JP2002224238A - スプリンクラー消火設備 - Google Patents

スプリンクラー消火設備

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JP2002224238A JP2001028937A JP2001028937A JP2002224238A JP 2002224238 A JP2002224238 A JP 2002224238A JP 2001028937 A JP2001028937 A JP 2001028937A JP 2001028937 A JP2001028937 A JP 2001028937A JP 2002224238 A JP2002224238 A JP 2002224238A
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fire extinguishing
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temperature sensor
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Takashi Takeuchi
孝 竹内
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Senju Sprinkler Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地に設置されるスプリンクラー消火設備
において、冬季における配管内の消火液の凍結を防止
し、凍結のおそれのない時期には二次側配管内に消火液
を充水させたスプリンクラー消火設備の提供。 【解決手段】 流水検知装置1の弁体2が平時はロック
機構Lにより閉じられ、スプリンクラーヘッドHの近傍
に火災感知器Sまたは温度センサーTが設置され、該火
災感知器Sまたは温度センサーTの作動により火災信号
が発生し前記ロック機構Lが解除されるスプリンクラー
消火設備において、二次側配管52内の流体の供給と排
出とを手動または前記温度センサーTからの検知信号に
よって制御可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寒冷地に設置される
二次側配管内の消火液の凍結を予防するスプリンクラー
消火設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】寒冷地に設置されるスプリンクラー消火
設備は、冬季に二次側配管内の消火液が凍結するおそれ
があるので、二次側配管内に空気や不燃性ガスを充填し
た乾式スプリンクラー消火設備が用いられており、乾式
スプリンクラー消火設備の例としては、特開平10−1
5102号公報に記載されたものや、図5に示す乾式弁
を用いたものがある。
【0003】図5に示す乾式弁104は、一次側Iまで
は水が充填されており、二次側IIには圧縮空気が充填さ
れている。該乾式弁104の一次側の水が弁体105と
接する面積は、二次側の圧縮空気が弁体105と接する
面積よりも小さくなっており、一次側および二次側のそ
れぞれの流体の圧力と、該流体が弁体105と接触する
面積の比率を元に、二次側の圧縮空気の圧力を調節して
一次側から弁体105を押す力よりも二次側から弁体1
05を押す力を強くし、弁体の閉止状態を保っている。
【0004】次に作用について説明すると、火災の熱に
よりスプリンクラーヘッドHが作動すると、該スプリン
クラーヘッドHの弁体が開放されて二次側配管103内
の圧縮空気が放出され、二次側配管103内が減圧す
る。これにより乾式弁の二次側から弁体を押している力
が弱くなり、弁体105が開いて一次側配管102より
消火液が二次側配管103に流入し、スプリンクラーヘ
ッドHから消火液が散布されて消火を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の乾式スプ
リンクラー消火設備は、二次側配管内に空気や不燃性ガ
スが充填されているので凍結による配管の破損が防止で
きるという効果を有しているが、火災時にスプリンクラ
ーヘッドが作動してから消火液が火元に散布されるまで
に、二次側配管内が充水されている湿式スプリンクラー
消火設備と比較して時間を要するという問題がある。
【0006】またスプリンクラーヘッドの作動による二
次側配管内からの空気の流出によって炎があおられ、火
災を拡大させるおそれがある。
【0007】そこで本発明ではスプリンクラー消火設備
において、冬季における配管内の消火液の凍結を防止
し、凍結のおそれのない時期には二次側配管内に消火液
を充水させたスプリンクラー消火設備の提供を目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、流水検知装置の弁体が平
時は閉じられており、スプリンクラーヘッドの近傍に設
置された火災感知器の作動により火災信号が発せられ、
該火災信号により前記流水検知装置の弁体が開放可能な
状態になるスプリンクラー消火設備において、前記流水
検知装置の火災警戒区域内に温度センサーが設けられて
おり、流水検知装置の二次側配管内への流体の供給およ
び排出を、前記温度センサーからの検知信号によって制
御可能としたスプリンクラー消火設備である。
【0009】さらに請求項2記載の発明は、流水検知装
置の弁体が平時は閉じられており、スプリンクラーヘッ
ドの近傍に温度センサーが設置されているスプリンクラ
ー消火設備であり、二次側配管内への流体の供給および
排出を、前記温度センサーからの検知信号によって制御
を可能とし、前記温度センサーはある一定時間の温度上
昇率により火災であるかどうかを判断し、火災と判断し
た場合には火災信号を発し、該火災信号により流水検知
装置の弁体が開放可能な状態になるスプリンクラー消火
設備である。
【0010】請求項3記載の発明は、前述の温度センサ
ーは温度A以下であることを検知すると排出信号が発せ
られ、温度B以上であることを検知すると供給信号が発
せられ、前記温度AおよびBは、0℃から40℃の範囲
内で設定され、AはBよりも低い温度で設定されている
ものである。
【0011】請求項4記載の発明は、流水検知装置の弁
体が平時は閉じられており、スプリンクラーヘッドの近
傍に火災感知器または温度センサーが設置され、該火災
感知器または温度センサーの作動により火災信号が発生
し前記流水検知装置の弁体が開放可能な状態になるスプ
リンクラー消火設備において、流水検知装置の二次側配
管内への流体の供給および排出がタイマーにより行なわ
れるスプリンクラー消火設備である。
【0012】請求項5記載の発明は、前記請求項1〜4
記載のスプリンクラー消火設備において、消火薬剤が貯
蔵されたタンクと、水源の水とを混合して消火液を成す
混合器が、流水検知装置の一次側に接続されており、混
合器の消火薬剤流入口またはタンク入口に制御弁が設け
られ平時は閉止状態にあり、流水検知装置の弁体が開放
可能な状態になるのと共に該制御弁の弁体が開放するス
プリンクラー消火設備である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図1、図2を参照して説明する。図1は本発明の第1実
施形態のシステム系統図であり、図2は第1実施形態に
用いられる流水検知装置の断面図である。
【0014】図1に示す第1実施形態のスプリンクラー
消火設備の構成は、水源50、流水検知装置1、スプリ
ンクラーヘッドH、火災感知器S、温度センサーT、制
御盤Cから構成される。
【0015】水源50は消火に用いる水が貯蔵されてい
る水槽である。該水源の水を火元近傍の閉鎖型ヘッドH
まで送水するために吸水管51にはポンプPが設置され
ており、平時において吸水管51から閉鎖型ヘッドHが
接続された二次側配管52内は水が充填されている。ポ
ンプPの二次側は流水検知装置1の一次側Iに接続され
る。
【0016】流水検知装置1は、特開平6−14222
5号公報に記載されているものと構造が同じであり、該
流水検知装置を図2に示す。弁体2は初期状態において
ロック機構Lの段部17が弁体2に当接して開放を阻止
されている。該ロック機構Lは、火災感知器Sが作動す
ると、該火災感知器Sの作動信号により制御盤Cに接続
された電磁弁28の弁体が開いてチャンバー21内の水
を流出させ、ピストン22および該ピストン22に固定
されているプッシュロッド20が図中左側に移動するこ
とによりロック機構Lが解除され、弁体2が開放可能な
状態になるものである。
【0017】スプリンクラーヘッドHは、感熱分解機構
を有し火災の熱により弁体を開放して二次側配管52よ
り供給される水を火元に散布し消火を行うものである。
スプリンクラーヘッドの構成および作用については当業
者の間で広く周知されており本発明の要旨ではないので
説明は省略する。
【0018】火災感知器Sは、スプリンクラーヘッドH
の近傍に設置され、火災を感知して制御盤Cに火災信号
を発するものであり、一般的な火災感知器の例として、
煙感知器、炎感知器、熱感知器等がある。火災感知器の
作動は火災の際にスプリンクラーヘッドHの作動より早
く火災を検知するものが好ましい。
【0019】温度センサーTは、二次側配管近傍に設置
され、スプリンクラーヘッドHが設置されている場所の
温度を検知するものである。温度センサーTには予め排
出信号を発生する温度Aと供給信号を発生する温度Bと
の2つの温度を設定しておく必要があり、第1実施形態
においては温度Aを5℃、温度Bを20℃に設定する。
【0020】制御盤Cは、火災感知器S、流水検知装置
1、温度センサーT、電磁弁31a、32a、33aに
電気的に接続しており、それぞれの機器をコントロール
するものである。
【0021】電磁弁31aは二次側配管52へ水を供給
するための制御弁であり、平時は弁体が閉じた状態にあ
る。温度センサーTが供給信号を制御盤Cに送ると、該
制御盤Cより電磁弁31aが開かれると共にポンプPが
起動し、二次側配管52内に水源50の水を供給する。
二次側配管52内が充水されると電磁弁31aは閉じら
れる。また並設された手動弁31bは手動によって二次
側配管52への水の供給を行なうためのものである。
【0022】電磁弁32aおよび33aは、二次側配管
52内の水を排出するための制御弁であり、平時は弁体
が閉じた状態にある。温度センサーTが排出信号を制御
盤Cに送ると、該制御盤Cより電磁弁32aおよび33
aが開かれ、二次側配管52内の水を排出する。二次側
配管52内が排水されると電磁弁32aおよび33aは
閉じられる。また並設された手動弁32bおよび33b
は手動によって二次側配管52内の水の排出を行なうた
めのものである。
【0023】次に第1実施形態の作用について説明す
る。初期状態において二次側配管52内は充水されてい
る。冬季になり温度センサーTが周囲の温度が5℃以下
であることを検知すると制御盤Cに排出信号を出力し、
該信号を受信した制御盤Cは電磁弁32aおよび33a
を開いて二次側配管内の水を排出させる。排水終了後、
電磁弁32a,33aは閉じられる。
【0024】二次側配管52内が排水された状態で火災
が発生すると、温度センサーTの周囲の温度は20℃以
上に達し、該温度センサーTより制御盤Cに供給信号を
出力して該信号を受信した制御盤Cは電磁弁31aを開
いて二次側配管52内に水を給水する。
【0025】温度センサーTの信号出力に続いて火災感
知器Sが火災であることを判断し、制御盤Cに火災信号
を出力して流水検知装置1のロック機構Lを解除する。
ロック機構Lが解除されると流水検知装置1の一次側I
と二次側IIは通水可能な状態となる。
【0026】さらに火災が進展してスプリンクラーヘッ
ドHが作動すると、二次側配管52内の水がスプリンク
ラーヘッドHより放出され、二次側配管52内が減圧
し、流水検知装置内の一次側Iの水圧が二次側IIの水圧
を上まわり、弁体2が開いて作動警報スイッチ16が制
御盤Cに信号を出力する。該制御盤Cは作動警報スイッ
チ16の信号を受け、ポンプPを起動させて水源50の
水を汲み上げ、スプリンクラーヘッドHに水を供給して
火災を消し止める。
【0027】二次側配管52内が排水された状態で火災
が発生しない場合、温度センサーTの周囲温度が20℃
以上になると二次側配管内に水が給水される。この状態
では充水式予作動スプリンクラー設備と同様な状態であ
り、火災感知器Sが作動すれば流水検知装置1の弁体2
が開放され、二次側配管52内は充水されているのでス
プリンクラーヘッドHの作動と同時に散水が可能であ
る。
【0028】次に第2実施形態について図3を用いて説
明する。図3は第2実施形態のシステム系統図である。
なお第1実施形態と構造が同じ部分については同符号を
付して説明は省略する。第2実施形態の第1実施形態と
の相違点は、流水検知装置1のロック機構Lを解除する
手段を温度センサーTの温度上昇率により行うようにし
たことである。
【0029】具体的には、一定時間毎に温度センサーT
によって周囲の温度を測定し、制御盤Cに該温度を記録
させ、一定時間毎の温度の差を計算して温度上昇が異常
であった場合に火災と判断し、ロック機構Lを解除する
ものである。
【0030】第2実施形態の二次側配管52への給水・
排水は第1実施形態と同様である。また火災時の作用に
ついてもロック機構Lの解除手段が温度センサーTであ
ることを除けば同様である。
【0031】続いて第3実施形態について説明する。第
3実施形態における第1実施例との相違点は、二次側配
管の給水・排水を実行する判断を、制御盤Cに内蔵した
タイマーによって行うことである。
【0032】制御盤Cに設けられたカレンダー機能を有
するタイマーによって、凍結の可能性がある1月から3
月の間は二次側配管内の水を抜いた状態とし、4月から
12月までは二次側配管内を充水させた状態にする。
【0033】なお第3実施形態のロック機構解Lの除手
段は、第1および第2実施形態のどちらを用いても構わ
ない。
【0034】上記の第1から第3実施形態のスプリンク
ラー消火設備は、外部の気温の影響を受けやすい場所、
例えば駐車場や倉庫等の室温調整がされていない場所に
設置するのが好ましい。
【0035】次に第4実施形態について図4を参照して
説明する。図4は第4実施形態のシステム系統図であ
る。第4実施形態は、前述の第1から第3実施形態のス
プリンクラー消火設備を駐車場等の油火災が発生する場
所に設置するのに適したもので、スプリンクラーヘッド
から水成膜消火薬剤と水を混合した消火液が散布される
ものである。
【0036】第4実施形態の第1実施形態との相違点
は、水成膜消火薬剤を貯蔵しておくタンク60と、水成
膜消火薬剤と水源50の水とを混合して消火液を生成す
る混合器70が設置されたことである。なお構造が同じ
部分については同符号を付して説明は省略する。
【0037】タンク60は水成膜消火薬剤を貯蔵してお
くものであり、タンク内に設けてある袋状のダイアフラ
ム62内に消火薬剤を充填させておき、ダイヤフラム6
2の給排口は配管63と接続される。ポンプPが起動し
た際に水流入口61より加圧水がタンク60内に流入す
ることでダイアフラム62が押圧され、ダイアフラム6
2内部の消火薬剤が配管63へ流出するものである。
【0038】配管63は混合器70の消火薬剤流入口7
2に接続しているが、配管63上に制御弁64を設け、
制御盤Cの信号により該制御弁64の弁体の開放・閉止
が制御可能であり、制御弁64は平時は閉止状態にあ
り、火災感知器Sの作動によって制御盤Cからの信号に
より弁体を開放するものである。
【0039】混合器70はポンプPの起動による水流入
口71から流入してくる水と消火薬剤流入口72から流
入してくる消火薬剤とを一定の比率に混合した消火液を
流水検知装置に接続する配管へ流出させるものである。
【0040】次に第4実施形態の作用について説明す
る。二次側配管への給水・排水は第1実施形態と同様で
あるので火災時の作用について説明する。
【0041】第4実施形態のスプリンクラー消火設備が
設置された駐車場で自動車から火災が発生すると、火災
感知器Sが火災であることを検出して制御盤Cに火災信
号を送信する。すると流水検知装置1のロック機構Lが
解除され、弁体2が全開放可能な状態になる。また該火
災信号により制御弁64が開放され、タンク60内の水
成膜消火薬剤が混合器70に流入可能な状態になる。
【0042】火災が進展するとスプリンクラーヘッドH
が作動して二次側配管52内の水がスプリンクラーヘッ
ドHより放出され、火災を起こした自動車に水が散布さ
れて火災が拡大するのを防止する。
【0043】スプリンクラーヘッドHから水が放出され
ると、二次側配管52内の水圧が下がり、流水検知装置
1内の一次側Iの水圧が二次側IIの水圧を上まわり、弁
体2が開いて作動警報スイッチ16が制御盤Cに信号を
出力する。するとポンプPが起動して水源の水を吸水管
51へ汲み上げる。吸水管51内の水はタンク60下部
の水流入口61からタンク60内に流入しダイアフラム
62を押圧して、ダイアフラム62内部の消火薬剤を配
管63へ送水される。
【0044】配管63に流出された水成膜消火薬剤は制
御弁64が開放されているので混合器70に流入し、水
流入口71から流入してくる水と混合された消火液が、
流水検知装置1に接続する配管へ送水され、消火液の送
水圧力により流水検知装置1の弁体2が全開となり、作
動したスプリンクラーヘッドHへ消火液を供給し火災を
消し止めるものである。
【0045】以上4つの実施形態に用いられる流水検知
装置は、特開平4−210073号公報に記載されてい
る一斉開放弁を利用した流水検知装置と置き換えること
が可能であり、さらに該流水検知装置に圧力調整機能等
の付加機能が付いたものと置き換えることも可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば凍
結の可能性がある冬季においては二次側配管内の水を排
水しているので凍結を予防でき、凍結のおそれのない時
期には二次側配管内が充水されているので、この状態に
おいて火災が発生した場合スプリンクラーヘッドの作動
と同時に放水が可能であり、火災が初期の段階で消火が
行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のシステム系統図
【図2】第1実施形態に用いられる流水検知装置の断面
【図3】第2実施形態のシステム系統図
【図4】第4実施形態のシステム系統図
【図5】従来の乾式スプリンクラー消火設備の概要図
【符号の説明】
1 流水検知装置 2 弁体 50 水源 52 二次側配管 C 制御盤 H スプリンクラーヘッド L ロック機構 S 火災感知器 T 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A62C 37/40 A62C 37/40 G08B 17/00 G08B 17/00 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水検知装置の弁体が平時は閉じられて
    おり、スプリンクラーヘッドの近傍に設置された火災感
    知器の作動により火災信号が発せられ、該火災信号によ
    り前記流水検知装置の弁体が開放可能な状態になるスプ
    リンクラー消火設備において、前記流水検知装置の火災
    警戒区域内に温度センサーが設けられており、流水検知
    装置の二次側配管内への流体の供給および排出を、前記
    温度センサーからの検知信号によって制御可能としたこ
    とを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  2. 【請求項2】 流水検知装置の弁体が平時は閉じられて
    おり、スプリンクラーヘッドの近傍に温度センサーが設
    置されているスプリンクラー消火設備であり、二次側配
    管内への流体の供給および排出を、前記温度センサーか
    らの検知信号によって制御を可能とし、前記温度センサ
    ーはある一定時間の温度上昇率により火災であるかどう
    かを判断し、火災と判断した場合には火災信号を発し、
    該火災信号により流水検知装置の弁体が開放可能な状態
    になることを特徴としたスプリンクラー消火設備。
  3. 【請求項3】 前記請求項1および2記載の温度センサ
    ーは、温度A以下であることを検知すると排出信号が発
    せられ、温度B以上であることを検知すると供給信号が
    発せられ、前記温度AおよびBは、0℃から40℃の範
    囲内で設定され、AはBよりも低い温度で設定されてい
    ることを特徴とするスプリンクラー消火設備。
  4. 【請求項4】 流水検知装置の弁体が平時は閉じられ
    ており、スプリンクラーヘッドの近傍に火災感知器また
    は温度センサーが設置され、該火災感知器または温度セ
    ンサーの作動により火災信号が発生し前記流水検知装置
    の弁体が開放可能な状態になるスプリンクラー消火設備
    において、流水検知装置の二次側配管内への流体の供給
    および排出がタイマーにより行なわれることを特徴とす
    るスプリンクラー消火設備。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜4記載のスプリンクラ
    ー消火設備において、消火薬剤が貯蔵されたタンクと、
    水源の水とを混合して消火液を成す混合器が、流水検知
    装置の一次側に接続されており、混合器の消火薬剤流入
    口またはタンク入口に制御弁が設けられ平時は閉止状態
    にあり、流水検知装置の弁体が開放可能な状態になるの
    と共に該制御弁の弁体が開放することを特徴としたスプ
    リンクラー消火設備。
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