JP2002143543A - 遊技媒体貸出し装置 - Google Patents

遊技媒体貸出し装置

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JP2002143543A
JP2002143543A JP2000340126A JP2000340126A JP2002143543A JP 2002143543 A JP2002143543 A JP 2002143543A JP 2000340126 A JP2000340126 A JP 2000340126A JP 2000340126 A JP2000340126 A JP 2000340126A JP 2002143543 A JP2002143543 A JP 2002143543A
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Toshiyuki Matsui
井 利 之 松
Hiroki Tachibana
裕 樹 橘
Shuzo Ise
勢 修 三 伊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 払い出されたメダル等の遊技媒体をとり忘れ
やとりこぼすことなく遊技機の受皿等へ移し替えること
ができるようにすることを課題とする。 【解決手段】 遊技機2間に配設され現金あるいは所定
の情報が記録された記録媒体の投入に基づいて遊技媒体
を繰出し機構19により1個ずつ繰り出して遊技媒体を
貸出す遊技媒体貸出し装置において、前記繰出し機構1
9により繰り出される遊技媒体の投出通路18の末端の
遊技媒体払出し部8に位置し投出された遊技媒体を受入
れる遊技媒体受入れ部材9を装置本体1Aに対し着脱可
能に取り付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場において列
設される遊技機間に配設され、現金あるいは所定の情報
が記録された記録媒体の投入に基づいて遊技媒体を貸出
す遊技媒体貸出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から遊技場において遊技用の媒体で
あるメダルを自動的に貸出す貸出し機として例えば実用
新案登録第2520328号の公報に記載のものがあ
る。
【0003】この種の遊技媒体貸出し機は、紙幣(また
はプリペイドカード)が投入されて所定の操作が行われ
ると、メダル投出機構が作動して所定の個数のメダルが
繰り出され、繰り出されたメダルは貸出し機に固設され
ているメダル払い出し部に投出され、遊技者はこの払い
出し部からメダルを手で取り出して遊技機の受皿内へ移
し替えるようになされている。
【0004】一般に上記のようなメダル貸出し機では、
千円紙幣の投入による貸出しが可能とされており、千円
で50枚のメダルが払い出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記従来のメ
ダル貸出し機では、貸出し機のメダル払い出し部に投出
されたメダルを手で取り出して遊技機の受皿へ移そうと
するとき、1〜2枚のメダルが払い出し部内の壁面に貼
り付いて取り忘れが生じたり、あるいは移し替えの途中
でメダルをこぼしやすく、特に女性客の場合は手指の爪
を傷付けたりするなど不具合があった。
【0006】一方、新たに2千円紙幣が発行されたこと
から、2千円紙幣を利用できるようにした場合、2千円
分のメダル、すなわち100枚のメダルを払い出すこと
になる。このように100枚のメダルを手で移し替えよ
うとすると、数回に分けて移し替えを行うことが必要と
なり、その作業が面倒であるうえメダルをこぼしてしま
う可能性も高いものとなる。
【0007】本発明は、遊技媒体貸出し機から払い出さ
れたメダル等の遊技媒体をとり忘れやとりこぼすことな
く遊技機の受皿等へ移し替えることができるようにする
ことを課題としてはされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、遊技機間に配設され現金あるいは所定
の情報が記録された記録媒体の投入に基づいて遊技媒体
を繰出し機構により1個ずつ繰り出して遊技媒体を貸出
す遊技媒体貸出し装置において、前記繰出し機構により
繰り出される遊技媒体の投出通路の末端の遊技媒体払い
出し部に位置し投出された遊技媒体を受入れる遊技媒体
受入れ部材を装置本体に対し着脱可能に取り付けたこと
を特徴とする。
【0009】こうしたことにより、投出された遊技媒体
を遊技機の受皿へ移し替えるとき、遊技媒体貸出し装置
から受入れ部材を取り外してそのまま遊技機の受皿内へ
流し込むようにして移し替えができ、移し替えの途中で
こぼしたり手を汚すことや爪を損傷することがなく、ま
た2千円分の多量の遊技媒体であっても1アクションで
移し替えができる。
【0010】上記装置において、前記遊技媒体受入れ部
材を装置本体に係止する係止手段と、前記遊技媒体繰出
し機構による遊技媒体の繰出し動作の完了を検知する繰
出し完了検知手段と、この検知手段が遊技媒体繰出し動
作の完了を検知したことを条件に前記係止手段の係止を
解除する制御手段とを有せしめる構成、前記遊技媒体受
入れ部材が所定の位置に取付けられているか否かを検知
する取付け状態検知手段と、この検知手段が前記受入れ
部材の所定の取付け状態を検知したことを条件に前記遊
技媒体繰出し機構による遊技媒体の貸出しを行う制御手
段とを有せしめる構成、前記遊技媒体受入れ部材に付与
された識別符号と、前記装置本体に設けられ前記遊技媒
体受入れ部材の識別符号を読取る識別符号読取り手段
と、この識別符号読取り手段が前記遊技媒体受入れ部材
の識別符号を読取りその符号が適正であることを条件に
遊技媒体の貸出しを行う制御手段とを有せしめる構成と
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0012】図1は本発明による遊技媒体貸出し装置1
の外観例を示し、(A)は正面を、(B)は要部を略示
断面とした側面を示しており、図2は図1の遊技媒体貸
出し装置1を遊技機2、2間に配設した状態の正面を示
している。
【0013】上記の遊技媒体貸出し装置1は、遊技媒体
としてメダルを貸出すメダル貸し用(以下メダル貸出し
装置という)とした場合を示しており、遊技機2と略同
高の縦長偏平形状の外形を有し、その正面には上方から
呼出しランプ37、紙幣挿入口3、操作ボタン4、表示
部5、メダル補給扉6、投出ランプ7、メダル払い出し
部8が配設され、このメダル払い出し部8にはメダルを
受入れる受入れ部材9が着脱可能に取り付けられる。
【0014】なお上記遊技機2は、通常のようにその正
面の上方から遊技面10、遊技ボタン11、メダル投入
口12、受皿13が配設されている。
【0015】前記貸出し装置1の下部内には、図3、図
4に示すように上部ホッパ14および下部ホッパ15が
装置本体1Aの一部である基台16上に設けられ、この
下部ホッパ15の下底部には回転円盤17が回転駆動自
在に設けられていて、下部ホッパ15内のメダルを1枚
ずつ投出通路18へ送り出して投出する繰出し機構19
を構成している。この繰出し機構にはホッパ15内の満
杯を検知する満杯検知センサ、同エンプティを検知する
検知センサ、回転円盤駆動モータ、後述の計数センサを
含む。なおこの繰出し機構は回転円盤方式に限らず、他
にベルト方式等であってもよい。
【0016】前記上部ホッパ14へは、前記メダル補給
扉6をそのロック6aを解いて開けることにより外部か
らメダルを補給することができる。
【0017】前記メダル払い出し部8は図3、図4にみ
られるように前記投出通路18の末端位置を含むように
装置本体1Aの前壁1aが開口されて形成され、この前
壁1aの内面と前記基台16との間には所要の間隔を有
していて、これにより形成されるスペースに受入れ部材
9の後半部が嵌入して基台16に取り付けられるように
構成されている。
【0018】前記受入れ部材9は合成樹脂による成形品
からなっており、図5(A)、(B)に示すように、垂
直な後部壁9aと底部9bと側面視がL形状をなす左右
の側壁9c、9cと高さの低い前部壁9dとで器状に形
成され、内部に100枚以上のメダルを受け入れること
ができる空間部9eを有している。また上記後部壁9a
の上端は凹陥されており、この凹陥部9f部分に前記投
出通路18の末端が臨むようになっている。
【0019】前記受入れ部材9の後部壁9aの背面およ
び前記基台16側には、装置本体1A側に受入れ部材9
を着脱可能に取り付けるための係止手段20が設けられ
ている。
【0020】この係止手段20は、図示の実施形態にお
いては、図3〜図5にその一例を示すように前記受入れ
部材9の後部壁9aの背面下方中央位置に水平方向に突
設され上下方向の係止孔21を有する係止用突起22
と、前記基台16側に軸23を中心として上下方向揺動
可能に枢支され一端に上向きの係止爪24を有する係止
部材25と、この係止部材25の他端にプランジャ26
aが連結されたソレノイド26とで構成され、前記受入
れ部材9の底部9bを装置本体1Aのガイド部27上に
置き、その後部壁9aを基台16の側面に当接されてソ
レノイド26が励磁されていない状態において係止部材
25の係止爪24が係止用突起22の係止孔21に嵌入
して受入れ部材9が抜け止めされるようになっている。
【0021】また補助的な係止手段として、受入れ部材
9の後部壁9aの背面上方左右位置に磁性体28、28
(金属板)が配設され、前記基台16の側面に設けられ
たマグネット29に吸着されて受入れ部材9の後部壁9
aの上方部が保持されるようになされている。したがっ
てこれらにより受入れ部材9がメダル払い出し部8から
離脱することがないよう係止される。
【0022】前記受入れ部材9の後部壁9aの前記磁性
体28、28の間の位置にはバーコード30が表示され
ており、このバーコード30にはメダル貸出し装置1ご
とに対応する識別情報が記録されていて、受入れ部材9
を払い出し部8にセットしたとき基台16側に設置され
たバーコード読取り器31により読み取られるようにな
っている。
【0023】さらに前記基台16の側面には受入れ部材
9の存否を検知する着脱検知センサ32が設けられてい
る。このセンサ32は受入れ部材9を取り付けた際にそ
の後部壁9aにより押動される接触子32aを有し、こ
の接触子32aが突出した状態にあるとき「受入れ部材
無」を、退没しているとき「受入れ部材有」と判断され
る。
【0024】図4において符号33は前記投出通路18
に設けられ投出されるメダルの枚数を計数する計数セン
サであり、本発明でいう繰出し完了検知手段を構成して
いる。
【0025】図6は制御ブロック図で、その制御部34
は繰出し機構19が所定枚数のメダルを繰出したことを
計数センサ33が検知したとき係止手段20のソレノイ
ド26を励磁して係止を解き、また受入れ部材9の取り
付け状態が完了していることを検知センサ32が検知し
たことを条件に繰出し機構19を作動させるようになっ
ている。このほか受入れ部材9のバーコード30の読取
り器31が読み取った識別符号が適正であることを条件
に繰出し機構19を作動させるようになっている。
【0026】図7は受入れ部材9に表示されたバーコー
ド30による識別情報の登録までを示すフローチャート
で、この識別情報の登録は、電源投入時に受入れ部材9
のバーコード30を読み取り、識別符号を登録してその
受入れ部材9を適正なものとするものである。
【0027】まず電源が投入されると(ステップ
)、メダル貸出し装置1の各部に異常がないか否か
チェックされ(ステップS)、異常があれば呼出しラ
ンプ37が点滅するとともに異常に対応するエラーコー
ドが表示部5に表示されて係員による修理を促す(ステ
ップS)。
【0028】異常がなければ受入れ部材9の有無が着脱
検知センサ32により確認され(ステップS)、受入
れ部材9が取り付けられていなければ呼出しランプ37
が点滅するとともに対応するエラーコードが表示部5に
表示され(ステップS)、係員に対し受入れ部材9の
取り付けを促す。受入れ部材9が取り付けられると呼出
しランプ37は消灯し、受入れ部材9が取り付けられる
まで(着脱検知センサ32の「受入れ部材有」の信号が
制御部34に入力されるまで)はそのメダル貸出し装置
1は使用不可となる。
【0029】受入れ部材9が取り付けられたことを着脱
検知センサ32が確認するとバーコード読取り器31に
よりその受入れ部材9のバーコード30を読み取り、そ
の識別情報を記憶部35に記憶する(ステップS)。
【0030】次いでバーコード30が読み取れたか否か
がチェックされ(ステップS)、読み取れない場合は
呼出しランプ37が点滅して係員によるチェックを促
す。その原因としては、受入れ部材9の取り付け不良、
バーコード30自体の損傷等が考えられるので、受入れ
部材9の付け直しや交換が行われる。
【0031】バーコード30が正常に読み取られたとき
は識別情報が登録される(ステップS)。そしてホッ
パ15内にメダルが存在しているか否かのエンプティチ
ェックが行われ(ステップS)、エンプティが検知さ
れなければ貸出し待機状態(ステップS10)になる。
エンプティが検知されたときは呼出しランプ37が点滅
するとともに対応するエラーコードが表示部5に表示さ
れ、係員に対しメダルの補給を促す。以上により受入れ
部材9の登録が完了する。
【0032】図8はメダルの貸出しを示すフローチャー
トであり、制御部34の制御内容と併せて説明する。前
述のステップS10において貸出し待機状態におかれた
メダル貸出し装置1の紙幣挿入口3に紙幣が挿入される
と(ステップS11)、通常のようにその紙幣が識別さ
れて適正な紙幣であるか否かがチェックされる(ステッ
プS12)。
【0033】その紙幣が適正紙幣でないと判定されたと
きはその紙幣を返却し(ステップS 13)、次の紙幣の
挿入を待つ。
【0034】挿入された紙幣が適正紙幣であるときは、
受入れ部材9の存否が着脱検知センサ32によってチェ
ックされ(ステップS14)、「受入れ部材無」と判断
されれば紙幣を返却する(ステップS13)。
【0035】「受入れ部材有」と判断されたときは、取
り付けられている受入れ部材9がそのメダル貸出し装置
1に対応する適正なものであるか否かがバーコード30
の読み取りによりチェックされる(ステップS15)。
具体的には前述のように予め記憶部35に記憶されてい
る識別情報と、バーコード読取り器31により読み取っ
た識別情報との一致・不一致により判断される。
【0036】受入れ部材9が不適正である場合には、係
止手段20のソレノイド26がONとなり(ステップS
16)、受入れ部材9の係止を解いて受入れ部材9の交
換を可能とするとともに、紙幣を返却する。
【0037】前記ステップS15において受入れ部材9
が適正であると判断されたときは、回転円盤17が回動
してメダルの繰り出しが行われる。
【0038】投出動作中は投出ランプ7が点滅し(ステ
ップS17)、所定枚数(千円紙幣で50枚、2千円紙
幣で100枚)のメダルの投出が行われる(ステップS
18)。
【0039】次いで所定枚数のメダルの投出が完了した
か否かがチェックされ(ステップS 19)、完了してい
ると判断されたときは回転円盤17が停止するとともに
投出ランプ7が消灯する(ステップS20)。
【0040】その後係止手段20のソレノイド26がO
Nとなり(ステップS21)、係止部材25が図4にお
いて反時計方向に回動してその係止爪24が係止用突起
22の係止孔21から抜けるので受入れ部材9を抜き出
すことが可能となり、遊技客がメダルを直接手で取り出
すか、受入れ部材9ごと抜き出して自己が使用する遊技
機2の受皿13へ移す。
【0041】所定時間経過後ソレノイド26が消磁され
(ステップS22)、受入れ部材9が再び係止される。
このとき受入れ部材9が抜き取られた状態であっても、
その後に受入れ部材9が挿入されればその係止用突起2
2が係止部材25の係止爪24を押しのけて進み、係止
用突起22の係止孔21が係止爪24の位置に至ったと
き両者が係合して取り付け状態となる。
【0042】ここでエンプティチェックがかけられ、エ
ンプティが検知されなければ貸出し待機状態となり、エ
ンプティが検知されれば呼出しランプ37が点滅される
とともに対応するエラーコートが表示部5に表示され、
係員に対しメダルの補給を促す。
【0043】次いで電源がOFFとなり(ステップS
23)、中央管理装置36から終了指示があったか否か
がチェックされ(ステップS24)、指示があるときは
終了となり、指示がないときは、ステップS11へ戻
る。
【0044】前記ステップS11〜S13において、同
じ原因による紙幣の返却が連続して3回発生した場合は
ステップS25でチェックされ、3回連続エラーの場合
はエラー報知がなされる(ステップS26)。
【0045】また前記ステップS14において、メダル
の投出途中で受入れ部材9が取り出された場合は、ステ
ップs27でチェックされ、即座にメダルの投出が中断
され(ステップS28)、受入れ部材9の再セットを待
つ。受入れ部材9の再セットがなされたか否かがチェッ
クされ(ステップS29)、再セットされた場合は適正
な受入れ部材9か否かがチェックされる(ステップS
30)。
【0046】再セットされた受入れ部材9が適正なもの
であればメダルの投出が再開され(ステップS31)、
不適正である場合にはエラー報知がなされる(ステップ
)。
【0047】なお中央管理装置36側で指令を与えれ
ば、指定されたメダル貸出し装置1(店内全部、島内全
部等)について係止手段20を解除することができる。
その後店員が手動で受入れ部材9の交換を行う。
【0048】上述の実施形態では、紙幣の挿入によって
メダルを貸出すメダル貸出し装置について説明したが、
紙幣に代えてプリペイドカードを使用するのもであって
もよい。この場合は紙幣識別部(紙幣処理部38)に代
えてカード処理部を備えるものとなる。さらに会員カー
ドと暗証番号とによる貸出しを行う貯メダル方式(別に
そのためのテンキーを備える)であってもよい。
【0049】また受入れ部材9の識別は、バーコード3
0以外に磁気ストライプ、ICチップ等を採用すること
ができる。また識別符号はメダル貸出し装置ごとでなく
島ごとに設定するようにしてもよい。
【0050】さらにメダル投出後に係止手段20のソレ
ノイド26の励磁を解除する、換言すれば係止状態に戻
すタイミングは、受入れ部材9の取り外し動作と連動さ
せてもよく、また受入れ部材9がセットされていない場
合や適正でない受入れ部材9がセットされている場合等
において、前述のように受入れた紙幣を返却する方式と
せず、紙幣を受入れないようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、払
出し部から遊技媒体の入った受入れ部材を取り外して遊
技機の受皿等の所定の場所へ遊技媒体を移し替えること
ができるので、受入れ部材内に入っている遊技媒体を残
らず移すことが容易にでき、取り忘れや途中でこぼして
しまうようなことを完全に解消することができる。また
手で取り出す必要がなくなるので、手指の爪を傷めたり
手を汚したりすることもない。
【0052】さらに2千円分等の多量の遊技媒体であっ
ても1アクションで移し替えることができる。
【0053】請求項2によれば、遊技媒体の投出完了を
検知して初めて受入れ部材が取り外し可能となるので、
投出動作中に受入れ部材が取り外されて遊技媒体が付近
に散乱するようなことが防がれる。
【0054】請求項3によれば、受入れ部材が取り付け
られていなければ遊技媒体の貸出し動作が行われない
で、受入れ部材を取り付けないまま遊技媒体が投出され
て周囲に散乱させてしまうことがない。
【0055】さらに請求項4によれば、適正な受入れ部
材が取り付けられていなければ遊技媒体の貸出しが行わ
れないので、受入れ部材を他の貸出し装置へ持って行か
れ、当該貸出し装置に受入れ部材がないという状態を起
こりにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技媒体貸出し装置の外観例を示
し、(A)は正面図、(B)は要部を略示断面とした側
面図。
【図2】図1の遊技媒体貸出し装置を遊技機間に設置し
た状態を示す正面図。
【図3】本発明における遊技媒体貸出し装置の受入れ部
材を取り外した状態を示す断面図。
【図4】同、取り付けた状態を示す断面図。
【図5】受入れ部材を示すもので、(A)は縦断側面
図、(B)は背面図。
【図6】制御ブロック図。
【図7】受入れ部材の識別情報の登録のフローチャー
ト。
【図8】遊技媒体貸出しのフローチャート。
【符号の説明】
1 遊技媒体貸出し装置(メダル貸出し装置) 1A 装置本体 2 遊技機 8 メダル払い出し部 9 受入れ部材 17 回転円盤 18 投出通路 19 繰出し機構 20 係止手段 22 係止用突起 25 係止部材 28 磁性体 29 マグネット 30 バーコード 31 バーコード読取り器(識別符号読取り手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊 勢 修 三 兵庫県姫路市下手野一丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA88 BC68 BC73 BC79

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機間に配設され現金あるいは所定の情
    報が記録された記録媒体の投入に基づいて遊技媒体を繰
    出し機構により1個ずつ繰り出して遊技媒体を貸出す遊
    技媒体貸出し装置において、前記繰出し機構により繰り
    出される遊技媒体の投出通路の末端の遊技媒体払い出し
    部に位置し投出された遊技媒体を受入れる遊技媒体受入
    れ部材を装置本体に対し着脱可能に取り付けたことを特
    徴とする遊技媒体貸出し装置。
  2. 【請求項2】前記遊技媒体受入れ部材を装置本体に係止
    する係止手段と、前記遊技媒体繰出し機構による遊技媒
    体の繰出し動作の完了を検知する繰出し完了検知手段
    と、この検知手段が遊技媒体繰出し動作の完了を検知し
    たことを条件に前記係止手段の係止を解除する制御手段
    とを有している請求項1記載の遊技媒体貸出し装置。
  3. 【請求項3】前記遊技媒体受入れ部材が所定の位置に取
    り付けられているか否かを検知する取付け状態検知手段
    と、この検知手段が前記受入れ部材の所定の取付け状態
    を検知したことを条件に前記遊技媒体繰出し機構による
    遊技媒体の貸出しを行う制御手段とを有している請求項
    1または2記載の遊技媒体貸出し装置。
  4. 【請求項4】前記遊技媒体受入れ部材に付与された識別
    符号と、前記装置本体に設けられ前記遊技媒体受入れ部
    材の識別符号を読取る識別符号読取り手段と、この識別
    符号読取り手段が前記遊技媒体受入れ部材の識別符号を
    読取りその符号が適正であることを条件に遊技媒体の貸
    出しを行う制御手段とを有している請求項1〜3のいず
    れか1項記載の遊技媒体貸出し装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008012165A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Olympia:Kk 遊技機用台間機

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