JP2002142025A - 記録データ提供方法、携帯電話端末装置並びに携帯式接続指示装置 - Google Patents

記録データ提供方法、携帯電話端末装置並びに携帯式接続指示装置

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JP2002142025A
JP2002142025A JP2001188964A JP2001188964A JP2002142025A JP 2002142025 A JP2002142025 A JP 2002142025A JP 2001188964 A JP2001188964 A JP 2001188964A JP 2001188964 A JP2001188964 A JP 2001188964A JP 2002142025 A JP2002142025 A JP 2002142025A
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recording
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Susumu Nakatani
進 中谷
Reiko Saito
れい子 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 携帯電話端末装置を録音手段あるいは撮影手
段として利用した、会話等の音データあるいは映像デー
タを記録保存し、その記録送信データを証拠として利用
者に提供する記録データ提供方法を提供する。 【解決手段】 利用者の携帯電話端末装置1を、電話回
線などの通信回線やインターネットなどの通信網を通じ
てサービス提供者コンピューター2と接続する電話接続
3と、接続した携帯電話端末装置1から会話などの音を
サービス提供者コンピューター2側で自動的に音データ
4として記録する音自動記録5と、携帯電話端末装置1
の電話番号などの発信加入者識別情報6を記録する識別
情報記録7と、サービス提供者コンピューター2から携
帯電話端末装置1に受付番号などの受付情報8を提供す
る受付情報送信段階9と、記録された音データ4を利用
者に提供するための書換不可能である記録媒体10に保
存する記録媒体への保存段階11とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話端末装置を
利用した会話や映像などの記録データ提供方法、録音装
置並びに携帯電話端末装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来において、セクハラ時の会話、いじめ
時の会話、契約時の会話、約束ごとをするときの会話、
交通事故直前の当事者同士の会話などは、持参するなど
したテープレコーダーやデジタルレコーダーなどの録音
専用装置により行ていた。また、議会の議事録、会社役
員会の議事録などもテープレコーダーやデジタルレコー
ダーの録音専用装置により行ていた。また、いじめられ
ている子供用などの救済の手段として、少しでも心の支
えや解消に繋がるようにとの目的で、いじめられている
子供が直接電話をして独り言を云い、その話(独り言)
をテープレコーダーに録音するものがあった。また、ス
トカー行為の証拠映像や、自動車事故の現場映像、結婚
式などイベントの映像など、映像を記録するには映像撮
影用のカメラや、ビデオカメラを準備して行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における方法
は、当事者が録音専用のレコーダーを携帯なり準備して
録音しなければならず、いつでも身に付けておくのには
不便であったり、それほど日常的に頻繁に使用しないの
で誰でもが持つというものではなく、よほど目的意識を
持たなくては携帯できないものであり、経済的にも負担
がかかり、その録音内容を有効な証拠物件として第三者
機関に証明(公証人役場で行う確定日付や認証など)し
てもらうには、書類を作成したり揃えたりして直接出向
かなければならないなど面倒なものであった。特に、セ
クハラ、いじめなどの会話や音の録音は、録音している
ことが相手に分かると録音装置を取り上げられる恐れが
ある者であり、その場合、逆にセクハラやいじめをひど
くさせる恐れがあるものであった。また、電話で独り言
を録音する方法は、それが誰であるかを識別することが
できず、録音当事者に後で証明のための、話を録音した
記録媒体などを送付できないものであった。また、議事
録などもその管理など煩雑なものであったし、改竄など
の不安があるものであった。また、映像をとる場合に
は、ビデオカメラなどの撮影専用機材が必要で、カメラ
の購入やレンタルなどの経済的負担が大きい上に、嵩張
るのでどこでもいつでも持ち歩くという訳には行かず、
いつでもどこでも携帯できるものではなかった。特に、
従来においては、セクハラ行為、ストーカー行為、いじ
め行為、契約破り行為などなど、人を傷つける反社会
的、非人間的行為は、「どうせ証拠が残らない」という
状況が許されている社会状況にあったと考えることがで
きる。しかるに、「どこでも証拠が残るかもしれない」
という社会状況を形成するなら、こうした反社会的、非
人間的な行為に走る人たちを大幅に減らすことができる
ものと考える。
【0004】本発明は以上のような従来技術の持つ問題
点に鑑みてなされたものであって、その目的は、今日多
くの人が所有し携帯している携帯電話端末装置を録音端
末手段あるいは撮影端末手段として利用した、会話等の
音データあるいは映像データを記録保存し、その記録デ
ータを証拠として利用者に提供する記録データ提供方
法、録音装置並びに携帯電話端末装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明は次に述べるようになっている。 <請求項1記載の記録データ提供方法の発明>利用者の
携帯電話端末装置をサービス提供者コンピューターと接
続する接続段階と、前記携帯電話端末装置から送信され
る音及び映像あるいはいずれか一方の送信データを前記
サービス提供者コンピューター側で自動的に記録(記
憶:保存)する自動記録段階と、前記自動記録段階で記
録された前記送信データを、利用者等に提供する証明用
記録媒体に保存する記録媒体への保存段階とからなるこ
とを特徴とする。
【0006】<請求項2記載の記録データ提供方法の発
明>利用者の携帯電話端末装置をサービス提供者コンピ
ューターと接続する接続段階と、前記携帯電話端末装置
から送信される音及び映像あるいはいずれか一方の送信
データを前記サービス提供者コンピューター側で自動的
に記録(記憶:保存)する自動記録段階と、前記携帯電
話端末装置の電話番号などの発信加入者識別情報を前記
サービス提供者コンピューター側で記録する識別情報記
録段階と、前記自動記録段階で記録された前記送信デー
タに受信日時や受付コード(記号、番号やそれらの組み
合わせ)などの受付情報を付与する受付情報付与段階
と、前記自動記録段階で記録された前記送信データ、前
記受付情報などを、利用者等に提供する証明用記録媒体
に保存する記録媒体への保存段階とからなることを特徴
とする。「自動記録段階」においての、「携帯電話端末
装置から送信される音及び映像」は、該携帯電話端末装
置に設けられたマイクやカメラが感知したもの、該携帯
電話端末装置の記憶部や該携帯電話端末装置と接続され
たコンピューターや記録媒体に記録された音声や映像デ
ータなどである。
【0007】<請求項3記載の記録データ提供方法の発
明>利用者が使用する携帯電話端末装置の電話番号及び
証明用記録媒体の送付場所を登録する利用者登録段階
と、登録された前記携帯電話端末装置をサービス提供者
コンピューターと接続する接続段階と、前記携帯電話端
末装置から送信される音及び映像あるいはいずれか一方
の送信データを前記サービス提供者コンピューター側で
自動的に記録(記憶:保存)する自動記録段階と、この
自動記録段階で記録された前記送信データに受信日時や
受付コード(記号、番号やそれらの組み合わせ)などの
受付情報を付与する受付情報付与段階と、前記自動記録
段階で記録された前記送信データ及び前記受付情報を、
前記送付場所に送付する前記証明用記録媒体に保存する
記録媒体への保存段階とからなることを特徴とする。
【0008】<請求項4記載の記録データ提供方法の発
明>利用者が使用する携帯電話端末装置の電話番号及び
該利用者が指定するメールアドレスを登録する利用者登
録段階と、この登録された前記携帯電話端末装置をサー
ビス提供者コンピューターと接続する接続段階と、前記
携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるいはい
ずれか一方の送信データを前記サービス提供者コンピュ
ーター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記録段
階と、この自動記録段階で記録された前記送信データに
受信日時や受付コード(記号、番号やそれらの組み合わ
せ)などの受付情報を付与する受付情報付与段階と、前
記自動記録段階で記録された前記送信データ及び前記受
付情報を証明データとして、前記メールアドレスに送信
する証明データ送信段階と、前記証明データを証明用謄
本として保存しておく保存段階とからなることを特徴と
する。
【0009】<請求項5記載の記録データ提供方法の発
明>請求項1〜3又は4記載の発明において、サービス
提供者コンピューターから携帯電話端末装置に受付コー
ドなどの受付情報を送信する受付情報送信段階と、前記
受付コードをサービス提供者に示して、送信データを記
録した記録媒体の提供を請求する記録媒体請求段階と、
前記請求に基づき前記送信データを記録した記録媒体を
提供する記録媒体提供段階とを設けてなることを特徴と
する。
【0010】<請求項6記載の記録データ提供方法の発
明>請求項1〜3又は5記載の発明において、自動記録
段階が、送信データを証明用記録媒体に直接記録して行
くものであることを特徴とする。
【0011】<請求項7記載の記録データ提供方法の発
明>請求項1〜3、5又は6記載の発明において、記録
媒体を利用者に提供する原本記録媒体と、保管して原本
記録媒体の照会証明につかう謄本記録を作成するように
してなることを特徴とする。
【0012】<請求項8記載の記録データ提供方法の発
明>請求項1〜3、5,6又は7記載の発明において、
記録媒体がCD−Rなどの書換不可能記録媒体であるこ
とを特徴とする。
【0013】<請求項9記載の記録データ提供方法の発
明>請求項1〜3、5〜7又は8記載の発明において、
利用者の携帯電話端末装置の発信者識別情報及び前記携
帯電話端末装置とは関係のない利用者のパソコン等に登
録されたメールアドレスをサービス提供者コンピュータ
ーに登録する利用者登録段階と、受付情報を前記メール
アドレスに送信する受付情報送信段階と、利用者が前記
メールアドレスを開いて取得した前記受付情報の全部あ
るいは一部をサービス提供者に示して、送信データを記
録した記録媒体の提供を請求する記録媒体請求段階と、
利用者の前記受付情報を示しての請求に基づき、前記送
信データを記録した記録媒体を提供する記録媒体提供段
階とを設けてなることを特徴とする。
【0014】<請求項10記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜8又は9記載の発明において、携帯電
話端末装置がサービス提供者コンピューターと接続する
までの送信データが該携帯電話端末装置の記憶部に記憶
され、該携帯電話端末装置が該サービス提供者コンピュ
ーターに接続されると、前記記憶部に記憶された送信デ
ータ及び感知される送信データが前記サービス者コンピ
ューターに送信されるようにしてなることを特徴とす
る。
【0015】<請求項11記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜9又は10記載の発明において、携帯
電話端末装置が、サービス提供者に登録された利用者に
提供する、サービス提供者コンピューターへの接続操作
が簡単・短時間で行える専用接続操作手段を有してなる
専用携帯電話端末装置であることを特徴とする。
【0016】<請求項12記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜10又は11記載の発明において、携
帯電話端末装置の記憶部(着脱可能な外部記憶手段も含
む。)に送信データを一旦記憶し、送信データ記憶終了
後に前記携帯電話端末装置とサービス提供者コンピュー
ターを接続して前記送信データを該サービス提供者コン
ピューターに送信するようにしてなることを特徴とす
る。
【0017】<請求項13記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜11又は12記載の発明において、発
信者識別情報ごとにサービス提供者コンピューターに送
信データを保存蓄積するようにし、その保存蓄積された
送信データを一通の記録媒体に記録し提供するようにし
てなることを特徴とする。
【0018】<請求項14記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜12又は13記載の発明において、携
帯電話端末装置のマイク機能が、遠くの音を集音する集
音機能を有し、サービス提供者コンピューターへの接続
を指示すると自動的に前記集音機能状態に切り替わるよ
うにしてなることを特徴とする。
【0019】<請求項15記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜13又は14記載の発明において、携
帯電話端末装置の発信者識別情報通知モードが非通知モ
ードに設定されていても、サービス提供者コンピュータ
ーの接続電話番号を選択した場合には自動的に前記非通
知モードが解除される、登録電話番号においては前記携
帯電話端末装置の設定に関係なく通知されるなどして発
信者識別情報が送信されるようにしてなることを特徴と
する。これは、携帯電話端末装置側で行っても、事業者
側装置で行ってもよいことは言うまでもない。
【0020】<請求項16記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜14又は15記載の発明において、携
帯電話端末装置がサービス提供者コンピューター以外と
会話状態にあるとき、前記携帯電話端末装置の操作によ
り利用者、会話対象者、サービス提供者コンピューター
の三者会話状態とできその会話データが該サービス提供
者コンピューターに記録されるようにしてなることを特
徴とする。
【0021】<請求項17記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜15又は16記載の発明において、腕
時計型、ネックレス型、ブローチ型などの携帯式接続指
示装置から、サービス提供者コンピューターに接続する
特定場所に接続するよう指示する指示電波を携帯電話端
末装置に送信し、前記指示電波を受信した前記携帯電話
端末装置が前記特定場所と自動的に接続するようにして
なることを特徴とする。「特定場所」とは、ホームペー
ジアドレス、メールアドレス、電話番号などである。
【0022】<請求項18記載の記録データ提供方法の
発明>請求項17記載の発明において、カメラ及びマイ
クあるいはいずれか一方の送信データ感知手段と、該送
信データ感知手段で感知した送信データを携帯電話端末
装置に電波で送信する指示装置側送信手段とが携帯式接
続指示装置に設けられ、携帯電話端末装置で受信した前
記送信データがサービス者コンピューターに送信される
よにしてなることを特徴とする。
【0023】<請求項19記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1、2、3、5〜17又は18記載の発明
において、送信データがテキストデータ、プログラムデ
ータなどを含む、記憶装置に記憶されたデータであるこ
とを特徴とする。
【0024】<請求項20記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1、2、3、5〜18又は19記載の発明
において、携帯電話端末装置が、ノートパソコン、ディ
スクトップパソコンなどの端末装置であり、送信データ
を前記端末装置に記憶しておいておいて、メールアドレ
スなどの発信者識別情報(サービス者コンピューターに
登録されている場合は識別コードのみの送信を含む。)
と共に前記送信データをサービス者コンピューターに送
信するようにしてなることを特徴とする。
【0025】<請求項21記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1、2、3、5〜19又は20記載の発明
において、利用者の電子メールがサービス提供者コンピ
ューターに登録され、送信データに受付情報が付与され
てサービス者コンピューターに謄本送信データとして保
存され、前記謄本送信データが原本送信データとして前
記電子メールに送信され、前記謄本送信データの提供の
申請があった場合に、該謄本送信データを書換不可能記
録媒体に記録して提供するようにしてなることを特徴と
する。
【0026】<請求項22記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1、2、3、5〜20又は21記載の発明
において、識別情報、受付情報、ファイルの種類及び容
量情報などの送信データ詳細情報がサービス提供者が管
理するコンピューター(サーバーを含む)に保存され、
利用者等から送信データの証明書提供の申請があった場
合に、前記送信データ詳細情報を証明書や書換不可能記
録媒体等で提供するようにしてなることを特徴とする。
【0027】<請求項23記載の携帯電話端末装置の発
明>請求項1、2、3、5〜21又は22記載の発明の
構成のサービス提供者コンピューターに登録された利用
者に提供される、サービス提供者コンピューターへの接
続操作が簡単・短時間で行える専用接続操作手段を有し
てなることを特徴とする。
【0028】<請求項24記載の携帯式接続指示装置の
発明>請求項1、2、3、5〜22又は23記載の発明
の構成のサービス提供者コンピューターに接続される特
定場所に接続するよう指示する指示電波を携帯電話端末
装置に送信して、該携帯電話端末装置を接続動作させる
携帯電話制御部を有する腕時計型、ネックレス型、ブロ
ーチ型などの携帯式であることを特徴とする。
【0029】<請求項25載の携帯式接続指示装置の発
明>請求項24記載の発明において、カメラ及びマイク
あるいはいずれか一方の送信データ感知手段と、該送信
データ感知手段で感知した送信データを携帯電話端末装
置に電波で送信する指示装置側送信手段とを設けてなる
ことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。 <実施の形態1>図1は本発明の実施の形態1を示す概
念図である。記録送信データの利用者(携帯電話端末装
置所有者)への提供は次のように行われる。利用者の携
帯電話端末装置1を、該1から電話をかけてサービス提
供者が指定する電話番号に接続してサービス提供者コン
ピューター2と接続する接続段階3と、接続した携帯電
話端末装置1からそのまま送信される会話などの音をサ
ービス提供者コンピューター2側で自動的にデジタル化
かされた音データ4として記録する音記録段階5と、携
帯電話端末装置1の電話番号などの発信加入者識別情報
6を記録する識別情報記録段階7と、サービス提供者コ
ンピューター2から携帯電話端末装置1に受付番号など
の受付情報8を提供する受付情報送信段階9と、記録さ
れた音データ4を利用者に提供するための書換不可能で
あるCD−Rからなる証明用記録媒体10に保存する記
録媒体への保存段階11とからなる。携帯電話端末装置
1とサービス提供者コンピューター2との接続は、電話
回線による直接接続、専用回線による接続、ホームペー
ジアドレスやメールアドレスでの接続などがある。ホー
ムページアドレスやメールアドレスへの接続は、携帯電
話端末装置1に事前に当該ホームページアドレスやメー
ルアドレスを登録しておき、所定の操作を行うことによ
り接続できるようにしておくのはもちろんのことであ
る。また、特定のホームページアドレスやメールアドレ
スには、利用者の住所、氏名を付与しておいて、接続さ
れると当該住所、氏名が送信されるようにしておくのが
よい。また、発信加入者識別情報も自動的に付与されて
送信されるようにしておくのがよい。したがって、ホー
ムページアドレスやメールアドレスに利用者の住所、氏
名を付与して、当該ホームページアドレスあるいはメー
ルアドレスに接続した場合、その住所、氏名、発信者識
別情報が送信され、接続されたサービス者コンピュータ
ーに記録されるようにしてなる機能を備えた携帯電話端
末装置があるとよい。音データ4を記録した記録媒体1
0の作成は、利用者から電話番号、受付番号、住所、氏
名を記載した記録媒体請求書12と、印鑑証明などの身
元を証明する書類の添付があった場合に行われる。ある
いは利用者が登録会員などとなっていて、照明用記録媒
体は請求がなくても発送されるようにしてなるものもよ
い。受付番号、識別情報、請求金額などの受信確認メッ
セージは、回線切断後にサービス提供者コンピューター
2から携帯電話端末装置1に自動送信するようにしてな
るものがよい。以下の実施の形態の説明において、前述
した実施の形態と同じ構成については同じ符号を付しそ
の説明を省略する。
【0031】<実施の形態2>図2は本発明の実施の形
態2を示す概念図である。記録送信データの利用者(携
帯電話端末装置所有者)への提供は次のように行われ
る。携帯電話端末装置1からの音データ4を保存しても
らい且つその音データ4を記録した登録データの提供を
希望する者は、事前に携帯電話端末装置1の電話番号、
身元を証明する印鑑証明などの書類をサービス提供者に
提出し、問題のない場合は、IDなどが付与され、サー
ビス提供者コンピューター2のデータベース部15に登
録会員データ16としてい登録される利用者データ登録
段階14と、利用者の携帯電話端末装置1を、電話回線
などの通信回線やインターネットなどの通信網を通じて
サービス提供者コンピューター2と接続する接続段階3
と、携帯電話端末装置1の電話番号などの発信加入者識
別情報6を記録する識別情報記録段階7と、発信者識別
情報6と登録会員データ(利用者データ)16と照会す
る登録会員照会段階17と、登録会員であることが確認
された場合に、付与する受付データ8を作成する受付デ
ータ作成段階19と、登録会員であることが確認される
と接続した携帯電話端末装置1からそのまま送信される
会話などの音をサービス提供者コンピューター2側で自
動的にデジタル化かされた音データ4として記録する音
記録段階5と、携帯電話端末装置1の電話番号などの発
信加入者識別情報6を記録する識別情報記録段階7と、
サービス提供者コンピューター2から携帯電話端末装置
1に受付番号などの受付情報(受付データ)8を提供す
る受付情報送信段階9と、記録された音データ4を利用
者に提供するための証明用記録媒体10に保存する記録
媒体への保存段階11とからなる。音データ4を記録し
た記録媒体10の作成・提供は、携帯電話端末装置1か
らの受付番号及びIDの識別情報の送信による記録媒体
請求データ18を受信した場合に行われる。
【0032】<実施の形態3>図3は本発明の実施の形
態3を示す概念図である。記録送信データの利用者(携
帯電話端末装置所有者)への提供は次のように行われ
る。利用者のカメラ付携帯電話端末装置22を、電話回
線などの通信回線やインターネットなどの通信網を通じ
てサービス提供者コンピューター2と接続する接続段階
3と、接続したカメラ付携帯電話端末装置22からその
まま送信される映像と音をサービス提供者コンピュータ
ー2側で自動的にデジタル化かされた映像データ23や
音データ4として記録する記録段階24と、カメラ付携
帯電話端末装置22の電話番号などの発信加入者識別情
報6を記録する識別情報記録段階7と、サービス提供者
コンピューター2からカメラ付携帯電話端末装置22に
受付番号などの受付情報8を提供する受付情報送信段階
9と、記録された映像データ23や音データ4を利用者
に提供するための証明用記録媒体10に保存する記録媒
体への保存段階11とからなる。記録媒体10の作成
は、利用者に渡す原本記録媒体25と一定期間保管して
おく謄本記録媒体26を作成するものである。また、一
定期間内に記録送信データ消去の申請が携帯電話端末装
置所有者からあった場合には、指定された登録データは
消去される。また、指定期間内に音データの登録申請や
記録媒体交付申請がなかった場合には、当該音データを
消却するようにしてなるものもよい。また、記録媒体1
0は、CD−Rなどの書換不可能記録媒体である。
【0033】<実施の形態4>図4は本発明の実施の形
態4を示す概念図である。前述した実施の形態の記録デ
ータ提供方法の、記録段階24が送信されてくる映像デ
ータ23と音データ4あるいはいずれかを記録媒体10
に直接記録する記録媒体への保存段階27としたもので
ある。記録媒体10は利用者に全て送付される。サービ
ス提供者コンピューター2への映像データ23と音デー
タ4の保存は行わない。行ったとしても、一定期間で消
去する。記録媒体への書き込みを失敗する場合が生ずる
ことを考慮するなら、サービス提供者コンピューター2
に映像データ23と音データ4を同時に一旦は保存する
のが好ましい。
【0034】<実施の形態5>図5は本発明の実施の形
態5を示す概念図、図6は同じ実施の形態5に使用する
カメラ付携帯電話専用端末装置例を示す正面図である。
記録送信データの利用者(携帯電話端末装置所有者)へ
の提供は次のように行われる。事前に利用者の登録が行
われ、登録会員には登録会員発信者識別情報28が付与
されたカメラ付携帯電話専用端末装置29が渡されてい
る。利用者のカメラ付携帯電話専用端末装置29を、電
話回線などの通信回線やインターネットなどの通信網3
6を通じてサービス提供者コンピューター2と接続する
接続段階30と、登録会員発信者識別情報28が送信さ
れて該28を照会する登録会員データ照会段階41と
(照会が不一致の場合は登録拒否。)、照会一致の場合
は、カメラ付携帯電話専用端末装置29から送信される
映像データ23と音データ4あるいはいずれかをサービ
ス提供者コンピューター2側で自動的にデジタル化され
た映像データ23と音データ4あるいはいずれかを記録
する記録段階31と、この記録段階31で記録(保存)
された映像データ23あるいは音データ4に電話番号、
受付番(登録番号を含む)などの発信者識別情報32を
付与する発信者識別情報付与段階33と、カメラ付携帯
電話専用端末装置29に発信者識別情報32の一部ある
いは全部を送信する発信者識別情報送信段階34と、利
用者が映像データ23や音データ4をダウンロードする
ために、パーソナルコンピューターなどの端末装置35
をインターネットや専用回線などの通信網36により、
サービス提供者コンピューター2に接続するダウンロー
ドのための接続段階37と、該37において目的の映像
データ23あるいは音データ4(複数のデータの指定が
できる)を端末装置35にダウンロードするために発信
者識別情報送信段階で受信した受信発信者識別情報32
の一部あるいは全部を入力する発信者識別情報入力段階
38と、入力された受信発信者識別情報32に基づき受
信発信者識別情報32が付与された映像データや音デー
タを検索するデータ検索段階39と、検出された映像デ
ータや音データを端末装置35に出力(該端末装置にダ
ウンロード)するダウンロード段階40とからなる。
【0035】専用でない携帯電話端末装置を使用し、該
携帯電話端末装置に送信された登録番号と外携帯電話端
末装置の電話番号の入力により、パソコンでインターネ
ットを介して録音データをダウンロードできるようにす
るのもよい。このようにすることは、面倒くさい登録手
続きなどを必要としないので使用しやすい。また、イン
ターネットを介しての録音データの利用者のパソコンへ
のダウンロードを認めると共に、確かな証拠性(証拠の
改竄などをしていないことの証明など。)を必要とする
場合などにCD−Rなどの書換不可能記録媒体へ記録し
て提供できるようにもするのがよい。
【0036】インターネット上にサービス提供者コンピ
ューターによるサービス提供者サイトが開設されていて
該サービス提供者サイトへの接続により、携帯電話端末
装置からの前記サービス提供者サイトへの接続が1回の
簡単接続操作によりインターネットへの接続され更に前
記サービス提供者サイトに自動的に接続されて、自動的
に音や映像の記録がなされるようにするのがよい。
【0037】カメラ付携帯電話専用端末装置29は、登
録会員データ28が内蔵のROMやRAMなどの記録部
(図示せず)に書き込まれていて、ロック解除キー45
を左側にずらしてロック(OFF)から解除(ONを表
示)にして指定ボタン部46の音ボタン47、映像ボタ
ン48又は音映像ボタン49を押すことにより、登録さ
れた一つの電話番号先(サービス提供者コンピューター
2)に接続されるようになっている。指定ボタン部46
を押すと集音機能や撮影機能は動作し、サービス提供者
コンピューター2に接続されるとすぐに記録が開始され
る。ロック解除キー45を右に移動させてロック(OF
Fを表示)にすると、電話回線が切断される。他の電話
番号との接続において切断に使用される切断ボタン50
を押しても、ロック解除キー45がON状態の場合は回
線は切断されず、該45のロック操作のみで切断される
ようになっている。切断後サービス提供者コンピュータ
ー2から送信された受信発信者識別情報32を受信した
ら、記録部に記録すると共にその内容をディスプレー4
4に表示する。あるいは、携帯電話端末装置29のEメ
ールに送信される。また、電話の最中にその会話内容を
記録したい場合には、指定ボタン部46のいずれかのボ
タンを押すことにより会話状態を維持したままサービス
提供者コンピューター2に接続され会話内容が記録され
るようになっている。その際、ロック解除キー45をO
NにするかOFFでもできるようにするかはどちらでよ
い。操作ミスによるサービス提供者コンピューター2へ
のミス接続を起こさないようにするためにはONにし
て、指定ボタン部46のいずれかのキーを押せばよいよ
うにするのが好ましい。上方にある高感度マイク51、
52はロック解除キー45がON状態のときにステレオ
で音を感知して記録するようにするものである。但し、
電話中で会話状態からのロック解除キー45のONの場
合は、マイク51、52での集音は機能せず、通話用マ
イク53により集音されるようになっている。54はス
ピーカー、55は撮影装置である。
【0038】マイク機能は、遠くの音を集音する集音機
能を有し、サービス提供者コンピューターへの接続を指
示すると自動的に前記集音機能状態に切り替わるように
設定できるようになっている。この機能は一般的な携帯
電話端末装置に設けるのが最も効果的である。こうする
ことにより、記録メディアの録音残量を気にすることな
く、会議や公園やコンサートや旅行先などの多様な音を
手軽に高音質で記録できるので大変便利である。
【0039】また、サービス提供者コンピューターへ接
続されると、自動的に前記サービス提供者コンピュータ
ーから送信される集音機能切換命令により集音機能状態
に切り替わるようにしてなるものもよい。この機能も、
一般的に使用されている携帯電話端末装置に設けるのが
最も効果的である。
【0040】また、携帯電話端末装置がサービス提供者
コンピューター以外と会話状態にあるとき、前記携帯電
話端末装置の簡単操作により利用者、会話対象者、サー
ビス提供者コンピューターの三者会話状態とできるよう
にしてなるものもよい。この機能も、一般的に使用され
ている携帯電話端末装置に設けるのが最も効果的であ
る。
【0041】付記 利用者が記携帯電話端末装置をサービス提供者コンピュ
ーターと接続する接続段階と、前記携帯電話端末装置の
電話番号などの発信加入者識別情報(サービス提供者に
利用者が登録した登録情報を含む。)を前記サービス提
供者コンピューター側で記録する識別情報記録段階と、
前記携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるい
はいずれか一方の送信データを前記サービス提供者コン
ピューター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記
録段階と、この自動記録段階で記録された前記送信デー
タに受信日時や受付コード(記号、番号やそれらの組み
合わせ)などの受付情報を付与し、証明データを作成保
存する証明データ作成保存段階と、前記携帯電話端末装
置、指定されたメールアドレスあるいは住所に受付コー
ドを送付(送信や郵送による)する受付コード送付段階
と、前記利用者がコンピューター等の端末装置で前記サ
ービス提供者コンピューターに接続して、前記受付コー
ドを入力して前記証明データを該コンピューター等の端
末装置にダウロードする証明データダウンロード段階と
からなることを特徴とする記録データ提供方法。各段階
の順番を規定するものではない。サービス者コンピュー
ターに証明データを保存し続けて謄本としての役割を持
たせることもよい。これは、利用者の申請により、保存
期間を指定できるようにするのもよいし、保存期間の短
縮、延長を行えるようにするのもよい。受付コードは証
明データをダウンロードするためのサービス者が付与し
たものを指している。
【0042】<実施の形態6>図7は本発明の実施の形
態6を示す概念図である。実施の形態6のデータ提供方
法は、実施の形態5で述べたデータ提供方法において、
音データ等を利用者側発信者識別情報や受付番号などの
発信者識別情報を付して記録部に記録蓄積・データベー
ス化して行き、利用者がその蓄積データの中の必要とす
る記録送信データのみの受付番号と電話番号などの発信
者識別情報を示して請求し、一度に一つから複数の記録
送信データをダウンロードあるいは記録媒体に記録して
提供を受けれるようにしたものである。記録送信データ
の交付の請求を受けたサービス提供者コンピューター2
及びサービス提供者は、検索をおこない請求のあった記
録送信データを、インターネットによるダウンロード、
記録媒体に記録しての郵送などをおこなう。また、記録
送信データの請求とともに、送信先メールアドレスが記
入され、該送信先メールアドレスへの記録送信データの
送信を希望する場合は、請求のあった記録送信データを
当該メールに送信するのもよい。このようにすることに
より、利用者、サービス提供者の経済負担を大幅に軽減
することができる。
【0043】<実施の形態7>図8は本発明の実施の形
態7の携帯電話端末装置である。携帯電話端末装置60
は、頭部にマイク端子61を有し、該61に高感度・高
音質のマイク62を装着することができるようになって
いる。マイク端子61にマイク62が装着されると、通
話マイク53は機能しなくなり、電話の受信もOFFと
なるようになっている。すなわち完全な録音装置なるの
である。本体63にはスマートメディアなどの書換可能
なカード式メモリー64の読み書き装置(図示せず)が
内蔵され、本体63の側部から挿入できるようになって
いる。例えば、キーを*001と押すとカード式メモリ
ー64への音がデジタルデータとして保存されファイル
名が自動的に付与される。サービス提供者コンピュータ
ーに接続してファイル名を指定して送信操作をおこなう
ことにより、該サービス提供者コンピューターに音デー
タを保存してもらうことができる。
【004】<実施の形態8>図9は本発明の実施の形態
8の記録データ提供方法を示すブロック図、図10は同
じ実施の形態8の特定場所接続指示装置のブロック図で
ある。利用者は、携帯電話端末装置70と特定場所場所
接続指示携帯装置71を携帯している。腕時計型あるい
はブローチ型からなる特定場所接続指示装置71は携帯
電話端末装置70に無線により接続されるようになって
いて、カメラ72、マイク73、送信部74、特定場所
登録部75、接続指示スイッチ76、制御部77からな
っている。特定場所登録部75には、サービス提供者コ
ンピューター2にホームページにより接続するためのホ
ームページアドレスが登録されている。特定場所登録部
75への特定場所(電話番号やホームーページアドレス
やメールアドレスなど色々ある。)の登録は、携帯電話
端末装置70とコネクター78で接続して登録する。携
帯電話端末装置70は特定場所接続指示装置71からの
接続指示電波79を受信すると、ホームページに接続し
サービス者コンピューター2に接続する。接続状態とな
るとカメラ72、マイク73が感知する音声や映像が携
帯電話端末装置70に送信され、さらに接続しサービス
者コンピューター2に送信され記録される。携帯電話端
末装置70においては、利用者の氏名、住所が登録され
ていて、携帯電話端末装置の電話番号とともに、ホーム
ページ接続と同時にサービス者コンピューター2に送信
され、送信データに付与情報として付与され、利用料の
電話代を通じての徴収、送信データを記録した記録媒体
の送付場所の特定などに利用される。携帯電話端末装置
70が非通知モードである場合は、接続指示電波79の
受信や特定場所への接続指示の場合には、自動解除され
るようになっている。携帯電話端末装置70と特定場所
接続指示装置71との接続は、無線によらず、コネクタ
ー同士を送信線で連結して使用するようにしてなるもの
も、よいことは言うまでもない。
【0045】特定場所接続指示装置には特定場所登録部
を設けず、特定場所接続指示装置の接続指示信号を携帯
電話端末装置が受信すると、携帯電話端末装置に登録さ
れている特定場所への接続指示が行われるようにしてな
るものがよい。
【0046】<実施の形態9>図11は本発明の実施の
形態9の記録データ提供方法を示すブロック図である。
前記した実施の形態8の方法において、特定場所接続指
示装置71からの映像信号や音声信号を、サービス者コ
ンピューター2に送信可能状態となるまで携帯電話端末
装置80に設けた一時記憶部81に記憶しておくように
してなるものである。家像信号や音声信号は一旦は一時
記憶部81を通って送信されるようになっている。
【0047】<実施の形態10>図12は本発明の実施
の形態10の記録データ提供方法を示すブロック図であ
る。前記した実施の形態8の方法において、記録媒体へ
の記録及び発送に変えて、利用者がインターネットを通
じてサービス提供者コンピューターに接続して、送信デ
ータを利用者のコンピューター等にダウンロードできる
ようにしたものである。サービス提供者コンピューター
から、受付コードなどのダウンロード情報が携帯電話端
末装置や、登録されていたり受信したりした利用者のメ
ールに送信され、サービス者コンピューターにインター
ネット上で自らのパソコンなどを接続して、受付コード
や自らの電話番号などを入力して、送信データをダウン
ロードするようにしている。ダウンロードが行われる
と、サービス者コンピューターに送信データを引き続き
記録しておくか、削除するかを決める。削除した場合
は、送信データの種類、送信データの容量、受付日時、
電話番号などの書誌的情報は残り、証明データとして長
期間に渡り保存され、利用者の求めに応じて証明データ
を内容を発行するようにしてなる。
【0048】<実施の形態11>図13は本発明の実施
の形態11の記録データ提供方法を示すブロック図であ
る。前記した実施の形態11において、送信データの利
用者への提供方法を、利用者が指定するメールに送信す
るようにしたものである。利用者は前もってメールアド
レスをサービス提供者に登録しておくか、送信データ送
信時にメールアドレスを送信登録する。
【0049】<実施の形態12>図14は本発明の実施
の形態12の啓太電話端末装置を示すブロック図であ
る。携帯電話端末措置93は、特定場所指示操作部94
と、サービス者コンピューターに接続されたホームペー
ジやメールのアドレス登録部95と、利用者の氏名・住
所登録部96と、発信者識別情報部97(発信者識別情
報が通信管理者の側にある場合は、発信者識別情報の送
信を指示する部署。)映像感知部98、音声感知部99
と、送受信部100と、制御部101徒からなってい
る。指定場所指示操作部94の操作を行うと、制御部1
01はアドレス登録部95のアドレスを呼び込み該アド
レスへの接続を行う。アドレスへの接続によるサービス
者コンピューター(図示せず)に接続されると、氏名、
住所登録部96に登録されている住所、氏名、発信者識
別情報97を送信する。
【0050】<付記> 携帯電話端末装置から送信され
てサービス者コンピューターに記録された送信データ
を、警察などの犯罪取り締まり機関に情報として提供す
るように、前記携帯電話端末装置の利用者から要請があ
った場合、サービス者は記録媒体に記録することなく、
警察等のコンピューターに送信データを送信するように
するのもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明は上述したようになっているので
次に述べるような効果を奏する。 <請求項1記載の記録データ提供方法の発明の効果>記
録データ提供方法の本発明は、今日6千万人とも云われ
る人々が日常的に手放さずに携帯して利用頻度が極めて
高く、誰でもが持っていると言ってよいくらいに普及し
ている携帯電話端末装置(いわゆる携帯電話)を、会話
などの音及び映像あるいはいずれか一方を記録する記録
手段端末装置として使用し、誰でもいつでもどこでも簡
単に会話や映像を記録現場とは別離の第三者機関のコン
ピューターに送信データとして自動的に記録できるもの
であり、その記録データは記録媒体に記録して通常は携
帯電話端末所有者に提供されるものであり、多くの人が
簡単に確実にいろいろな場面や証明必要データを、第三
者機関の証明のある証拠とすることができるという効果
を奏する。特に、携帯電話端末装置のマイクやカメラが
感知した情報は、送信データとして接続されたサービス
提供者コンピューターにそのまま殆どリアルタイムで自
動的に記録されることになるものであり、携帯電話端末
装置をセクハラ者や犯罪者等に取り上げられても、携帯
電話端末装置が接続されている間のその場面の情報はす
でに、サービス提供者コンピューターに記録されてしま
っているので、証拠はしっかりと抑えられるという効果
を奏する。例えば、セクハラやいじめをされた場合など
の会話や音を録音しておくことができ、後日セクハラや
いじめなの実態を証明する場合などに極めて有効な証拠
として使用でき、こうした動かぬ証拠があることが被害
者を精神的な優位におき、精神的窮地に陥ることを回避
させ、虐め、セクハラ、差別などの不健全な精神を持っ
たものが優位になれない、健全な精神が優位となる職場
環境、学校環境などを形成するという効果を奏するもの
である。これは、誰でもが携帯している「携帯電話によ
る第三者機関への録音がされているかも知れない」とい
う心配を、セクハラ者や虐める者等にあたえることによ
り、「どうせ証拠が残らないのだから」とい高慢な意識
を起こさせず、セクハラやいじめなどの発生を大幅に抑
制するという社会的効果を実現するものである。また、
会議禄、契約時の会話、口約束、商品購入時の販売員や
店員の説明などを記録し、確かな証拠とできるので、ト
ラブルや泣き寝入りや負担の大きい係争等を解消すると
いう効果を奏する。そもそも、証拠が残らないことをい
いことに、不道徳な行為や悪行が横行する社会環境、生
活環境は本来許されるべきものではないことは言うまで
もないが、これまで、泣き寝入りしてきた善良な人々が
どれほどのものか計り知れないものがある。殆どの人が
常時携帯している携帯電話端末装置の普及とうい新しい
社会状況は、不道徳な行為や悪行を許さない社会正義が
大きく前進する社会環境を実現するものでもある。ま
た、犯罪が起こった場合にも、携帯電話による撮影が多
数者により行われることが十分に予測され、犯人の早期
逮捕と被害の拡大の防止、犯罪を起こし難い社会状況を
構築するものでもある。また、著作物などを記録して該
著作物の創作年月日の証明等に利用することができるな
どのことも容易となる。また、旅行先での景観や記念映
像や写真なども記録するなどのこともでき、いちいちカ
メラを買っての撮影や、現像などの面倒なことも必要な
くなり、経費の負担も軽負担、場合によっては安価にで
きる。カメラの持ち合わせがない場合や、フィルム切れ
の場合などにも即対応して映像を記録できるという効果
を奏する。
【0052】<請求項2記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1記載の発明の効果と同じ効果を奏す
ると共に、発信加入者識別情報の受信と受付情報の付与
を行うので、携帯電話端末装置の所有者が誰であるか分
かるので、登録手数料を電話代から引き落とすなどの便
宜が図られ、記録媒体の送付先も明らかとなるので便利
である。
【0053】<請求項3記載の記録データ提供方法の発
明の効果>このようにしても、請求項1ないし2記載の
発明の効果と同じ効果を奏すると共に、事前に利用者が
使用する携帯電話端末装置の電話番号及び証明用記録媒
体の送付場所を登録してあるので、特別な手続きなしに
確実に利用者にデータを届けることができるという効果
を奏する。
【0054】<請求項4記載の記録データ提供方法の発
明の効果>このようにしても、請求項1ないし3記載の
発明の効果と同じ効果を奏すると共に、利用者の指定し
たメールアドレスにデータを送信できるの、記録媒体へ
の記録や郵送作業などがなく経費を安くでき、また、デ
ータの利用者への届を速く出来るという効果を奏する。
【0055】<請求項5記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1ないし3記載の発明の効果に加え
て、サービス提供者コンピューターから携帯電話端末装
置に受付コードなどの受付情報を送信する受付情報送信
段階を設けたものであるので、利用者はその受付情報に
より、証明用の送信データを記録した記録媒体を請求す
ることができるという効果を奏する。
【0056】<請求項6記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1〜3又は5の発明の効果に加えて、
送信データを直接記録するというものであるから、サー
バーの容量を大幅に小さいものにできるし、サーバーか
ら記録媒体に記録するという手間が無いので、処理を簡
潔にすることができるという効果を奏する。
【0057】<請求項7記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1〜3、5又は6記載の発明の効果に
加えて、謄本記録媒体を作成保管するものであるので、
提供された原本記録媒体が改竄されていないことの証明
や、原本記録媒体の破損、紛失などの場合に再発行を行
うことができ、また、サービス提供者コンピューター側
のサーバーの容量を大きくしなくてよいという効果を奏
する。
【0058】<請求項8記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1〜3、5、6又は7記載の発明の効
果に加えて、記録媒体が書換不可能記録媒体であるので
その、改竄などの心配がない証拠性の高いものとできる
という効果を奏する。特にCD−Rは一般に最も大量に
普及している100円前後という安価なものであり、提
供の際の経済的負担を軽くするものであるし、今日のパ
ソコンに標準装備されているCD装置により読取再生す
ることができるので、最も適している。
【0029】<請求項9記載の記録データ提供方法の発
明の効果>請求項1ないし8記載の発明の効果に加え
て、携帯電話端末装置とは関係ない利用者のメールアド
レスをサービス提供者コンピューターに登録し、受付情
報をそのメールアドレスに送信し、利用者はその受付情
報をサービス提供者に示して、送信データを記録した記
録媒体の提供を請求し、その請求に基づき送信データを
記録した記録媒体を作成・提供するというものであるの
で、そのメールアドレスが携帯電話に登録されたもので
はない、携帯電話端末装置が犯罪者に取り上げられて
も、犯罪者は受付情報を知ることができず、受付情報を
悪用しての記録送信データの削除等ができないという効
果を奏する。
【0060】<請求項10記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし9記載の発明の発明の効果
に加えて、サービス提供者コンピューターと接続され送
信データの送受信が開始されるまでの間、送信データが
該携帯電話端末装置の記憶部に記憶され、該携帯電話端
末装置が該サービス提供者コンピューターに接続される
と、前記記憶部に記憶された送信データ及び感知される
送信データが前記サービス者コンピューターに送信され
るようにしてなるものであるので、携帯電話端末装置の
接続指示を行った時点からの送信データが記録できると
いう効果を奏する。
【0061】<請求項11記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし10記載の発明の効果に加
えて、携帯電話端末装置がサービス提供者コンピュータ
ーへの接続操作が簡単・短時間で行える専用接続操作手
段を有してなる専用携帯電話端末装置であるので、確実
・敏速に接続操作を行うことができるという効果を奏
し、利用者が登録されているので、送信データを記録し
た記録媒体の届け先が明らであり、請求がなくとも記録
媒体を届けることができるという効果を奏する。
【0062】<請求項12記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし11記載の発明の発明の効
果に加えて、携帯電話端末装置の記憶部(着脱可能な外
部記憶手段も含む。)に送信データを一旦記憶し、送信
データ記憶終了後に前記携帯電話端末装置とサービス提
供者コンピューターを接続して前記送信データを該サー
ビス提供者コンピューターに送信するようにしてなるも
のであるので、電話回線の接続時間を短くでき電話料金
を安価にできると共に、複数の送信データをまとめて送
信記録することができ大変経済的であると言う効果を奏
する。
【0063】<請求項13記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし12記載の発明の効果に加
えて、発信者識別情報ごとにサービス提供者コンピュー
ターに送信データを保存蓄積するようにし、その保存蓄
積された送信データを一通の記録媒体に記録し提供する
ようにしてなるものであるので、サービス提供者コンピ
ューターに保存された複数の送信データを、一通の記録
媒体や一通の記録情報にまとめての提供が受けられ、提
供経費を安価にすることができ、自分のパソコンなどで
種類毎に整理することもでき大変便利であるという効果
を奏する。
【0064】<請求項14記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし13記載の発明の効果に加
えて、携帯電話端末装置のマイク機能が、遠くの音を集
音する集音機能を有し、サービス提供者コンピューター
への接続を指示すると自動的に前記集音機能状態に切り
替わるようにしてなるものであるので、携帯電話端末装
置を胸やズボンのポケットやバックなどに入れたままで
も、会話を鮮明にあるいは聞き取れるレベルで録音・記
録できるという効果を奏する。
【0065】<請求項15記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし14記載の発明の効果に加
えて、携帯電話端末装置の発信者識別情報通知モードが
非通知モードに設定されていても、サービス提供者コン
ピューターの接続電話番号を選択した場合には自動的に
前記非通知モードが解除される、登録電話番号において
は前記携帯電話端末装置の設定に関係なく通知されるな
どして発信者識別情報が送信されるようにしているの
で、どのような場合で発信者識別情報がサービス提供者
コンピューターに送信されるという効果を奏する。
【0066】<請求項16記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし15記載の発明の効果に加
えて、携帯電話端末装置がサービス提供者コンピュータ
ー以外と会話状態にあるとき、前記携帯電話端末装置の
操作により利用者、会話対象者、サービス提供者コンピ
ューターの三者会話状態とできその会話データが該サー
ビス提供者コンピューターに記録されるようにしたの
で、電話での契約、嫌がらせ電話などを証拠として記録
できるという効果を奏する。
【0067】<請求項17記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1ないし16記載の発明の効果に加
えて、腕時計型、ネックレス型、ブローチ型などの携帯
式接続指示装置から、サービス提供者コンピューターに
接続する特定場所に接続するよう指示する指示電波を携
帯電話端末装置に送信し、前記指示電波を受信した前記
携帯電話端末装置が前記特定場所と自動的に接続するよ
うにしているので、携帯電話端末装置をバックやズボン
のポケットなどに入れた状態のまま敏速・確実に携帯電
話端末装置を作動させ特定の電話番号に接続させること
ができ大変便利であるという効果を奏する。
【0068】<請求項18記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項17記載の発明の効果に加えて、カ
メラ及びマイクあるいはいずれか一方の送信データ感知
手段と、該送信データ感知手段で感知した送信データを
携帯電話端末装置に電波で送信する指示装置側送信手段
とが携帯式接続指示装置に設けられ、携帯電話端末装置
で受信した前記送信データがサービス者コンピューター
に送信されるよにしてなるものであるので、携帯電話端
末装置をバックやズボンのポケットなどに入れた状態の
まま敏速・確実に携帯電話端末装置を作動させ特定の電
話番号に接続させることができ大変便利であると共に、
映像や会話を携帯電話を取り出すことなく送信できるの
で、不自然さがなく、相手に気づかれ難く危害を招く心
配が少なくできるという効果を奏する。
【0069】<請求項19記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1〜3、5ないし18記載の発明の
効果に加えて、送信データがテキストデータ、プログラ
ムデータなどを含む、記憶装置に記憶された送信データ
であるので、著作物などの記録・証明などに利用できる
という効果を奏する。
【0070】<請求項20記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1から3ないし19記載の発明にお
いて、携帯電話端末装置が、ノートパソコン、ディスク
トップパソコンなどの端末装置であり、送信データを前
記端末装置に記憶しておいておいて、メールアドレスな
どの発信者識別情報(サービス者コンピューターに登録
されている場合は識別コードのみの送信を含む。)と共
に前記送信データをサービス者コンピューターに送信す
るようにしてなるものであるので、より幅の広い端末装
置を利用してのより多様なデータを証拠力のあるデータ
とすることができるという効果を奏する。
【0071】<請求項21記載の記録データ提供方法の
発明の効果>請求項1〜3ないし20記載の発明の効果
に加えて、利用者の電子メールがサービス提供者コンピ
ューターに登録され、送信データに受付情報が付与され
てサービス者コンピューターに謄本送信データとして保
存され、前記謄本送信データが原本送信データとして前
記電子メールに送信され、前記謄本送信データの提供の
申請があった場合に、該謄本送信データを書換不可能記
録媒体に記録して提供するようにしてなるものであるの
で、原本の改竄等を防止すると共に謄本による原本の非
改竄性を証明できるので証拠性を確かなものとできると
いう効果を奏する。
【0072】<請求項22記載の記録データ提供方法の
発明>請求項1〜3ないし21記載の発明の効果に加え
て、識別情報、受付情報、ファイルの種類及び容量情報
などの送信データ詳細情報がサービス提供者が管理する
コンピューター(サーバーを含む)に保存され、利用者
等から送信データの証明書提供の申請があった場合に、
前記送信データ詳細情報を証明書や書換不可能記録媒体
等で提供するようにしてなるものであるので、送信デー
タ詳細情報、特にその中の容量情報により、利用者の側
に提供された送信データを容易には改竄し難いものとで
き、容量情報と利用者の側の送信データの容量などの詳
細情報が相違する場合には、改竄が合った可能性がある
ことを示すという効果を奏する。また、サービス提供者
側では送信データを保存しないで、送信だーたー詳細情
報を保存して証明に使用できるので、サーバーの使用容
量を少なくできるという効果を奏する。
【0073】<請求項23記載の携帯電話端末装置の発
明の効果>請求項1〜3ないし22記載の発明の構成の
サービス提供者コンピューターに登録された利用者に提
供される、サービス提供者コンピューターへの接続操作
が簡単・短時間で行える専用接続操作手段を有してなる
ものであるので、確実・敏速に接続操作を行うことがで
きるという効果を奏し、利用者が登録されているので、
送信データを記録した記録媒体の届け先が明らであり、
請求がなくとも記録媒体を届けることができるという効
果を奏する。
【0074】<請求項24記載の携帯式接続指示装置の
発明の効果>請求項1〜3ないし23記載の発明の構成
のサービス提供者コンピューターに接続される特定場所
に接続するよう指示する指示電波を携帯電話端末装置に
送信して、該携帯電話端末装置を接続動作させる携帯電
話制御部を有する腕時計型、ネックレス型、ブローチ型
などの携帯式であるので、確実・敏速に接続操作を行う
ことができるという効果を奏し、利用者が登録されてい
るので、送信データを記録した記録媒体の届け先が明ら
であり、請求がなくとも記録媒体を届けることができる
という効果を奏する。
【0075】<請求項25記載の携帯式接続指示装置の
発明の効果>請求項24記載の発明において、カメラ及
びマイクあるいはいずれか一方の送信データ感知手段
と、該送信データ感知手段で感知した送信データを携帯
電話端末装置に電波で送信する指示装置側送信手段とを
設けてなるものであるので、映像や会話を携帯電話を取
り出すことなく送信できるので、不自然さがなく、相手
に気づかれ難く危害を招く心配が少なくできるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す概念図。
【図2】 本発明の実施の形態2を示す概念図。
【図3】 本発明の実施の形態3を示す概念図。
【図4】 本発明の実施の形態4を示す概念図。
【図5】 本発明の実施の形態5を示す概念図。
【図6】 本発明の実施の形態5に使用するカメラ付携
帯電話専用端末装置例を示す正面図。
【図7】 本発明の実施の形態6を示す概念図。
【図8】 本発明の実施の形態7の携帯電話端末装置。
【図9】 本発明の実施の形態8の記録データ提供方法
を示すブロック図。
【図10】 本発明の実施の形態8の特定場所接続指示
装置のブロック図。
【図11】 本発明の実施の形態9の記録データ提供方
法を示すブロック図。
【図12】 本発明の実施の形態10の記録データ提供
方法を示すブロック図。
【図13】 本発明の実施の形態11の記録データ提供
方法を示すブロック図。
【図14】 本発明の実施の形態12の啓太電話端末装
置を示すブロック図。
【符号の説明】
1・・・・・携帯電話端末装置 2・・・・・サービス提供者コンピューター 3・・・・・接続段階 4・・・・・音データ 5・・・・・音記録段階 6・・・・・発信加入者識別情報 7・・・・・識別情報記録段階 8・・・・・受付情報 9・・・・・受付情報送信段階 10・・・・・記録媒体 11・・・・・記録媒体への保存段階 12・・・・・記録媒体請求書 14・・・・・利用者データ登録段階 15・・・・・データベース部 16・・・・・登録会員データ 17・・・・・登録会員照会段階 18・・・・・記録媒体請求データ 19・・・・・受付データ作成段階 22・・・・・カメラ付携帯電話端末装置 23・・・・・映像データ 24・・・・・記録段階 25・・・・・原本記録媒体 26・・・・・謄本記録媒体 27・・・・・記録媒体への保存段階 29・・・・・カメラ付携帯電話専用端末装置 30・・・・・接続段階 31・・・・・記録段階 32・・・・・発信者識別情報 33・・・・・発信者識別情報付与段階 34・・・・・発信者識別情報送信段階 35・・・・・端末装置 36・・・・・通信網 37・・・・・接続段階 38・・・・・発信者識別情報入力段階 39・・・・・データ検索段階 40・・・・・ダウンロード段階 41・・・・・登録会員データ照会段階 44・・・・・ディスプレー 45・・・・・ロック解除キー 46・・・・・指定ボタン部 47・・・・・音ボタン 48・・・・・映像ボタン 49・・・・・音映像ボタン 50・・・・・切断ボタン 51・・・・・高感度マイク 52・・・・・高感度マイク 53・・・・・通話用マイク 54・・・・・スピーカー 55・・・・・撮影装置 60・・・・・携帯電話端末装置 61・・・・・マイク端子 62・・・・・マイク 63・・・・・本体 64・・・・・カード式メモリー 70・・・・・携帯電話端末装置 71・・・・・特定場所接続指示装置 72・・・・・カメラ 73・・・・・マイク 74・・・・・送信部 75・・・・・特定場所登録部 76・・・・・接続指示スイッチ 77・・・・・制御部 78・・・・・コネクター 79・・・・・接続指示電波 80・・・・・携帯電話端末装置 81・・・・・一時記憶部 93・・・・・携帯電話端末措置 94・・・・・特定場所指示操作部 95・・・・・アドレス登録部 96・・・・・氏名・住所登録部 97・・・・・発信者識別情報部 98・・・・・映像感知部 99・・・・・音声感知部 100・・・・・送受信部 101・・・・・制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA72 CC11 DD01 EE09 GG01 GG05 GG10 5K027 AA11 HH26 5K036 AA07 5K067 AA21 AA34 BB04 DD13 DD23 DD52 EE02 EE10 EE16 FF02 FF40 HH05 HH21 HH23 KK15 5K101 KK06 LL12 MM07 NN06 NN07 NN22 NN23

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の携帯電話端末装置をサービス提
    供者コンピューターと接続する接続段階と、 前記携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるい
    はいずれか一方の送信データを前記サービス提供者コン
    ピューター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記
    録段階と、 前記自動記録段階で記録された前記送信データを、利用
    者等に提供する証明用記録媒体に保存する記録媒体への
    保存段階とからなることを特徴とする記録データ提供方
    法。
  2. 【請求項2】 利用者の携帯電話端末装置をサービス提
    供者コンピューターと接続する接続段階と、 前記携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるい
    はいずれか一方の送信データを前記サービス提供者コン
    ピューター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記
    録段階と、 前記携帯電話端末装置の電話番号などの発信加入者識別
    情報を前記サービス提供者コンピューター側で記録する
    識別情報記録段階と、 前記自動記録段階で記録された前記送信データに受信日
    時や受付コード(記号、番号やそれらの組み合わせ)な
    どの受付情報を付与する受付情報付与段階と、 前記自動記録段階で記録された前記送信データ、前記受
    付情報などを、利用者等に提供する証明用記録媒体に保
    存する記録媒体への保存段階とからなることを特徴とす
    る記録データ提供方法。
  3. 【請求項3】 利用者が使用する携帯電話端末装置の電
    話番号及び証明用記録媒体の送付場所を登録する利用者
    登録段階と、 登録された前記携帯電話端末装置をサービス提供者コン
    ピューターと接続する接続段階と、 前記携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるい
    はいずれか一方の送信データを前記サービス提供者コン
    ピューター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記
    録段階と、 この自動記録段階で記録された前記送信データに受信日
    時や受付コード(記号、番号やそれらの組み合わせ)な
    どの受付情報を付与する受付情報付与段階と、 前記自動記録段階で記録された前記送信データ及び前記
    受付情報を、前記送付場所に送付する前記証明用記録媒
    体に保存する記録媒体への保存段階とからなることを特
    徴とする記録データ提供方法。
  4. 【請求項4】 利用者が使用する携帯電話端末装置の電
    話番号及び該利用者が指定するメールアドレスを登録す
    る利用者登録段階と、 この登録された前記携帯電話端末装置をサービス提供者
    コンピューターと接続する接続段階と、 前記携帯電話端末装置から送信される音及び映像あるい
    はいずれか一方の送信データを前記サービス提供者コン
    ピューター側で自動的に記録(記憶:保存)する自動記
    録段階と、 この自動記録段階で記録された前記送信データに受信日
    時や受付コード(記号、番号やそれらの組み合わせ)な
    どの受付情報を付与する受付情報付与段階と、 前記自動記録段階で記録された前記送信データ及び前記
    受付情報を証明データとして、前記メールアドレスに送
    信する証明データ送信段階と、 前記証明データを証明用謄本として保存しておく保存段
    階とからなることを特徴とする記録データ提供方法。
  5. 【請求項5】 サービス提供者コンピューターから携帯
    電話端末装置に受付コードなどの受付情報を送信する受
    付情報送信段階と、前記受付コードをサービス提供者に
    示して、送信データを記録した記録媒体の提供を請求す
    る記録媒体請求段階と、前記請求に基づき前記送信デー
    タを記録した記録媒体を提供する記録媒体提供段階とを
    設けてなることを特徴とする請求項2又は3記載の記録
    データ提供方法。
  6. 【請求項6】 自動記録段階が、送信データを証明用記
    録媒体に直接記録して行くものであることを特徴とする
    請求項1〜4又は5記載の記録データ提供方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体を利用者に提供する原本記録媒
    体と、保管して原本記録媒体の照会証明につかう謄本記
    録を作成するようにしてなることを特徴とする請求項1
    〜5又は6記載の記録データ提供方法。
  8. 【請求項8】 記録媒体がCD−Rなどの書換不可能記
    録媒体であることを特徴とする請求項1〜6又は7記載
    の記録データ提供方法。
  9. 【請求項9】 利用者の携帯電話端末装置の発信者識別
    情報及び前記携帯電話端末装置とは関係のない利用者の
    パソコン等に登録されたメールアドレスをサービス提供
    者コンピューターに登録する利用者登録段階と、 受付情報を前記メールアドレスに送信する受付情報送信
    段階と、 利用者が前記メールアドレスを開いて取得した前記受付
    情報の全部あるいは一部をサービス提供者に示して、送
    信データを記録した記録媒体の提供を請求する記録媒体
    請求段階と、 利用者の前記受付情報を示しての請求に基づき、前記送
    信データを記録した記録媒体を提供する記録媒体提供段
    階とを設けてなることを特徴とする請求項1〜7又は8
    記載の記録データ提供方法。
  10. 【請求項10】 携帯電話端末装置がサービス提供者コ
    ンピューターと接続するまでの送信データが該携帯電話
    端末装置の記憶部に記憶され、該携帯電話端末装置が該
    サービス提供者コンピューターに接続されると、前記記
    憶部に記憶された送信データ及び感知される送信データ
    が前記サービス者コンピューターに送信されるようにし
    てなることを特徴とする請求項1〜8又は9記載の記録
    データ提供方法。
  11. 【請求項11】 携帯電話端末装置が、サービス提供者
    に登録された利用者に提供する、サービス提供者コンピ
    ューターへの接続操作が簡単・短時間で行える専用接続
    操作手段を有してなる専用携帯電話端末装置であること
    を特徴とする請求項1〜9又は10記載の記録データ提
    供方法。
  12. 【請求項12】 携帯電話端末装置の記憶部(着脱可能
    な外部記憶手段も含む。)に送信データを一旦記憶し、
    送信データ記憶終了後に前記携帯電話端末装置とサービ
    ス提供者コンピューターを接続して前記送信データを該
    サービス提供者コンピューターに送信するようにしてな
    ることを特徴とする請求項1〜10又は11記載の記録
    データ提供方法。
  13. 【請求項13】 発信者識別情報ごとにサービス提供者
    コンピューターに送信データを保存蓄積するようにし、
    その保存蓄積された送信データを一通の記録媒体に記録
    し提供するようにしてなることを特徴とする請求項1〜
    11又は12記載の記録データ提供方法。
  14. 【請求項14】 携帯電話端末装置のマイク機能が、遠
    くの音を集音する集音機能を有し、サービス提供者コン
    ピューターへの接続を指示すると自動的に前記集音機能
    状態に切り替わるようにしてなることを特徴とする請求
    項1〜12又は13記載の記録データ提供方法。
  15. 【請求項15】 携帯電話端末装置の発信者識別情報通
    知モードが非通知モードに設定されていても、サービス
    提供者コンピューターの接続電話番号を選択した場合に
    は自動的に前記非通知モードが解除される、登録電話番
    号においては前記携帯電話端末装置の設定に関係なく通
    知されるなどして発信者識別情報が送信されるようにし
    てなることを特徴とする請求項1〜13又は14記載の
    記録データ提供方法。
  16. 【請求項16】 携帯電話端末装置がサービス提供者コ
    ンピューター以外と会話状態にあるとき、前記携帯電話
    端末装置の操作により利用者、会話対象者、サービス提
    供者コンピューターの三者会話状態とできその会話デー
    タが該サービス提供者コンピューターに記録されるよう
    にしてなることを特徴とする請求項1〜14又は15記
    載の記録データ提供方法。
  17. 【請求項17】 腕時計型、ネックレス型、ブローチ型
    などの携帯式接続指示装置から、サービス提供者コンピ
    ューターに接続する特定場所に接続するよう指示する指
    示電波を携帯電話端末装置に送信し、前記指示電波を受
    信した前記携帯電話端末装置が前記特定場所と自動的に
    接続するようにしてなることを特徴とする請求項1〜1
    5又は16記載の記録データ提供方法。
  18. 【請求項18】 カメラ及びマイクあるいはいずれか一
    方の送信データ感知手段と、該送信データ感知手段で感
    知した送信データを携帯電話端末装置に電波で送信する
    指示装置側送信手段とが携帯式接続指示装置に設けら
    れ、携帯電話端末装置で受信した前記送信データがサー
    ビス者コンピューターに送信されるよにしてなることを
    特徴とする請求項17記載の記録データ提供方法。
  19. 【請求項19】 送信データがテキストデータ、プログ
    ラムデータなどを含む、記憶装置に記憶されたデータで
    あることを特徴とする請求項1.2、3、5〜17又は
    18記載の記録データ提供方法。
  20. 【請求項20】 携帯電話端末装置が、ノートパソコ
    ン、ディスクトップパソコンなどの端末装置であり、送
    信データを前記端末装置に記憶しておいておいて、メー
    ルアドレスなどの発信者識別情報(サービス者コンピュ
    ーターに登録されている場合は識別コードのみの送信を
    含む。)と共に前記送信データをサービス者コンピュー
    ターに送信するようにしてなることを特徴とする請求項
    1、2、4〜17又は18記載の記録データ提供方法。
  21. 【請求項21】 利用者の電子メールがサービス提供者
    コンピューターに登録され、送信データに受付情報が付
    与されてサービス者コンピューターに謄本送信データと
    して保存され、前記謄本送信データが原本送信データと
    して前記電子メールに送信され、前記謄本送信データの
    提供の申請があった場合に、該謄本送信データを書換不
    可能記録媒体に記録して提供するようにしてなることを
    特徴とする請求項1、2、3、5〜19又は20記載の
    記録データ提供方法。
  22. 【請求項22】 識別情報、受付情報、ファイルの種類
    及び容量情報などの送信データ詳細情報がサービス提供
    者が管理するコンピューター(サーバーを含む)に保存
    され、利用者等から送信データの証明書提供の申請があ
    った場合に、前記送信データ詳細情報を証明書や書換不
    可能記録媒体等で提供するようにしてなることを特徴と
    する請求項1、2、3、5〜20又は21記載の記録デ
    ータ提供方法。
  23. 【請求項23】 請求項1〜21又は22記載の発明の
    構成のサービス提供者コンピューターに登録されてなる
    利用者に提供される、サービス提供者コンピューターへ
    の接続操作が簡単・短時間で行える専用接続操作手段を
    有してなる携帯電話端末装置。
  24. 【請求項24】 請求項1〜22又は23記載の発明の
    構成のサービス提供者コンピューターに接続する特定場
    所に接続するよう指示する指示電波を携帯電話端末装置
    に送信して、該携帯電話端末装置を接続動作させる携帯
    電話制御部を有する腕時計型、ネックレス型、ブローチ
    型などの携帯式接続指示装置。
  25. 【請求項25】 カメラ及びマイクあるいはいずれか一
    方の送信データ感知手段と、該送信データ感知手段で感
    知した送信データを携帯電話端末装置に電波で送信する
    指示装置側送信手段とを設けてなることを特徴とする請
    求項24記載の携帯式接続指示装置。
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US7295377B2 (en) 2003-04-10 2007-11-13 Carl-Zeiss-Stiftung Compensating head mounted display device
CN112561679A (zh) * 2020-12-08 2021-03-26 爱信诺征信有限公司 征信系统、方法、电子设备及存储介质

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