JP2002142396A - モータの回転子及びこれを用いたモータ、並びに回転子の製造方法 - Google Patents

モータの回転子及びこれを用いたモータ、並びに回転子の製造方法

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JP2002142396A
JP2002142396A JP2000333829A JP2000333829A JP2002142396A JP 2002142396 A JP2002142396 A JP 2002142396A JP 2000333829 A JP2000333829 A JP 2000333829A JP 2000333829 A JP2000333829 A JP 2000333829A JP 2002142396 A JP2002142396 A JP 2002142396A
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Masahiro Ogoshi
正広 大越
Masao Nakaji
政雄 中路
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Yamamoto Electric Corp
Original Assignee
Yamamoto Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型・軽量化と高効率・高トルク化とを両立
させつつそれらを更に向上させることができるモータを
提供する。 【解決手段】 モータ4の回転子12は、回転軸13
と、回転軸13に装着された回転子鉄心14と、回転子
鉄心14に対して回転軸13の軸線方向に並ぶように回
転軸13に装着されたコンミテータ15と、回転子鉄心
14の巻線スロットに巻装された巻線19と、を備え
る。回転子鉄心14とコンミテータ15との間には、環
状のスペーサ18が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転子及
びこれを用いたモータ、並びに回転子の製造方法に関す
るもので、例えば、電動自転車(電動補助自転車、アシ
ストモータ付き自転車、駆動力補助装置付き自転車など
とも呼ばれる。)の駆動用モータに用いて好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電動自転車の駆動用モータとして使用さ
れるモータは、自転車の操作性や乗り心地などから、そ
れが格納される駆動装置に対する寸法、形状及び重量の
制限があり、モータもできるだけ小型、軽量であること
が望ましい。特に小型・軽量化を図る場合、モータの軸
方向長さを短くして扁平化を図り、なおかつモータは小
径であることが望まれるが、人を乗せた自転車の駆動力
を補助するため、モータトルクは高トルクが望まれると
いう、相反した設計事項が要求される。加えて、被水を
防止するためにある程度密閉した外被構造とする必要が
あり、このように密閉に近くするとモータの自己発熱に
よる温度上昇の問題があり、温度上昇を緩和するために
もできるだけ効率を上げなければならず、回転子巻線も
必然的に太線を必要とする。
【0003】したがって、電動自転車の駆動用モータと
して使用されるモータでは、整流子モータを採用する場
合、扁平化、小型化を図るために回転子鉄心とコンミテ
ータとの間隔を小さくし(限りなく零に近いモータが望
ましい)、なおかつ高トルクと温度上昇緩和の点から、
太い巻線を使って効率を上げなければならない。
【0004】そこで、このようなモータの回転子の製造
は、次のような方法で行われていた。すなわち、まず、
回転子鉄心及びコンミテータを、比較的広い間隔をあけ
て軸線方向に並ぶように回転軸に装着する仮装着段階を
行う。次に、回転子鉄心の巻線スロットに巻線を巻装す
る巻装段階を行う。このとき、巻線は、コンミテータの
コンミテータセグメントの巻線係止用フック部にも係止
される。次いで、回転子鉄心又はコンミテータを移動し
て、回転子鉄心とコンミテータとが実質的に間隔をあけ
ないように位置決めする位置決め段階を行う。その後、
巻線のコンミテータセグメントに対する電気的な接続を
通電による溶着で行ういわゆるヒュージング段階を行
う。
【0005】このように、仮装着段階で回転子鉄心とコ
ンミテータとの間の間隔を比較的広くした後、巻装段階
を行うことによって、巻装作業に必要なスペースを確保
して巻線を適切に巻装することが可能となる。そして、
巻装段階の後に位置決め段階を行うことによって、最終
的に、扁平化を図ることができるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の大径化を避けつつ、一層の高トルク化及び高効率化を
図るべく、巻線の巻数をより多くしたり巻線をより太く
したりあるいは2回巻(一度巻線を巻装した所定対のス
ロットに更にもう一度巻線を巻装すること。2回巻によ
れば、細い巻線を使用した場合であっても、1回巻で太
い巻線を使用したのと同様の効果が得られる。)を行っ
たりしようとすると、回転子鉄心の巻線スロットの深さ
を回転軸側に深く形成することになる。この場合、前記
巻装段階による巻線の巻装によって、回転子鉄心のコン
ミテータ側において、巻線の一部が回転軸に一層近い位
置にまで及ぶこととなる。このため、前記位置決め段階
で回転子鉄心とコンミテータとの間隔を実質的に零にす
る際に、巻線の一部が両者の間に挟み込まれてしまい、
巻線が損傷してしまう。
【0007】したがって、前記従来のモータでは、小型
・軽量化(扁平化・小径化)と高効率・高トルク化とを
両立させつつそれらを更に向上させることは非常に困難
であった。
【0008】以上説明した事情は、電動自転車の駆動用
モータとして使用されるモータのみならず、他の用途の
モータについても同様であった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、小型・軽量化と高効率・高トルク化とを両立
させつつそれらを更に向上させることができるモータを
提供することを目的とする。また、本発明は、このよう
なモータに用いられる回転子及びその製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様によるモータの回転子は、回転
軸と、該回転軸に装着され複数の巻線スロットが形成さ
れた回転子鉄心と、該回転子鉄心に対して前記回転軸の
軸線方向に並ぶように前記回転軸に装着され、本体の外
面に複数のコンミテータセグメントが隣接して環状に配
置されてなるコンミテータと、前記複数の巻線スロット
に巻装された巻線と、を備え、前記巻線が前記コンミテ
ータセグメントに接続されたモータの回転子において、
前記回転子鉄心と前記コンミテータとの間に環状のスペ
ーサが設けられたものである。
【0011】この第1の態様による回転子は、回転子鉄
心とコンミテータとの間に環状のスペーサが設けられて
いるので、環状のスペーサの外径や厚さ等の寸法を適宜
定めておけば、後述する第8の態様のように仮装着段
階、巻装段階及び位置決め段階を順次行って回転子を製
造することによって、巻装段階で巻装される巻線がスペ
ーサの外周面で規制されてそれ以上回転軸側へ及ばなく
なる。したがって、回転子鉄心の巻線スロットの深さを
回転軸側に深く形成したり巻線量を増やしたりしておい
ても、位置決め段階で巻線が、回転子鉄心とコンミテー
タとの間やスペーサとコンミテータとの間などに挟み込
まれることがなくなる。このため、前記第1の態様によ
る回転子を用いたモータでは、小型・軽量化(扁平化・
小径化)と高効率・高トルク化とを両立させつつそれら
を更に向上させることができる。なお、スペーサの高さ
(厚み)は回転子鉄心に巻装された巻線の高さ(回転軸
の軸線方向の高さ)に比べてかなり低くても、巻線を回
転軸側へ及ばないように規制する効果が十分に得られる
ことが確認された。このため、スペーサの厚みをさほど
厚くすることなく回転子鉄心とコンミテータとの間の間
隔を十分に狭くすることができるので、扁平化を図る上
で何ら支障はない。
【0012】本発明の第2の態様によるモータの回転子
は、前記第1の態様において、前記巻線の一部が前記ス
ペーサの外周面の一部に接したものである。
【0013】この第2の態様のように巻線の一部がスペ
ーサの外周面の一部に接していれば、スペーサの外周面
による巻線の規制が有効に作用していることになるの
で、扁平化・小径化と高効率・高トルク化を図る上で、
好ましい。
【0014】本発明の第3の態様によるモータの回転子
は、前記第1又は第2の態様において、前記スペーサ
は、前記回転子鉄心と前記巻線との間を絶縁する絶縁材
と一体に構成されたものである。
【0015】この第3の態様のようにスペーサと絶縁材
とを一体に構成しておけば、部品点数が減り、コストダ
ウンを図ることができ、好ましい。
【0016】本発明の第4の態様によるモータの回転子
は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、前記
コンミテータの前記本体は、前記回転子鉄心側にフラン
ジ部を有する略円筒状の形状を有し、前記各コンミテー
タセグメントは、前記本体の外周面及び前記フランジ部
に沿って略L字状をなすとともに、前記フランジ部上に
巻線係止用のフック部を有するものである。
【0017】この第4の態様のようにコンミテータを構
成すれば、コンミテータをより扁平化することができ、
ひいてはモータをより扁平化することができ、好まし
い。この第4の態様では、コンミテータの本体のフラン
ジ部によって、コンミテータの回転子鉄心側部分の外径
が大きくなるため、通常であれば回転子製造時の前記位
置決め段階において巻線が挟まれ易くなってしまうが、
前記第4の態様では、前述したようにスペーサの外周面
による巻線の規制によって巻線の挟み込みが防止される
ので、フランジ部を有するコンミテータの構造を採用し
得るのである。
【0018】本発明の第5の態様によるモータの回転子
は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記
環状のスペーサの外径は、前記コンミテータの前記回転
子鉄心側部分の外径と略同一であるものである。
【0019】前記第1乃至第4の態様では、スペーサの
外径は、コンミテータの前記回転子鉄心側部分の外径と
略同一である必要はなく、例えば、コンミテータの前記
回転子鉄心側部分の外径と略同一の径より大きくしても
よい。しかしながら、前記第5の態様のように、スペー
サの外径をコンミテータの前記回転子鉄心側部分の外径
と略同一にしておけば、巻線の挟み込み防止のためのス
ペーサの外周面による巻線の規制を適切に行いながら、
モータを小径化することができ、好ましい。
【0020】本発明の第6の態様によるモータの回転子
は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記
環状のスペーサの外周面は、前記コンミテータ側から前
記回転子鉄心側へ向けて先細りとなるテーパ面であるも
のである。
【0021】この第6の態様のようにスペーサの外周面
を回転子鉄心側へ先細りのテーパ面としておけば、巻線
の巻装の際に巻線がスペーサ上に一層乗り上がり難くな
るので、より好ましい。もっとも、スペーサの外周面
は、テーパ角が小さければ(すなわち、軸線と平行に近
ければ)、コンミテータ側へ先細りのテーパ面としても
よい。勿論、スペーサの外周面は、軸線と平行にしても
よい。
【0022】本発明の第7の態様によるモータは、前記
第1乃至第6のいずれかの態様による回転子を備えたも
のである。
【0023】この第7の態様によれば、前記第1乃至第
6のいずれかの態様による回転子を備えているので、小
型・軽量化(扁平化・小径化)と高効率・高トルク化と
を両立させつつそれらを更に向上させることができる。
【0024】なお、前記第7の態様では、モータの種類
は、整流子モータであれば特に限定されるものではな
く、例えば、界磁に永久磁石を使用した永久磁石界磁型
直流モータや、固定子鉄心に巻線を施した直巻交流又は
直流の整流子モータなどであってもよい。
【0025】また、前記第7の態様によるモータの用途
は特に限定されるものではないが、例えば、車輪の車軸
に回転自在に支持させたハブの内側に駆動用モータ及び
減速機を設けた電動自転車用モータ駆動ユニットにおい
て、前記駆動用モータとして前記第7の態様によるモー
タを用いることができる。
【0026】本発明の第8の態様によるモータの回転子
の製造方法は、(a)複数の巻線スロットが形成された
回転子鉄心、環状のスペーサ、及び、本体の外面に複数
のコンミテータセグメントが隣接して環状に配置されて
なるコンミテータを、回転軸の軸線方向に並ぶように前
記回転軸に装着する段階であって、前記回転子鉄心と前
記スペーサとが実質的に間隔をあけないとともに前記ス
ペーサと前記コンミテータとが所定間隔をあけるよう
に、前記回転子鉄心、前記スペーサ及び前記コンミテー
タを装着する仮装着段階と、(b)前記仮装着段階の後
に、前記複数の巻線スロットに巻線を巻装する巻装段階
と、(c)前記巻装段階の後に、前記回転子鉄心、前記
スペーサ及び前記コンミテータの、前記回転軸の軸線方
向の相対位置を、前記回転子鉄心と前記スペーサとが実
質的に間隔をあけないとともに前記スペーサと前記コン
ミテータとが実質的に間隔をあけないように設定する位
置決め段階と、を備えたものである。この第8の態様に
よれば、前記第1乃至第6のの態様による回転子を製造
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるモータの回転
子及びこれを用いたモータ、並びに回転子の製造方法に
ついて、図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態によるモー
タ4を用いた電動自転車用モータ駆動ユニット1の一例
を示す概略断面図である。図2は、回転子鉄心14を示
す平面図である。図3は回転子鉄心14と巻線19との
間を絶縁する絶縁材16を示す図であり、図3(a)は
平面図、図3(b)は図3(a)中のA−A’線に沿っ
た断面図、図3(c)は図3(a)中のB−B’線に沿
った断面図、図3(d)は背面図である。図4はコンミ
テータ15を示す図であり、図4(a)は一部省略平面
図、図4(b)は図4(a)中のC−C’線に沿った断
面図である。図5はスペーサ18を示す図であり、図5
(a)は平面図、図5(b)は図5(a)中のD−D’
線に沿った断面図である。図6は、回転子12の製造過
程を示す断面図である。図7は、図6中のE−E’矢視
図である。図8は、回転子12の製造過程を示す他の断
面図である。図9は、図8中のF−F’矢視図である。
【0029】駆動ユニット1は、自転車の後輪の軸心部
に装着し、図1に示すように自転車のチェーンステー2
とバックホーク(図示せず)とを接合するホークエンド
3に取り付ける構造を有している。すなわち、この駆動
ユニット1は、内部に整流子モータ4と遊星減速機5と
を車幅方向(図1中の左右方向)に並ぶように配設し、
これらのモータ4及び遊星減速機5を覆うハブ6を回転
自在に設けている。なお、このモータ駆動ユニット1を
装着する自転車は、図面には示していないが周知の自転
車と同様の構造を有しており、ハブ6を構成する後述す
る蓋体6bに固着された歯車7にチェーン(図示せず)
が巻き掛けられ、ペダルを踏込むことによって、チェー
ンを介して後輪が駆動されるようになっている。
【0030】前記モータ4は、固定子を構成する円筒状
のヨーク8及びその内面に配設された永久磁石9と、ヨ
ーク8の両側の開口部をそれぞれ閉塞するようにヨーク
8にそれぞれ固定されたリアブラケット(図1中左側の
モータブラケット)10及びフロントブラケット(図1
中の右側のモータブラケット)11と、これらの内部に
設けられた回転子12と、を備えている。
【0031】回転子12は、図1、図6〜図8に示すよ
うに、回転軸13と、回転子鉄心14と、コンミテータ
15と、絶縁材16,17と、環状のスペーサ18と、
巻線19とを有している。図1に示すように、回転軸1
3の一方端部が軸受20を介してリアブラケット10に
より支持されるとともに、回転軸13の他方端部寄りの
箇所が軸受21を介してフロントブラケット11により
支持されることによって、回転軸13が回動自在となっ
ている。回転軸13の他方端部には、モータ出力部とな
る歯車22が一体に形成されている。
【0032】回転子鉄心14は、図2に示すように複数
の巻線スロット14aを有し、図1に示すように回転軸
13に装着されている。回転子鉄心14は、多数の積層
板を積層してカシメることにより一体化して構成されて
いるが、図2中の14bはこのカシメ部を示している。
回転子鉄心14の中央部には、回転軸13が圧入される
孔14cが形成されている。絶縁材16は、例えば絶縁
性の樹脂成型品からなり、図3に示すように、回転子鉄
心14の平面部を覆う平面部16aと、該平面部16a
の中央に形成されスペーサ18とほぼ同一の径の孔16
bと、平面部16aから起立して回転子鉄心14の巻線
スロット14aの側壁に沿う起立部16cとから構成さ
れている。絶縁材17も絶縁材16と同様に構成されて
いる。なお、絶縁材17では、中央の孔の径は回転軸1
3の径とほぼ同一としてもよい。また、絶縁材16の孔
16bの径も回転軸13の径とほぼ同一としてもよい。
これらの絶縁材16,17が、それらの起立部16cが
巻線スロット14aの側壁に沿うように、表面側及び裏
面側からそれぞれ回転子鉄心14に装着され、回転子鉄
心14の巻線スロット14aに巻装された巻線19と回
転子鉄心14との間を、電気的に絶縁している。
【0033】前記コンミテータ15は、図1に示すよう
に、回転子鉄心14に対して回転軸13の軸線方向に並
ぶように回転軸13に装着され、図1及び図4に示すよ
うに、本体23の外面に複数のコンミテータセグメント
24が隣接して環状に配置されて構成されている。本実
施の形態では、図4に示すように、コンミテータ15の
本体23は、一方側にフランジ部23aを有する略円筒
状の形状を有している。本体23の中央の孔23bは、
回転軸13が圧入される孔である。各コンミテータセグ
メント24は、本体23の外周面及びフランジ部23a
に沿って略L字状をなす(図4において、外周面に沿っ
た部分を符号24aで示し、フランジ部23aに沿った
部分を符号24bで示す。)とともに、フランジ部23
a上に巻線係止用のフック部24cを有している。図4
において、23cは、コンミテータセグメント24の部
分24bを挟持するように、フランジ部23a上に形成
された凸部である。コンミテータ15は、フランジ部2
3aが回転子鉄心14側となるように、回転軸13に装
着されている。そして、巻線19は、コンミテータセグ
メント24のフック部24cにも係止され、巻線19の
この係止部分が、後述するヒュージングによって、コン
ミテータセグメント24に電気的に接続されている。
【0034】前記スペーサ18は、例えば絶縁性の樹脂
製であり、図5に示すように、円環状に構成されてい
る。本実施の形態では、スペーサ18の外径は、コンミ
テータ15の回転子鉄心14側部分(本実施の形態フラ
ンジ部23a)の外径と同一されている。また、スペー
サ18の厚さは、後述する巻線規制効果が十分に得ら
れ、かつ、無駄に厚くならないように、例えば2.5m
m程度に設定されている。中央の孔18aの径は、回転
軸13の径とほぼ同一とされている。スペーサ18の外
周面は、軸線と平行となっている。スペーサ18は、図
1に示すように、回転軸13に装着され、回転子鉄心1
4とコンミテータ15との間に設けられている。本実施
の形態では、回転子鉄心14とスペーサ18とが実質的
に間隔をあけないとともに、スペーサ18とコンミテー
タ15とが実質的に間隔をあけないように設定されてい
る。
【0035】ここで、前述した回転子12の製造方法の
一例について、図6乃至図9を参照して説明する。ま
ず、図6に示すように、絶縁材16,17を装着した回
転子鉄心14、環状のスペーサ18、及び、コンミテー
タ15を、回転軸13の軸線方向に並ぶように回転軸1
3に圧入により装着する仮装着段階を行う。このとき、
図6に示すように、コンミテータ15は最終的に要求さ
れる正規の位置に配置し、回転子鉄心14とスペーサ1
8とが実質的に間隔をあけないとともにスペーサ18と
コンミテータ15とが所定間隔dをあけるように、スペ
ーサ18及び回転子鉄心14を配置する。もっとも、回
転子鉄心14を最終的に要求される正規の位置に配置
し、回転子鉄心14とスペーサ18とが実質的に間隔を
あけないとともにスペーサ18とコンミテータ15とが
所定間隔dをあけるように、スペーサ18及びコンミテ
ータ15を配置してもよい。間隔dは、後述する巻線1
9の巻装作業に必要なスペースに応じて定められ、例え
ば10mm程度とする。
【0036】次に、回転子鉄心14の巻線スロット14
aに巻線19を巻装する巻装段階を行う。このとき、巻
線19は、コンミテータ15のコンミテータセグメント
24の巻線係止用フック部24cにも係止される(図
7、図8及び図9ではこの係止の様子も一部について示
している)。巻線19の巻線法は、特に限定されるもの
ではなく、例えば波巻や重ね巻でもよい。
【0037】ここでは、波巻を採用するものとし、巻線
19の巻装段階の初期の状態の一例を図6及び図7に模
式的に示している。巻装の当初は巻線スロット14cの
回転軸13側から巻線19が巻装されていくことから、
図6及び図7に示すように、その部分の巻線19が回転
軸13側へ及ぼうとする。そして、更に巻装が進んでい
くと後に巻装された巻線19の部分が当初に巻装された
巻線19の部分を回転軸13側へ更に押し出そうとす
る。しかし、本実施の形態では、図6及び図7に示すよ
うに、当初に巻装された巻線19が、スペーサ18の外
周面の一部に接触しスペーサ18の外周面で規制され
て、それ以上回転軸13側へ及ばなくなる。したがっ
て、図6及び図7に示すように、巻線19がコンミテー
タ15の下方に及んでいない。なお、図7では、あたか
もコンミテータ15の外周が巻線19を規制しているか
のように見えるが、これはコンミテータ15の外径とス
ペーサ18の外径が同一であるためであり、実際には、
図6のように、スペーサ18の外周が巻線19を規制し
ている。巻線19の巻装が完了すると、例えば、図9に
示すようになる。ただし、図9では、コンミテータセグ
メント24の巻線係止用フック部24cに係止されてい
る巻線19の部分については、ごく一部のみを示し、他
は省略している。巻装段階が完了した状態であっても、
前述したスペーサ18による巻線規制効果により、巻線
9の一部がコンミテータ15の下方に及ぶことはない。
【0038】巻線9の巻装が完了すると、図8に示すよ
うに、回転子鉄心14及びスペーサ18を移動して、前
記間隔dを実質的にゼロにする位置決め段階を行う。こ
のとき、前記仮装着段階で回転子鉄心14及びスペーサ
18を正規の位置に位置決めしておいた場合には、コン
ミテータ15の方を移動して前記間隔dを実質的にゼロ
にすればよい。その後、巻線19のコンミテータセグメ
ント24に対する電気的な接続を通電による溶着で行う
いわゆるヒュージング段階を行う。このヒュージング段
階では、コンミテータセグメント24のフック部24c
を閉じるように更に曲げる。図8及び図9は、ヒュージ
ング段階終了後の状態を示している。なお、図6及び図
8中の、13aは、回転軸13に形成した溝であり、回
転子鉄心14の抜け止め用Cリング(図示せず)を装着
するためのものである。
【0039】ここで、比較例として、スペーサ18を用
いない場合において図6に対応する状態を、図10に示
す。図10において、図6中の要素と同一又は対応する
要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略す
る。スペーサ18を用いないで、前記巻装段階を行う
と、図10に示すように、当初に巻装された巻線19が
その巻装時においてあるいはその後に巻装された巻線1
9により回転軸13側へ押し出されて、コンミテータ1
5の下方に及んでしまう。したがって、その後の前記位
置決め段階において、間隔dをゼロにしようとすると、
巻線19の一部がコンミテータ15と回転子鉄心14と
の間に挟み込まれてしまい、巻線が損傷してしまう。こ
れに対して、本実施の形態では、このような巻線の損傷
が防止される。
【0040】本実施の形態によるモータ4の回転子12
は、前述したような方法で製造することにより、巻装段
階で巻装される巻線19がスペーサ18の外周面で規制
されてそれ以上回転軸13側へ及ばなくなる。したがっ
て、回転子鉄心14の巻線スロット14aの深さを回転
軸13側に深く形成したり巻線量を増やしたりしておい
ても、位置決め段階で巻線19が、回転子鉄心14とコ
ンミテータ15との間やスペーサ18とコンミテータ1
5との間などに挟み込まれることがなくなる。このた
め、本実施の形態による回転子12を用いたモータ4で
は、小型・軽量化(扁平化・小径化)と高効率・高トル
ク化とを両立させつつそれらを更に向上させることがで
きる。したがって、このモータ4は、電動自転車用モー
タ駆動ユニット1を構成する駆動用モータとして最適で
ある。なお、図8に示すように、スペーサ18の高さ
(厚み)は回転子鉄心14に巻装された巻線19の高さ
(回転軸の軸線方向の高さ)に比べてかなり低くても、
巻線19を回転軸13側へ及ばないように規制する効果
が十分に得られることが確認された。このため、スペー
サ18の厚みをさほど厚くすることなく回転子鉄心14
とコンミテータ15との間の間隔(最終的な間隔)を十
分に狭くすることができるので、扁平化を図る上で何ら
支障はない。
【0041】ところで、図11に示すように、前記スペ
ーサ18の外周面をコンミテータ15側へ先細りのテー
パ面としておくと、前記巻装段階において巻線19がス
ペーサ18上に乗り上がり易くなるので、好ましくな
い。これに対し、図12に示すように、前記スペーサ1
8の外周面を回転子鉄心14側へ先細りのテーパ面とし
ておくと、前記巻装段階において巻線19がスペーサ1
8上に乗り上がり難くなるので、より好ましい。もっと
も、スペーサ18の外周面は、テーパ角が小さければ
(すなわち、軸線と平行に近ければ)、コンミテータ1
5側へ先細りのテーパ面としてもよい。なお、図11及
び図12は、図6に対応する状態をそれぞれ示し、これ
らの図において、図6中の要素と同一又は対応する要素
には同一符号を付している。
【0042】また、本実施の形態では、前述したよう
に、絶縁材16とスペーサ18とが別の部材であった
が、図13に示すように同じ材料で両者を一体に構成し
てもよい。この場合、部品点数が減り、コストダウンを
図ることができる。図13において、図3中の要素と同
一又は対応する要素には同一符号を付し、また、図5に
示すスペーサ18及びその孔18aに相当する部分には
それぞれ符号18’,18a’を付している。
【0043】以上でモータ4の主要部に関する説明を終
了し、再び図1を参照して、駆動ユニット1の他の部分
について説明する。
【0044】リアブラケット10には、回転軸13と同
一軸線上に取り付け用軸31が固着されている。この軸
31にナット32が螺合されることによって、軸31が
自転車の一方のホークエンド3に取り付けられている。
リアブラケット10の内側の面には、絶縁材からなる取
付部材33を介してブラシホルダ34が取り付けられ、
このホルダにより保持されたブラシがコンミテータ15
のコンミテータセグメント24に摺動するようになって
いる。このブラシは、リアブラケット10に設けたコネ
クタ35を介して、図示しないモータ駆動回路に接続さ
れる。また、リアブラケット10には、モータ4内部の
雰囲気の温度を検出するサーミスタ等の温度センサ36
も設けており、その信号に基づいてモータ4を駆動制御
できるようになっている。
【0045】前記遊星減速機5は、回転軸13の軸線に
対して120゜ずつ放射状に配置された3つの遊星歯車
41(図2では、1つの遊星歯車41のみを示してい
る。)と、これらの遊星歯車41をモータ4のフロント
ブラケット11との間に支持する支持部材42と、リン
グ状の内歯歯車43とを有している。支持部材42は、
ボルト44でフロントブラケット11に固定されてい
る。また、遊星歯車41を回動自在に支持する軸45
が、フロントブラケット11及び支持部材42にそれぞ
れ固着されている。遊星歯車41の大径の歯部41a
が、モータ4の回転軸13に一体に形成された歯車22
に噛み合わされている。遊星歯車41の小径の歯部41
bが、内歯歯車43に噛み合わされている。したがっ
て、この遊星減速機5によれば、モータ4の回転軸13
が回転すると、3つの遊星歯車41がそれぞれ公転する
ことなく軸45回りに自転し、それに応じて内歯歯車4
3が回転される。これにより、モータ4の出力は、減速
されて内歯歯車43の回転として得られることになる。
支持部材42には、回転軸13と同一軸線上に取り付け
用軸46が固着されている。この軸46にナット47が
螺合されることによって、軸46が自転車の他方のホー
クエンド3に取り付けられている。図1中、48はスペ
ーサである。
【0046】内歯歯車43は、一方向クラッチ49の内
輪に固着されており、この一方向クラッチ49を介して
ハブ6に接続されている。この一方向クラッチ49の外
輪は、ハブ6の蓋体6bにねじ50によって固定されて
おり、動力が内歯歯車43からハブ6のみに伝達される
ようになっている。
【0047】前記ハブ6は、スポーク(図示せず)を接
続するフランジ51を外周部に形成した有底円筒状のハ
ブ本体6aと、このハブ本体6aの開口部に固定した蓋
体6bとから構成されている。ハブ本体6aの軸心部
が、軸受52を介して、リアブラケット10により回動
自在に支持されている。蓋体6bの軸心部が、軸受53
を介して、支持部材42に固着された取り付け用軸46
に回動自在に支持されている。
【0048】なお、本実施の形態では、放熱性を高める
ため、リアブラケット10及びフロントブラケット11
などは、アルミなどの熱伝導率が高い材料で構成されて
いる。
【0049】本実施の形態による駆動ユニット1によれ
ば、モータ4の動力による走行も可能となる。例えば、
人力駆動系の途中に人力検出手段を設け、主コントロー
ルユニットによりモータ4の動力を人力の大きさに比例
するように増減させることによって、モータ4の動力と
人力とによって走行することができ、モータ4の動力を
人力の大きさとは別に制御することによって、モータ4
の動力のみによって走行することができる。
【0050】電動走行時には、モータ4の回転軸13の
回転が遊星減速機5の遊星歯車41→内歯歯車43→一
方向クラッチ49からなる動力伝達系によって減速され
てハブ6に伝達される。
【0051】このように構成したモータ駆動ユニット1
において、モータ4、遊星減速機5及びハブ6のホーク
エンド3への支持は、取り付け用軸31、リアブラケッ
ト10、ヨーク8、フロントブラケット11、支持部材
42及び取り付け用軸46を互いに結合してなる組立体
によって行われている。すなわち、前記組立体が車軸を
構成するようになっている。
【0052】本実施の形態によれば、前述したように、
前記モータ4において小型・軽量化(扁平化・小径化)
と高効率・高トルク化とを両立させつつそれらを更に向
上させることができるので、駆動ユニット1の寸法、形
状及び重量が低減され、ひいては、自転車の操作性や乗
り心地を向上させることができる。
【0053】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0054】例えば、前述した実施の形態では、モータ
駆動ユニット1を後輪に装着する例について説明した
が、このモータ駆動ユニット1は前輪に装着することも
できる。
【0055】例えば、本発明によるモータは、電動自転
車の駆動用モータ以外の他の種々の用途に使用すること
もできる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型・軽量化と高効率・高トルク化とを両立させつつそ
れらを更に向上させることができるモータを提供するこ
とができる。また、本発明によれば、このようなモータ
に用いられる回転子及びその製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるモータを用いた電
動自転車用モータ駆動ユニットの一例を示す概略断面図
である。
【図2】回転子鉄心を示す平面図である。
【図3】回転子鉄心と巻線との間を絶縁する絶縁材を示
す図である。
【図4】コンミテータを示す図である。
【図5】スペーサを示す図である。
【図6】回転子の製造過程を示す断面図である。
【図7】図6中のE−E’矢視図である。
【図8】回転子の製造過程を示す他の断面図である。
【図9】図8中のF−F’矢視図である。
【図10】比較例を示す図であり、図6に対応するもの
である。
【図11】他の比較例を示す図であり、図6に対応する
ものである。
【図12】他の実施の形態を示す図であり、図6に対応
するものである。
【図13】スペーサと一体化した絶縁材を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電動自転車用モータ駆動ユニット 2 チェーンステー 3 ホークエンド 4 モータ 5 遊星減速機 6 ハブ 8 ヨーク 9 永久磁石 10 リアブラケット 11 フロントブラケット 12 回転子 13 回転軸 14 回転子鉄心 15 コンミテータ 16,17 絶縁材 18 スペーサ 19 巻線 23 コンミテータ本体 24 コンミテータセグメント 24c 巻線係止用フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA07 AB07 AC06 AC08 AE08 5H604 AA05 BB07 BB14 CC02 CC05 CC16 DB01 PB03 QA03 5H613 AA03 BB04 BB10 BB23 GA02 KK07 PP08 RR05 5H615 AA01 BB01 BB04 BB14 PP02 PP14 PP26 QQ19 RR01 SS10 SS11 SS16 SS19 TT26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、該回転軸に装着され複数の巻
    線スロットが形成された回転子鉄心と、該回転子鉄心に
    対して前記回転軸の軸線方向に並ぶように前記回転軸に
    装着され、本体の外面に複数のコンミテータセグメント
    が隣接して環状に配置されてなるコンミテータと、前記
    複数の巻線スロットに巻装された巻線と、を備え、前記
    巻線が前記コンミテータセグメントに接続されたモータ
    の回転子において、前記回転子鉄心と前記コンミテータ
    との間に環状のスペーサが設けられたことを特徴とする
    モータの回転子。
  2. 【請求項2】 前記巻線の一部が前記スペーサの外周面
    の一部に接したことを特徴とする請求項1記載のモータ
    の回転子。
  3. 【請求項3】 前記スペーサは、前記回転子鉄心と前記
    巻線との間を絶縁する絶縁材と一体に構成されたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のモータの回転子。
  4. 【請求項4】 前記コンミテータの前記本体は、前記回
    転子鉄心側にフランジ部を有する略円筒状の形状を有
    し、前記各コンミテータセグメントは、前記本体の外周
    面及び前記フランジ部に沿って略L字状をなすととも
    に、前記フランジ部上に巻線係止用のフック部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のモ
    ータの回転子。
  5. 【請求項5】 前記環状のスペーサの外径は、前記コン
    ミテータの前記回転子鉄心側部分の外径と略同一である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のモ
    ータの回転子。
  6. 【請求項6】 前記環状のスペーサの外周面は、前記コ
    ンミテータ側から前記回転子鉄心側へ向けて先細りとな
    るテーパ面であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のモータの回転子。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の回転
    子を備えたことを特徴とするモータ。
  8. 【請求項8】 複数の巻線スロットが形成された回転子
    鉄心、環状のスペーサ、及び、本体の外面に複数のコン
    ミテータセグメントが隣接して環状に配置されてなるコ
    ンミテータを、回転軸の軸線方向に並ぶように前記回転
    軸に装着する段階であって、前記回転子鉄心と前記スペ
    ーサとが実質的に間隔をあけないとともに前記スペーサ
    と前記コンミテータとが所定間隔をあけるように、前記
    回転子鉄心、前記スペーサ及び前記コンミテータを装着
    する仮装着段階と、 前記仮装着段階の後に、前記複数の巻線スロットに巻線
    を巻装する巻装段階と、 前記巻装段階の後に、前記回転子鉄心、前記スペーサ及
    び前記コンミテータの、前記回転軸の軸線方向の相対位
    置を、前記回転子鉄心と前記スペーサとが実質的に間隔
    をあけないとともに前記スペーサと前記コンミテータと
    が実質的に間隔をあけないように設定する位置決め段階
    と、 を備えたことを特徴とするモータの回転子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN113839528A (zh) * 2021-10-29 2021-12-24 浙江伟康电机有限公司 转子三位一体组合压模

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