JP2006309543A - コンテンツ配信制御システム、コンテンツ配信制御方法、およびコンテンツ配信制御プログラム - Google Patents

コンテンツ配信制御システム、コンテンツ配信制御方法、およびコンテンツ配信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ由来のコンテンツを効率的に配信処理可能とする。
【解決手段】所定施設10内の所定箇所に設置されたカメラ装置15よりユーザ25を被写体とした画像データを取得しID記録媒体20に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得するコンテンツ取得部110と、画像データとユーザIDとを対応付けてコンテンツデータベース125に格納する格納処理部111と、コンテンツダウンロード用端末300または所定場所に設置されているID読取り装置350よりユーザIDを含むコンテンツ取得要求を受信しユーザIDに対応付けされたコンテンツ1000をコンテンツデータベース125から抽出するコンテンツ抽出部112と、コンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報をコンテンツダウンロード用端末300またはID読取り装置350に送信する配信処理部113と、からシステム構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ配信制御システム、コンテンツ配信制御方法、およびコンテンツ配信制御プログラムに関する。
コンテンツの配信技術が提案されている。例えば、最新の市場動向や消費者の指向に応じて、的確、速やか、かつ低コストでデジタルタイトルを配信するとの目的の下、 中央管理装置より回線を介して複数の端末装置にデジタルタイトルを配信するデジタル配信システムにおいて、前記中央管理装置が、複数の前記デジタルタイトルを蓄積する第1のタイトル蓄積手段と、前記デジタルタイトルを前記複数の端末装置に送信するタイトル送信手段と、前記中央管理装置から前記各端末装置に送るべき下りのマーケティング情報を送信する第1のマーケティング情報送信手段と、前記各端末装置からの上りのマーケティング情報を受信する第1のマーケティング情報受信手段とを有し、前記端末装置が、それぞれ、前記デジタルタイトルを受信するタイトル受信手段と、前記タイトル受信手段で受信したデジタルタイトルを蓄積する第2のタイトル蓄積手段と、前記下りのマーケティング情報を受信する第2のマーケティング情報受信手段と、受信した前記下りのマーケティング情報を利用者に対して提示する提示手段と、前記利用者によって選択されたデジタルタイトルを前記第2のタイトル蓄積手段から読み出して取外し可能な記録媒体に記録する記録手段と、前記上りのマーケティング情報を前記中央管理装置に送信する第2のマーケティング情報送信手段とを有し、前記上りのマーケティング情報が、前記提示手段及び/または前記記録手段に対して前記利用者が行った行動に関する情報に基づいて生成されることを特徴とするデジタル配信システム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開平9−204378号公報
しかしながら、配信コンテンツはコンテンツの制作会社等が予め容易しているものであり、例えばユーザを被写体とした画像等をアミューズメント施設等で効率的に撮影し、これを配信対象とすることがなかった。従って、こうした、ユーザが入手を希望するコンテンツの配信処理を効率的かつユーザフレンドリーに実現する技術が提案されていなかった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ユーザ由来のコンテンツを効率的に配信処理可能とする、コンテンツ配信制御システム、コンテンツ配信制御方法、およびコンテンツ配信制御プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のコンテンツ配信制御システムは、コンテンツの配信制御を行うシステムであって、所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得する、コンテンツ取得部と、コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納する、格納処理部と、コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出する、コンテンツ抽出部と、前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信する、配信処理部と、を備える。
また、本発明のコンテンツ配信制御システムにおいて、前記コンテンツ取得部は、前記カメラ装置より画像データと撮影場所となった施設の情報とを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得し、前記格納処理部は、コンテンツとして取得した前記画像データと前記施設情報と前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納し、前記コンテンツ抽出部は、コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、撮影場所となった施設の施設情報とID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDとを含むコンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含む施設情報およびユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出するものとすれば好適である。
また、本発明のコンテンツ配信制御システムにおいて、前記コンテンツ抽出部は、前記コンテンツダウンロード用端末またはID読取り装置より受信したコンテンツ取得要求が、複数のユーザIDを含んでいた場合、各ユーザIDに対応付けされたコンテンツ群を前記コンテンツデータベースから抽出し、前記配信処理部は、前記抽出したコンテンツ群または当該コンテンツ群のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信するものであれば好適である。
また、本発明のコンテンツ配信制御システムにおいて、前記コンテンツ取得部は、前記カメラ装置より前記画像データおよび当該画像データの撮影日時情報を取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDと当該ユーザIDの読取り日時情報とを取得し、前記格納処理部は、カメラ装置が設置されている各所定施設に関し時刻に基づき定められた運行計画に、前記取得した撮影日時情報およびユーザIDを照合し、該当画像データがどの施設においてどのユーザを対象に撮影されたものかを特定し、該当する画像データとユーザIDと施設情報とを対応付けてコンテンツデータベースに格納するものであれば好適である。
また、本発明のコンテンツ配信制御システムは、前記コンテンツデータベースにおいて前記ユーザIDが対応付けされた利用済みの施設を特定し、この利用済み施設の情報を施設リストに照合して未利用施設の特定を行う、未利用特定部と、前記未利用施設に設置されたカメラ装置撮影の画像データ、または、予め施設毎に用意されていた画像データを、該当ユーザが利用するダウンロード用端末またはID読取り装置に送信する、未利用施設画像送信部と、を備えるものとすれば好適である。
また、本発明のコンテンツ配信制御システムにおいて、前記配信処理部は、コンテンツまたは当該コンテンツのダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置を介して、リムーバブル型の記憶装置に送信するものであれば好適である。
また、本発明のコンテンツ配信制御方法は、コンテンツの配信制御をコンピュータが実行する方法であって、所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得し、コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納し、コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出し、前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信する、ことを特徴とする。
また、本発明のコンテンツ配信制御プログラムは、コンテンツの配信制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得するステップと、コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納するステップと、コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出するステップと、前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信するステップと、を備える。
なお、前記記憶装置は、当該コンテンツ配信制御システムとネットワークまたは各種のインターフェイスで接続されることとなるが、その接続形態として、コンテンツ等の配信処理の都度接続されるだけで、通常コンテンツ配信制御システムと接続されない、非常時接続を想定できる。但し、記憶装置とコンテンツ配信制御システムとは常時接続であってもよい。また、前記記憶装置は可搬型であることが望ましいが、据え置き型のものでもよい。こうした記憶装置の具体例としては、例えば、iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)に適合した記憶装置が想定できる。このiVDRは、リムーバブルハードディスクの規格の一つであり、パソコンだけでなく、AV機器や情報家電、車載情報機器など幅広い用途で利用されることを想定している。また、ハードウェアの構成例としては、例えば2.5インチの汎用の小型ハードディスクを用い、専用の50ピンのコネクタで外部装置と接続される。また、データの転送制御にはパソコンで広く使われているATA方式を使うが、AV機器向けの拡張コマンドや、セキュリティ関連の拡張コマンドが追加されている。また、ハードディスクビデオレコーダなど情報家電での利用を想定しているため、映像データの記録・再生などについて製品間の互換性が保てるよう、ファイルシステムやアプリケーションデータフォーマットについても標準を定めている。ファイルシステムとしてはUDFが使われ、データフォーマットについても、テレビ録画用の映像フォーマットや、コンテンツ保護セキュリティ規格などが規定されることが想定されている。
また、配信するコンテンツとして、ユーザを被写体として撮影した画像データのみならず、例えば、ユーザの声を録音対象とした音声データを扱うとしてもよい。この場合、例えば前記カメラ装置がマイク機能も備えていて、画像データと共に音声データも収録しこれをコンテンツ配信制御システムが利用する訳である。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ユーザ由来のコンテンツが効率的に配信処理可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態のコンテンツ配信制御システム100を含むネットワーク構成図である。本発明のコンテンツ配信制御システム100(以下、システム100)は、本発明のコンテンツ配信制御方法を実行する機能を実現すべく書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類、ディスプレイなどの入出力インターフェイス105、ならびに、カメラ装置15、コンテンツダウンロード用端末300、ID読取り装置350などとの間のデータ授受を担う通信手段106などを有している。
前記システム100は、前記通信手段106により、前記カメラ装置15、コンテンツダウンロード用端末300、ID読取り装置350らと例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して接続し、データ授受を実行する。システム100の各種機能部と通信手段106との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記システム100は、コンテンツデータベース125を利用可能であるものとする。
前記システム100は、所定施設10内の所定箇所に設置されたカメラ装置15より、ユーザ25を被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置15または当該カメラ装置15の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置350より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していた利用券(ID記録媒体)20に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得する、コンテンツ取得部110を備える。
なお、ここでいう施設10は、例えば、アミューズメントパーク等における各アトラクションを想定できる。勿論、他の施設であってもいずれも本発明において適用可能である。また、前記ID記録媒体20とは、例えば前記アミューズメントパークの利用券で、ユーザIDをメモリに格納したICチップを供えたICカードであったり、或いはユーザIDをコード化した1次元または2次元のバーコード媒体を想定できる。従って、前記ID読取り装置350も、ICチップリーダであったり、バーコードリーダである場合を想定できる。勿論、ID記録媒体20およびID読取り装置350の適用範囲はこれに限定されず、本発明においては、ユーザ識別用の情報を記録した携行可能な媒体と、前記媒体に対する読取り動作を行ってユーザ識別用の情報を取得可能な装置であればいずれも適用可能である。
また、前記カメラ装置15およびID読取り装置350は、前記アミューズメントパークにおける各アトラクション(施設10)毎に単数または複数設置される状況が想定できる。なお、前記ID読取り装置350の設置形態としては、例えばアトラクション10にユーザ25が乗り込む直前に、ユーザ25が携行する利用券20に対するユーザIDの読取り動作を行って、後にシステム100がユーザ25とユーザIDとの対応付けを容易にするよう配慮する。具体的には、例えばアトラクション10の乗り込み待機の列を区切る仕切用の構造物(バーやコーン等)に設置することが想定できる。また、各施設10毎に前記カメラ装置15の撮影した画像データや前記ID読取り装置350の読み取ったユーザIDをシステム100に送信する施設サーバ16が備わっている状況も想定できる。
また、前記システム100は、コンテンツ1000として取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベース125に格納する、格納処理部111を備える。
また、前記システム100は、コンテンツダウンロード用端末300または所定場所に設置されているID読取り装置350より、ID記録媒体20に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツ1000を、前記コンテンツデータベース125から抽出する、コンテンツ抽出部112を備える。
なお、ここでいうコンテンツダウンロード用端末300は、ユーザ25が所持するパーソナルコンピュータ等の他、駅、公共施設、ガソリンスタンド、高速道路料金所等に設置されている情報端末(ETCシステム含む)、或いはユーザ25が使用する自動車に車載されたカーナビゲーションシステムを想定することもできる。また、こうしたコンテンツダウンロード用端末300(ネットワーク140にアクセスしデータ通信を行う通信部310を備える)が、ネットワーク140を介してシステム100よりコンテンツ1000を取得し、適宜な記憶装置200に格納するものとできる。
また、前記システム100は、前記抽出したコンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末300または前記ID読取り装置350に送信する、配信処理部113を備える。なお、コンテンツダウンロード用の情報とは、例えば、ダウンロードサイトのマスクURLであったり、或いはダウンロード時におけるダウンロード権利の認証用情報であったりする。
また、前記システム100における前記コンテンツ取得部110は、前記カメラ装置15より画像データと撮影場所となった施設10の情報とを取得し、前記カメラ装置15または当該カメラ装置15の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置350より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体20に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得するものとできる。
この場合、前記格納処理部111は、コンテンツ1000として取得した前記画像データと前記施設情報と前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベース125に格納する。また、前記コンテンツ抽出部112は、コンテンツダウンロード用端末300または所定場所に設置されているID読取り装置350より、撮影場所となった施設10の施設情報とID記録媒体20に対する読取り動作で取得されたユーザIDとを含むコンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含む施設情報およびユーザIDに対応付けされたコンテンツ1000を、前記コンテンツデータベース125から抽出するものとすれば好適である。
また、前記システム100における前記コンテンツ抽出部112は、前記コンテンツダウンロード用端末300またはID読取り装置350より受信したコンテンツ取得要求が、複数のユーザIDを含んでいた場合、各ユーザIDに対応付けされたコンテンツ群を前記コンテンツデータベース125から抽出するものとすれば好適である。この場合、前記配信処理部113は、前記抽出したコンテンツ群または当該コンテンツ群のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末300または前記ID読取り装置350に送信するものとすれば好適である。
また、前記システム100において前記コンテンツ取得部110は、前記カメラ装置15より前記画像データおよび当該画像データの撮影日時情報を取得し、前記カメラ装置15または当該カメラ装置15の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置350より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体20に対する読取り動作で取得されたユーザIDと当該ユーザIDの読取り日時情報とを取得するものとすれば好適である。この場合、前記格納処理部111は、カメラ装置15が設置されている各所定施設10に関し時刻に基づき定められた運行計画127に、前記取得した撮影日時情報およびユーザIDを照合し、該当画像データがどの施設10においてどのユーザを対象に撮影されたものかを特定し、該当する画像データとユーザIDと施設情報とを対応付けてコンテンツデータベース125に格納するものとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記コンテンツデータベース125において前記ユーザIDが対応付けされた利用済みの施設を特定し、この利用済み施設の情報を施設リストに照合して未利用施設の特定を行う、未利用特定部114を備えるものとすれば好適である。
また、前記システム100は、前記未利用施設に設置されたカメラ装置が撮影した画像データ、または、予め施設毎に用意されていた画像データを、該当ユーザが利用するダウンロード用端末300またはID読取り装置350に送信する、未利用施設画像送信部115を備えるものとすれば好適である。
また、前記システム100において、前記配信処理部113は、コンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末300または前記ID読取り装置350を介して、リムーバブル型の記憶装置200に送信するものであれば好適である。
こうした記憶装置200の具体例としては、例えば、iVDR(Information Versatile Disk for Removable usage)に適合した記憶装置が想定できる。このiVDRは、リムーバブルハードディスクの規格の一つであり、パソコンだけでなく、AV機器や情報家電、車載情報機器など幅広い用途で利用されることを想定している。また、ハードウェアの構成例としては、例えば2.5インチの汎用の小型ハードディスクを用い、専用の50ピンのコネクタで外部装置と接続される。また、データの転送制御にはパソコンで広く使われているATA方式を使うが、AV機器向けの拡張コマンドや、セキュリティ関連の拡張コマンドが追加されている。また、ハードディスクビデオレコーダなど情報家電での利用を想定しているため、映像データの記録・再生などについて製品間の互換性が保てるよう、ファイルシステムやアプリケーションデータフォーマットについても標準を定めている。ファイルシステムとしてはUDFが使われ、データフォーマットについても、テレビ録画用の映像フォーマットや、コンテンツ保護セキュリティ規格などが規定されることが想定されている。
なお、これまで示した 前記システム100における各機能部110〜115は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、シリアル・インターフェース通信線など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS−232C、RS−422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態のコンテンツ配信制御システム100が利用するデータベースの構造について説明する。図2は、本実施形態における、(a)コンテンツデータベース125、(b)ユーザデータベース126、(c)運行計画127、(d)施設リスト128の各データ構造例を示す図である。
前記コンテンツデータベース125は、前記システム100からコンテンツダウンロード用端末300等に配信されるコンテンツ1000としての画像データ(被写体がユーザであるもの)やその撮影施設の情報、撮影日時情報等を、カメラ装置15などから取得し、これを格納するデータベースである。このようなコンテンツデータベース125は、例えばコンテンツIDをキーとして、コンテンツ本体(画像データなど)、撮影を担当したカメラ装置15のID、対応付けされた施設情報、撮影日時情報、撮影されたユーザ25のユーザID(ID読取り装置350より取得したもの)といった情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
また、前記ユーザデータベース126は、コンテンツをシステム100よりダウンロードして利用するユーザの情報を格納するデータベースであり、例えばユーザIDをキーとして、ID記録媒体20のID(例:アミューズメントパーク等における利用券のID)、パスワードなどの認証情報、コンテンツ閲覧履歴、住所などの情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
また、前記運行計画127は、各所定施設10に関し時刻に基づき定められた運行計画を格納するデータベースである。運行計画の例としては、例えば、アミューズメントパークを構成するアトラクション(施設10)としての乗り物の、運行時刻テーブルを想定できる。こうした運用計画127は、例えば各施設10毎に時刻情報をキーとして、各施設10の出発〜所定箇所通過〜停止、の各時刻情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
また、前記施設リスト128は、例えばアミューズメントパークに含まれる施設の情報を格納するデータベースであり、例えば施設IDをキーとして、施設名、設置されたカメラ装置15のID、対象年齢、所要時間などの情報を関連づけたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるコンテンツ配信制御方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するコンテンツ配信制御方法に対応する各種動作は、前記コンテンツ配信制御システム100が、メモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作
を行うためのコードから構成されている。
図3は、本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例1を示すフロー図である。まず、システム100は、前記アミューズメントパーク等の施設10たるアトラクション(以下、アトラクション10)に設置されているカメラ装置15より、当該アトラクション10を利用直前、利用中、利用直後のいずれかのタイミングにいるユーザ25を被写体とした静止画または動画の画像データと、撮影場所となったアトラクション10の施設IDなど属性情報を取得する(S300)。
また、この画像データ等の取得に際してシステム100は、当該画像データの撮影を行った前記カメラ装置15、または当該カメラ装置15の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置350より、前記ユーザ25が前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体20たる利用券(以下、利用券20)に対する読取り動作で取得されたユーザIDたる利用券ID(以下、利用券ID)を取得する(S301)。
なお、前記ユーザ25の画像データと、当該ユーザ25の携行した利用券20から読み取った利用券IDとが一意に対応付けできるよう、前記カメラ装置15の撮影ポイントと前記ID読取り装置350の読取りポイントとが出来るだけ接近していることが好ましい。例えば、アトラクション10に乗り込むユーザ25をカメラ装置15が撮影する場合、アトラクション乗り込みのためにユーザ25が待機している待ち行列の、乗り込み口直近にID読取り装置350を設置するとすれば好適である。
こうしてシステム100は、コンテンツ1000として取得した前記画像データと前記施設情報と前記利用券ID(ユーザID)とを対応付けて、コンテンツデータベース125に格納する(S302)。
アトラクション10を抱えるアミューズメントパークでは、このようなカメラ装置15とID読取り装置350とを組み合わせたシステムが各所に設けられていて、ユーザ25がアトラクション10を利用して楽しむ様子を適宜撮影することができる。勿論、アトラクション10の利用に際し、ユーザ25に対しては、こうした撮影を行うことを事前に通知して了解を得ているものとする。ユーザ25は、普段と同じ感覚でアトラクション10を利用していれば、適宜な撮影ポイントにおける自分自身(同行者含む)の画像データや音声データなどのコンテンツ1000をアミューズメントパーク側で確保しておいてくれるという利点がある。そこで、こうしたコンテンツ1000を、ユーザ25が取得し利用したいと希望したとする。
この場合、ユーザ25は、コンテンツダウンロード用端末300としての、例えば帰途の車中で利用可能なカーナビゲーションシステムや、帰宅後に利用可能な自宅のパーソナルコンピュータなどを利用して、前記システム100にアクセスし、前記利用券20の利用券IDを含むコンテンツ取得要求を生成・送信する(S303、S304)。或いは、帰途の途中あるいは帰途後に立ち寄ったガソリンスタンドやコンビニエンスストア、ファーストフード店、駐車場といった各種施設内に設置されている、前記ID読取り装置350に対し、ユーザ25が所持している前記利用券20の読取りをユーザ25が実行させ、このID読取り装置350からシステム100に対し、前記コンテンツ取得要求を送信することもできる。
なお、あくまでも一例であるが、図1のネットワーク構成で示したように、前記コンテンツダウンロード用端末として、カーナビゲーションシステム300を利用する場合、このカーナビゲーションシステム300には、上述したリムーバブルディスク等の記憶装置200を、読み出し装置600を介して接続している状況を想定できる。従って、システム100(あるいはシステム100と接続された前記ガソリンスタンド等に設置の各種情報端末等)とのネットワーク140を介したデータ通信は、前記カーナビゲーションシステム300の通信部310が実行し、このデータ通信によりシステム100から取得したコンテンツ1000は、読み出し装置600を介して記憶装置200に格納されることとなる。
このような処理に際して、前記コンテンツダウンロード用端末300やID読取り装置350の備える出力インターフェイスたるディスプレイの画面表示例を説明する。図6は、本実施形態の画面例1を示す図であり、図7は、本実施形態の画面例2を示す図である。例えば前記カーナビゲーションシステム300を備えたユーザ25の自動車が、前記情報端末を設置したガソリンスタンド等に帰途立ち寄ったとする。この時、前記カーナビゲーションシステム300は、ガソリンスタンド等の情報端末を介してシステム100にアクセスし、画面1100を取得・表示する。
ここでユーザ25は、前記アミューズメントパークでの利用券20を、ガソリンスタンド等の情報端末またはカーナビゲーションシステム300が備えるID読取り装置350において提示する(画面1110)。このユーザ25が家族連れでアミューズメントパークを利用しており、しかも家族の構成員が別々に利用したアトラクション10があったとすれば、前記画像データ等のコンテンツ1000も家族分をまとめて取得したいとの希望が生じやすい。そこで、システム100は画面1120をカーナビゲーションシステム300に送信し、複数の利用券20に対する利用券IDの読取り動作有無を確認するのである。ここで複数の利用券20に対する読取り動作をユーザ25が希望すれば、画面1130、画面1140を1つの利用券20の読取り完了の都度提示し、例えば全家族分の利用券20に対するID読取り装置350の読取り動作指示を受け付ける。
他方、ID読取り装置350は、上述した利用券IDの読取り動作指示を、カーナビゲーションシステム300や情報端末等から受けて、自身の利用券挿入口などに挿入されている利用券20に対する利用券IDの読取り動作を実行することとなる。この読取り動作で取得された利用券IDは、前記カーナビゲーションシステム300等でユーザ25から受け付けていた、所望する画像データ等の撮影場所となった施設名称(施設情報)と共にコンテンツ取得要求に付帯させて、システム100に送信される。
システム100では、このコンテンツ取得要求を受信し(S305)、当該コンテンツ取得要求に複数の利用券ID(ユーザID)が含まれているか判定する(S306)。ここでコンテンツ取得要求に複数の利用券IDが含まれていた場合(S306:YES)、各用券ID(または利用券IDと施設情報)に対応付けされたコンテンツ群を前記コンテンツデータベース125から抽出する(S307)。
他方、コンテンツ取得要求に複数の利用券IDが含まれていなかった場合(S306:NO)、このコンテンツ取得要求が含む一つの利用券ID(または利用券IDと施設情報)に対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出する(S308)。
続いてシステム100は、抽出したコンテンツ1000(コンテンツ群)または当該コンテンツ1000(コンテンツ群)のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末たるカーナビゲーションシステム300または前記ID読取り装置350に送信する(S309)。
前記ダウンロード用の情報としては、図6の画面1150、1160、1170、1180に示すように、ユーザ25のメールアドレスを取得してこれ宛てに送信する、コンテンツダウンロードサイトのURL(マスクURLが好ましい)、コンテンツダウンロードサイトのアクセス用の認証情報といったものを想定できる。
一方、カーナビゲーションシステム300等では、前記コンテンツ1000もしくは当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報を受信し(S310)、これを記憶装置200に格納する(S311)。
なお、システム100側から送信されてきたコンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報が、図7の画面1190に示すような、前記アミューズメントパークの各アトラクション10でユーザ25について撮影等されたコンテンツ1000の一覧であると好ましい。この画面1190は、前記画面1150で取得したユーザ25のメールアドレスに宛ててシステム100が送ったコンテンツダウンロードサイトで表示されるものである。
このためシステム100では、前記ダウンロード用の情報たるURLをユーザ側に送信するに際し、該当ユーザ25から取得した利用券IDに対応付けされた画像データ等のコンテンツ1000を一覧化して、前記カーナビゲーションシステム300等からのアクセスを待っていることとなる。そして、この画面1190にてユーザ25からのダウンロード開始の指示を受けたシステム100が、前記カーナビゲーションシステム300等にコンテンツ1000の配信を行うのである。
前記コンテンツ1000が有料である場合、ユーザ25は、前記カーナビゲーションシステム300等で、配信されてきたコンテンツ1000を所定回数(例:1回)のみ閲覧し(図7:画面1130)、購入意志が決まれば決済処理を実行する。システム100では前記決済処理の指示を受け付けて所定の決済処理を実行し、決済終了の旨を通知する(画面1140)。
なお、コンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報は、前記コンテンツダウンロード用端末たるカーナビゲーションシステム300または前記ID読取り装置350に接続された前記読み出し装置600を介して、リムーバブル型の記憶装置200に格納される例をここでは示している。勿論、コンテンツダウンロード用端末自身がそのままコンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報を格納するとしてもよい。
この場合、前記記憶装置200では、前記コンテンツ1000または当該コンテンツ1000のダウンロード用の情報を取得し、適宜な記憶領域に格納する(S312)。その後、このコンテンツ1000の再生指示を入力インターフェイスより受けた場合(S313)、該当コンテンツ1000を抽出(或いはシステム100よりダウンロード)し(S314)、再生可能なものか判定を行う(S315)。この場合、例えば、前記システム100がコンテンツ1000を配信するに際し、該当コンテンツの配信元たる前記アミューズメントパークからの指示、または該当ユーザ25との契約内容に応じた、コンテンツの利用可能回数、利用可能時期、および利用可能総時間の少なくともいずれかに関する制御情報を生成して、これをカーナビゲーションシステム300等に配信しているものとする。
記憶装置200は、前記ステップS315において、前記制御情報が含む利用可能時期の情報を、記憶装置200自身が備えるカレンダ機能に照合することで行う、前記コンテンツ1000が現在利用可能な時期であるかの判定処理と、前記制御情報が含む利用可能回数または利用可能総時間の情報を、記憶装置200自身が備えるコンテンツ1000に関する利用履歴に照合し、前記コンテンツ1000の利用可能回数または利用可能総時間の残余有無を特定することで行う、前記コンテンツ1000が現在利用可能であるかの判定処理と、の少なくともいずれかの判定処理を実行する。
前記記憶装置200は、前記判定処理の結果が、前記コンテンツ1000が現在利用可能な時期でない場合、または前記コンテンツ1000の利用可能回数または利用可能総時間の残余が無い場合(S315:NO)、該当コンテンツ1000の制御情報において利用不可の設定するか、該当コンテンツの削除処理を実行し(S316)、処理を終了する。他方、前記判定処理の結果が、前記コンテンツ1000が現在利用可能な時期である場合、または前記コンテンツ1000の利用可能回数または利用可能総時間の残余がある場合(S315:YES)、該当コンテンツ1000の利用が可能な旨の通知を出力インターフェイス(やカーナビゲーションシステム300等)に出力し(S317)、該当コンテンツ1000の出力を実行する(S318)。また、コンテンツ1000の利用に際しては、その利用履歴を蓄積し(S319)、以後に実行される前記ステップS315の判定処理に備える。
−−−処理フロー例2−−−
図4は、本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例2を示すフロー図である。次に、前記ユーザ25(の画像データ等)と、当該ユーザ25が利用するアトラクション10との一意な対応付けを行うに際して、アトラクション10を詳細に特定する情報が無い場合に対応する手順について説明する。このような状況としては、例えば、列車等を連続的に運行する形式のアトラクション10において、各列車、或いは各列車を構成する各車両単体毎に施設IDが設定されておらず、これらを利用するユーザ25を一意に対応付けすることが難しい場合を想定できる。
こうした状況に対応するべく、前記システム100は、例えば前記列車毎に定められた運行計画127を予め備えているものとする。そこでシステム100は、前記カメラ装置15より前記画像データおよび当該画像データの撮影日時情報を取得し(S40)、前記カメラ装置15または当該カメラ装置15の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置350より、前記ユーザ25が前記撮影ポイント周辺に携行していた利用券20に対する読取り動作で取得された利用券ID(ユーザID)と当該利用券IDの読取り日時情報とを取得する(S401)。
続いてシステム100は、前格運行計画127に、前記取得した撮影日時情報および利用券IDを照合し、該当画像データがどのアトラクション10のどの列車においてどのユーザ25を対象に撮影されたものかを特定する。具体的には、システム100は、前記カメラ装置15が設置されているアトラクション10を前記施設リスト128(図2(d)参照)よりまず特定し、このアトラクション10に対応する運行計画127を認識する。この運行計画127には、アトラクション10たる列車毎の、スタート時刻や各ポイントでの通過時刻等の情報が含まれているから、システム100が前記撮影日時情報を、この運行計画127における各ポイントの通過時刻間に含まれるか判定することで、どのポイントもしくはポイント間で撮影されたものかを特定できる。
こうして前記ユーザ25に関わるコンテンツ1000を特定したシステム100は、該当する画像データと利用券ID(ユーザID)と施設ID(施設情報)とを対応付けてコンテンツデータベース125に格納し(S404)、処理を終了する。
−−−処理フロー例3−−−
図5は、本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例3を示すフロー図である。次に、ユーザ25が未利用のアトラクション10に関する画像データ等のコンテンツ1000を、ユーザ25側に提供する処理について説明する。想定する状況としては、例えば、前記アミューズメントパークに多くのアトラクション10が存在しているが、前記ユーザ25が全てを利用しきれずに帰途に着いた場合がある。
この場合、システム100は、前記コンテンツデータベース125において前記利用券IDが対応付けされた利用済みのアトラクション10を特定する(S500)。そして、システム100は、この利用済みアトラクション10の情報を施設リスト128に照合して未利用アトラクション10の特定を行う(S502)。
また、システム100は、前記未利用アトラクション10に設置されたカメラ装置撮影の画像データを、例えば前記コンテンツデータベース125から取得する。この場合、他のユーザ25が写り込んでいない紹介用の画像を撮影する専用のカメラ装置15を配置して画像データの収集を適宜行っているか、カメラ装置15が営業開始前などに予め撮影してシステム100が取得しているものとする。または、予めアトラクション10毎に用意されていた紹介用の画像データがコンテンツデータベース125に格納されている場合、これをシステム100が取得する。コンテンツ1000を取得したシステム100は、該当ユーザ25が利用するダウンロード用端末300またはID読取り装置350にこのコンテンツ1000を送信し(S504)、処理を終了する。
このような処理をシステム100が行うことで、例えば、ユーザ25としては利用したかったが時間的に利用できなかったアトラクション10についても、例えばユーザ25の帰途に前記カーナビゲーションシステム300等に映像配信を行って疑似体験のサービスを行ったり、或いは、次回利用時の参考情報の提供サービスを行うといったことも可能になる。
本発明によれば、ユーザ由来のコンテンツが効率的に配信処理可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態のコンテンツ配信制御システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における、(a)コンテンツデータベース、(b)ユーザデータベース、(c)運行計画、(d)施設リストの各データ構造例を示す図である。 本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例1を示すフロー図である。 本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例2を示すフロー図である。 本実施形態のコンテンツ配信制御方法の実施手順例3を示すフロー図である。 本実施形態の画面例1を示す図である。 本実施形態の画面例2を示す図である。
符号の説明
10 施設、アトラクション 15 カメラ装置
16 施設サーバ 20 ID記録媒体
25 ユーザ
100 コンテンツ配信制御システム 101 プログラムデータベース
102 プログラム 103 メモリ
104 CPU 105 入出力インターフェイス
106 通信手段 107 I/O部
110 コンテンツ取得部 111 格納処理部
112 コンテンツ抽出部 113 配信処理部
114 未利用特定部 115 未利用施設画像送信部
125 コンテンツデータベース 126 ユーザデータベース
127 運行計画 128 施設リスト
140 ネットワーク 200 記憶装置
300 コンテンツダウンロード用端末、カーナビゲーションシステム
310 通信部 350 ID読取り装置
600 読み出し装置 1000 コンテンツ

Claims (8)

  1. コンテンツの配信制御を行うシステムであって、
    所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得する、コンテンツ取得部と、
    コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納する、格納処理部と、
    コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出する、コンテンツ抽出部と、
    前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信する、配信処理部と、
    を備えるコンテンツ配信制御システム。
  2. 請求項1において、
    前記コンテンツ取得部は、前記カメラ装置より画像データと撮影場所となった施設の情報とを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得し、
    前記格納処理部は、コンテンツとして取得した前記画像データと前記施設情報と前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納し、
    前記コンテンツ抽出部は、コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、撮影場所となった施設の施設情報とID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDとを含むコンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含む施設情報およびユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出するものであることを特徴とする、コンテンツ配信制御システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記コンテンツ抽出部は、前記コンテンツダウンロード用端末またはID読取り装置より受信したコンテンツ取得要求が、複数のユーザIDを含んでいた場合、各ユーザIDに対応付けされたコンテンツ群を前記コンテンツデータベースから抽出し、
    前記配信処理部は、前記抽出したコンテンツ群または当該コンテンツ群のダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信する、ものであることを特徴とするコンテンツ配信制御システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記コンテンツ取得部は、前記カメラ装置より前記画像データおよび当該画像データの撮影日時情報を取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDと当該ユーザIDの読取り日時情報とを取得し、
    前記格納処理部は、カメラ装置が設置されている各所定施設に関し時刻に基づき定められた運行計画に、前記取得した撮影日時情報およびユーザIDを照合し、該当画像データがどの施設においてどのユーザを対象に撮影されたものかを特定し、該当する画像データとユーザIDと施設情報とを対応付けてコンテンツデータベースに格納するものであることを特徴とするコンテンツ配信制御システム。
  5. 請求項2〜4のいずれかにおいて、
    前記コンテンツデータベースにおいて前記ユーザIDが対応付けされた利用済みの施設を特定し、この利用済み施設の情報を施設リストに照合して未利用施設の特定を行う、未利用特定部と、
    前記未利用施設に設置されたカメラ装置撮影の画像データ、または、予め施設毎に用意されていた画像データを、該当ユーザが利用するダウンロード用端末またはID読取り装置に送信する、未利用施設画像送信部と、
    を備えるコンテンツ配信制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記配信処理部は、コンテンツまたは当該コンテンツのダウンロード用の情報を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置を介して、リムーバブル型の記憶装置に送信するものであることを特徴とするコンテンツ配信制御システム。
  7. コンテンツの配信制御をコンピュータが実行する方法であって、
    所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得し、
    コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納し、
    コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出し、
    前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信する、ことを特徴とするコンテンツ配信制御方法。
  8. コンテンツの配信制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    所定施設内の所定箇所に設置されたカメラ装置より、ユーザを被写体とした静止画または動画の画像データを取得し、前記カメラ装置または当該カメラ装置の撮影ポイント周辺に設置されたID読取り装置より、前記ユーザが前記撮影ポイント周辺に携行していたID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを取得するステップと、
    コンテンツとして取得した前記画像データと前記ユーザIDとを対応付けて、コンテンツデータベースに格納するステップと、
    コンテンツダウンロード用端末または所定場所に設置されているID読取り装置より、ID記録媒体に対する読取り動作で取得されたユーザIDを含む、コンテンツ取得要求を受信し、このコンテンツ取得要求が含むユーザIDに対応付けされたコンテンツを、前記コンテンツデータベースから抽出するステップと、
    前記抽出したコンテンツおよび当該コンテンツのダウンロード用の情報のうち少なくとも一方を、前記コンテンツダウンロード用端末または前記ID読取り装置に送信するステップと、
    を備えるコンテンツ配信制御プログラム。
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