JP2002138299A - 洗濯及び洗浄方法 - Google Patents

洗濯及び洗浄方法

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JP2002138299A
JP2002138299A JP2001255476A JP2001255476A JP2002138299A JP 2002138299 A JP2002138299 A JP 2002138299A JP 2001255476 A JP2001255476 A JP 2001255476A JP 2001255476 A JP2001255476 A JP 2001255476A JP 2002138299 A JP2002138299 A JP 2002138299A
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Men Hazenkamp
ハツェンカムプ メン
Frank Bachmann
バッハマン フランク
Cornelia Makowka
マコーカ コーネリア
Gunther Schlingloff
シュリングロフ グンター
Grit Richter
リヒター グリット
Peter Weingartner
ヴァインガートナー ペーター
Josef Dannacher
ダンナッハー ヨーゼフ
Dyu Marie-Jose
デュ マリ−ジョゼ
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    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
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    • C11D3/3951Bleaching agents combined with specific additives
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    • D06L4/00Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
    • D06L4/10Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs using agents which develop oxygen
    • C11D2111/12

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過酸化水素の漂白作用が改善されるととも
に、繊維及び染色物に損傷を生じさせない洗濯、洗浄、
消毒及び漂白処方を提供することである。 【解決手段】 洗濯、洗浄、消毒又は漂白方法であっ
て、過酸化物、及び浴1リットル当たり0.5〜50mg
の式(1): 【化6】 〔式中、Aは、アニオンである〕で示される化合物を含
むことを特徴とする水性浴が使用される方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、繊維材料を処理するとき過酸化
水素の漂白作用を顕著に改善し、同時に繊維及び染色物
に何ら認めうる損傷を引き起こすことのない、サレン型
マンガン触媒の使用、並びにこのような触媒を含む。洗
濯、洗浄、消毒及び漂白処方に関する。
【0002】過酸化物を含有する漂白剤は、洗濯及び洗
浄プロセスにおいて長期にわたり使用されている。これ
らの作用は、90℃以上の浴温では優れている。しか
し、温度が下がると、その性能は目立って低下する。こ
のようなカチオンを含む適切な塩又は配位化合物の形で
加えられる、種々の遷移金属イオンが、H22の分解を
触媒作用することは知られている。そのようにして、比
較的低温では不充分な、H22の又はH22放出前駆体
の漂白作用、及び他のペルオキソ化合物の漂白作用を増
大させることが可能である。単にカタラーゼ様の不均衡
をもたらすというよりは基質を酸化する傾向を増大させ
るように、過酸化物を活性化する、遷移金属イオンとリ
ガンドの組合せだけが実際上重要である。本ケースでは
望ましくない前者の型の活性化は、低温では不充分なH
22及びその誘導体の漂白効果を更に損なわせることが
ある。
【0003】漂白に有効なH22活性化に関して、種々
のリガンド、特に1,4,7−トリメチル−1,4,7
−トリアザシクロノナン及び場合により酸素含有性の架
橋リガンドとのマンガン錯体のモノ−及びポリ−核変種
は、特に有効であると現在考えられている。このような
触媒は、実際の条件下で充分に安定であり、そして生態
学的に無害な金属カチオンであるMn(n+)を含む。しか
し、残念ながら、これらの使用は、染料及び繊維への相
当な損傷を伴う。これに対し、本発明により使用される
触媒は、洗濯される物品に何ら認めうる損傷を引き起こ
すことなく、H 22の漂白活性を顕著に増大させること
ができる。
【0004】幾つかのサレン型マンガン錯体は、特に洗
濯プロセスに関連して、ペルオキシ化合物での酸化用に
適した触媒として既に知られている。更に、ある種の他
のマンガン錯体は、洗濯浴(liquor)中の汚染及び染料
について著しい漂白作用を有すると報告されている。
【0005】今や、後述の式(1)のマンガン錯体が、
触媒として必要な条件を充分に満たすことが見出され
た。これは、比較的高度に、繊維又は染料への損傷なし
に、非常に広範な分野の使用におけるペルオキシ化合物
の作用を増強する。ペルオキシ化合物と一緒に水溶液中
で本発明のマンガン錯体を使用するとき、驚くべきこと
に以下の応用において増強作用が存在する: a)洗濯又は漂白プロセスに関連しての、繊維材料上の
しみ又は汚れの漂白、 b)硬質表面、特に壁又は床タイルの洗浄、特にカビの
作用により引き起こされるしみの除去のための洗浄、並
びに c)抗菌作用を有する洗濯及び洗浄溶液の使用。
【0006】よって本発明は、過酸化物、及び浴1リッ
トル当たり0.5〜50mgの式(1):
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、Aは、アニオンである〕で示され
る化合物を含む水性浴を用いることを特徴とする、洗
濯、洗浄、消毒又は漂白方法に関する。
【0009】適切なアニオンAは、例えば、クロリド又
はブロミドのようなハライド、ペルクロラート、スルフ
ァート、ニトラート、ヒドロキシド、BF4 -、PF6 -
カルボキシラート、アセタート、トシラート及びトリフ
ラートを含む。これらの中で、クロリド、ブロミド及び
アセタートが好ましい。
【0010】この浴は、好ましくは浴1リットル当たり
1〜30mgの式(1)の化合物を含む。
【0011】式(1)の化合物は、それ自体既知の方法
で調製される。
【0012】本発明はまた、洗濯、洗浄、消毒又は漂白
組成物であって、 I)0〜50重量%のアニオン性界面活性剤(A)及び
/又は非イオン性界面活性剤(B)、 II)0〜70重量%、好ましくは0〜50重量%のビル
ダー物質(C)、 III)1〜99重量%の過酸化物(D)、並びに IV)0.5〜20g/Lのこの洗濯、洗浄、消毒又は漂白
組成物を浴に加えるとき、浴中で0.5〜50mg/Lの
浴、好ましくは1〜30mg/Lの浴の濃度が得られる量
の、式(1)の化合物(E)を含む組成物に関する。
【0013】本発明の組成物は、過酸化物含有の完全な
洗濯組成物であっても、又は別の漂白助剤であってもよ
い。漂白助剤は、衣服を漂白剤を含まない洗濯組成物で
洗濯する前に、別の浴中で繊維上の着色汚れを除去する
ために使用される。漂白助剤はまた、漂白剤を含まない
洗濯組成物と一緒に浴中で使用することもできる。
【0014】本発明の組成物において、触媒は担体物質
に吸着されているか、及び/又は包み込み物質にカプセ
ル封入されていてもよい。
【0015】本発明の洗濯及び洗浄組成物は、固体状又
は液体状、例えば液体状では、5重量%以下、好ましく
は0〜1重量%の水を含む液体の非水性組成物の形であ
ってよく、そして、例えばGB-A-2,158,454に記載されて
いるような、非イオン性界面活性剤中のビルダー物質の
懸濁液をベースとしていてもよい。
【0016】しかし、この洗濯及び洗浄組成物は、好ま
しくは粉末状又は顆粒状である。これは、例えば、成分
D)及びE)を除く上述の全成分を含む水性スラリーを
スプレー乾燥することにより出発粉末を最初に調製し、
次に乾燥成分D)及びE)を加えて、これら全部を一緒
に混合することにより調製することができる。また、成
分E)を、成分A)、B)及びC)を含む水性スラリー
に加え、その後スプレー乾燥し、次に成分D)をこの乾
燥塊と混合することも可能である。
【0017】更に、成分A)及びC)を含むが、成分
B)を全然含まないか、ほんのわずかに含む水性スラリ
ーから出発することも可能である。このスラリーをスプ
レー乾燥し、次に成分E)を成分B)と混合してこれに
加え、そして次に成分D)を乾燥状態で混合する。
【0018】また、全成分を乾燥混合することも可能で
ある。
【0019】アニオン性界面活性剤A)は、例えば、ス
ルファート、スルホナート若しくはカルボキシラート界
面活性剤、又はその混合物であってよい。好ましいスル
ファートは、場合によりアルキルエトキシスルファート
(このアルキル残基は、10〜20個の炭素原子を含
む)と組み合わされた、アルキル残基に12〜22個の
炭素原子を有するものである。
【0020】好ましいスルホナートは、例えば、アルキ
ル残基に9〜15個の炭素原子を有するアルキルベンゼ
ンスルホナートである。アニオン性界面活性剤中のカチ
オンは、好ましくはアルカリ金属カチオン、特にナトリ
ウムである。
【0021】好ましいカルボキシラートは、式:R−C
O−N(R1)−CH2COOM1〔式中、Rは、アルキ
ル残基又はアルケニル残基に8〜18個の炭素原子を有
する、アルキル又はアルケニルであり、R1は、C1−C
4アルキルであり、そしてM1は、アルカリ金属である〕
で示されるサルコシン酸アルカリ金属である。
【0022】非イオン性界面活性剤B)は、例えば、3
〜8molのエチレンオキシドと1molの9〜15個の炭素
原子を含む第一級アルコールとの縮合生成物であってよ
い。
【0023】ビルダー物質C)としては、例えば、リン
酸アルカリ金属、特にトリポリリン酸塩、炭酸塩若しく
は炭酸水素塩、特にこれらのナトリウム塩、シリカー
ト、ケイ酸アルミニウム、ポリカルボキシラート、ポリ
カルボン酸、有機ホスホナート、アミノアルキレンポリ
(アルキレンホスホナート)又はこれらの化合物の混合
物が考慮される。
【0024】特に適切なシリカートは、式:NaHSi
t2t+1・pH2O又はNa2Sit 2t+1・pH2O〔式
中、tは、1.9〜4の数であり、そしてpは、0〜2
0の数である〕で示される結晶層シリカートのナトリウ
ム塩である。
【0025】ケイ酸アルミニウムの中で、好ましいもの
は、ゼオライトA、B、X及びHSの名称の下で市販さ
れているもの、並びに2つ以上のこのような成分を含む
混合物である。
【0026】ポリカルボキシラートの中で、好ましいも
のは、ポリヒドロキシカルボキシラート、特にシトラー
ト、並びにアクリラート及び無水マレイン酸とのそのコ
ポリマーである。好ましいポリカルボン酸は、ニトリロ
三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、及びエチレンジアミ
ンジスクシナート(ラセミ形と(S,S)形の両方)で
ある。
【0027】特に適切なホスホナート又はアミノアルキ
レンポリ(アルキレンホスホナート)は、1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロトリス(メ
チレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラメチレン
ホスホン酸及びジエチレントリアミンペンタメチレンホ
スホン酸のアルカリ金属塩である。
【0028】過酸化物成分D)としては、例えば、通例
の洗濯温度、例えば10〜95℃で繊維材料を漂白す
る、文献において既知の市販の有機及び無機過酸化物が
考慮される。
【0029】有機過酸化物は、例えば、モノ−又はポリ
−過酸化物、特に、フタルイミドペルオキシカプロン
酸、ペルオキシ安息香酸、ジペルオキシドデカン二酸、
ジペルオキシノナン二酸、ジペルオキシデカン二酸、ジ
ペルオキシフタル酸又はこれらの塩のような、有機過酸
又はその塩である。
【0030】しかしながら、例えば、ペルスルファー
ト、ペルボラート、ペルカルボナート及び/又はペルシ
リカートのような無機過酸化物を使用することが好まし
い。また当然ながら、無機及び/又は有機過酸化物の混
合物を使用することも可能である。過酸化物は、異なる
含水量を有する種々の結晶形で存在してもよく、そして
これらはまた、その貯蔵安定性を改善するために他の無
機又は有機化合物と一緒に使用することもできる。過酸
化物は、洗濯及び洗浄組成物に、好ましくは、例えば、
スクリューフィーダー系及び/又は流動床混合機を使用
して、成分を混合することにより加えられる。
【0031】洗濯及び洗浄組成物は、本発明の組合せの
他に、1つ以上の蛍光増白剤、例えば、ビス−トリアジ
ニルアミノ−スチルベン−ジスルホン酸、ビス−トリア
ゾリル−スチルベン−ジスルホン酸、ビス−スチリル−
ビフェニル若しくはビス−ベンゾフラニルビフェニル、
ビス−ベンゾオキサリル誘導体、ビス−ベンゾイミダゾ
リル誘導体、クマリン誘導体又はピラゾリン誘導体の分
類からのものを含んでもよい。
【0032】洗濯及び洗浄組成物はまた、汚染のための
分散剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、pH調節剤、例えば、ケイ酸及び炭酸アルカリ金属
又はアルカリ土類金属、発泡調節剤、例えば、石鹸、ス
プレー乾燥及び顆粒化性を制御するための塩、例えば、
硫酸ナトリウム、芳香剤、並びに場合により静電防止剤
及び柔軟剤、プロテアーゼ及びアミラーゼのような酵
素、漂白剤、顔料及び/又は遮光剤を含んでもよい。こ
のような構成成分は、当然ながら、使用される漂白剤に
対して安定でなければならない。
【0033】式(1)の漂白触媒に加えて、漂白を活性
化する活性成分、及び/又は従来の漂白アクチベータ
ー;即ち、過加水分解(perhydrolysis)条件下で、1
〜10個の炭素原子、特に2〜4個の炭素原子を有す
る、非置換又は置換ペルベンゾ−及び/又はペルオキソ
−カルボン酸が得られる化合物として知られている、更
に別の遷移金属塩又は錯体を使用してもよい。適切な化
合物は、前記数の炭素原子を有するO−及び/若しくは
N−アシル基、並びに/又は非置換若しくは置換ベンゾ
イル基を持つ前述の通例の漂白アクチベーターを含む。
好ましいものは、ポリアシル化アルキレンジアミン、特
にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、アシ
ル化グリコルリル(glycolurils)、特にテトラアセチ
ルグリコルリル(TAGU)、N,N−ジアセチル−
N,N−ジメチル−尿素(DDU)、アシル化トリアジ
ン誘導体、特に1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソ
ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン(DADH
T)、式(2):
【0034】
【化4】
【0035】〔式中、R1は、スルホナート基、カルボ
ン酸基又はカルボキシラート基であり、そしてR2は、
直鎖又は分岐の(C7−C15)アルキルである〕で示さ
れる化合物;特にSNOBS、SLOBS及びDOBA
の名称の下で既知のアクチベーター、アシル化多価アル
コール、特にトリアセチン、エチレングリコールジアセ
タート及び2,5−ジアセトキシ−2,5−ジヒドロフ
ラン並びにアセチル化ソルビトール及びマンニトール並
びにアシル化糖誘導体、特にペンタアセチルグルコース
(PAG)、ポリ酢酸スクロース(SUPA)、ペンタ
アセチルフルクトース、テトラアセチルキシロース及び
オクタアセチルラクトース、並びにアセチル化、場合に
よりN−アルキル化、グルカミン及びグルコノラクトン
である。また、ドイツ特許出願DE-A-4443177に開示され
ている従来の漂白アクチベーターの組合せを使用しても
よい。過酸化物と共にペルイミン酸(periminic acid
s)を形成するニトリル化合物もまた、漂白アクチベー
ターとして適している。
【0036】本発明の洗濯及び洗浄組成物への更に別の
好ましい添加剤は、洗濯中に、繊維が、洗濯条件下で繊
維により放出されている、浴中に存在する染料によって
汚れるのを防ぐポリマーである。このようなポリマー
は、好ましくはアニオン性又はカチオン性置換基の組み
込みにより修飾されているポリビニルピロリドンであ
り、特に、5,000〜60,000、特に10,00
0〜50,000の範囲の分子量を有するようなポリビ
ニルピロリドンである。このようなポリマーは、好まし
くは、洗濯組成物の総重量に基づいて、0.05〜5重
量%、特に0.2〜1.7重量%の量で使用される。
【0037】以下の実施例は、本発明を例示するための
ものであるが、本発明をこれらに限定するものではな
い。部及び百分率は、他に記載がなければ重量による。
また、「1°dH」は、水の硬度を示し、水1L中に1
0.0mgのCaO又は7.19mgのMgOを含むことを
意味する。以下の触媒は、実施例において重要な役割を
果たす:
【0038】
【化5】
【0039】実施例1:漂白試験を以下のとおり行っ
た:木綿布上の茶のしみ(内部で調製した)1.25g
を漂白浴中で処理した。浴は、水(3°dH)250m
l、無水Na2CO3 0.625g、過炭酸ナトリウム
0.477g及び表1に示される濃度の触媒又はアクチ
ベーターを含む。洗濯プロセスは、リニテスト(LINITE
ST)装置中のスチール容器内で、25℃で30分間行っ
た。処理により引き起こされるしみDY(CIEによる
明度の差)の明度の上昇を利用して、漂白結果を評価し
た。結果は表1にまとめた。結果は、本発明の触媒A
が、過炭酸ナトリウムの漂白作用を顕著に増大させるこ
とを示した。これらの条件下で、従来の漂白アクチベー
ターTAEDよりも触媒Aによって、顕著に良好な漂白
作用が達成された(TAEDの方が実質的に高濃度で存
在しているときでさえ)。触媒Aで達成された結果と同
様な結果が、触媒B及びCでも達成された(上記を参照
のこと)。
【0040】表1: 実施例1に記述したとおり、種々
の系を使用して測定した漂白効果
【表1】
【0041】実施例2:本発明の触媒の漂白効果は、以
下の条件下でも試験した:木綿布(BC−01、CF
T)上の茶のしみ(市販)0.65gを漂白浴中で処理
した。浴は、水(2.2°dH)100ml、過炭酸ナト
リウム0.4577g及び表2に示される濃度の触媒又
はアクチベーターを含む。洗濯プロセスは、リニテスト
装置中のスチール容器内で、30℃で10分間行った。
処理により引き起こされるしみDY(CIEによる明度
の差)の明度の上昇を利用して、漂白結果を評価した。
結果は表2にまとめた。結果は、これらの条件下でも、
本発明の触媒Aが、過炭酸ナトリウムの漂白作用を顕著
に増大させることを示した。これらの条件下で、従来の
漂白アクチベーターTAEDよりも触媒Aによって、顕
著に良好な漂白作用が達成された(TAEDの方が実質
的に高濃度で存在しているときでさえ)。本実施例でも
また、触媒Aで達成された結果と同様な結果が、触媒B
及びCでも達成された(上記を参照のこと)。
【0042】表2:実施例2に記述したとおり、種々の
系を使用して測定した漂白効果
【表2】
【0043】実施例3:本発明の触媒の使用によって、
洗濯されている染色された木綿製品の染料での更なる退
色はほとんど生じなかった。上述のように使用した場
合、5回処理後、概して触媒を含まない系とほぼ同じ相
対的染料減損を得た。しかし、触媒Dの使用により引き
起こされる染料減損は、はるかに大きかった。試験条件
は、表1と同一である。
【0044】洗濯条件は、実施例1及び3に記載のとお
りである。表3の値は、各吸収極大でのクーベルーカ−
ムンク(Kubelka-Munk)値に基づいて求められた、百分
率での相対的染料減損である。
【0045】表3:種々の系により引き起こされた染色
損傷
【0046】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/08 C11D 17/08 D06L 3/02 D06L 3/02 (72)発明者 フランク バッハマン ドイツ国 79106 フライブルク レーエ ナー シュトラーセ 148 (72)発明者 コーネリア マコーカ ドイツ国 79725 ローフェンブルク シ ェッフェルシュトラーセ 14 (72)発明者 グンター シュリングロフ スイス国 4125 リーヘン ディンケルベ ルクシュトラーセ 64 (72)発明者 グリット リヒター ドイツ国 79395 ノイエンブルク エラ スムスシュトラーセ 2 (72)発明者 ペーター ヴァインガートナー スイス国 4457 ディークテン ハウプト シュトラーセ 87 (72)発明者 ヨーゼフ ダンナッハー スイス国 4059 バーゼル ペーター オ ックス−シュトラーセ 33 (72)発明者 マリ−ジョゼ デュ フランス国 68130 ヴィッテルスドルフ リュ ジャン−ジャック エネル 49 Fターム(参考) 4H003 AB01 AC01 BA12 DA01 DA03 DA05 EA16 EB13 EB26 EE05 FA14 FA15 FA34 FA43

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯、洗浄、消毒又は漂白方法であっ
    て、過酸化物、及び浴1リットル当たり0.5〜50mg
    の式(1): 【化1】 〔式中、Aは、アニオンである〕で示される化合物を含
    む水性浴を用いることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 洗濯、洗浄、消毒又は漂白組成物であっ
    て、 I)0〜50重量%のアニオン性界面活性剤(A)及び
    /又は非イオン性界面活性剤(B)、 II)0〜70重量%のビルダー物質(C)、 III)1〜99重量%の過酸化物(D)、並びに IV)0.5〜20g/Lのこの洗濯、洗浄、消毒又は漂白
    組成物を浴に加えるとき、浴中で0.5〜50mg/Lの浴
    の濃度が得られる量の、式(1): 【化2】 〔式中、Aは、アニオンである〕で示される化合物
    (E)を含む組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007126776A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Nisshin Kagaku Kenkyusho:Kk 古紙パルプの処理方法および脱墨助剤

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