3543に向かって突出した、樹脂製の突出
片である。この補助オープナ376の先端は、把持姿勢
のまま搬送されてきたクリップ35の第2の部位354
3に当接し、さらに、そのクリップ35が搬送方向に搬
送されることによって、第2の部位3543を、自由回
転円盤371によって第1の部位3542が押される方
向とは反対の方向に押し、把持部材354の姿勢は、把
持姿勢から把持解除姿勢に切り替えられる。したがっ
て、図6に示したような、シート状物の破れが生じた部
分が搬送されてきた場合、エアシリンダ375の働きに
よって、自由回転円盤371は第1の部位3542を押
すことが不可能となり、把持部材354は、把持姿勢の
まま把持解除位置を通過するが、この補助オープナ37
6によって、把持姿勢から把持解除姿勢に切り替えられ
る。よって、補助オープナ376は、本発明の当接部材
に相当する。このような補助オープナ376によって、
クリップ35によるシート状物の把持を確実に解除させ
ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のテンタ
によれば、製品不良の発生を低減させることができ、さ
らに、シート状物の生産効率の低下やテンタに与える損
傷の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状物製造装置の前半部分を説明するため
の図である。
【図2】シート状物製造装置の後半部分を説明するため
の図である。
【図3】テンタの斜視図である。
【図4】本実施形態のテンタに備えられたクリップが連
結された状態を示した斜視図である。
【図5】クリップとレール部材とを表した断面図であ
る。
【図6】本実施形態のテンタにおいて、シート状物に破
れが生じた場合の状態を示す、テンタを上から見た模式
図である。
【図7】本実施形態のクリップ把持解除機構の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 シート状物製造装置 10 流延装置 11 ダイ 12 回転ドラム 20 縦延伸装置 21 回転ロール 21a 予熱回転ロール 21b 延伸回転ロール 21c 冷却回転ロール 30 テンタ 31 入口部 32 出口部 33 箱体 34 チェーン 341 リンクプレート 35 クリップ 351 本体 3511 載置面 352 上下ローラ 353 回転軸 354 把持部材 3541 把持部位 3542 第1の部位 3543 第2の部位 3544 回動軸 355 背面ローラ 36 レール部材 361 レール部 37 クリップ把持解除機構 371 自由回転円盤 372 アーム 373 調整用ボルト 374 ロックナット 375 エアシリンダ 376 補助オープナ 40 巻取装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送方向に搬送中のシート状物に
    クリップで横方向の張力を加えながら該クリップを搬送
    することにより、該シート状物を横方向に延伸するテン
    タにおいて、 前記クリップが、前記シート状物を把持した状態と、把
    持を解除した状態との間で切替自在であって、 搬送されてきた、前記シート状物を把持した状態の前記
    クリップに周面が当接して前記シート状物の把持を解除
    させる、樹脂材料からなる円盤を備えたことを特徴とす
    るテンタ。
  2. 【請求項2】 搬送されてきた、前記シート状物を把持
    した状態の前記クリップに対する前記円盤の位置を規制
    するストッパを備え、該円盤は、前記クリップに近づく
    方向には該ストッパで位置が規制されるとともに該クリ
    ップから遠ざかる方向については揺動自在であることを
    特徴とするテンタ。
  3. 【請求項3】 前記ストッパで前記円盤を規制している
    位置を調整するストッパ調整機構を備えたことを特徴と
    する請求項2記載のテンタ。
  4. 【請求項4】 所定の搬送方向に搬送中のシート状物に
    クリップで横方向の張力を加えながら該クリップを搬送
    することにより、該シート状物を横方向に延伸するテン
    タにおいて、 前記クリップが、前記シート状物を把持した状態と、把
    持を解除した状態との間で切替自在であって、 搬送されてきた、前記シート状物を把持した状態の前記
    クリップに周面が当接して前記シート状物の把持を解除
    させる円盤を備え、 該円盤は、搬送されてきた前記シート状物を把持した状
    態の前記クリップに当接して該シート状物の把持を解除
    させる当接位置と、搬送されてきた前記クリップとは離
    間した退避位置との間で移動自在であることを特徴とす
    るテンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021079674A (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 株式会社日本製鋼所 樹脂延伸装置及びその運転方法
JP7344097B2 (ja) 2019-11-22 2023-09-13 株式会社日本製鋼所 樹脂延伸装置及びその運転方法

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