JP2002141312A - Cmp方法および装置、回路形成方法およびシステム、集積回路装置 - Google Patents

Cmp方法および装置、回路形成方法およびシステム、集積回路装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 層間膜の凹溝にバリア膜を介して導電体が堆
積された回路基材でダマシン配線を形成するため、導電
体をバリア膜が露出するまで第一研磨してから、層間膜
が露出するまでバリア膜を第二研磨するとき、ダマシン
配線のエロージョンやディシングを防止する。 【解決手段】 第一研磨(ステップT2)してから第二研
磨(ステップT7)するまでに、回路基材の表面を処理液
で清浄化(ステップT4)することにより、第一研磨の研
磨液と導電体の反応により発生する錯体を第二研磨の実
行以前に除去できるので、ダマシン配線のエロージョン
やディシングを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基材を化学的
かつ機械的に研磨するCMP(Chemical Mechanical Pol
ishing)方法および装置、このCMP方法および装置を
利用してダマシン配線を形成する回路形成方法およびシ
ステム、この回路形成方法でダマシン配線が形成されて
いる集積回路装置、に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種回路が各種構造に形成されて
おり、例えば、ダマシン配線を具備した集積回路装置な
どもある。ダマシン配線とは、回路基板の表面の層間膜
の所定パターンの凹溝に埋設された導電体からなり、一
般的にCMP方法を利用して形成される。ここで、この
ように集積回路装置のダマシン配線を形成する回路形成
方法の一従来例を図13ないし図16を参照して以下に
説明する。
【0003】まず、ここで一従来例として例示するCM
P装置100は、回路形成システム(図示せず)の一部と
して形成されており、この回路形成システムは、集積回
路装置の製造過程である回路基材200をCMP装置1
00に搬入するように構築されている。
【0004】より具体的には、上述の回路形成システム
がCMP装置100に搬入する回路基材200は、図1
5(a)に示すように、シリコン製の回路基板201の表
面に酸化絶縁膜からなる層間膜202が形成されてお
り、この層間膜202の表面に所定パターンの凹溝20
3が形成されている。この凹溝203が形成された層間
膜202の表面にタンタルからなるバリア膜204が形
成されており、このバリア膜204が形成された層間膜
202の表面にCuからなる導電体205が堆積されて
いる。
【0005】このような構造の回路基材200が搬入さ
れるCMP装置100は、図13に示すように、処理装
置本体101と動作制御装置102とを具備しており、
これらが相互に接続されている。処理装置本体101は
回路基材200のCMP処理を実行し、動作制御装置1
02は処理装置本体101を動作制御する。
【0006】この処理装置本体101は、図14に示す
ように、保持部材110を具備しており、この保持部材
110が搬入された回路基材200を保持する。処理装
置本体101は、保持部材110とともに回路基材20
0を搬送して各所に配置する搬送機構(図示せず)も具備
しており、この搬送機構による回路基材200の搬送経
路には、第一研磨ユニット111と第二研磨ユニット1
12と洗浄乾燥ユニット113とが順番に配置されてい
る。
【0007】第一研磨ユニット111は、ウレタンパッ
ドからなるパッド部材120を具備しており、このパッ
ド部材120は、定盤123に装着されて駆動機構(図
示せず)により水平方向に回転自在に軸支されている。
このパッド部材120の上面中心に上方から対向する位
置には、第一供給手段である研磨供給機構121と第一
リンス手段であるリンス供給機構122とが切換自在に
配置されている。
【0008】研磨供給機構121は、パッド部材120
の上面にスラリーと呼称される研磨液を供給し、リンス
供給機構122は、純水からなるリンス液を供給する。
このように研磨液やリンス液が供給される回転自在なパ
ッド部材120の上面に、搬送機構は保持部材110に
保持された回路基板200を所定の圧力で圧接させて自
転させるので、ここに第一研磨手段および第一洗浄手段
が形成されている。
【0009】なお、第二研磨ユニット112も第一研磨
ユニット111と同様に、ウレタンパッドからなるパッ
ド部材130と研磨供給機構131とリンス供給機構1
32とを具備しているが、第一研磨ユニット111はC
uからなる導電体205の研磨に特化されており、第二
研磨ユニット112はタンタルからなるバリア膜204
の研磨に特化されている。
【0010】このため、第一研磨ユニット111では研
磨液であるスラリーに有機化合物としてシリカが含有さ
れているが、第二研磨ユニット112ではアルミナが含
有されており、パッド部材120,130の物性なども
第一第二研磨ユニット111,112では相互に相違し
ている。
【0011】上述のような構造の回路形成システムによ
る回路形成方法では、集積回路装置を製造する過程にお
いて、回路基材200を形成してCMP装置100に搬
入する。このように回路形成システムにより回路基材2
00が形成される場合、シリコン製の回路基板201の
表面に酸化絶縁膜からなる層間膜202が形成され、こ
の層間膜202の表面に所定パターンの凹溝203が形
成される。
【0012】この凹溝203が形成された層間膜202
の表面にタンタルからなるバリア膜204が形成され、
このバリア膜204が形成された層間膜202の表面に
Cuからなる導電体205が堆積される。図15(a)に
示すように、これで回路基材200が完成されるので、
この回路基材200がCMP装置100に搬入される。
【0013】このCMP装置100では、図16に示す
ように、処理装置本体101に搬入される回路基材20
0が保持部材110で保持されて第一研磨ユニット11
1まで移動される(ステップS1)。この回路基材200
が移動される第一研磨ユニット111では、パッド部材
120が水平方向に回転駆動され、その上面に研磨供給
機構121から研磨液が供給される。
【0014】そして、図14に示すように、このような
状態のパッド部材120の上面に回路基材200が4(p
si:pound square inch)程度の高圧に圧接されて自転さ
れるので、図15(b)に示すように、これで回路基材2
00はバリア膜204が露出するまで導電体205が研
磨される(ステップS2)。
【0015】つぎに、この第一研磨ユニット111で
は、パッド部材120の上面に圧接されている回路基材
200の圧力が1(psi)程度の低圧まで低減され、この
パッド部材120の上面にリンス供給機構122からリ
ンス液が供給されるので、これで研磨された回路基材2
00の表面が洗浄される(ステップS3)。
【0016】上述のように第一研磨ユニット111での
研磨と洗浄とが終了すると回路基材200は第二研磨ユ
ニット112まで移動され(ステップS4)、やはり回転
駆動されて研磨液が供給されるパッド部材130の上面
に回路基材200が4(psi)の高圧に圧接されるので(ス
テップS5)、図15(c)に示すように、これで回路基
材200は層間膜202が露出するまでバリア膜204
が研磨される。
【0017】さらに、回路基材200の圧接が1(psi)
の低圧まで低減されてパッド部材130の上面にリンス
液が供給されるので、これで研磨された回路基材200
の表面が洗浄される(ステップS6)。このように第二研
磨ユニット112での研磨と洗浄とが終了すると、回路
基材200は洗浄乾燥ユニット113まで移動されて洗
浄および乾燥され(ステップS7,S8)、この乾燥され
た回路基材200がCMP装置100から搬出される
(ステップS9)。
【0018】このCMP装置100から搬出された回路
基材200は、所定パターンの凹溝203に導電体20
5が残存した層間膜202の表面が平滑なので、この表
面に回路形成システムにより各種処理が実行されて導電
体205でダマシン配線が形成された集積回路装置が製
造される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなCMP装
置100による回路基材200のCMP処理では、図1
5に示すように、バリア膜204が露出するまで導電体
205が研磨されてから、層間膜202が露出するまで
バリア膜204が研磨されるが、これらの研磨では使用
される研磨液やパッド部材120などが相違するので、
導電体205とバリア膜204とが各々最適な状態に研
磨される。
【0020】しかし、実際に本発明者が上述のようなC
MP装置100で回路基材200をCMP処理して集積
回路装置を製造したところ、図4(a)および図5(a)に
示すように、その導電体205からなるダマシン配線の
層抵抗分布が一定とならないことが確認された。
【0021】そこで、この原因を調査するためにCMP
処理した回路基材200の表面状態を本発明者が各種手
法により解析したところ、図17(b)に示すように、導
電体205の表面に過剰な研磨であるエロージョンやデ
ィシングが発生していることが判明した。
【0022】このエロージョンやディシングの原因を本
発明者が各種手法により調査したところ、同図(a)に示
すように、バリア膜204が露出するまで導電体205
が研磨された回路基材200の表面に錯体206が付着
しており、この錯体206のためにバリア膜204が研
磨されるときに導電体205が過剰に研磨されることが
確認された。
【0023】そこで、この錯体206の発生原因を本発
明者が各種手法により調査したところ、導電体205の
研磨に利用される研磨液にシリカなどの有機化合物が含
有されているため、この有機化合物がCuからなる導電
体205と反応して錯体206が発生していることが判
明した。
【0024】上述の課題を解決するため、本発明者は導
電体205の研磨直後のリンス液による洗浄時間を延長
する実験を実行したが、これでも錯体206を確実に除
去することはできず、CMP処理の所用時間が極度に増
大して実用的でないことが判明した。
【0025】また、本出願人が特願平11−31556
0号として出願したCMP装置のCMP方法では、バリ
ア膜204の研磨はウレタン製のパッド部材120とス
ラリーからなる研磨液とで実行するが、導電体205の
研磨は固定砥粒からなるパッド部材とケミカル溶液から
なる研磨液とで実行する。
【0026】固定砥粒からなるパッド部材とは砥石に相
当するので、研磨液は砥粒が含有されたスラリーである
必要がない。しかし、これでも研磨液であるケミカル溶
液には必然的に有機化合物が含有されているため、やは
り錯体206が発生して導電体205にエロージョンや
ディシングが発生することが確認された。
【0027】つまり、従来のCMP装置100による回
路基材200のCMP処理では導電体205のエロージ
ョンやディシングを防止することができないので、回路
基材200から製造する集積回路装置のダマシン配線が
良好な形状とならず、その層抵抗分布が一定とならな
い。
【0028】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、導電体のエロージョンやディシングを防
止できるCMP方法および装置、このCMP方法および
装置を利用してダマシン配線を形成する回路形成方法お
よびシステム、この回路形成方法でダマシン配線が形成
されている集積回路装置、の少なくとも一つを提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の一のCMP装置
によるCMP方法では、所定パターンの凹溝が形成され
た層間膜の表面にバリア膜を介して導電体が堆積されて
いる回路基材の表面に第一供給手段が所定の研磨液を供
給するので、この研磨液が供給される回路基材の表面を
第一研磨手段が高圧で擦過してバリア膜が露出するまで
導電体を研磨する。つぎに、この研磨された回路基材の
表面に処理供給手段が所定の処理液を供給するので、こ
の処理液が供給される回路基材の表面を清浄化手段が低
圧で擦過して清浄化する。つぎに、この清浄化された回
路基材の表面に第二リンス手段がリンス液を供給するの
で、このリンス液が供給される回路基材の表面を第二洗
浄手段が低圧で擦過して洗浄する。つぎに、この洗浄さ
れた回路基材の表面に第二供給手段が所定の研磨液を供
給するので、この研磨液が供給される回路基材の表面を
第二研磨手段が高圧で擦過して層間膜が露出するまでバ
リア膜を研磨する。そして、この研磨された回路基材の
表面に第三リンス手段がリンス液を供給するので、この
リンス液が供給される回路基材の表面を第三洗浄手段が
低圧で擦過して洗浄する。
【0030】このCMP装置によるCMP方法では、バ
リア膜が露出するまで導電体が研磨された回路基材の表
面が処理液で清浄化されるので、導電体と研磨液との反
応により錯体が発生して回路基材の表面に付着しても、
これがバリア膜の研磨以前に除去される。
【0031】また、上述のような発明の他の態様として
は、導電体を研磨する回路基材の表面の擦過と、この擦
過直後の処理液による清浄化の擦過と、この清浄化直後
のリンス液による洗浄の擦過と、が一個のパッド部材で
実行される。この場合、一個のパッド部材に圧接させた
回路基材を移動させることなく、導電体の研磨と処理液
による清浄化とリンス液による洗浄とが連続に実行さ
れ、清浄化のために専用の部材を追加する必要もない。
【0032】また、導電体を研磨するときは回路基材の
表面にパッド部材が高圧に圧接され、清浄化と洗浄との
ときには回路基材の表面にパッド部材が低圧に圧接され
る。この場合、回路基材に圧接される一個のパッド部材
の圧力が作業内容により調節されるので、回路基材の研
磨と清浄化と洗浄との三つの作業が一個のパッド部材で
適切に実行される。
【0033】また、導電体を研磨する回路基材の表面の
擦過がパッド部材で実行され、この擦過直後の処理液に
よる清浄化の擦過と、この清浄化直後のリンス液による
洗浄の擦過と、が一個のブラシ部材で実行される。この
場合、一個のブラシ部材に接触させた回路基材を移動さ
せることなく、処理液による清浄化とリンス液による洗
浄とが連続に実行され、清浄化のために専用の部材を追
加する必要もない。
【0034】また、導電体を研磨する回路基材の表面の
擦過と、この擦過直後の処理液による清浄化の擦過と、
が一個のパッド部材で実行され、この清浄化直後のリン
ス液による洗浄の擦過がブラシ部材で実行される。この
場合、一個のパッド部材に圧接させた回路基材を移動さ
せることなく、導電体の研磨と処理液による清浄化とが
連続に実行され、清浄化のために専用の部材を追加する
必要もない。
【0035】また、導電体を研磨するときは回路基材の
表面にパッド部材が高圧に圧接され、清浄化のときには
回路基材の表面にパッド部材が低圧に圧接される。この
場合、回路基材に圧接される一個のパッド部材の圧力が
作業内容により調節されるので、回路基材の研磨と清浄
化と二つの作業が一個のパッド部材で適切に実行され
る。
【0036】本発明の他のCMP装置によるCMP方法
では、所定パターンの凹溝が形成された層間膜の表面に
バリア膜を介して導電体が堆積されている回路基材の表
面に第一供給手段が所定の研磨液を供給するので、この
研磨液が供給される回路基材の表面を第一研磨手段が高
圧で擦過してバリア膜が露出するまで導電体を研磨す
る。つぎに、この研磨された回路基材の表面に第一リン
ス手段が所定のリンス液を供給するので、このリンス液
が供給される回路基材の表面を第一洗浄手段が低圧で擦
過して洗浄する。つぎに、この研磨された回路基材の表
面に処理供給手段が所定の処理液を供給するので、この
処理液が供給される回路基材の表面を清浄化手段が低圧
で擦過して清浄化する。つぎに、この清浄化された回路
基材の表面に第二リンス手段がリンス液を供給するの
で、このリンス液が供給される回路基材の表面を第二洗
浄手段が低圧で擦過して洗浄する。つぎに、この洗浄さ
れた回路基材の表面に第二供給手段が所定の研磨液を供
給するので、この研磨液が供給される回路基材の表面を
第二研磨手段が高圧で擦過して層間膜が露出するまでバ
リア膜を研磨する。そして、この研磨された回路基材の
表面に第三リンス手段がリンス液を供給するので、この
リンス液が供給される回路基材の表面を第三洗浄手段が
低圧で擦過して洗浄する。
【0037】このCMP装置によるCMP方法では、バ
リア膜が露出するまで導電体が研磨された回路基材の表
面が処理液で清浄化されるので、導電体と研磨液との反
応により錯体が発生して回路基材の表面に付着しても、
これがバリア膜の研磨以前に除去される。
【0038】また、上述のような発明の他の態様として
は、導電体を研磨する回路基材の表面の擦過と、この擦
過直後のリンス液による第一回目の洗浄の擦過と、この
洗浄直後の処理液による清浄化の擦過と、この清浄化直
後のリンス液による第二回目の洗浄の擦過と、が一個の
パッド部材で実行される。この場合、一個のパッド部材
に圧接させた回路基材を移動させることなく、導電体の
研磨とリンス液による洗浄と処理液による清浄化とリン
ス液による洗浄とが連続に実行され、清浄化のために専
用の部材を追加する必要もない。
【0039】また、導電体を研磨するときは回路基材の
表面にパッド部材が高圧に圧接され、第一回目および第
二回目の洗浄と清浄化とのときには回路基材の表面にパ
ッド部材が低圧に圧接される。この場合、回路基材に圧
接される一個のパッド部材の圧力が作業内容により調節
されるので、回路基材の研磨と清浄化と洗浄との三つの
作業が一個のパッド部材で適切に実行される。
【0040】また、導電体を研磨する回路基材の表面の
擦過がパッド部材で実行され、この擦過直後のリンス液
による第一回目の洗浄の擦過と処理液による清浄化の擦
過とリンス液による第二回目の洗浄の擦過とが一個のブ
ラシ部材で実行される。この場合、一個のブラシ部材に
接触させた回路基材を移動させることなく、リンス液に
よる洗浄と処理液による清浄化とリンス液による洗浄と
が連続に実行され、清浄化のために専用の部材を追加す
る必要もない。
【0041】また、導電体を研磨する回路基材の表面の
擦過がパッド部材で実行され、この擦過直後のリンス液
による第一回目の洗浄の擦過がブラシ部材で実行され、
この洗浄直後の処理液による清浄化の擦過がパッド部材
で実行され、この清浄化直後のリンス液による第二回目
の洗浄の擦過がブラシ部材で実行される。この場合、研
磨に使用される一個のパッド部材で清浄化も実行される
ので、この清浄化のために専用の部材を追加する必要が
ない。
【0042】また、導電体を研磨するときは回路基材の
表面にパッド部材が高圧に圧接され、清浄化のときには
回路基材の表面にパッド部材が低圧に圧接される。この
場合、回路基材に圧接される一個のパッド部材の圧力が
作業内容により調節されるので、回路基材の研磨と清浄
化との二つの作業が一個のパッド部材で適切に実行され
る。
【0043】また、導電体がCuからなり、研磨液は有
機化合物が含有されており、この有機化合物とCuとの
反応により発生して回路基材の表面に付着したCu有機
物の錯体が処理液による清浄化で除去される。この場
合、Cuからなる導電体を良好に研磨するためには有機
化合物が含有されている研磨液が適切であるが、この研
磨液でCuを研磨すると必然的にCu有機物の錯体が発
生して回路基材の表面に付着する。この状態でバリア膜
の研磨を実行するとダマシン配線にエロージョンやディ
シングが発生するが、バリア膜の研磨を実行する以前に
処理液による清浄化でCu有機物の錯体は除去される。
【0044】また、リンス液が純水からなり、処理液が
アンモニア水からなる。アンモニア水からなる処理液で
回路基材の表面を清浄化すると表面に付着したCu有機
物の錯体が良好に除去され、この処理液や除去された錯
体などは純水からなるリンス液での洗浄により回路基材
の表面から良好に除去される。
【0045】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定
の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がプ
ログラムにより付与されたコンピュータ、プログラムに
よりコンピュータの内部に実現された所定の機能、これ
らの組み合わせ、等を許容する。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。ただし、本実施の形態に関して
前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称を使用し
て詳細な説明は省略する。本実施の形態のCMP装置4
00も、一従来例として例示したCMP装置100と同
様に、回路形成システム(図示せず)の一部として形成さ
れており、図2に示すように、処理装置本体401と動
作制御装置402とが相互に接続されている。
【0047】処理装置本体401は、第一研磨ユニット
411と第二研磨ユニット112と洗浄乾燥ユニット1
13とが順番に配置されているが、一従来例のCMP装
置100とは相違して、第一研磨ユニット411に処理
供給手段である処理供給機構412が追加されており、
この処理供給機構412は、アンモニア電解水からなる
処理液をパッド部材120の表面に供給する。
【0048】また、動作制御装置402は、いわゆるコ
ンピュータシステムからなり、コンピュータの主体とな
るCPU(Central Processing Unit)421に、バスラ
イン422により、ROM(Read Only Memory)423、
RAM(Random Access Memory)424、HDD(Hard Di
sc Drive)425、FD(Floppy Disc)426が交換自在
に装填されるFDD(FD Drive)427、CD(Compact D
isc)−ROM428が交換自在に装填されるCDドライ
ブ429、キーボード430、マウス431、ディスプ
レイ432、通信I/F(Interface)433、等のハー
ドウェアが接続されている。
【0049】本実施の形態のCMP装置400では、R
OM423、RAM424、HDD425、交換自在な
FD426、交換自在なCD−ROM428、等のハー
ドウェアが情報記憶媒体に相当し、これらの少なくとも
一個にCPU421のための制御プログラムや各種デー
タがソフトウェアとしてデータ格納されている。
【0050】例えば、CPU421に各種の処理動作を
実行させる制御プログラムは、FD426やCD−RO
M428に事前に格納されている。このようなソフトウ
ェアはHDD425に事前にインストールされており、
動作制御装置402の起動時にRAM424に複写され
てCPU421に読み取られる。
【0051】このようにCPU421が適正なプログラ
ムをデータ読取して各種の処理動作を実行することによ
り、本実施の形態のCMP装置400は、第一研磨手
段、第一洗浄手段、清浄化手段、第二洗浄手段、第二研
磨手段、第三洗浄手段、等の各種手段を各種機能として
論理的に具備している。
【0052】上述の各種手段は、RAM424等に保持
されている制御プログラムに対応してCPU421が処
理装置本体401の各部を動作制御する機能に相当し、
第一研磨手段は、第一研磨ユニット411の研磨供給機
構121により研磨液が供給されるパッド部材120を
回転駆動させ、このパッド部材120に回路基材200
を4(psi)の高圧に圧接させて擦過させる。
【0053】第一洗浄手段は、第一研磨手段により研磨
が完了して第一研磨ユニット411のリンス供給機構1
22によりリンス液が供給されるパッド部材120を回
転駆動させ、このパッド部材120に回路基材200を
1(psi)の低圧に圧接させて擦過させる。
【0054】清浄化手段は、第一洗浄手段による洗浄が
完了して第一研磨ユニット411の処理供給機構412
により処理液が供給されるパッド部材120を回転駆動
させ、このパッド部材120に回路基材200を1(ps
i)の低圧に圧接させて擦過させる。
【0055】第二洗浄手段は、清浄化手段による清浄化
が完了して第一研磨ユニット411のリンス供給機構1
22によりリンス液が供給されるパッド部材120を回
転駆動させ、このパッド部材120に回路基材200を
1(psi)の低圧に圧接させて擦過させる。
【0056】なお、第二研磨手段および第三洗浄手段
は、動作制御の対象が第二研磨ユニット112である他
は、上述の第一研磨手段および第一洗浄手段と同様に機
能する。上述のような各種手段は、必要により通信I/
F433等のハードウェアを利用して実現されるが、そ
の主体はRAM424等の情報記憶媒体に格納されたソ
フトウェアに対応して、コンピュータのハードウェアで
あるCPU421が機能することにより実現されてい
る。
【0057】このようなソフトウェアは、研磨液が供給
されるパッド部材120を回転駆動させて回路基材20
0を4(psi)の高圧で圧接させること、この研磨が完了
してリンス液が供給されるパッド部材120を回転駆動
させて回路基材200を1(psi)の低圧で圧接させるこ
と、この洗浄が完了して処理液が供給されるパッド部材
120を回転駆動させて回路基材200を1(psi)の低
圧で圧接させること、この清浄化が完了してリンス液が
供給されるパッド部材120を回転駆動させて回路基材
200を1(psi)の低圧で圧接させること、等の処理動
作をCPU421等に実行させるための制御プログラム
としてRAM424等の情報記憶媒体に格納されてい
る。
【0058】上述のような構成において、本実施の形態
の回路形成システムによる回路形成方法でも、一従来例
と同様に集積回路装置の製造過程である回路基材200
がCMP装置400に搬入されるので、このCMP装置
400では、図1に示すように、搬入される回路基材2
00が第一研磨ユニット411まで移動される(ステッ
プT1)。
【0059】この第一研磨ユニット411では、水平方
向に回転駆動されるパッド部材120の上面に研磨供給
機構121から研磨液が供給され、このパッド部材12
0の上面に回路基材200が4(psi)の高圧に圧接され
て自転されるので、回路基材200はバリア膜204が
露出するまで導電体205が研磨される(ステップT
2)。
【0060】つぎに、この第一研磨ユニット411で
は、回転するパッド部材120に圧接されている回路基
材200の圧力が1(psi)の低圧まで低減され、このパ
ッド部材120の上面にリンス供給機構122からリン
ス液が供給されるので、これで研磨された回路基材20
0の表面が洗浄される(ステップT3)。
【0061】そして、本実施の形態のCMP装置400
では、一従来例とは相違して、上述のように第一研磨ユ
ニット411での研磨と洗浄とが完了した回路基材20
0を第二研磨ユニット112に移動させず、引き続き第
一研磨ユニット411で清浄化と洗浄とを実行する。
【0062】つまり、この第一研磨ユニット411で
は、回転するパッド部材120に圧接されている回路基
材200の圧力は1(psi)の低圧に維持されたまま、こ
のパッド部材120の上面に処理供給機構412から処
理液が供給されるので、これで研磨されて洗浄された回
路基材200の表面が清浄化される(ステップT4)。
【0063】さらに、回転するパッド部材120に圧接
されている回路基材200の圧力は1(psi)の低圧に維
持されたまま、このパッド部材120の上面にリンス供
給機構122からリンス液が再度供給されるので、これ
で研磨と洗浄と清浄化とが実行された回路基材200の
表面が再度洗浄される(ステップT5)。
【0064】上述のように第一研磨ユニット411での
処理が完了した回路基材200は第二研磨ユニット11
2まで移動され(ステップT6)、以下は従来と同様に第
二研磨ユニット112でのバリア膜204の研磨や洗浄
乾燥ユニット113での洗浄および乾燥が実行される。
【0065】本実施の形態のCMP装置400によるC
MP方法では、上述のように一従来例と同様にバリア膜
204が露出するまで導電体205が研磨されてから、
層間膜202が露出するまでバリア膜204が研磨され
るが、一従来例とは相違して、導電体205が研磨され
た回路基材200の表面が処理液で清浄化されてからバ
リア膜204が研磨される。
【0066】この清浄化ではアンモニア電解水からなる
処理液が供給される回路基材200の表面が低圧でパッ
ド部材120により擦過されるので、導電体205と研
磨液との反応により発生して回路基材200の表面に付
着した錯体206が確実に除去される。
【0067】このため、本実施の形態のCMP装置40
0によるCMP方法では、回路基材200のバリア膜2
04が研磨されるとき、回路基材200の表面に錯体2
06が存在しないので、導電体205にエロージョンや
ディシングが発生しない。このため、本実施の形態の回
路製造システムにより回路製造方法では、回路基材20
0から製造する集積回路装置のダマシン配線を良好な形
状に形成することができ、その層抵抗分布を一定とする
ことができる。
【0068】特に、本実施の形態では導電体205がC
uからなり、研磨液は有機化合物が含有されているの
で、その反応によりCu有機物の錯体206が発生して
回路基材200の表面に付着するが、処理液がアンモニ
ア電解水からなるので、Cu有機物の錯体206を良好
に除去することができ、リンス液が純水からなるので、
処理液や除去された錯体206などを良好に洗浄するこ
とができる。
【0069】また、本実施の形態のCMP装置400に
よるCMP方法では、一個のパッド部材120に圧接さ
せた回路基材200を移動させることなく、導電体20
5の研磨と、この擦過直後のリンス液による洗浄と、こ
の洗浄直後の処理液による清浄化と、この清浄化直後の
リンス液による洗浄と、を連続に実行するので、これら
の処理を迅速に実行することができる。
【0070】特に、連続に実行される第一の洗浄と清浄
化と第二の洗浄とで、パッド部材120と回路基材20
0との圧接の圧力は同一の低圧に維持されるので、その
処理が簡単である。それでいて、パッド部材120と回
路基材200との圧接は導電体205の研磨では高圧と
され、連続に実行される第一の洗浄と清浄化と第二の洗
浄とでは低圧とされるので、これらの処理を各々適切に
実行することができる。
【0071】さらに、本実施の形態のCMP装置400
は、従来の構造に比較して処理液供給機構412を追加
すれば良く、清浄化のために専用のパッド部材やブラシ
部材を追加する必要はない。このため、本実施の形態の
CMP装置400は構造が簡単であり、従来に比較して
全体形状が大型化することもない。
【0072】なお、本発明者は実際に凹溝203を各種
パターンで形成した回路基材200を試作し、一従来例
と本実施の形態とのCMP方法で回路基材200を処理
したところ、図3に示すように、従来の手法では導電体
205の多大なエロージョンやディシングが発生する
が、本案の手法では導電体205のエロージョンやディ
シングを充分に削減できることが確認された。
【0073】さらに、一従来例と本実施の形態とのCM
P方法で回路基材200を処理してダマシン配線の電気
抵抗を測定したところ、あるパターンの回路基材200
では、図4(a)に示すように、従来の手法でCMP処理
するとダマシン配線の層抵抗の分布幅が大きいが、同図
(b)に示すように、本案の手法でCMP処理するとダマ
シン配線の層抵抗の分布幅が小さくなることが確認され
た。同様に、他のパターンの回路基材200でも、図5
に示すように、従来の手法より本案の手法の方がダマシ
ン配線の層抵抗分布が一定となることが確認された。
【0074】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上記形態では従来のCMP装置100
の第一研磨ユニット111に処理供給機構412を追加
し、その第一研磨ユニット411が回路基材200の導
電層205の研磨と第一洗浄と清浄化と第二洗浄とを連
続に実行することを例示した。
【0075】しかし、図6に例示するCMP装置300
のように、第一研磨ユニット301と第一洗浄ユニット
302と第二研磨ユニット303と第二洗浄ユニット3
04とを洗浄乾燥ユニット113とともに線形に配列す
ることも可能である。このCMP装置300では、第一
第二研磨ユニット301,303は、パッド部材120
と研磨供給機構121とで回路基材200を研磨し、第
一第二洗浄ユニット302,304は、ブラシ機構31
1,312とリンス供給機構122,132とで回路基
材200を洗浄する。
【0076】ただし、その第一洗浄ユニット302には
処理供給機構412が設けられているので、図7に示す
ように、その第一洗浄ユニット(図示せず)で回路基材2
00の第一洗浄と清浄化と第二洗浄とを連続に実行す
る。この場合も回路基材200の清浄化を第一第二洗浄
とともに一個の第一洗浄ユニットで実行できるので、装
置の構造が簡単で装置の全体が大型化することがなく、
第一洗浄と清浄化と第二洗浄とを連続に実行できるの
で、CMP処理を簡単かつ迅速に実行することができ
る。
【0077】また、図6に例示したCMP装置300の
処理供給機構412を第一洗浄ユニット302でなく第
一研磨ユニット301に設け、図8に示すように、第一
洗浄ユニット302で第一洗浄された回路基材200を
第一研磨ユニット(図示せず)まで再度移動させて清浄化
を実行し、この清浄化された回路基材200を第一洗浄
ユニット302まで再度移動させて第二洗浄することも
不可能ではない。
【0078】さらに、図9に示すCMP装置500のよ
うに、ブラシ部材501と処理供給機構412からなる
専用の清浄化ユニット502を、図13に例示したCM
P装置100に追加し、図10に示すように、第一研磨
ユニット111で研磨および第一洗浄された回路基材2
00を清浄化ユニット502で清浄化および第二洗浄す
ることも可能である。
【0079】同様に、図11に示すCMP装置600の
ように、図6に例示したCMP装置300から処理供給
機構412を除外して専用の清浄化ユニット502を追
加し、図12に示すように、第一研磨ユニット301で
研磨されて第一洗浄ユニット302で第一洗浄された回
路基材200を清浄化ユニット502で清浄化し、この
清浄化された回路基材200を第一洗浄ユニット302
まで再度移動させて第二洗浄することも不可能ではな
い。
【0080】また、上記形態では導電体205が研磨さ
れてリンス液で第一洗浄された回路基材200を処理液
で清浄化してからリンス液で第二洗浄することを例示し
たが、その第一洗浄を省略することも可能である。その
場合、上述したCMP装置600ならば、第一洗浄ユニ
ット302と清浄化ユニット502との配列を逆転さ
せ、清浄化された回路基材200を一度だけ洗浄すれば
良い。
【0081】さらに、上記形態では導電体205とバリ
ア膜204との研磨の両方を、ウレタンパッドからなる
パッド部材120,130とスラリーからなる研磨液と
の組み合わせで実行することを例示したが、例えば、導
電体205の研磨のみ固定砥粒からなるパッド部材とケ
ミカル溶液からなる研磨液との組み合わせで実行するこ
とも可能である。
【0082】また、上記形態では動作制御装置402の
RAM424等にソフトウェアとして格納されている制
御プログラムに従ってCPU421が動作することによ
り、CMP装置400の各種機能として各種手段が論理
的に実現されることを例示した。しかし、このような各
種手段の各々を固有のハードウェアとして形成すること
も可能であり、一部をソフトウェアとしてRAM424
等に格納するとともに一部をハードウェアとして形成す
ることも可能である。
【0083】
【発明の効果】本発明のCMP装置によるCMP方法で
は、従来と同様に、研磨液を供給しながら回路基材の導
電体をバリア膜が露出するまで研磨してから、そのバリ
ア膜を研磨液を供給しながら層間膜が露出するまで研磨
するが、従来とは相違して、導電体を研磨してからバリ
ア膜を研磨するまでに回路基材の表面を処理液を供給し
ながら清浄化することにより、導電体と研磨液との反応
により錯体が発生して回路基材の表面に付着しても、こ
れをバリア膜の研磨以前に除去することができるので、
錯体の付着に起因したダマシン配線のエロージョンやデ
ィシングを防止することができる。
【0084】また、上述のような発明の他の態様として
は、回路基材の清浄化が導電体の研磨や洗浄などととも
に同一のパッド部材で実行されることにより、パッド部
材に圧接させた回路基材を移動させることなく、研磨や
清浄化や洗浄を連続に実行することができるので、CM
P処理を迅速に実行することができ、清浄化のために専
用の部材を追加する必要もないので、CMP装置の構造
を簡単とすることができる。
【0085】また、回路基材の清浄化が洗浄とともにブ
ラシ部材で実行されることにより、ブラシ部材に接触さ
せた回路基材を移動させることなく、清浄化と洗浄とを
連続に実行することができるので、CMP処理を迅速に
実行することができ、清浄化のために専用の部材を追加
する必要もないので、CMP装置の構造を簡単とするこ
とができる。
【0086】また、回路基材に圧接される一個のパッド
部材の圧力が作業内容により調節されることにより、回
路基材の研磨と清浄化と洗浄との三つの作業を一個のパ
ッド部材で適切に実行することができる。
【0087】また、導電体がCuからなり、研磨液は有
機化合物が含有されており、処理液がアンモニア水から
なり、リンス液が純水からなることにより、有機化合物
とCuとの反応によりCu有機物の錯体が発生して回路
基材の表面に付着するが、これをアンモニア水からなる
処理液での清浄化により良好に除去することができ、こ
の処理液や除去された錯体などは純水からなるリンス液
での洗浄により良好に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のCMP装置によるCM
P方法を示す模式図である。
【図2】CMP装置の全体構造を示すブロック図であ
る。
【図3】本案と従来とのCMP方法による導電体のエロ
ージョンやディシングを示す特性図である。
【図4】本案と従来とのCMP方法によるダマシン配線
の層抵抗分布を示す特性図である。
【図5】本案と従来とのCMP方法によるダマシン配線
の層抵抗分布を示す特性図である。
【図6】第一の変形例のCMP装置を示すブロック図で
ある。
【図7】第一の変形例のCMP方法を示す模式図であ
る。
【図8】第二の変形例のCMP方法を示す模式図であ
る。
【図9】第三の変形例のCMP装置を示すブロック図で
ある。
【図10】第三の変形例のCMP方法を示す模式図であ
る。
【図11】第四の変形例のCMP装置を示すブロック図
である。
【図12】第四の変形例のCMP方法を示す模式図であ
る。
【図13】第一の従来例のCMP装置を示すブロック図
である。
【図14】第一研磨ユニットの内部構造を示す斜視図で
ある。
【図15】CMP処理される回路基材を示す工程図であ
る。
【図16】第一の従来例のCMP方法を示す模式図であ
る。
【図17】CMP処理で不良が発生した回路基材を示す
工程図である。
【符号の説明】
120,130 パッド部材 121,131 研磨供給機構 122,132 リンス供給機構 200 回路基材 201 回路基板 202 層間膜 203 凹溝 204 バリア膜 205 導電体 311,312,501 ブラシ部材 300,400,500,600 CMP装置 412 処理供給機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B24B 37/00 B24B 37/00 Z (72)発明者 和氣 智子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA06 AA09 AA12 AB03 AC04 BA02 CB02 DA02 DA12 DA17

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定パターンの凹溝が形成された層間膜
    の表面にバリア膜を介して導電体が堆積されている回路
    基材の表面を所定の研磨液を供給しながら高圧で擦過し
    て前記バリア膜が露出するまで前記導電体を研磨し、 このバリア膜が露出するまで擦過された前記回路基材の
    表面を所定の処理液を供給しながら低圧で擦過して清浄
    化し、 この処理液で清浄化された前記回路基材の表面をリンス
    液を供給しながら低圧で擦過して洗浄し、 このリンス液で洗浄された前記回路基材の表面を所定の
    研磨液を供給しながら高圧で擦過して前記層間膜が露出
    するまで前記バリア膜を研磨し、 この層間膜が露出するまで擦過された前記回路基材の表
    面をリンス液を供給しながら低圧で擦過して洗浄する、
    CMP方法。
  2. 【請求項2】 前記導電体を研磨する前記回路基材の表
    面の擦過と、この擦過直後の前記処理液による清浄化の
    擦過と、この清浄化直後の前記リンス液による洗浄の擦
    過と、が一個のパッド部材で実行される、請求項1に記
    載のCMP方法。
  3. 【請求項3】 前記導電体を研磨するときは前記回路基
    材の表面に前記パッド部材が高圧に圧接され、 前記清浄化と前記洗浄とのときには前記回路基材の表面
    に前記パッド部材が低圧に圧接される、請求項2に記載
    のCMP方法。
  4. 【請求項4】 前記導電体を研磨する前記回路基材の表
    面の擦過がパッド部材で実行され、 この擦過直後の前記処理液による清浄化の擦過と、この
    清浄化直後の前記リンス液による洗浄の擦過と、が一個
    のブラシ部材で実行される、請求項1に記載のCMP方
    法。
  5. 【請求項5】 前記導電体を研磨する前記回路基材の表
    面の擦過と、この擦過直後の前記処理液による清浄化の
    擦過と、が一個のパッド部材で実行され、 この清浄化直後の前記リンス液による洗浄の擦過がブラ
    シ部材で実行される、請求項1に記載のCMP方法。
  6. 【請求項6】 前記導電体を研磨するときは前記回路基
    材の表面に前記パッド部材が高圧に圧接され、 前記清浄化のときには前記回路基材の表面に前記パッド
    部材が低圧に圧接される、請求項5に記載のCMP方
    法。
  7. 【請求項7】 所定パターンの凹溝が形成された層間膜
    の表面にバリア膜を介して導電体が堆積されている回路
    基材の表面を所定の研磨液を供給しながら高圧で擦過し
    て前記バリア膜が露出するまで前記導電体を研磨し、 このバリア膜が露出するまで擦過された前記回路基材の
    表面を所定のリンス液を供給しながら低圧で擦過して洗
    浄し、 このリンス液で洗浄された前記回路基材の表面を所定の
    処理液を供給しながら低圧で擦過して清浄化し、 この処理液で清浄化された前記回路基材の表面をリンス
    液を供給しながら低圧で擦過して洗浄し、 このリンス液で洗浄された前記回路基材の表面を所定の
    研磨液を供給しながら高圧で擦過して前記層間膜が露出
    するまで前記バリア膜を研磨し、 この層間膜が露出するまで擦過された前記回路基材の表
    面をリンス液を供給しながら低圧で擦過して洗浄する、
    CMP方法。
  8. 【請求項8】 前記導電体を研磨する前記回路基材の表
    面の擦過と、この擦過直後の前記リンス液による第一回
    目の洗浄の擦過と、この洗浄直後の前記処理液による清
    浄化の擦過と、この清浄化直後の前記リンス液による第
    二回目の洗浄の擦過と、が一個のパッド部材で実行され
    る、請求項7に記載のCMP方法。
  9. 【請求項9】 前記導電体を研磨するときは前記回路基
    材の表面に前記パッド部材が高圧に圧接され、 前記第一回目および前記第二回目の洗浄と前記清浄化と
    のときには前記回路基材の表面に前記パッド部材が低圧
    に圧接される、請求項8に記載のCMP方法。
  10. 【請求項10】 前記導電体を研磨する前記回路基材の
    表面の擦過がパッド部材で実行され、 この擦過直後の前記リンス液による第一回目の洗浄の擦
    過と前記処理液による清浄化の擦過と前記リンス液によ
    る第二回目の洗浄の擦過とが一個のブラシ部材で実行さ
    れる、請求項7に記載のCMP方法。
  11. 【請求項11】 前記導電体を研磨する前記回路基材の
    表面の擦過がパッド部材で実行され、 この擦過直後の前記リンス液による第一回目の洗浄の擦
    過がブラシ部材で実行され、 この洗浄直後の前記処理液による清浄化の擦過が前記パ
    ッド部材で実行され、 この清浄化直後の前記リンス液による第二回目の洗浄の
    擦過が前記ブラシ部材で実行される、請求項7に記載の
    CMP方法。
  12. 【請求項12】 前記導電体を研磨するときは前記回路
    基材の表面に前記パッド部材が高圧に圧接され、 前記清浄化のときには前記回路基材の表面に前記パッド
    部材が低圧に圧接される、請求項11に記載のCMP方
    法。
  13. 【請求項13】 前記導電体がCuからなり、 前記研磨液は有機化合物が含有されており、 この有機化合物と前記Cuとの反応により発生して前記
    回路基材の表面に付着したCu有機物の錯体が前記処理
    液による清浄化で除去される、請求項1ないし12の何
    れか一項に記載のCMP方法。
  14. 【請求項14】 前記リンス液が純水からなり、 前記処理液がアンモニア水からなる、請求項1ないし1
    3の何れか一項に記載のCMP方法。
  15. 【請求項15】 前記アンモニア水がアンモニア電解水
    からなる、請求項14に記載のCMP方法。
  16. 【請求項16】 所定パターンの凹溝が形成された層間
    膜の表面にバリア膜を介して導電体が堆積されている回
    路基材の表面に所定の研磨液を供給する第一供給手段
    と、 この第一供給手段により前記研磨液が供給される前記回
    路基材の表面を高圧で擦過して前記バリア膜が露出する
    まで前記導電体を研磨する第一研磨手段と、 この第一研磨手段により研磨された前記回路基材の表面
    に所定の処理液を供給する処理供給手段と、 この処理供給手段により前記処理液が供給される前記回
    路基材の表面を低圧で擦過して清浄化する清浄化手段
    と、 この清浄化手段により清浄化された前記回路基材の表面
    にリンス液を供給する第二リンス手段と、 この第二リンス手段により前記リンス液が供給される前
    記回路基材の表面を低圧で擦過して洗浄する第二洗浄手
    段と、 この第二洗浄手段で洗浄された前記回路基材の表面に所
    定の研磨液を供給する第二供給手段と、 この第二供給手段により前記研磨液が供給される前記回
    路基材の表面を高圧で擦過して前記層間膜が露出するま
    で前記バリア膜を研磨する第二研磨手段と、 この第二研磨手段により研磨された前記回路基材の表面
    にリンス液を供給する第三リンス手段と、 この第三リンス手段により前記リンス液が供給される前
    記回路基材の表面を低圧で擦過して洗浄する第三洗浄手
    段と、を具備しているCMP装置。
  17. 【請求項17】 所定パターンの凹溝が形成された層間
    膜の表面にバリア膜を介して導電体が堆積されている回
    路基材の表面に所定の研磨液を供給する第一供給手段
    と、 この第一供給手段により前記研磨液が供給される前記回
    路基材の表面を高圧で擦過して前記バリア膜が露出する
    まで前記導電体を研磨する第一研磨手段と、 この第一研磨手段により研磨された前記回路基材の表面
    に所定のリンス液を供給する第一リンス手段と、 この第一リンス手段により前記リンス液が供給される前
    記回路基材の表面を低圧で擦過して洗浄する第一洗浄手
    段と、 この第一洗浄手段で洗浄された前記回路基材の表面に所
    定の処理液を供給する処理供給手段と、 この処理供給手段により前記処理液が供給される前記回
    路基材の表面を低圧で擦過して清浄化する清浄化手段
    と、 この清浄化手段により清浄化された前記回路基材の表面
    にリンス液を供給する第二リンス手段と、 この第二リンス手段により前記リンス液が供給される前
    記回路基材の表面を低圧で擦過して洗浄する第二洗浄手
    段と、 この第二洗浄手段で洗浄された前記回路基材の表面に所
    定の研磨液を供給する第二供給手段と、 この第二供給手段により前記研磨液が供給される前記回
    路基材の表面を高圧で擦過して前記層間膜が露出するま
    で前記バリア膜を研磨する第二研磨手段と、 この第二研磨手段により研磨された前記回路基材の表面
    にリンス液を供給する第三リンス手段と、 この第三リンス手段により前記リンス液が供給される前
    記回路基材の表面を低圧で擦過して洗浄する第三洗浄手
    段と、を具備しているCMP装置。
  18. 【請求項18】 回路基板の表面に層間膜を形成し、 この層間膜の表面に所定パターンの凹溝を形成し、 この凹溝が形成された前記層間膜の表面にバリア膜を形
    成し、 このバリア膜が形成された前記層間膜の表面に導電体を
    堆積させて回路基材を形成し、 この回路基材を請求項1ないし15の何れか一項に記載
    のCMP方法でCMP処理することにより前記層間膜の
    凹溝に前記バリア膜を介して残存した前記導電体で所定
    パターンのダマシン配線を形成する、回路形成方法。
  19. 【請求項19】 回路基板の表面に層間膜を形成する層
    間膜形成手段と、 この層間膜形成手段により形成された前記層間膜の表面
    に所定パターンの凹溝を形成する凹溝形成手段と、 この凹溝形成手段により前記凹溝が形成された前記層間
    膜の表面にバリア膜を形成するバリア形成手段と、 このバリア形成手段により前記バリア膜が形成された前
    記層間膜の表面に導電体を堆積させて回路基材を形成す
    る基材形成手段と、 この基材形成手段により形成された前記回路基材をCM
    P処理して前記層間膜の凹溝に前記バリア膜を介して残
    存した前記導電体でダマシン配線を形成する請求項16
    または17に記載のCMP装置と、を具備している回路
    形成システム。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の回路形成方法で形
    成されており、 前記層間膜の凹溝に前記バリア膜を介して残存した前記
    導電体で前記ダマシン配線が形成されている集積回路装
    置。
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