JP2008246156A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸込力の経時的な低下を抑制できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】第2状態に切り換えると、第1状態で主集塵室22に捕集した粗塵D1を塵埃移動風路により副集塵室23側へと移動させる。第3状態に切り換えると、第1状態および第2状態で各細塵フィルタ25,27のそれぞれに捕集した細塵D2を、各洗浄風路を介して第3細塵フィルタ28へと移動させて各細塵フィルタ25,27を洗浄する。塵埃量センサ39により検知した副集塵室23の塵埃量が予め設定した所定量以上である場合には、第4状態に切り換えると、戻し風路を介して第3状態で第3細塵フィルタ28に捕集した細塵D2を副集塵室23へと戻す。第1状態時に主集塵室22および第1細塵フィルタ25にて捕集する塵埃量が増加して主風路W1の風路抵抗が大きくなっても、各状態へと切り換えることで主風路W1の通気性を確保して吸込力の経時的な低下を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、掃除機本体に設けられた第1集塵部および第2集塵部を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の吸込側に連通して集塵部が設けられている。また、掃除機本体の前部には、集塵部の上流側に連通する本体吸込口が開口形成され、この本体吸込口には、ホース体、延長管および床ブラシなどが順次連通接続される。
このような電気掃除機の集塵部としては、例えば遠心分離により塵埃を空気から分離する、サイクロン分離式のものが知られている。この集塵部は、吸い込んだ塵埃を空気から遠心分離する分離部を備え、この分離部で旋回された吸込風の一部が、分離された塵埃とともに第1風路中へと流入するとともに、吸込風の他部が分離部の中心部から第2風路へと流入する。そして、集塵室に流入した吸込風は、集塵室内に配設されたフィルタを通過して第2風路の吸込風と合流した後、この第2風路の下流側に設けられたフィルタを通過して電動送風機に吸い込まれる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−265376号公報(第3−5頁、図1)
しかしながら、上述の電気掃除機では、電動送風機の駆動による吸込風が分離部で分岐されるものの、最終的に共通のフィルタを通過して電動送風機に吸い込まれるため、このフィルタが経時的に目詰まりすると、この目詰まりの度合いに対応して吸込力が順次低下するという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、吸込力の経時的な低下を抑制できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、掃除機本体に設けられた第1集塵部の下流側に位置し、下流側が電動送風機の吸込側に連通可能な第1フィルタと、第1集塵部と別個に掃除機本体に設けられた第2集塵部の塵埃量を検知する塵埃量検知手段と、第2集塵部の下流側に位置し、下流側が電動送風機の吸込側に連通可能な第2フィルタと、第1フィルタおよび第2フィルタと別個に設けられ、下流側が第1フィルタおよび第2フィルタの下流側で電動送風機の吸込側に連通する第3フィルタと、この第3フィルタの上流側と第2集塵部とを連通する第1風路と、この第1風路と別個に第3フィルタの上流側に連通する第2風路とを具備し、第1集塵部および第1フィルタを経由して電動送風機の吸込側に連通する主風路と第2集塵部および第2フィルタを経由して電動送風機の吸込側に連通する副風路とを形成する第1状態と、第1集塵部、第2集塵部および第2フィルタを介して電動送風機の吸込側に連通する塵埃移動風路を形成する第2状態と、第1集塵部、第1フィルタの上流側および第3フィルタを経由して電動送風機の吸込側に連通する第1洗浄風路と第2集塵部、第2フィルタの上流側および第3フィルタを経由して電動送風機の吸込側に連通する第2洗浄風路とを形成する第3状態と、塵埃量検知手段により検知した第2集塵部の塵埃量が所定量以上である場合に第2風路、第3フィルタの上流側、第1風路、第2集塵部および第2フィルタを経由して電動送風機の吸込側に連通する戻し風路を形成する第4状態とを切り換え可能であるものである。
本発明によれば、第1状態時に第1集塵部および第1フィルタにて捕集する塵埃量が増加して主風路の風路抵抗が大きくなっても、第2状態に切り換えると、第1集塵部に捕集した塵埃を塵埃移動風路により第2集塵部側へと移動させ、第3状態に切り換えると、第1フィルタおよび第2フィルタのそれぞれに捕集した塵埃を第1洗浄風路および第2洗浄風路を介して第3フィルタへと移動させて第1フィルタおよび第2フィルタを洗浄し、塵埃量検知手段により検知した第2集塵部の塵埃量が予め設定された所定量以上である場合には、第4状態に切り換えると、戻し風路を介して第3フィルタに捕集した塵埃を第2集塵部へと戻すため、主風路の通気性を確保して吸込力の経時的な低下を抑制できるとともに、第4状態時には、第2集塵部に所定量以上の塵埃が溜まっているため、第3フィルタから第2集塵部へと戻した塵埃を、第2集塵部内の塵埃に絡めて確実に捕集できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図5を参照して説明する。
図1ないし図4において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1は床面を走行可能な、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この掃除機本体1は、上側が後方から前方へと下側に傾斜して開放された下ケース2と、この下ケース2の上部を覆う蓋体3とを有する本体ケース4を備え、この本体ケース4内には、電動送風機5を収容する電動送風機室が後側に、蓋体3により上部が開閉され集塵部としての集塵ユニット7が着脱可能に配設される集塵室が前側に、それぞれ区画されている。また、電動送風機室には、電動送風機5の動作などを制御する制御手段9が収容されている。
そして、本体ケース4の前端部には、集塵ユニット7を介して電動送風機5の吸込側に連通可能な本体吸込口11が開口形成され、この本体吸込口11には、ホース体12が着脱可能に設けられ、このホース体12の先端部に、手元操作部13が設けられ、この手元操作部13には、作業者が把持する把持部14が突設され、この把持部14には、作業者により電動送風機5の動作モードなどを設定する設定ボタン15が複数設けられている。そして、手元操作部13の先端部には、延長管16と吸込口体としての床ブラシ17とが順次連通接続される。
さらに、本体ケース4内には、電動送風機5に給電するための図示しない電源コードを巻回したコードリールが配設され、電源コードを本体ケース4に対して出し入れ可能となっている。
電動送風機5は、吸込側を前側とし、排気側を後側として掃除機本体1の左右方向の略中心位置、すなわち本体吸込口11の中心軸に沿って配設されている。また、この電動送風機5は、設定ボタン15により制御手段9に設定された動作モードに応じて動作される。さらに、この電動送風機5は、圧力検知手段としての電流センサ19により電流値が検知されており、この検知された電流値によって、電動送風機5の吸込圧力が制御手段9に間接的に検知されている。
そして、集塵ユニット7は、本体吸込口11の下流側に連通する円筒状の連通管21を備え、この連通管21の下流側である後端部に、第1集塵部としての主集塵室22が連通して設けられ、この主集塵室22の側方に、第2集塵部としての副集塵室23が分岐されている。さらに、主集塵室22の下流側に、第1細塵室24が区画され、この第1細塵室24内に第1フィルタとしての第1細塵フィルタ25が配設されている。同様に、副集塵室23の下流側に、第2細塵室26が区画され、この第2細塵室26内に第2フィルタとしての第2細塵フィルタ27が配設されている。そして、これらフィルタ25,27とは別個に、第3フィルタとしての第3細塵フィルタ28が配設されている。また、この第3細塵フィルタ28の上流側には、副集塵室23の上流側に連通する第1風路31と、電動送風機5の排気側に連通する第2風路32とがそれぞれ区画されている。
主集塵室22は、掃除の際にメインで用いるもので、連通管21と同軸上、すなわち本体吸込口11の中心軸上に沿って、連通管21に対して直線状に接続されている。また、この主集塵室22内には、第1集塵部フィルタとしての第1メッシュフィルタ35が可動的に設けられている。
ここで、この第1メッシュフィルタ35は、吸込風に含まれる塵埃のうち比較的重量が大きい粗塵D1を主集塵室22内に捕集するとともに、吸込風を通過させてこの吸込風に含まれる塵埃を捕集する濾過分離体であり、副集塵室23と反対側の側部に一端部が回動可能に軸支され、他端側が自由端状となっている。また、この第1メッシュフィルタ35の他端側は、基端側に対して屈曲され、先端部が主集塵室22内に配設された区画壁部36に摺接するように構成されている。
一方、副集塵室23は、掃除の際に主集塵室22の補助として用いられ、集塵ユニット7の瞬時目詰まりを防止するバイパス用の風路を形成するとともに、各フィルタ25,27,28,35に捕集した塵埃を最終的に溜めるもので、主集塵室22と連通口37を介して連通しているとともに、内部に第2集塵部フィルタとしての第2メッシュフィルタ38が設けられている。さらに、この副集塵室23には、この副集塵室23の塵埃量を検知する塵埃量検知手段としての塵埃量センサ39が設けられている。
第2メッシュフィルタ38は、吸込風に含まれる塵埃のうち比較的重量が大きい粗塵D1を副集塵室23内に捕集するとともに、吸込風を通過させてこの吸込風に含まれる塵埃を捕集する濾過分離体である。
塵埃量センサ39は、発光する発光部41を副集塵室23の一側部に備え、この発光部41からの光を受光する受光部42を副集塵室23の他側部に備えた光センサであり、第2メッシュフィルタ38の上流側の位置で、例えばこの第2メッシュフィルタ38の面方向に対して平行な方向、すなわち掃除機本体1の左右方向に発光部41と受光部42とが対向するように配置されて構成されている。
第1細塵フィルタ25は、第1メッシュフィルタ35よりも目が細かいフィルタであり、下流側が電動送風機5の吸込側に連通可能で、この第1メッシュフィルタ35を通過した吸込風に含まれる塵埃のうち、比較的大きい塵埃を第1細塵室24に捕集するとともに、通過する吸込風に含まれる塵埃を捕集するものである。
第2細塵室26は、第1細塵室24との間に、これら細塵室24,26を区画するフィルタ分別手段としての区画弁45が制御手段9により開閉可能に設けられており、この区画弁45の開閉により、第1細塵室24と第2細塵室26とが連通あるいは遮断されるように構成されている。さらに、この第2細塵室26は、第1風路31と連通しており、この連通部に、連通部開閉弁としての細塵室分別弁47が制御手段9により開閉可能に設けられている。
第2細塵フィルタ27は、本実施の形態では、第1細塵フィルタ25と一体に設けられている。すなわち、第1細塵フィルタ25と第2細塵フィルタ27とは、1つの細塵フィルタを区画弁45により区切って形成されている。そして、この第2細塵フィルタ27は、第2メッシュフィルタ38よりも目が細かいフィルタであり、下流側が電動送風機5の吸込側に連通可能で、この第2メッシュフィルタ38を通過した吸込風に含まれる塵埃のうち、比較的大きい塵埃を第2細塵室26に捕集するとともに、通過する吸込風に含まれる塵埃を捕集するものである。
第3細塵フィルタ28は、第1細塵フィルタ25および第2細塵フィルタ27よりも目が細かいフィルタであり、第2細塵フィルタ27の第1細塵フィルタ25と反対側に配設されている。また、この第3細塵フィルタ28は、下流側が電動送風機5の吸込側に連通可能である。
ここで、各細塵フィルタ25,27,28は、これら細塵フィルタ25,27,28と電動送風機5の吸込側との間に配設された電動送風機切換弁51が制御手段9により開閉されることで、少なくともいずれかが選択的に電動送風機5の吸込側に連通するように構成されている。
ここで、電動送風機切換弁51は、少なくとも第2細塵フィルタ27の下流側を開いた状態では、第3細塵フィルタ28の下流側を閉じ、第3細塵フィルタ28の下流側が開いている状態では、第1細塵フィルタ25の下流側と第2細塵フィルタ27の下流側との双方を閉じるように開閉制御される。
第1風路31は、副集塵室23の上流側との連通部に、集塵部切換弁としての吸込口切換弁54が設けられている。この吸込口切換弁54は、主集塵室22の上流側と副集塵室23の上流側とのいずれか一方を選択的に閉じるもので、制御手段9によりその開閉が制御されている。
第2風路32は、第1風路31との連通部に、風路開閉弁56が制御手段9により開閉可能に設けられている。また、この第2風路32内には、通過する空気を例えばプラズマ消臭あるいは除菌する消臭・除菌装置57が配設されている。さらに、この第2風路32には、電動送風機5の排気風が掃除機本体1の外部へと廃棄される排気口58が開口形成されている。
制御手段9は、電流センサ19および塵埃量センサ39のそれぞれと電気的に接続されている。そして、制御手段9は、各弁45,47,51,54,56の開閉を制御することで、図1に示す主風路W1と副風路W2とを形成する第1状態(吸込モード)と、図2に示す塵埃移動風路W3を形成する第2状態(塵埃移動モード)と、図3に示す第1洗浄風路W4と第2洗浄風路W5とを形成する第3状態(第1エア洗浄モード)と、図4に示す戻し風路W6を形成する第4状態(第2エア洗浄モード)とを所定のタイミングで切り換え可能となっている。
ここで、主風路W1は、電動送風機5の負圧が床ブラシ17、延長管16、ホース体12、本体吸込口11、連通管21、主集塵室22、第1メッシュフィルタ35、第1細塵室24および第1細塵フィルタ25と作用する風路である。
また、副風路W2は、電動送風機5の負圧が床ブラシ17、延長管16、ホース体12、本体吸込口11、連通管21、主集塵室22、連通口37、副集塵室23、第2メッシュフィルタ38、第2細塵室26および第2細塵フィルタ27と作用する風路である。
さらに、塵埃移動風路W3は、副風路W2と同様に、電動送風機5の負圧が床ブラシ17、延長管16、ホース体12、本体吸込口11、連通管21、主集塵室22、連通口37、副集塵室23、第2メッシュフィルタ38、第2細塵室26および第2細塵フィルタ27と作用する風路である。
そして、第1洗浄風路W4は、電動送風機5の負圧が延長管16、ホース体12、本体吸込口11、連通管21、主集塵室22、第1メッシュフィルタ35、第1細塵室24、第2細塵室26および第3細塵フィルタ28と作用する風路である。
また、第2洗浄風路W5は、電動送風機5の負圧が床ブラシ17、延長管16、ホース体12、本体吸込口11、連通管21、主集塵室22、連通口37、副集塵室23、第2メッシュフィルタ38、第2細塵室26および第3細塵フィルタ28と作用する風路である。
さらに、戻し風路W6は、電動送風機5の負圧が第2風路32、第1風路31、副集塵室23、第2メッシュフィルタ38、第2細塵室26および第2細塵フィルタ27と作用して排気風が循環する風路である。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、本体吸込口11にホース体12、延長管16および床ブラシ17を順次連通接続するとともに、本体ケース4の蓋体3を開けて集塵ユニット7を装着し、蓋体3を閉じる。
そして、本体ケース4から電源コードを引き出して壁面などのコンセントに接続し、作業者が把持部14を把持して所定の設定ボタン15を操作すると、制御手段9が電動送風機5を駆動させる。
同時に、制御手段9は、図1に示すように、吸込口切換弁54により主集塵室22の上流側を開き、各弁45,47,56を閉じ、電動送風機切換弁51により、第3細塵フィルタ28の下流側を電動送風機5の吸込側に対して遮断して、第1細塵フィルタ25と第2細塵フィルタ27との下流側のみを電動送風機5の吸込側に連通させて第1状態を選択する。
この結果、電動送風機5の駆動により、主風路W1および副風路W2に、吸込風となる空気とともに塵埃が吸い込まれる。
この吸込風に含まれる塵埃のうち、比較的重量が大きい綿ごみなどの粗塵D1の大部分は、主風路W1を通過する吸込風に沿って連通管21を直進し、主集塵室22の第1メッシュフィルタ35によりこの主集塵室22内に収容される。このとき、粗塵D1の残りが、副風路W2を通過する吸込風に沿って、連通口37を介して副集塵室23へと進み、第2メッシュフィルタ38により副集塵室23内に収容されてもよい。
なお、各集塵室22,23内に捕集された粗塵D1は、各風路W1,W2を通過する吸込風によりそれぞれ圧縮される。
さらに、吸込風に含まれる塵埃のうち、比較的重量が小さい細塵D2は、第1メッシュフィルタ35、あるいは第2メッシュフィルタ38を通過して、各細塵フィルタ25,27に付着して捕集されたり、各細塵室24,26に収容されたりする。
各細塵フィルタ25,27を通過した各風路W1,W2側の吸込風は、それぞれ合流して電動送風機5へと吸い込まれ、この電動送風機5を通過して排気風となり、排気口58から掃除機本体1の外部へと排気される。
また、掃除中に主集塵室22内に粗塵D1が次第に溜まってきた場合、あるいは掃除を終了するために設定ボタン15を操作した場合などの、掃除中、あるいは掃除終了時の所定のタイミングで、制御手段9は、図1に示す第1状態から、図2に示す第2状態へと切り換える。すなわち、制御手段9は、電動送風機切換弁51により、第1細塵フィルタ25の下流側を電動送風機5の吸込側に対して遮断して、第2細塵フィルタ27の下流側のみを電動送風機5の吸込側に連通させる。
この結果、塵埃移動風路W3により、主集塵室22内に捕集された粗塵D1が副集塵室23側に移動してこの副集塵室23に溜められる。
このとき、塵埃移動風路W3を通過する吸込風の圧力により、第1メッシュフィルタ35の先端側が連通口37側へと引き寄せられ、この第1メッシュフィルタ35に付着した粗塵D1も吸込風により掃除されて副集塵室23へと移動する。
なお、掃除中に第1状態から第2状態に切り換える制御をした場合には、例えば第2状態を所定時間継続した後、第1状態に復帰させたりし、掃除終了のために設定ボタン15を操作した際に第1状態から第2状態に切り換える制御をした場合には、例えば次の第3状態にさらに切り換わったりするなど、第1状態ないし第3状態の切り換えは任意に設定できる。
すなわち、掃除を終了するために設定ボタン15を操作した場合、あるいは、所定時間継続した第2状態が終了した場合などの、上記第2状態への切り換えのタイミングと異なる掃除中、あるいは掃除終了時などの所定のタイミングで、制御手段9は、図3に示す第3状態へと切り換える。
制御手段9は、各弁45,47を開き、電動送風機切換弁51により、各細塵フィルタ25,27の下流側を電動送風機5の吸込側に対して遮断して、第3細塵フィルタ28の下流側のみを電動送風機5の吸込側に連通させる。
この結果、第1洗浄風路W4および第2洗浄風路W5にて、各細塵フィルタ25,27に捕集した細塵D2が、吸込風により第3細塵フィルタ28へと移動して、この第3細塵フィルタ28に捕集されることで、各細塵フィルタ25,27が洗浄される。
なお、この第3状態も、上記第2状態と同様に、例えば掃除中に切り換わった場合には、所定時間継続した後、第1状態に復帰させたりし、掃除終了時に切り換わった場合には、次の第4状態に切り換えたりする。
このとき、制御手段9は、塵埃量センサ39により検知した副集塵室23内の塵埃量が、予め設定された所定量以上で、かつ、電流センサ19により検知した電動送風機5の電流値が予め設定された所定値より大きい、すなわち電動送風機5の吸込圧力が所定値より大きい場合にのみ、第4状態への切り換えを許可する。
図4に示す第4状態では、制御手段9が、吸込口切換弁54により、本体吸込口11と主集塵室22とを遮断するとともに、第1風路31と副集塵室23の上流側とを連通させ、各弁45,47を閉じ、風路開閉弁56を開き、かつ、電動送風機切換弁51により各細塵フィルタ25,28の下流側を電動送風機5の吸込側に対して遮断して、第2細塵フィルタ27の下流側のみを電動送風機5の吸込側に連通させる。
同時に、制御手段9は、消臭・除菌装置57を作動させる。
この結果、戻し風路W6にて排気風が循環し、第3細塵フィルタ28に捕集した細塵D2が、吸込風により副集塵室23へと移動して、この副集塵室23に捕集された綿ごみなどの粗塵D1に絡め取られて捕集されることで、第3細塵フィルタ28が洗浄される。
また、上記循環する空気は、消臭・除菌装置57の駆動により、消臭および除菌される。
そして、この第4状態が所定時間継続すると、制御手段9は、例えば第1状態に復帰させたり、電動送風機5を停止させて掃除を終了したりする。
また、制御手段9は、塵埃量センサ39により検知した副集塵室23内の塵埃量が、予め設定された所定量未満である場合には、第3細塵フィルタ28で捕集した細塵D2を副集塵室23に戻しても、この副集塵室23を通過して第2細塵フィルタ27に付着してしまうと判断し、第4状態への切り換えを許可せず、例えば第1状態に復帰させたり、電動送風機5を停止させて掃除を終了したりする。
さらに、制御手段9は、電流センサ19により検知した電動送風機5の電流値が予め設定された所定値以下、すなわち電動送風機5の吸込圧力が所定値以下である場合には、副集塵室23内、あるいは、第2細塵フィルタ27などが略完全に目詰まりした状態であり、電動送風機5の負圧が作用せずに第3細塵フィルタ28に捕集した塵埃を副集塵室23へと移動できない状態であると判断し、第4状態への切り換えを許可せず、例えば電動送風機5を停止させて掃除を終了する。
このとき、制御手段9は、図示しない報知手段などにより、副集塵室23、あるいは第2細塵フィルタ27の目詰まりなどを作業者に報知するように構成してもよい。
そして、副集塵室23に所定量以上の塵埃が溜まった場合には、掃除終了後に蓋体3を開けて副集塵室23から塵埃を廃棄する。
上述したように、上記一実施の形態によれば、第1状態時に主集塵室22および第1細塵フィルタ25にて捕集する塵埃量が増加して主風路W1の風路抵抗が大きくなっても、第2状態に切り換えると、主集塵室22に捕集した粗塵D1を塵埃移動風路W3により副集塵室23側へと移動させ、第3状態に切り換えると、各細塵フィルタ25,27のそれぞれに捕集した細塵D2を、各洗浄風路W4,W5を介して第3細塵フィルタ28へと移動させて各細塵フィルタ25,27を洗浄し、また、塵埃量センサ39により検知した副集塵室23の塵埃量が予め設定された所定量以上である場合には、第4状態に切り換えると、戻し風路W6を介して第3細塵フィルタ28に捕集した細塵D2を副集塵室23へと戻すため、主風路W1の通気性を確保して吸込力の経時的な低下を抑制できる。
また、第4状態時には、副集塵室23に所定量以上の塵埃が溜まっているため、第3細塵フィルタ28から副集塵室23へと戻した塵埃を、副集塵室23内の粗塵D1に絡めて確実に捕集でき、第3細塵フィルタ28に捕集した塵埃が、副集塵室23を通過して第2細塵フィルタ27に付着してしまうことを防止できる。
さらに、第2風路32を電動送風機5の排気側と連通させることで、電動送風機5の排気風を有効に利用して、第3細塵フィルタ28に捕集した塵埃を副集塵室23へと戻す戻し風路W6を容易に形成できる。
そして、電流センサ19を介して検知した電動送風機5の吸込圧力が予め設定された所定値以下の場合には、制御手段9が第4状態への切り換えを許可しないことで、副集塵室23あるいは第2細塵フィルタ27が略完全に目詰まりしてしまった状態で、第3細塵フィルタ28に付着した塵埃を副集塵室23へと移動させることを防止できる。
また、塵埃量センサ39を、発光部41と受光部42とにより構成された光センサとすることで、副集塵室23内の塵埃量を確実に検知できる。
さらに、第1メッシュフィルタ35を連通口37側へと可動的に設けることで、第2状態に切り換えた際に、連通口37を通過する吸込風の圧力によって第1メッシュフィルタ35が連通口37側へと移動し、この第1メッシュフィルタ35に付着した塵埃を洗浄して副集塵室23へと確実に移動させることができる。
なお、上記一実施の形態において、圧力検知手段は、電流センサ19以外でも、電動送風機5の吸込圧力を直接検知する圧力センサでもよい。
また、塵埃量センサ39は、光センサ以外の任意のものを用いることが可能である。
さらに、第1細塵フィルタ25と第2細塵フィルタ27とを、それぞれ別個のフィルタとしたり、各細塵フィルタ25,27,28を一体のフィルタとして、それぞれを仕切りなどにより仕切るように構成したりしてもよい。
そして、第1メッシュフィルタ35は、主集塵室22内で可動的でなくてもよい。
また、第3状態時および第4状態時において、本体吸込口11に接続されているホース体12、延長管16および床ブラシ17は、風路抵抗となっているから、吸込口切換弁54を閉じずとも空気は本体吸込口11からホース体12側である上流側へと逆流することはないので、吸込口切換弁54を設けない構成としても、上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能である。この場合には、構成および制御手段9による制御をそれぞれ簡略化できる。
さらに、第2風路32は、電動送風機5の排気側に連通する代わりに、外気と連通するように構成しても、上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。この場合、外気とは、掃除機本体1の外部の空気だけでなく、第2風路32の外部にある空気をいうものとする。
そして、第4状態への切り換えの判断は、塵埃量センサ39のみで判断してもよい。この場合には、構成および制御手段9による制御をそれぞれ簡略化できる。
また、第1状態、第2状態および第3状態の切り換えのタイミングは任意に設定できる。同様に、第4状態の切り換えのタイミングは、副集塵室23内の塵埃量が予め設定された所定量以上である状態であれば、任意に設定できる。
さらに、上記各状態は、制御手段9により自動的に各弁45,47,51,54,56を開閉させて切り換えたが、例えば作業者が所定のタイミングで操作を入力することで、各弁45,47,51,54,56が連動して各状態が機械的に切り換わるように構成してもよい。
そして、第1メッシュフィルタ35および第2メッシュフィルタ38は、それぞれ集塵袋すなわち紙パックなどでもよい。
また、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自走式(走行補助式)や自律走行式(ロボット式)の電気掃除機などでもよく、また、例えば床ブラシ17が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
本発明の一実施の形態の電気掃除機の第1状態を示す説明平面図である。 同上電気掃除機の第2状態を示す説明平面図である。 同上電気掃除機の第3状態を示す説明平面図である。 同上電気掃除機の第4状態を示す説明平面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 掃除機本体
5 電動送風機
19 圧力検知手段としての電流センサ
22 第1集塵部としての主集塵室
23 第2集塵部としての副集塵室
25 第1フィルタとしての第1細塵フィルタ
27 第2フィルタとしての第2細塵フィルタ
28 第3フィルタとしての第3細塵フィルタ
31 第1風路
32 第2風路
39 塵埃量検知手段としての塵埃量センサ
41 発光部
42 受光部
W1 主風路
W2 副風路
W3 塵埃移動風路
W4 第1洗浄風路
W5 第2洗浄風路
W6 戻し風路

Claims (4)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に設けられた第1集塵部と、
    この第1集塵部の下流側に位置し、下流側が前記電動送風機の吸込側に連通可能な第1フィルタと、
    前記第1集塵部と別個に前記掃除機本体に設けられた第2集塵部と、
    この第2集塵部の塵埃量を検知する塵埃量検知手段と、
    前記第2集塵部の下流側に位置し、下流側が前記電動送風機の吸込側に連通可能な第2フィルタと、
    前記第1フィルタおよび前記第2フィルタと別個に設けられ、下流側が前記第1フィルタおよび前記第2フィルタの下流側で前記電動送風機の吸込側に連通する第3フィルタと、
    この第3フィルタの上流側と前記第2集塵部とを連通する第1風路と、
    この第1風路と別個に前記第3フィルタの上流側に連通する第2風路とを具備し、
    前記第1集塵部および前記第1フィルタを経由して前記電動送風機の吸込側に連通する主風路と前記第2集塵部および前記第2フィルタを経由して前記電動送風機の吸込側に連通する副風路とを形成する第1状態と、前記第1集塵部、前記第2集塵部および前記第2フィルタを介して前記電動送風機の吸込側に連通する塵埃移動風路を形成する第2状態と、前記第1集塵部、前記第1フィルタの上流側および前記第3フィルタを経由して前記電動送風機の吸込側に連通する第1洗浄風路と前記第2集塵部、前記第2フィルタの上流側および前記第3フィルタを経由して前記電動送風機の吸込側に連通する第2洗浄風路とを形成する第3状態と、前記塵埃量検知手段により検知した前記第2集塵部の塵埃量が所定量以上である場合に前記第2風路、前記第3フィルタの上流側、前記第1風路、前記第2集塵部および前記第2フィルタを経由して前記電動送風機の吸込側に連通する戻し風路を形成する第4状態とを切り換え可能である
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 第2風路は、電動送風機の排気側と連通している
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. 電動送風機の吸込圧力を検知する圧力検知手段を具備し、
    この圧力検知手段で検知した前記電動送風機の吸込圧力が予め設定された所定値以下である場合には、第4状態への切り換えを許可しない
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 塵埃量検知手段は、発光する発光部と、この発光部からの光を受光する受光部とを備えた光センサである
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の電気掃除機。
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