JPH0854928A - リモート制御装置 - Google Patents

リモート制御装置

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Publication number
JPH0854928A
JPH0854928A JP6211746A JP21174694A JPH0854928A JP H0854928 A JPH0854928 A JP H0854928A JP 6211746 A JP6211746 A JP 6211746A JP 21174694 A JP21174694 A JP 21174694A JP H0854928 A JPH0854928 A JP H0854928A
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JP
Japan
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signal
moving body
moving
coil
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6211746A
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English (en)
Inventor
Takashi Kubo
隆 久保
Yasuyuki Kameyama
康之 亀山
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0854928A publication Critical patent/JPH0854928A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の移動体を独立して自由に制御すること
ができるリモート制御装置を提供する。 【構成】 タブレットボード40は、送信用コイル44
と、ループコイルアレイ46とを有する。移動体10
は、タブレットボード40の表面に沿って移動するロボ
ットであり、共振コイル16と、制御部18とを有す
る。制御部18は、共振コイル16と送信用コイル44
及びループコイルアレイ46との間の電磁誘導を利用し
て送受される信号を制御する。コントローラ60は、共
振コイル16と送信用コイル44及びループコイルアレ
イ46との間の電磁誘導を利用して移動体10との間で
信号を送受することにより、移動体10に動作命令を発
すると共に、移動体10のタブレットボード40上の位
置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム機器や産業機器
において、ロボット等の移動体を遠隔操作するためのリ
モート制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リモート制御装置としては、たと
えば自動車レース等のゲーム機器に適用したものがあ
る。かかるゲーム機器は、平板上に配設され第一の磁石
を有する複数のレールと、複数の移動体と、複数の移動
体の動作を制御する制御手段とを有する。各移動体には
第二の磁石が設けられ、この第二の磁石は第一の磁石と
くっついている。そして、第一の磁石を制御手段からの
動作命令に従って動かすことにより、各移動体を移動さ
せていた。したがって、各移動体は予め設定されたレー
ル上しか動くことができず、しかもレースゲームの場合
には、制御手段に記憶されたプログラムによって予め優
勝する自動車(移動体)が決まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のリ
モート制御装置では、複数の移動体を独立して自由に移
動させることができないという問題があった。このた
め、かかるリモート制御装置をゲーム機器に適用した場
合には、たとえば、平板上の特定領域に移動体が移動し
たときに、移動体に通常時とは異なる特定の動作をさせ
たり、また、必要に応じて移動体を平板上の特定位置に
移動させ、そこで移動体に特定の動作や処理をさせたり
することができないので、ゲームの興趣を高めることが
できなかった。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、複数の移動体を独立して自由に制御することが
できるリモート制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明に係るリモート制御装置は、複
数の第一コイルが配設された基板体と、移動体に設けら
れた第二コイルと、前記第二コイルと前記第一コイルと
の間の電磁誘導を利用して送受される信号を制御する制
御手段とを有し、前記基板体の表面に沿って移動する複
数の移動体と、前記第二コイルと前記第一コイルとの間
の電磁誘導を利用して前記移動体との間で信号を送受す
ることにより、前記移動体に動作命令を発すると共に、
前記複数の移動体の前記基板体上の位置を検出する中央
制御手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明に係るリモート制御装
置は、請求項1記載の発明において、前記中央制御手段
は、前記移動体が前記基板体上の特定領域内に移動した
ときに、これを検出して前記特定領域に対応した特定動
作命令を前記移動体に発することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項3記載の発明に係るリモート制御装
置は、請求項1又は2記載の発明において、前記移動体
に対する動作命令を入力する操作手段を備えることを特
徴とするものである。
【0008】請求項4記載の発明に係るリモート制御装
置は、請求項1、2又は3記載の発明において、前記操
作手段から前記移動体を前記基板体上の特定位置へ移動
するための命令が入力されると、前記中央制御手段は記
憶している前記移動体の前記基板体上における位置と、
前記特定位置との情報に基づいて、移動方向及び移動距
離を判定し、その判定に即した動作命令を前記移動体に
発することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成によって、基
板体に設けられた第一コイルと移動体に設けられた第二
コイルとの間の電磁誘導を利用して、中央制御手段と移
動体との間で信号を送受することにより、移動体に動作
命令を発すると共に、複数の移動体の基板体上の位置を
検出することができるので、複数の移動体を独立して自
由に制御することができる。
【0010】請求項2記載の発明は前記の構成によっ
て、中央制御手段は、移動体が基板体上の特定領域内に
移動したときに、これを検出して特定領域に対応した特
定動作命令を移動体に発することにより、操作者が特定
動作命令を入力することなく、移動体に自動的に特定動
作を行わせることができる。
【0011】請求項3記載の発明は前記の構成によっ
て、移動体に対する動作命令を入力する操作手段を備え
ることにより、操作者は必要に応じて自由に移動体を動
作させることができる。
【0012】請求項4記載の発明は前記の構成によっ
て、操作手段から移動体を基板体上の特定位置へ移動す
るための命令が入力されると、中央制御手段は記憶して
いる移動体の基板体上における位置と、特定位置との情
報に基づいて、移動方向及び移動距離を判定し、その判
定に即した動作命令を移動体に発することにより、簡単
な操作で移動体を特定位置へ移動させることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例であるリモート
制御装置の概略構成図、図2はそのリモート制御装置を
適用したゲーム機器の概略図、図3はそのリモート制御
装置のタブレットボードを説明するための図、図4はそ
のリモート制御装置における操作パネルの操作と移動体
の動作との関係を説明するための図、図5はそのリモー
ト制御装置のコントローラの変調回路の概略構成図、図
6はそのリモート制御装置におけるコントローラの位置
検出回路の概略構成図、図7はそのリモート制御装置に
おける移動体の制御部の概略構成図である。
【0014】本実施例のリモート制御装置は、図1に示
すように、複数の移動体10と、基板体としてのタブレ
ットボード40と、操作手段としての操作パネル50
と、中央制御手段としてのコントローラ60と、充電機
構部90とを備えるものである。このリモート制御装置
では、タブレットボード40に設けられた第一コイルと
移動体10に設けられた第二コイルとの間の電磁誘導を
利用して、移動体10とコントローラ60との間で信号
を送受することにより、移動体10の動作を制御してい
る。
【0015】本実施例では、かかるリモート制御装置を
ゲーム機器に適用した場合を考える。このゲーム機器
は、図2に示すように、タブレットボード40上に置か
れた四台の移動体10a,10b,10c,10dを、
操作パネル50a,50b,50c,50dの操作によ
り自在に動かして、二つのチームに分かれた4人のプレ
イヤーがサッカーゲームを行うものである。各チームの
プレイヤーは自分の移動体を制御して、相手チームのゴ
ールにボールを蹴り込み、得点を争う。本実施例のゲー
ム機器では、特に、ゲームの興趣の向上を図るため、移
動体がタブレットボード40上の特定領域内に移動する
と、一時、移動体の制御が効かなくなる「制御エリア」
を設けている。この「制御エリア」とは、たとえば、移
動スピードが半減する「スローエリア」、移動方向が反
転する「反転エリア」、一定時間スピン動作をする「ス
ピンエリア」、進入方向での移動を継続する「スリップ
エリア」などである。尚、それぞれのチームのプレイヤ
ーが相手チームの移動体を混乱させる目的で、制御エリ
アを自由に設定できるようにするために、スイッチアレ
イなどの操作器を設けてもよい。
【0016】タブレットボード40は、図1及び図3に
示すように、平板42と、第一コイルとしての送信用コ
イル44及びループコイルアレイ46とを有する。平板
42としては、たとえば、縦80cm、横100cmの
テーブルサイズのものを用いる。送信用コイル44は、
コントローラ50からの信号を移動体10に送信するた
めに用いられるものであり、平板42の周端部に巻回さ
れている大コイルである。ループコイルアレイ46は、
平板42上の移動体10の位置を検出するために用いら
れるのもので、x方向ループコイルアレイ46aと、y
方向ループコイルアレイ46bとからなる。x方向ルー
プコイルアレイ46a、y方向ループコイルアレイ46
bは、それぞれ多数のループコイルを平板42上でx方
向、y方向に沿って配列したものである。ここでは、ル
ープコイルを、x方向に80個、y方向に64個設け、
各ループコイルは二回巻としている。また、x方向の各
ループコイルには1番から80番まで順に番号を付与
し、y方向の各ループコイルには1番から64番まで順
に番号を付与して、この番号により、タブレットボード
上でのx座標とy座標を設定している。尚、ループコイ
ルアレイ46としては、ループコイルパタンを印刷した
フィルムシートを用いてもよい。
【0017】操作パネル50は、四台設けられ、各移動
体10に対する動作命令を入力する入力装置である。こ
れは、図2に示すように、ジョイスティック(joystic
k)52と、二つのコマンドボタン54a,54bとを
有する。図4に操作パネルの操作と移動体の動作との関
係を示す。ジョイスティック52を前後左右に動かすこ
とにより、移動体10はその動かした方向に移動する。
また、コマンドボタン54aを押すと、移動体10は同
じ位置で左回りに回転し、コマンドボタン54bを押す
と、移動体10は同じ位置で右回りに回転する。かかる
移動体10の動作と後述するDIR信号との関係は、図
8(b)に示す通りである。
【0018】コントローラ60は、図1に示すように、
マイコン制御部62と、変調回路64と、移動体10の
充電を制御する充電制御回路66と、タブレットボード
40上での複数の移動体10の位置を検出する位置検出
回路68とを備える。
【0019】マイコン制御部62(たとえばTMPZ8
4C015)は、8ビットのワンチップマイコン(Z8
0)と、パラレルI/Oポートと、シリアルI/Oポー
トと、RAMと、ROMとを有する。このTMPZ84
C015は、プログラマブルタイマを備えており、これ
により1ビットのデータ転送速度を決めている。また、
ROMには、ゲームのプログラム、タブレットボード4
0上の座標テーブルに対応した各種制御エリアの情報等
が記憶されている。たとえば、スピンエリアは、相手チ
ームのゴール付近の所定領域に設定され、ゲームプログ
ラムは、移動体がスピンエリアに移動すると、移動体は
その位置で一定時間回転し、赤色のLEDを点灯するよ
うにプログラミングされる。マイコン制御部62は、操
作パネル50から送られる移動体に対する動作命令に基
づいて、動作信号をクロック信号に同期して変調回路6
4に出力する。また、位置検出回路68からの移動体の
位置情報に基づいてその移動体が各種制御エリア内にあ
ると判定した場合には、ゲームプログラムに従って所定
の動作信号をその移動体に送る。この動作信号は、後に
詳述するが、同期信号や移動体を識別するID信号を含
むものである。
【0020】変調回路64は、マイコン制御部62から
の動作信号を、バイフェーズ符号化し、AM変調するも
のである。この変調回路64は、具体的には、図5に示
すように、ENOR回路112と、AND回路114
と、発振回路116と、スイッチ手段118とを有す
る。変調回路64で変調された交流信号はタブレットボ
ード40の送信用コイル44に出力される。
【0021】位置検出回路68は、移動体から発せられ
た信号に基づいてその移動体の位置を検出するものであ
り、図6に示すように、アナログスイッチアレイ72
と、第一検知回路74aと、第二検知回路74bと、第
一ラッチ回路76aと、第二ラッチ回路76bと、カウ
ンタ78とを有する。
【0022】アナログスイッチアレイ72は、x方向ア
ナログスイッチアレイ72aと、y方向アナログスイッ
チアレイ72bとからなる。x方向アナログスイッチア
レイ72aは、多数のアナログスイッチを有し、この各
アナログスイッチは、図3に示すように、x方向の各ル
ープコイルと接続される。x方向アナログスイッチアレ
イ72aは、マイコン制御部62からの制御信号S1
基づいて、x方向の各ループコイルの接続を順次切り換
える。これにより、移動体10が発した信号を検出す
る。また、y方向アナログスイッチ72bも同様に構成
される。
【0023】第一検知回路74a及び第二検知回路74
bは、それぞれx方向アナログスイッチアレイ72a、
y方向アナログスイッチアレイ72bから得られた交流
信号をパルス信号に変換するものであり、具体的には、
増幅回路と、平滑化フィルターと、二値判定回路とで構
成される。カウンタ78は、マイコン制御部62からの
クロック信号Cに基づき、制御信号S1 に合わせて、1
番から80番まで数を数え、このカウント情報を第一ラ
ッチ回路76aと、第二ラッチ回路76bに出力する。
また、第一ラッチ回路76aは、カウント情報に基づい
て、第一検知回路74aから送られたパルス信号を取り
込んだカウント値を記憶する。同様に、第二ラッチ回路
76bは、カウント情報に基づいて、第二検知回路74
bから送られたパルス信号を取り込んだカウント値を記
憶する。この第一ラッチ回路76aの記憶するカウント
値が移動体のx座標となり、第二ラッチ回路76bの記
憶するカウント値が移動体のy座標となる。
【0024】移動体10は、操作パネル50の操作によ
りタブレットボード40の表面に沿って移動するロボッ
トであり、ここでは四台設けている。移動体10の寸法
は、底面直径が約8cm、高さが約10cmである。各
移動体10は、機構部12と、バッテリ部14と、第二
コイルとしての共振コイル16と、制御手段としての制
御部18とを備える。機構部12は、赤色発光のLED
及び緑色発光のLEDと、二つの駆動用小型DCモータ
と、左右に設けられた合計二つの車輪とを有する。各車
輪は、それぞれ別個のモータにより独立に駆動される。
これにより、移動体10は、前後に移動したり、右又は
左回りに回転したり、左右に曲がったりすることができ
る。たとえば、前進する場合には両方の車輪を正転し、
後進する場合には両方の車輪を逆転する。また、回転さ
せる場合には一方の車輪を正転し、他方の車輪を逆転す
る。更に、前進しながら右に曲がる場合には、左側のモ
ータをフルパワーにし、右側のモータをハーフパワーと
する。フルパワーとハーフパワーの切り替えは、モータ
の励磁電圧を変えるか、励磁電流を周期的にオン・オフ
するデューティ制御により実現できる。尚、ここでは、
モータのパワーを三段階で調節して、移動体10をフル
スピード、ハーフスピード、クォータースピードで移動
させることができる。通常、移動体10はフルスピード
で移動しており、かかるスピードと後述するCOM信号
との関係は、図8(c)に示す通りである。また、バッ
テリ部14は、たとえば6V500mA以上のニッカド
電池等の二次電池と、充電端子接点と、電圧低下を検知
する電圧監視回路と、過充電防止回路とを有する。
【0025】共振コイル16は、タブレットボード40
の送信用コイル44で発生した磁場によって誘導された
誘導電流を受信すると共に、交流電流を流して磁場を発
生するものである。この共振コイル16を含む共振回路
の共振周波数は、変調回路64からタブレットボード4
0の送信用コイル44に送られる交流信号(AM変調
波)のキャリア周波数と同じになるように設定される。
【0026】制御部18は、図7に示すように、発振回
路22と、スイッチ手段24と、検波回路26と、クロ
ック抽出回路28と、マイコン32と、充電回路34と
を有する。検波回路26は、共振コイル16で受信した
誘導電流をバイフェーズ符号化信号に復調するアナログ
回路であり、具体的には、増幅回路と、平滑化フィルタ
ーと、二値判定回路とで構成される。クロック抽出回路
28は、検波回路26で復調したバイフェーズ符号化信
号からクロック信号を抽出するものである。クロック抽
出回路28は、具体的には、遅延回路122と、EX−
OR回路124と、1ショットのマルチバイブレータ1
26とを有する。
【0027】マイコン32は、移動体10を統括して制
御するものである。具体的には、クロック抽出回路28
で抽出されたクロック信号に基づいてバイフェーズ符号
化信号から動作信号だけを取り出し、その動作信号の中
のID信号に基づいて自己宛の信号であるかどうかを判
定する。そして、自己宛のものであれば、スイッチ手段
24をオンにして、発振回路22から交流電流を共振コ
イル16に流す。また、動作信号に基づいてモータの駆
動やLEDの発光等を制御する。充電回路36は、二次
電池の充電切り換えを行うものである。尚、外来障害電
波や、移動体の電磁誘導信号検出レベルの低下等の理由
により、一定時間、移動体のIDが識別できなかった場
合、暴走を抑える目的で、マイコン32に、ウォッチド
ックタイマ(watch dog timer )を設け、このタイマ値
が一定時間値に達したときに、二つのモータを停止する
ように制御してもよい。
【0028】充電機構部90は、タブレットボード40
上の所定の充電コーナーに設けられ、充電接点と、接点
ロック機構とを有する。マイコン制御部62は、一定時
間経過すると、移動体10を充電接点の位置まで移動さ
せる命令を発し、その移動体10がその位置に来ると、
接点ロック機構によりその充電接点と移動体10の充電
接点とをロックして、1分から5分のクイックチャージ
を行う。
【0029】本実施例では、タブレットボード40と移
動体10との間での通信方式として、電磁誘導を利用し
た半二重通信(half duplex )を採用している。すなわ
ち、コントローラ60から移動体10に動作命令を転送
する場合には、バイフェーズ符号化し、AM変調された
交流信号を、タブレットボード40の送信用コイル44
に印加し、相互誘導により、移動体10の共振コイル1
6に誘導電流を流す。移動体10では、この誘導電流か
ら動作命令を読み取る。一方、移動体10からコントロ
ーラ60に移動体10の位置情報を転送する場合には、
移動体10の共振コイル22に交流電流を印加し、タブ
レットボード40のループコイルアレイ46に誘導電流
を流す。コントローラ60では、この誘導電流が流れた
ループコイルの位置を特定することにより、移動体10
の位置を検出する。
【0030】尚、本実施例では、移動体10に設けた一
つの共振コイル16で、信号を送信及び受信している
が、送信用と受信用に各々別個のコイルを設けてもよ
い。また、タブレットボード40には、信号を送信する
ための送信用コイル44と移動体10からの信号を受信
するためのループコイルアレイ46とを設けているが、
たとえば、ループコイルアレイ46だけを設け、x方向
のすべてのループコイルに交流信号を流すことにより移
動体10に信号を送るようにすることも可能である。し
かし、本発明者等が、実際に実験を行ったところ、タブ
レットボード40に送信用コイル44とループコイルア
レイ46とを分けて設けた場合の方が望ましいことが分
かった。移動体10がより確実に信号を受け取ることが
できるからである。
【0031】次に、マイコン制御部62が送出する動作
信号について説明する。この動作信号は、図8に示すよ
うに、TR信号、SYNC信号、ID信号、DIR信
号、COM信号の計32ビットで構成される。TR信号
は、ビット同期トレーニングキャラクタであり、移動体
10のクロック抽出回路28を安定させるためのもので
ある。SYNC信号は8ビットのフレーム同期キャラク
タであり、すべて「1」を割り当てている。ID信号は
8ビットの移動体識別コードであり、ここでは、後ろの
4ビットだけを使用している。DIR信号は4ビットの
移動体移動方向コマンドコードであり、COM信号は4
ビットの移動体LED点灯制御コマンドコードである。
図8(a)にID信号の符号表、図8(b)にDIR信
号の符号表、図8(c)にCOM信号の符号表を示す。
尚、動作信号としては、TR信号とSYNC信号を短縮
し、ID信号、DIR信号、COM信号のそれぞれに反
転信号を付加したものを用いて、信号の誤り判定を行う
ようにしてもよい。
【0032】図9は、本実施例のリモート制御装置の基
本シーケンスを説明するための図である。この基本シー
ケンスの期間Tは80msであり、基本シーケンスはさ
らに四つのフレームに分けられる。各フレームの期間T
baseは20msであり、この各フレームにおいて、四台
の移動体10a,10b,10c,10dに別個に動作
命令が出される。一のフレームにおいて、前の4msの
期間では、すべての移動体10a,10b,10c,1
0dはスイッチ手段24をオフにする受信状態にあり、
コントローラ60は動作信号を送出する送信状態にあ
る。後の16msの期間では、ID信号に基づき自己宛
の信号であると認識した移動体だけがスイッチ手段24
をオンにして応答信号を送信する送信状態にあり、コン
トローラ60はその移動体からの信号を検出する受信状
態にある。このように、各移動体には、ID信号を含む
動作信号を時分割で送ることにより、移動体は自己宛の
信号かどうかを容易に識別することができると共に、す
べての移動体として構造の同じものを用いることができ
る。また、自己宛のものであると認識した移動体が応答
信号を発することにより、コントローラ60は検出した
信号がどの移動体についてのものであるかを容易に識別
することができる。このようにして、期間T=80ms
毎に各移動体との間で信号の送受を行う。尚、動作信号
の1ビットの送出時間は128μmとしている。
【0033】次に、本実施例のリモート制御装置の動作
について説明する。図10はコントローラ60が信号を
送信する際のタイミングを説明するための図、図11は
移動体10が信号を受信した際のタイミングを説明する
ための図、図12はコントローラ60が信号を受信した
際のタイミングを説明するための図である。ここでは、
基本シーケンスのうち移動体10aに動作命令を発する
フレームのみを考える。
【0034】最初に、コントローラ60から動作信号を
送信する動作を図5と図10を用いて説明する。マイコ
ン制御部62から出力された動作信号S2 とクロック信
号C(1クロックパルスの幅は64μmである。)は、
ENOR回路112に入力する。そして、ENOR回路
112からの出力信号とマイコン制御部62からの送信
信号S3 が、AND回路114に入力する。送信信号S
3 は、コントローラ60が送信状態にあることを示すも
ので、ローレベルがアクティブである。こうして、AN
D回路114からはバイフェーズ符号化された信号S4
が出力される。バイフェーズ符号化信号S4 は、動作信
号S2 とクロック信号Cとが混在したものであり、ここ
では、動作信号S2 がローレベルのときは、1ビットの
前半部分(64μm)がハイレベルの状態で後半部分
(64μm)がローレベルの状態であるものとして定義
し、また動作信号S2 がハイレベルのときは、1ビット
の前半部分(64μm)がローレベルの状態で後半部分
(64μm)がハイレベルの状態であるものとして定義
している。そして、このバイフェーズ符号化信号S4
ハイレベルのときだけスイッチ手段118をオンして、
ハイレベルのところを発振回路116からの交流電流に
置き換えた交流信号S5 が取り出される。この交流信号
5 は、タブレットボード40の送信用コイル44に送
り出され、タブレットボード40の全面に磁場が発生す
る。
【0035】次に、移動体10aが動作信号を受信する
動作について図7と図11を用いて説明する。タブレッ
トボード40に磁場が発生すると、相互誘導によりすべ
ての移動体10a〜10dの共振コイル16を含む回路
に誘導電流が流れ、交流信号S5 に対応する交流信号S
6 が得られる。交流信号S6 は、検波回路26におい
て、バイフェーズ符号化信号S7 に変換される。ここで
は、交流電流をハイレベルに変換している。そして、バ
イフェーズ符号化信号S7 の中のSYNC信号の部分が
クロック抽出回路28に入力したとき、遅延回路122
から出力される信号S8 は、バイフェーズ符号化信号S
7 に比べて少し遅れて出力される。EX−OR回路12
4には、この遅延回路122の出力信号S8 とバイフェ
ーズ符号化信号S7 とが入力し、信号S8 とバイフェー
ズ符号化信号S7 との状態が異なる部分だけが抽出され
たパルス信号S9 が得られる。マルチバイブレータ12
6には、パルス信号S9 が入力し、これがトリガパルス
となり、一定期間ハイレベルの状態にする。ここでは、
ハイレベルの状態にしておく期間を、パルス信号S9
次のパルスのところを含むような長時間に設定してい
る。1ビットの送出時間が128μsであるから、この
期間を、たとえば約100μsに設定する。こうして、
マルチバイブレータ126から出力される信号S10は、
パルス信号S9 の偶数番目のパルスが無視されたものと
なり、この信号S10がハイレベルになるタイミングでク
ロック信号が抽出される。マイコン32は、抽出された
クロック信号のタイミングでもって、バイフェーズ符号
化信号S7 を取り込むことにより、バイフェーズ符号化
信号S7 から動作信号だけを取り出す。
【0036】次に、マイコン32は、SYNC信号の部
分に引き続き送られるID信号の部分に基づいて自己宛
の信号であるかどうかを判定する。自己宛のものである
場合には、その後のDIR信号、COM信号の部分を有
効に認識し、その命令に従って制御する。一方、自己宛
のものでない場合には、その後のDIR信号、COM信
号の部分を認識しない。そして、自己宛の信号であると
認識した移動体10aは、ID信号を検出した後、2.
5ms経過すると、12msの間スイッチ手段24を閉
じ、共振コイル16に交流電流を流す。
【0037】次に、コントローラ60が移動体10aか
らの位置情報を検出する動作を図6と図12を用いて説
明する。マイコン制御部62は、移動体10a〜10d
に動作信号を送り終わってから1ms経過すると、10
ms間に、制御信号S1 をx方向アナログスイッチアレ
イ72aとy方向アナログスイッチアレイ72bに送
り、それぞれのアナログスイッチを1番目から順次オン
にしていく。移動体10aが位置しているところにある
ループコイルに対応するアナログスイッチをオンにした
ときに、そのループコイルに誘導電流が流れ、移動体1
0aからの信号が交流信号として取り出される。ここで
は、たとえば、移動体10aが、x方向には10番のコ
イルループの位置に、y方向には60番のコイルループ
の位置にあるものとする。x方向アナログスイッチアレ
イ72aから出力される交流信号S11には、10番目の
アナログスイッチをオンにしたときの交流電流を含み、
y方向アナログスイッチアレイ72bから出力される交
流信号S12には、60番目のアナログスイッチをオンに
したときの交流電流を含んでいる。これら交流信号
11,S12はそれぞれ第一検知回路74a、第二検知回
路74bでパルス信号S13,S14に変換される。第一ラ
ッチ回路76a及び第二ラッチ回路76bは、それぞれ
パルス信号S13,S14が入力するタイミングで、カウン
タ78からのカウント情報の値を捕まえる。このカウン
ト値が、移動体10aのxy座標情報としてマイコン制
御部62に送られる。こうして、一つのフレームの動作
が終了する。尚、x方向アナログスイッチアレイ72a
とy方向アナログスイッチアレイ72bとに対してそれ
ぞれ独立にアナログスイッチの切り換え動作を行う代わ
りに、たとえば最初にx方向アナログスイッチアレイ7
2aに対して切り換え動作を行った後に、y方向アナロ
グスイッチアレイ72bに対して切り換え動作を行うよ
うにしてもよい。
【0038】また、マイコン制御部62は、移動体の位
置情報に基づいてその移動体が制御エリア内にあると判
定すると、その移動体に次に信号を送るときに、ゲーム
プログラムに従って動作命令を出す。たとえば、移動体
がスピンエリアにあった場合、移動体をその位置で一定
時間回転すると共に、赤色のLEDを点灯するように命
令を出す。移動体は、スピンエリア内に入っていない通
常の場合には、緑色のLEDを点灯するようにすること
で、プレーヤーは自己の移動体のLEDの発光色を識別
することができ、移動体がスピンエリア内にいることを
容易に知ることができるようにできる。
【0039】本実施例のリモート制御装置では、タブレ
ットボードに設けられた送信用コイル及びループコイル
アレイと移動体に設けられた共振コイルとの間の電磁誘
導を利用して、コントローラと移動体との間で信号を送
受することにより、移動体に動作命令を発すると共に、
複数の移動体のタブレットボード上の位置を検出するこ
とができるので、複数の移動体を独立して自由に制御す
ることができる。
【0040】尚、本発明は上記の実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可
能である。上記の実施例では、各移動体にはID信号を
含む動作信号を時分割で送っており、自己宛の信号であ
ると認識した移動体が応答信号を発することにより、コ
ントローラが移動体の位置を検出する場合について説明
したが、各移動体において、たとえば共振コイルを含む
共振回路の共振周波数が異なるようにして、各移動体が
自己の位置を知らせるために互いに異なる位置信号を発
するようにしてもよい。ただし、この場合には、タブレ
ットボード及びコントローラの側でそれらの各位置信号
を選別する回路を設ける必要がある。また、通信の変調
方式についても、AM変調に限定されるものではなく、
他の方式、たとえばFM変調やPM変調方式を使用して
もよい。
【0041】また、上記の実施例では、リモート制御装
置をサッカーゲームに応用した場合について説明した
が、かかるリモート制御装置はたとえばレースゲームに
も応用できる。この場合は、タブレットボード上にレー
スコースが設定され、各プレイヤーは自己の移動体を速
くゴールまで移動させることを競うことになる。このと
き、たとえば、レースコース内では移動体がフルスピー
ドで移動するようにし、レースコース外のエリアではハ
ーフスピードで移動するようにする。また、レースコー
スの外周の特定エリアに、スピンエリアを設けたりする
ことにより、ゲームの興趣を高めることができる。
【0042】更に、本実施例のリモート制御装置は球技
ゲームに応用できる。たとえば、ボールにコイルを設
け、これを第一移動体とし、この第一移動体を、各チー
ムの競技ロボットである第二移動体の位置と第一移動体
の進行方向との関係を計算して制御することで、テニス
ゲームとして応用することもできる。
【0043】また、上記の実施例において、タブレット
ボード上の移動体の位置は5120(=64×80)箇
所検出可能であるが、その検出位置をいくつかのエリア
に区分し、各エリア内の移動体に対する動作内容をプレ
イヤーが任意に設定できるように、すなわち制御エリア
を任意に設定できるようにしてもよい。たとえば、図1
3に示すように、タブレットボード上でa〜pのエリア
402に区分し、各チームの陣地に設けられたもの毎に
グループ化されたa〜h,i〜pのエリア402に対応
する二つのスイッチアレイ500a,500bを設け
る。そして、このスイッチアレイ500a,500bの
中の所望のスイッチを押すことによりそのスイッチに対
応するエリア402を所定の制御エリアに設定するよう
にプログラムする。この制御エリア上にある移動体の動
作は、ゲーム内容に応じてプログラムしておけばよい。
たとえば、相手のプレイヤーが操作する移動体が自陣の
あるエリアに侵入すると一時スピンするようにし、この
ようなスピンエリアを、ゲーム開始時やゲームのハーフ
タイム時などに、各チームのプレイヤーがスイッチアレ
イ500a,500bのスイッチを押すことにより設定
するようにプログラムする。
【0044】かかるスイッチアレイ500a,500b
は、操作パネル50a〜50dと同様にコントローラ6
0のマイコン制御部62に接続される。マイコン制御部
62は、相手チームの移動体がどのエリアに位置し、そ
のエリアにはスイッチアレイ500a,500bの各ス
イッチのオン・オフ状態に基づいて一時スピンなどの制
御エリアが設定されているかを判定して移動体へ所定の
コマンドを選択し送信する。尚、各エリアのサイズや位
置は容易に変更することができる。このためゲーム開始
時のハンディキャップ設定の際に、またゲーム中での得
点ポイントに応じてエリアのサイズ等を変更してゲーム
の興趣をより高めることができる。
【0045】また、上記の実施例では、移動体の制御部
を図7に示すように構成した場合について説明したが、
たとえば移動体の制御部を、図14に示すように構成し
てもよい。図14に示す移動体の制御部は、発信部60
0と、受信部700と、ピックアップコイル800とを
含むものである。図15はその発信部600及び受信部
700の回路図である。発信部600は、発信回路61
0と、ディジタル制御部620と、アナログ正弦波化増
幅部630とを有する。受信部700は、プリアンプ部
(ピックアップアンプ)710と、検波回路26とを有
する。発信部600において、ディジタル制御部620
の信号S21をアナログ正弦波化増幅部630のトランジ
スタTr1 のバイアス電源に使い、発信ディジタル信号
22を直列共振回路C1 1 により正弦波として増幅す
る。ここで、コンデンサC2 はノイズフィルターであ
る。これにより、発信部600から出力される発信信号
20は、マイコン制御部62からの発信制御信号S
23(TTLレベル)がハイレベル時には、正弦波の信号
となり、ローレベル時には、安全な無信号で、インピー
ダンスR3 でクランドに落ちる。発信信号S20が無信号
のときには、Tr1 回路は完全に停止するため、ノイズ
を出さないこと、消費電流が極小となること等の利点が
ある。また、発信信号S20を、ピックアップコイル80
0に送出することにより、発信・受信の共用化を図るこ
とができる。この場合、発信信号S20が無信号のときに
受信部700が受信動作を行うことになる。このとき、
発信部600の側では極力ノイズをなくすことが要求さ
れるが、かかる回路はこの要求を満たしている。
【0046】更に、上記の実施例では、リモート制御装
置をゲーム機器に適用した場合について説明したが、か
かるリモート制御装置は産業機器における作業ロボット
を遠隔操作する場合にも適用可能である。この場合、た
とえば、作業ロボットを基板体上の特定位置に移動させ
たいときには、操作パネルからその特定位置についての
情報を入力するだけで、コントローラは、記憶している
作業ロボットの基板体上における現在位置についての情
報に基づいて、その特定位置への移動方向及び移動距離
を判定し、その判定に即した動作命令を作業ロボットに
発することができるので、簡単な操作で作業ロボットを
その特定位置へ移動させることができる。更に、特定領
域として、作業ロボットが入ってはいけない危険エリア
を設定することにより、作業ロボットがかかる危険エリ
アに侵入することを防止することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、基板体に設けられた第一コイルと移動体に設
けられた第二コイルとの間の電磁誘導を利用して、中央
制御手段と移動体との間で信号を送受することにより、
移動体に動作命令を発すると共に、複数の移動体の基板
体上の位置を検出することができるので、複数の移動体
を独立して自由に制御することができるリモート制御装
置を提供することができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、中央制御手
段は、移動体が基板体上の特定領域内に移動したとき
に、これを検出して特定領域に対応した特定動作命令を
移動体に発することにより、操作者が特定動作命令を入
力することなく、移動体に自動的に特定動作を行わせる
ことができるリモート制御装置を提供することができ
る。
【0049】請求項3記載の発明によれば、移動体に対
する動作命令を入力する操作手段を備えることにより、
操作者は必要に応じて自由に移動体を動作させることが
できるリモート制御装置を提供することができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、操作手段か
ら移動体を基板体上の特定位置へ移動するための命令が
入力されると、中央制御手段は記憶している移動体の基
板体上における位置と、特定位置との情報に基づいて、
移動方向及び移動距離を判定し、その判定に即した動作
命令を移動体に発することにより、簡単な操作で移動体
を特定位置へ移動させることができるリモート制御装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリモート制御装置の概
略構成図である。
【図2】そのリモート制御装置を適用したゲーム機器の
概略図である。
【図3】そのリモート制御装置のタブレットボードを説
明するための図である。
【図4】そのリモート制御装置における操作パネルの操
作と移動体の動作との関係を説明するための図である。
【図5】そのリモート制御装置のコントローラの変調回
路の概略構成図である。
【図6】そのリモート制御装置におけるコントローラの
位置検出回路の概略構成図である。
【図7】そのリモート制御装置における移動体の制御部
の概略構成図である。
【図8】コントローラのマイコン制御部から出力される
動作信号を説明するための図である。
【図9】本実施例のリモート制御装置の基本シーケンス
を説明するための図である。
【図10】コントローラが信号を送信する際のタイミン
グを説明するための図である。
【図11】移動体が信号を受信した際のタイミングを説
明するための図である。
【図12】コントローラが信号を受信した際のタイミン
グを説明するための図である。
【図13】制御エリアを任意に設定する方法を説明する
ための図である。
【図14】図7に示す移動体の制御部の他の例を示す図
である。
【図15】図14に示す移動体の制御部における発信部
及び受信部の回路図である。
【符号の説明】
10 移動体 12 機構部 14 バッテリ部 16 共振コイル 18 制御部 22 発振回路 24 スイッチ手段 26 検波回路 28 クロック抽出回路 32 マイコン 34 充電回路 40 タブレットボード 42 平板 44 送信用コイル 46 ループコイルアレイ 50 操作パネル 52 ジョイスティック 54a,54b コマンドボタン 60 コントローラ 62 マイコン制御部 64 変調回路 66 充電制御回路 68 位置検出回路 72 アナログスイッチアレイ 72a x方向アナログスイッチアレイ 72b y方向アナログスイッチアレイ 74a 第一検知回路 74b 第二検知回路 76a 第一ラッチ回路 76b 第二ラッチ回路 78 カウンタ 90 充電機構部 112 ENOR回路 114 AND回路 116 発振回路 118 スイッチ手段 122 遅延回路 124 EX−OR回路 126 マルチバイブレータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第一コイルが配設された基板体
    と、 移動体に設けられた第二コイルと、前記第二コイルと前
    記第一コイルとの間の電磁誘導を利用して送受される信
    号を制御する制御手段とを有し、前記基板体の表面に沿
    って移動する複数の移動体と、 前記第二コイルと前記第一コイルとの間の電磁誘導を利
    用して前記移動体との間で信号を送受することにより、
    前記移動体に動作命令を発すると共に、前記複数の移動
    体の前記基板体上の位置を検出する中央制御手段と、 を具備することを特徴とするリモート制御装置。
  2. 【請求項2】 前記中央制御手段は、前記移動体が前記
    基板体上の特定領域内に移動したときに、これを検出し
    て前記特定領域に対応した特定動作命令を前記移動体に
    発することを特徴とする請求項1記載のリモート制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動体に対する動作命令を入力する
    操作手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    のリモート制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操作手段から前記移動体を前記基板
    体上の特定位置へ移動するための命令が入力されると、
    前記中央制御手段は記憶している前記移動体の前記基板
    体上における位置と、前記特定位置との情報に基づい
    て、移動方向及び移動距離を判定し、その判定に即した
    動作命令を前記移動体に発することを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のリモート制御装置。
JP6211746A 1994-08-12 1994-08-12 リモート制御装置 Withdrawn JPH0854928A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187500A (ja) * 1999-11-29 2001-07-10 Xerox Corp 垂直面上で動作を行う方法
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WO2003031008A1 (fr) * 2001-09-21 2003-04-17 Fumiaki Tsurukawa Robot joueur de football et combattant, dispositif de commande et de manoeuvre dudit robot

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