JP2002138554A - 便器設備 - Google Patents

便器設備

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JP2002138554A
JP2002138554A JP2000334776A JP2000334776A JP2002138554A JP 2002138554 A JP2002138554 A JP 2002138554A JP 2000334776 A JP2000334776 A JP 2000334776A JP 2000334776 A JP2000334776 A JP 2000334776A JP 2002138554 A JP2002138554 A JP 2002138554A
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Japan
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toilet
fire
water
low tank
tank cover
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Pending
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JP2000334776A
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English (en)
Inventor
Ken Takamata
憲 鷹股
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Masato Takeda
真人 竹田
Hiroyasu Fukaya
裕康 深谷
Eiji Saito
英司 齋藤
Takashi Yomoda
毅史 四方田
Shinsuke Takeuchi
信介 竹内
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便座ボックスやロータンクカバーなどの便器
設備の火災の消火や燃え広がりの防止を図ることができ
る便器設備を提供する。 【解決手段】 洋風便器10の後部上面のベースプレー
ト12上に温水タンク14、ロータンク16、温風乾燥
装置18、脱臭ファン20等の機器が設置され、これら
の機器を覆うようにタンクカバー22がベースプレート
12上に設置されている。ロータンク16の下部に放水
弁80が設けられている。センサ82で検知される気温
が所定温度を超えるときには、火災が発生したものと判
断され、制御回路40は放水弁80に開弁信号を出力
し、放水弁80を開弁させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレルームに設
置される便器設備に係り、特に消火手段を備えた便器設
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体臀部を温水で洗浄する温水洗浄装置
を備えた便器設備が近年急速に普及しつつある。この温
水洗浄装置を洋風便器に設置する場合、便座ボックスと
称されるケースを洋風便器の後部上面に設置し、この便
座ボックスに便座及び便蓋を回動可能に取り付けると共
に、便座ボックス内に臀部洗浄用シリンダを設置するこ
とがある。
【0003】また、洋風便器の後部上面にロータンクカ
バーを設置し、該ロータンクカバー内にロータンクや臀
部洗浄用ノズルを設置することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この温水洗浄装置は、
一般家庭だけでなく、デパート、図書館などの公共的な
施設のトイレルームにも設置されるようになってきた
が、このような公共的なトイレルームでは種々の悪戯を
受けることがある。特に、タバコやライターの火を便
蓋、便座、便座ボックス、ロータンクカバーに当てる悪
戯が多く見受けられる。このような悪戯が度を過ぎる
と、便座ボックスやロータンクカバーが燃え出すことが
ある。
【0005】本発明は、トイレルームの火災の燃え広が
りを防ぐよう構成された便器設備を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の便器設備は、便
器に洗浄水を供給するためのタンクを有する便器設備に
おいて、トイレルーム内の火災の検知手段と、該検知手
段の火災検知に基づいて該タンク内の水を該タンク周囲
に放水させる放水手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】かかる便器設備にあっては、火災が検知さ
れるとロータンク内の水が放水され、燃え広がりを抑え
たり、消火を図ることができる。また、この水が電気回
路に接触して漏電が生じ、漏電ブレーカを作動させて火
災時の電気回路への通電を停止させることも可能とな
る。
【0008】本発明では、便器に合成樹脂製の便座ボッ
クスが設けられており、前記放水手段は該便座ボックス
に向って放水する構成としてもよい。このようにすれ
ば、合成樹脂製の便座ボックスの燃え広がりを防止する
ことができる。
【0009】本発明では、便器に合成樹脂製のロータン
クカバーが設置され、ロータンクカバー内に放水手段が
設けられており、前記火災検知手段が該ロータンクカバ
ー又はその内部の火災を検知したときに該放水手段から
ロータンクカバー内に放水される構成としてもよい。こ
のように構成すれば、ロータンクカバーの火災を防止す
ることができる。
【0010】本発明では、ロータンクカバー内にボール
タップを備えたロータンクが設置されており、火災が検
知されたときに該ボールタップからの水を散水する手段
が設けられている構成としてもよい。
【0011】かかる構成とすることにより、火災時にロ
ータンクから放水が行なわれ、これに伴ってボールタッ
プが開栓した場合、このボールタップからの水を散水し
て消火等に供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
に係る便器設備ついて説明する。第1図は実施の形態に
係る便器設備の側面図、第3図は該洋風便器設備の構成
を示す透視斜視図である。
【0013】第3図に詳細に示される通り、洋風便器1
0の後部上面のベースプレート12上に温水タンク1
4、ロータンク16、温風乾燥装置18、脱臭ファン2
0等の機器が設置され、これらの機器を覆うようにタン
クカバー22がベースプレート12上に設置されてい
る。このタンクカバー22は、カバー本体部24と、そ
の上のカバーフタ26とからなり、該カバーフタ26に
は手洗鉢部28及び手洗吐水口34などが設けられてい
る。カバー本体部24の前部に便座30及び便蓋32が
起倒方向回動可能に取り付けられている。
【0014】なお、前記脱臭ファン20の排気は脱臭カ
ートリッジ36を通って脱臭処理された後、タンクカバ
ー22の下部の排気口38を通ってトイレルーム内へ放
出される。
【0015】ロータンク16の前面に沿って、各装置を
制御する制御回路を搭載した回路基板40が設置されて
いる。
【0016】ロータンク16内の水は、ハンドル42又
はモータ44で開弁操作されるフロート弁装置(図示
略)を介して洋風便器10へ供給される。
【0017】ロータンク16内には、ボールタップ46
から流出する清水を貯留するためのサービスタンク48
が設置されており、このサービスタンク48内の清水が
前記温水タンク14へ供給される。この温水タンク14
内の温水は、ポンプ50、メインバルブ52及び切替バ
ルブ54を介して第1洗浄ノズル60又は第2洗浄ノズ
ル62へ供給される。
【0018】このタンクカバー22内にトイレルーム内
の暖房用の温風ファン70が設置されている。この温風
ファン70からの温風は洋風便器10の後部側面に沿っ
て吹き出る。
【0019】第1図の通り、このロータンク16の前面
の下部に放水弁80が設けられている。
【0020】前記回路基板40の制御回路にはトイレル
ーム内の気温を検知するセンサ82からの信号も入力さ
れている。
【0021】このように構成された洋風便器設備におい
て、センサ82で検知される気温が所定温度(例えば1
20℃)を超えるときには、火災が発生したものと判断
され、制御回路40は放水弁80に開弁信号を出力し、
放水弁80を開弁させる。これにより、ロータンク16
内の水がロータンクカバー22内に放水され、ロータン
クカバー16内の下部の火災が消火される。また、この
水により脱臭ファン20や温風ファン70等の回路に漏
電が生じ、漏電ブレーカが作動し、この便器設備への通
電が停止される。そのため、もし、火災の原因が暖房便
座30のヒータやロータンクカバー内の回路に起因する
ものであったとしても、通電停止により火災の拡大が防
止されるようになる。
【0022】なお、ロータンク16からの放水によりロ
ータンク16内の水位が開弁し、ボールタップ46が開
栓状態となる。そこで、第2図のようにボールタップ4
6から放水ホース84を分岐させ、この放水ホース84
の先端が接続された散水器86をロータンクカバー22
A内の上部に配置し、且つ該ホース84の途中又は端部
に散水弁88を設け、前記放水弁80を開弁させるとき
に併せて該散水弁88を開弁させるようにしてもよい。
このようにすれば、ロータンクカバー22Aの上部の火
災を消火することができる。
【0023】なお、ロータンクカバー22Aは手洗鉢を
有しないものであるが、第1図のロータンクカバー22
の場合にも適用できる。また、散水器86はロータンク
カバー外に配置され、スプリンクラーの如く用いられて
もよい。
【0024】第4図は、洋風便器90の後部上面に陶器
製のロータンク92が設置され、このロータンク92の
前側に便座ボックス94が設置され、便座ボックス94
に便座30と便蓋32が枢与された実施の形態を示して
いる。この洋風便器設備にあっては、ロータンク92の
前面の下部に散水器96が設けられており、便座ボック
ス94内の制御回路からの信号によって散水弁98が開
弁するよう構成されている。該便座ボックス94内に温
度(気温)センサが設けられている。
【0025】この便座ボックス94内の制御回路は、該
センサによって検出される気温が所定以上の異常高温に
なったときには、火災と判定し、散水弁98を開弁させ
る。
【0026】上記実施の形態では気温に基づいて火災を
検知しているが、煙センサによって火災を検知してもよ
い。もちろん、気温センサと煙センサとを併用してもよ
い。
【0027】また、本発明では、第5図のように、熱に
よって膨張する感温材料(例えばワックス)100など
をシリンダ102内に収容し、トイレルーム内の気温が
所定温度以上になると該感温材料100が膨張してシリ
ンダ102内のピストン102aを押圧駆動して放水弁
104を開弁させ、ロータンク106内の水を放出させ
るよう構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、便座ボッ
クスやロータンクカバーなどの便器設備の火災の消火や
燃え広がりの防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る便器設備の側面図で
ある。
【図2】本発明の別の実施の形態を示す断面図である。
【図3】実施の形態に係る洋風便器設備の透視斜視図で
ある。
【図4】さらに別の実施の形態を示す側面図である。
【図5】異なる実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10,90 洋風便器 12 ベースプレート 22 タンクカバー 36 脱臭カートリッジ 40 回路基板 46 ボールタップ 70 温風ファン 80 放水弁 82 温度センサ 84 ホース 86 散水器 88 散水弁 92 ロータンク 94 便座ボックス 96 散水器 98 散水弁 100 感温材料 104 散水弁 106 ロータンク
フロントページの続き (72)発明者 竹田 真人 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 深谷 裕康 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 齋藤 英司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 四方田 毅史 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 竹内 信介 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D037 BA00 2D038 JB00 2D039 AA02 DB07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に洗浄水を供給するためのタンクを
    有する便器設備において、トイレルーム内の火災の検知
    手段と、 該検知手段の火災検知に基づいて該タンク内の水を該タ
    ンク周囲に放水させる放水手段とを備えたことを特徴と
    する便器設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記便器に合成樹脂
    製の便座ボックスが設けられており、前記放水手段は該
    便座ボックスに向って放水するものであることを特徴と
    する便器設備。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該便器に合成樹脂製
    のロータンクカバーが設置され、該ロータンクカバー内
    に放水手段が設けられており、 前記火災検知手段が火災を検知したときに該放水手段か
    らロータンクカバー内に放水されることを特徴とする便
    器設備。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ロータンクカバ
    ー内にボールタップを備えたロータンクが設置されてお
    り、火災が検知されたときに該ボールタップからの水を
    散水する手段が設けられていることを特徴とする便器設
    備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007113251A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Jr Higashi Nippon Birutekku Kk トイレ装置
JP2009001984A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Inax Corp 電気機器
KR20200040707A (ko) * 2020-03-27 2020-04-20 송재섭 건축물 배관내 화재 확산 방지 장치

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