JP2002143060A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002143060A
JP2002143060A JP2000344835A JP2000344835A JP2002143060A JP 2002143060 A JP2002143060 A JP 2002143060A JP 2000344835 A JP2000344835 A JP 2000344835A JP 2000344835 A JP2000344835 A JP 2000344835A JP 2002143060 A JP2002143060 A JP 2002143060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイクロン集塵装置の塵埃集積手段内の塵埃
集積状況を使用者の目視に頼らず知ることのできる電気
掃除機を提供する。 【解決手段】 サイクロン集塵装置8の塵埃集積手段を
構成するダストカップ9を透明材料で成形するととも
に、ダストカップ9の中に所定量の塵埃が集積したこと
を検知する塵埃集積検知手段50をダストカップ9から
分離して配置する。塵埃集積検知手段50は光センサー
発光部52aと光センサー受光部52bにより構成さ
れ、光センサー受光部52bはダストカップ9を透過し
た光を受光する。ダストカップ9の中には塵埃の旋回を
防止する遮蔽部材40を配置する。ダストカップ9に所
定量の塵埃が集積したことを塵埃集積検知手段50が検
知すると、報知手段が使用者に対する報知動作を実行
し、制御部37は安全運転モードで電動送風機3を運転
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサイクロン集塵装置
を備えた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動送風機により吸込んだ吸気を旋回さ
せて塵埃を分離するサイクロン集塵装置を備えた電気掃
除機が広く使用されている。このようなサイクロン集塵
式電気掃除機の例を、例えば特開2000−16682
9号公報に見ることができる。当該公報に開示された電
気掃除機の概略構成を図7に示す。電気掃除機1は、電
動送風機3を内蔵した本体2にサクションホース4及び
接続パイプ5を介して吸込口体6を接続する。吸込口体
6は床面fに面する吸込み口7を有している。サクショ
ンホース4と接続パイプ5の間にはダストカップ9を備
えたサイクロン集塵装置8が配置される。サイクロン集
塵装置8の入口部は接続パイプ5に接続し、出口部はサ
クションホース4に接続しており、これにより、吸込口
体6から接続パイプ5、サイクロン集塵装置8、サクシ
ョンホース4を経て電動送風機3に至る吸気路が構成さ
れる。なおサイクロン集塵装置8からはハンドル部35
が突き出す。ハンドル部35の根元には、各種操作キー
や運転状況表示部等を配置した操作部が設けられる。ま
た本体2内には、電気掃除機1の各種動作を制御する制
御部37が配置される。
【0003】上記構成の電気掃除機1において、電動送
風機3を駆動すると、吸気路に吸気流が発生し、吸込口
体6の吸込み口7から床面等の塵埃が吸込まれる。気流
は接続パイプ5を経てサイクロン集塵装置8に至り、こ
こで気流が高速旋回し、気流中の塵埃が遠心分離され
る。塵埃は塵埃集積手段であるダストカップ9に集積さ
れ、空気のみサクションホース4から電動送風機3に吸
引され、本体2の外へと排出される。
【0004】図8は従来のサイクロン集塵装置8の構造
を示す縦断面図であり、接続パイプ5の長手方向を垂直
にした場合を示している。10はサイクロン集塵装置8
のサイクロン本体である。サイクロン本体10は、接続
パイプ5に連結する連結管11の上端に、横方向に張り
出す形で遠心分離室12を形設している。遠心分離室1
2は水平断面形状がほぼ円形であり、その内周壁の一部
に、連結管11からの空気の流入口13が開口する。流
入口13は、空気の流入方向が遠心分離室12の内壁に
対し接線方向となる位置に設けられている。遠心分離室
12の中心には排気筒14を配置する。
【0005】排気筒14は底面が閉じ、上面が開口した
円筒形の部材であって、外周部に複数個の排気口15を
設けている。排気口15にはナイロン等の合成繊維を織
って細かいメッシュとしたフィルター16を被着する。
排気筒14の上面開口部は遠心分離室12の天井面に形
設された連結管17に挿入される。排気筒14の外面上
部は雄ネジ部18となっており、その下に形設したフラ
ンジ19の上にゴム等弾性材料からなるシール20を載
せ、ネジ部18を連結管17の下端(こちらは雌ネジ部
となっている)にネジ込んで行けば、排気筒14は遠心
分離室12の天井面から垂下する形で取り付けられる。
連結管17の他端にはサクションホース4が接続され
る。遠心分離室12の下端は開口部21となっており、
ここにダストカップ9の上端の開口部22が気密に挿入
される。
【0006】塵埃集積手段であるダストカップ9は水平
断面が円形で、垂直断面は開口部22に向かいテーパ状
に広がった形となっている。ダストカップ9の保持の仕
組は次のようである。ダストカップ9の一側面である、
連結管11に向かい合う側面の下方に、上向きのフック
23を形設する。連結管11の側面には、このフック2
3を係合させる、下向きのフック24を形設する。サイ
クロン本体10から取り外されたダストカップ9を、そ
の開口部22が遠心分離室12の開口部21に接近して
行くよう、連結管11と平行にスライドさせると、ダス
トカップ9の開口部22が遠心分離室12の開口部21
に挿入され、またフック23がフック24に係合する。
ダストカップ9を限界まで、すなわち遠心分離室12の
開口部21の内側に取り付けた弾性材料製シール25に
ダストカップ9の口縁が当たるところまで押しつけれ
ば、ダストカップ9の開口部22は遠心分離室12の開
口部21に気密に接合することになる。同時にフック2
3とフック24も深く係合し、ダストカップ9の下部に
横方向の力が加わっても、ダストカップ9は連結管11
から離れない。
【0007】上記装着状態を維持するため、ダストカッ
プ9の外面の上端近くに装着片26を取り付ける。装着
片26は水平な軸27を介してダストカップ9に取り付
けられ、垂直面内で回動可能である。装着片26の上端
には、サイクロン本体10外面の凸部28に係合する係
止爪29が形設されている。装着片26の下部は、指で
押すための押圧部30となる。押圧部30とダストカッ
プ9の外面との間には圧縮コイルバネ31が挿入され、
係止爪29を凸部28に係合させる回転付勢力を装着片
26に与えている。
【0008】係止爪29と凸部28の相向かい合う面
は、係止爪29の側が上向きの、凸部28の側が下向き
の、それぞれ斜面となっている。そのため、ダストカッ
プ9をサイクロン本体10に装着すべくダストカップ9
をスライドさせて行くと、係止爪29と凸部28の斜面
同士が接触し、装着片26は圧縮コイルバネ31の付勢
力に抗して回動する。係止爪29が凸部28を乗り越え
れば両者は係合し、その係合状態は圧縮コイルバネ31
によって維持される。この状態になれば、ダストカップ
9をサイクロン本体10から引き抜こうとしても引き抜
くことはできない。押圧部30を押し、凸部28に対す
る係止爪29の係合を解除すれば、ダストカップ9は取
り外し可能となる。
【0009】上記サイクロン集塵装置8に空気が吸込ま
れると、吸気流は連結管11から流入口13を通って遠
心分離室12の中に、遠心分離室12の内壁に沿って接
線方向に流入し、排気筒14の周囲に高速の旋回気流を
形成する。高速旋回に伴う遠心力により、空気流に含ま
れていた塵埃は空気流から分離され、ダストカップ9の
中に落下し集積されて行く。排気筒14の周囲を旋回し
た空気流は排気口15から排気筒14の中に入り、サク
ションホース4に吸込まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなサイクロ
ン集塵式電気掃除機では、ダストカップに所定以上の塵
埃が堆積すると吸気流の旋回速度の低下、あるいは吸気
量の低下などにより、吸込んだ塵埃の分離効率が著しく
低下する。さらには電動送風機の負担が増大し、電動送
風機の故障、焼損を誘発する。そのため、これまではダ
ストカップを透明にして塵埃集積量を外部から視認でき
るようにしたり、あるいはダストカップに目安線を表示
して塵埃廃棄タイミングを使用者に認識させるようにし
ている。しかしながらこのような注意喚起手段では使用
者に実際に塵埃廃棄行動をとらせるには不十分で、塵埃
の分離効率を一定レベル以上に維持することや、電動送
風機の安全な運転が確実に保証されるとは言い難かっ
た。
【0011】そこで本発明は、サイクロン集塵装置を備
えた電気掃除機において、サイクロン集塵装置の塵埃集
積手段内の塵埃集積状況を使用者の目視に頼らず知るこ
とのできる手段を設け、使用者が塵埃廃棄行動に移るこ
とを促し、塵埃分離効率の低下や電動送風機のパワーダ
ウンを防止できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、電動送風機の運転によって発生する気
流により床面等の塵埃を吸込み口から吸込み、前記吸込
み口と連通する吸気路を介して吸込んだ気流を旋回させ
て気流を塵埃と分離し、分離した塵埃を塵埃集積手段に
集積するサイクロン集塵装置を備えた電気掃除機におい
て、塵埃集積手段に所定量の塵埃が集積したことを検知
して報知する塵埃集積検知手段を設けたものである。
【0013】このように塵埃集積手段に所定量の塵埃が
集積したことを検知して報知する塵埃集積検知手段を設
けたから、塵埃集積手段のチェックを忘れがちな使用者
に対し確実に塵埃集積状況を知らしめることができる。
また塵埃集積手段が塵埃集積状況をチェックしにくい位
置に配置されていたとしても、塵埃集積状況を容易に知
ることができる。
【0014】また本発明では、塵埃集積検知手段が所定
量の塵埃集積を検知した後、安全運転モードで電動送風
機を運転することとした。これにより、所定量の塵埃集
積を検知した後、使用者が塵埃廃棄行動をとらなかった
としても、電動送風機の負担が軽くなるような運転モー
ドに変わり、故障、焼損といった問題を回避できる。
【0015】また本発明では、塵埃集積手段を透過した
光を受光する光センサーより塵埃集積検知手段を構成し
た。かかる光センサーの使用により、塵埃集積検知手段
を安価で信頼性の高いものとすることができる。
【0016】また本発明では、塵埃集積手段内に塵埃の
旋回を防止する遮蔽部材を設けた。これにより塵埃集積
手段内の塵埃の動きが止まるか、あるいは少なくとも動
きが遅くなるので、塵埃集積検知手段による塵埃集積検
知が確実なものとなる。
【0017】また本発明では、光センサーの光軸上に位
置する塵埃集積手段の壁は、光センサーの光軸に略直角
に配置されるものとした。これにより、光が塵埃集積手
段を透過するとき反射、分散等により光の伝達ロスが発
生する度合いが少なくなり、光センサーに効率よく光を
届かせることができる。
【0018】また本発明では、光センサー光軸上に位置
する塵埃集積手段の壁を旋回気流から保護する保護リブ
を塵埃集積手段の内壁に形設した。これにより、気流中
の塵埃によって光の透過部が傷つくことが防止され、光
センサーに届く光量を維持することができる。
【0019】また本発明では、光センサー光軸上に位置
する塵埃集積手段の壁を、塵埃集積手段の壁の他の部分
と異なる材料で構成した。これにより、塵埃集積手段全
体を透明度が高く傷つきにくい材料(高硬度樹脂、強化
ガラス、工業用ダイヤモンド等)で形成するまでもな
く、光センサーへの光伝達を維持できる。
【0020】また本発明では、着脱自在なダストカップ
により塵埃集積手段を構成するとともに、塵埃集積検知
手段をダストカップから分離して配置した。これによ
り、ダストカップに配線を施さずに済み、ダストカップ
は単なる容器としての取り扱いが可能となり、塵埃集積
検知手段に悪影響を及ぼす懸念なく、塵埃廃棄あるいは
内部の洗浄を気軽に行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各種実施形態を図
1〜図5に基づき説明する。なお、これらの実施形態
は、電気掃除機としての基本構成は図7、8で紹介した
従来構造と同じであり、この従来構造と共通する構成要
素については前の符号を流用し、説明は省略する。
【0022】図1〜図3に本発明の第1の実施形態を示
す。サイクロン集塵装置8は気流から分離した塵埃を集
積する塵埃集積手段を有する。ここではサイクロン本体
10に対し着脱自在に設けられたダストカップ9を塵埃
集積手段としているが、塵埃集積手段の構成はこれに限
定されるものではない。サイクロン本体10に固定した
塵埃集積容器に塵埃排出用のハッチを設ける、といった
構成であっても構わない。
【0023】ダストカップ9の内部には塵埃の旋回を防
止する遮蔽部材40が設けられている。遮蔽部材40は
ダストカップ9と別体に成形されるものであり、ダスト
カップ9の内底面の直径より僅かに直径の小さい円板4
1がベースとなる。円板41の上に3枚の垂直な遮蔽板
40a、40b、40cを、円板中心から120゜間隔
で放射状に突出する形で一体成形する
【0024】円板41の縁には切り欠き42を形設す
る。また切り欠き42から角度的に少し離れた箇所にス
トッパ43を立設する。他方ダストカップ9の内面に
は、底に近い部位にリブ44を形設する。リブ44は切
り欠き42に対応するものであり、切り欠き42の中を
通るように寸法と位置の設定がなされている。リブ44
の上面はダストカップ9の内底面に向かって傾斜する案
内面となっている。リブ44とダストカップ9の内底面
との間には隙間が設けてあり、この隙間の幅は円板41
の厚さより僅かに大きい程度に設定されている。
【0025】遮蔽部材40は次のようにしてダストカッ
プ9に装着する。まず遮蔽部材40を円板41を下にし
て開口部22から挿入する。挿入にあたっては、切り欠
き42の位置がリブ44に一致するよう注意を払う。リ
ブ44が切り欠き42を通り、円板41がダストカップ
9の底に達したら、ストッパ43がリブ44に当たると
ころまで、遮蔽部材40を図2の矢印Y方向に回転させ
る。ストッパ43がリブ44に当たる角度位置では、リ
ブ44が切り欠き42から外れ、円板41の上面を押さ
え込むので、遮蔽部材40はしっかりと固定される。な
おストッパ43は空気旋回方向の上流側からリブ44に
接触しており、旋回気流が遮蔽部材40に与える力はダ
ストカップ9との結合を維持する方向に作用する。
【0026】ダストカップ9の中に遮蔽部材40を装着
した状態において、遮蔽部材40の頂部は排気筒14の
底部から所定間隔離れ、また遮蔽板40a、40b、4
0cの側縁とダストカップ9の内壁との間には空間45
が形成されている。
【0027】ダストカップ9の清掃等の理由で遮蔽部材
40を取り外す必要があるときは、遮蔽部材40を図2
の矢印Yと逆の方向に回転させ、切り欠き42をリブ4
4に合わせて遮蔽部材40を引き抜く。なお遮蔽部材4
0はこのようにダストカップ9と別成形する形に限定さ
れる訳ではない。遮蔽板40a、40b、40cの部分
をダストカップ9の底面に一体成形して構成しても良
い。
【0028】ダストカップ9に対しては、その内部に所
定量の塵埃が集積したことを検知するための塵埃集積検
知手段50を配置する。塵埃集積検知手段50は光セン
サーにより構成される。光センサーはダストカップ9を
透過する光を受光するよう配置されるものであり、その
ためダストカップ9は光を透過する透明樹脂で成形す
る。図2に示すように、連結管11から1対の腕部51
a、51bを対称的に張り出させ、これを、塵埃集積検
知手段50をダストカップ9から分離して配置するため
の支持部材とする。腕部51a、51bは、ダストカッ
プ9の外側面を約120゜の角度にわたり包み込むよう
な形状になっている。腕部51a、51bは、高さ方向
においては遮蔽部材40の頂部よりやや低い位置にあ
る。腕部51a、51bは連結管11に一体成形しても
良く、別成形のものを固定しても良い。
【0029】腕部51aには光センサー発光部52a
を、腕部51bには光センサー受光部52bを、発光部
側と受光部側の光軸が一致するように固定する。光セン
サー発光部52aの放つ光はダストカップ9の側壁を透
過してダストカップ9の内部に入り、ダストカップ9の
反対側の側壁を透過して光センサー受光部52bに入
る。遮蔽板40a、40b、40cは、遮蔽部材40を
所定位置にセットしたとき、光センサー発光部52aか
ら光センサー受光部52bまでの光軸を遮らないような
角度位置、また寸法に配設されている。なお光センサー
発光部52aの発光は制御部37により制御され、光セ
ンサー受光部52bの受光信号も制御部37により処理
される。
【0030】ダストカップ9の内壁からは保護リブ53
が突出する。保護リブ53は、光センサーの光軸上に位
置するダストカップ9の内壁を旋回気流から保護する、
すなわち気流中に含まれる塵埃が内壁に付着したり、塵
埃が内壁をこすって内壁が傷ついたりするのを防ぐため
のものであって、当該箇所の風上側に設けられる。保護
リブ53の高さ、すなわち図2において紙面と直角方向
の寸法は、光センサーからの光を透過させるダストカッ
プ内壁を必要最小限カバーする程度に設定されている。
図2において、保護リブ53は光センサー受光部52b
の側に存在するが、光センサー発光部52aの方にも設
けることができる。
【0031】操作部36には報知手段を配置する。この
報知手段はダストカップ9に所定量の塵埃が集積したこ
とを使用者に報知するためのものであり、LED等の発
光体により光シグナルを出すもの、液晶画面上に文字ま
たはアイコンでメッセージを出すもの、音声で警告する
もの等、様々な形式のものを採用することができる。
【0032】上記実施形態における集塵動作について説
明する。サイクロン集塵装置8に空気が吸込まれると、
吸気流は連結管11から流入口13を通って遠心分離室
12の中に、遠心分離室12の内壁に沿って接線方向に
流入し、排気筒14の周囲に高速の旋回気流を形成す
る。気流に含まれていた塵埃は高速旋回による遠心力で
気流から分離する。塵埃を分離した気流は排気口15か
ら排気筒14の中に入り、サクションホース4に吸込ま
れる。
【0033】排気筒14の周囲に高速旋回気流が発生す
るのに伴い、ダストカップ9の内部全体に副次的な旋回
気流が生じる。高速旋回気流から分離した塵埃は、この
副次的旋回気流に乗って旋回しつつ、ダストカップ9の
底部に落下する。
【0034】空間45を旋回する気流が遮蔽部材40の
遮蔽板40a、40b、40cに遭遇すると、気流は外
周方向に方向転換する。この時気流に含まれていた質量
の大きい塵埃は慣性で気流から分離され、遮蔽板と遮蔽
板の間に落下する。塵埃を落とした気流は引き続きダス
トカップ9の内壁に沿って進み、次の遮蔽板に衝突し、
同様に塵埃が分離される。このようにしてダストカップ
9の内部には、底の方から塵埃が堆積して行く。遮蔽板
40a、40b、40cは、このように気流からの塵埃
分離を促進する他、堆積した塵埃が旋回気流に追従して
旋回するのを停止、あるいは旋回速度を低下させ、塵埃
集積検知手段50による塵埃検知を確実なものとする役
割を果たす。
【0035】光センサー発光部52aは制御部37から
の指令に基づき定期的に光を放ち、光センサー受光部5
2bはダストカップ9を透過してきた光を受けて制御部
37に受光信号を送る。ダストカップ9内の塵埃集積量
が多くなり、光センサーの光軸レベルにまで達するよう
になると、光センサー発光部52aの発した光が塵埃で
遮られて光センサー受光部52bには微弱な光しか届か
ない、あるいは全く届かないというケースが多くなる。
所定回数、例えば連続して3回受光を確認できなけれ
ば、制御部37はダストカップ9に所定量の塵埃が集積
されたと判断する。
【0036】ダストカップ9に所定量の塵埃が集積され
たと判断した制御部37は、安全運転モードで電動送風
機3を運転する。安全運転モードとは、直ちに運転停
止、あるいは所定時間後に運転停止、あるいは所定時間
パワーダウンして運転する等の運転モードのことであっ
て、メーカー出荷段階で予めいずれかの運転モードを選
択しておくが、使用者が運転モードを選択できるように
しておいても良い。これにより、電動送風機3の保護が
計られる。
【0037】また制御部37は、塵埃集積検知手段50
が所定量の塵埃集積を検知したということを操作部36
に配置した報知手段を介して使用者に知らせる。報知手
段は発光シグナル、文字またはアイコンによるメッセー
ジ、音声等により使用者に対する報知動作を実行する。
使用者はこれによりダストカップ9内に所定量の塵埃が
集積したことを知り、次の行動に移る。すなわち電動送
風機3が停止していなければ停止させ、ダストカップ9
をサイクロン本体10から取り外し、中の塵埃を捨て、
必要とあればダストカップ9を洗浄・乾燥した後、再び
ダストカップ9をセットして次回の使用に備えるもので
ある。
【0038】本発明の第2の実施形態を図4に示す。こ
の実施形態では、光センサーの光軸上に位置するダスト
カップの壁を、光軸に略直角に配置した。そのため、ダ
ストカップ9の入射部と出射部を構成するダストカップ
側壁は、互いに平行な平面部54a、54bとなってい
る。図2の構成では光センサー発光部52aを出た光が
ダストカップ9の側壁を斜めに透過するので、境界面で
光が反射することにより光の伝達にロスを生じる。また
ダストカップ9の壁厚が見かけ上厚くなり、壁内で光が
分散することによるロスも大きい。これに対し図4のよ
うにダストカップ9の側壁を光軸に略直角に配置すれ
ば、反射、分散、いずれのロスも小さなものとすること
ができる。
【0039】平面部54a、54bの内側には透明材料
からなる保護部材55を配置する。ダストカップ9の内
壁には、例えば嵌合等により保護部材55を着脱可能に
保持する仕組を設ける。この保護部材55により、ダス
トカップ9の内壁が塵埃により傷つくのを防止する。保
護部材55自身が塵埃により傷つき、透明度が低下した
場合は、新しい保護部材55に交換する。これにより、
ダストカップ9の光透過性を常に良好なレベルに保ち、
塵埃集積が確実に検知されるようにする。
【0040】本発明の第3の実施形態を図5に示す。こ
の実施形態では、光センサーの光軸上に位置するダスト
カップ9の壁を、ダストカップ9の他の部分の壁とは異
なる材料で構成した。具体的には、図4の実施形態と同
様の平面部をダストカップ9の側壁に形成し、ここに透
明材料からなるプラグ56を埋め込んだ。プラグ56は
硬くて傷つきにくい材料、例えば高硬度樹脂とか、強化
ガラス、工業用ダイヤモンド等からなるものである。こ
れにより、光センサーからの光を透過させる箇所が傷つ
いて透過度が低下する度合を軽減できるとともに、ダス
トカップ9自身は傷がついてもかまわない安価な材料で
形成することが可能になる。ダストカップ9を透明樹脂
でなく不透明樹脂で成形することも可能である。
【0041】上記各実施形態のサイクロン集塵装置8
は、図7とは異なる形式の電気掃除機に組み合わせるこ
とができる。例えば図6の電気掃除機70においては、
大型の吸込口体71から傾動可能な接続パイプ72を立
ち上がらせ、その上部に、電動送風機73を一体的に組
み合わせたサイクロン集塵装置8を配置した。これ以外
の種々の形式の電気掃除機にも、掃除機構造に合わせて
組み合わせることが可能である。
【0042】以上、本発明の各種実施形態につき説明し
たが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で更に種々
の変更を加えて実施することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明により、次に掲げるような効果が
奏される。 電動送風機の運転によって発生する気流により床面等
の塵埃を吸込み口から吸込み、前記吸込み口と連通する
吸気路を介して吸込んだ気流を旋回させて気流を塵埃と
分離し、分離した塵埃を塵埃集積手段に集積するサイク
ロン集塵装置を備えた電気掃除機において、塵埃集積手
段に所定量の塵埃が集積したことを検知して報知する塵
埃集積検知手段を設けたから、塵埃集積手段のチェック
を忘れがちな使用者に対し確実に塵埃集積状況を知らし
めることができる。また塵埃集積手段が塵埃集積状況を
チェックしにくい位置に配置されていたとしても、塵埃
集積状況を容易に知ることができる。
【0044】塵埃集積検知手段が所定量の塵埃集積を
検知した後、安全運転モードで電動送風機を運転するこ
ととしたから、所定量の塵埃集積を検知した後、使用者
が塵埃廃棄行動をとらなかったとしても、電動送風機の
負担が軽くなるような運転モードに変わり、故障、焼損
といった問題を回避できる。
【0045】塵埃集積検知手段の構成要素として塵埃
集積手段を透過する光を受光する光センサーを使用した
ことにより、塵埃集積検知手段を安価で信頼性の高いも
のとすることができる。
【0046】塵埃集積手段内に塵埃の旋回を防止する
遮蔽部材を設けたことにより、塵埃集積手段内の塵埃の
動きが止まるか、あるいは少なくとも動きが遅くなるの
で、塵埃集積検知手段による塵埃集積検知が確実なもの
となる。
【0047】光センサーの光軸上に位置する塵埃集積
手段の壁が、光センサーの光軸に略直角に配置されるも
のとしたから、光が塵埃集積手段を透過するとき反射、
分散等の光学現象が発生する度合いが少なくなり、光セ
ンサーに効率よく光を届かせることができる。
【0048】光センサー光軸上に位置する塵埃集積手
段の壁を旋回気流から保護する保護リブを塵埃集積手段
の内壁に形設したことにより、気流中の塵埃によって光
の透過部が傷つくことが防止され、光センサーに届く光
量を維持することができる。
【0049】光センサー光軸上に位置する塵埃集積手
段の壁を、塵埃集積手段の壁の他の部分と異なる材料で
構成したことにより、塵埃集積手段全体を透明度が高く
傷つきにくい材料(高硬度樹脂、強化ガラス、工業用ダ
イヤモンド等)で形成するまでもなく、光センサーへの
光伝達を維持できる。
【0050】着脱自在なダストカップにより塵埃集積
手段を構成するとともに、塵埃集積検知手段をダストカ
ップから分離して配置したことにより、ダストカップに
配線を施さずに済み、ダストカップは単なる容器として
の取り扱いが可能となり、塵埃集積検知手段に悪影響を
及ぼす懸念なく、塵埃廃棄あるいは内部の洗浄を気軽に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明電気掃除機の第1実施形態を示すサイ
クロン集塵装置の縦断面図
【図2】 図1のA−A線の箇所におけるサイクロン集
塵装置の水平断面図
【図3】 遮蔽部材の斜視図
【図4】 図2と同様の水平断面図にして、本発明電気
掃除機の第2実施形態を示すもの
【図5】 図2と同様の水平断面図にして、本発明電気
掃除機の第3実施形態を示すもの
【図6】 本発明に係るサイクロン集塵装置を備えさせ
る電気掃除機の側面図
【図7】 従来のサイクロン集塵方式電気掃除機の概略
構成図
【図8】 従来のサイクロン集塵装置の縦断面図
【符号の説明】
1 電気掃除機 2 本体 3 電動送風機 4 サクションホース 5 接続パイプ 6 吸込口体 7 吸込み口 8 サイクロン集塵装置 9 ダストカップ(塵埃集積手段) 10 サイクロン本体 11 連結管 12 遠心分離室 14 排気筒 36 操作部(報知手段の配置個所) 37 制御部 40 遮蔽部材 50 塵埃集積検知手段 51a、51b 腕部 52a 光センサー発光部 52b 光センサー受光部 53 保護リブ 54a、54b 平面部 55 保護部材 56 透明材料からなるプラグ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機の運転によって発生する気流
    により床面等の塵埃を吸込み口から吸込み、前記吸込み
    口と連通する吸気路を介して吸込んだ気流を旋回させて
    気流を塵埃と分離し、分離した塵埃を塵埃集積手段に集
    積するサイクロン集塵装置を備えた電気掃除機におい
    て、 前記塵埃集積手段に所定量の塵埃が集積したことを検知
    して報知する塵埃集積検知手段を設けたことを特徴とす
    る電気掃除機。
  2. 【請求項2】 塵埃集積検知手段が所定量の塵埃集積を
    検知した後、安全運転モードで電動送風機を運転するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 塵埃集積手段を透過した光を受光する光
    センサーにより塵埃集積検知手段を構成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 塵埃集積手段内に塵埃の旋回を防止する
    遮蔽部材を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3
    に記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 光センサー光軸上に位置する塵埃集積手
    段の壁は、光センサーの光軸に略直角に配置されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 光センサー光軸上に位置する塵埃集積手
    段の壁を旋回気流から保護する保護リブを塵埃集積手段
    の内壁に形設したことを特徴とする請求項3に記載の電
    気掃除機。
  7. 【請求項7】 光センサー光軸上に位置する塵埃集積手
    段の壁を、塵埃集積手段壁の他の部分と異なる材料で構
    成したことを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 着脱自在なダストカップにより塵埃集積
    手段を構成するとともに、塵埃集積検知手段をダストカ
    ップから分離して配置したことを特徴とする請求項1〜
    請求項7に記載の電気掃除機。
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