JP2002147531A - トルク伝達装置 - Google Patents

トルク伝達装置

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JP2002147531A
JP2002147531A JP2000345714A JP2000345714A JP2002147531A JP 2002147531 A JP2002147531 A JP 2002147531A JP 2000345714 A JP2000345714 A JP 2000345714A JP 2000345714 A JP2000345714 A JP 2000345714A JP 2002147531 A JP2002147531 A JP 2002147531A
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torque
transmission device
hole
damper
rotating
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JP2000345714A
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Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
Junichi Oguchi
純一 大口
Makoto Ito
伊藤  誠
Manabu Saeki
学 佐伯
Kiyoshi Kurohata
清 黒畑
Masao Arima
征男 有馬
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Sumitomo Riko Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク変動を十分に吸収しつつ、大きなトル
クを伝達することができるようにする。 【解決手段】 ダンパー14に穴部14dを設けるとと
もに、穴部14d内に穴部14dが所定量以上潰れるこ
とを防止するチップ15を配設する。これにより、初期
の段階では、穴部14dが潰れるように圧縮変形し、穴
部14dの内壁がチップ15の外周に密着するまで穴部
14dが潰れると、ダンパー14が圧縮荷重方向に単純
に圧縮変形していく。このため、ダンパー14は、相対
回転角θ(トルク)が大きくなるほど、ダンパーの弾性
係数が大きくなるので、大きなトルクが作用しても、ダ
ンパー14が弾性限界を超えてしまうことを防止でき
る。したがって、ダンパー14が過度に潰れて穴部14
dに亀裂が発生することを防止しつつ、大きなトルクを
伝達しながらトルク変動を十分に吸収することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に配設される
オルタネータや圧縮機等の回転機器(補機)にエンジン
等の駆動源からのトルクを伝達するトルク伝達装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】エンジ
ンから動力を得て稼働している圧縮機等の回転機器は、
エンジンの負荷が変動すると、圧縮機等に供給されるト
ルクが変動してしまう。そして、供給されるトルクが変
動すると、可動部分が振動してしまい、異音が発生する
おそれがある。
【0003】この問題に対しては、エンジン等の駆動源
から圧縮機等の回転機器に至る動力の伝達経路中に、ゴ
ム等の弾性材からなるトルク伝達部材を介在させること
により、トルク変動を吸収するといった手段が考えられ
る。
【0004】このとき、トルク変動を十分に吸収するに
は、トルク伝達部材の弾性係数を小さくすることが望ま
しいが、弾性係数を小さくすると、大きなトルクを伝達
することが難しくなるとともに、トルク伝達部材の弾性
限界を超えてしまうおそれが高いので、トルク伝達部材
の耐久性が低下するおそれがある。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、トルク変動を十
分に吸収しつつ、大きなトルクを伝達することができる
ようにすること目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、駆動源(E
/G)からのトルクを受けて回転する第1回転体(1
1)と、回転機器(1)の回転部に連結されて回転部と
共に回転する第2回転体(13)と、圧縮変形すること
により、第1回転体(11)が受けたトルクを第2回転
体(13)に伝達する弾性変形可能なトルク伝達部材
(14)とを備え、トルク伝達部材(14)には、圧縮
荷重の方向に対して略直交する断面の断面積を縮小させ
る穴部(14d)が設けられており、さらに、穴部(1
4d)内には、トルク伝達部材(14)に圧縮荷重が作
用した際に、穴部(14d)が圧縮荷重方向に所定量以
上潰れることを規制する変形抑制部材(15)が配設さ
れていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、トルク伝達部材(14)
に穴部(14d)が設けられているので、圧縮荷重が作
用してトルク伝達部材(14)が圧縮変形していく際
に、圧縮変形量が少ないときは、穴部(14d)の外側
部分のうち圧縮荷重方向と略平行な部分(以下、この部
位を柱部と呼ぶ。)が座屈変形(曲げ変形)するように
穴部(14d)が潰れていく。
【0008】そして、穴部(14d)の内壁が変形抑制
部材(15)の外周に密着するまで穴部(14d)が潰
れると、トルク伝達部材(14)が圧縮荷重方向に単純
に圧縮変形していく。
【0009】このとき、座屈変形(曲げ変形)は、単純
な圧縮変形に比べて小さな圧縮荷重で変形が進行するの
で、穴部(14d)の内壁が変形抑制部材(15)の外
周に密着する前の状態における、第2回転体(13)に
対する第1回転体(11)の相対回転角の変化量に対す
る圧縮荷重(伝達トルク)の変化量の比(以下、この比
をトルク伝達部材の弾性係数と呼ぶ。)が、穴部(14
d)の内壁が変形抑制部材(15)の外周に密着した後
におけるトルク伝達部材の弾性係数に比べて小さくな
る。
【0010】このため、トルク伝達部材(14)は、相
対回転角(伝達トルク)が大きくなるほど、トルク伝達
部材の弾性係数が大きくなるような特性(非線形特性)
を有することとなる。したがって、本発明によれば、大
きなトルクがトルク伝達装置に作用しても、トルク伝達
部材(14)が弾性限界を超えてしまうことを防止でき
るので、大きなトルクを伝達しつつ、トルク変動を十分
に吸収することができる。
【0011】ところで、穴部(14d)を設けると、前
述のごとく、柱部が座屈変形(曲げ変形)していくの
で、柱部の曲率半径が小さくなり、柱部に応力集中が発
生し易く、柱部に亀裂が発生するおそれが高い。
【0012】これに対して、本発明では、変形抑制部材
(15)により穴部(14d)(柱部)が所定量以上潰
れてしまうことを防止できるので、柱部に応力が集中し
てしまうことを未然に防止できる。したがって、柱部に
亀裂が発生することを未然に防止できるので、トルク伝
達部材(14)の信頼性(耐久性)を向上させることが
できる。
【0013】以上に述べたように、本発明によれば、大
きなトルクを伝達しつつ、トルク変動を十分に吸収しな
がら、トルク伝達部材(14)の信頼性(耐久性)を向
上させることができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、車両に配設さ
れる回転機器(1)に駆動源(E/G)からのトルクを
伝達するトルク伝達装置であって、駆動源(E/G)か
らのトルクを受けて回転する第1回転体(11)と、回
転機器(1)の回転部に連結されて回転部と共に回転す
る第2回転体(13)と、圧縮変形することにより、第
1回転体(11)が受けたトルクを第2回転体(13)
に伝達する弾性変形可能なトルク伝達部材(14)とを
備え、トルク伝達部材(14)には、圧縮荷重の方向に
対して略直交する断面の断面積を縮小させる穴部(14
d)が設けられており、さらに、穴部(14d)内に
は、外形状が所定の曲率半径以上の曲面にて構成された
変形抑制部材(15)が配設されていることを特徴とす
る。
【0015】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、大きなトルクを伝達しつつ、トルク変動を十分に吸
収しながら、トルク伝達部材(14)の信頼性(耐久
性)を向上させることができる。
【0016】なお、変形抑制部材(15)は、請求項3
に記載の発明のごとく、トルク伝達部材(14)より縦
弾性係数が大きい材質にて構成することが望ましい。
【0017】また、変形抑制部材(15)は、請求項4
に記載の発明のごとく、トルク伝達部材(14)と同一
の縦弾性係数を有する材質にて構成してもよい。
【0018】また、請求項5に記載の発明のごとく、ト
ルク伝達部材(14)をゴム又はエラストマー製とし、
変形抑制部材(15)を樹脂製とすることが望ましい。
【0019】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
走行用エンジンからの動力を車両用空調装置の圧縮機に
伝達するトルク伝達装置に本発明を適用したものであっ
て、図1は車両用空調装置(冷凍サイクル)の模式図で
ある。
【0021】図1中、1は冷媒を吸入圧縮する可変容量
型の圧縮機であり、2は圧縮機1から吐出される冷媒を
冷却(凝縮)させる放熱器(凝縮器)である。3は放熱
器2から流出する冷媒を減圧する減圧器であり、4は減
圧器3にて減圧された冷媒を蒸発させることにより冷凍
能力(冷房能力)を発揮する蒸発器である。
【0022】なお、本実施形態では、減圧器3として、
蒸発器4の出口側冷媒(圧縮機1の吸入側冷媒)が所定
の加熱度を有するように開度を調節する温度式膨張弁を
採用している。
【0023】そして、10は、Vベルト(図示せず。)
を介して伝達されたエンジンE/Gの動力を圧縮機1に
伝達するプーリ一体型のトルク伝達装置(以下、プーリ
と略す。)であり、以下、プーリ10について述べる。
【0024】図2は本実施形態に係るプーリの断面図で
あり、11はVベルトが掛けられるV溝11aが形成さ
れた金属製のプーリ本体(第1回転体)であり、このプ
ーリ本体11はエンジンE/G(駆動源)からトルク
(駆動力)を受けて回転する。
【0025】なお、12は圧縮機1のシャフト(図示せ
ず。)と同軸状にプーリ本体11(プーリ10)を回転
可能に支持するラジアルベアリング(軸受)であり、こ
のラジアルベアリングのアウターレース(外輪)12a
側がプーリ本体11に圧入固定され、インナーレース
(内輪)12bに圧縮機1のフロントハウジング(図示
せず。)が挿入される。これにより、Vベルトのテンシ
ョン(張力)によるラジアル荷重をシャフトにて受ける
ことなく、圧縮機1のフロントハウジングにて受けるこ
とができる。
【0026】また、13は圧縮機(回転機器)1のシャ
フト(回転部)に連結されてシャフトと共に回転するセ
ンターハブ(第2回転体)である。そして、このセンタ
ーハブ13は、シャフトの外周面に形成された雄ねじと
結合する雌ねじが形成された円筒内周面を有する円筒部
13a、プーリ本体11から供給されるトルクを受ける
複数個の突起部13bが形成された環状部13c、及び
環状部13cと円筒部13aとを機械的に連結して環状
部13cから円筒部13aにトルクを伝達するフランジ
部13dから構成されている。
【0027】なお、円筒部13a及びフランジ部13d
は金属にて一体成形され、環状部13cは樹脂にて成型
されており、フランジ部13dと環状部13cとはイン
サート成形法により一体化されている。
【0028】ところで、プーリ本体11のうち環状部1
3cに対応する部位には、図3に示すように、プーリ本
体11から環状部13c(センターハブ13)側に向け
て突出する複数個の突起部11bが一体形成されてお
り、プーリ本体11及びセンターハブ13(プーリ1
0)が圧縮機1に装着された状態においては、センター
ハブ13の突起部13bとプーリ本体11の突起部11
bとは、シャフト(回転軸)周りに交互に位置する。
【0029】そして、両突起部11b、13b間に形成
された略箱状の空間11cには、プーリ本体11が受け
たトルクをセンターハブ13に伝達する弾性変形可能な
材質(本実施形態では、EPDM(エチレン・プロピレ
ン・ジエン三元共重合ゴム))からなるトルク伝達部材
(以下、ダンパーと呼ぶ。)14が配設されている。
【0030】ここで、ダンパー14は、圧縮機1を駆動
する際にプーリ本体11がセンターハブ13に対して相
対的に回転する向き(以下、この向きを正転の向き(矢
印の向き)と呼ぶ。)に回転したときに、圧縮荷重を受
けて圧縮変形しながらプーリ本体11の突起部11bか
らセンターハブ13の突起部13bにトルクを伝達する
第1変形部14aと、プーリ本体11がセンターハブ1
3に対して相対的に正転の向きの逆向き(以下、この向
きを逆転の向きと呼ぶ。)に回転するしたとき、圧縮荷
重を受けて圧縮変形する第2変形部14bとを1組とし
て、両変形部14a、14bを連結部材14cにて連結
した状態で円周方向に複数組配設されている。
【0031】そして、ダンパー14(第1変形部14a
及び第2変形部14b)には、圧縮荷重の方向に対して
略直交する断面の断面積を縮小させる穴部14dが形成
されており、この穴部14d内には、ダンパー14に圧
縮荷重が作用した際に、穴部14dが圧縮荷重方向に所
定量以上潰れることを規制するチップ15(変形抑制部
材)が配設されている。
【0032】このとき、チップ15は、鋭角的に尖った
部位が無い形状、具体的には、外形状が所定の曲率半径
以上の曲面を有するような滑らかな閉じた曲面にて構成
された形状であり、その材質は、ダンパー14より大き
い縦弾性係数(ヤング率)Eを有する樹脂製である。
【0033】なお、ここで言う「チップ15の外形状」
とは、必ずしも三次元的な全方位(立体角で4π)にお
ける外形状全てを意味するものではなく、ダンパー14
と接触している部位及びダンパー14が変形したときに
ダンパー14と接触する部位の外形状を言い、本実施形
態では、図3に示すチップ15の外形縁形状を言う。
【0034】次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0035】本実施形態によれば、ダンパー14に穴部
14dが設けられているので、圧縮荷重が作用してダン
パー14が圧縮変形していく際に、圧縮変形量が少ない
ときは、穴部14dの外側部分のうち圧縮荷重方向と略
平行な部分14e(以下、この部位を柱部14eと呼
ぶ。)が座屈変形(曲げ変形)するように穴部14dが
潰れていく。
【0036】そして、穴部14dの内壁がチップ15の
外周に密着するまで穴部14dが潰れると、ダンパー1
4が圧縮荷重方向に単純に圧縮変形していく。
【0037】このとき、座屈変形(曲げ変形)は、単純
な圧縮変形に比べて小さな圧縮荷重で変形が進行するの
で、穴部14dの内壁がチップ15の外周に密着する前
の状態における、センターハブ13に対するプーリ本体
11の相対回転角度θの変化量に対する圧縮荷重(伝達
トルク)の変化量の比(以下、この比をダンパーの弾性
係数と呼ぶ。)が、穴部14dの内壁がチップ15の外
周に密着した後におけるダンパーの弾性係数に比べて小
さくなる。
【0038】このため、ダンパー14は、図4に示すよ
うに、相対回転角θ(トルク)が大きくなるほど、ダン
パーの弾性係数が大きくなるような特性(非線形特性)
を有することとなる。
【0039】したがって、本実施形態によれば、大きな
トルクがプーリ10に作用しても、ダンパー14が弾性
限界を超えてしまうことを防止できるので、大きなトル
クを伝達しつつ、トルク変動を十分に吸収することがで
きる。
【0040】ところで、穴部14dを設けると、前述の
ごとく、柱部14eが座屈変形(曲げ変形)していくの
で、柱部14eの曲率半径が小さくなり、柱部14eに
応力集中が発生し易く、柱部14eに亀裂が発生するお
それが高い。
【0041】これに対して、本実施形態では、チップ1
5により穴部14d(柱部14e)が所定量以上潰れて
しまうことを防止できるので、柱部14eに応力が集中
してしまうことを未然に防止できる。したがって、柱部
14eに亀裂が発生することを未然に防止できるので、
ダンパー14(プーリ10)の信頼性(耐久性)を向上
させることができる。
【0042】以上に述べたように、本実施形態によれ
ば、大きなトルクを伝達しつつ、トルク変動を十分に吸
収しながら、ダンパー14(プーリ10)の信頼性(耐
久性)を向上させることができる。
【0043】(第2実施形態)ところで、穴部14dが
潰れる(柱部14dが座屈変形する)ようにダンパー1
4が圧縮変形する際に、応力が集中する(曲率半径が小
さくなる)部位は、穴部14dの内壁のうち圧縮方向と
略平行な部位であることから、本実施形態では、図5
(b)に示すような、U字状に形成された金属製のチッ
プ15を、ダルマ状に形成された穴部14d内に配置し
たものである。なお、チップ15の線径は、前述した所
定の曲率半径の2倍以上とする必要がある。
【0044】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、チップ14をダンパー14より大きい縦弾性係数
(ヤング率)Eを有する材質としたが、本発明はこれ限
定されるものではなく、ダンパー14と同一の縦弾性係
数を有する材質(例えば、同じ材質)のものを用いても
よい。
【0045】上述の実施形態では、ダンパー14をゴム
(EPDM)製としたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、エラストマー、樹脂及び金属等のその他材
料にて構成してもよい。
【0046】また、上述の実施形態では、圧縮機1にト
ルクを伝達するプーリ10に本発明を適用したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、その他のトルク伝
達装置にも適用することができる。
【0047】また、上述の実施形態では、穴部14dは
貫通穴であったが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、貫通しない凹部のような穴であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置(冷凍
サイクル)の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るプーリの断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態に係るプーリのプーリ本
体の正面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るダンパーの特性を
示す特性図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施形態に係るプーリの
プーリ本体の正面図であり、(b)は第2実施形態に係
るチップの正面図である。
【符号の説明】
10…プーリ、11…プーリ本体、11b…プーリ側突
起部、13b…ハブ側突起部、14…ダンパー(トルク
伝達部材)、15…チップ(変形抑制部材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大口 純一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 伊藤 誠 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 佐伯 学 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 黒畑 清 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 有馬 征男 愛知県小牧市東3丁目1番地 東海ゴム工 業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に配設される回転機器(1)に駆動
    源(E/G)からのトルクを伝達するトルク伝達装置で
    あって、 前記駆動源(E/G)からのトルクを受けて回転する第
    1回転体(11)と、 前記回転機器(1)の回転部に連結されて前記回転部と
    共に回転する第2回転体(13)と、 圧縮変形することにより、前記第1回転体(11)が受
    けたトルクを前記第2回転体(13)に伝達する弾性変
    形可能なトルク伝達部材(14)とを備え、 前記トルク伝達部材(14)には、圧縮荷重の方向に対
    して略直交する断面の断面積を縮小させる穴部(14
    d)が設けられており、 さらに、前記穴部(14d)内には、前記トルク伝達部
    材(14)に圧縮荷重が作用した際に、前記穴部(14
    d)が圧縮荷重方向に所定量以上潰れることを規制する
    変形抑制部材(15)が配設されていることを特徴とす
    るトルク伝達装置。
  2. 【請求項2】 車両に配設される回転機器(1)に駆動
    源(E/G)からのトルクを伝達するトルク伝達装置で
    あって、 前記駆動源(E/G)からのトルクを受けて回転する第
    1回転体(11)と、 前記回転機器(1)の回転部に連結されて前記回転部と
    共に回転する第2回転体(13)と、 圧縮変形することにより、前記第1回転体(11)が受
    けたトルクを前記第2回転体(13)に伝達する弾性変
    形可能なトルク伝達部材(14)とを備え、 前記トルク伝達部材(14)には、圧縮荷重の方向に対
    して略直交する断面の断面積を縮小させる穴部(14
    d)が設けられており、 さらに、前記穴部(14d)内には、外形状が所定の曲
    率半径以上の曲面にて構成された変形抑制部材(15)
    が配設されていることを特徴とするトルク伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記変形抑制部材(15)は、前記トル
    ク伝達部材(14)より縦弾性係数が大きい材質にて構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載に
    トルク伝達装置。
  4. 【請求項4】 前記変形抑制部材(15)は、前記トル
    ク伝達部材(14)と同一の縦弾性係数を有する材質に
    て構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載にトルク伝達装置。
  5. 【請求項5】 前記トルク伝達部材(14)はゴム又は
    エラストマー製であり、前記変形抑制部材(15)は樹
    脂製であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載のトルク伝達装置。
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