JPH0970074A - リモート制御装置及びゲーム装置 - Google Patents

リモート制御装置及びゲーム装置

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JPH0970074A
JPH0970074A JP7225162A JP22516295A JPH0970074A JP H0970074 A JPH0970074 A JP H0970074A JP 7225162 A JP7225162 A JP 7225162A JP 22516295 A JP22516295 A JP 22516295A JP H0970074 A JPH0970074 A JP H0970074A
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JP
Japan
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signal
light
unit
light emitting
control device
Prior art date
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Application number
JP7225162A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Hayashi
由企孝 早志
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線発光ダイオード等の発光素子の交換時
期を正確に求める事が出来るリモート制御装置又はゲー
ム装置を提供する。 【解決手段】 本発明を適用したゲーム装置は、位置検
出用タブレットボード40上を自走する移動体10に対
し光通信方式で制御命令を送る装置である。制御命令は
タブレットボード40上空に配置された送信部64に設
けられた発光ダイオードから移動体のフォトダイオード
に光信号として送信される。発光ダイオードの発光強度
はタブレットボード40の隅に設けられたフォトダイオ
ード45aによって検出され、バンドパスフィルタによ
って副搬送波の成分が抽出され、直流変換された後基準
電圧と比較される。比較結果が交換時期を示す電圧より
も低い場合には交換指示信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット等の移動
体を遠隔操作するための光通信方式を用いたリモート制
御装置およびそれらを用いたゲーム装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゲームセンタ等で用いられる
無線通信によって制御されるロボットを用いたゲーム機
や展示用ロボットが特開平7−68056号等に記載さ
れている。このロボットは移動領域(フィールド)内を
赤外線発光ダイオードによって外部から伝送される制御
命令にしたがって自走するロボットである。光通信方式
を取ることによってたとえば時分割で複数のロボットに
データを送信する等、膨大なデータを取り扱う場合に、
電波環境が悪化している設置フィールドでもロボットが
誤動作することが無くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなロボットを用いたゲーム機をゲームセンタ等で運
用した場合には、赤外線発光ダイオードは通常2000
時間から5000時間の発光時間で劣化し、使用に耐え
なくなる。この場合赤外線発光ダイオードの交換が必要
になるが、ゲームセンタ等で運用する場合には、その稼
働率により発光時間がまちまちになり、安全率を見て、
通算の開店時間等から交換時期を予測して交換してい
た。
【0004】しかしながら、交換時期の予測は難しく、
安全率を見て早めに交換する事になるため、装置の運用
効率が悪いという問題が有った。特に、1つのゲームセ
ンタで複数の上記のようなロボットを用いたゲーム機を
運用する場合には、稼働率の偏り等の要因も発生するの
でこの寿命予測はより一層難しくなる。本発明は上記事
情に基づいてなされたものであり、赤外線発光ダイオー
ド等の発光素子の交換時期を正確に求める事が出来るリ
モート制御装置またはゲーム装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のリモート制御装置は、光通信を用いて制御装
置から自走式移動体を制御するリモート制御装置におい
て、制御装置は制御信号発生部と、制御信号を光信号に
変換する光変換手段と、交換可能に取り付けられた発光
部とを備え、自走式移動体は発光部からの光を受け電気
信号に変換する光電変換部と、光電変換部の出力に応じ
て駆動部を制御する制御部とを備え、制御装置は更に前
記発光部の累積発光時間を計算する手段と、前記累積発
光時間を保存する記憶手段と、前記累積発光時間が予め
定められた時間を経過した場合に交換指示を行う指示手
段を備える。
【0006】上記目的を達成するために本発明のリモー
ト制御装置は、光通信を用いて制御装置から自走式移動
体を制御するリモート制御装置において、制御装置は制
御信号発生部と、制御信号を光信号に変換する光変換手
段と、交換可能に取り付けられた発光部とを備え、自走
式移動体は発光部からの光を受け電気信号に変換する光
電変換部と、光電変換部の出力に応じて駆動部を制御す
る制御部とを備え、制御装置は更に、発光部の発光強度
を検出する発光強度検出手段と、前記発光強度が予め定
められた強度以下に発光強度が低下した場合に交換指示
を行う指示手段を備える。発光強度検出手段は、受光さ
れ光電変換された電気信号から副搬送波の周波数成分を
抽出するバンドパスフィルタを備え、副搬送波の周波数
成分のみから発光強度を検出するので他の外乱光即ちゲ
ームセンタ内の他の機器や照明等の影響を受けることな
く正確に赤外線発光ダイオード等の発光素子の発光強度
を求める事ができる。
【0007】このように、発光部の累積発光時間若しく
は発光強度によって交換時期を求めるので、赤外線発光
ダイオード等の発光素子の交換時期を正確に求める事が
出来るリモート制御装置またはゲーム装置を提供するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態である光通信方式を用いたリモート制御装置
の概略ブロック図、図2は第1の実施の形態の概略斜視
図、図3は第1の実施の形態のタブレットボードの概略
回路図、図4は第1の実施の形態における操作パネルの
操作と移動体の動作との関係を説明するための図、図5
は第1の実施の形態のコントローラにおける送信部の第
一の回路構成例を示す図、図6は第1の実施の形態のコ
ントローラにおける送信部の第二の回路構成例を示す
図、図7は図5に示す送信部のFSK変調回路の動作を
説明するための図、図8は第1の実施の形態におけるコ
ントローラの位置検出回路の概略回路図、図9は第1の
実施の形態における移動体の受信部の概略ブロック図、
図10は図9に示す受信部の第一の回路構成例を示す
図、図11は図9に示す受信部の第二の回路構成例を示
す図、図12は図10に示す回路の動作を説明するため
の図、図13は第1の実施の形態におけるコントローラ
のマイコン制御部から出力される動作信号を説明するた
めの図、図14は第1の実施の形態の基本シーケンスを
説明するための図である。図15は第1の実施の形態の
概略断面図、図16は発光強度検出部のブロック図であ
る。
【0009】第1の実施の形態では、本発明の光通信方
式を用いたリモート制御装置をゲーム機に適用した例に
ついて説明する。第1の実施の形態のゲーム機は、図1
に示すように、複数の移動体10と、基板体であるタブ
レットボード40と、操作手段である複数の操作パネル
50と、制御装置であるコントローラ60と、充電機構
部90と、を備えている。第1の実施の形態では、図
2、図15に示すように、4台の移動体10a,10
b,10c,10dと、これ等の移動体に各々対応する
4台の操作パネル50a,50b,50c,50dと、
を設けている。タブレットボード40の隅には発光強度
検出用のフォトダイオード45aが配置されている。
【0010】第1の実施の形態のゲーム機は、図2に示
すように、2チームに分かれた4人のプレイヤーが、操
作パネル50a〜50dを用いてタブレットボード40
上に置かれた移動体10a〜10dを遠隔操作すること
により、サッカーゲームを行うものである。各チームの
プレイヤーは、自分の移動体10を制御して、相手チー
ムのゴールにボールを蹴り込み(移動体をボールに当て
ることによりボールを動かす)、得点を争う。尚、第1
の実施の形態では、特に、ゲームの興趣の向上を図るた
め、移動体10がタブレットボード40上の特定領域内
に移動すると、一時的に移動体10の制御が効かなくな
る「制御エリア」を設けている。この「制御エリア」と
は、たとえば、移動スピードが半減する「スローエリ
ア」、移動方向が反転する「反転エリア」、一定時間ス
ピン動作をする「スピンエリア」、進入方向での移動を
継続する「スリップエリア」などである。
【0011】タブレットボード40は、図3に示すよう
に、平板42と、ループコイルアレイ46とを有する。
第1の実施の形態では、平板42として、縦80cm、
横100cmのテーブルサイズのものを用いている。ル
ープコイルアレイ46は、平板42上の移動体10の位
置を検出するために用いられるのもので、x方向ループ
コイルアレイ46aと、y方向ループコイルアレイ46
bとからなる。x方向ループコイルアレイ46a、y方
向ループコイルアレイ46bは、それぞれ多数のループ
コイルを平板42上でx方向、y方向に沿って配列した
ものである。ここでは、ループコイルを、x方向に80
個、y方向に64個設け、各ループコイルは二回巻とし
ている。また、x方向の各ループコイルには1番から8
0番まで順に番号を付与し、y方向の各ループコイルに
は1番から64番まで順に番号を付与して、この番号に
より、タブレットボード上でのx座標とy座標を設定し
ている。尚、ループコイルアレイ46としては、ループ
コイルパタンを印刷したフィルムシートを用いてもよ
い。
【0012】操作パネル50は、各移動体10に対する
動作命令を入力する入力装置である。これは、図2に示
すように、ジョイスティック(joystick)52と、二つ
のコマンドボタン54a,54bとを有する。図4に操
作パネル50の操作と移動体10の動作との関係を示
す。ジョイスティック52を前後左右に動かすと、移動
体10はその動かした方向に移動する。また、コマンド
ボタン54aを押すと、移動体10は同じ位置で左回り
に回転し、コマンドボタン54bを押すと、移動体10
が同じ位置で右回りに回転する。かかる移動体10の動
作と後述するDIR信号との関係は、図13(b)に示
す通りである。
【0013】コントローラ60は、図1に示すように、
マイコン制御部62と、送信部64と、移動体10の充
電を制御する充電制御回路66と、タブレットボード4
0上での複数の移動体10の位置を検出する位置検出回
路68と、タブレットボード40の隅に設けられた波高
強度検出用フォトダイオード45aからの信号にもとづ
いて送信部64の赤外発光ダイオードの発光強度を検出
する光強度検出部45を備えている。
【0014】マイコン制御部62には、例えばTMPZ
84C015が用いられる。このTMPZ84C015
は、8ビットのワンチップマイコン(Z80)と、パラ
レルI/Oポートと、シリアルI/Oポートと、RAM
と、ROMとを有する。また、TMPZ84C015
は、プログラマブルタイマを備えており、これにより1
ビットのデータ転送速度を決めている。ROMには、ゲ
ームのプログラム、タブレットボード40上の座標テー
ブルに対応した各種制御エリアの情報等が記憶されてい
る。たとえば、スピンエリアは、相手チームのゴール付
近の所定領域に設定され、ゲームプログラムは、移動体
がスピンエリアに移動すると、移動体はその位置で一定
時間回転するようにプログラミングされる。
【0015】マイコン制御部62は、操作パネル50か
ら送られる移動体に対する動作命令に基づき、動作信号
を送信部64に出力する。また、位置検出回路68から
の移動体10の位置情報に基づき、その移動体10が各
種制御エリア内にあると判定した場合には、ゲームプロ
グラムに従って所定の動作信号を送信部64に出力す
る。この動作信号は、図13に示すように、TR信号、
SYNC信号、ID信号、DIR信号、COM信号の計
32ビットで構成される。TR信号は、8ビットのビッ
ト同期トレーニングキャラクタ、SYNC信号は8ビッ
トのフレーム同期キャラクタである。両者とも移動体1
0における動作信号の読み取りを正確に行うためのもの
である。ID信号は8ビットの移動体識別コードであ
る。第1の実施の形態では4台の移動体を使用している
ので、後ろの2ビットだけを使用している。DIR信号
は4ビットの移動体移動方向コマンドコードであり、C
OM信号は4ビットの移動体LED点灯制御コマンドコ
ードである。図13(a)にID信号の符号表、図13
(b)にDIR信号の符号表、図13(c)にCOM信
号の符号表を示す。動作信号の1ビットの送出時間は1
28μmとしている。尚、動作信号としては、TR信号
とSYNC信号を短縮し、ID信号、DIR信号、CO
M信号のそれぞれに反転信号を付加したものを用いて、
信号の誤り判定を行うようにしてもよい。
【0016】送信部64は、図5に示すように、FSK
変調回路642と、E−O変換回路644とを有する。
FSK変調回路642は、図7に示すように、マイコン
制御部62から発せられたディジタルの動作信号をディ
ジタル周波数変調(FSK)して、周波数をパラメータ
とする電気信号(FSK信号)に変換する。尚、図7に
示すFSK信号のデューティーは必ずしも50%でなく
てもよい。FSK変調回路642には既存のものを用い
ることができる。E−O変換回路644は、発光ダイオ
ード(LED)644a,644b,644c,644
d,644eとトランジスタとを含むものであり、FS
K信号に基づきトランジスタをスイッチング動作させる
ことにより、発光ダイオード644a,644b,64
4c,644d,644eを点滅させ、FSK信号を例
えば赤外光のパルス信号に変換する。送信部64は、図
2に示すように、タブレットボード40の上方に設置さ
れており、発光ダイオード644a,644b,644
c,644d,644eから発せられた光信号は、タブ
レットボード40上の移動体10へ出力される。
【0017】送信部64の他の回路構成例を図6に示
す。図6において、前段FはFSK変調回路642を含
む回路であり、後段GはE−O変換回路644を含む回
路である。図6に示す回路では、E−O変換回路644
を構成するトランジスタとしてMOSFETを用いてい
る。また、CN1はVCCとGNDに、CN2はマイコン
制御部62に、そして、CN3は抵抗と発光ダイオード
等の発光素子に、それぞれ接続される。
【0018】尚、図5及び図6に示す回路は、送信部6
4を実現する具体的な回路の一例を示したに過ぎない。
したがって、使用する発光素子やトランジスタ、及びF
SK信号の周波数帯域によってその回路構成、素子の値
等は異なってくる。図17に第1の実施の形態の光源の
構成を示す。基板644fには曲率を持った取り付け板
644gが固定され、取り付け板644gの表面には発
光ダイオード(LED)644a,644b,644
c,644d,644eが取り付けられている。発光ダ
イオード644a,644b,644c,644d,6
44eの主光軸は仮想点光源644hから拡散する方向
に延びる複数の光軸a,b,c,d,eに一致するよう
に互いに傾きを持って取り付け板644gに固定され
る。尚第1の実施の形態では5つの発光ダイオードを用
いたが、個数については増減可能である。図17は断面
図であるが、平面形状としては、図18の平面図に示す
ように基板644fの複数の同心円上に発光ダイオード
を複数配置した形状等が考えられる。
【0019】位置検出回路68は、図8に示すように、
アナログスイッチアレイ72と、第一検知回路74a
と、第二検知回路74bと、第一ラッチ回路76aと、
第二ラッチ回路76bと、カウンタ78と、を有する。
位置検出回路68は、移動体10から発せられた信号に
基づき、その移動体10のタブレットボード40上の位
置を検出する。
【0020】アナログスイッチアレイ72は、x方向ア
ナログスイッチアレイ72aと、y方向アナログスイッ
チアレイ72bとからなる。x方向アナログスイッチア
レイ72aは、多数のアナログスイッチを有し、この各
アナログスイッチは、図3に示すように、x方向の各ル
ープコイルと接続されている。x方向アナログスイッチ
アレイ72aは、マイコン制御部62からの制御信号S
1 に基づいて、x方向の各ループコイルの接続を順次切
り換える。これにより、移動体10が発した信号を検出
する。また、y方向アナログスイッチ72bも同様に構
成される。
【0021】第一検知回路74a及び第二検知回路74
bは、それぞれx方向アナログスイッチアレイ72a、
y方向アナログスイッチアレイ72bから得られた交流
信号をパルス信号に変換するものであり、具体的には、
増幅回路と、平滑化フィルターと、二値判定回路とで構
成される。カウンタ78は、マイコン制御部62からの
クロック信号Cに基づき、制御信号S1 に合わせて、1
番から80番までカウントし、このカウント値を第一ラ
ッチ回路76aと第二ラッチ回路76bに出力する。第
一ラッチ回路76aは、第一検知回路74aからパルス
信号を取り込んだ際のカウント値を記憶する。同様に、
第二ラッチ回路76bは、第二検知回路74bからパル
ス信号を取り込んだ際のカウント値を記憶する。この第
一ラッチ回路76aの記憶するカウント値が移動体のx
座標となり、第二ラッチ回路76bの記憶するカウント
値が移動体のy座標となる。
【0022】受信部15は、図9に示すように、O−E
変換部151と、I−V変換部152と、バンドパスフ
ィルタ(BPF)153と、高周波アンプ(RFAM
P)154と、FSK復調回路155と、を有する。光
強度検出部45は図16に示すように、フォトダイオー
ド(フォトトランジスタ等の受光素子もも代用出来る)
45a、I−V変換部45b、バンドパスフィルタ45
C、AC/DC変換回路45d、基準電圧源45e、比
較回路45fを備え、比較回路45fの出力端45gに
赤外発光ダイオード644の交換指示を行う指示信号が
出力される。フォトダイオード45aでO−E変換され
た微弱な電流信号がI−V変換部45bによって電圧信
号に変換され、ある程度の電圧値にまで増幅される。バ
ンドパスフィルタ45Cは、コイルとコンデンサを含む
ものであり、I−V変換部45bで変換された電気信号
から直流成分を除去すると共に送信部64のFSK変調
回路642によって変調された周波数帯域の電気信号の
みを抽出する。抽出された副搬送波成分はAC/DC変
換回路45dによって直流電圧信号に変換され、比較回
路45fによって赤外発光ダイオード644の寿命とし
て予め設定された閾値電圧を発生させる基準電圧源45
eからの基準電圧と比較される。比較結果が基準電圧を
下回る場合には輝度不足として比較回路45fの出力端
子45gからマイコン制御部62に交換指示信号が出力
される。マイコン制御部62では交換指示信号を受信し
た場合に、図2及び図15に示すように、送信部64の
周辺部に設けられた交換指示ランプ64iを点滅させて
赤外発光ダイオード644の交換時期が来たことをオペ
レータ(管理者)に知らせる。本実施の態様では、受光
され光電変換された電気信号から副搬送波の周波数成分
を抽出するバンドパスフィルタ45Cを備え、副搬送波
の周波数成分のみから発光強度を検出するので他の外乱
光即ちゲームセンタ内の他の機器や照明等の影響を受け
ることなく正確に赤外線発光ダイオード等の発光素子の
発光強度を求める事ができる。本実施の態様では、赤外
発光ダイオード644の発光強度を常時監視するように
しているが、1日の運用開始時にテストモードとして検
査を行うようにしても良い。また、図17に示すように
複数の発光ダイオード644a,644b,644c,
644d,644eを持つ場合にはテストモードとし
て、各発光ダイオード644a,644b,644c,
644d,644eを順次点灯させて、時分割で発光輝
度の検査を行うようにしても良い。この場合には発光ダ
イオードの交換は一つづつ行えるので無駄がなくなる。
図19は赤外発光ダイオード644の一般的な寿命曲線
を示すもので、横軸に発光時間を縦軸に発光強度を示し
ている。一般的に赤外発光ダイオード644の発光強度
は2000時間から3000時間で当初の80パーセン
ト程度まで発光強度が減少するので、本実施態様では8
0パーセントまで強度が減少した場合に交換指示信号が
出力されるように基準電圧源45eの電圧を設定した。
【0023】移動体10は、図1に示すように、機構部
12と、バッテリ部14と、受信部15と、共振回路1
6と、制御部18と、を備えている。第1の実施の形態
では、移動体10として、底面直径が約8cm、高さが
約10cmのものを用いている。機構部12は、赤色発
光のLED及び緑色発光のLEDと、二つの駆動用小型
DCモータと、左右に設けられた合計二つの車輪とを有
する。各車輪は、それぞれ別個のモータにより独立に駆
動される。これにより、移動体10は、前後に移動した
り、右又は左回りに回転したり、左右に曲がったりする
ことができる。たとえば、前進する場合には両方の車輪
を正転し、後進する場合には両方の車輪を逆転する。ま
た、回転させる場合には一方の車輪を正転し、他方の車
輪を逆転する。更に、前進しながら右に曲がる場合に
は、左側のモータをフルパワーにし、右側のモータをハ
ーフパワーとする。フルパワーとハーフパワーの切り替
えは、モータの励磁電圧を変えるか、励磁電流を周期的
にオン・オフするデューティ制御により実現できる。
尚、第1の実施の形態では、モータのパワーを3段階に
調節して、移動体10がフルスピード、ハーフスピー
ド、及びクォータースピードで移動するようにしてあ
る。通常、移動体10はフルスピードで移動しており、
かかるスピードとCOM信号との関係は、図13(c)
に示す通りである。
【0024】バッテリ部14は、たとえば6V500m
A以上のニッカド電池等の二次電池と、充電端子接点
と、電圧低下を検知する電圧監視回路と、過充電防止回
路とを有する。また、共振回路16は、共振コイルに交
流電流を流して磁場を発生するものである。受信部15
は、図9に示すように、O−E変換部151と、I−V
変換部152と、バンドパスフィルタ(BPF)153
と、高周波アンプ(RFAMP)154と、FSK復調
回路155と、を有する。
【0025】O−E変換部151は、フォトダイオード
やフォトトランジスタ等の受光素子を含むものであり、
送信部64から発せられた光信号をその光強度に基づき
微弱な電流信号に変換するものである。I−V変換部1
52は、O−E変換部151で変換された微弱な電流信
号を電圧信号に変換すると共に、この電圧信号をある程
度の電圧値にまで増幅する。バンドパスフィルタ153
は、コイルとコンデンサを含むものであり、I−V変換
部152で変換された電気信号から直流成分を除去する
と共に送信部64のFSK変調回路642によって変調
された周波数帯域の電気信号のみを抽出する。高周波ア
ンプ154は、バンドパスフィルタ133を介して得ら
れた電気信号を所定の電圧値にまで増幅する。FSK復
調回路155は、高周波アンプ154で増幅された電気
信号をディジタル信号に復調する。
【0026】受信部15の具体的な回路構成例を図10
及び図11に示す。図10において、前段Aは、O−E
変換部151、I−V変換部152、バンドパスフィル
タ153、及び一次アンプ(1stAMP)を含む回路
であり、後段Bは二次アンプ(2ndAMP)を含む回
路である。また、図11において、前段CはO−E変換
部151及びI−V変換部152を含む回路であり、中
段Dは一次アンプ(1stAMP)を含む回路であり、
後段Eは二次アンプ(2ndAMP)を含む回路であ
る。図11に示す回路では、バンドパスフィルタ153
は、回路に含まれる幾つかのコンデンサと抵抗によって
構成されている。尚、図10及び図11において、高周
波アンプ154は、一次アンプ及び二次アンプによって
構成される。
【0027】次に、図10に示す回路の動作について図
12を参照して説明する。先ず、PINフォトダイオー
ドが光信号、例えば赤外光の信号を受光すると、この光
信号は微弱な電流信号に変換され、その後、電圧信号に
変換される。この際、PINフォトダイオードが送信部
64の発光ダイオード644a,644b,644c,
644d,644eから発せられた光信号の他に太陽光
や蛍光灯の光等の外乱光を受光すると、電圧信号に外乱
光によるノイズ(主にDC成分)が含まれるので、図1
0のa点における信号波形は図12(a)に示すように
なる。次に、この電気信号は、図12(b)に示すよう
に、コンデンサC3 によりDC成分が取り除かれる。そ
して、C1 ,L1 及びC2 ,L2 により、復調の際に必
要な周波数帯域の電気信号、すなわち送信部64のFS
K変調回路642で変調された周波数帯域の電気信号の
みが抽出され、次段の回路に入力される。図10に示す
回路において、PINフォトダイオードのアノード側と
カソード側の両方にバンドパスフィルタを設けたのは、
Qを大きくして周波数選択性を向上させるためである。
尚、バンドパスフィルタは、PINフォトダイオードの
アノード側又はカソード側のどちらか一方に設けるよう
にしてもよい。
【0028】次に、バンドパスフィルタによって抽出さ
れた電気信号は、トランジスタTr1 を含む一次アンプ
で増幅された後、トランジスタTr2 を含む二次アンプ
で増幅される。これにより、図10のb点における信号
波形は図12(c)に示すようになり、図10のc点に
おける信号波形は図12(d)に示すようになる。次
に、二次アンプで増幅された電気信号は、FSK復調回
路155によりディジタルの動作信号に変換され、制御
部18に入力される。FSK復調回路155には既存の
ものを用いることができる。
【0029】図11に示す回路の動作は、図10に示す
回路の動作と基本的に同様であるので、その詳細な説明
を省略する。尚、図11に示す回路では、d点での信号
波形が図12(a)に示すようになり、その後、d点と
MOSFETのゲートとの間に設けられたコンデンサに
より直流分がカットされて図12(b)に示すようにな
る。また、e点での信号波形が図12(c)に示すよう
になり、f点での信号波形が図12(d)に示すように
なる。
【0030】図10及び図11に示す回路は、送信部1
5を実現する具体的な回路の一例を示したに過ぎない。
したがって、使用する発光素子やトランジスタ、及びF
SK信号の周波数帯域によってその回路構成、素子の値
等は異なってくる。制御部18は、移動体10を統括し
て制御するものである。具体的には、FSK復調回路1
55で復調された動作信号の中のID信号に基づき、自
己宛の信号であるかどうかを判定する。そして、自己宛
のものであれば、共振回路16のスイッチをオンにし
て、共振コイルに交流電流を流し、磁場を発生させる。
これにより、タブレットボード40のループコイルアレ
イ46に誘導電流を流す。また、制御部18は、動作信
号に基づいて機構部12におけるモータの駆動やLED
の発光等を制御する。
【0031】充電機構部90は、タブレットボード40
上の所定の充電コーナーに設けられ、充電接点と、接点
ロック機構とを有する。マイコン制御部62は、一定時
間経過すると、移動体10を充電接点の位置まで移動さ
せる命令を発し、その移動体10がその位置に来ると、
接点ロック機構によりその充電接点と移動体10の充電
接点とをロックして、1分から5分のクイックチャージ
を行う。
【0032】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。先ず、第1の実施の形態の基本シーケンスにつ
いて説明する。第1の実施の形態の基本シーケンスは、
図14に示すように、四つのフレームから成り立ってい
る。基本シーケンスの期間Tは80ms、各フレームの
期間Tbaseは20msである。各フレームにおいて、四
台の移動体10a,10b,10c,10dへ別個に動
作信号がマイコン制御部62から出力される。このよう
に、ID信号を含む動作信号を各移動体10に時分割で
送ることにより、移動体10は自己宛の信号かどうかを
容易に識別することができ、また、すべての移動体10
に構造の同じものを用いることができる。
【0033】次に、上述した基本シーケンスのうちの一
のフレームのみを考えて、第1の実施の形態の動作につ
いて説明する。先ず、コントローラ60が動作信号を出
力する際の動作について説明する。マイコン制御部60
は、図14に示すように、操作パネル50を介して入力
された動作命令又はROMに記憶されたゲームプログラ
ムに基づき、フレームの始めの4ms間で動作信号を出
力する。この動作信号は、FSK変調回路642により
周波数をパラメータとする電気信号に変調され、その
後、E−O変換回路644により光信号に変換されて各
移動体10に送信される。
【0034】次に、移動体10が動作信号を受信する際
の動作について説明する。コントローラ60から送信さ
れた光信号は、O−E変換部151により微弱な電流信
号に変換され、I−V変換部152により電圧信号に変
換された後、バンドパスフィルタ153に入力される。
これにより、電圧信号から太陽光や蛍光灯の光等の外乱
光によるノイズを除去して復調の際に必要な周波数成分
の電圧信号のみを抽出することができる。次に、バンド
パスフィルタ153を介して得られた電圧信号は、FS
K復調回路155によりディジタルの動作信号に復調さ
れた後、制御部18に入力される。制御部18は、復調
回路155から送られてきた動作信号のID信号に基づ
いて、この動作信号が自己宛の信号であるかどうかを判
定する。自己宛のものである場合には、その後のDIR
信号、COM信号の部分を有効に認識し、その命令に従
って制御する。一方、自己宛のものでない場合には、そ
の後のDIR信号、COM信号の部分を認識しない。そ
して、自己宛の信号であると認識した移動体10は、図
14に示すように、ID信号の始めのビットを検出した
ときから2.5ms経過した後に、共振回路16のスィ
ッチを12ms間オンにする。これにより、共振回路1
6は共振コイルに交流電流を流して磁場を発生させる。
【0035】次に、コントローラ60が移動体10から
の位置情報を検出する際の動作を説明する。マイコン制
御部62は、図14に示すように、動作信号の出力後1
ms経過した後に、x方向アナログスイッチアレイ72
a及びy方向アナログスイッチアレイ72bに制御信号
S1 を送り、それぞれのアナログスイッチを1番目から
順次オンにする。この際、自己宛の信号であると認識し
た移動体10は磁場を発生しているので、この移動体1
0が位置しているところにあるループコイルに対応する
アナログスイッチをオンにしたときに、そのループコイ
ルに誘導(交流)電流が流れる。たとえば、自己宛の信
号であると認識した移動体10がx方向においては10
番のコイルループの位置に、またy方向においては60
番のコイルループの位置にある場合、x方向アナログス
イッチアレイ72aから取り出される交流信号S11には
10番目のアナログスイッチをオンにしたときの誘導電
流を含み、またy方向アナログスイッチアレイ72bか
ら取り出される交流信号S12には、60番目のアナログ
スイッチをオンにしたときの誘導電流を含む。交流信号
S11,S12は、それぞれ第一検知回路74a、第二検知
回路74bでパルス信号S13,S14に変換され、それぞ
れ第一ラッチ回路76a及び第二ラッチ回路76bに入
力される。第一ラッチ回路76a及び第二ラッチ回路7
6bは、パルス信号S13,S14が入力された際における
カウンタ78のカウント値をマイコン制御部62に出力
する。このカウント値が、このフレームでマイコン制御
部が出力した動作信号のID信号に対応する移動体10
のxy座標情報となる。尚、x方向アナログスイッチア
レイ72a及びy方向アナログスイッチアレイ72bの
切り換え動作をそれぞれ独立に行う代わりに、例えば最
初にx方向アナログスイッチアレイ72aの切り換え動
作を行ない、その後にy方向アナログスイッチアレイ7
2bの切り換え動作を行うようにしてもよい。
【0036】また、マイコン制御部62は、移動体10
のxy座標情報に基づき、その移動体10が制御エリア
内にあると判定すると、次の基本シーケンスの対応する
フレームにおいて、すなわち次にその移動体10に対し
て動作信号を送るときに、ROMに記憶されたゲームプ
ログラムに従って動作信号を出力する。たとえば、その
移動体10がスピンエリアにあった場合、移動体10を
その位置で一定時間回転すると共に、赤色のLEDを点
灯するように動作信号を出力する。移動体10がスピン
エリア内に入っていない通常の場合には緑色のLEDを
点灯することにより、プレーヤーに自己の移動体10が
スピンエリア内にいることを容易に知らせることができ
る。
【0037】第1の実施の形態では、コントローラ60
の送信部64は、マイコン制御部62から発せられたデ
ィジタルの動作信号をFSK変調回路642により周波
数をパラメータとする電気信号に変調した後、この電気
信号をE−O変換回路644により光信号に変換して送
信する。一方、移動体10の受信部15は、光信号をO
−E変換部151により受光して電気信号に変換した
後、バンドパスフィルタ153によりこの電気信号から
直流成分を除去すると共にFSK変調回路642によっ
て変調された周波数帯域の電気信号のみを抽出し、その
後、FSK復調回路155によりディジタルの動作信号
に復調する。したがって、第1の実施の形態によれば、
外乱光や受光強度の変動等の影響を受けることなく、良
好に光通信を行うことができる。尚、従来は、FSKに
利用できる程度の感度を有する発光素子や受光素子、す
なわち搬送波周波数として3〜10MHzの周波数帯域
で使用できる発光素子や受光素子は存在しなかった。し
かし、近年になってこれ等の素子が開発され、これによ
り、FSKを用いた光通信方式を実現することが可能に
なった。
【0038】また、第1の実施の形態では、コントロー
ラ60は、操作パネル50を介して入力された動作命令
に基づいて、その操作パネル50に対応する移動体10
のID信号を含む動作信号を送信する。一方、移動体1
0は、受信した動作信号が自己宛のものであるときに動
作信号に従って移動する。これにより、オペレータは各
操作パレット50に対応する複数の移動体10を独立し
て制御することができる。
【0039】さらに、第1の実施の形態では、位置検出
回路68により、移動体10に設けられた共振回路16
の共振コイルとタブレットボード40に設けられたルー
プコイルアレイ46との間に生じる電磁誘導によって得
られる信号に基づいて、移動体10のタブレット40上
の位置を検出すると共に、マイコン制御部62により、
位置検出回路68によって検出された移動体10のタブ
レットボード40上の位置が特定領域内(例えばスピン
エリア)にあるときに、この特定領域に対応した特定動
作(例えばスピンモード)をするように動作信号を出力
する。これにより、ゲームの興趣を向上させることがで
きる。
【0040】尚、本発明は第1の実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形
が可能である。たとえば、第1の実施の形態では、送信
部64のE−O変換回路として、トランジスタをスィッ
チング動作させてLEDを点滅させることにより、FS
K変調された電気信号を例えば赤外光のパルス信号に変
換するものについて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0041】また、第1の実施の形態では、移動体10
に共振回路16を設けると共にタブレットボード40に
ループコイルアレイ46を設け、更にコントローラ60
に位置検出回路68を設けたものについて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、タ
ブレットボード40上に上述した制御エリアを設定しな
い等、移動体10のタブレットボード40上の位置を検
出する必要がない場合、共振回路16、ループコイルア
レイ46、及び位置検出回路68は別段設けなくてもよ
い。
【0042】さらに、第1の実施の形態では、光通信方
式を用いたリモート制御装置をサッカーゲームに応用し
た場合について説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。本発明の光通信方式を用いたリモート制
御装置は、例えばレースゲームや球技ゲーム等のゲーム
機の他、産業用ロボット等を遠隔操作するためのリモー
ト制御装置にも応用することができる。
【0043】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。この実施の形態は、赤外発光ダイオードの交換時期
をソフト的に判定するものである。図20に示すように
第2の実施の形態のシステムでは、コントローラには赤
外発光ダイオードの発光時間を積算する発光時間積算部
69が設けられている。発光時間積算部69はカウンタ
69aとメモリ69bを備える。カウンタ69aはマイ
コン制御部62からのリセット信号によりシステム立ち
上げ時にカウントリセットされる。カウントリセット時
のカウンタの値はメモリ69bから読み出された値がセ
ットされる。
【0044】カウンタ69aのカウントイネーブル端子
にはFSK変調回路642の出力が接続されており、F
SK変調回路642の出力が立ち上がっている期間のシ
ステムクロック信号をカウントする。カウンタ69aの
カウント値が閾値メモリ69Cに記憶した閾値データと
比較回路69dによってされ、カウント値が閾値データ
を超えると比較回路69dの出力がマイコン制御部62
に赤外発光ダイオードの交換要求として出力される。シ
ステム立ち下げ時にはカウンタ69aのカウント値はメ
モリ69bに書き込まれる。これにより累積の発光時間
を記憶する事ができる。この例では、システム立ち上げ
から立ち下げまでをカウントを続ける事としたが、その
間の一定期間ごとにカウンタ69aのカウント値をメモ
リ69bに書き込みメモリ69bを更新する事で電源の
瞬断等にも対応出来る。メモリ69bの記憶値は赤外発
光ダイオードの交換時には0にリセットされる。
【0045】尚、本実施の態様では図19に示すように
発光強度は当初の80パーセントに落ち込む4000時
間を閾値メモリ69cに設定した。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
光部の累積発光時間若しくは発光強度によって交換時期
を求めるので、赤外線発光ダイオード等の発光素子の交
換時期を正確に求める事が出来るリモート制御装置また
はゲーム装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である光通信方式を用い
たリモート制御装置の概略ブロック図である。
【図2】第1の実施の形態の概略斜視図である。
【図3】第1の実施の形態のタブレットボードの概略回
路図である。
【図4】第1の実施の形態における操作パネルの操作と
移動体の動作との関係を説明するための図である。
【図5】第1の実施の形態のコントローラにおける送信
部の第一の回路構成例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態のコントローラにおける送信
部の第二の回路構成例を示す図である。
【図7】図5に示す送信部のFSK変調回路の動作を説
明するための図である。
【図8】第1の実施の形態におけるコントローラの位置
検出回路の概略回路図である。
【図9】第1の実施の形態における移動体の受信部の概
略ブロック図である。
【図10】図9に示す受信部の第一の回路構成例を示す
図である。
【図11】図9に示す受信部の第二の回路構成例を示す
図である。
【図12】図10に示す回路の動作を説明するための図
である。
【図13】第1の実施の形態装置におけるコントローラ
のマイコン制御部から出力される動作信号を説明するた
めの図である。
【図14】第1の実施の形態装置の基本シーケンスを説
明するための図である。
【図15】第1の実施の形態の概略断面図である。
【図16】発光強度検出部のブロック図である。
【図17】第1の実施の形態の光源を説明するための図
である。
【図18】第1の実施の形態の光源を説明するための図
である。
【図19】赤外発光ダイオード644の一般的な寿命曲
線を示す図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態である光通信方式
を用いたリモート制御装置の概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 移動体 12 機構部 14 バッテリ部 15 受信部 16 共振回路 18 制御部 40 タブレットボード 42 平板 46 ループコイルアレイ 46a x方向ループコイルアレイ 46b y方向ループコイルアレイ 50 操作パネル 52 ジョイスティック 54a,54b コマンドボタン 60 コントローラ 62 マイコン制御部 64 送信部 66 充電制御回路 68 位置検出回路 72 アナログスイッチアレイ 72a x方向アナログスイッチアレイ 72b y方向アナログスイッチアレイ 74a 第一検知回路 74b 第二検知回路 76a 第一ラッチ回路 76b 第二ラッチ回路 78 カウンタ 90 充電機構部 151 O−E変換部 152 I−V変換部 153 バンドパスフィルタ 154 高周波アンプ 155 FSK復調回路 642 FSK変調回路 644 E−O変換回路 644a,644b,644c,644d,644e
発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/22 // G05D 1/02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信を用いて制御装置から自走式移動
    体を制御するリモート制御装置において、 前記制御装置は、制御信号発生部と、制御信号を光信号
    に変換する光変換手段と、交換可能に取り付けられた発
    光部とを備え、 前記自走式移動体は、前記発光部からの光を受け電気信
    号に変換する光電変換部と、前記光電変換部の出力に応
    じて駆動部を制御する制御部とを備え、 前記制御装置は前記発光部の累積発光時間を計算する手
    段と、前記累積発光時間を保存する記憶手段を備え、前
    記累積発光時間が予め定められた時間を経過した場合に
    交換指示を行う指示手段を備えた事を特徴とするリモー
    ト制御装置。
  2. 【請求項2】 光通信を用いて制御装置から複数の自走
    式移動体を予め定められた移動領域内で制御するゲーム
    装置において、 前記制御装置は、制御信号発生部と、制御信号を光信号
    に変換する光変換手段と、交換可能に取り付けられた発
    光部とを備え、 前記自走式移動体は、前記発光部からの光を受け電気信
    号に変換する光電変換部と、前記光電変換部の出力に応
    じて駆動部を制御する制御部とを備え、 前記制御装置は前記発光部の累積発光時間を計算する手
    段と、前記累積発光時間を保存する記憶手段を備え、前
    記累積発光時間が予め定められた時間を経過した場合に
    交換指示を行う指示手段を備え事を特徴とするゲーム装
    置。
  3. 【請求項3】 光通信を用いて制御装置から自走式移動
    体を所定制御領域内で制御するリモート制御装置におい
    て、 前記制御装置は、制御信号発生部と、制御信号を予め定
    められた副搬送波によって光変調し出力する光変換手段
    と、交換可能に取り付けられた発光部とを備え、 前記自走式移動体は、前記発光部からの光を受け電気信
    号に変換する光電変換部と、前記光電変換部の出力に応
    じて駆動部を制御する制御部とを備え、 前記制御領域内に設けられ前記発光部からの光を受け電
    気信号に変換する光電変換手段と、変換された電気信号
    から前記副搬送波の周波数成分を抽出するバンドパスフ
    ィルタと、前記バンドパスフィルタの出力から前記発光
    部の発光強度を検出する発光強度検出手段と、前記発光
    強度が予め定められた強度以下に発光強度が低下した場
    合に交換指示を行う指示手段を備えた事を特徴とするリ
    モート制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記発光部は、それ
    ぞれの光軸が前記自走式移動体の移動領域に対して広が
    る向きに配置され同一の信号によって駆動される複数の
    光源からなる事を特徴とするリモート制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記発光部はテスト
    モード時に、前記複数の光源をそれぞれ独立に発光させ
    て光源毎に発光強度の検出を行う事を特徴とするリモー
    ト制御装置。
  6. 【請求項6】 光通信を用いて制御装置から複数の自走
    式移動体を予め定められた移動領域内で制御するゲーム
    装置において、 前記制御装置は、制御信号発生部と、制御信号を光信号
    に変換する光変換手段と、交換可能に取り付けられた発
    光部とを備え、 前記制御領域内に設けられ前記発光部からの光を受け電
    気信号に変換する光電変換手段と、変換された電気信号
    から前記副搬送波の周波数成分を抽出するバンドパスフ
    ィルタと、前記バンドパスフィルタの出力から前記発光
    部の発光強度を検出する発光強度検出手段と、前記発光
    強度が予め定められた強度以下に発光強度が低下した場
    合に交換指示を行う指示手段を備えた事を特徴とするゲ
    ーム装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11137517A (ja) * 1997-11-14 1999-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置
JP2001525567A (ja) * 1997-11-27 2001-12-11 ソーラー・アンド・ロボティクス 移動性ロボット及びその制御システムの改良
CN100369788C (zh) * 2001-09-28 2008-02-20 石川岛播磨重工业株式会社 机器人游戏系统
JP2014207646A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 住友電工システムソリューション株式会社 光ビーコン
CN111681407A (zh) * 2020-06-17 2020-09-18 恒为科技(上海)股份有限公司 机器人的遥控方法、装置和系统

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