JP2002281572A - リモコン波形出力装置、学習リモコン装置、及び学習リモコンシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 学習リモコンシステムにおいて、リモコン波
形データを一括して送受信することにより、リモコン学
習操作時の操作性向上を図る。 【解決手段】 学習リモコンシステムにおいて、リモコ
ン波形出力装置１００は、出力選択部１０２でのリモコ
ン波形データの送信モード判定に従い、一括波形データ
の送信モードの場合は、データ格納領域Ａ１０４に格納
された一括波形データを読み出して一括波形出力部１０
３より出力選択部１０２を経て送信部１０８から一括送
信する。学習リモコン装置２００は、入出力選択部２０
２で一括波形データの受信モードを判定し、一括送信さ
れたリモコン波形データを受信部２０９で受信して、一
括波形データ解析部２０３により一括波形データを解析
してリモコン波形データをデータ格納領域Ａ２０４に記
憶する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線等によるリ
モコン制御信号を送信して電子機器を制御するリモコン
装置に関し、詳しくは、学習用のリモコン波形データを
出力するリモコン波形出力装置、リモコン波形データを
記憶して送信可能な学習リモコン装置、及びこれらのリ
モコン波形出力装置と学習リモコン装置を有してリモコ
ン波形データの記憶を行う学習リモコンシステムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】複数の電子機器や、異なるメーカの電子
機器を１台のリモコンで共用して操作するために、専用
リモコン又はリモコン波形出力装置からのリモコン波形
を受信して記憶することによって、対象となる複数の電
子機器のリモコン機能を実現できる学習リモコン装置が
知られている。

【０００３】このような学習リモコン装置における学習
操作について説明する。始めに、学習リモコンのモード
切替スイッチを学習モードに切り替える。そして、電子
機器の専用リモコンの所定機能のボタンを操作してリモ
コン信号を発信させ、リモコン信号を学習リモコンに受
信させる。次いで、学習リモコン上でその機能を割り当
てる操作ボタンを押下する。これにより、学習リモコン
に設けられたメモリに、その操作ボタンのキーに対応す
る操作機能及びリモコン波形データが格納される。こう
してある一つの機能の学習が終了すると、他の機能につ
いても、同様な操作を繰り返す。一つの電子機器につい
てリモコン操作を行う機能すべての学習が完了すると、
引き続き別の電子機器の専用リモコンを用いて、上記と
同様な学習操作を繰り返す。また、リモコン波形出力装
置を用いる場合も同様に、リモコン波形出力装置からリ
モコン信号を順次発信して学習リモコンにリモコン波形
を記憶させる。このようにリモコン波形を記憶した学習
リモコン１台によって、複数の電子機器のリモコン操作
が可能になる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
学習リモコン装置では、電子機器の機能ごとに学習操作
を繰り返す必要がある。したがって、リモコン操作を行
う電子機器や機能が多くなるほど、ボタンの操作回数と
操作手順が増え、リモコン波形の学習操作に非常に手間
や時間がかかり、煩雑になるという問題点があった。

【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、リモコン波形データを一括して記憶さ
せることができ、学習操作の簡略化を図ることが可能な
リモコン波形出力装置、学習リモコン装置、及び学習リ
モコンシステムを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、第１に、リモ
コン制御用のリモコン波形データを記憶する学習リモコ
ンシステムにおけるリモコン波形出力装置であって、所
定の機能に対応するリモコン波形データを複数有する波
形データ群である一括波形データを格納する一括波形デ
ータ格納手段と、前記格納された一括波形データを含む
リモコン波形データを送信する波形データ送信手段と、
を備えたリモコン波形出力装置を提供する。

【０００７】第２に、前記構成においてさらに、所定の
機能に対応するリモコン波形データである単発波形デー
タを格納する単発波形データ格納手段と、前記一括波形
データと前記単発波形データとを選択して出力する波形
データ出力選択手段とを備えたことを特徴とする。

【０００８】第３に、前記一括波形データは、所定の機
能に対応する単発波形データの特徴を表したデータであ
る圧縮波形データを複数有してなる波形データ群である
ことを特徴とする。

【０００９】また、第４に、リモコン制御用のリモコン
波形データを記憶する学習リモコンシステムにおける学
習リモコン装置であって、記憶用に送信されたリモコン
波形データを受信する波形データ受信手段と、前記受信
したリモコン波形データにおいて所定の機能に対応する
リモコン波形データを複数有する波形データ群である一
括波形データを解析する一括波形データ解析手段と、前
記解析した一括波形データを含むリモコン波形データを
記憶するリモコン波形データ記憶手段と、を備えた学習
リモコン装置を提供する。

【００１０】第５に、前記構成においてさらに、前記受
信したリモコン波形データにおいて所定の機能に対応す
るリモコン波形データである単発波形データを解析する
単発波形データ解析手段と、前記一括波形データと前記
単発波形データとを選択して入力する波形データ入力選
択手段とを備えたことを特徴とする。

【００１１】第６に、前記一括波形データは、所定の機
能に対応する単発波形データの特徴を表したデータであ
る圧縮波形データを複数有してなる波形データ群である
ことを特徴とする。

【００１２】また、第７に、リモコン制御用のリモコン
波形データを記憶する学習リモコンシステムであって、
上記第１〜第３のいずれかに記載のリモコン波形出力装
置と、上記第４〜第６のいずれかに記載の学習リモコン
装置とを備えてなる学習リモコンシステムを提供する。

【００１３】また、第８に、リモコン制御用のリモコン
波形データを記憶する学習リモコンシステムにおけるリ
モコン波形出力方法であって、所定の機能に対応するリ
モコン波形データを複数有する波形データ群である一括
波形データを含む、リモコン波形データを格納する波形
データ格納手順と、前記格納された一括波形データを含
むリモコン波形データを読み出して所定単位で一括送信
する波形データ送信手順と、を有するリモコン波形出力
方法を提供する。

【００１４】また、第９に、リモコン制御用のリモコン
波形データを記憶する学習リモコンシステムにおけるリ
モコン波形学習方法であって、所定の機能に対応するリ
モコン波形データを複数有する波形データ群である一括
波形データを含む、記憶用に送信されたリモコン波形デ
ータを所定単位で一括受信する波形データ受信手順と、
前記受信した一括波形データを含むリモコン波形データ
を解析する波形データ解析手順と、前記解析した一括波
形データを含むリモコン波形データを記憶する波形デー
タ記憶手順と、を有するリモコン波形学習方法を提供す
る。

【００１５】上記構成又は手順により、リモコン波形デ
ータを記憶する学習操作において、リモコン波形データ
の一括送信が可能になるので、操作手順が簡単となり、
学習操作に手間がかからず、操作性が格段に向上する。

【００１６】また、学習操作において、一括して送信さ
れるリモコン波形データの一括受信が可能になるので、
操作手順が簡単となり、学習操作に手間がかからず、操
作性が格段に向上する。

【００１７】また、一括波形データにおいて、単発波形
データの特徴を表したデータとして符号化等を行った圧
縮波形データを用いることにより、メモリ容量の節減や
処理の高速化が図れる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。

【００１９】図１は、本発明の実施形態に係る学習リモ
コンシステムの構成を示すブロック図である。本実施形
態に係る学習リモコンシステムは、リモコン波形出力装
置１００と、学習リモコン装置２００とを有している。
本実施形態では、リモコン波形の学習操作時に、各機能
に対応した単独の波形データである単発波形データと複
数の機能をまとめた波形データである一括波形データの
いずれかを用いるようになっている。これらの波形デー
タについては後述する。

【００２０】リモコン波形出力装置１００は、リモコン
波形データの送信モードを制御するための選択信号１０
１に基づいてリモコン波形データの出力を選択する出力
選択部１０２、一括波形データを出力する一括波形出力
部１０３、一括波形データが格納されたデータ格納領域
Ａ１０４、単発波形データを出力する単発波形出力部１
０５、単発波形データが格納されたデータ格納領域Ｂ１
０６、リモコン波形信号を送信する送信部１０８を有し
て構成される。図中の破線はデータ経路を示している。
選択信号１０１は、図示しない操作部におけるモード選
択操作などによって入力されるようになっている。

【００２１】ここで、単発波形データと一括波形データ
の一例を図２及び図３に示す。一般にリモコン波形デー
タは、ヘッダ、メーカや電子機器及びリモコン操作機能
を識別するデータ列、及びフッタからなるデータのパル
ス列により構成される。図２（Ａ）に示すように、一つ
の機能ごとに独立したリモコン波形データをここでは単
発波形データと称する。また、図３に示すように、複数
の単発波形データを連続させたような、例えば電子機器
ごとで複数の単発波形データをまとめたものをここでは
一括波形データと称する。一括波形データは、例えば図
２（Ｂ）に示すようなそれぞれの単発波形データの特徴
を示すデータを抽出してこれを符号化した圧縮波形デー
タを生成し、この圧縮波形データにフレームスペースを
挿入しながら複数連結したもので形成される。このよう
に圧縮波形データを用いることでメモリ容量の節減を図
ることができ、より好適である。

【００２２】学習リモコン装置２００は、リモコン波形
データの受信モード及びリモコン操作モードを制御する
ための選択信号２０１に基づいてリモコン波形データの
入出力を選択する入出力選択部２０２、受信した一括波
形データを解析する一括波形データ解析部２０３、解析
した一括波形データを格納するデータ格納領域Ａ２０
４、受信した単発波形データを解析する単発波形データ
解析部２０５、解析した単発波形データを格納するデー
タ格納領域Ｂ２０６、データ格納領域Ａ２０４又はデー
タ格納領域Ｂ２０６からリモコン波形データを読み出し
てリモコン信号を生成するリモコン信号出力部２０７、
リモコン波形出力装置１００からのリモコン波形信号を
受信する受信部２０９、リモコン操作を行う電子機器に
対してリモコン信号を発信するリモコン送信部２１０を
有して構成される。図中の破線はデータ経路を示してい
る。選択信号２０１は、図示しない操作部におけるモー
ド選択操作などによって入力されるようになっている。

【００２３】なお、一括波形データを格納するデータ格
納領域を設けないようにして、受信・解析した一括波形
データを単発波形データに分解して格納するようにして
もよい。この場合、さらなるメモリ容量の節減を図るこ
とができ、より好適である。

【００２４】次に、上記のように構成された学習リモコ
ンシステムのリモコン波形出力装置１００の動作につい
て、図１のブロック図に加え、図４のフローチャートを
参照しながら説明する。

【００２５】まず、図４のステップＳ２０１において、
出力選択部１０２は図示しない操作部の操作により入力
される選択信号１０１に基づいて、送信するリモコン波
形データのモードが一括波形データであるかを判定す
る。一括波形データを送信する場合は、ステップＳ２０
３において、一括波形出力部１０３によりデータ格納領
域Ａ１０４に格納された一括波形データを読み出し、デ
ータ経路及び出力選択部１０２を介して送信部１０８に
伝送する。そして、送信部１０８で変調等を行って赤外
線等によるリモコン波形信号を出力し、有線又は無線に
よるリモコン波形信号の通信経路３００を経由して学習
リモコン装置２００に送信する。

【００２６】ここで、データ格納領域Ａ１０４に格納さ
れている波形データが圧縮波形データの場合は、そのま
ま圧縮波形データが連続してなる一括波形データの形式
で送信すればよい。あるいは、圧縮波形データを一括波
形出力部１０３において復号化して単発波形データが連
続してなる一括波形データの形式としてから送信しても
よい。

【００２７】また、ステップＳ２０１における判定結果
において一括波形データの送信モードでない場合は、ス
テップＳ２０２において単発波形データであるかを判定
する。そして、単発波形データを送信する場合は、ステ
ップＳ２０４において、図示しない操作部を操作して得
られるリモコン機能の選択信号１０１に基づき、単発波
形出力部１０５によりデータ格納領域Ｂ１０６に格納さ
れた単発波形データを読み出し、データ経路及び出力選
択部１０２を介して送信部１０８に伝送する。そして、
送信部１０８で変調等を行って赤外線等によるリモコン
波形信号を出力し、有線又は無線による通信経路３００
を経由して学習リモコン装置２００に送信する。この場
合は、複数の機能を学習させるときには各機能ごとに単
発波形データの送信手順を繰り返す。

【００２８】ステップＳ２０２において、単発波形デー
タの送信モードでない場合、すなわち一括波形データと
単発波形データのいずれの送信でもない場合は、処理を
終了する。なお、送信モードの判定は選択信号１０１で
行う代わりに、一括波形出力部１０３又は単発波形出力
部１０５のいずれかから出力される波形データ自体によ
って判定することも可能である。

【００２９】次に、本実施形態における学習リモコンシ
ステムの学習リモコン装置２００の動作について、図１
のブロック図に加え、図５のフローチャートを参照しな
がら説明する。

【００３０】まず、図５のステップＳ３０１において、
入出力選択部２０２は図示しない操作部の操作により入
力される選択信号２０１に基づいて、受信するリモコン
波形データのモードが一括波形データであるかを判定す
る。一括波形データを受信する場合は、ステップＳ３０
４において、受信部２０９で復調等を行って受信した一
括波形データを入出力選択部２０２及びデータ経路を介
して一括波形データ解析部２０３に送り、一括波形デー
タ解析部２０３において一括波形データの解析を行い、
得られた波形データ群をデータ格納領域Ａ２０４に格納
する。

【００３１】ここで、一括波形データが圧縮波形データ
の形式で送られてきた場合は、一括波形データ解析部２
０３において解析してそのまま圧縮波形データの形で格
納するか、あるいは圧縮波形データを一括波形データ解
析部２０３において復号化してから単発波形データが連
続した形で格納してもよい。また、一括波形データが連
続した単発波形データの形式で送られてきた場合は、一
括波形データ解析部２０３において解析してそのまま連
続した単発波形データの形で格納するか、あるいは一括
波形データ解析部２０３において符号化してから圧縮波
形データの形で格納してもよい。

【００３２】また、ステップＳ３０１における判定結果
において一括波形データの受信モードでない場合は、ス
テップＳ３０２において単発波形データであるかを判定
する。そして、単発波形データを受信する場合は、ステ
ップＳ３０５において、受信部２０９で復調等を行って
受信した単発波形データを入出力選択部２０２及びデー
タ経路を介して単発波形データ解析部２０５に送り、単
発波形データ解析部２０５において単発波形データの解
析を行い、得られた波形データをデータ格納領域Ｂ２０
６に格納する。なお、受信モードの判定は選択信号２０
１で行う代わりに、入出力選択部２０２に入力される受
信波形データ自体によって判定することも可能である。

【００３３】さらに、ステップＳ３０２において、単発
波形データの受信モードでない場合、すなわち一括波形
データと単発波形データのいずれの受信でもない場合
は、ステップＳ３０３において電子機器をリモコン操作
するリモコン操作モードであるかを判定する。リモコン
操作モードの場合は、図示しない操作部で操作されたキ
ー入力にしたがってリモコン信号出力部２０７によりデ
ータ格納領域Ａ２０４又はデータ格納領域Ｂ２０６から
対応する波形データを読み出し、データ経路及び入出力
選択部２０２を介してリモコン送信部２１０に伝送す
る。そして、リモコン送信部２１０で変調等を行って赤
外線等によるリモコン信号を出力し、リモコン制御対象
の電子機器へ向けて送信する。

【００３４】ステップＳ３０３において、リモコン操作
モードでない場合、すなわち一括波形データと単発波形
データのいずれの受信でもリモコン操作でもない場合
は、処理を終了する。

【００３５】上述したように、本実施形態では、リモコ
ン波形出力装置において、リモコン波形データを一括波
形データとして送信することにより、リモコン波形の学
習操作時に一括して波形データを送信できるので、操作
手順が簡単となり、手間を省略できる。また、学習操作
時の作業時間も短くなり、従来に比して操作性を格段に
向上できる。さらに、単発波形データの特徴を符号化し
た圧縮波形データとして格納しておき、このデータをそ
のまま又は復号化して送信することにより、メモリ容量
の節減と、それに伴う装置の低価格化が可能となる。

【００３６】また、単発波形データを送信するモードを
備えることにより、電子機器の任意の機能についてのリ
モコン波形の学習操作が随時可能になり、例えばリモコ
ン機能の追加や変更等が容易に可能であり、融通性が向
上する。

【００３７】また、学習リモコン装置では、リモコン波
形データを一括波形データとして受信して格納できるよ
うになっているため、リモコン波形の学習操作時に一括
して波形データを記憶でき、リモコン操作の学習を行う
電子機器が多くなっても操作回数と操作手順が大幅に増
えることはなく、操作手順を簡略化できる。また、学習
操作時の作業時間も短縮でき、従来に比して操作性を格
段に向上できる。さらに、取り込んだ波形データを圧縮
波形データの形式で格納することにより、メモリ容量を
節減でき、学習リモコン装置の低価格化が可能となる。

【００３８】また、単発波形データを受信するモードを
備えることにより、電子機器の任意の機能についてのリ
モコン波形の学習操作が随時可能になり、例えばリモコ
ン機能の追加や変更等が容易に可能であり、融通性が向
上する。

【００３９】以上のように、本実施形態によれば、リモ
コン波形出力装置と学習リモコン装置との間でリモコン
波形データの一括送受信が可能であり、複数の機能につ
いてのリモコン波形データを一括して記憶させることが
できるため、従来の機能ごとの逐次的な学習操作に比
べ、作業の効率化を図ることができる。

【００４０】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
モコン波形データを一括して記憶させることができ、学
習操作の簡略化を図ることが可能なリモコン波形出力装
置、学習リモコン装置、及び学習リモコンシステムを提
供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係る学習リモコンシステム
の構成を示すブロック図である。

【図２】単発波形データ及びその圧縮波形データの一例
を示す図である。

【図３】一括波形データの一例を示す図である。

【図４】本実施形態の学習リモコンシステムにおけるリ
モコン波形出力装置の動作を示すフローチャートであ
る。

【図５】本実施形態の学習リモコンシステムにおける学
習リモコン装置の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１００ リモコン波形出力装置 １０１ 選択信号 １０２ 出力選択部 １０３ 一括波形出力部 １０４ データ格納領域Ａ １０５ 単発波形出力部 １０６ データ格納領域Ｂ １０８ 送信部 ２００ 学習リモコン装置 ２０１ 選択信号 ２０２ 入出力選択部 ２０３ 一括波形データ解析部 ２０４ データ格納領域Ａ ２０５ 単発波形データ解析部 ２０６ データ格納領域Ｂ ２０７ リモコン信号出力部 ２０９ 受信部 ２１０ リモコン送信部 ３００ 通信経路

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リモコン制御用のリモコン波形データを
   記憶する学習リモコンシステムにおけるリモコン波形出
   力装置であって、 所定の機能に対応するリモコン波形データを複数有する
   波形データ群である一括波形データを格納する一括波形
   データ格納手段と、 前記格納された一括波形データを含むリモコン波形デー
   タを送信する波形データ送信手段と、 を備えたことを特徴とするリモコン波形出力装置。
2. 【請求項２】 所定の機能に対応するリモコン波形デー
   タである単発波形データを格納する単発波形データ格納
   手段と、 前記一括波形データと前記単発波形データとを選択して
   出力する波形データ出力選択手段とを備えたことを特徴
   とする請求項１記載のリモコン波形出力装置。
3. 【請求項３】 前記一括波形データは、所定の機能に対
   応する単発波形データの特徴を表したデータである圧縮
   波形データを複数有してなる波形データ群であることを
   特徴とする請求項１又は２に記載のリモコン波形出力装
   置。
4. 【請求項４】 リモコン制御用のリモコン波形データを
   記憶する学習リモコンシステムにおける学習リモコン装
   置であって、 記憶用に送信されたリモコン波形データを受信する波形
   データ受信手段と、 前記受信したリモコン波形データにおいて所定の機能に
   対応するリモコン波形データを複数有する波形データ群
   である一括波形データを解析する一括波形データ解析手
   段と、 前記解析した一括波形データを含むリモコン波形データ
   を記憶するリモコン波形データ記憶手段と、 を備えたことを特徴とする学習リモコン装置。
5. 【請求項５】 前記受信したリモコン波形データにおい
   て所定の機能に対応するリモコン波形データである単発
   波形データを解析する単発波形データ解析手段と、 前記一括波形データと前記単発波形データとを選択して
   入力する波形データ入力選択手段とを備えたことを特徴
   とする請求項４記載の学習リモコン装置。
6. 【請求項６】 前記一括波形データは、所定の機能に対
   応する単発波形データの特徴を表したデータである圧縮
   波形データを複数有してなる波形データ群であることを
   特徴とする請求項４又は５に記載の学習リモコン装置。
7. 【請求項７】 リモコン制御用のリモコン波形データを
   記憶する学習リモコンシステムであって、請求項１〜３
   のいずれかに記載のリモコン波形出力装置と、請求項４
   〜６のいずれかに記載の学習リモコン装置とを備えてな
   ることを特徴とする学習リモコンシステム。
8. 【請求項８】 リモコン制御用のリモコン波形データを
   記憶する学習リモコンシステムにおけるリモコン波形出
   力方法であって、 所定の機能に対応するリモコン波形データを複数有する
   波形データ群である一括波形データを含む、リモコン波
   形データを格納する波形データ格納手順と、 前記格納された一括波形データを含むリモコン波形デー
   タを読み出して所定単位で一括送信する波形データ送信
   手順と、 を有することを特徴とするリモコン波形出力方法。
9. 【請求項９】 リモコン制御用のリモコン波形データを
   記憶する学習リモコンシステムにおけるリモコン波形学
   習方法であって、 所定の機能に対応するリモコン波形データを複数有する
   波形データ群である一括波形データを含む、記憶用に送
   信されたリモコン波形データを所定単位で一括受信する
   波形データ受信手順と、 前記受信した一括波形データを含むリモコン波形データ
   を解析する波形データ解析手順と、 前記解析した一括波形データを含むリモコン波形データ
   を記憶する波形データ記憶手順と、 を有することを特徴とするリモコン波形学習方法。