JP2002135379A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002135379A
JP2002135379A JP2000328151A JP2000328151A JP2002135379A JP 2002135379 A JP2002135379 A JP 2002135379A JP 2000328151 A JP2000328151 A JP 2000328151A JP 2000328151 A JP2000328151 A JP 2000328151A JP 2002135379 A JP2002135379 A JP 2002135379A
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JP
Japan
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telephone number
user
call
missed call
incoming call
Prior art date
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Application number
JP2000328151A
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English (en)
Inventor
Takeshi Masazumi
武司 正瑞
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば連絡を密にしたい発信元からの不在着
信があってもユーザがそれに気づかないときの不具合を
解消する携帯電話機を提供する。 【解決手段】 記憶手段が電話番号を記憶し、発信元電
話番号検出手段が着信があった場合に当該着信の発信元
の電話番号を検出し、不在着信報知手段が記憶手段に記
憶された電話番号の発信元から不在着信があった場合に
鳴音動作或いは振動動作を行って当該不在着信を報知す
る。また、留守番電話モード設定手段が記憶手段に記憶
された電話番号の発信元から不在着信があった場合に当
該発信元からのメッセージの録音を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話システム
や簡易型携帯電話システム(PHS:Personal Handy p
hone System)等の携帯電話機に関し、特に、例えば連
絡を密にしたい発信元からの不在着信があった場合に、
当該不在着信を報知することや、当該発信元からのメッ
セージの録音を可能とすることを行う携帯電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機はユーザにより携帯されて使
用されるが、ユーザは常に携帯電話機を携帯していると
は限らない。このため、例えばユーザが携帯電話機を机
上等に置いてしばらく席を外したようなときに連絡を密
にしたい相手(発信元)からの着信(重要な着信)があ
った場合に、当該着信があったことにユーザが気づか
ず、後になって慌てることも多い。
【0003】また、ユーザが携帯電話機を携帯している
場合においても、例えば人込みの中等では、携帯電話機
による着信音(鳴音動作)やバイブレーション(振動動
作)にユーザが気づかないことがある。このような場合
に、ユーザが携帯電話機をポケット等に入れたまま長時
間取り出さなかったときには、上記と同様に、ユーザは
重要な着信に気づかずに放置してしまうことになる。
【0004】また、ユーザの携帯電話機に対して多くの
電話がかかってきた(多くの着信があった)場合に当該
ユーザが不在であってそれに応答しないと、複数件分の
不在着信(ユーザにより応答されなかった着信)が溜ま
ることになるため、これら多数の不在着信の中に重要な
着信があっても、ユーザがそれを見落としてしまう可能
性が高い。
【0005】また、重要な着信が度々あるような場合に
おいても、例えば予めユーザが携帯電話機の留守番電話
機能(発信元からのメッセージを自動的に録音する機
能)を設定しておかなければ、重要な着信に係る発信元
からのメッセージを残すこともできない。また、ユーザ
が携帯電話機の留守番電話機能を設定した場合において
も、例えば重要な着信以外の着信(例えばそれほど連絡
を密にする必要のない相手からの着信)に係るメッセー
ジが多く録音されてしまうと、重要な着信に係るメッセ
ージを録音することができなくなってしまうこともあ
る。
【0006】なお、従来技術の参考として、例えば特開
平5−292177号公報には、留守番電話モード時に
おいても特定の相手からの着呼のみを通知する携帯電話
器が記載されており、また、例えば特開平10−271
546号公報には、メモリに予め記憶されたキーワード
を含むメッセージ信号を受信したときだけ報知する無線
選択呼出受信機が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
携帯電話機では、重要な着信が不在着信となった場合
に、ユーザが当該不在着信に対して適切に応対すること
ができないことがあるといった不具合があった。具体的
には、例えばユーザが重要な着信(不在着信)に気づか
ずにいることを当該ユーザに対して積極的に報知する技
術や、例えば重要な着信(不在着信)に係る発信元から
のメッセージを積極的に残す技術といった点で、従来の
携帯電話機は不十分なものであった。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、例えば連絡を密にしたい発信
元からの不在着信があった場合に、当該不在着信を報知
することや、当該発信元からのメッセージの録音を可能
とすることにより、ユーザが当該不在着信に対して適切
に応対することを可能とする携帯電話機を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る携帯電話機では、記憶手段が電話番号
を記憶し、発信元電話番号検出手段が着信があった場合
に当該着信の発信元の電話番号を検出し、不在着信報知
手段が記憶手段に記憶された電話番号の発信元から不在
着信があった場合に鳴音動作或いは振動動作を行って当
該不在着信を報知する。
【0010】従って、例えば連絡を密にしたい発信元
(相手)の電話番号を記憶手段に記憶させておくと、当
該発信元からの不在着信があった場合には、鳴音動作或
いは振動動作により当該不在着信があったことがユーザ
に対して報知されるため、ユーザが当該不在着信に対し
て適切に応対することを可能とすることができる。
【0011】ここで、記憶手段としては、例えば電話番
号の情報を記憶するメモリが用いられる。また、記憶手
段により記憶する電話番号としては、例えばユーザによ
り任意に指定することができる構成とするのが好ましい
が、例えば予め記憶手段に電話番号を記憶させることも
可能である。
【0012】また、発信元の電話番号を検出する仕方と
しては、特に限定はないが、例えば一般に知られている
発信者番号通知機能(発信者の電話番号を通信相手に通
知する機能)を利用することが可能である。また、例え
ば、記憶手段に複数の電話番号が記憶されている場合に
はこれらの中のいずれかの電話番号の発信元から不在着
信があった場合に当該不在着信を報知する。
【0013】また、不在着信報知手段により鳴音動作或
いは振動動作を行う態様としては、例えば鳴音動作のみ
を行ってもよく、例えば振動動作のみを行ってもよく、
また、例えばこれら両方の動作を行ってもよい。また、
これら(鳴音動作のみ、振動動作のみ、これら両方の動
作)の中のいずれの態様で動作を行うかについては、例
えばユーザにより任意に設定することができる構成が用
いられるのが好ましいが、例えば予め(例えば固定的
に)設定することも可能である。
【0014】また、好ましい態様として、上記した不在
着信報知手段は、記憶手段に記憶された電話番号の発信
元から不在着信があった場合に所定の時間間隔毎に鳴音
動作或いは振動動作を行って当該不在着信を報知する。
ここで、所定の時間間隔としては、種々な時間間隔が用
いられてもよい。また、所定の時間間隔としては、例え
ばユーザにより任意に指定することができる構成とする
のが好ましいが、例えば予め(例えば固定的に)設定す
ることも可能である。
【0015】また、好ましい態様として、上記した不在
着信報知手段は、記憶手段に記憶された電話番号の発信
元から不在着信があった場合に所定の時間間隔毎にパタ
ーンを異ならせて鳴音動作或いは振動動作を行って当該
不在着信を報知する。このような構成では、不在着信が
あったことを報知する鳴音動作或いは振動動作の度毎に
(つまり、所定の時間間隔毎に)鳴音パターンや振動パ
ターンが変化させられるため、ユーザは、例えば不在着
信があってからどれくらいの時間が経過したかを当該鳴
音パターンや当該振動パターンに基づいて把握すること
ができる。
【0016】ここで、鳴音パターンや振動パターンとし
ては、どのようなパターンが用いられてもよいが、例え
ば通常の着信時における鳴音パターンや振動パターンと
本発明により不在着信を報知するための鳴音パターンや
振動パターンとを異ならせておくと、ユーザが当該鳴音
パターンや当該振動パターンに基づいて通常の着信であ
るのか或いは不在着信の報知であるのかを把握すること
ができて好ましい。
【0017】また、本発明に係る携帯電話機では、記憶
手段が電話番号を記憶し、発信元電話番号検出手段が着
信があった場合に当該着信の発信元の電話番号を検出
し、留守番電話モード設定手段が記憶手段に記憶された
電話番号の発信元から不在着信があった場合に(留守番
電話モードを設定して)当該発信元からのメッセージの
録音を可能とする。
【0018】従って、例えば連絡を密にしたい発信元
(相手)の電話番号を記憶手段に記憶させておくと、当
該発信元からの不在着信があった場合には、当該発信元
からのメッセージの録音が可能とされるため、このよう
にして録音されるメッセージに基づいてユーザが当該不
在着信に対して適切に応対することを可能とすることが
できる。
【0019】ここで、上記と同様に、記憶手段として
は、例えば電話番号の情報を記憶するメモリが用いられ
る。また、上記と同様に、記憶手段により記憶する電話
番号としては、例えばユーザにより任意に指定すること
ができる構成とするのが好ましいが、例えば予め記憶手
段に電話番号を記憶させることも可能である。
【0020】また、上記と同様に、発信元の電話番号を
検出する仕方としては、特に限定はないが、例えば一般
に知られている発信者番号通知機能(発信者の電話番号
を通信相手に通知する機能)を利用することが可能であ
る。また、上記と同様に、例えば、記憶手段に複数の電
話番号が記憶されている場合にはこれらの中のいずれか
の電話番号の発信元から不在着信があった場合に当該発
信元からのメッセージの録音を可能とする。
【0021】また、メッセージの録音を可能とする態様
としては、例えば不在着信に係る発信元からのメッセー
ジのみを録音可能とする態様を用いると、ユーザに対し
て連絡を取ろうとしている当該発信元からのメッセージ
(のみ)を確実に録音することができて好ましい。な
お、他の態様として、例えば記憶手段に記憶された(任
意の)電話番号の発信元からのメッセージを録音可能と
する態様や、また、例えば任意の発信元からのメッセー
ジを録音可能とする態様を用いることも可能である。
【0022】また、好ましい態様として、上記した留守
番電話モード設定手段は、記憶手段に記憶された電話番
号の発信元から所定の回数の不在着信があった場合に
(留守番電話モードを設定して)当該発信元からのメッ
セージの録音を可能とする。ここで、所定の回数として
は、例えば1以上の任意の数が用いられてもよい。ま
た、所定の回数としては、例えばユーザにより任意に指
定することができる構成とするのが好ましいが、例えば
予め(例えば固定的に)設定することも可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係る携帯電話
機を図面を参照して説明する。本例の携帯電話機1に
は、後述する図2(a)に示されるように、無線信号を
送受信するアンテナAや、各種の情報を表示出力する
(ディスプレイ)画面Gや、各種の情報の入力をユーザ
から受け付ける複数のキーKなどが備えられている。ま
た、本例の携帯電話機1には、その内部に、CPU(Ce
ntral Processing Unit)やメモリ等からなる回路が備
えられており、このような回路により、各種の処理が実
行される。
【0024】具体的な例としては、本例の携帯電話機1
は、例えばユーザによりキーKが操作されることに応じ
て文字や数字等から成るメッセージのデータを受け付け
る入力機能や、入力等されたデータを画面Gに表示出力
する表示機能や、入力等されたデータをメモリに記憶す
る記憶機能や、ユーザによりメモリに登録等されたデー
タを呼び出す呼出機能などを有している。
【0025】また、本例の携帯電話機1は、本発明に係
る機能として、例えばユーザにより指定された電話番号
をメモリに記憶する記憶機能(本発明に言う記憶手段に
相当する機能)や、着信があった場合に当該着信の発信
元の電話番号を検出する発信元電話番号検出機能(本発
明に言う発信元電話番号検出手段に相当する機能)や、
メモリに記憶された電話番号の発信元から不在着信があ
った場合に鳴音動作或いは振動動作を行って当該不在着
信を報知する不在着信報知機能(本発明に言う不在着信
報知手段に相当する機能)や、メモリに記憶された電話
番号の発信元から不在着信があった場合に当該発信元か
らのメッセージの録音を可能とする留守番電話モード設
定機能(本発明に言う留守番電話モード設定手段に相当
する機能)を有している。
【0026】具体的には、本例の携帯電話機1は、例え
ばユーザから受け付けてメモリに記憶された電話番号の
発信元からの不在着信があった場合に、当該不在着信を
ユーザに対して報知することを行う不在着信通知モード
へ切り替える機能や、当該発信元からのメッセージの録
音を可能とする留守番電話モードへ切り替える機能を有
している。ここで、このような不在着信通知モードや留
守番電話モードへの切替を行うか否かは、本例では、ユ
ーザにより任意に設定することが可能な構成となってい
る。
【0027】以下では、このような不在着信通知モード
や留守番電話モードに関して詳しく説明する。なお、本
例では、不在着信があったことを鳴音動作によりユーザ
に対して報知する場合を示すが、例えば不在着信があっ
たことをバイブレータの振動動作によりユーザに対して
報知することも可能であり、このような振動動作を用い
た構成についても、以下に示す鳴音動作を用いた構成と
同様にして実現することが可能である。
【0028】図1には、本例の携帯電話機1のメモリに
記憶された電話番号データ格納テーブルの一例を示して
あり、この電話番号データ格納テーブルには、不在着信
通知モードの処理を行うために用いられる各種のデータ
が記録される。同図に示した本例の電話番号データ格納
テーブルでは、各識別番号(“0”、“1”、“2”、
…)毎に、ユーザにより指定された電話番号(“012
345678”等)と、ユーザにより指定された鳴音
(着信音)パターン(例えばメロディ)を識別する番号
(“2”等)と、過去に発生した不在着信の回数
(“1”等)と、(過去に発生した不在着信がある場合
には)1回目の不在着信の日時(“6/6 10:2
3”等)とが対応付けられて記録されている。
【0029】つまり、本例の電話番号データ格納テーブ
ルでは、不在着信通知モードを起動させる電話番号と、
当該電話番号のそれぞれに関する鳴音パターンや不在着
信回数や1回目の不在着信日時とが対応付けられて管理
される。なお、本例の電話番号データ格納テーブルでは
識別番号“1”〜“3”に対応付けられた3件分の電話
番号等がユーザにより設定されており、このような電話
番号としては例えばユーザが連絡を密にしたいと考えて
いる者の電話機の電話番号が設定される。
【0030】また、図2(a)〜同図(d)には、不在
着信通知モードに関する詳細な設定をユーザにより行わ
せるための画面表示の一例を示してある。具体的に、同
図(a)には、不在着信通知サブメニュー画面の表示の
一例を示してあり、この画面では、不在着信通知モード
に関する詳細な設定を行うか否かをユーザにより選択さ
せる処理を実行する。なお、この不在着信通知サブメニ
ュー画面は、例えば電話帳等の機能メニューから所定の
メニュー(例えば“不在着信通知設定”)がユーザによ
り選択された場合に表示される。
【0031】同図(b)には、通知時間間隔設定画面の
表示の一例を示してあり、この画面では、不在着信を鳴
音動作により報知する場合の時間間隔(周期)をユーザ
により設定させる処理を実行する。具体的には、同図
(b)の例では、このような時間間隔として45秒
(“00:45”)が設定されており、この設定では、
45秒間隔で鳴音動作が行われる。
【0032】同図(c)には、留守録開始カウント設定
画面の表示の一例を示してあり、この画面では、(留守
番電話モードが設定されていない状態から)留守番電話
モードへ切り替えるまでの不在着信の回数をユーザによ
り設定させる処理を実行する。具体的には、同図(c)
の例では、“1”〜“9”の回数が設定可能となってお
り、その中から“5”が選択されている。
【0033】同図(d)には、不在着信通知メロディ選
択画面の表示の一例を示してあり、この画面では、不在
着信を鳴音動作により報知する場合のメロディをユーザ
により設定させる処理を実行する。具体的には、同図
(d)の例では、“メロディA”(鳴音パターン
“1”)或いは“メロディB”(鳴音パターン“2”)
のいずれかがユーザにより選択されて設定可能となって
いる。
【0034】また、図3(a)には、不在着信通知モー
ドが起動されていない状態における画面Gの表示の一例
を示してあり、同図(b)には、不在着信通知モードが
起動されて当該モードの処理が行われた場合における画
面Gの表示の一例を示してある。なお、不在着信通知モ
ードは、例えば上記図1に示した電話番号データ格納テ
ーブルに登録されたいずれかの電話番号の発信元からの
着信が(本例の携帯電話機1に)あってそれが不在着信
となった場合に起動される。
【0035】具体的には、例えば不在着信通知モードが
起動されていない状態で上記図1に示した電話番号デー
タ格納テーブルに登録されたいずれかの電話番号(例え
ば、“012345765”)の発信元からの不在着信
があった場合には、画面Gの表示内容が上記図3(a)
に示したものから同図(b)に示したものへ切り替えら
れ、これにより、当該電話番号(同図(b)の例では、
“12345765”)や、不在着信があった旨(同図
(b)の例では、“着信あり”)や、不在着信があった
回数(同図(b)の例では、“4回”)や、1回目の不
在着信があった時点から経過した時間(同図(b)の例
では、“5時間25分経過しています”)がユーザに対
して報知され、また、留守番電話モードの機能により当
該発信元からのメッセージが録音されている場合にはそ
の旨(同図(b)の例では、“メッセージが録音されて
います”)がユーザに対して報知される。
【0036】なお、同図(b)では、1つの電話番号
(同図(b)の例では、“12345765”)の不在
着信に関する情報が1画面上に表示される場合を示した
が、例えば上記図1に示した電話番号データ格納テーブ
ルに登録された複数の電話番号の発信元から不在着信が
あった場合には、一例として、上記図3(b)に示した
ような各発信元に関する情報を表示出力する画面が、一
定の時間が経過する度毎に、順次、異なる発信元に関す
る情報を表示出力する画面へ切り替えられ、これによ
り、不在着信に係る全ての発信元に関する情報が順次ユ
ーザに対して報知される。
【0037】次に、図4を参照して、不在着信通知モー
ドや留守番電話モードに関して、本例の携帯電話機1に
より行われる処理の手順の一例を示す。まず、本例の携
帯電話機1は、例えば着信の待ち受け時において着信が
あったか否かを監視し(ステップS1)、着信がない場
合には次のような着信待機処理を行う。
【0038】すなわち、この着信待機処理では、携帯電
話機1は、上記図1に示した電話番号データ格納テーブ
ルに記録された各電話番号に対応付けて記録されている
不在着信回数をカウントする内部カウンタの値が1以上
であるものがあるか否かを判定し(ステップS2)、あ
ると判定した場合には、当該カウンタ値が1以上である
電話番号について上記図3(b)に示したようなメッセ
ージを待ち受け画面に表示出力するとともに(ステップ
S3)、1回目の不在着信から予め設定された時間間隔
毎に予め設定された鳴音パターンで一定時間鳴音動作を
行う(ステップS4)。
【0039】ここで、上記したメッセージ表示では、例
えば上記図1に示した電話番号データ格納テーブルに記
録された電話番号の発信元からいつ電話(不在着信)が
あり、何回にわたってその電話(不在着信)が繰り返さ
れ、1回目の電話(不在着信)からどれだけの時間が経
過したのかといったことが、着信履歴や電話番号データ
格納テーブルに記録された不在着信回数のカウンタ値等
に基づいて待ち受け画面に表示される。また、当該不在
着信に係る発信元からのメッセージが録音されている場
合には、その旨も待ち受け画面に表示される。
【0040】また、本例の携帯電話機1は、好ましい態
様として、上記のように不在着信があったことを予め設
定された時間間隔で鳴音してユーザに対して報知する場
合に、鳴音パターン(例えばメロディ)を1回目報知の
際、2回目報知の際、3回目報知の際、…についてそれ
ぞれ異ならせる。このように不在着信があったことを報
知する度毎にメロディ等を変化させると、ユーザは、不
在着信があってからどれくらいの時間が経過しているの
かを当該メロディ等により把握することができて便利で
ある。なお、異ならせる鳴音パターンとしては、特に限
定はなく、例えば鳴音速度や音色等を異ならせることも
可能である。
【0041】一方、上記の待ち受け時において、上記図
1に示した電話番号データ格納テーブルに記録された各
電話番号に対応付けて記録されている不在着信回数のカ
ウンタ値が1以上であるものがないと判定した場合には
(ステップS2)、携帯電話機1は、そのまま待ち受け
状態を保持する(ステップS9)。
【0042】また、本例の携帯電話機1は、上記のよう
な待ち受け時において、着信があった場合には(ステッ
プS1)、次のような着信処理を行う。すなわち、この
着信処理では、携帯電話機1は、着信に係る発信元の電
話番号を検出して当該電話番号が上記図1に示した電話
番号データ格納テーブルに記録されている電話番号のい
ずれかと一致するか否かを判定し、一致すると判定した
場合には重要な着信であると認識する一方、一致しない
と判定した場合には重要な着信ではないと認識する(ス
テップS5)。
【0043】例えば、重要な着信であると認識した場合
には、携帯電話機1は、当該着信に係る発信元の電話番
号に対応付けられて上記図1に示した電話番号データ格
納テーブルに記録されている不在着信回数のカウンタ値
を検出し、検出した不在着信回数のカウンタ値が予め設
定された規定回数(留守番電話モードへ切り替えるため
の回数)以上であるか否かを判定する(ステップS
6)。
【0044】上記の結果(ステップS6)、検出した不
在着信回数のカウンタ値が規定回数以上であると判定し
た場合には、携帯電話機1は、予め設定された回数だけ
音(着信音)を鳴音した後に、留守番電話モードへ切り
替えて、当該着信に係る発信元からのメッセージを自己
(当該携帯電話機1)のメモリに録音することを可能と
する(ステップS10)。そして、携帯電話機1は、当
該着信に係る発信元の電話番号に関して上記図1に示し
た電話番号データ格納テーブルに記録された不在着信回
数のカウンタ値を1増加させて(ステップS11)、再
び待ち受け状態へ移行する(ステップS9)。
【0045】一方、上記の結果(ステップS6)、検出
した不在着信回数のカウンタ値が規定回数未満であると
判定した場合には、携帯電話機1は、当該着信に対して
ユーザによるオフフック(電話に出ること)があったか
否かを検出し、オフフックがあった場合には不在着信で
はない(つまり、ユーザが電話に出た)と判定する一
方、オフフックがなかった場合には不在着信である(つ
まり、ユーザが電話に出なかった)と判定する(ステッ
プS7)。
【0046】この結果(ステップS7)、不在着信では
ないと判定した場合には、携帯端末機1は、当該着信に
係る発信元の電話番号に関して上記図1に示した電話番
号データ格納テーブルに記録された不在着信回数のカウ
ンタ値をゼロに初期化して(ステップS8)、再び待ち
受け状態へ移行する(ステップS9)。一方、この結果
(ステップS7)、不在着信であると判定した場合に
は、携帯電話機1は、当該着信に係る発信元の電話番号
に関して上記図1に示した電話番号データ格納テーブル
に記録された不在着信回数のカウンタ値を1増加させて
(ステップS11)、再び待ち受け状態へ移行する(ス
テップS9)。
【0047】また、着信はあったが、重要な着信ではな
いと認識した場合には(ステップS5)、携帯電話機1
は、通常通りの着信動作(例えば、本例の不在着信通知
モードや留守番電話モードへの切替が行われない従来の
携帯電話機と同様な着信動作)を行う(ステップS1
2)。
【0048】なお、上記した不在着信時における留守番
電話モード設定の動作(ステップS10の動作)や、上
記した不在着信に関するメッセージ表示の動作(ステッ
プS3の動作)や、上記した不在着信報知の動作(ステ
ップS4の動作)に関しては、例えば不在着信通知モー
ドの機能設定がユーザによりオフに解除された場合や、
予め定められた方法でユーザが当該不在着信を了解する
操作を行った場合や、ユーザが当該不在着信に係る発信
元に電話をかけたような場合に、それぞれ、留守番電話
モードの設定解除や、メッセージ表示の消去や、不在着
信報知の停止が行われ、そして、当該不在着信に係る発
信元の電話番号に関して上記図1に示した電話番号デー
タ格納テーブルに記録された不在着信回数のカウンタ値
等が初期化される。
【0049】以上のように、本例の携帯電話機1では、
例えばユーザが任意の電話番号(例えば連絡を密にした
い者の電話番号)を指定しておくと、当該電話番号の発
信元から着信があったときに当該ユーザが応答しなかっ
た(つまり、不在着信であった)場合には、ユーザ等に
より予め設定された時間間隔やパターンで鳴音すること
が行われる。また、本例の携帯電話機1では、これとと
もに、不在着信に係る電話番号の発信元から、いつ、何
回連続で着信があったか等をユーザに対して表示出力す
ることが行われる。
【0050】また、本例の携帯電話機1では、例えばユ
ーザが任意の電話番号(例えば連絡を密にしたい者の電
話番号)や留守番電話モードへ切り替えるための任意の
回数を指定しておくと、当該電話番号の発信元からの不
在着信が当該回数だけ続いた場合には、当該電話番号の
発信元からの次の着信に対しては留守番電話モードで応
対して当該発信元からのメッセージを録音可能とするこ
とが行われる。また、本例の携帯電話機1では、これに
よりメッセージを録音した場合には、その旨をユーザに
対して表示出力することが行われる。
【0051】このように、本例の携帯電話機1では、例
えば連絡を密にしたい相手からの不在着信があった場合
においても、当該不在着信があったことを鳴音動作等に
よりユーザに対して報知することが行われるため、当該
相手からの不在着信をユーザが見逃してしまうことを防
止することができ、また、例えばユーザが当該不在着信
に気づかなかったような場合においても、当該相手から
のメッセージを録音可能とすることが行われるため、当
該相手が重要な連絡のために(例えば何度も)電話で連
絡してきたような時にそのメッセージ(重要な連絡)を
録音により残してユーザに知らせることができる。そし
て、ユーザは、このような不在着信の報知に気づいた
り、留守番電話の録音内容を聞いたりすることで、当該
不在着信に係る発信元に対して電話をかける等の適切な
応対をすることが可能となる。
【0052】ここで、本発明に係る携帯電話機の構成と
しては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な
構成が用いられてもよい。また、本発明に係る携帯電話
機の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限
られず、本発明は、例えば携帯電話システムやPHS等
の種々な分野に適用することが可能なものである。
【0053】また、本例では、本発明に係る携帯電話機
により行われる各種の処理が、例えばCPU等のプロセ
ッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロ
セッサがROMに格納された制御プログラムを実行する
ことにより制御される構成としたが、例えば当該処理を
実行するための各機能手段を独立したハードウエア回路
として構成することも可能である。また、本発明は上記
の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)デ
ィスクやCD−ROM等のコンピュータにより読み取り
可能な記録媒体として把握することもでき、当該制御プ
ログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセ
ッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行
させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る携帯
電話機によると、例えばユーザにより指定された電話番
号を記憶し、着信があった場合に当該着信の発信元の電
話番号を検出し、当該記憶された電話番号の発信元から
不在着信があった場合に鳴音動作或いは振動動作を行っ
て当該不在着信をユーザに対して報知するようにしたた
め、ユーザが当該不在着信(例えば連絡を密にしたい相
手からの不在着信)に対して適切に応対することを可能
とすることができる。
【0055】また、本発明に係る携帯電話機によると、
例えばユーザにより指定された電話番号を記憶し、着信
があった場合に当該着信の発信元の電話番号を検出し、
当該記憶された電話番号の発信元から不在着信があった
場合に当該発信元からのメッセージの録音を可能とする
ようにしたため、このようにして録音されるメッセージ
に基づいてユーザが当該不在着信(例えば連絡を密にし
たい相手からの不在着信)に対して適切に応対すること
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電話番号データ格納テーブルの一例を示す図
である。
【図2】 不在着信通知モード機能の詳細設定画面の一
例を示す図である。
【図3】 不在着信通知モードが起動した際の画面表示
の一例を示す図である。
【図4】 本発明の一実施例に係る携帯電話機により行
われる処理動作の一例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1・・携帯電話機、 A・・アンテナ、 G・・画面、
K・・キー、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号を記憶する記憶手段と、 着信があった場合に当該着信の発信元の電話番号を検出
    する発信元電話番号検出手段と、 記憶手段に記憶された電話番号の発信元から不在着信が
    あった場合に鳴音動作或いは振動動作を行って当該不在
    着信を報知する不在着信報知手段と、 を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 電話番号を記憶する記憶手段と、 着信があった場合に当該着信の発信元の電話番号を検出
    する発信元電話番号検出手段と、 記憶手段に記憶された電話番号の発信元から不在着信が
    あった場合に当該発信元からのメッセージの録音を可能
    とする留守番電話モード設定手段と、 を備えたことを特徴とする携帯電話機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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