JP2716071B2 - ベルトコンベアのずれ調整方法とその装置 - Google Patents

ベルトコンベアのずれ調整方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを熱処理しなが
ら熱処理炉内を搬送するために使用するベルトコンベア
のずれ調整方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なベルトコンベアのずれ調
整装置としてはベルトの搬送中心に垂直方向に設けられ
た回動軸と該回動軸に支持部材を介してベルトの進行方
向に対して前後にずらし、かつベルトを挟む上下二段の
修正ローラを設け、該修正ローラをベルトの蛇行検出部
と連動し回動させる如く構成したもの(実開平1−70
707号公報参照)や、ワークを熱処理炉内で熱処理を
しながら熱処理炉外へ搬送するために使用されるベルト
コンベアのずれ調整装置としてはリターンプーリの角度
や位置を変更する、いわうるテイクアップ機構を備えた
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、高温の熱処理炉内を搬送する
とベルトが損傷してしまい使用が困難であるという問題
点を有していた。また、後者においては、ベルトコンベ
アのずれを調整するために搬送を中断しなければならず
中断すると熱処理時間が長くなってワークの品質が悪化
したり、頻繁に調整するので作業効率も悪くなるという
問題点を有していた。本発明は、従来の技術が有するこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、ベルトを損傷することも搬送を中断す
ることもないベルトコンベアのずれ調整方法とその装置
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、ワークを熱処理しながら熱処理炉内を搬送する
ためのベルトコンベアのずれ調整方法において、ベルト
のずれ量が所定量以上になった場合に前記ベルトの側端
を所定の周期で瞬間的に殴打してベルトのずれを調整す
るものである。また、ワークを熱処理しながら熱処理炉
内を搬送するためのベルトコンベアのずれ調整装置にお
いて、ベルトのずれを検知するため前記ベルトの両側に
対向する位置に配置した検知手段と、この検知手段の検
知信号により前記ベルトの側端を所定の周期で殴打する
調整手段とから構成するものである。
【0005】
【作用】ワークを熱処理しながら熱処理炉内を搬送中
に、ベルトのずれ量が所定量以上になると検知手段が検
知信号を出力し、この検知信号により前記ベルトの側端
を調整手段が所定の周期で殴打してベルトのずれ量を小
さくするように調整する。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係るベルトコンベアのずれ調
整装置の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は検知
手段の動作説明図、図4は調整手段の動作説明図であ
る。
【0007】ベルトコンベア1は、ベルトコンベア1の
両端にヘッドプーリ2とリターンプーリ3が配設され、
下部には進行方向を変更するための補助プーリ4が複数
個配設されており、これらの補助プーリ4にベルト5を
掛けて構成されている。ヘッドプーリ2の下部にはモー
タ6が設置され、チェーン7によってヘッドプーリ2と
連結されており、ヘッドプーリ2は矢印A方向に回転し
ベルト5は矢印B方向に移動する。ワーク8が載置され
るベルト5の裏面には複数のローラ9が配設され、これ
らのローラ9は互にローラチェーン10によって連結さ
れ、更にローラチェーン10を介してヘッドプーリ2と
連結されて回転するようになっている。なお、11はベ
ルト5に所定の張力を与えるためのおもりである。
【0008】ベルトコンベア1の上流にはワーク投入口
12、下流にはワーク取出口13が設けてあり、それら
を除くベルトコンベア1の上部中央部分のベルト5、ロ
ーラ9及びローラチェーン10を覆うように炉枠14で
熱処理炉15が構成され、熱処理炉15内の上部にヒー
タ16が取り付けられている。
【0009】ベルトコンベア1の進行方向の左右両側で
あってワーク取出口13の近傍には検知手段17が配設
され、検知手段17の近傍であつて熱処理炉15の内部
には調整手段18が配設されている。そして検知手段1
7と調整手段18は夫々制御装置19に接続されてい
る。
【0010】ベルト5には図2に示すようにメッシュベ
ルトが使用され、メッシュベルトは平行に配列された複
数の芯金20にワイヤ21を巻きワイヤ21の始端部と
終端部を夫々芯金20の端部に溶接で固定して構成され
ている。なお、ベルト5は矢印B方向に移動し、ワーク
8は鋳造品のナックルアームである。
【0011】検知手段17は、図2,3に示すようにベ
ルト5の外側でずれオーバライン22の位置に配置さ
れ、ベルト5を構成する芯金20の突起部23と対向す
る位置に検知板24を設け、検知板24の一端にピンプ
レート25を固着しピンプレート25をワッシャ26と
ピン27で支持アーム28に回動自在に取付けて構成さ
れている。従って、検知板24はピン27を支点として
回動自在となる。また、検知板24の外側にはリミット
スイッチ(LS)29が配設され、制御装置19に接続
されている。
【0012】調整手段18は,図2に示すようにベルト
5の外側でずれオーバライン22の位置の更に外側に配
設され、シリンダ30をベルト5の移動方向に対して垂
直に配置し、シリンダ30のシリンダロッド31の先端
とシリンダ30の両側に配設したガイドバー32の先端
に支持板33を取付け、支持板33には調整板34を固
着して構成されている。また、一方のガイドバー32の
後端には、調整板34がシリンダ30による調整動作に
よってベルト定位置36まで前進するとリミットスイッ
チ(LS)37を叩くようにストップ板35がを取付け
られている。また、LS37の検知信号によってシリン
ダ30による調整動作が終了するようにしている。な
お、支持板38をシリンダ30の端部に固着し、支持板
38に開けた貫通孔にシリンダロッド31と一対のガイ
ドバー32を貫通させることにより調整板34はベルト
定位置36のラインに対して平行状態が維持される。
【0013】以上のように構成した本発明の動作につい
て説明する。図2に示すベルト5はベルト定位置36の
状態であるが、ワーク9を搬送中に図3(A)に示す状
態から徐々にベルト5がずれて左右何れかのずれオーバ
ライン22に達すると図3(B)に示すように検知手段
17を構成する検知板24にベルト5の突起部23が当
接し検知板24を押圧すると検知板24がピン27を支
点として回動してLS29をを叩き、LS29から検知
信号が出力される。LS29の検知信号が制御装置19
に入力されると制御装置19から調整手段18を構成す
るシリンダ30を駆動すべく電磁バルブ(不図示)に駆
動信号が出力される。
【0014】シリンダ30を駆動するための駆動信号
は、図4(A)に示すようにずれオーバライン22を越
えたベルト5が図4(C)に示すようにベルト定位置3
6に戻るまで所定の周期でシリンダロッド31に装着し
た調整板34がベルト5の突起部23を瞬間的かつ衝撃
的に殴打しながら進退動を繰返すように予め制御装置1
9によってプログラムされている。そして、図4(C)
に示すようにベルト5がベルト定位置36に戻るとスト
ップ板35がLS37を叩き、LS37の検知信号が制
御装置19に入力され制御装置19からシリンダ30を
駆動する電磁バルブ(不図示)への駆動信号が出力され
なくなる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ベ
ルトコンベアを停止することなく搬送中にベルトのずれ
を調整することができるので従来のように熱処理時間が
長くなってワークの品質を悪化させるようなことが防止
できると共に停止時間がないので生産性の向上が図れ
る。また、ずれの調整はベルトの側端を瞬間的に数回殴
打して徐々に調整するのでベルトを損傷することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベルトコンベアのずれ調整装置の
全体側面図
【図2】本発明に係るベルトコンベアのずれ調整装置の
平面図
【図3】検知手段の動作説明図で、(A)は動作前の状
態を示す説明図、(B)は動作中の状態を示す説明図
【図4】調整手段の動作説明図で、(A)は調整動作前
の状態を示す説明図、(B)は調整動作中の状態を示す
説明図、(C)は調整動作終了直前の状態を示す説明図
【符号の説明】
1…ベルトコンベア、5…ベルト、8…ワーク、15…
熱処理炉、17…検知手段、18…調整手段、19…制
御装置、22…ずれオーバライン、23…突起部、24
…検知板、29,37…リミットスイッチ(LS)、3
0…シリンダ、34…調整板、36…ベルト定位置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを熱処理しながら熱処理炉内を搬
    送するためのベルトコンベアのずれ調整方法において、
    ベルトのずれ量が所定量以上になった場合に前記ベルト
    の側端を所定の周期で瞬間的に殴打してベルトのずれを
    調整することを特徴とするベルトコンベアのずれ調整方
    法。
  2. 【請求項2】 ワークを熱処理しながら熱処理炉内を搬
    送するためのベルトコンベアのずれ調整装置において、
    ベルトのずれを検知するため前記ベルトの両側に対向す
    る位置に配置した検知手段と、この検知手段の検知信号
    により前記ベルトの側端を所定の周期で殴打する調整手
    段とから構成することを特徴とするベルトコンベアのず
    れ調整装置。
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