JP2002135334A - 代行送受信方法、及びそのシステム - Google Patents

代行送受信方法、及びそのシステム

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JP2002135334A
JP2002135334A JP2000328383A JP2000328383A JP2002135334A JP 2002135334 A JP2002135334 A JP 2002135334A JP 2000328383 A JP2000328383 A JP 2000328383A JP 2000328383 A JP2000328383 A JP 2000328383A JP 2002135334 A JP2002135334 A JP 2002135334A
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信子 平野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子ネットワーク利用者個人が匿名で情報検
索、情報の問い合わせ、情報やデータの入手、オンライ
ンショッピングなどのネットワーク利用が出来る技術を
提供する。 【解決手段】 ユーザ2が、情報提供者側に送信する情
報データを作成する際、送信先に情報提供者側のアドレ
スを入力し、発信元にユーザ2のメールアドレスを入力
する。しかしそれを一旦受信した代行サーバは、情報提
供者3のメールアドレスを代行サーバ1のアドレスに変
換し、ユーザのアドレスや氏名などを代行アドレスと代
行サービスIDとのペアに置き換える。更にユーザのコ
ンピュータ2からの情報データのヘッダブロックについ
ても同様のアドレス変換を行う。以上のアドレス変換を
して情報データを、代行サーバを発信元として情報提供
者3に代行送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はネットワークにおい
て送受信される情報の管理に関するものであって、特に
個人情報が流出しないようにユーザを匿名化する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、日本でもインターネット利用人口
が1000万人を超えようとしており、インターネット
などの電子ネットワーク上での個人情報を守ることがま
すます必要となってきている。
【0003】確かに、通信の秘密を守るセキュリティ技
術も進歩してきていが、通信路のセキュリティを向上さ
せるものであり、情報を双方向にやり取りする相手が情
報のやり取り以外の目的で個人の通信情報を収集した
り、分析して個人を特定したプライバシ情報に加工して
別な目的で利用したり、第3者にそのプライバシ情報を
売るなどという問題が出始めている。
【0004】電子ネットワーク上では最近であるが、一
般には名簿業者による個人情報の売買という深刻な問題
が以前からある。氏名、年齢、性別、住所、生年月日、
趣味などといった個人属性だけにとどまらず、どこの通
販業者でいつ、何を購入したのかといった個人の購買行
動情報までもが出回っているのが現状である。個人情報
を買った業者は、これらの名簿と個人情報をもとに選び
だした購入予定者にDMを送り付けたり、電話で強引に
勧誘したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような現状は憂慮
する問題であり、電子ネットワークの利用者がこれから
どんどん増加していく状況からみると、今度は電子ネッ
トワーク上でも同じ様に個人情報が自分の知らないとこ
ろで集められ分析、加工され個人情報データベースとし
て業者間で売買されるようになると予想される。こうし
て例えば、個人情報をもとに電子メールなどによる強引
なDM送り付けや勧誘がおこなわれることになるのであ
る。
【0006】また、ユーザの自分自身の属性情報や利用
履歴など個人情報がマーケティング面からみて情報提供
側にとってかなりの価値のあるものである。これらの情
報をもとに情報提供側のユーザに対する個別の対応など
サービスの向上には役立っているが、一般的に情報提供
側は企業でユーザは個人で力が弱いという構図なので、
ユーザが自分自身の個人情報の価値と対等な金銭的価値
を受け取れるような仕組みはなかなか出来てはこなかっ
た。
【0007】また、ユーザが匿名でいながら金銭的価値
を情報提供側から受け取るのは、いままでのオープンコ
ンピュータネットワークの仕組みでは上述した問題から
ユーザの身元が特定出来てしまいむずかしい。
【0008】一方、ユーザ側からみて、自分に必要だっ
たり最適な情報を簡単便利な方法で集めたい、自分に合
う情報を集めるためにユーザが情報提供側に自分自身の
属性情報や利用履歴などの個人情報を匿名化しながら情
報提供側に渡す仕組みが求められている。
【0009】また、情報提供側の組織の信頼度、提供さ
れる情報の信用度、加えてユーザから集めた個人情報を
悪用したり別の目的に使用しないという誓約などをユー
ザが手に入れて吟味出来る仕組み、それと、ユーザが情
報提供側から提供された情報を受け取る前に受信する
か、ユーザ側のイニシアチブで態度を決定出来る仕組み
などが求められている。
【0010】また、ユーザが子供、高齢者、女性などの
コンピュータ操作に不慣れだったり、仕組みがわからな
い、操作能力が低いといったコンピュータリテラシが不
足していて、自分のプライバシの管理について理解が不
足している人、また一般の人でも不慣れとかついうっか
りという状態であれば同様に、このような人々がユーザ
側コンピュータを操作してインターネットなどのオープ
ンコンピュータネットワークに接続してさまざまな情報
にアクセスしたりダウンロードしたりオンラインサービ
スやショッピングを利用した場合、ネットワークを介し
てユーザ側PCと情報提供側とが接続されている状況で
は、ユーザがついうっかり名前などの身元の手がかりと
なるデータを情報提供側に送信してしまうと、取り消し
ようがないという問題がある。
【0011】一方、情報提供側からみて、提供対象のユ
ーザの属性や趣向に合わせて情報やサービスを提供した
いと考える時、どのような属性、趣向のユーザが自分た
ちのサービスの何を何回ぐらい利用するといった利用履
歴を収集してマーケティング活動や商品開発などに活用
したいと考える。提供対象のユーザの属性や趣向につい
ての情報の信頼度は高いほうがより良い。
【0012】また、情報提供側からみて、利用ユーザを
固定化して、定期的に情報提供側からユーザにダイレク
トにお知らせ情報を送り届けたい。ユーザの手をあまり
煩わせないで、例えばいちいちユーザが情報提供側に直
接アクセスすることなく、ある決まった情報提供サイト
にアクセスするだけでトップページだけでなく、提供デ
ータ全てをユーザ側PCに届けたい、その仕組みがほし
かった。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
決することにある。
【0014】また、上記本発明の目的は、電子ネットワ
ーク利用者個人個人が自分の素性を明かさない様にしな
がら(匿名化)、情報検索、情報の問い合わせ、情報や
データの入手、オンラインショッピングなどのネットワ
ーク利用が出来る技術を提供することにある。
【0015】また、本発明の目的は、提供される情報が
利用者の個人属性や購買行動などによりよく合致した、
利用者にとって役立つ情報やデータになるような技術を
提供することにある。
【0016】また、本発明の目的は、利用者自身の属性
情報や購買行動情報を自分の素性を明かさない様にしな
がら、その価値を必要としている業者や情報提供者と対
等な立場で金銭的価値と交換できるメリットを享受出来
る技術を提供することにある。
【0017】また、本発明の目的は、良心的で、個人情
報をきちんと守る業者や情報提供者にとっては、個人個
人の素性はわからないけれども、匿名化された利用者の
詳細な属性情報や購買行動情報を情報やサービスを提供
することと引き換えに確実に入手できる技術を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決する第1
の発明は、ユーザ側の情報処理端末と、情報収集者の情
報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報
収集者の情報処理端末との間の情報の送受信を代行する
代行者のサーバとを有するネットワークシステムにおけ
る代行送受信方法であって、前記代行者のサーバに、前
記ユーザのアドレスと、前記ユーザを識別するユーザ識
別情報とが対応付けられて記憶されてなるユーザテーブ
ルを設定するステップと、ユーザ側の情報処理端末にお
いて、提供情報を生成し、この情報に情報収集者のアド
レスを付加して前記代行者のサーバに送信するステップ
と、前記代行者のサーバにおいて、前記ユーザの情報処
理端末から提供情報を受信し、この受信した提供情報の
送信元アドレスからユーザのアドレスを検出するステッ
プと、前記検出されたユーザのアドレスに対応するユー
ザ識別情報を検索するステップと、前記受信した提供情
報に含まれるユーザのアドレスを前記検索されたユーザ
識別情報に変換するステップと、前記提供情報に付加さ
れている情報収集者のアドレスを宛先として、前記変換
された提供情報を前記情報収集者の情報処理端末に転送
するステップとを有することを特徴とする。
【0019】また、上記目的を解決する第2の発明は、
上記第1の発明において、ユーザ側の情報処理端末にお
いて生成された提供情報から個人を特定する個人情報を
検出するステップと、前記提供情報から前記検出された
個人情報を削除するステップとを更に含むことを特徴と
する。
【0020】また、上記目的を解決する第3の発明は、
上記第1の発明において、ユーザ側の情報処理端末にお
いて生成された提供情報から個人を特定する個人情報を
検出するステップと、前記検出した個人情報を他の情報
に置換するステップとを更に含むことを特徴とする。
【0021】また、上記目的を解決する第4の発明は、
上記第1、第2及び第3のいずれかの発明において、ユ
ーザの趣向性の情報である趣向情報を、ユーザアドレス
又はユーザ識別情報に対応付けて、ユーザテーブルに記
憶するステップと、検出されたユーザアドレス、又はこ
れに対応するユーザ識別情報に基づいて、対応する趣向
情報を前記ユーザテーブルから検索するステップと、前
記検索された趣向情報を提供情報に付加するステップと
を更に含むことを特徴とする。
【0022】上記目的を解決する第5の発明は、ユーザ
側の情報処理端末と、情報提供者の情報処理端末と、前
記ユーザ側の情報処理端末と前記情報提供者の情報処理
端末との間の情報の送受信を代行する代行者のサーバと
を有するネットワークシステムにおける代行送受信方法
であって、前記代行者のサーバに、前記ユーザのアドレ
スと、前記ユーザを識別するユーザ識別情報とが対応付
けられて記憶されてなるユーザテーブルを設定するステ
ップと、前記情報提供者の情報処理端末において、提供
情報を作成し、この情報にユーザ識別情報を付加して前
記代行者のサーバに送信するステップと、前記代行者の
サーバにおいて、前記情報提供者の情報処理端末から提
供情報を受信し、受信した提供情報に付加されているユ
ーザ識別情報に対応するユーザのアドレスを、前記ユー
ザテーブルから検索するステップと、前記検索されたユ
ーザのアドレスを宛先として、前記受信した提供情報
を、前記ユーザの情報処理端末に転送するステップとを
有することを特徴とする。
【0023】また、上記目的を解決する第6の発明は、
上記第5の発明において、代行者のサーバにおいて、情
報提供者を識別する情報提供者識別情報と、前記情報提
供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提
供者テーブルを設定するステップと、情報提供者の情報
処理端末において、提供情報を作成し、この情報にユー
ザ識別情報を付加して前記代行者のサーバに送信する
際、自己の情報提供者識別情報を前記提供情報に付加す
るステップと、前記代行者のサーバにおいて、受信した
提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対応す
る信用度を、情報提供者テーブルから検索するステップ
と、前記検索された信用度を提供情報に付加するステッ
プとを更に有することを特徴とする。
【0024】また、上記目的を解決する第7の発明は、
上記第5又は第6の発明において、代行者のサーバにお
いて、提供情報に対するコメントを提供情報に付加する
ステップを更に有することを特徴とする。
【0025】上記目的を解決する第8の発明は、ユーザ
側の情報処理端末と、複数の情報提供者の情報処理端末
と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報提供者の情
報処理端末との間の情報の送受信を代行する代行者のサ
ーバとを有するネットワークシステムにおける代行送受
信方法であって、前記代行者のサーバに、前記ユーザの
アドレスと、前記ユーザが入手を希望する情報種別の群
である情報種別群とが対応付けられて記憶されてなるユ
ーザテーブルを設定するステップと、前記情報提供者の
情報処理端末において、提供情報を作成し、この情報を
前記代行者のサーバに送信するステップと、前記代行者
のサーバにおいて、前記情報提供者の情報処理端末から
提供情報を受信し、受信した提供情報の種別を含む情報
種別群に対応するユーザのアドレスを、前記ユーザテー
ブルから検索するステップと、前記検索されたユーザの
アドレスを宛先として、前記受信した提供情報をユーザ
の情報処理端末に転送するステップとを有することを特
徴とする。
【0026】また、上記目的を解決する第9の発明は、
上記第8の発明において、代行者のサーバにおいて、情
報提供者を識別する情報提供者識別情報と、前記情報提
供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提
供者テーブルを設定するステップと、情報提供者の情報
処理端末において、提供情報を作成し、この情報にユー
ザ識別情報を付加して前記代行者のサーバに送信する
際、自己の情報提供者識別情報を前記提供情報に付加す
るステップと、前記代行者のサーバにおいて、受信した
提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対応す
る信用度を、情報提供者テーブルから検索するステップ
と、前記検索された信用度を提供情報に付加するステッ
プとを更に有することを特徴とする。
【0027】また、上記目的を解決する第10の発明
は、上記第8又は第9の発明において、代行者のサーバ
において、提供情報に対するコメントを提供情報に付加
するステップを更に有することを特徴とする。
【0028】また、上記目的を解決する第11の発明
は、ユーザ側の情報処理端末と、情報提供者の情報処理
端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報提供者
の情報処理端末との間の情報の送受信を代行する代行者
のサーバとを有するネットワークシステムにおける代行
送受信方法であって、前記代行者のサーバに、前記ユー
ザのアドレスと、前記ユーザを識別するユーザ識別情報
と、前記ユーザが入手を希望する情報種別の群である情
報種別群とが対応付けられて記憶されてなるユーザテー
ブルを設定するステップと、前記情報提供者の情報処理
端末において、提供情報を生成し、この情報にユーザ識
別情報を付加して前記代行者のサーバに送信するステッ
プと、前記代行者のサーバにおいて、前記情報提供者の
情報処理端末から提供情報を受信し、受信した提供情報
に付加されているユーザ識別情報に対応する情報種別群
を、前記ユーザテーブルから検索するステップと、前記
提供情報の種別が、前記検索された情報種別群に含まれ
るか否かを照合するステップと、前記照合の結果、前記
情報種別群に提供情報の種別が含まれる場合には、前記
ユーザ識別情報に対応するユーザアドレスを宛先とし
て、前記受信した提供情報をユーザの情報処理端末に転
送するステップとを有することを特徴とする。
【0029】また、上記目的を解決する第12の発明
は、上記第11の発明において、代行者のサーバにおい
て、情報提供者を識別する情報提供者識別情報と、前記
情報提供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる
情報提供者テーブルを設定するステップと、情報提供者
の情報処理端末において、提供情報を作成し、この情報
にユーザ識別情報を付加して前記代行者のサーバに送信
する際、自己の情報提供者識別情報を前記提供情報に付
加するステップと、前記代行者のサーバにおいて、受信
した提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対
応する信用度を、情報提供者テーブルから検索するステ
ップと、前記検索された信用度を提供情報に付加するス
テップとを更に有することを特徴とする。
【0030】また、上記目的を解決する第13の発明
は、上記第11又は第12の発明において、提供情報に
対するコメントを提供情報に付加するステップを代行者
のサーバにおいて更に有することを特徴とする。
【0031】上記目的を解決する第14の発明は、ユー
ザ側の情報処理端末と、情報収集者の情報処理端末と、
前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報収集者の情報処
理端末との間の情報の送受信を代行する代行者のサーバ
とを有する代行送受信システムであって、前記ユーザ側
の情報処理端末は、提供情報を生成する手段と、提供情
報に情報収集者のアドレスを付加して前記代行者のサー
バに送信する手段とを有し、前記代行者のサーバは、ユ
ーザのアドレスと、前記ユーザを識別するユーザ識別情
報とが対応付けられて記憶されてなるユーザテーブル
と、ユーザの情報処理端末から提供情報を受信し、この
受信した提供情報の送信元アドレスからユーザのアドレ
スを検出する手段と、前記検出されたユーザのアドレス
に対応するユーザ識別情報を、前記ユーザテーブルから
検索する手段と、前記受信した提供情報に含まれるユー
ザのアドレスを前記検索されたユーザ識別情報に変換す
る手段と、前記提供情報に付加されている情報収集者の
アドレスを宛先として前記変換された提供情報を前記情
報収集者の情報処理端末に転送する手段とを有すること
を特徴とする。
【0032】また、上記目的を解決する第15の発明
は、上記第14の発明において、代行者のサーバは、提
供情報から個人を特定する個人情報を検出する手段と、
前記提供情報から前記検出された個人情報を削除する手
段とを更に含むことを特徴とする。
【0033】また、上記目的を解決する第16の発明
は、上記第14の発明において、代行者のサーバは、ユ
ーザ側の情報処理端末において生成された提供情報から
個人を特定する個人情報を検出する手段と、前記検出し
た個人情報を他の情報に置換する手段とを更に含むこと
を特徴とする。
【0034】また、上記目的を解決する第17の発明
は、上記第14、第15及び第16のいずれかの発明に
おいて、代行者のサーバは、ユーザの趣向性の情報であ
る趣向情報が、ユーザアドレス又はユーザ識別情報に対
応付けられたユーザテーブルと、検出されたユーザアド
レス、又はこれに対応するユーザ識別情報に基づいて、
対応する趣向情報を前記ユーザテーブルから検索する手
段と、前記検索された趣向情報を提供情報に付加する手
段とを更に有することを特徴とする。
【0035】上記目的を解決する第18の発明は、ユー
ザ側の情報処理端末と、情報提供者の情報処理端末と、
前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報提供者の情報処
理端末との間の情報の送受信を代行する代行者のサーバ
とを有する代行送受信システムであって、前記情報提供
者の情報処理端末は、提供情報を生成する手段と、前記
提供情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者のサー
バに送信する手段とを有し、前記代行者のサーバは、ユ
ーザのアドレスと、前記ユーザを識別するユーザ識別情
報とが対応付けられて記憶されてなるユーザテーブル
と、前記情報提供者の情報処理端末から提供情報を受信
する手段と、受信した提供情報に付加されているユーザ
識別情報に対応するユーザのアドレスを、前記ユーザテ
ーブルから検索する手段と、前記検索されたユーザのア
ドレスを宛先として、前記受信した提供情報を、前記ユ
ーザの情報処理端末に転送する手段とを有することを特
徴とする。
【0036】また、上記目的を解決する第19の発明
は、上記第18の発明において、情報提供者の情報処理
端末は、情報提供者を識別する情報提供者識別情報を提
供情報に付加する手段を有し、代行者のサーバは、前記
情報提供者識別情報と、情報提供者の信用度とが対応付
けられて記憶されてなる情報提供者テーブルと、受信し
た提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対応
する信用度を、前記情報提供者テーブルから検索する手
段と、前記検索された信用度を提供情報に付加する手段
とを更に有することを特徴とする。
【0037】また、上記目的を解決する第20の発明
は、上記第18又は第19の発明において、代行者のサ
ーバは、提供情報に対するコメントを提供情報に付加す
る手段を更に有することを特徴とする。
【0038】また、上記目的を解決する第21の発明
は、ユーザ側の情報処理端末と、複数の情報提供者の情
報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報
提供者の情報処理端末との間の情報の送受信を代行する
代行者のサーバとを有する代行送受信システムであっ
て、前記情報提供者の情報処理端末は、提供情報を生成
する手段と、前記提供情報を前記代行者のサーバに送信
する手段とを有し、前記代行者のサーバは、ユーザのア
ドレスと、前記ユーザが入手を希望する情報種別の群で
ある情報種別群とが対応付けられて記憶されてなるユー
ザテーブルと、前記情報提供者の情報処理端末から提供
情報を受信する手段と、受信した提供情報の種別を含む
情報種別群に対応するユーザのアドレスを、前記ユーザ
テーブルから検索する手段と、前記検索されたユーザの
アドレスを宛先として、前記受信した提供情報をユーザ
の情報処理端末に転送する手段とを有することを特徴と
する。
【0039】また、上記目的を解決する第22の発明
は、上記第21の発明において、情報提供者の情報処理
端末は、情報提供者を識別する情報提供者識別情報を提
供情報に付加する手段を有し、代行者のサーバは、前記
情報提供者識別情報と、情報提供者の信用度とが対応付
けられて記憶されてなる情報提供者テーブルと、受信し
た提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対応
する信用度を、前記情報提供者テーブルから検索する手
段と、前記検索された信用度を提供情報に付加する手段
とを更に有することを特徴とする。
【0040】また、上記目的を解決する第23の発明
は、上記第21又は第22の発明において、代行者のサ
ーバは、提供情報に対するコメントを提供情報に付加す
る手段を更に有することを特徴とする。
【0041】上記目的を解決する第24の発明は、ユー
ザ側の情報処理端末と、情報提供者の情報処理端末と、
前記ユーザ側の情報処理端末と前記情報提供者の情報処
理端末との間の情報の送受信を代行する代行者のサーバ
とを有する代行送受信システムであって、前記情報提供
者の情報処理端末は、提供情報を生成する手段と、前記
提供情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者のサー
バに送信する手段とを有し、前記代行者のサーバは、ユ
ーザのアドレスと、前記ユーザを識別するユーザ識別情
報と、前記ユーザが入手を希望する情報種別の群である
情報種別群とが対応付けられて記憶されてなるユーザテ
ーブルと、前記情報提供者の情報処理端末から提供情報
を受信する手段と、前記受信した提供情報に付加されて
いるユーザ識別情報に対応する情報種別群を、前記ユー
ザテーブルから検索する手段と、前記提供情報の種別
が、前記検索された情報種別群に含まれるか否かを照合
する手段と、前記照合の結果、前記情報種別群に提供情
報の種別が含まれる場合には、前記ユーザ識別情報に対
応するユーザアドレスを宛先として、前記受信した提供
情報をユーザの情報処理端末に転送する手段とを有する
ことを特徴とする。
【0042】また、上記目的を解決する第25の発明
は、上記第24の発明において、情報提供者の情報処理
端末は、情報提供者を識別する情報提供者識別情報を提
供情報に付加する手段を有し、代行者のサーバは、前記
情報提供者識別情報と、情報提供者の信用度とが対応付
けられて記憶されてなる情報提供者テーブルと、受信し
た提供情報に付加されている情報提供者識別情報に対応
する信用度を、前記情報提供者テーブルから検索する手
段と、前記検索された信用度を提供情報に付加する手段
とを更に有することを特徴とする。
【0043】また、上記目的を解決する第26の発明
は、上記第24又は第25の発明において、代行者のサ
ーバは、提供情報に対するコメントを提供情報に付加す
る手段を更に有することを特徴とする。
【0044】本発明の特徴を述べると、本発明は、メー
ルを他の者(例えば、情報提供者)に送信することによ
り、ユーザの個人情報、例えばメールアドレスや氏名等
が送信先の者に判ってしまうことを防止する為、ユーザ
の個人情報を秘匿するサービスを行うことを特徴とす
る。
【0045】この本発明は、主に代行サーバ1により行
われるが、ユーザが代行サーバ1による代行サービスを
利用する為には、代行サービスを利用するに先立って代
行サービス利用登録を代行サーバ1に行う。まず、以下
にその代行サービス利用登録について述べる。
【0046】図1に示される如く、ユーザのコンピュー
タ2からネットワーク(インターネット)を経由して直
接代行サーバ1とサーバ‐クライアント関係のやり取り
をする。まず、ユーザのコンピュータ2は、代行サーバ
1に対して接続及び代行サービスの利用登録の要求を送
信する。
【0047】要求を受信した代行サーバ1はサービスを
開始し、ユーザのコンピュータ2に対して登録要求受け
入れを送信する。登録要求が受け入れられたユーザのコ
ンピュータ2は、代行受信の際に代行サーバ1から秘匿
したいローカルサーバ4上のメールアドレス(ユーザ個
人のメールアドレス)を代行サーバ1に送信する。
【0048】ユーザのメールアドレスを受信した代行サ
ーバ1は、ユーザ2に対してユーザを識別する為の代行
サービスIDとパスワードを発行し送信する。
【0049】代行サービスIDとパスワードを受信した
ユーザのコンピュータ2は受信確認を代行サーバ1に送
信し、続いてそれらをコンピュータ2内の任意のフォル
ダに格納し、代行サービス利用の際にそこから読み出し
て使う。 受信確認を受け取った代行サーバ1は、ユー
ザのメールアドレスを利用登録会員リストに書き込ん
で、代行サービスID、パスワード及びユーザ個人のメ
ールアドレスに対応する会員私書箱を代行サーバ上に設
定する。
【0050】以上が代行サービスを利用するに先だって
行われる代行サービス利用登録の概要である。
【0051】続いて、上記代行サービスの利用登録がさ
れた後に行われる代行サービスの概要について述べる。
【0052】まずユーザ2が、メーラーや情報閲覧ブラ
ウザを使用中に、情報提供者側に送信する情報データ、
例えば商品に対する問い合わせ、懸賞に対する応募、ア
ンケート回答などを、テキストエディタなどを用いて作
成する。この際、送信先(To:)に情報提供者側のア
ドレスを入力し、発信元(From:)にユーザ2のメ
ールアドレスを入力する。
【0053】ユーザが送信メニューから代行送信先を選
択し、作成した情報データの送信手続き操作を行うと、
代行送信手順によりユーザのコンピュータ2の画面にユ
ーザに対してパスワード入力の要求をしてパスワードを
入力させ、暗号化する。そして、送信先のアドレスを、
情報提供者3のメールアドレスから代行サーバ1のアド
レスに変換する。続いて、ユーザが入力した情報データ
本文の中のユーザを特定する真のアドレスや氏名などを
検索し、代行アドレスと代行サービスIDとのペアに置
き換える。このようにして生成した情報データをローカ
ルサーバ経由でユーザが指定した代行サーバ1宛に送信
する。
【0054】ユーザのコンピュータ2からの情報データ
を受信した代行サーバ1は、パスワードを復号化してこ
のメッセージに付加されたパスワードであることを確認
する。次に、受信している情報データを代行送信データ
変換テーブルによって、ヘッダブロックの発信元フィー
ルドがユーザのアドレスとなっているところを代行サー
バ自身の代行アドレスに交換し、ユーザのアドレスを破
棄し、送信先フィールドが代行サーバ宛になっているの
を情報提供者3のアドレスに交換するアドレス変換を行
う。以上のアドレス変換をしてこの情報データが代行サ
ーバを発信元として情報提供者3に代行送信されること
になる。
【0055】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を説明
する。
【0056】図1は本発明の第1の実施の形態を示す概
念図である。図1中、1は代行サーバ、2は代行サービ
スを利用するユーザ側のコンピュータ、3は情報提供者
のコンピュータ、4は前記ユーザが利用しているローカ
ルサーバ、5、6、7及び8は各コンピュータが接続さ
れるインターネットである。
【0057】上記のような構成において、各要素の具体
的な構成を述べる前に、説明全体に渡って用いられる用
語について説明する。
【0058】<代行サーバ>代行サーバとは、地球規模
のオープンコンピュータネットワーク上において、ユー
ザが使うローカルサーバ上にあるメールボックスの存在
場所を隠ぺいして、情報提供側が名寄せなどをして、ユ
ーザを特定しようとするプライバシの侵害行為からユー
ザを守るための仲介サーバのことを言う。 個人を特定
する電子メールアドレスなどのネットワークアドレス
を、代行サーバでアドレス変換することにより、相手側
に対しては後述する代行アドレスを提示して匿名化し、
個人を特定するアドレスは破棄される。また、ユーザ側
から情報提供側に要求情報などを送信する際には匿名化
を行い。さらに、ユーザ側が情報提供側から返信情報を
匿名で受信するため、代行アドレスと、後述する代行サ
ービスIDとを用いることにより、情報提供側から対象
となるユーザ側に返信情報が届けられる。
【0059】上述の機能により、匿名化してユーザのプ
ライバシを高いレベルで保護する代わりに、匿名化した
ユーザ個別の属性や利用履歴などの個人情報を情報提供
側に提供する機能を代行サーバが仲介することにより、
情報提供側がユーザに対して個別に対応した情報やサー
ビスを提供できるようにすることを支援し、マーケティ
ング活動に活用してサービスや商品開発に役立てるのを
支援することが可能となる。
【0060】また、個々のユーザを匿名化し、彼らのプ
ライバシを守りながら属性情報や利用履歴情報などの彼
ら自身の個人情報を情報提供側に開示して、個別対応の
情報やサービスの提供を受けられるようにすると共に、
個人情報と等価の金銭的価値を情報提供側から収受して
個々のユーザに還元するための個人情報取引のための仲
介サーバとも言える。
【0061】<ユーザ個人のアドレス> ユーザ個人の
アドレスとは、ユーザを特定する電子メールアドレスな
どのネットワーク上でのアドレスをいう。これが判別で
きると、ユーザを特定できることになる。よって、代行
サーバによって仲介されることでユーザ個人のアドレス
は隠ぺいされ、ネットワーク上で匿名化されることにな
る。
【0062】<代行アドレス>代行アドレスとは、ユー
ザ個人のアドレスを隠ぺいするためのアドレスをいい、
すなわち代行サーバのアドレスである。
【0063】ユーザ個人のアドレスはユーザが会員登録
している先の代行サーバにのみ明らかにされていて、情
報提供者側には隠蔽され、けっして知りうることが出来
ないようになっている。情報提供者側など相手側には代
行アドレスのみが公開されている。つまり、ユーザ側か
ら情報サービス提供者側など相手側に対して代行アドレ
スと後述する代行サービスIDとの組み合わせのみが公
開されていて、ユーザ個人のアドレスは隠ぺいされてい
るのでユーザを特定するといった個人情報を知りえる事
が出来ないようになっている。
【0064】<代行サービスID>ユーザ側が、代行サ
ービスの利用登録の際に、代行サーバ側から発行される
利用番号もしくは整理番号のようなものをいう。登録会
員リストとは全く相関のないもので、代行サービスID
からユーザを特定することは出来ないようになってい
る。また、代行サービスIDは、1回限りしか使用しな
い利用の仕方や、ユーザ側からその代行サービスIDの
利用を一方的に中止したり削除したりすることが出来る
ようになっており、このことにより情報提供側が名寄せ
を行うことによりユーザ情報をつき合わせ、ユーザを特
定してしまうようなことが出来ないようになっている。
【0065】<提供情報データ>提供情報データには、
情報提供業者からユーザに提供する情報(データ)と、
ユーザから情報提供業者に提供する情報(データ)とが
ある。
【0066】ユーザに対して提供する情報には、自社の
商品情報や広告情報を、例えばテキストや画像や音声な
どを組み合わせたマルチメディア型情報で提供されるデ
ータも含む。具体的には、Web上でのHTTPプロト
コルでやり取りされる形式の情報やビデオメール形式や
インターネット電話のIPテレフォニ形式の音声や画像
などがある。
【0067】また、オンラインショッピングなどでユー
ザ側に提供される情報データやショッピング中にやり取
りされるデータなども提供情報となる。 また、ユーザ
に対して広告やアンケートなどの自分たちの提供情報や
サービスを利用してくれたことに対しての見返りとして
提供される電子的な通貨やクーポン券などの換金性の高
い電子的データも含まれる。
【0068】さらに、ユーザが使っているコンピュータ
や事務用コピー機、家庭内の冷蔵庫やエアコン、デジタ
ルテレビやインターネットセットトップボックスなどの
デジタル家電機器に用いられるソフトのバージョンアッ
プや更新及び、機能の追加や、新しいアプリケーション
ソフトなども提供情報に含まれる。
【0069】また、ユーザ側のコンピュータやそれに接
続されている家庭内LAN用のサーバコンピュータ上で
動作するソフトウエアでユーザに対して様々なサービス
を提供する仕事を行うユーザコントロールソフトウエア
も提供情報データである。ユーザから情報提供業者に提
供する情報(データ)の代表的なものは、アンケートに
対する回答があるが、これに限るものではなく、例えば
ユーザの希望する情報の種別なども含まれる。
【0070】次に、代行サーバ1、ユーザ側のコンピュ
ータ2及び情報提供者のコンピュータ3の構成について
詳細に説明すると共に、実施の形態で用いられる用語に
ついても、代行サーバ側、ユーザ側及び情報提供者側に
分けて説明する。尚、各構成において、ユーザのメール
アドレス(ユーザ個人のアドレス)を"userA@abc.ne.j
p"とし、代行サーバ3のアドレスを"pvfm@infotrade.o
r.jp"とし、情報提供者4のアドレスを"info@vshop.co.
jp"として説明する。 1.代行サーバ1 代行サーバ1の構成について述べる。
【0071】図2は、代行サーバ1の構成図である。図
2中、21はネットワークに接続する為のモデムなどの
接続手段であり、22は接続インターフェースであり、
23はRAMなどの1次記憶装置、24はハードディス
ク等の2次記憶装置、25は接続手段21、接続インタ
ーフェース22、1次記憶装置23及び2次記憶装置2
4を制御するCPUである。
【0072】2次記憶装置24には図3に示されるよう
に各種の情報フォルダ、データ変換テーブル及びスクリ
プト等が格納されている。以下、図3に示される各種情
報フォルダ、データ変換テーブル及びスクリプト等につ
いて説明する。
【0073】<利用登録会員リスト>利用登録会員リス
トとは、代行サービス利用の会員登録しているユーザの
リストをいう。図4に示される如く、ユーザごとに、代
行サービスID、パスワード、ユーザ個人のアドレス、
氏名、年齢、居住地域などからなるリストが登録会員リ
スト生成手順にて作成される。
【0074】<会員私書箱>ユーザから代行サービスの
利用登録があって受け付けられると、会員私書箱が設定
される。各私書箱は、図5に示される如く、代行サービ
スIDが記述されているフィールド、代行サーバがやり
取りを仲介する送受信データが格納されるフィールド及
びユーザオプションが記述されるフィールドからなり、
代行サービスIDと、送受信データと、ユーザオプショ
ンとが互いに関連付けられて格納されている。
【0075】<ユーザオプション>ユーザオプションと
は、ユーザが利用登録する際に決定できるオプション設
定のことをいう。一つの設定項目の例として、サービス
形態オプションがある。例えば、代行サービスIDが1
回限りのものなのか、継続使用するものなのか、有効期
限はいつまでというようなことが、ユーザが利用登録す
る際に決定できる。設定されたオプションはユーザ側の
利用の更新手順により変更や更新が出来る。変更や更新
を行うと、代行サーバ内の会員私書箱内のユーザオプシ
ョンもユーザ側から自動的に接続され変更、更新される
ようになっている。
【0076】利用登録にあたっては、ユーザ個人の属性
に関する情報を入力させる。ここで、属性とは、Aさん
という人は、1)年齢が33歳、2)性別は男性、3)
職業はコンピュータ関連会社の営業職、4)婚姻の有無
は結婚3年目、5)家族は1歳の女の子一人と妻の3
人、6)居住地域は東京都八王子市、7)勤務地は東京
都新宿区、8)購読新聞は朝日新聞、購読雑誌はアエ
ラ、9)趣味は演劇鑑賞、10)スポーツはテニス、1
1)最近関心のあることはイタリアンレストラン情報な
どといったような種類の情報のことを指す。
【0077】次に利用登録の際にユーザがあらかじめ設
定しておきたい利用条件を入力させる。ここで、利用条
件には以下のオプションがある。 (1)利用の仕方の形態を選ぶサービスに関するオプシ
ョン 利用の仕方の形態を選ぶというのは、代行サービスの利
用は今回1回だけの利用であるとか、今から6時間の間
だけとか、1日の間だけとか、1ヶ月の間だけなどとい
う利用の期間などの、代行サービスをユーザが利用する
仕方の形態を選択するオプションのことを指している。 (2)利用したい情報の種類を指定するオプション 利用したい情報の種類を指定するとは、ユーザが情報提
供者側から送信してもらいたい情報のジャンルを複数選
択して指定する。
【0078】例えば、ジャンルは「海外旅行」に関する
情報で、サブジャンルで「格安航空券」に関するもの、
「格安で安全なホテル」に関するもの、「南の島のリゾ
ート」に関するものといった具合にジャンルやサブジャ
ンルを指示するキーワード群を選択させるかまたは入力
させるようにする。その際、キーワード群を指示させる
だけではなく、それぞれのキーワード同士はAND条件
であるのかOR条件であるのか、それとも、あいまい検
索条件や別方式の検索条件といった、検索条件式も合わ
せてユーザに選択させるようにする。
【0079】ユーザ側の端末において、(1),(2)
のユーザに関する属性と利用条件をユーザに入力させ、
ユーザアドレスとユーザを識別する情報と、それらに加
えて、上記のようにユーザに入力させたユーザの属性に
関する情報とユーザの利用条件とをあらたに追加したリ
ストを作成する。そして、この情報の種類を指定するオ
プションに基づいて、代行者において情報提供者側から
ユーザに対して送信される情報を取捨選択するフィルタ
リング処理を行うことになる。 (3)ユーザ応答スクリプトを指定するオプション ユーザ応答スクリプトの役割の一つめは、情報提供側か
ら開示要求される開示要求項目に対して、許可する項目
はどの項目を選択するのか、また許可項目以上の開示要
求があった場合には、どういう態度をとるのかといった
応答スクリプトを指定したり記述したりすることであ
る。例えば、許可項目以上の開示要求があった場合に、
絶対に許可せず、受け取りを拒否する選択もあるし、情
報提供側のユーザ情報収集スクリプトに当方の開示要求
を受け入れてくれれば、これだけの価値の電子クーポン
を引き換えに提供すると記述されていて、そういった条
件であれば情報データを受け入れて、開示要求どおりの
開示情報を電子クーポンと引き換えに送信するという選
択もあることになる。いわば、ユーザオプションで設定
されたフィルタによって受け取り拒否された際に、情報
提供側がユーザに受け取ってもらうための交渉条件に対
するユーザ側の受け入れ条件とそれに伴う意思表示のよ
うなものである。二つめの役割は、ユーザ情報を代行サ
ーバ1から情報提供側に代行送信する際に情報提供側に
対して対価をどのぐらい要求するかや提供側が対価の要
求を拒否したときにはユーザ情報は送信しないなどとい
ったやり取りの態度をあらかじめ記述しておくことであ
る。これらユーザ応答スクリプトは、ユーザにコンピュ
ータ画面上で対話形式によりあらかじめ選択させて設定
しておくものであり、一連のスクリプトに沿って代行サ
ーバはユーザのコンピュータの代わりに情報提供者3側
とやり取りをすることになる。
【0080】一方、ユーザ情報収集スクリプトとは、情
報提供側がユーザに受け取ってもらうための交渉条件と
それに伴う意思表示を指示するものであり、ユーザ応答
スクリプトとはユーザ側の受け入れ条件とそれに伴う意
思表示を指示するものである。このふたつのスクリプト
にそって、代行サーバ上でユーザオプション処理手順に
よりユーザ及び情報提供側お互いの意志を代行して交渉
や意思決定に伴う選択等の処理を行う。
【0081】具体的に、ユーザオプションにもとづいた
フィルタリングの実施例を述べる。
【0082】情報提供側において情報データを作成する
際に、その情報データの内容を代表するようなタイトル
を付け、また情報データ本文の中から任意に複数のキー
ワードを設定し、その内容の概要を示すために情報デー
タ本文の前に記しておく。
【0083】代行受信の際のフィルタリングにおいて
は、まず、情報提供側からあるユーザF宛に代行者に情
報データが送信されると、代行者では、その情報データ
を会員私書箱に格納する。
【0084】続いて、代行サーバのユーザオプション処
理手順により、ユーザFがあらかじめ設定したユーザオ
プションの利用したい情報種類で指定したキーワードと
検索条件にもとづいて、情報データ全文を検索し、タイ
トルと本文にユーザが設定しているキーワードが含まれ
ていて条件式に合致していれば、その情報データを会員
私書箱に格納したまま処理を終了して次の処理に移り、
不一致であれば、ユーザオプションの利用したい情報種
類条件に一致しない旨の受け取り拒否理由を示すコード
を情報データのヘッダもしくは本文の前に付加し、情報
データそのものを情報提供側に送り返すことになる。
【0085】会員私書箱に格納された情報データの本文
の前に記されている、内容の概要を示す複数のキーワー
ドを情報提供者名及び利用回数とのセットで会員私書箱
の履歴情報に記録しておきユーザFの情報利用の履歴と
する。
【0086】このようにフィルタリングだけでなく、ユ
ーザFの情報利用に関する履歴を記録しておくことで次
回の代行受信の際には、この履歴情報を利用し、情報デ
ータがユーザにとって何%ぐらい合致するかを判断する
処理を行うことが出来るようになる。なぜなら、ユーザ
が設定するユーザオプションの利用したい情報のキーワ
ードはおおむね大まかな範疇を示すことが多い、情報提
供側が設定したキーワードは専門的で具体的でもあるの
で、情報提供側が設定したキーワードを利用回数や情報
提供者名とともに記録し、履歴情報として参照すること
で、情報データがユーザにとって何%ぐらい合致するか
を判断するに足りるものになるからである。そして、会
員私書箱に格納されていた情報データは、ユーザFのユ
ーザアドレス宛に送信され、ユーザに届けられることに
なる。
【0087】以下にフィルタリングの具体例を示す。
【0088】情報提供側からユーザFに対して、海外旅
行の情報を複数件送信した時、例えばニューカレドニア
島の高級リゾートホテルへのツアーに関する情報、モル
ディブ諸島の低価格な料金のリゾートツアーに関する情
報、タヒチへの格安旅行に関する情報の3件が送信され
たとする。この3つの情報を代行で受信した代行者で
は、ユーザFが設定した情報の種類を指定するオプショ
ンに基づいて情報を取捨選択しフィルタリング処理を行
う。
【0089】その結果として、選択されたのはモルディ
ブ諸島の低価格な料金のリゾートツアーに関する情報と
タヒチへの格安旅行に関する情報の2件であり、この2
件の情報データは代行サーバの会員私書箱に格納され、
代行受信のヘッダが付加され、その後ユーザFのユーザ
アドレス宛に転送されることになる。
【0090】この時、選択されたこの2件の情報データ
の中に情報提供者側により設定されたキーワード、これ
は固有名詞である「モルディブ諸島」、「タヒチ」や、
修飾語や単語である「格安旅行」、「リゾートツアー」
や、価格等の条件である「旅行代金総額15万円〜20
万円」といった内容の語句であり、これらのキーワード
と、情報提供者名とこの情報提供者からの情報提供は3
回目といった利用回数とともにユーザFの会員私書箱に
設けられている履歴情報に記録されるのである。
【0091】一方、選択されなかった情報であるニュー
カレドニア島の高級リゾートホテルへのツアーに関する
情報については、ユーザFが設定した情報の種類を指定
するオプションに該当していない旨の受け取り拒否理由
の情報をヘッダに付加して、代行者から情報提供者側に
送り返すことになる。
【0092】<代行送信データ変換テーブル>代行送信
データ変換テーブルとは、ユーザ個人のアドレスを代行
アドレスに変換し、代行サービスIDを付加し、ユーザ
個人のアドレスを破棄する手続きに用いられるテーブル
をいう。図6に代行送信データ変換テーブルの一例を示
す。 2.ユーザのコンピュータ2 ユーザのコンピュータ2について説明する。図7は、コ
ンピュータ1の構成図である。図7中、71はネットワ
ークに接続する為のモデムなどの接続手段であり、72
は接続インターフェースであり、73はRAMなどの1
次記憶装置、74はハードディスク等の2次記憶装置、
75は接続手段71、接続インターフェース72、1次
記憶装置73及び2次記憶装置74を制御するCPUで
ある。
【0093】2次記憶装置74には、図8に示される如
く、各手順をコントロールする代行サービス管理マネー
ジャ、接続コントロールマネージャ、情報表示マネージ
ャ及びユーザ情報管理マネージャ等のマネージャ機能が
格納されている。また、2次記憶装置74は、送信デー
タ変換テーブルを有し、この送信データ変換テーブル
は、送信データからユーザの真のアドレスや氏名などを
示す記述を、全て代行アドレスに置換したり、削除した
りして送信データの匿名化を行うための用いられるテー
ブルである。図9に送信データ変換テーブルの一例を示
す。
【0094】3.情報提供側 情報提供側のコンピュータ3の構成について述べる。
【0095】図10は、情報提供側のコンピュータ3の
構成図である。図10中、81はネットワークに接続す
る為のモデムなどの接続手段であり、82は接続インタ
ーフェースであり、83はRAMなどの1次記憶装置、
84はハードディスク等の2次記憶装置、85は接続手
段81、接続インターフェース82、1次記憶装置83
及び2次記憶装置84を制御するCPUである。
【0096】続いて、上述のような構成において、具体
的な動作を説明する。尚、本動作の説明において、ユー
ザのメールアドレス(ユーザ個人のアドレス)を"userA
@abc.ne.jp"とし、代行サーバ3のアドレスを"pvfm@inf
otrade.or.jp"とし、情報提供者4のアドレスを"info@v
shop.co.jp"としている。
【0097】まず、代行サービスを利用するために行わ
れる代行サービス利用登録の動作について説明する。図
11は代行サービス利用登録の動作フローチャートであ
る。
【0098】<代行サービス利用登録> 図11に示さ
れる如く、ユーザのコンピュータ2側からネットワーク
7(インターネット)を経由して直接代行サーバ1とサ
ーバ‐クライアント関係のやり取りをする。まず、ユー
ザのコンピュータ2は、代行サーバ1に対して接続及び
代行サービスの利用登録の要求を送信する(Step
100)。
【0099】要求を受信した代行サーバ1はサービスを
開始し、ユーザのコンピュータ2に対して登録要求受け
入れを送信する(Step 101)。
【0100】登録要求が受け入れられたユーザのコンピ
ュータ2は、代行受信の際に代行サーバ1から提供情報
を転送してもらう先のアドレスであるローカルサーバ4
上のメールボックスのアドレス(userA@abc.ne.jp)を
代行サーバ3に送信する(Step 102)。また、
この時、上述したユーザオプションも送信する。
【0101】メールアドレス(userA@abc.ne.jp)を受
信した代行サーバ1は、ユーザのコンピュータ2に対し
て代行サービスID(xyza)とパスワード(abcd)を発
行し送信する(Step 103)。
【0102】代行サービスID(xyza)とパスワード
(abcd)を受信したユーザのコンピュータ2は受信確認
を代行サーバ1に送信し、それらをコンピュータ2内の
任意のフォルダに格納し、代行サービス利用の際にそこ
から読み出して使う(Step104)。 受信確認を
受け取った代行サーバ1は、ユーザのアドレス(userA@
abc.ne.jp)を利用登録会員リストに書き込んで、代行
サービスID(xyza)と対応したユーザオプションを含
む会員私書箱を代行サーバ1上に設定する(Step
105)。尚、利用登録会員リストに設定されているユ
ーザのアドレス、パスワード、ユーザ属性情報等は、代
行サーバ3内から外部に対して隠蔽されていてのぞき見
ることが出来ないようセキュリティーが施されている。
【0103】上述した動作を行うことにより、代行サー
ビスの利用登録が完了する。
【0104】続いて、上記代行サービスの利用登録がさ
れた後に行われる代行サービスについて述べる。図12
は代行サービスの動作フローチャートである。
【0105】<代行送信>まずユーザが、メーラーや情
報閲覧ブラウザを使用して、情報提供者3側に送信する
情報データ、例えば商品に対する問い合わせ、懸賞に対
する応募、アンケート回答などを、テキストエディタな
どを用いて作成する。例えば、アンケート回答を情報提
供者3のメールアドレス(info@vshop.co.jp)に送信す
る場合を考える。この場合、送信先(To:)に情報提
供者側のアドレス(info@vshop.co.jp)を入力し、発信
元(From:)にユーザのアドレス(userA@abc.ne.j
p)を入力することになる(Step 200)。
【0106】続いて、ユーザが送信メニューから代行送
信を選択し、作成した情報データの送信手続き操作を行
うと、コンピュータ2の画面に、ユーザに対してパスワ
ード及び代行サービスIDの入力要求を表示し、パスワ
ード及び代行サービスIDを入力させ、パスワード及び
代行サービスIDが入力されると、送信先のアドレスび
作成されたメール上で個人を特定する情報、例えば個人
のアドレス等について、変換テーブルを用いて変換が行
われる(Step 201)。また、ヘッダに代行サー
ビスID及びパスワードを付加する。
【0107】この変換の様子を図13に示す。図13に
示す如く、ヘッダ部の送信先(To:)のアドレスが情
報提供者3のアドレス(info@vshop.co.jp)から代行サ
ーバ1のアドレス(pvfm@infotrade.or.jp)に変換さ
れ、さらに、メール本文中の個人を特定する情報、例え
ば個人のアドレス、氏名及び住所等が代行サービスID
(xyza)と代行サーバ1のアドレス(pvfm@infotrade.o
r.jp)とのペアに変換される。また、ヘッダ部には新た
に、代行モードであることを示すフィールド、パスワー
ド(abcd)及び代行サービスID(xyza)が記述される
フィールド及び代行送信先のアドレス、すなわち情報提
供者3のアドレス(info@vshop.co.jp)が記述されるフ
ィールドが追加される。尚、パスワードを平文でヘッダ
に付けるとネットワーク上で盗まれ、悪用されるおそれ
があるので、例えば公開鍵暗号方式でパスワードを暗号
化する。
【0108】このようにして生成した情報データをロー
カルサーバ経由でユーザが指定した代行サーバ1宛に送
信する(Step 202)。
【0109】ユーザのコンピュータ2からの情報データ
を受信した代行サーバ1は、ヘッダの代行サービスモー
ドが代行送信コードであることを確認し、パスワードを
復号化してこのメッセージに付加されたパスワードであ
ることを確認するとともに、このパスワードが確かに発
信元のユーザのものであるかどうかも認証する(Ste
p 203)。尚、認証されない不正な代行送信利用に
対しては、代行送信利用拒否通知と情報データをそのま
まユーザに返信する。
【0110】復号化したパスワード、ユーザID及び発
信元のフィールドに記述されているユーザのアドレスに
より、情報データを代行送信データ変換テーブルを用い
て変換する(Step 204)。図13に示す如く、
ヘッダブロックの発信元フィールドに記述されたユーザ
のアドレス(userA@abc.ne.jp)を代行サーバ自身の代
行アドレス(pvfm@infotrade.or.jp)に交換し、ユーザ
のアドレスを破棄する。同様に、パスワードについても
破棄する。また、送信先フィールドに記述された代行サ
ーバのアドレス(pvfm@infotrade.or.jp)を、真の送信
先のフィールドに記述されている情報提供者3のアドレ
ス(info@vshop.co.jp)に変換する。
【0111】以上の変換をしてこの情報データを情報提
供者4に代行送信する(Step205)。このような
動作により、あたかも代行サーバ1を発信元として情報
提供者3に、ユーザのメールが代行送信されることにな
る。 情報提供者3側では、代行サーバ1からの代行送
信データを受信し(Step 206)、受信した情報
データのヘッダブロックの代行サービスモードが代行送
信であることを確認し、ヘッダから代行サービスIDと
代行アドレスを抽出する(Step 207)。そし
て、代行アドレスごとに代行サービスIDを識別子とし
たユーザ情報リストを生成し、今後のダイレクトマーケ
ティング活動に活用していくことになる(Step 2
08)。
【0112】次に、第2の実施の形態を説明する。
【0113】第1の実施の形態では、ユーザから情報提
供業者への代行送信について説明したが、第2の実施の
形態では、情報提供業者からユーザへの代行送信につい
て説明する。尚、説明にあたって、上述した第1の実施
の形態と同様なものについては、詳細な説明を省略す
る。
【0114】まず、代行サーバ1について述べる。代行
サーバ1は、第1の実施の形態の構成に加え、2次記憶
装置24には図14に示されるように各種の情報フォル
ダ、データ変換テーブル及びスクリプト等が格納されて
いる。以下、図14に示される各種情報フォルダ、デー
タ変換テーブル及びスクリプト等について説明する。
【0115】<代行受信データ変換テーブル>代行受信
データ変換テーブルとは、情報提供側から代行サーバ側
に対して送信された情報データを、最終的な送信先であ
るユーザ側へ送信するため、代行サーバ内で一旦受信し
て代行サービスIDにより特定される私書箱に格納する
作業に用いられるテーブルをいう。図15に代行受信デ
ータ変換テーブルの一例を示す。
【0116】<信頼度情報フォルダ>信頼度情報フォル
ダとは、情報提供側毎に、情報提供側が、ユーザ情報の
取扱いが世の中一般に定められているプライバシ保護に
関するガイドラインに沿っているかや、提供される情報
の信用度、信憑性といった、情報提供側の信頼度につい
ての信頼度レベルコードの一覧表が納められているフォ
ルダをいう。
【0117】尚、新しい情報提供側が増えた場合や、情
報提供側の信頼度レベルの上下の情報を、信頼度情報処
理/更新手順により情報収集したり、第三者機関のデー
タベースから情報収集したりすることにより、信頼度レ
ベルコードの一覧表は追加され、更新される。 また、
代行サーバ1が情報提供側から提供情報データの代行受
信をした際に、代行受信手順により提供情報データを宛
先の代行サービスIDの会員私書箱に格納するときに、
その情報提供側の信頼度情報を提供情報データに添付す
ることも可能である。このようにすれば、ユーザ側は提
供情報データに添付されている信頼度情報を確認するこ
とにより、無駄な提供情報を開くことなく、拒否するこ
とが出来る。
【0118】<信頼度判定器>ユーザが今までに情報デ
ータを受け取ったことがなかったり、回数が少ない情報
提供側からの送信を代行サーバが代行受信した際に、代
行サーバ側と契約している情報提供側からのものであれ
ば、信頼度情報フォルダ内の信頼度情報リストから、適
切な信頼度コードを代行受信情報データのヘッダの信頼
度フィールドに記述し、契約していない情報提供者側か
らであれば信頼度なしと記述する。その記述された信頼
度からユーザ側の信頼度判定器でデータの開封に先立ち
信頼度情報の信頼度を判定して代行受信された情報デー
タそのものの受け取りか、受け取り拒否かの態度を決定
する。ユーザ側に不利益になるような情報データの受信
を水際で阻止しようというものである。嫌がらせやマル
チまがい商法に関するものや子供に有害な情報データな
どである。
【0119】<付加情報ファイル>付加情報ファイルと
は、代行サーバからユーザに送信する付加的な情報のフ
ァイルをいう。例えば、上述した信頼度情報以外に必要
に応じて情報提供側からの提供情報データについて、代
行サーバ側としてとか、代行サーバ独自にユーザ側に知
らせしたい注意事項等の情報データを代行受信手続きに
より付加する際の付加情報データファイルや付加情報コ
ードなどである。付加情報ファイルは、情報提供側毎
や、対象ユーザ属性毎など、使用用途ごとに区分され付
加情報フォルダに格納される。
【0120】続いて、情報提供者側のコンピュータ3に
ついて説明する。情報提供者側のコンピュータ3は、第
1の実施の形態の構成に加え、2次記憶装置84には図
16に示されるように各種の情報フォルダ、データ変換
テーブル及びスクリプト等が格納されている。以下、図
16に示される各種情報フォルダ、データ変換テーブル
及びスクリプト等について説明する。
【0121】<ユーザ情報リスト>ユーザ情報リストと
は、代行アドレスと代行サービスIDとの組毎に開示情
報が記載されたリストである。
【0122】<ユーザ情報生成テーブル>ユーザ情報生
成テーブルとは、受信したユーザ情報を抽出し、ユーザ
識別子ごとに整理するのに使うテーブルをいう。
【0123】<提供データアドレス変換テーブル>ユー
ザに情報提供する際に、情報提供手順によりユーザ情報
リスト中の対象となるユーザ識別子から送信先を設定
し、代行サービスIDを送信ヘッダに添付する。また、
開示要求項目作成/設定器により作成された開示要求項
目ファイルも送信ヘッダに添付される。そして、後述す
るユーザ情報収集スクリプト作成器によって記述作成さ
れたユーザ情報収集スクリプトも送信ヘッダの中に添付
される。このようなアドレス変換と送信ヘッダの設定と
に利用されるテーブルである。
【0124】<ユーザ識別子抽出テーブル>ユーザ識別
子抽出テーブルとは、ユーザ側から受信した情報データ
のヘッダにある発信元アドレスを代行アドレスと判断し
て、代行アドレスとして抽出、代行サービスIDも抽出
し組み合せてユーザ識別子としユーザ情報生成テーブル
に転送することに利用するテーブルをいう。
【0125】<提供情報群フォルダ>情報提供群フォル
ダとは、各種の提供情報群を格納しておくフォルダをい
う。
【0126】<情報提供スクリプト>ユーザ情報リスト
に基づいて提供情報の種類がユーザの属性と一致してい
るかを判断したり、提供情報をいつ頃もしくは定期的に
といったタイムスケジュールをあらかじめこのスクリプ
トで設定し、自動的にユーザに対して情報が適切なタイ
ムテーブルで配信されるようになっている。
【0127】<提供情報更新スクリプト>提供情報更新
スクリプトの機能は、 (1)提供する自分たちの情報内容の更新または変更を
あらかじめ設定しておいて自動的に行うようにする。
【0128】(2)対象ユーザのリストの変更、更新
(代行サーバ別、属性別、利用履歴別など) (3)情報開示要求項目の変更や更新 (4)ユーザ情報収集代行スクリプト内容の更新または
変更 などをあらかじめ設定しておいて自動的に行うようにす
るものである。
【0129】<ユーザ情報収集スクリプト>ユーザ側も
しくは代行サーバにおいて、ユーザが許可しているユー
ザ情報の開示許可項目群と、情報提供側が設定している
開示要求項目群とを比較して、それら項目群が一致すれ
ば、開示要求を受け入れ、該当する項目のユーザ情報を
ユーザ側から情報提供側に送信するようになっている。
一方、項目群が一致しない場合、基本的には開示要求を
受け入れず、ユーザ情報は情報提供側に送信しないよう
になっている。しかしながら、情報提供側ではユーザに
開示要求を受け入れてもらいたいので、項目が一致しな
い場合の解決手段として、ユーザ情報収集スクリプトを
用いる。ユーザ情報収集スクリプトは、開示要求項目群
を受け入れてもらえば、特典を提供するというように、
受け入れてもらおうというユーザへの条件提示を記述し
たものである。
【0130】例えば、ユーザが、ユーザ属性情報の年収
の項目は、基本的に開示しないとしている場合、情報提
供側からのユーザ情報収集スクリプトに年収の項目を受
け入れてくれれば、好きなワイン3本セットと電子クー
ポン1万円分とを進呈しますという記述がしてあり、ユ
ーザ側端末画面にその内容を表示してユーザに受け入れ
るかどうかの態度を入力させる。または、代行サーバに
おいて、ユーザ応答スクリプトに、開示しない項目に対
して開示要求があった場合、要求を受け入れる条件を記
述しておく。この要求を受け入れる条件と同じか、それ
以上にユーザにとって有利な条件が、ユーザ情報収集ス
クリプトに記述してあることをユーザオプション処理手
順によって判断されれば、開示要求情報を受け入れて代
行受信し、ユーザ側のローカルサーバ上のメールボック
ス宛に送信することになる。
【0131】<開示要求項目群フォルダ>情報提供側で
は、自分たちの提供している情報やサービスが、どのよ
うな属性のユーザに利用されているかを把握して、自分
たちの情報やサービス提供の効果を最大にするために、
ユーザ情報リストにおいて、対象とする属性別、情報提
供サーバ別、利用履歴別、提供情報の種類別、提供する
時期等といった対象別にきめ細かく開示要求項目を設定
することになる。そのような幾つものパターンの開示要
求項目ファイルが対象ごととか提供情報の種類ごとなど
に区分されてこのフォルダに納められている。
【0132】<提供情報統計フォルダ>提供情報統計デ
ータ生成手順で生成された統計データ群、すなわちユー
ザ情報収集スクリプトにより収集したユーザ情報をもと
に自分たちのどの情報を利用してくれたかと、そのユー
ザの属性情報と利用履歴を縦横にリンクしたデータベー
ス群を、マーケティングやサービスや商品の開発に活用
することが出来るように、いろいろな切り口で分析しや
すいように、また代行サーバ側からユーザ情報仲介実績
に応じて請求される広告料的な仲介手数料の請求に対応
するために整理区分されてこのフォルダに納められるこ
とになる。
【0133】<ユーザ情報生成手順>代行サーバで代行
収集されたユーザ情報ファイルをユーザ情報生成手順に
よりユーザ情報を生成するテーブルを利用してユーザ情
報をユーザ識別子ごとに整理しユーザ情報リストを生成
する。そのような手順のこと。受信したユーザ情報をユ
ーザ識別子ごとに自分たちのどの情報を利用してくれた
かとか、そのユーザの属性情報と利用履歴を縦横にリン
クしたデータベースを生成し、それらをいろいろな切り
口で分析し、マーケティングやサービスや商品の開発に
活用することが出来るようになる。
【0134】<情報提供手順>ユーザに対して情報提供
する際に、情報提供手順によりユーザ情報リストから対
象となるユーザ識別子から送信先を設定して、代行サー
ビスIDや、開示要求項目ファイルや、ユーザ情報収集
スクリプトなどを送信ヘッダに添付する。そういった送
信データを生成する手順である。
【0135】また、ユーザ情報リストの中から提供する
情報の種類によって対象とするユーザの属性が違うが、
そういった対象にいつ頃もしくは定期的にといったタイ
ムスケジュールをあらかじめこのスクリプトで設定して
おいて、自動的に対象ユーザに対して適切な情報データ
が適切なタイムテーブルで配信されることになる。そう
いった送信データの配信の仕方や設定の仕方の手順でも
ある。
【0136】<提供情報設定/更新手順>情報提供側で
の自分たちの提供する情報内容の設定または更新、もし
くは変更をあらかじめ設定しておいて自動的に手続きを
行うようにする手順のこと。
【0137】例えば、(1)対象ユーザのリストの変
更、更新(代行サーバ別、属性別、利用履歴別など)、
(2)情報開示要求項目の変更や更新、(3)ユーザ情
報収集スクリプト内容の更新または変更、などをあらか
じめ設定しておいて自動的に手続きを行うことが出来る
よう設定することになる。
【0138】<提供情報統計データ生成手順>情報提供
側で自分たちの提供する情報について、自分たちのどの
情報を利用してくれたかを、ユーザ情報収集スクリプト
によって集められた、そのユーザの属性情報と利用履歴
を縦横にリンクした統計的なデータベースを生成する手
順のこと。そうして生成された統計データは、いろいろ
な切り口で分析され、マーケティングやサービスや商品
の開発に活用することが出来ることになる。
【0139】<ユーザ情報収集スクリプト作成器>代行
受信の際に、代行サーバ側において、ユーザ側と情報提
供側とがユーザ情報の開示項目についてや提供情報デー
タの内容などについてやり取りする際に情報提供側の意
思を代行するユーザ情報収集スクリプトを作成する手段
である。
【0140】<開示要求項目作成/設定器>代行受信の
際に、代行サーバ側に於いてユーザ側に対してどのユー
ザ情報項目を開示してほしいかを情報提供側であらかじ
め作成及び設定しておくための手段である。この開示要
求項目は、自分たちの提供している情報やサービスが、
どのような属性のユーザに利用されているかを把握し
て、自分たちの情報やサービス提供の効果を最大にする
ために、情報提供サーバ別とか、提供情報の種類別とか
提供する時期とか、といった対象別にきめ細かく開示要
求項目を設定することになる。そのような幾つものパタ
ーンの開示要求項目ファイル群を作成及び設定する手段
である。
【0141】この手段で作成及び設定された開示要求項
目ファイルを提供情報データの送信ヘッダに添付するこ
とになる。
【0142】次に、上述の構成における動作を説明す
る。図17、図18及び図19は代行受信の動作フロー
チャートである。
【0143】まず、情報提供者が、情報エディタによっ
て提供情報データを作成する(Step 300)。こ
の際、提供情報データは、ユーザのコンピュータ1の画
面に表示されるテキストや画像、音声といった情報デー
タとコンピュータ画面に表示される時間やタイミング、
表示の仕方、音声の流れ方などのシナリオをプログラミ
ングした表示スクリプトからなる。どういう種類の情報
データを、どのユーザに提供するか、どのユーザにはど
のような表示スクリプトにするのかなどを情報提供スク
リプトとして提供情報設定/更新手順により作成してお
く。そして、この情報提供スクリプトに沿って以下のよ
うに提供情報データを送信する。
【0144】次に、提供情報データにヘッダブロックを
付け、代行サーバ1に送信する。この際、ヘッダブロッ
クの中の代行サービスモードは情報提供としてコードを
付け、公開鍵暗号方式によって暗号化された電子契約書
と開示要求項目群とユーザ情報収集スクリプト及び代行
受信の宛先を示す代行サービスIDをヘッダに加える
(Step 301)。
【0145】そして、上記のようにして生成した提供情
報データを、代行サーバに送信する(Step 30
2)。
【0146】情報提供者3側から提供情報を受信した代
行サーバ1は、ヘッダの電子契約書を復号化し、その提
供情報に対する電子契約書であることを確認するととも
に、電子契約書が確かに発信元の情報提供者3のもので
あるかどうか認証する(Step 303)。尚、認証
されない不正な提供情報データの送信に対しては、受信
拒否通知と提供情報データをそのまま情報提供側に返信
する。
【0147】認証後、代行受信の処理を開始する(St
ep 304)。受信した提供情報データのヘッダ内の
代行サービスIDを読み込んで、どの会員私書箱に該当
するか代行サービスIDで識別し、受信した提供情報デ
ータを会員私書箱に格納する(Step 305)。そ
の際、会員私書箱にユーザオプションが設定されている
場合、ユーザオプションに従って処理を行う。例えば、
情報提供先が指定されており、指定されている情報提供
者以外の情報提供者の情報は受け取り拒否に設定されて
いる場合、指定されている情報提供者以外の提供情報デ
ータは、ヘッダに受け取り拒否コードを付けてそのまま
情報提供元に返送する。このように会員はユーザオプシ
ョンに情報受け入れに関して様々な条件設定をしておく
ことで、受け取りたくない・受け取る必要のない提供情
報データをユーザのコンピュータのローカルサーバ上に
あるメールボックスに転送されて来ていちいち届いてい
る内容を確認してから情報の取捨選択をしなければなら
ない手間を省くことが出来るようになる。この情報選択
のフィルタ機能は全ての届けられる情報データではな
く、代行アドレスを相手先に開示しているものだけであ
るので、私信などのデータが誤って選別され自分宛に届
かないということはなく、会員は安心してフィルタ機能
を設定できることになる。そして、変換テーブルによっ
て、変換処理を行う(Step 306)。
【0148】続いて、会員私書箱に格納された提供情報
データについて、代行サーバ1側により格付けしている
情報提供側の信頼度情報や、付加情報をヘッダブロック
の中に付加する処理をする(Step 307)。そし
て、提供情報データを、ユーザ1のローカルサーバ4上
にあるメールボックス宛に転送する(Step 30
8)。
【0149】ユーザのコンピュータは、ローカルサーバ
4上にあるメールボックスにアクセスする(Step
309)。
【0150】メールボックス内に届いている情報データ
群の各々のヘッダを確認し、代行受信の情報提供データ
のみをメールボックスからダウンロードする(Step
310)。
【0151】ユーザのコンピュータ2にダウンロードさ
れた提供情報データについて、ヘッダを読み込んで開示
要求項目ファイルを確認し、提供情報データに対して、
開示要求を受け入れるか、受け入れないかの判断を行
い、態度を決定する(Step311)。
【0152】ユーザ自身もしくはユーザのコンピュータ
1が自動的に判断を行って開示要求を拒否した場合は、
受信している提供情報データについてそのヘッダの代行
サービスモードは開示要求拒否を示すコードを付け、ロ
ーカルサーバ経由で代行サーバ1に送信する(Step
312)。
【0153】返送された提供情報データを受信した代行
サーバ1は、それらのデータをユーザの真のアドレスを
匿名化し、代行送信で情報提供者3に返送する(Ste
p313)。
【0154】このようにしてユーザ1から代行送信で返
されてきた提供情報データを受信した情報提供者3は、
返送されて戻ってきた提供情報データのヘッダから開示
要求拒否コードと代行サービスIDを抽出してリストを
生成し、ユーザ情報リストの履歴に記録して今後の情報
提供ジャンルなどの吟味などダイレクトマーケティング
精度の向上に反映させるようにする(Step 31
4)。
【0155】一方、ユーザ2と自身もしくはユーザ2の
コンピュータが自動的に判断を行って開示要求を受け入
れた場合は、開示要求されているユーザ情報群のヘッダ
に開示情報提供コードを設定して情報提供側に代行送信
するために、ローカルサーバ経由で代行サーバ1に送信
する(Step 315)。
【0156】ユーザ情報群を受信した代行サーバ1は会
員私書箱にそのデータを格納する(Step 31
6)。
【0157】配達報告を受信した情報提供者3側は、該
当する提供情報データの配達を確認し、確認の返答を代
行サーバ1に送信する(Step 318)。
【0158】配達確認を受信した代行サーバ1は、次に
会員私書箱の中に設定されているユーザ応答スクリプト
に沿って、情報提供側に対して有益な価値のある有価情
報や金銭的価値データ(代価データ)を要求する旨送信
する(Step 319)。
【0159】要求を受信した情報提供者3は、有価情報
や金銭的価値データを、代行サーバに送信する(Ste
p 320)。
【0160】そして、代行サーバ1は、情報提供者3か
らの有価情報や金銭的価値データ(代価データ)を受信
すると、受信確認を情報提供側に送信する(Step
321)。
【0161】有価情報や金銭的価値データを受け取った
代行サーバ1は、対応する会員私書箱に格納し(Ste
p 322)、さらに格納されている有価情報や金銭的
価値データのヘッダに代行サービスモードの代価提供を
示すコードを付け、ユーザのローカルサーバ4上にある
メールボックス宛に転送する(Step 323)。
【0162】このとき、会員私書箱に設定されているユ
ーザオプションをチェックして、この私書箱利用がこの
一度限りか、もしくは利用期間が設けられている場合に
は利用期限が来ているときには、会員私書箱をサーバ上
から削除し、利用登録会員リストからもユーザ名や代行
サービスID及び代行受信先アドレスなども全て削除す
る。こうして削除した場合には、このユーザに対して私
書箱削除コードをヘッダに付けた私書箱削除の通知をユ
ーザのコンピュータのローカルサーバ上のメールボック
ス宛に送信する。
【0163】ユーザは、ローカルサーバ上にある自分の
メールボックスにアクセスする(Step 324)。
そして、メールボックス内に届いている情報データ群の
各々のヘッダを確認し、代行サービスモードに代価提供
コードが付いているものだけをメールボックスからダウ
ンロードする(Step 325)。
【0164】ユーザのコンピュータにダウンロードされ
た代価情報データは、コンピュータ内の任意のフォルダ
に格納される(Step 326)。このようにするこ
とによって、ユーザ1は電子的な金銭的価値データとし
てオンラインショッピングなどの様々な電子商取引に利
用出来ることになる。
【0165】尚、自分の会員私書箱の利用期限が来てい
たり、1度限りで削除されているかどうかを、ユーザの
コンピュータはローカルサーバ上の自分のメールボック
スにアクセスする時ごとに、届いている情報データ群の
ヘッダを確認し私書箱削除コードのものがあれば即時に
ダウンロードする。
【0166】一方、ユーザのコンピュータは、画面上に
私書箱削除の確認を表示しユーザに確認させる。確認後
ユーザのコンピュータのフォルダ内に格納されている代
行サービスIDとパスワードを破棄し代行サービス利用
登録を削除することになる。
【0167】
【発明の効果】本発明によれば、電子ネットワーク利用
者個人個人が自分の素性を明かさない様にしながら(匿
名化)、情報検索、情報の問い合わせ、必須情報やデー
タの入手、オンラインショッピングなどのネットワーク
利用が出来るという効果を奏する。
【0168】また、本発明によれば、提供される情報が
利用者の個人属性や購買行動などによりよく合致すると
いう効果を奏する。
【0169】また、本発明によれば、利用者自身の属性
情報や購買行動情報を自分の素性を明かさない様にしな
がら、その価値を必要としている業者や情報提供者と対
等な立場で金銭的価値と交換できるメリットを享受出来
るという効果を奏する。
【0170】また、本発明によれば、良心的な業者、個
人情報をきちんと守る業者や情報提供者にとっては、個
人個人の素性はわからないけれども、匿名化された利用
者の詳細な属性情報や購買行動情報を、情報やサービス
を提供することと引き換えに確実に入手できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態を示す概念図であ
る。
【図2】図2は代行サーバ1のブロック図である。
【図3】図3は代行サーバ1を説明する為の図である。
【図4】図4は代行サーバ1を説明する為の図である。
【図5】図5は代行サーバ1を説明する為の図である。
【図6】図6は代行サーバ1を説明する為の図である。
【図7】図7はユーザのコンピュータ2のブロック図で
ある。
【図8】図8はユーザのコンピュータ2を説明する為の
図である。
【図9】図9は変換動作を説明する為の図である。
【図10】図10は情報提供者3のブロック図である。
【図11】図11は代行サービス利用登録の動作フロー
チャートである。
【図12】図12は代行送信の動作フローチャートであ
る。
【図13】図13は変換テーブルの一例である。
【図14】図14は代行サービス1を説明する為の図で
ある。
【図15】図15変換動作を説明する為の図である。
【図16】図16は情報提供者のコンピュータ3を説明
する為の図である。
【図17】図17は代行受信の動作フローチャートであ
る。
【図18】図18は代行受信の動作フローチャートであ
る。
【図19】図19は代行受信の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 代行サーバ 2 ユーザ側のコンピュータ 3 情報提供者のコンピュータ 4 ローカルサーバ 5,6,7,8 インターネット

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ側の情報処理端末と、情報収集者
    の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記
    情報収集者の情報処理端末との間の情報の送受信を代行
    する代行者のサーバとを有するネットワークシステムに
    おける代行送受信方法であって、 前記代行者のサーバに、前記ユーザのアドレスと、前記
    ユーザを識別するユーザ識別情報とが対応付けられて記
    憶されてなるユーザテーブルを設定するステップと、 ユーザ側の情報処理端末において、提供情報を生成し、
    この情報に情報収集者のアドレスを付加して前記代行者
    のサーバに送信するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、前記ユーザの情報処理端
    末から提供情報を受信し、この受信した提供情報の送信
    元アドレスからユーザのアドレスを検出するステップ
    と、 前記検出されたユーザのアドレスに対応するユーザ識別
    情報を検索するステップと、 前記受信した提供情報に含まれるユーザのアドレスを前
    記検索されたユーザ識別情報に変換するステップと、 前記提供情報に付加されている情報収集者のアドレスを
    宛先として、前記変換された提供情報を前記情報収集者
    の情報処理端末に転送するステップとを有することを特
    徴とする代行送受信方法。
  2. 【請求項2】 ユーザ側の情報処理端末において生成さ
    れた提供情報から個人を特定する個人情報を検出するス
    テップと、 前記提供情報から前記検出された個人情報を削除するス
    テップとを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の
    代行送信方法。
  3. 【請求項3】 ユーザ側の情報処理端末において生成さ
    れた提供情報から個人を特定する個人情報を検出するス
    テップと、 前記検出した個人情報を他の情報に置換するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の代行送信
    方法。
  4. 【請求項4】 ユーザの趣向性の情報である趣向情報
    を、ユーザアドレス又はユーザ識別情報に対応付けて、
    ユーザテーブルに記憶するステップと、 検出されたユーザアドレス、又はこれに対応するユーザ
    識別情報に基づいて、対応する趣向情報を前記ユーザテ
    ーブルから検索するステップと、 前記検索された趣向情報を提供情報に付加するステップ
    とを更に含むことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の代行送信方法。
  5. 【請求項5】 ユーザ側の情報処理端末と、情報提供者
    の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前記
    情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受信を代行
    する代行者のサーバとを有するネットワークシステムに
    おける代行送受信方法であって、 前記代行者のサーバに、前記ユーザのアドレスと、前記
    ユーザを識別するユーザ識別情報とが対応付けられて記
    憶されてなるユーザテーブルを設定するステップと、 前記情報提供者の情報処理端末において、提供情報を作
    成し、この情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者
    のサーバに送信するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、前記情報提供者の情報処
    理端末から提供情報を受信し、受信した提供情報に付加
    されているユーザ識別情報に対応するユーザのアドレス
    を、前記ユーザテーブルから検索するステップと、 前記検索されたユーザのアドレスを宛先として、前記受
    信した提供情報を、前記ユーザの情報処理端末に転送す
    るステップとを有することを特徴とする代行送受信方
    法。
  6. 【請求項6】 代行者のサーバにおいて、情報提供者を
    識別する情報提供者識別情報と、前記情報提供者の信用
    度とが対応付けられて記憶されてなる情報提供者テーブ
    ルを設定するステップと、 情報提供者の情報処理端末において、提供情報を作成
    し、この情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者の
    サーバに送信する際、自己の情報提供者識別情報を前記
    提供情報に付加するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、受信した提供情報に付加
    されている情報提供者識別情報に対応する信用度を、情
    報提供者テーブルから検索するステップと、 前記検索された信用度を提供情報に付加するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項5の代行送受信方
    法。
  7. 【請求項7】 代行者のサーバにおいて、提供情報に対
    するコメントを提供情報に付加するステップを更に有す
    ることを特徴とする請求項5又は請求項6の代行送受信
    方法。
  8. 【請求項8】 ユーザ側の情報処理端末と、複数の情報
    提供者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末
    と前記情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受信
    を代行する代行者のサーバとを有するネットワークシス
    テムにおける代行送受信方法であって、 前記代行者のサーバに、前記ユーザのアドレスと、前記
    ユーザが入手を希望する情報種別の群である情報種別群
    とが対応付けられて記憶されてなるユーザテーブルを設
    定するステップと、 前記情報提供者の情報処理端末において、提供情報を作
    成し、この情報を前記代行者のサーバに送信するステッ
    プと、 前記代行者のサーバにおいて、前記情報提供者の情報処
    理端末から提供情報を受信し、受信した提供情報の種別
    を含む情報種別群に対応するユーザのアドレスを、前記
    ユーザテーブルから検索するステップと、 前記検索されたユーザのアドレスを宛先として、前記受
    信した提供情報をユーザの情報処理端末に転送するステ
    ップとを有することを特徴とする代行送受信方法。
  9. 【請求項9】 代行者のサーバにおいて、情報提供者を
    識別する情報提供者識別情報と、前記情報提供者の信用
    度とが対応付けられて記憶されてなる情報提供者テーブ
    ルを設定するステップと、 情報提供者の情報処理端末において、提供情報を作成
    し、この情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者の
    サーバに送信する際、自己の情報提供者識別情報を前記
    提供情報に付加するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、受信した提供情報に付加
    されている情報提供者識別情報に対応する信用度を、情
    報提供者テーブルから検索するステップと、 前記検索された信用度を提供情報に付加するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項8の代行送受信方
    法。
  10. 【請求項10】 代行者のサーバにおいて、提供情報に
    対するコメントを提供情報に付加するステップを更に有
    することを特徴とする請求項8又は請求項9の代行送受
    信方法。
  11. 【請求項11】 ユーザ側の情報処理端末と、情報提供
    者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前
    記情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受信を代
    行する代行者のサーバとを有するネットワークシステム
    における代行送受信方法であって、 前記代行者のサーバに、前記ユーザのアドレスと、前記
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザが入手
    を希望する情報種別の群である情報種別群とが対応付け
    られて記憶されてなるユーザテーブルを設定するステッ
    プと、 前記情報提供者の情報処理端末において、提供情報を生
    成し、この情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者
    のサーバに送信するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、前記情報提供者の情報処
    理端末から提供情報を受信し、受信した提供情報に付加
    されているユーザ識別情報に対応する情報種別群を、前
    記ユーザテーブルから検索するステップと、 前記提供情報の種別が、前記検索された情報種別群に含
    まれるか否かを照合するステップと、 前記照合の結果、前記情報種別群に提供情報の種別が含
    まれる場合には、前記ユーザ識別情報に対応するユーザ
    アドレスを宛先として、前記受信した提供情報をユーザ
    の情報処理端末に転送するステップとを有することを特
    徴とする代行送受信方法。
  12. 【請求項12】 代行者のサーバにおいて、情報提供者
    を識別する情報提供者識別情報と、前記情報提供者の信
    用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提供者テー
    ブルを設定するステップと、 情報提供者の情報処理端末において、提供情報を作成
    し、この情報にユーザ識別情報を付加して前記代行者の
    サーバに送信する際、自己の情報提供者識別情報を前記
    提供情報に付加するステップと、 前記代行者のサーバにおいて、受信した提供情報に付加
    されている情報提供者識別情報に対応する信用度を、情
    報提供者テーブルから検索するステップと、 前記検索された信用度を提供情報に付加するステップと
    を更に有することを特徴とする請求項11の代行送受信
    方法。
  13. 【請求項13】 代行者のサーバにおいて、提供情報に
    対するコメントを提供情報に付加するステップを更に有
    することを特徴とする請求項11又は請求項13の代行
    送受信方法。
  14. 【請求項14】 ユーザ側の情報処理端末と、情報収集
    者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前
    記情報収集者の情報処理端末との間の情報の送受信を代
    行する代行者のサーバとを有する代行送受信システムで
    あって、 前記ユーザ側の情報処理端末は、提供情報を生成する手
    段と、提供情報に情報収集者のアドレスを付加して前記
    代行者のサーバに送信する手段とを有し、 前記代行者のサーバは、ユーザのアドレスと、前記ユー
    ザを識別するユーザ識別情報とが対応付けられて記憶さ
    れてなるユーザテーブルと、ユーザの情報処理端末から
    提供情報を受信し、この受信した提供情報の送信元アド
    レスからユーザのアドレスを検出する手段と、前記検出
    されたユーザのアドレスに対応するユーザ識別情報を、
    前記ユーザテーブルから検索する手段と、前記受信した
    提供情報に含まれるユーザのアドレスを前記検索された
    ユーザ識別情報に変換する手段と、前記提供情報に付加
    されている情報収集者のアドレスを宛先として前記変換
    された提供情報を前記情報収集者の情報処理端末に転送
    する手段とを有することを特徴とする代行送信システ
    ム。
  15. 【請求項15】 代行者のサーバは、提供情報から個人
    を特定する個人情報を検出する手段と、前記提供情報か
    ら前記検出された個人情報を削除する手段とを更に含む
    ことを特徴とする請求項14に記載の代行送信システ
    ム。
  16. 【請求項16】 代行者のサーバは、ユーザ側の情報処
    理端末において生成された提供情報から個人を特定する
    個人情報を検出する手段と、前記検出した個人情報を他
    の情報に置換する手段とを更に含むことを特徴とする請
    求項14に記載の代行送信システム。
  17. 【請求項17】 代行者のサーバは、ユーザの趣向性の
    情報である趣向情報が、ユーザアドレス又はユーザ識別
    情報に対応付けられたユーザテーブルと、検出されたユ
    ーザアドレス、又はこれに対応するユーザ識別情報に基
    づいて、対応する趣向情報を前記ユーザテーブルから検
    索する手段と、前記検索された趣向情報を提供情報に付
    加する手段とを更に有することを特徴とする請求項14
    から請求項16のいずれかに記載の代行送信システム。
  18. 【請求項18】 ユーザ側の情報処理端末と、情報提供
    者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前
    記情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受信を代
    行する代行者のサーバとを有する代行送受信システムで
    あって、 前記情報提供者の情報処理端末は、提供情報を生成する
    手段と、前記提供情報にユーザ識別情報を付加して前記
    代行者のサーバに送信する手段とを有し、 前記代行者のサーバは、ユーザのアドレスと、前記ユー
    ザを識別するユーザ識別情報とが対応付けられて記憶さ
    れてなるユーザテーブルと、前記情報提供者の情報処理
    端末から提供情報を受信する手段と、受信した提供情報
    に付加されているユーザ識別情報に対応するユーザのア
    ドレスを、前記ユーザテーブルから検索する手段と、前
    記検索されたユーザのアドレスを宛先として、前記受信
    した提供情報を、前記ユーザの情報処理端末に転送する
    手段とを有することを特徴とする代行送受信システム。
  19. 【請求項19】 情報提供者の情報処理端末は、情報提
    供者を識別する情報提供者識別情報を提供情報に付加す
    る手段を有し、 代行者のサーバは、前記情報提供者識別情報と、情報提
    供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提
    供者テーブルと、受信した提供情報に付加されている情
    報提供者識別情報に対応する信用度を、前記情報提供者
    テーブルから検索する手段と、前記検索された信用度を
    提供情報に付加する手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項18の代行送受信システム。
  20. 【請求項20】 代行者のサーバは、提供情報に対する
    コメントを提供情報に付加する手段を更に有することを
    特徴とする請求項18又は請求項19の代行送受信シス
    テム。
  21. 【請求項21】 ユーザ側の情報処理端末と、複数の情
    報提供者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端
    末と前記情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受
    信を代行する代行者のサーバとを有する代行送受信シス
    テムであって、 前記情報提供者の情報処理端末は、提供情報を生成する
    手段と、前記提供情報を前記代行者のサーバに送信する
    手段とを有し、 前記代行者のサーバは、ユーザのアドレスと、前記ユー
    ザが入手を希望する情報種別の群である情報種別群とが
    対応付けられて記憶されてなるユーザテーブルと、前記
    情報提供者の情報処理端末から提供情報を受信する手段
    と、受信した提供情報の種別を含む情報種別群に対応す
    るユーザのアドレスを、前記ユーザテーブルから検索す
    る手段と、前記検索されたユーザのアドレスを宛先とし
    て、前記受信した提供情報をユーザの情報処理端末に転
    送する手段とを有することを特徴とする代行送受信シス
    テム。
  22. 【請求項22】 情報提供者の情報処理端末は、情報提
    供者を識別する情報提供者識別情報を提供情報に付加す
    る手段を有し、 代行者のサーバは、前記情報提供者識別情報と、情報提
    供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提
    供者テーブルと、受信した提供情報に付加されている情
    報提供者識別情報に対応する信用度を、前記情報提供者
    テーブルから検索する手段と、前記検索された信用度を
    提供情報に付加する手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項21の代行送受信システム。
  23. 【請求項23】 代行者のサーバは、提供情報に対する
    コメントを提供情報に付加する手段を更に有することを
    特徴とする請求項21又は請求項22の代行送受信シス
    テム。
  24. 【請求項24】 ユーザ側の情報処理端末と、情報提供
    者の情報処理端末と、前記ユーザ側の情報処理端末と前
    記情報提供者の情報処理端末との間の情報の送受信を代
    行する代行者のサーバとを有する代行送受信システムで
    あって、 前記情報提供者の情報処理端末は、提供情報を生成する
    手段と、前記提供情報にユーザ識別情報を付加して前記
    代行者のサーバに送信する手段とを有し、 前記代行者のサーバは、ユーザのアドレスと、前記ユー
    ザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザが入手を希
    望する情報種別の群である情報種別群とが対応付けられ
    て記憶されてなるユーザテーブルと、前記情報提供者の
    情報処理端末から提供情報を受信する手段と、前記受信
    した提供情報に付加されているユーザ識別情報に対応す
    る情報種別群を、前記ユーザテーブルから検索する手段
    と、前記提供情報の種別が、前記検索された情報種別群
    に含まれるか否かを照合する手段と、前記照合の結果、
    前記情報種別群に提供情報の種別が含まれる場合には、
    前記ユーザ識別情報に対応するユーザアドレスを宛先と
    して、前記受信した提供情報をユーザの情報処理端末に
    転送する手段とを有することを特徴とする代行送受信シ
    ステム。
  25. 【請求項25】 情報提供者の情報処理端末は、情報提
    供者を識別する情報提供者識別情報を提供情報に付加す
    る手段を有し、 代行者のサーバは、前記情報提供者識別情報と、情報提
    供者の信用度とが対応付けられて記憶されてなる情報提
    供者テーブルと、受信した提供情報に付加されている情
    報提供者識別情報に対応する信用度を、前記情報提供者
    テーブルから検索する手段と、前記検索された信用度を
    提供情報に付加する手段とを更に有することを特徴とす
    る請求項24の代行送受信システム。
  26. 【請求項26】 代行者のサーバは、提供情報に対する
    コメントを提供情報に付加する手段を更に有することを
    特徴とする請求項24又請求項25の代行送受信システ
    ム。
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