JP2002073475A - アドレス変換方法とアドレス変換装置、およびそれらを利用可能なメールサーバとメールクライアント - Google Patents

アドレス変換方法とアドレス変換装置、およびそれらを利用可能なメールサーバとメールクライアント

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JP2002073475A
JP2002073475A JP2000254692A JP2000254692A JP2002073475A JP 2002073475 A JP2002073475 A JP 2002073475A JP 2000254692 A JP2000254692 A JP 2000254692A JP 2000254692 A JP2000254692 A JP 2000254692A JP 2002073475 A JP2002073475 A JP 2002073475A
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Katsunori Tamura
勝則 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの利用が頻繁になるにつれ、メー
ルのやりとりに伴う個人情報流出のおそれが拡大しつつ
ある。 【解決手段】 メールサーバ22は送信元である第1の
ユーザから一旦電子メールを受け、アドレス変換装置3
2でそのアドレスを変換した後、これを真の送信先であ
る第2のユーザへ送信する。アドレス変換装置32の変
換部40は、第1のユーザのアドレスを一時的なアドレ
スへ変換する。データ操作部46はその一時的なアドレ
スを受けとり、これを第1のユーザからの電子メールの
送信元アドレスに上書きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メールの送
受信技術に関する。この発明はとくに、電子メールのア
ドレスを変換する技術と、それを利用可能なメールサー
バおよびメールクライアントに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク環境の整備やインターネッ
トに接続できる携帯端末の爆発的な普及に伴い、仕事、
プライベートを問わず、電子メールが電話とならぶ通信
手段になりつつある。従来はおもに職場内または友人間
でやりとりされた電子メールも、最近では広告配信サー
ビスなど、BtoC(ビジネスから需要者へのリンク)
の場においても利用されるようになった。今後もこの傾
向は強まり、いろいろな形態による電子メールの利用が
さらに広がることは確実といえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしその一方、知ら
ない相手との通信に電子メールが使われれば、当然個人
情報の流出に対する懸念が生ずる。最近では、個人情報
の売買が問題視されているが、不用意な電子メールの利
用はそうした業者の新たな情報源になりうるし、一般の
人は電子メールの手軽さに魅力を感じているのであっ
て、そうした状況で高いセキュリティ意識をもたせてい
くことには限界もある。
【0004】最近では、サイトによってはフリーメール
サービスを行っており、そこで提供されるメールアカウ
ントを、いわば使い捨て的に利用すれば、ある程度通信
の匿名性を保つことができる。しかし、実際には電子メ
ールの送信先に応じていちいちアカウントを取得するこ
とは困難であり、また、携帯電話などの小型機器では、
複数のアカウントをもつことは操作性の面でも煩瑣であ
る。
【0005】本発明はこうした状況に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、匿名性を保った電子メールを効
率的に送信できる技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、ア
ドレス変換装置(以下単に「装置」「本装置」などとも
いう)に関する。本装置は、メール送信部およびメール
受信部に結合され、前記メール受信部が、第1のユーザ
から第2のユーザへ宛てた電子メールをその通信途上に
て受信したとき、その電子メールの送信元アドレスを別
の一時的なアドレスへ変換する変換部と、前記一時的な
アドレスによってその電子メールの送信元アドレスを置
き換え、修正電子メールを生成するデータ操作部とを含
み、前記修正電子メールが前記メール送信部へ引き渡さ
れる。
【0007】「通信途上にて受信する」の例として、第
1のユーザが一旦本装置宛てに目的の電子メールを送
り、本装置がそれを受信する場合がある。この場合、本
装置はアドレスを変換した後、第2のユーザに向けて目
的の電子メールを再送信する。すなわち、第1のユーザ
またはその端末に搭載されたメールクライアントは、本
装置のアドレス変換サービスを認識したうえで本装置に
目的の電子メールを送り、サービスを受ける。
【0008】本装置によれば、送信元である第1のユー
ザのメールアドレスが一時的なアドレスへ変換された
後、送信先である第2のユーザへ送信されるため、第2
のユーザは第1のユーザがいずれであるか知ることがで
きない。
【0009】本装置はさらに、前記送信元アドレスと前
記一時的なアドレスの対応関係を記述するテーブルと、
前記テーブルを利用し、前記一時的なアドレスから前記
送信元アドレスを特定する逆変換部とを含んでもよい。
または、前記変換部が所定の暗号化規則にしたがって前
記送信元アドレスを暗号化して前記一時的なアドレスを
生成する場合、本装置はさらに、前記暗号化規則と対に
なる復号化規則にしたがって前記一時的なアドレスを復
号して前記送信元アドレスを特定する逆変換部を含んで
もよい。いれずれの場合も、前記メール受信部が、前記
第2のユーザから前記一時的なアドレスに対して送信さ
れた返信メールを受信したとき、前記データ操作部は、
その返信メールについて前記特定された送信元アドレス
によってその返信メールの送信先アドレスを置き換え、
この修正返信メールを前記メール送信部へ引き渡すこと
ができる。
【0010】本発明の別の態様は、メールサーバに関す
る。このメールサーバは、第1のユーザから第2のユー
ザへ宛てた電子メールをその通信途上にて受信するメー
ル受信部と、前記受信された電子メールの送信元アドレ
スを別の一時的なアドレスへ変換する変換部と、前記一
時的なアドレスによってその電子メールの送信元アドレ
スを置き換え、修正電子メールを生成するデータ操作部
と、前記修正電子メールを前記第2のユーザへ送信する
メール送信部とを含む。したがって、前述のアドレス変
換装置の利点をメールサーバとして実現できる。
【0011】このメールサーバにおいて、前記メール受
信部によって受信された電子メールが前記第1のユーザ
から本メールサーバまたはその管理者に宛てて送信され
たものであり、かつ、その電子メールに前記第2のユー
ザの表示があるとき、前記変換部による処理が起動され
てもよい。この場合、前記第1のユーザによるアドレス
変換サービスの要求であると認識できるためである。
【0012】本発明のさらに別の態様は、前述のメール
サーバと協働できるメールクライアントに関する。この
メールクライアントは、メール送信部、メール受信部、
およびメール作成部を含み、前記メール作成部は、ユー
ザが電子メールを作成する際に選択可能な第1のモード
と第2のモードを提供する。前記第1のモードは、ユー
ザが自己のメールアドレスを送信先に通知する通常モー
ドであり、前記第2のモードは、ユーザが自己のメール
アドレスを送信先に通知しない匿名モードである。
【0013】ユーザが第2のモードを選択したとき、前
記メール作成部は、前記電子メールが送信先へ到達する
通信の途上において前記匿名処理をなすネットワークノ
ード、すなわちアドレス変換装置またはメールサーバな
どに関する設定を受け付けてもよい。また、そうしたノ
ードに関する指定をユーザから受け付け、またはユーザ
に確認させてもよい。
【0014】この構成によれば、ユーザは明示的に自己
のメールアドレスの匿名化を要求でき、例えば、このメ
ールクライアントから送信された電子メールを受けたメ
ールサーバにおいて、アドレスの変換処理等による匿名
化の実行要否が明確になる。
【0015】本発明のさらに別の態様は、アドレス変換
方法に関する。この方法は、第1のユーザから受信した
電子メールがアドレス変換サービスを求めているか否か
を判定する過程と、前記電子メールがアドレス変換サー
ビスを求めていると判定されたとき、その電子メールの
送信元アドレスを別の一時的なアドレスへ変換する過程
と、前記一時的なアドレスによってその電子メールの送
信元アドレスを置き換えることによって修正電子メール
を生成する過程と、前記修正電子メールをその送信先で
ある第2のユーザへ送信する過程とを含む。
【0016】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの
間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有
効である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係るメール
サーバ22を含むネットワークシステム10の全体構成
を示す。ネットワークシステム10は、複数のユーザ端
末12とアドレス変換サイト16を含む。ユーザ端末1
2はメールクライアントとして、いわゆるメールソフト
を内蔵している。アドレス変換サイト16は、WWWサ
ーバ20、メールサーバ22、DNSサーバ24を有す
る。ユーザ端末12は、ルータ18およびインターネッ
ト14を経由してアドレス変換サイト16へ接続され
る。メールサーバ22には以下の態様があるが、説明の
簡単のために、当面2.を想定する。
【0018】1.SMTP(Simple Mail Transfer Pro
tocol)サーバ、POP(Post Office Protocol)サー
バのいずれか、またはそれらの総称、 2.実施の形態に特徴的なメールアドレス変換機能を有
する専用サーバ、 3.実施の形態に特徴的なメールアドレス変換機能が付
加された1.のメールサーバ。
【0019】図2は、メールサーバ22の構成を示す。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータ
のCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフト
ウエア的にはメモリのロードされたメールアドレスの変
換機能をもつプログラムなどによって実現されるが、こ
こではそれらの連携によって実現される機能ブロックを
描いている。したがって、これらの機能ブロックがハー
ドウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合
せによっていろいろな形で実現できることは、当業者に
は理解されるところである。
【0020】メールサーバ22はメール受信部30、メ
ール送信部34および実施の形態に係るアドレス変換装
置32を含む。メール受信部30は、インターネット1
4から電子メールを受信する。受信した電子メール52
(以下「受信メール52」という)は、アドレス変換装
置32の変換部40、逆変換部44、データ操作部46
へ送られる。受信メール52がアドレス変換を求めると
き、変換部40は受信メール52の送信元(以下第1の
ユーザという)のメールアドレスを一時的なアドレスへ
変換し、両アドレスを対応づけて対応テーブル42へ記
録する。
【0021】一時的なアドレス54はデータ操作部46
へ送られ、送信元アドレスの代わりに受信メール52へ
埋め込まれる。こうして修正された電子メール56(以
下「修正電子メール56」という)はメール送信部34
を介して真の送信先(以下第2のユーザという)へ送出
される。
【0022】一方、第2のユーザから修正電子メール5
6に対する返信メール(この符号も52とする)が出さ
れ、これがメール受信部30で受信される。返信メール
52は逆変換部44へ送られ、これが対応テーブル42
を参照して、一時的なアドレスをもとの第1のユーザの
アドレスへ戻す。得られた第1のユーザのアドレス58
はデータ操作部46へ送られ、返信メール52の送信先
アドレスとして埋め込まれ、メール送信部34を介して
送出される。
【0023】課金部48は、アドレス変換サービスに対
して課金する。ここでは、最初の依頼主である第1のユ
ーザに対して課金が発生するものとし、その課金情報が
課金テーブル50へ格納される。以下、任意のオンライ
ンまたはオフライン処理により、決済が行われる。
【0024】図3は、変換部40の内部構成を示す。変
換部40の変換要否判定部60は、第1のユーザからの
受信メール52についてアドレス変換が必要であるかど
うかを判定する。図4で後述するごとく、変換要否判定
部60は受信メールがメールサーバ22の管理者宛であ
り、かつその本文の所定箇所に第2のユーザのアドレス
が明示されている場合に限り、アドレス変換が求められ
ていると判断する。アドレス変換が必要な場合送信元ア
ドレス抽出部62が起動され、これが受信メール52の
テキストから第1のユーザのアドレス70を抽出し、暗
号化部64または逐次置換部68へ渡す。暗号化部6
4、逐次置換部68は選択的に動作可能であり、当面逐
次置換部68による処理を考える。
【0025】逐次置換部68は、図5で後述するごと
く、第1のユーザのアドレス70にシーケンシャルな番
号を付与して一時的なアドレスを生成し、これをデータ
操作部46へ伝えるとともに、対応テーブル42へ格納
する。
【0026】図4は、ユーザ端末12において、第1の
ユーザがアドレス変換を求める電子メールを作成するた
めの画面80を示す。ここでは、アドレス変換サービス
を意識しない既存のメールソフトが前提となっている。
送信元欄84には、第1のユーザのアドレスである「k
en@abc.ne.jp」が記述され、送信先欄82
には、アドレス変換サービスを行うメールサーバ22の
管理者である「SANYO@sanyo.com」が記
述されている。タイトル欄86には通常どおり、第2の
ユーザのために電子メールのタイトルが記述される。本
文領域88の所定位置である第一行には、第2のユーザ
のアドレス90である「teacher@xyz.a
c.jp」が記述され、第二行以下に本来のメール本文
が記述されている。
【0027】ユーザがこの電子メールを送信すると、メ
ールサーバ22のメール受信部30がこれを受信する。
変換部40の変換要否判定部60は、宛先がメールサー
バ22の管理者であること、および本文領域88の第一
行に第2のユーザのアドレス90があることを確認し、
送信元アドレス抽出部62を起動する。送信元アドレス
抽出部62は第1のユーザのアドレス「ken@ab
c.ne.jp」を受信メール52のテキストから抽出
し、逐次置換部68がこれを変換する。
【0028】図5は、対応テーブル42の内部構成を示
す。対応テーブル42は送信元アドレス欄100と一時
的なアドレスを記入するテンポラリアドレス欄102を
もつ。一時的なアドレスのドメイン名は一様にメールサ
ーバ22のドメイン名「sanyo.com」となり、
ユーザ名は「00000」からシーケンシャルにインク
リメントされていく。ここでは、最初にアドレス変換を
依頼した「hiro@stu.com」に「0000
0」、二番目の「taro@vwx.co.jp」に
「00001」、今回依頼した「ken@abc.n
e.jp」に「12345」が割り当てられている。な
お、同一ユーザの再来については、それを意識せずに新
たな数字を割り当ててもよいし、対応テーブル42をサ
ーチして過去に付与した数字を再利用してもよい。
【0029】図6は、データ操作部46によって生成さ
れた修正電子メールのイメージ画面110である。実際
には、修正電子メールはデータ操作部46によってテキ
ストデータの状態で生成されるため、こうしたメール作
成画面は現れないが、ここでは理解のためにイメージ画
面110で説明する。同図のごとく、送信先欄82に第
2のユーザのアドレス「teacher@xyz.a
c.jp」が埋め込まれ、送信元欄84が一時的なアド
レス「12345@sanyo.com」に変更され、
タイトル欄86はそのまま維持されている。また、本文
領域88の第一行にあった第2のユーザのアドレスが削
除され、通常の本文が生成されている。メール送信部3
4はこの修正電子メールを第2のユーザへ送信する。
【0030】図7は、修正電子メールを受信した第2の
ユーザのユーザ端末12の画面120を示す。送信元欄
122には、一時的なアドレス「12345@sany
o.com」が記述され、匿名メールとして機能してい
る。タイトル欄124と本文領域126は予定どおりの
内容である。
【0031】この画面120にて、第2のユーザが「返
信ボタン」を押すと、図示しない返信メール作成画面に
おいて、送信先アドレスに「12345@sanyo.
com」が入る。第2のユーザは任意の返信本文を記入
してこれを送信すると、メールサーバ22のメール受信
部30がこれを受信する。この返信メール52は、変換
部40によってアドレス変換が不要と判定される。一
方、逆変換部44は送信先アドレスが管理者でないこ
と、またはそれが5桁の数字であることなどから一時的
なアドレスであると判断し、対応テーブル42を参照し
てもとのアドレス「ken@abc.ne.jp」へ逆
変換し、データ操作部46、メール送信部34を経て第
1のユーザへ返信する。
【0032】図8は課金テーブル50の内部構成を示
す。課金テーブル50は送信者欄130、送信元アドレ
ス欄100、サービス回数を示す回数欄132、課金総
額を示す総額欄134を含む。いま、アドレス変換に対
する課金単価は10円であり、1回のみサービスを受け
た「スズキタロウ」の課金総額は「10円」、2回サー
ビスを受けた「サトウケン」の課金総額は「20円」と
なっている。
【0033】以上、図3の逐次置換部68による変換処
理を中心に述べた。暗号化部64による変換を用いる場
合、暗号化部64は暗号化規則66に則って第1のユー
ザのアドレスを暗号化する。暗号化のメリットは、対応
テーブル42が不要になる点にある。なぜなら、変換部
40に暗号化規則66として関数fを記憶し、逆変換部
44に復号化規則として逆関数f−1を記憶しておけば
済むためである。
【0034】図9は暗号化の簡単な例で、ここでは「a
→b」「s→t」のように、アルファベットをひとつず
つ後に送り、かつ「@→a」「.→_」なる変換を行っ
ている。このため、「ken@abc.ne.jp」は
「lfoabcd_of_kq」と暗号化されてこれが
新たなユーザ名となり、その後にドメイン名「@san
yo.com」が付与されている。もとのアドレス「k
en@abc.ne.jp」は一意であってユーザ間で
重複しないため、このアドレス全体を利用することによ
り、暗号化後のアドレスも重複するおそれがなくなる。
なお実際には、より堅牢な暗号化を施すことが望ましい
が、いずれの場合も暗号化規則66はメールサーバ22
内でのみ参照され、秘密鍵f−1をメールサーバ22の
外部へ配信しないため、セキュリティ面で特別な配慮は
必要ない。
【0035】図10は、以上の構成によるアドレス変換
手順をまとめたものである。メール受信部30まず、第
1のユーザから電子メールを受信する(S10)。つづ
いて、変換要否判定部60でアドレス変換の要否が確認
され(S12)、変換が必要と判定された場合(S12
のY)、送信元アドレス抽出部62および逐次置換部6
8または暗号化部64により送信元アドレスが一時的な
アドレスへ変換される(S14)。送信元アドレスと一
時的なアドレスの対応は対応テーブル42へ記述される
(S16)。ただし、変換が暗号化部64による場合、
対応テーブル42への書込はスキップされる。
【0036】つづいて、データ操作部46が前記一時的
なアドレスをもとの電子メールのテキストへ埋め込んで
修正電子メールを作成する(S18)。その際、電子メ
ールのテキストデータから第2のユーザのメールアドレ
スが抽出され、これが当該電子メールの新たな送信先ア
ドレスとして設定される。生成された修正電子メールは
メール送信部34から第2のユーザへ送信される(S2
0)。なお、S12においてアドレス変換が不要と判定
された場合、アドレス変換処理は終了する。以上が実施
の形態に係るメールサーバ22およびアドレス変換装置
32の構成と動作である。
【0037】図11は、実施の形態に係るメールクライ
アント200の構成を示す。これまでの説明では、ユー
ザ端末12のメールソフトとして既存のものを考えた
が、ここでは実施の形態に係るアドレス変換サービスを
受けるための機能を有する、新しいクライアントを想定
する。
【0038】メールクライアント200はユーザ端末1
2に実装され、主にメール受信部202、メール作成部
204、メール送信部206を含む。これら以外に、受
信した電子メールを記憶し、表示するための図示しない
構成が含まれる。メール作成部204は、新たに電子メ
ールを編集および作成するための新規作成部210と、
メール受信部202によって受信された電子メールに対
する返信メールを編集および作成するための返信作成部
212をもつ。新規作成部210、返信作成部212と
もテキストエディタを主な機能とするプログラム群およ
びユーザインタフェイスを含み、電子メールの本文、お
よび送信先、送信元等の書誌事項の入力を受け付ける。
前記プログラム群の中にはモード選択部214が設けら
れている。
【0039】モード選択部214は、第1モード設定部
216と第2モード設定部218を有する。第1モード
設定部216は、電子メールを送信する際、送信元アド
レスを相手に通知する通常のモードを設定し、一方、第
2モード設定部218は、メールサーバ22によるアド
レス変換を要求する匿名モードを設定する。ユーザは、
前記ユーザインタフェイスを介して第1モード設定部2
16または第2モード設定部218の一方を起動し、そ
の結果、第1モード、第2モードの一方を選択する。第
1モードが選択された場合の動作は従来一般的なメール
クライアントと同等である。第2モードが選択された場
合、新たに返信拒否設定部220とメールサーバ確認部
222が起動される。
【0040】返信拒否設定部220は、第2のユーザか
らの返信メールを受けるか拒否するかを設定する。拒否
する旨の設定がなされると、メールサーバ22によるア
ドレス変換は往路のみに作用し、復路では行われない。
すなわち、第1のユーザから第2のユーザへは匿名メー
ルが送信されるが、第2のユーザからの返信メールはメ
ールサーバ22までしか届かず、事実上そこで破棄され
る。現実の世界で匿名の手紙を出す場合、差出人の名前
が伏される以上、当然返信手紙は戻ってこない。その事
実を実施の形態に当てはめれば、返信拒否設定部220
によってネットワーク版の完全な匿名メールシステムが
実現されるといってよい。
【0041】現実の動作として返信拒否設定部220
は、送信すべき電子メールのテキストデータのリザーブ
領域に「返信を拒否する」旨のデータを書き込み、メー
ルサーバ22の例えば逆変換部44がそれを参照するこ
とで、第1のユーザへの返信を取り止める。
【0042】メールサーバ確認部222は、アドレス変
換を求めるユーザが正しくメールサーバ22の管理者を
送信先アドレスとして記入しているか、確認のための画
面を表示する。ユーザがこの手続を誤ると当然アドレス
変換は行われず、送信された電子メールが予期しない相
手に届いたり、送信元アドレスが明示されたまま第2の
ユーザへ届くといった誤りが生じうる。メールサーバ確
認部222はユーザの注意を喚起することでミスを予防
する。メール作成部204で作成された電子メールはメ
ール送信部206を経てメールサーバ22または通常の
電子メールとして任意の送信先へ送出される。
【0043】図12は、メール作成画面80においてモ
ードの選択するためのウインドウ150が開いた状態を
示す。モード選択部214の作用により、匿名メールサ
ービスを利用するか否かで問われている。ここで「は
い」を選ぶと第2モード設定部218が起動され、第2
モードがアクティブになる。「いいえ」を選ぶと第1モ
ード設定部216が起動され、第1モードがアクティブ
になる。なお、「はい」を選んだとき、従来ひとつのみ
存在した送信先アドレス欄を、「本当の送信先」と「匿
名化サービスを受けるための送信先」のふたつに分割し
て表示してもよい。
【0044】図13は同様に、返信の拒否を選択するた
めのウインドウ152が開いた状態を示す。「はい」を
選択すると、返信拒否設定部220の作用により、返信
メールが禁止される。「いいえ」を選択すると、第1の
ユーザの匿名性を保ったまま、第2のユーザからの返信
メールの到達が許可される。
【0045】図14はさらに、匿名サービスを実施する
メールサーバに関する確認のウインドウ154が開いた
状態を示す。メールサーバ確認部222の作用により、
このユーザがかつて利用した匿名サービス用のメールサ
ーバ22が「SANYO@sanyo.com」として
選択肢に挙げられている。また、新規のメールサーバを
指定および入力するための選択肢も挙げられている。こ
こでユーザが「SANYO@sanyo.com」を選
ぶと、前述の技術により、電子メールがメールサーバ2
2において匿名化される。
【0046】以上、本発明をいくつかの実施の形態をも
とに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それ
らの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな
変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範
囲にあることは当業者に理解されるところである。以
下、変形例をいくつか挙げる。
【0047】実施の形態のメールサーバ22は、アドレ
ス変換のための専用サーバと想定した。しかし、当然こ
れはSMTPやPOPサーバに併設され、または内蔵さ
れてもよい。仮に、SMTPまたはPOPサーバと本発
明のアドレス変換機能を併存させる場合、以下の1、2
に留意すべきである。
【0048】1.第1のユーザは、メールサーバ22の
管理者宛に電子メールを送る必要がない場合がある。第
2のユーザ宛ての電子メールは当該ユーザのPOPサー
バによって受信処理される。したがって、そのPOPサ
ーバでアドレス変換すれば、第2のユーザなどそのPO
Pサーバを利用するユーザについて、わざわざ別のサー
バでアドレス変換をして修正電子メールを再送信する必
要がない。第1のユーザは、当初より第2のユーザのア
ドレスをそのまま送信先アドレスとして電子メールに記
述すればよく、ただし、アドレス変換を求める意思表示
が必要となる。このため、例えば本文の第一行などの所
定位置に「アドレス変換要」その他の定型表示を入れれ
ばよく、前記POPサーバがこの表示のあるものについ
てアドレス変換をした後、修正電子メールを第2のユー
ザ宛てのメールボックスへ格納すればよい。
【0049】なお、アドレス変換を要求していない電子
メールについては、それが通常の電子メールの場合と、
逆変換をなすべき返信メールの場合がある。そのため、
逆変換の要否を判断するひとつの方法として、前記PO
Pサーバが受信した電子メールの送信先アドレスが、そ
のPOPサーバを利用するいずれかのユーザのメールア
ドレスに一致したとき、逆変換は不要、すなわち通常の
電子メールと判断することができる。この判断の実効性
を担保するため、アドレス変換で付与される一時的なア
ドレスと、通常のメールサービスのために付与されるメ
ールアドレスが重複しないよう配慮することが望まし
い。一例として、一時的なアドレスのユーザ名の部分は
数字のみで構成し、通常のメールサービスのためのアド
レスのユーザ名には必ず英字を入れるといった分別が可
能である。
【0050】2.第1のユーザのSMTPサーバにアド
レス変換機能をもたせれば、当該ユーザなどそのSMT
Pサーバを利用するユーザから匿名メールを送信する
際、そのSMTPサーバで処理ができる。このときも、
1.同様の記述で電子メールを作成すればよい。以上が
SMTP/POPサーバに関する注意である。
【0051】匿名メールによる誹謗中傷その他犯罪に関
する懸念を軽減するために、実施の形態のメールサーバ
22にフィルタ機能を追加してもよい。このフィルタ
は、誹謗等の表現またはその可能性の高い単語が含まれ
る電子メールについてアドレス変換を拒否したり、管理
者へ通知するなどの処置が可能である。
【0052】実施の形態では第1のユーザに対して課金
した。別の方法として、アドレスを変換する際に広告を
入れることを第1のユーザが認めた場合、課金先を第1
のユーザからその広告主へ移してもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、効果的に電子メールの
匿名性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るメールサーバを含むネット
ワークシステムの全体構成図である。
【図2】 実施の形態に係るメールサーバの構成図であ
る。
【図3】 メールサーバの変換部の構成図である。
【図4】 第1のユーザが電子メールを作成する画面を
示す図である。
【図5】 メールサーバの対応テーブルの構成図であ
る。
【図6】 データ操作部で生成された修正電子メールの
イメージを示す図である。
【図7】 第2のユーザが受信した修正電子メールを示
す図である。
【図8】 メールサーバの課金テーブルの構成図であ
る。
【図9】 変換部の暗号化部によるアドレス変換の一例
を示す図である。
【図10】 実施の形態によるアドレス変換の手順を示
すフローチャートである。
【図11】 実施の形態に係るメールクライアントの構
成図である。
【図12】 メール作成画面においてモードの選択する
ためのウインドウが開いた状態を示す図である。
【図13】 同様に、返信の拒否を選択するためのウイ
ンドウが開いた状態を示す図である。
【図14】 同様に、匿名サービスを実施するメールサ
ーバに関する確認のウインドウが開いた状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
12 ユーザ端末、 22 メールサーバ、 30 メ
ール受信部、 32アドレス変換装置、 34 メール
送信部、 40 変換部、 42 対応テーブル、 4
4 逆変換部、 46 データ操作部、 48 課金
部、 54 一時的なアドレス、 56 修正電子メー
ル、 64 暗号化部、 66 暗号化規則、 68
逐次置換部、 200 メールクライアント、 202
メール受信部、 204 メール作成部、 206
メール送信部、 216 第1モード設定部、 218
第2モード設定部、 220 返信拒否設定部、 2
22 メールサーバ確認部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール送信部およびメール受信部に結合
    された装置であって、 前記メール受信部が、第1のユーザから第2のユーザへ
    宛てた電子メールをその通信途上にて受信したとき、そ
    の電子メールの送信元アドレスを別の一時的なアドレス
    へ変換する変換部と、 前記一時的なアドレスによってその電子メールの送信元
    アドレスを置き換え、修正電子メールを生成するデータ
    操作部とを含み、 前記修正電子メールが前記メール送信部へ引き渡される
    ことを特徴とするアドレス変換装置。
  2. 【請求項2】 前記送信元アドレスと前記一時的なアド
    レスの対応関係を記述するテーブルと、 前記テーブルを利用し、前記一時的なアドレスから前記
    送信元アドレスを特定する逆変換部とをさらに含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のアドレス変換装置。
  3. 【請求項3】 前記変換部は、所定の暗号化規則にした
    がって前記送信元アドレスを暗号化して前記一時的なア
    ドレスを生成し、 本アドレス変換装置はさらに、前記暗号化規則と対にな
    る復号化規則にしたがって前記一時的なアドレスを復号
    して前記送信元アドレスを特定する逆変換部をさらに含
    むことを特徴とする請求項1に記載のアドレス変換装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メール受信部が、前記第2のユーザ
    から前記一時的なアドレスに対して送信された返信メー
    ルを受信したとき、前記逆変換部はその返信メールにつ
    いて前記送信元アドレスを特定し、 前記データ操作部は、前記特定された送信元アドレスに
    よってその返信メールの送信先アドレスを置き換えた
    後、この修正返信メールを前記メール送信部へ引き渡す
    ことを特徴とする請求項2、3のいずれかに記載のアド
    レス変換装置。
  5. 【請求項5】 第1のユーザから第2のユーザへ宛てた
    電子メールをその通信途上にて受信するメール受信部
    と、 前記受信された電子メールの送信元アドレスを別の一時
    的なアドレスへ変換する変換部と、 前記一時的なアドレスによってその電子メールの送信元
    アドレスを置き換え、修正電子メールを生成するデータ
    操作部と、 前記修正電子メールを前記第2のユーザへ送信するメー
    ル送信部と、 を含むことを特徴とするメールサーバ。
  6. 【請求項6】 前記メール受信部によって受信された電
    子メールが前記第1のユーザから本メールサーバまたは
    その管理者に宛てて送信されたものであり、かつその電
    子メールに前記第2のユーザの表示があるとき、前記変
    換部による処理が起動されることを特徴とする請求項5
    に記載のメールサーバ。
  7. 【請求項7】 前記変換部は、前記電子メールの本文の
    所定位置に記述されたメールアドレスを前記第2のユー
    ザの表示とみなすことを特徴とする請求項6に記載のメ
    ールサーバ。
  8. 【請求項8】 本メールサーバによるアドレス変換サー
    ビスに対して課金情報を生成する課金部をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載のメー
    ルサーバ。
  9. 【請求項9】 メール送信部、メール受信部、およびメ
    ール作成部を含むメールクライアントであって、 前記メール作成部は、ユーザが電子メールを作成する際
    に選択可能な第1のモードと第2のモードを提供し、 前記第1のモードは、ユーザが自己のメールアドレスを
    送信先に通知する通常モードであり、前記第2のモード
    は、ユーザが自己のメールアドレスを送信先に通知しな
    い匿名モードであることを特徴とするメールクライアン
    ト。
  10. 【請求項10】 前記メール作成部はさらに、前記ユー
    ザが前記第2のモードを選択したとき、その電子メール
    に対する返信メールの許否を前記ユーザに指定させるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のメールクライアント。
  11. 【請求項11】 第1のユーザから受信した電子メール
    がアドレス変換サービスを求めているか否かを判定する
    過程と、 前記電子メールがアドレス変換サービスを求めていると
    判定されたとき、その電子メールの送信元アドレスを別
    の一時的なアドレスへ変換する過程と、 前記一時的なアドレスによってその電子メールの送信元
    アドレスを置き換えることによって修正電子メールを生
    成する過程と、 前記修正電子メールをその送信先である第2のユーザへ
    送信する過程と、 を含むことを特徴とするアドレス変換方法。
  12. 【請求項12】 前記修正電子メールを生成する過程
    は、 前記電子メールのデータから前記第2のユーザのメール
    アドレスを抽出する過程と、 前記抽出されたメールアドレスを当該電子メールの新た
    な送信先アドレスとして設定する過程とを含むことを特
    徴とする請求項11に記載のアドレス変換方法。
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