JP2002135861A - 遠隔制御遊具装置 - Google Patents

遠隔制御遊具装置

Info

Publication number
JP2002135861A
JP2002135861A JP2000329116A JP2000329116A JP2002135861A JP 2002135861 A JP2002135861 A JP 2002135861A JP 2000329116 A JP2000329116 A JP 2000329116A JP 2000329116 A JP2000329116 A JP 2000329116A JP 2002135861 A JP2002135861 A JP 2002135861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitters
control
signal
receivers
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000329116A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Okamoto
恭昌 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2000329116A priority Critical patent/JP2002135861A/ja
Priority to TW90126649A priority patent/TWI225800B/zh
Priority to CNB011313927A priority patent/CN1191878C/zh
Publication of JP2002135861A publication Critical patent/JP2002135861A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の送信機Tび複数の受信機にそれぞれ固
有のIDを割り当て、IDを付した制御信号を用いるこ
とにより、各自走遊具の動作制御を個別の携帯型操作器
の操作で正確に行うことができる遠隔制御遊具装置を提
供する。 【解決手段】 送信機Tを搭載した複数の携帯型操作器
と、受信機を搭載した複数の自走遊具とからなり、複数
の操作器を操作して複数の送信機Tからそれぞれ制御信
号を送信し、送信した制御信号を対応する複数の受信機
で受信し、複数の自走遊具の動作を受信した制御信号の
信号内容に応じて制御する遠隔制御遊具装置であり、複
数の送信機T及び複数の受信機にそれぞれ対応した固有
のIDを割り当て、複数の送信機Tから出力される制御
信号にそれぞれ自己のIDを付して送信し、複数の受信
機は受信した制御信号に付されているIDが自己のID
に一致したときだけその制御信号を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔制御遊具装置
に係り、特に、送信機を搭載した複数の携帯型操作器と
受信機を搭載した複数の自走遊具とを用い、複数の自走
遊具の動作を複数の携帯型操作器の操作により個別に正
確に制御することが可能な遠隔制御遊具装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送信機を搭載した複数の携帯型操
作器と受信機を搭載した複数の自走遊具とを用い、複数
の自走遊具の動作を複数の携帯型操作器の操作により個
別に制御し、複数の操作者によって1つの競技を行う遠
隔制御遊具装置としては、特開平7−163765号に
よって開示されたリモートコントルール玩具が知られて
いる。
【0003】この特開平7−163765号に開示のリ
モートコントルール玩具は、受信機を搭載した複数の受
動玩具と、それぞれの受動玩具の動作をリモートコント
ルールする送信機を搭載した複数の携帯型操作器とを有
するもので、複数の送信機の中の1つの送信機から同期
信号を送信したとき、複数の送信機は、その同期信号の
送信時点を参照し、同期信号の送信時点から自己に割り
当てられた送信タイミングを判断し、その送信タイミン
グになったことを判断したとき、複数の受信機に対して
制御信号を送信するようにし、一方、複数の受信機は、
同期信号と制御信号とを受信するもので、同じように同
期信号の受信時点を参照し、同期信号の受信時点から自
己に割り当てられた受信タイミングを判断し、その受信
タイミングになったことを判断したとき、受信した制御
信号を取り込んでその信号内容に応じて受動玩具の動作
を制御するようにしたものである。
【0004】このように、前記リモートコントルール玩
具は、複数の送信機及び複数の受信機の双方において、
共通の同期信号の到来時点を参照し、同期信号の到来時
点から自己に割り当てられた送信タイミングまたは受信
タイミングを判断し、その送信タイミングまたは受信タ
イミングになったことを判断したときに限って、制御信
号を送信するとともに、制御信号の取り込みを行ってい
るので、複数の受動玩具毎にその動作の制御を個別の携
帯型操作器の操作によってリモートコントルールするこ
とができるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特開平
7−163765号に開示のリモートコントルール玩具
は、複数の受動玩具毎にその動作の制御を個別の携帯型
操作器の操作によってリモートコントルールすることが
できるものであるが、そのようなリモートコントルール
を正確に行うようにするためには、対応する送信機と受
信機にそれぞれ割り当てられた同期信号の到来時点から
の送信タイミング及び受信タイミングを一致させる必要
があるもので、そのためには、複数の送信機側におい
て、同期信号の到来時点からの自己に割り当てられた送
信タイミングの設定を正確に行う必要があるだけでな
く、複数の受信機側においても、同期信号の到来時点か
らの自己に割り当てられた受信タイミングの設定を正確
に行う必要がある。そして、送信タイミング及び受信タ
イミングを正確に設定しようとした場合、送信機の送信
タイミング判断手段及び受信機の受信タイミング判断手
段の構成が複雑にならざるを得ず、その分、製造価格の
上昇を招くことになる。
【0006】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、複数の送信機及び複数の
受信機にそれぞれ特有のIDを割り当て、IDを付した
制御信号を用いることにより、各自走遊具の動作の制御
を個別の携帯型操作器の操作で正確に行うことができる
遠隔制御遊具装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による遠隔制御遊具装置は、送信機を搭載し
た複数の携帯型操作器と、受信機を搭載した複数の自走
遊具とからなり、複数の操作器を操作して複数の送信機
からそれぞれ制御信号を送信し、送信した制御信号を対
応する複数の受信機で受信し、複数の自走遊具の動作を
受信した制御信号の信号内容に応じて制御するものであ
って、複数の送信機及び複数の受信機にそれぞれ対応し
た固有のIDを割り当て、複数の送信機から出力される
制御信号にそれぞれ自己のIDを付して送信し、複数の
受信機は受信した制御信号に付されているIDが自己の
IDに一致したときだけその制御信号を受信する手段を
備える。
【0008】前記手段によれば、受信機を搭載した自走
遊具のそれぞれを、送信機を搭載した対応する携帯型操
作器の操作によって、個別かつ同時に制御動作させるた
め、複数の送信機及び複数の受信機に対応してそれぞれ
固有のIDを割り当て、それぞれの送信機においては、
出力される制御信号に自己のIDを付して送信し、それ
ぞれの受信機においては、受信した制御信号に付された
IDが自己のIDに一致したときだけその制御信号を受
信し、自走遊具を制御信号に重畳されているコマンドの
種別に応じた制御動作をさせるようにしているので、各
送信機における送信タイミング及び各受信機における受
信タイミングをそれぞれ正確に設定する必要がなくな
り、しかも、簡単な構成により各自走遊具を対応する携
帯型操作器の操作により個別に正確に動作制御させるこ
とができる。
【0009】前記手段において、複数の送信機の中の指
定した1つの送信機が同期信号を送信し、残りの送信機
が同期信号を受信するものであって、複数の送信機から
出力される制御信号の送信タイミングは、同期信号の送
信または受信時点に対してそれぞれ異なるように設定さ
れた手段(付加的手段)を備えることが好適である。
【0010】前記付加的手段を採用すれば、各自走遊具
の動作制御を対応する個別の携帯型操作器の操作によっ
て行う場合、前記手段で得られる機能に加え、複数の送
信機から出力される制御信号の送信タイミングを、同期
信号の送信または受信時点に対してそれぞれ異ならせる
ようにしているので、各自走遊具の動作制御を個別の携
帯型操作器の操作によりさらに正確に行うことができ
る。そして、この付加的手段においては、複数の送信機
から出力される制御信号の送信タイミングをそれぞれ個
別に設定すれば足り、複数の受信機側の受信タイミング
をそれぞれ設定する必要がないので、既知のこの種の遊
具に比べて、タイミングの設定を簡素化することができ
る。
【0011】前記各手段において、同期信号を送信する
1つの送信機を予め決められたIDが割り当てられたも
のを選択する手段を採用することが好ましい。
【0012】このような手段を採用すれば、複数の送信
機の各構成、及び、複数の受信機の各構成をそれぞれ完
全に同じものにすることが可能になり、この遠隔制御遊
具装置の製造プロセスを簡素化することができるととも
に、製造コストを低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明による遠隔制御遊具装置を
示すもので、この遠隔制御遊具装置の全体の構成を表す
概要図である。
【0015】図1に示されるように、本発明による遠隔
制御遊具装置は、複数(n)個の同一構成の携帯用操作
器10a、10b、10c、10d、… …、10n
と、携帯用操作器10a〜10nと同じ(n)個数の同
一構成の自走遊具11a、11b、11c、11d、…
…、11nとを備えている。この場合、各携帯用操作
器10a〜10nには、それぞれ、発光素子12a、1
2b、12c、12d、… …、12nと、第1受光素
子13a、13b、13c、13d、… …、13nと
が設けられており、各自走遊具11a〜11nには、そ
れぞれ第2受光素子14a、14b、14c、14d、
… …、14nが設けられている。
【0016】そして、各携帯用操作器10a〜10n
は、携帯できるとともに表面に設けられた手動スイッチ
(図1には図示なし)の操作ができるように、筐体が細
長形状になっており、筐体の一端部側面に発光素子12
a〜12nが露出状態に実装配置され、筐体の上面部に
第1受光素子13a〜13nが露出状態に実装配置され
ている。各自走遊具11a〜11nは、少なくとも胴体
部と頭部と2本の脚部(いずれも図1には記号の表示な
し)を備えているもので、後述する制御信号内のコマン
ドの種別に応じて2本の脚部が前側と後側に自在に移動
し、任意の方向に自走したり、ボール(図1には図示な
し)を転がしたりすることができるもので、頭部に第2
受光素子14a〜14nが露出状態に実装配置されてい
る。
【0017】また、図2は、図1に図示の携帯用操作器
10a〜10nに搭載された送信機Tの1つの実施の形
態を示すもので、その要部構成を表すブロック図であ
る。
【0018】図2に示されるように、この実施の形態に
よる送信機Tは、制御部1と、受信部2と、送信部3
と、コマンド形成部4と、ID形成部5と、同期信号発
生部6と、タイミング設定部7と、コマンド選択用スイ
ッチ8と、ID形成用ディップスイッチ9と、発光ダイ
オード(発光素子)12と、フォトトランジスタ(第1
受光素子)13とからなっている。
【0019】そして、受信部2は、入力端にフォトトラ
ンジスタ13が接続され、出力端が制御部1に接続され
る。送信部3は、入力端が制御部1に接続され、出力端
に発光ダイオード12が接続される。コマンド形成部4
は、コマンド選択用スイッチ8の各可動接点と制御部1
にそれぞれ接続される。ID形成部5は、ID形成用デ
ィップスイッチ9の各可動接点と同期信号発生部6と制
御部1にそれぞれ接続される。タイミング設定部7は、
制御部1に接続される。コマンド選択用スイッチ8は、
携帯用操作器(図2には記号の図示なし)の筐体表面に
露出状態に配置されているもので、携帯用操作器の操作
時に外部から操作できるものである。コマンド選択用ス
イッチ8は、実質的に並列接続された複数の切替スイッ
チからなり、各切替スイッチの固定接点側が接地接続さ
れている。このID形成用ディップスイッチ9は、通
常、携帯用操作器(図2には図示なし)の筐体内部に配
置されているが、操作時に筐体を通して外部から操作で
きるものである。このID形成用ディップスイッチ9
は、実質的に並列接続された複数の切替スイッチからな
り、各切替スイッチの固定接点側が接地接続されてい
る。発光ダイオード12及びフォトトランジスタ13
は、図1に示されるように、携帯用操作器(図2に記号
の図示なし)の筐体外部に露出状態に実装配置されてい
る。
【0020】さらに、図3は、図1に図示の自走遊具1
1a〜11nに搭載された受信機Rの1つの実施の形態
を示すもので、その要部構成を表すブロック図である。
【0021】図3に示されるように、この実施の形態に
よる受信機Rは、フォトトランジスタ(第2受光素子)
14と、制御部15と、受信部16と、ID検出部17
と、ID比較部18と、ID記憶部19と、ID形成用
ディップスイッチ20と、第1モータドライバ21と、
第2モータドライバ22と、第1モーター(M)23
と、第2モーター(M)24とからなっている。
【0022】そして、受信部16は、入力端にフォトト
ランジスタ14が接続され、出力端が制御部15に接続
される。ID検出部17は、入力端が受信部16に接続
され、出力端がID比較部18の一方の入力端に接続さ
れる。ID記憶部19は、ID形成用ディップスイッチ
20の各可動接点とID比較部18の他方の入力端にそ
れぞれ接続される。ID比較部18は、出力端が制御部
15に接続される。第1モータドライバ21は、入力端
が制御部15に接続され、出力端が第1モーター23に
接続される。第2モータドライバ22は、入力端が制御
部15に接続され、出力端が第2モーター24に接続さ
れる。ID形成用ディップスイッチ20は、通常、自走
遊具(図2には図示なし)の筐体内に配置されており、
操作時に自走遊具の外部から筐体を通して操作できるも
のである。このID形成用ディップスイッチ20は、実
質的に並列接続された複数の切替スイッチからなり、各
切替スイッチの固定接点側が接地接続されている。
【0023】次いで、図4は、複数(図4に図示の例で
は8個)の送信機Tにそれぞれ割り当てたIDと、複数
の送信機Tからそれぞれ出力される制御信号の送信タイ
ミングの一例を示す信号波形図である。
【0024】また、図5は、図4に図示される制御信号
の具体的内容の構成の一例を示す信号波形図である。
【0025】図4に示されるように、複数の送信機Tに
は、それぞれ異なるID、図4に図示の例では3ビット
の000、001、010、011、100、101、
110、111を割り当てており、図4に図示されてい
ないが、複数の送信機Tに対応するそれぞれの複数の受
信機Rにも、複数の送信機Tにそれぞれ割り当てたID
と同じID、図4に図示の例では3ビットの000、0
01、010、011、100、101、110、11
1を割り当てている。
【0026】図4に図示の例では、複数の送信機Tの中
の000のIDを割り当てた送信機Tがリーダー送信機
Tに選択されている。このリーダー送信機Tは、決めら
れた周期で同期信号(図4では斜線を付した負ビット部
分によって表している)を送信し、残りの送信機Tはリ
ーダー送信機が送信した同期信号を受信する。このと
き、複数の送信機Tから出力される制御信号(図4では
白抜き負ビット部分によって表している)は、リーダー
送信機Tは同期信号の送信に続いて制御信号を送信し、
残りの送信機Tは、送信機T毎に同期信号の受信時から
それぞれ異なる送信タイミングで時分割的に制御信号を
送信する。なお、各送信機Tにおける送信タイミングの
設定は、後述するようにタイミング設定部7によって設
定される。
【0027】また、図5に示されるように、複数の送信
機Tからそれぞれ送信される制御信号は、全体で13ビ
ットからなるもので、最初の1ビットがスタートビッ
ト、次の3ビットがIDビット、それに続く8ビットが
コマンドビット、最後の1ビットがエンドビットであ
る。この場合、IDビットは、複数の送信機Tに割り当
てられたそれぞれ異なる3ビットIDであり、コマンド
ビットは、第1モーター23及び/または第2モーター
24を選択的に駆動させ、複数の自走遊具の両脚部を片
方づつ前方向または後方向に移動させたり、同時に前方
向または後方向に移動させたりする8ビットコマンドで
ある。
【0028】続いて、複数の送信機Tにそれぞれ固有の
IDを割り当てる手法及び複数の受信機Rにそれぞれ固
有のIDを割り当てる手法について説明する。
【0029】複数の送信機TへのIDの割り当ては、図
2に図示されるように、ID形成用ディップスイッチ9
を個別に手動で開閉し、その送信機Tに割り当てられる
3ビットIDをID形成部5に形成させ、形成した3ビ
ットIDをID形成部5に記憶させる。同じように、複
数の受信機RへのIDの割り当ては、図3に図示される
ように、ID形成用ディップスイッチ20を個別に手動
で開閉し、その受信機Rに割り当てられる3ビットID
を形成した後、形成した3ビットIDをID記憶部19
に記憶させる。このような手法により、1つの送信機T
と1つの受信機Rからなる組には同じ3ビットIDが割
り当てられ、しかも、この3ビットIDは、1つの送信
機Tと1つの受信機Rからなる他の組にそれぞれ割り当
てられた3ビットIDとそれぞれ異なるものになる。
【0030】ここで、図1乃至図5を参照して、この実
施の形態による遠隔制御遊具装置の動作について説明す
る。
【0031】リーダー送信機Tは、ID形成部5に3ビ
ットID000が記憶され、ID形成部5に3ビットI
D000が記憶されたことにより、同期信号発生部6が
能動状態になり、タイミング設定部7のタイミングがほ
ぼ0に設定されている。同期信号発生部6が決められた
周期で同期信号を発生すると、その同期信号は、ID形
成部5を通して制御部1に印加される。制御部1は、印
加された同期信号を送信部3に供給し、送信部3は供給
された同期信号を赤外線に載せて発光ダイオード12か
ら送信する。このとき、リーダー送信機Tのコマンド選
択用スイッチ8の中のいずれかのスイッチが選択されて
いる場合、同期信号の送信に引き続いて、制御部1は、
1ビットのスタートビットと、ID形成部5から供給さ
れた3ビットのIDビットと、コマンド形成部4からコ
マンド選択用スイッチ8の中の選択されたスイッチに対
応した8ビットのコマンドビットと、1ビットのエンド
ビットとからなる制御信号を送信部3に供給し、送信部
3は供給された制御信号を赤外線に載せて発光ダイオー
ド12から送信する。そして、リーダー送信機Tから送
信された同期信号は赤外線に載せられてリーダー送信機
T以外の送信機Tに伝送され、制御信号は赤外線に載せ
られて全ての受信機Rに伝送される。
【0032】一方、リーダー送信機T以外の送信機T
(以下、通常の送信機Tという)は、ID形成部5に3
ビットID000以外の3ビットID、例えば001、
010等が記憶されていることから、同期信号発生部6
が非能動状態になり、タイミング設定部7のタイミング
は他の送信機Tと異なるタイミングになるようにそれぞ
れ設定されている。各通常の送信機Tは、リーダー送信
機Tが送信した赤外線に載せられた同期信号をフォトト
ランジスタ13で受信し、受信部2で受信した同期信号
を再生抽出し、制御部1に供給する。制御部1は、コマ
ンド選択用スイッチ8の中のいずれかのスイッチが選択
されている場合、同期信号を受信した時点からタイミン
グ設定部7に設定されている送信タイミングに達するか
否かを監視し、その送信タイミングに達したとき、1ビ
ットのスタートビットと、ID形成部5から供給された
3ビットのIDビットと、コマンド形成部4からコマン
ド選択用スイッチ8の中の選択されたスイッチに対応し
た8ビットのコマンドビットと、1ビットのエンドビッ
トとからなる制御信号を送信部3に供給する。送信部3
は、供給された制御信号を赤外線に載せて発光ダイオー
ド12から送信し、この制御信号が赤外線に載せられて
全ての受信機Rに伝送される。
【0033】この場合、通常の送信機Tは、コマンド選
択用スイッチ8の中のいずれかのスイッチが選択されて
いる場合、制御信号を送信するが、図4に図示されてい
るように、各通常の送信機Tのタイミング設定部7に設
定されている送信タイミングが異なっているので、リー
ダー送信機Tからの制御信号の送信を含めて、制御信号
の送信が時間的に重なり合うことがない。
【0034】また、各受信機Rは、リーダー送信機T及
び各通常の送信機Tが制御信号を送信する度に、フォト
トランジスタ14が制御信号を載せた赤外線を受信し、
受信部16で受信した制御信号を再生抽出する。このと
き、抽出した制御信号の中の3ビットIDがID検出部
17で検出され、8ビットのコマンドビットを含む制御
信号が制御部15に供給される。ID比較部18は、I
D検出部17で検出した3ビットIDと、ID記憶部1
9に記憶されている自己に割り当てられた3ビットID
とを比較し、その比較の結果、3ビットIDが一致した
とき、一致信号を制御部15に供給し、3ビットIDが
不一致であるとき、不一致信号を制御部15に供給す
る。
【0035】制御部15は、ID比較部18から一致信
号が供給されたとき、受信部16から供給された制御信
号が対応する送信機Tから送信された制御信号であると
判断し、その制御信号のコマンドビットをデコードし、
そのデコード結果に対応して、第1モータドライバ21
及び/または第2モータドライバ22を駆動または非駆
動状態にし、この受信機Rが搭載された自走遊具、例え
ば11bをコマンドビットの内容に対応した方向に移動
させるかまたは移動させない。
【0036】一方、制御部15は、ID比較部18から
不一致信号が供給されたとき、受信部16から供給され
た制御信号が対応する送信機Tから送信された制御信号
でないと判断し、その制御信号のコマンドビットをデコ
ードすることなく廃棄する。このため、第1モータドラ
イバ21及び第2モータドライバ22は駆動されず、こ
の受信機Rが搭載された自走遊具、例えば11bはいず
れの方向にも移動しない。
【0037】ところで、この実施の形態による遠隔制御
遊具装置においては、複数の送信機Tが同じ構成のもの
からなっており、同様に、複数の受信機Rが同じ構成の
ものからなっているので、遠隔制御遊具装置の製造プロ
セスを簡素化することが可能になり、その製造コストを
安価にすることができる。
【0038】なお、前記実施の形態による遠隔制御遊具
装置においては、受信機Rを搭載した自走遊具11a〜
11nのそれぞれを、送信機Tを搭載した対応する携帯
型操作器10a〜10nの操作によって、個別かつ同時
に制御動作させるため、複数の送信機T及び複数の受信
機Rに対応してそれぞれ固有のIDを割り当てる手段
と、複数の送信機から出力される制御信号の送信タイミ
ングを、同期信号の送信または受信時点に対してそれぞ
れ異ならせる手段とを併用した例を挙げて説明している
が、本発明による遠隔制御遊具装置は、これら2つの手
段を併用している場合に限られるものではなく、前記固
有のIDを割り当てる手段を採用するだけであっても、
十分に所期の作用を達成することができるものである。
【0039】また、前記実施の形態による遠隔制御遊具
装置においては、同期信号及び制御信号を赤外線に載せ
て伝送する例を挙げて説明したが、本発明による同期信
号及び制御信号の伝送形態は赤外線に載せて伝送する場
合に限るものではなく、他の伝送形態、例えば電波に載
せて伝送するようにしてもよい。ただし、同期信号及び
制御信号の伝送形態として赤外線を用いる場合は、送信
機Tや受信機Rの製造コストを安価にできるという利点
がある。
【0040】さらに、前記実施の形態による遠隔制御遊
具装置においては、各自走遊具11a〜11nが全体と
してサッカー競技を行うものである例を挙げて説明した
が、本発明による遠隔制御遊具装置は、サッカー競技を
行うものに限られず、サッカー競技に類似した動作を行
う他の競技、例えばバトル相撲競技等に利用することが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、複数の送信機及び複数の受信機に対応し
てそれぞれ固有のIDを割り当て、それぞれの送信機に
おいては、出力される制御信号に自己のIDを付して送
信し、それぞれの受信機においては、受信した制御信号
に付されたIDが自己のIDに一致したときだけその制
御信号を受信し、自走遊具を制御信号に重畳されている
コマンドの種別に応じた制御動作をさせるようにしてい
るので、各送信機における送信タイミング及び各受信機
における受信タイミングをそれぞれ正確に設定する必要
がなくなり、しかも、簡単な構成により各自走遊具を対
応する携帯型操作器の操作により個別に正確に動作制御
させることができるという効果がある。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明で得られる機能に加え、複数の送信
機から出力される制御信号の送信タイミングを、同期信
号の送信または受信時点に対してそれぞれ異ならせるよ
うにしているので、各自走遊具の動作制御を個別の携帯
型操作器の操作によりさらに正確に行うことができると
いう効果を有するとともに、複数の送信機から出力され
る制御信号の送信タイミングをそれぞれ個別に設定すれ
ば足り、複数の受信機側の受信タイミングをそれぞれ設
定する必要がないので、既知のこの種の遊具に比べて、
タイミングの設定を簡素化することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔制御遊具装置を示すもので、
この遠隔制御遊具装置の全体の構成を表す概要図であ
る。
【図2】図1に図示の携帯用操作器に搭載された送信機
の1つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表す
ブロック図である。
【図3】図1に図示の自走遊具に搭載された受信機の1
つの実施の形態を示すもので、その要部構成を表すブロ
ック図である。
【図4】図1に図示の遠隔制御遊具装置において、複数
の送信機からそれぞれ出力される制御信号の送信タイミ
ングの一例を示す信号波形図である。
【図5】図4に図示された制御信号の具体的構成の一例
を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1、15 制御部 2、16 受信部 3 送信部 4 コマンド形成部 5 ID形成部 6 同期信号発生部 7 タイミング設定部 8 コマンド選択用スイッチ 9、20 ID形成用ディップスイッチ 10a〜10n 携帯用操作器 11a〜11n 自走遊具 12、12a〜12n 発光ダイオード(発光素子) 13、13a〜13n フォトトランジスタ(第1受光
素子) 14、14a〜14n フォトトランジスタ(第2受光
素子) 17 ID検出部 18 ID比較部 19 ID記憶部 21 第1モータドライバ 22 第2モータドライバ 23 第1モーター(M) 24 第2モーター(M)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機を搭載した複数の携帯型操作器
    と、受信機を搭載した複数の自走遊具とからなり、前記
    複数の操作器を操作して前記複数の送信機からそれぞれ
    制御信号を送信し、送信した制御信号を対応する前記複
    数の受信機で受信し、前記複数の自走遊具の動作を受信
    した制御信号の信号内容に応じて制御する遠隔制御遊具
    装置において、前記複数の送信機及び前記複数の受信機
    にそれぞれ対応した固有のIDを割り当て、前記複数の
    送信機から出力される制御信号にそれぞれ自己のIDを
    付して送信し、前記複数の受信機は受信した制御信号に
    付されているIDが自己のIDに一致したときだけその
    制御信号を受信することを特徴とする遠隔制御遊具装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数の送信機の中の指定した1つの
    送信機が同期信号を送信し、残りの送信機が前記同期信
    号を受信するもので、前記複数の送信機から出力される
    制御信号の送信タイミングは、前記同期信号の送信また
    は受信時点に対してそれぞれ異なるように設定されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御遊具装
    置。とともに、
  3. 【請求項3】 前記同期信号を送信する1つの送信機
    は、予め決められたIDが割り当てられたものであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の遠隔制御遊具装置。
  4. 【請求項4】 前記制御信号及び前記同期信号は、それ
    ぞれ赤外線に載せて送信されることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の遠隔制御遊具装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の送信機は同一構成のものであ
    り、前記複数の受信機も同一構成のものであることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の遠隔制御遊
    具装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の自走遊具は、サッカー競技を
    行う遊具であることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の遠隔制御遊具装置。
JP2000329116A 2000-10-27 2000-10-27 遠隔制御遊具装置 Pending JP2002135861A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000329116A JP2002135861A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 遠隔制御遊具装置
TW90126649A TWI225800B (en) 2000-10-27 2001-10-26 Remotely controlled play equipment system
CNB011313927A CN1191878C (zh) 2000-10-27 2001-10-29 远程控制游戏机装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000329116A JP2002135861A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 遠隔制御遊具装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002135861A true JP2002135861A (ja) 2002-05-10

Family

ID=18805853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000329116A Pending JP2002135861A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 遠隔制御遊具装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2002135861A (ja)
CN (1) CN1191878C (ja)
TW (1) TWI225800B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101257326B (zh) * 2007-02-27 2011-11-23 深圳Tcl新技术有限公司 一种无线发射盒和无线接收盒配对的方法及系统
CN109200600A (zh) * 2018-11-06 2019-01-15 广东乐博士教育装备有限公司 智能积木系统及数据传输方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4021279B2 (ja) * 2002-08-12 2007-12-12 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 遠隔操作システム並びにその送信機及び駆動機器
CN112459233A (zh) * 2020-11-17 2021-03-09 江苏嘉龙电力设备有限公司 一种建筑用阻燃型钢结构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101257326B (zh) * 2007-02-27 2011-11-23 深圳Tcl新技术有限公司 一种无线发射盒和无线接收盒配对的方法及系统
CN109200600A (zh) * 2018-11-06 2019-01-15 广东乐博士教育装备有限公司 智能积木系统及数据传输方法
CN109200600B (zh) * 2018-11-06 2023-11-17 广东乐博士教育装备有限公司 智能积木系统及数据传输方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN1191878C (zh) 2005-03-09
TWI225800B (en) 2005-01-01
CN1350877A (zh) 2002-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4924216A (en) Joystick controller apparatus
KR100468879B1 (ko) 게임기시스템및게임기를위한중계기
CN1318112C (zh) 遥控系统
JP2002135861A (ja) 遠隔制御遊具装置
KR100848729B1 (ko) 원격 조작 시스템과 그 시스템에 이용하는 송신기 및 주변기기
JPH06205010A (ja) ワイヤレス通信装置およびこの装置を用いたゲーム機
JP3788590B2 (ja) 遠隔操作システム及びその駆動機器
JP3784634B2 (ja) 遠隔制御遊具装置
GB2270601A (en) Two-player IR remote control
AU2002337503A1 (en) Remote control system and moving machine thereof
US20080232811A1 (en) Infrared remote control system and method
US10245521B2 (en) Speech remote control device
WO2000028501A1 (en) Multiple infrared control arrangements
KR100552624B1 (ko) 로봇 경기 제어시스템 및 그 운영방법
KR200330469Y1 (ko) 로봇 경기 제어시스템
JPH0747175A (ja) 遠隔操作機器
JPH037189A (ja) ビデオゲームの遠隔操作装置
JPH062383Y2 (ja) リモートコントロール送信機内蔵の音響機器
JP2002281572A (ja) リモコン波形出力装置、学習リモコン装置、及び学習リモコンシステム
JPH09130869A (ja) リモートコントロールシステム
JPH0854928A (ja) リモート制御装置
JPH075689U (ja) テレビゲーム機
JP2005152517A (ja) リモコン玩具セット
JPS63290097A (ja) 学習リモ−トコントロ−ル装置
JP2003338853A (ja) 識別データ新規作成等の手段を備えた送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607