JP2002139069A - トルク伝達装置。 - Google Patents

トルク伝達装置。

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JP2002139069A
JP2002139069A JP2000333285A JP2000333285A JP2002139069A JP 2002139069 A JP2002139069 A JP 2002139069A JP 2000333285 A JP2000333285 A JP 2000333285A JP 2000333285 A JP2000333285 A JP 2000333285A JP 2002139069 A JP2002139069 A JP 2002139069A
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rotating
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Manabu Saeki
学 佐伯
Junichi Oguchi
純一 大口
Makoto Ito
伊藤  誠
Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
Kiyoshi Kurohata
清 黒畑
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Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/32Friction members
    • F16H55/36Pulleys
    • F16H2055/366Pulleys with means providing resilience or vibration damping

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  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク変動を十分に吸収しつつ、大きなトル
クを伝達する。 【解決手段】 第1曲面15bの曲率半径r1及びその
曲率中心O1と、第2曲面13dの曲率半径r2及びそ
の曲率中心O2とを相違させ、かつ、第1曲面15bが
第2曲面13dより外径側に位置して、両曲面15b、
13dがプーリ本体11及びセンターーハブ13の回転
中心側に向けて凸となるような構成とする。これによ
り、プーリ本体11がセンターハブ13に対して相対的
に回転すると、その相対回転角θが大きくなるほど、第
1曲面15bが第2曲面13d側に移動する移動量が大
きくなる。したがって、ダンパー14の圧縮変形量が非
線形的に増大していくので、トルク変動を十分に吸収し
つつ、大きなトルクを伝達することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンル
ーム内に配設されるオルタネータや圧縮機等の回転機器
(補機)にエンジン等の駆動源からのトルクを伝達する
トルク伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エンジ
ンから動力を得て稼働している圧縮機等の回転機器は、
エンジンの負荷が変動すると、圧縮機等に供給されるト
ルクが変動してしまう。そして、供給されるトルクが変
動すると、可動部分が振動してしまい、異音が発生する
おそれがある。
【0003】この問題に対しては、エンジン等の駆動源
から圧縮機等の回転機器に至る動力の伝達経路中に、ゴ
ム等の弾性材からなトルク伝達部材を介在させることに
より、トルク変動を吸収するといった手段が考えられ
る。
【0004】このとき、トルク変動を十分に吸収するに
は、トルク伝達部材の弾性係数を小さくすることが望ま
しいが、弾性係数を小さくすると、大きなトルクを伝達
することが難しくなるとともに、トルク伝達部材の弾性
限界を超えてしまうおそれが高いので、トルク伝達部材
の耐久性が低下するおそれがある。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、トルク変動を十
分に吸収しつつ、大きなトルクを伝達することができる
ようにすること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、駆動源(E
/G)からのトルクを受けて回転する第1回転体(1
1)と、回転機器(1)の回転部に連結されて回転部と
共に回転するとともに、第1回転体(11)と同軸状に
配置された第2回転体(13)とを有し、第1、2回転
体(11、13)それぞれに、互いに対向する曲面(1
5b、13d)を設け、第1回転体(11)の曲面(1
5b)と第2回転体(13)の曲面(13d)との間に
弾性変形可能な弾性部材(14)を配置して、この弾性
部材(14)を両曲面(15b、13d)にて圧縮する
ようにして第1回転体(11)から第2回転体(13)
にトルクを伝達し、さらに、第1回転体(11)に設け
られた曲面(15b)の曲率半径(r1)及び曲率中心
(O1)と、第2回転体(13)に設けられた曲面(1
3d)の曲率半径(r2)及び曲率中心(O2)とを相
違させることにより、第2回転体(13)に対する第1
回転体(11)の相対回転角(θ)が所定量以下のとき
の両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変化率に
比べて、相対回転角(θ)が前記所定量を上回ったとき
の両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変化率が
大きくなるように構成されていることを特徴とする。
【0007】これにより、第1回転体(11)にトルク
が作用し、第1回転体(11)が第2回転体(13)に
対して相対的に回転すると、その相対回転角(θ)が大
きくなるほど、第1回転体(11)の曲面(以下、この
曲面を第1曲面(15b)と表記する。)が第2回転体
(13)の曲面(以下、この曲面を第2曲面(13d)
と表記する。)側に移動する移動量が大きくなる。
【0008】このため、相対回転角(θ)が所定量以下
のときの両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変
化率に比べて、相対回転角(θ)が前記所定量を上回っ
たときの両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変
化率が大きくなる。このとき、両曲面(15b、13
d)間には、弾性部材(14)が配置されているので、
相対回転角(θ)が大きくなるほど、弾性部材(14)
の圧縮変形量が非線形的に増大していく。つまり、相対
回転角(θ)が大きくなるほど、第1回転体(11)か
ら第2回転体(13)に伝達されるトルク(以下、この
トルクを伝達トルクと呼ぶ。)が非線形的に大きくな
る。
【0009】したがって、弾性部材(14)に比較的大
きな弾性係数を有する弾性材料を選択しても、相対回転
角(θ)が所定量以下のときにおける撓み量(圧縮変形
量)を小さくすることができるので、比較的大きな弾性
係数を有する弾性材料を弾性部材(14)に採用するこ
とができる。
【0010】延いては、伝達トルクが大きくなったとき
に、弾性部材(14)が弾性限界を超えてしまうことを
防止できるので、トルク変動を十分に吸収しつつ、大き
なトルクを伝達することができる。
【0011】なお、請求項2に記載の発明のごとく、第
1回転体(11)の曲面(15b)は、第2回転体(1
3)の曲面(13d)より外径側に位置し、第1回転体
(11)に設けられた曲面(15b)の曲率半径(r
1)は、第2回転体(13)に設けられた曲面(13
d)の曲率半径(r2)より小さく、さらに、両曲面
(15b、13d)を両回転体(11、13)の回転中
心側に向けて凸となるようにすることが望ましい。
【0012】請求項3に記載の発明では、駆動源(E/
G)からのトルクを受けて回転する第1回転体(11)
と、回転機器(1)の回転部に連結されて回転部と共に
回転するとともに、第1回転体(11)と同軸状に配置
された第2回転体(13)とを有し、第2回転体(1
3)の外周を複数個の突起部(13b)を有するような
略星形状とするとともに、各突起部(13b)間を滑ら
かな曲面(13d)とし、曲面(13d)の曲率半径
(r2)より小さな半径(r1)を有する円周面を有す
るピン部材(15、15a)を第1回転体(11)に設
けるとともに、ピン部材(15、15a)を突起部(1
3b)間に位置させ、さらに、曲面(13d)に弾性変
形可能な弾性部材(14)を配置したことを特徴とす
る。
【0013】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、第2回転体(13)に対する第1回転体(11)の
相対回転角(θ)が大きくなるほど、弾性部材(14)
の圧縮変形量が非線形的に増大していく。つまり、相対
回転角(θ)が大きくなるほど、伝達トルクが非線形的
に大きくなる。
【0014】したがって、弾性部材(14)に比較的大
きな弾性係数を有する弾性材料を選択しても、相対回転
角(θ)が所定量以下のときにおける撓み量(圧縮変形
量)を小さくすることができるので、比較的大きな弾性
係数を有する弾性材料を弾性部材(14)に採用するこ
とができる。
【0015】延いては、伝達トルクが大きくなったとき
に、弾性部材(14)が弾性限界を超えてしまうことを
防止できるので、トルク変動を十分に吸収しつつ、大き
なトルクを伝達することができる。
【0016】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
走行用エンジンからの動力を車両用空調装置の圧縮機に
伝達するトルク伝達装置に本発明を適用したものであっ
て、図1は車両用空調装置(冷凍サイクル)の模式図で
ある図1中、1は冷媒を吸入圧縮する圧縮機であり、2
は圧縮機1から吐出される冷媒を冷却(凝縮)させる放
熱器(凝縮器)である。3は放熱器2から流出する冷媒
を減圧する減圧器であり、4は減圧器3にて減圧された
冷媒を蒸発させることにより冷凍能力(冷房能力)を発
揮する蒸発器である。
【0018】なお、本実施形態では、減圧器3として、
蒸発器4の出口側冷媒(圧縮機1の吸入側冷媒)が所定
の加熱度を有するように開度を調節する温度式膨張弁を
採用している。
【0019】そして、10は、Vベルト(図示せず。)
を介して伝達されたエンジンE/Gの動力を圧縮機1に
伝達するプーリ一体型のトルク伝達装置(以下、プーリ
と略す。)であり、以下、プーリ10について述べる。
【0020】図2は本実施形態に係るプーリを圧縮機1
に装着した状態を示す断面図であり、11はVベルトが
掛けられるV溝11aが形成された金属製のプーリ本体
(第1回転体)であり、このプーリ本体11はエンジン
E/G(駆動源)からトルク(駆動力)を受けて回転す
る。
【0021】なお、12はプーリ本体11(プーリ1
0)を回転可能に支持するラジアルベアリング(軸受)
であり、このラジアルベアリングのアウターレース(外
輪)12a側がプーリ本体11に圧入固定され、インナ
ーレース(内輪)12bに圧縮機1のフロントハウジン
グ1aに形成された円筒部1bが挿入される。これによ
り、Vベルトのテンション(張力)によるラジアル荷重
を、圧縮機1のシャフト1cにて受けることなく、圧縮
機1のフロントハウジングにて受けることができる。
【0022】また、13は圧縮機(回転機器)1のシャ
フト(回転部)1cに連結されてシャフト1cと共に回
転するとともに、プーリ本体11と同軸状に配置された
センターハブ(第2回転体)である。
【0023】そして、このセンターハブ13は、シャフ
ト1cの外周面に形成された雄ねじと結合する雌ねじが
形成された円筒内周面を有する円筒部13a、及び、図
3に示すように、外周に複数個の突起部13bを有する
ように略星形状に形成されたフランジ部13cからなる
もので、円筒部13aとフランジ部13cとは、金属に
て一体成形されている。
【0024】また、突起部13b間は、後述するローラ
15の半径より大きな曲率半径を有する滑らかな曲面1
3dが形成されており、この曲面13dには、弾性変形
可能な材質(本実施形態では、EPDM(エチレン・プ
ロピレン・ジエン三元共重合ゴム))からなるダンパー
(図3の斜線部分)14が配置されている。
【0025】因みに、本実施形態では、曲面13dの一
部に円筒部13a側に陥没する凹部13eを設けるとと
もに、この凹部13eに填り込む凸部14aをダンパー
(弾性部材)14に設けることにより、ダンパー14が
フランジ部13c(センターハブ13)に対してずれる
ことを防止している。したがって、ダンパー14を曲面
13dに加硫接着等の接着方法により接着した場合に
は、凹部13e及び凸部14aを廃止してもよい。
【0026】また、15は、曲面13dの曲率半径r2
より小さいな半径(曲率半径)r1を有する円周面を有
するように形成された金属製のローラ(ピン部材)であ
り、このローラ15は、図2に示すように、プーリ本体
11に圧入固定されたピン15aを介して、突起部13
b間に位置するようにしてプーリ本体11に回転可能に
支持されている。因みに、15cは、ローラ15がピン
15aから脱落することを防止するE型止め輪である。
【0027】これにより、本実施形態では、ローラ15
の外周面(第1回転体の曲面)15bと曲面13d(第
2回転体の曲面)とが互いに対向した状態で、ローラ1
5の外周面15b(以下、第1曲面15bと表記す
る。)の曲率半径r1及びその曲率中心O1と、曲面1
3d(以下、第2曲面13dと呼ぶ。)の曲率半径r2
及びその曲率中心O2とが相違しているとともに、第1
曲面15bが第2曲面13dより外径側に位置して、両
曲面15b、13dがプーリ本体11及びセンターーハ
ブ13の回転中心側にに向けて凸となるような構成とな
る。
【0028】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0029】本実施形態では、前述のごとく、第1曲面
15bの曲率半径r1及びその曲率中心O1と、第2曲
面13dの曲率半径r2及びその曲率中心O2とが相違
しているとともに、第1曲面15bが第2曲面13dよ
り外径側に位置して、両曲面15b、13dがプーリ本
体11及びセンターーハブ13の回転中心側にに向けて
凸となるような構成となっているので、プーリ本体11
にトルクが作用し、プーリ本体11がセンターハブ13
に対して相対的に回転すると、図4、5に示すように、
その相対回転角θが大きくなるほど、第1曲面15bが
第2曲面13d側に移動する移動量が大きくなる。
【0030】因みに、図4はプーリ本体11にトルクが
作用していないときのとき(センターハブ13に対する
プーリ本体11の相対回転角θが0°)を示し、図5は
プーリ本体11にトルクが作用しているとき(相対回転
角θが例えば約8°のとき)を示するものである。
【0031】このため、相対回転角θが所定量以下のと
きの両曲面15b、13d間の距離δの変化率に比べ
て、相対回転角θが前記所定量を上回ったときの両曲面
15b、13d間の距離δの変化率が大きくなる。この
とき、両曲面15b、13d間には、ゴム製のダンパー
14が配置されているので、相対回転角θが大きくなる
ほど、ダンパー14の圧縮変形量が非線形的に増大して
いく。つまり、相対回転角θが大きくなるほど、図6に
示すように、プーリ本体11からセンターハブ13に伝
達されるトルク(以下、このトルクを伝達トルクと呼
ぶ。)が非線形的に大きくなる。
【0032】したがって、ダンパー14に比較的大きな
弾性係数を有するゴム(弾性材料)を選択しても、相対
回転角θが所定量以下のときにおける撓み量(圧縮変形
量)を小さくすることができるので、比較的大きな弾性
係数を有するゴム(弾性材料)をダンパー14に採用す
ることができる。
【0033】延いては、伝達トルクが大きくなったとき
に、ダンパー14が弾性限界を超えてしまうことを防止
できるので、トルク変動を十分に吸収しつつ、大きなト
ルクを伝達することができる。
【0034】(第2実施形態)上述の実施形態では、回
転するローラ15とダンパー14とを接触させたが、本
実施形態は、図7、8に示すように、ローラ15を廃止
してピン15の外周面をダンパー14とを接触させたも
のである。なお、本実施形態では、ピン15の外周面が
第1曲面15bに相当する。
【0035】因みに、本実施形態では、ダンパー14の
うちピン15の外周面(第1曲面15b)と接触する面
に、摩擦係数が小さい膜(例えばテフロン(登録商標)
シート等)を貼り付けることにより、ダンパー14とピ
ン15の外周面(第1曲面15b)とが滑らかに摺動す
るように構成している。
【0036】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、第2曲面13dにダンパー14を配置することによ
り第1曲面15bと第2曲面13dとの間にダンパー1
4を配置したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、第1曲面15b(ローラ15の外周面又はピン15
の外周面)にダンパー14を巻き付けるように配置する
ことにより第1曲面15bと第2曲面13dとの間にダ
ンパー14を配置してもよい。
【0037】上述の実施形態では、ダンパー14をゴム
(EPDM)製としたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、樹脂や金属等のその他材料にて構成しても
よい。
【0038】また、上述の実施形態では、圧縮機1にト
ルクを伝達するプーリ10に本発明を適用したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、その他のトルク伝
達装置にも適用することができる。
【0039】また、上述の実施形態では、ローラ15及
びフランジ部13cを金属製としたが本発明はこれに限
定されるものではなく、樹脂等のその他材料にて製造し
てもよい。
【0040】また、上述の実施形態では、プーリ本体1
1からセンターハブ13にトルクが伝達入れたが、セン
ターハブ13(第2回転体)からプーリ本体11(第1
回転体)にトルクを伝達するようにしても本発明を実施
することができる。
【0041】また、本発明は、伝達トルクが所定値以上
となったときに、フランジ部13cが破断する等して所
定以上のトルクが伝達されることを防止するトルクリミ
ッタ機構付きのプーリにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置(冷凍
サイクル)の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプーリの断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態に係るプーリの正面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態に係るプーリの相対回転
角0°の場合における正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るプーリの相対回転
角8°の場合における正面図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るプーリの相対回転
角θと伝達トルクとの関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るプーリの断面図で
ある。
【図8】本発明の第2実施形態に係るプーリの正面図で
ある。
【符号の説明】
10…プーリ(トルク伝達装置)、11…プーリ本体
(第1回転体)、12…軸受、13…センターハブ(第
2回転体)、14…ダンパー(弾性部材)、15…ロー
ラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 誠 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 田渕 泰生 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 黒畑 清 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3J031 AC10 CA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンルーム内に配設される回
    転機器(1)に駆動源(E/G)からのトルクを伝達す
    るトルク伝達装置であって、 前記駆動源(E/G)からのトルクを受けて回転する第
    1回転体(11)と、 前記回転機器(1)の回転部に連結されて前記回転部と
    共に回転するとともに、前記第1回転体(11)と同軸
    状に配置された第2回転体(13)とを有し、 前記第1、2回転体(11、13)それぞれに、互いに
    対向する曲面(15b、13d)を設け、 前記第1回転体(11)の曲面(15b)と前記第2回
    転体(13)の曲面(13d)との間に弾性変形可能な
    弾性部材(14)を配置して、この弾性部材(14)を
    両曲面(15b、13d)にて圧縮するようにして前記
    第1回転体(11)から前記第2回転体(13)にトル
    クを伝達し、 さらに、前記第1回転体(11)に設けられた曲面(1
    5b)の曲率半径(r1)及び曲率中心(O1)と、前
    記第2回転体(13)に設けられた曲面(13d)の曲
    率半径(r2)及び曲率中心(O2)とを相違させるこ
    とにより、前記第2回転体(13)に対する第1回転体
    (11)の相対回転角(θ)が所定量以下のときの前記
    両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変化率に比
    べて、前記相対回転角(θ)が前記所定量を上回ったと
    きの前記両曲面(15b、13d)間の距離(δ)の変
    化率が大きくなるように構成されていることを特徴とす
    るトルク伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回転体(11)の曲面(15
    b)は、前記第2回転体(13)の曲面(13d)より
    外径側に位置し、 前記第1回転体(11)に設けられた曲面(15b)の
    曲率半径(r1)は、前記第2回転体(13)に設けら
    れた曲面(13d)の曲率半径(r2)より小さく、 さらに、前記両曲面(15b、13d)は、前記両回転
    体(11、13)の回転中心側に向けて凸となるような
    曲面であることを特徴とする請求項1に記載のトルク伝
    達装置。
  3. 【請求項3】 車両のエンジンルーム内に配設される回
    転機器(1)に駆動源(E/G)からのトルクを伝達す
    るトルク伝達装置であって、 前記駆動源(E/G)からのトルクを受けて回転する第
    1回転体(11)と、 前記回転機器(1)の回転部に連結されて前記回転部と
    共に回転するとともに、前記第1回転体(11)と同軸
    状に配置された第2回転体(13)とを有し、 前記第2回転体(13)の外周を複数個の突起部(13
    b)を有するような略星形状とするとともに、各突起部
    (13b)間を滑らかな曲面(13d)とし、 前記曲面(13d)の曲率半径(r2)より小さな半径
    (r1)を有する円周面を有するピン部材(15、15
    a)を前記第1回転体(11)に設けるとともに、前記
    ピン部材(15、15a)を前記突起部(13b)間に
    位置させ、 さらに、前記曲面(13d)に弾性変形可能な弾性部材
    (14)を配置したことを特徴とするトルク伝達装置。
JP2000333285A 2000-10-27 2000-10-31 トルク伝達装置。 Withdrawn JP2002139069A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP2007113785A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Sunstar Logistic Singapore Pte Ltd 弾性耐ジャーク要素によって支持されたスプロケットを備える動作伝達システム
CN110469610A (zh) * 2019-08-20 2019-11-19 柳州上汽汽车变速器有限公司柳东分公司 一种曲轴扭转减振器及曲轴组件

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