JP2008020987A - メール管理システム及びメール管理サーバ - Google Patents

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滋也 川岸
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Abstract

【課題】パーソナルコンピュータ(PC)等の通信端末装置で簡単に携帯電話のメールアドレスに関する電子メールの管理を行うこと。
【解決手段】メールを送受信可能な携帯電話と、この携帯電話に対するメールの送受信を管理するメール管理サーバと、このメール管理サーバと通信回線を介して接続された通信端末装置とを備えるメール管理システムにおいて、メール管理サーバは、携帯電話のメールアドレスに対して送信されたメールを当該携帯電話に受け渡すと共に当該メールを複製する第1のサーバ部と、第1のサーバ部で複製されたメールを通信端末装置に受け渡す第2のサーバ部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、メール管理システム及びメール管理サーバに関し、特に、携帯電話のメールアドレスに対するメールの取得、表示等をパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)で行うことを可能としたメール管理システム及びメール管理サーバに関する。
従来、携帯電話自体を携帯電話メールサービスのメール発着信のためのメールサーバとして機能させ、携帯電話のメールアドレスからの発信メールの作成・発信、並びに、携帯電話のメールアドレスに対する着信メールの取得・表示をPCの入出力装置で行わせる携帯電話メールサーバソフトウェアが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる携帯電話メールサーバソフトウェアによれば、汎用的な常用メールクライアントソフトウェアによって携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となる。
特開2004−80324号公報
しかしながら、上述の携帯電話メールサーバソフトウェアによれば、PCに対して携帯電話を直接接続しなければならないため、かかる接続に要する作業が煩雑であり、簡単に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことができないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、PC等の通信端末装置で簡単に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことができるメール管理システム及びメール管理サーバを提供することを目的とする。
本発明のメール管理システムは、メールを送受信可能な携帯電話と、前記携帯電話に対するメールの送受信を管理するメール管理サーバと、前記メール管理サーバと通信回線を介して接続された通信端末装置とを備え、前記メール管理サーバは、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールを当該携帯電話に送信すると共に当該メールを複製する第1のサーバ部と、前記第1のサーバ部で複製されたメールを前記通信端末装置に送信する第2のサーバ部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、携帯電話のメールアドレスに対するメールが送信されると、第1のサーバ部により当該メールが複製され、第2のサーバ部により第1のサーバ部で複製されたメールが通信端末装置に送信されるので、PCに対する携帯電話の接続作業やソフトウェアのインストールなどの処理を必要とすることなく、PC等の通信端末装置で簡単に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となる。特に、第2のサーバ部で所謂WEBメールを配信可能に構成した場合には、外出先でも手軽に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を通信端末装置で行うことが可能となる。
なお、上記メール管理システムにおいて、前記第1のサーバ部は、前記携帯電話のメール受信動作に応じてメールを当該携帯電話に送信し、前記第2のサーバ部は、前記通信端末装置のメール受信動作に応じて前記複製されたメールを当該通信端末装置に送信することが好ましい。この場合には、携帯電話及び通信端末装置のメールの受信動作に応じて、第1及び第2のサーバ部からメールが携帯電話及び通信端末装置に送信されるので、利用者の通信環境(例えば、携帯電話及び通信端末装置の双方を利用可能な環境や、携帯電話のみを利用可能な環境)に合わせて携帯電話又は通信端末装置のいずれか又は双方でメールを管理することが可能となる。
また、上記メール管理システムにおいて、前記第1のサーバ部は、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールの着信を当該携帯電話に通知することが好ましい。この場合には、常に利用者が携帯する携帯電話にメールの着信が通知されるので、利用者に迅速にメールの着信を通知することができ、当該メールを携帯電話で受信するか、PC等の通信端末装置で受信するかを選択させることが可能となる。
また、上記メール管理システムにおいて、前記メール管理サーバは、前記携帯電話から指定された通信相手先にメールを送信する第3のサーバ部を備え、前記第3のサーバ部に、前記通信端末装置から指定された通信相手先にメールを前記携帯電話のメールアドレスから送信させることが好ましい。この場合には、通信端末装置から指定された通信相手先にメールを送信する際、携帯電話のメールアドレスから送信されるので、当該メールを受信した通信相手先に疑念を抱かせることなく、通信端末装置の入出力装置を利用してメールを作成することが可能となる。
例えば、上記メール管理システムにおいて、前記メール管理サーバは、前記通信端末装置から送信指示のあったメールの送信元アドレスを前記携帯電話のメールアドレスに置換するアドレス置換部を備えることが考えられる。この場合には、アドレス置換部によって送信元アドレスが携帯電話のメールアドレスに置換されるので、確実に通信端末装置から送信されるメールの送信元アドレスを携帯電話のメールアドレスに置換することが可能となる。
また、上記メール管理システムにおいて、前記メール管理サーバは、前記通信端末装置から送信指示のあったメールに、前記通信端末装置の識別情報を付加する識別情報付加部を備えるようにしても良い。この場合には、識別情報付加部によって通信端末装置から送信指示のあったメールに通信端末装置の識別情報が付加されるので、当該メールを受信した通信相手先に、利用者が通信端末装置を用いて通信できる環境にあることを通知することが可能となる。
さらに、上記メール管理システムにおいて、前記メール管理サーバは、前記通信端末装置の利用者の認証を行う認証部を備えることが好ましい。この場合には、認証部によって通信端末装置の利用者の認証が行われるので、携帯電話のメールアドレスに対するメールを通信端末装置で管理することができる利用者を限定することが可能となる。
例えば、上記メール管理システムにおいて、前記認証部は、前記携帯電話からの要求に応じて利用者の認証に必要となる認証情報を当該携帯電話に通知することが好ましい。この場合には、携帯電話からの要求に応じて認証情報が通知されるので、認証情報の発行に伴う処理を簡略化できると共に、その都度、発行される認証情報を変更することでシステム上のセキュリティを向上することが可能となる。
特に、上記メール管理システムにおいては、前記携帯電話に通知された認証情報を用いて前記通信端末装置の利用者の認証が行われると、前記第2のサーバ部による前記複製されたメールの送信を許容することが好ましい。この場合には、当該メールを通信端末装置で管理することができる利用者を、携帯電話の利用者に限定することが可能となる。
さらに、上記メール管理システムにおいて、前記メール管理サーバは、前記携帯電話で管理される情報と、前記通信端末装置で管理される情報とを共通化させるデータ管理部を備えることが好ましい。この場合には、データ管理部により携帯電話及び通信端末装置で管理される情報が共通化されることから、例えば、受信したメールへの返信の有無を双方の端末で認識することが可能となる。また、携帯電話で保管されるアドレス帳を通信端末装置で利用することが可能となる。
例えば、上記メール管理システムにおいて、前記通信端末装置を、入出力装置を備えるPCで構成することが好ましい。この場合には、携帯電話よりも入出力装置が大きいPCで携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となるので、利用者の操作負担を軽減することが可能となる。
本発明のメール管理サーバは、メールを送受信可能な携帯電話に対するメールの送受信を管理するメール管理サーバであって、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールを当該携帯電話に送信すると共に当該メールを複製する第1のサーバ部と、前記第1のサーバ部で複製されたメールを通信回線を介して接続された通信端末装置に送信する第2のサーバ部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、携帯電話のメールアドレスに対するメールが送信されると、第1のサーバ部により当該メールが複製され、第2のサーバ部により第1のサーバ部で複製されたメールが通信端末装置に送信されるので、PCに対する携帯電話の接続作業やソフトウェアのインストールなどの処理を必要とすることなく、PC等の通信端末装置で簡単に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となる。特に、第2のサーバ部で所謂WEBメールを配信可能に構成した場合には、外出先でも手軽に携帯電話のメールアドレスに関するメールの管理を通信端末装置で行うことが可能となる。
また、上記メール管理サーバにおいて、前記携帯電話から指定された通信相手先にメールを送信する第3のサーバ部を備え、前記第3のサーバ部に、前記通信端末装置から指定された通信相手先にメールを前記携帯電話のメールアドレスから送信させることが好ましい。この場合には、通信端末装置から指定された通信相手先にメールを送信する際、携帯電話のメールアドレスから送信されるので、当該メールを受信した通信相手先に疑念を抱かせることなく、通信端末装置の入出力装置を利用してメールを作成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るメール管理システムが適用されたネットワーク全体の構成図である。なお、本明細書において、「メール」とは、インターネットを介して送受信される電子メール、並びに、通信事業者が提供するインターネット接続サービスを利用して携帯電話網を介して送受信される電子メールを含むものとする。例えば、後者の電子メールの例としては、iモード(登録商標)メールなどが該当する。
本実施の形態に係るメール管理システムは、メール管理サーバ11により提供される。メール管理サーバ11は、携帯電話網12とインターネット13との間に配置されており、メールの送受信サービスを提供するメールサーバとしての機能と、メール管理サーバ11を管理する通信事業者のホームページを配信するウェブサーバとしての機能と、プロトコル等の相互変換を行うゲートウェイサーバとしての機能とを備える。特に、メール管理サーバ11は、通常のメールの送受信を可能とするメールサーバとしての機能と、ホームページを介して所謂WEBメールの送受信を可能とするメールサーバとしての機能とを備える。
携帯電話14及び携帯電話15は、同一の通信事業者により管理される移動体端末装置である。携帯電話14及び携帯電話15は、携帯電話網12経由でメール管理サーバ11に接続し、携帯電話網12に接続される他の携帯電話との間でメールを送受信することができる。さらに、携帯電話網12からメール管理サーバ11を介してインターネット13に接続し、他の通信事業者により管理される携帯電話16や、情報提供プロバイダと契約しているPC17との間でメールを送受信することができる。なお、図1においては、携帯電話15及びPC17は、同一の利用者により所有されているものとする。
なお、PC17には、メール管理サーバ11により管理されるWEBメール機能において割り当てられた固有のメールアドレス(携帯電話15のメールアドレスとは異なるメールアドレス)が指定されている。なお、以下においては、説明の便宜上、PC17に割り当てられたメールアドレスは、携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを受信する場合にのみ利用されるものとする。
本実施の形態に係るメール管理システムは、PC17において、携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を可能とするものである。具体的には、携帯電話15のメールアドレスに対するメールの取得・表示をPC17で可能とすると共に、携帯電話15のメールアドレスからのメールの作成・発信をPC17で可能とするものである。
図2は、本実施の形態に係るメール管理システムが有するメール管理サーバ11の機能ブロック図である。なお、図2においては、説明の便宜上、メール管理サーバ11が有するメールサーバとしての機能を果たすために必要となる構成について示している。図2には省略しているが、メール管理サーバ11は、上述したウェブサーバとしての機能、並びに、ゲートウェイサーバとしての機能を果たすために必要となる構成は備えているものとする。図2においては、図1に示す携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理をPC17で行わせる場合について示している。
図2に示すように、メール管理サーバ11は、本メール管理サーバ11の全体の制御を行う制御部21を備える。特に、図2に示すメール管理サーバ11において、制御部21は、携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理をPC17で行わせるための制御を行う。制御部21には、第1のサーバ部としての携帯電話用受信メールサーバ部22、第2のサーバ部としてのPC用受信メールサーバ部23及び第3のサーバ部としての携帯電話用送信メールサーバ部24が接続されていると共に、認証部25、メール管理部26及びデータ管理部27が接続されている。
携帯電話用受信メールサーバ部22は、例えば、携帯電話やPCなどの通信相手先の通信端末(以下、単に「通信相手先」という)から携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを、携帯電話15で受信させるための処理を行う。具体的には、携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを一時的に保管し、携帯電話15に対して着信通知を送出すると共に、携帯電話15からのメールの取得要求に応じてメールを携帯電話15に対して送信する。
また、本実施の形態において、携帯電話用受信メールサーバ部22は、通常の携帯電話用受信メールサーバと異なり、携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールをコピーして、PC用受信メールサーバ部23に受け渡す。携帯電話用受信メールサーバ部22によりコピーされたメールは、上述のように、携帯電話用受信メールサーバ部22からメールを携帯電話15に送信した後も、PC用受信メールサーバ部23に保管された状態で維持される。
PC用受信メールサーバ部23は、通信相手先から携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを、PC17で受信させるための処理を行う。具体的には、携帯電話用受信メールサーバ部22から受け渡されたメールを一時的に保管し、PC17からのメールの取得要求に応じて当該メールをPC17に対して送信する。なお、PC17に当該メールを送信するためには、後述するように、事前に携帯電話15で取得されたパスワードによる認証処理がPC17で行われていることが必要となる。
携帯電話用送信メールサーバ部24は、携帯電話15で作成されたメールを通信相手先に対して送信するための処理を行う。具体的には、携帯電話15で作成されたメールを受け取り、送信先に指定された通信相手先に当該メールを送信する。また、本実施の形態において、携帯電話用送信メールサーバ部24は、通常の携帯電話用送信メールサーバと異なり、PC17で作成されたメールを、通信相手先に送信するための処理も行う。具体的には、PC17で作成されたメールを受け取り、送信先に指定された通信相手先に当該メールを送信する。なお、携帯電話15で作成されたメールは、携帯電話15から直接入力されるのに対し、PC17で作成されたメールは、後述するメール管理部26を介して入力される。
認証部25は、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を行う際に必要となる認証処理に関連する処理を行う。具体的には、PC17の利用者の認証処理を行う際に使用されるパスワードの発行、並びに、当該パスワードとユーザIDとを用いた認証処理を行う。なお、上記パスワードは、携帯電話15からのパスワード発行依頼に応じて発行される。例えば、ワンタイムパスワードが発行されるが、パスワードの種別については任意である。また、本実施の形態においては、ユーザIDとして携帯電話15の電話番号を利用するが、ユーザIDの構成については任意である。
メール管理部26は、PC17で作成されたメールの送信元アドレスを、携帯電話15のメールアドレスに置換する処理を行う。すなわち、メール管理部26は、アドレス置換部として機能する。例えば、メール管理部26は、携帯電話15の電話番号及びメールアドレスを予め保持しておき、PC17からのログイン要求時に把握されるユーザID(電話番号)に応じて携帯電話15のメールアドレスを把握し、把握したメールアドレスを送信元アドレスに指定する。これにより、送信元アドレスが、PC17に割り当てられた固有のメールアドレスから携帯電話15のメールアドレスに置換される。なお、携帯電話15のメールアドレスに置換する手法はこれに限定されず、いかなる手法を採用しても良い。
また、メール管理部26は、PC17で作成されたメールに対して、PC17で作成されていることを示す識別情報を付加する処理を行う。すなわち、メール管理部26は、識別情報付加部として機能する。例えば、メールのフッターにPC17を識別するための情報(例えば、PC17に固有に割り当てられたメールアドレスなど)を付加する。このようにPC17で作成されていることを示す識別情報を付加するのは、例えば、通信相手先が携帯電話15ではなく、PC17で通信を行いたい場合等を考慮したものである。
データ管理部27は、携帯電話15及びPC17で管理される情報、例えば、アドレス帳データ、メールの受信履歴データ及び送信履歴データ、並びに、未読・既読フラグ等のデータを共通化させる処理を行う。具体的には、携帯電話15で作成されたアドレス帳データやメールの受信履歴データ及び送信履歴データ等を携帯電話15から取得し、更新する。一方、メール管理サーバ11でこれらのアドレス帳データや送信履歴データ等が更新された場合には、更新後のデータを携帯電話15に対して送信する。なお、上述の受信履歴データは、携帯電話用受信メールサーバ部22で受信したメールから把握され、送信履歴データは、携帯電話用送信メールサーバ部24で送信したメールから把握される。
このように、本実施の形態に係るメール管理サーバ11においては、データ管理部27によって、携帯電話15で管理される情報と、PC17で管理される情報とが共通化されることから、例えば、受信したメールへの返信の有無を双方の端末で認識することができ、また、携帯電話15で保管されるアドレス帳をPC17で利用することが可能となる。この結果、利用者の操作性に優れたメール管理システムを実現することが可能となる。
次に、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理をPC17で行う場合の動作について図3〜図7を用いて説明する。以下においては、説明の便宜上、PC17の利用者の認証を行う場合の動作(図3)、携帯電話15又はPC17で携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを受信する場合の動作(図5)、並びに、携帯電話15のメールアドレスを用いて携帯電話15又はPC17からメールを送信する場合の動作(図6)に分けて説明する。
携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理をPC17で行う場合、本実施の形態に係るメール管理システムにおいては、携帯電話15の利用者と同一の利用者のみによる利用を確保するため、図3に示すように、認証処理が行われる。
認証処理を行う場合、図3に示すように、利用者により、携帯電話15から認証部25に対して認証処理に用いられるパスワード(PW)の発行が依頼される(ステップ(以下、「ST」と略す)31)。このパスワードの発行依頼を受け取ると、認証部25は、予め定められた演算方式に従ってパスワードの発行処理を行う(ST32)。なお、ここで発行されたパスワードは、認証部25において、携帯電話15の電話番号に対応付けて登録される。そして、発行されたパスワードは、認証部25から携帯電話15に通知される(ST33)。これにより、携帯電話15の利用者は、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を行う際に必要となるパスワードを取得する。
次に、PC17からインターネット13を介して、メール管理サーバ11及び携帯電話網12を管理する通信事業者が提供するホームページにアクセスする。当該ホームページには、携帯電話15のメールアドレスに関するメールの取得、表示、作成及び発信が可能な制御画面(以下、「携帯電話メール制御画面」という)に画面表示を切り替えるボタンが設けられている。利用者がこのボタンをポインタなどで選択すると、PC17のディスプレイには、携帯電話メール制御画面に先立って認証処理画面が表示される。この認証処理画面には、ユーザID及びパスワードの入力欄、並びに、ログインを要求するボタン(以下、「ログイン要求ボタン」という)が設けられている。
利用者によって認証処理画面のユーザIDの入力欄に携帯電話15の電話番号が入力されると共に、パスワードの入力欄に先に取得したパスワードが入力された後(ST34)、ログイン要求ボタンが選択されると、PC17から認証部25に対してログインを要求する信号(以下、「ログイン要求信号」という)が送信される(ST35)。このログイン要求信号には、利用者により特定されたユーザID(電話番号)及びパスワードが含まれる。
ログイン要求信号を受信すると、認証部25は、これに含まれるユーザID及びパスワードを用いて利用者の認証処理を行う(ST36)。具体的には、ログイン要求信号に含まれるユーザID及びパスワードと、認証部25で保管しているユーザID及びパスワードとの一致を判定することにより利用者の認証処理を行う。これらが一致した場合には、利用者の認証処理が適切に行われる。認証処理が終了すると、認証部25からPC17に対して認証結果が通知される(ST37)。そして、適切に認証処理が行われた場合には、認証処理画面から上述の携帯電話メール制御画面に画面表示が切り替えられる。これ以降、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールを管理できるようになる。
このように、本実施の形態に係るメール管理システムにおいては、携帯電話15のメールアドレスに対するメールをPC17で管理することを許容する際に、認証部25によってPC17の利用者の認証が行われるので、携帯電話15のメールアドレスに対するメールをPC17で管理することができる利用者を限定することが可能となる。
なお、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、認証部25は、携帯電話15からの要求に応じて利用者の認証に必要となる認証情報(ここでは、パスワード)を当該携帯電話15に通知している。このように、携帯電話15からの要求に応じて認証情報が通知されるので、認証情報の発行に伴う処理を簡略化できると共に、その都度、発行される認証情報を変更することでシステム上のセキュリティを向上することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るメール管理システムにおいては、携帯電話15に通知された認証情報を用いて通信端末装置17の利用者の認証が行われると、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を可能としている(具体的には、PC用受信メールサーバ部23による通信端末装置17へのメール送信を許容している)ので、当該メールをPC17で管理することができる利用者を携帯電話15の利用者に限定することが可能となる。
ここで、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PC17のディスプレイに表示される携帯電話メール制御画面について説明する。図4は、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PC17のディスプレイに表示される携帯電話メール制御画面の一例について示している。
図4に示すように、携帯電話メール制御画面は、例えば、利用者及びその携帯電話に関する情報を表示する携帯電話情報表示領域41と、画面上の情報の種別を表示する情報種別表示領域42と、利用者の特性に合わせた広告を表示する広告表示領域43と、メールチェックや新規メール作成などの各種のファンクション(F)ボタンを表示するFボタン表示領域44と、受信メールや送信メールなどの一覧を表示するメール一覧表示領域45と、選択された受信メールの内容を表示する受信メール表示領域46と、送信者への返信などを指示する指示ボタンを表示する指示ボタン表示領域47と、を含んでいる。
携帯電話情報表示領域41には、利用者の氏名を表示する氏名表示部411、利用者の携帯電話のメールアドレスを表示するアドレス表示部412、並びに、利用者の携帯電話の機種を表示する機種表示部413が設けられている。情報種別表示領域42には、画面上の情報が受信メールの一覧であることを示す受信ボックス欄421、画面上の情報が送信メールの一覧であることを示す送信ボックス欄422、並びに、画面上の情報が下書き中のメールの一覧であることを示す下書き保存ボックス欄423が設けられている。なお、図4においては、受信ボックス欄421が選択された場合について示している。
広告表示領域43には、携帯電話の利用者の特性(例えば、性別、年齢、住所及び趣味など)に応じた広告情報が表示される。利用者の特性は、例えば、認証処理を行う際などに提示されたアンケート結果から把握される。この広告表示領域43に表示される広告の回数や時間等に応じて広告主から広告料を取得することは実施の形態として好ましい。Fボタン表示領域44には、PC用受信メールサーバ部23への新着メールの有無のチェックを指示するメールチェックボタン441、新規のメールの作成を指示する新規メール作成ボタン442、アドレス帳の表示を指示するアドレス帳ボタン443、並びに、新着メールの自動取得などのタイミング等の設定を指示するオプション設定ボタン444が設けられている。また、携帯電話メール制御画面における使い方の表示や、ログアウトを指示するボタンも設けられている。
メール一覧表示領域45には、例えば、メールの種別(例えば、緊急度の種別等)を示すメール種別欄451、未読状態か既読状態かを示す未・既読欄452、メールに付された件名を示す件名欄453、メールの送信者を示す送信者欄454、メールの受信日時を示す受信日時欄455、メールのサイズを示すサイズ欄456、並びに、添付ファイルの有無を示す添付ファイル欄457が設けられている。なお、図4においては、受信メールの一覧が表示されている場合について示している。送信メールの一覧が表示される場合には、受信日時欄455などが適宜、送信日時欄などに変更される。
受信メール表示領域46には、メール一覧表示領域45で選択された受信メールを、利用者が所有する携帯電話の画面で表示した場合の画面状態が表示される。受信メール表示領域46においては、利用者が所有する携帯電話の機種に応じてその表示画面の大きさやボタンの配置等が変更される。指示ボタン表示領域47には、選択されている受信メールや下書き中の電子メールのデータ管理部27(お預かりセンタ)への保存を指示する保存指示ボタン471、選択されている受信メールの送信者への返信を指示する返信指示ボタン472、並びに、選択されている受信メールの送信者や、送信先に指定された受信者などの全員への返信を指示する全員返信指示ボタン473が設けられている。
利用者は、このような携帯電話メール制御画面をPC17のディスプレイに表示させ、当該携帯電話メール制御画面に対して所望の指示を行うことにより、携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールの取得や表示、並びに、携帯電話15のメールアドレスを送信元アドレスに指定されたメールの作成や発信を行うことが可能となる。
次に、携帯電話15又はPC17で携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを受信する場合の動作について説明する。ここでは、図3に示す認証処理を経て、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールを管理可能となっているものとする。そして、PC17のディスプレイには、図4に示す携帯電話メール制御画面が表示されているものとする。
このように、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールを管理できるようになった後、通信相手先からメールが携帯電話15のメールアドレスに送信されると、当該メールは、図5に示すように、携帯電話用受信メールサーバ部22に受信される。
携帯電話15のメールアドレスに対して送信されたメールを確認すると、携帯電話用受信メールサーバ部22は、当該メールをコピーしてPC用受信メールサーバ部23に受け渡す(ST51)。コピーされたメール(以下、「コピーメール」という)は、PC用受信メールサーバ部23で一時的に保管される。コピーメールをPC用受信メールサーバ部23に受け渡した後、携帯電話用受信メールサーバ部22は、携帯電話15に対してメール着信があった旨を通知する(メール着信通知:ST52)。
メール着信通知を受けた後、利用者が携帯電話15でメールを取得しようとする場合には、利用者から携帯電話15に対してメールの取得が指示される。このメール取得指示を受け付けると(ST53)、携帯電話15は、携帯電話網12を介して携帯電話用受信メールサーバ部22に対してメールの取得を指示する信号(以下、「メール取得信号」という)を送信する(ST54)。このメール取得信号を確認したならば、携帯電話用受信メールサーバ部22は、メールを携帯電話15に送信する(ST55)。このメールを受信し、表示画面に当該メールを表示することにより、携帯電話15で、携帯電話15のメールアドレスに対するメールの取得・表示が可能となる。
一方、メール着信通知を受けた後、利用者がPC17でメールを取得しようとする場合には、利用者からPC17に対してメールの取得が指示される。具体的には、図4に示す携帯電話メール制御画面のメールチェックボタン441を選択することで、メールの取得が指示される。このメール取得指示を受け付けると(ST56)、PC17は、インターネット13を介してPC用受信メールサーバ部23に対してメール取得信号を送信する(ST57)。このメール取得信号を確認したならば、PC用受信メールサーバ部23は、メールをPC17に送信する(ST58)。このメールを受信し、ディスプレイに表示することにより、PC17で、携帯電話15のメールアドレスに対するメールの取得・表示が可能となる。
具体的には、図4に示すように、メール一覧表示領域45に新たに受信したメールの件名、送信者及び受信日時などが表示されると共に、受信メール表示領域46に当該メールの内容が表示される。図4においては、メール一覧表示領域45に、送信者「HIJKLMN」からの「おめでとう!!」という件名のメールが表示された場合について示している。
次に、携帯電話15のメールアドレスを用いて携帯電話15又はPC17からメールを送信する場合の動作について説明する。ここでは、図3に示す認証処理を経て、PC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールを管理可能となっているものとする。そして、PC17のディスプレイには、図4に示す携帯電話メール制御画面が表示されているものとする。
携帯電話15のメールアドレスを用いて携帯電話15からメールを送信する場合、一般に行われているメールの送信動作が行われる。すなわち、携帯電話15は、メールの作成を経て、当該メールの送信指示を受け付けるか判定する(ST61)。メールの送信指示を確認したならば、携帯電話15は、携帯電話網12を介して携帯電話用送信メールサーバ部24に対して作成されたメールを送信する(ST62)。携帯電話15から送信されたメールは、携帯電話用送信メールサーバ部24を介して指定された通信相手先に送信される。
一方、携帯電話15のメールアドレスを用いてPC17からメールを送信する場合、PC17は、メールの作成を経て、当該メールの送信指示を受け付けるか判定する(ST63)。具体的には、PC17は、図4に示す携帯電話メール制御画面から新規メール作成ボタン442、返信指示ボタン472又は全員返信指示ボタン473が選択された後、後述する携帯電話メール作成画面から送信指示ボタンが選択されたかを判定することで、メールの送信指示を受け付けるか判定する。
ここで、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PC17のディスプレイに表示される携帯電話メール作成画面について説明する。図7は、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PC17のディスプレイに表示される携帯電話メール作成画面の一例について示している。なお、図7に示す携帯電話メール作成画面において、図4に示す携帯電話メール制御画面と同一の表示については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示す携帯電話メール作成画面は、図4に示す携帯電話メール制御画面から新規メール作成ボタン442、返信指示ボタン472又は全員返信指示ボタン473が選択されることにより、PC17のディスプレイに表示されるものである。なお、図7に示す携帯電話メール作成画面においては、図4に示す携帯電話メール制御画面から返信指示ボタン472が選択された場合について示している。
図7に示すように、携帯電話メール作成画面は、例えば、受信メールの内容を表示する受信メール表示領域71と、正規の送信先(返信先)が指定される宛先指定欄72と、同時に送信される送信先が指定される宛先指定欄73と、件名が指定される件名指定欄74と、メールの本文が入力される本文入力欄75と、メールの本文に挿入される絵文字の候補が表示される絵文字表示領域76と、添付ファイルが表示される添付ファイル表示欄77と、メールの本文に設定されるオプションの内容を表示するオプション表示欄78と、アドレス帳の参照を指示するアドレス帳参照ボタン79と、作成しているメールの内容を表示するプレビュー表示領域80と、メールの送信を指示する送信指示ボタン81と、を含んでいる。
受信メール表示領域71には、返信しようとする元の受信メールの内容が表示される。これにより、利用者は、受信メールの内容を確認しながら、送信メールの内容を作成することが可能となる。なお、新規にメールを作成する場合には、返信しようとする元のメールが存在しないため、受信メール表示領域71は空欄となる。添付ファイル表示欄77には、読み込み指定ボタン771が設けられている。読み込み指定ボタン771を選択することにより、PC17内に登録されているファイルを読み込んで添付することが可能となる。
オプション表示欄78には、メールの本文を構成する文字を編集する文字編集ボタン781、メールの本文内に画像を挿入する画像挿入ボタン782、並びに、メールの本文の背景色を変更する背景色変更ボタン783が設けられている。かかる文字編集ボタン781、画像挿入ボタン782及び背景色変更ボタン783で指定された内容が各ボタンの近傍に表示される。
アドレス帳参照ボタン79は、利用者がアドレス帳の参照を希望する場合に選択される。アドレス帳参照ボタン79が選択されると、データ管理サーバ部27が管理するアドレス帳を表示するアドレス帳画面が表示される。このアドレス帳画面から利用者は、送信先の宛先を指定することが可能となる。なお、このアドレス帳参照ボタン79を用いたアドレス帳の参照を、有料会員にのみ許容することは実施の形態として好ましい。この場合には、有料会員に限定されたサービスを提供することが可能となる。
プレビュー表示領域80には、本文入力欄75に指定されたメールの本文と、オプション表示欄78で指定された内容を反映したメールの内容が表示される。なお、プレビュー表示部80には、スクロールを省略できるように、実際の携帯電話15の表示画面よりも長く表示画面が表示されている。図7においては、プレビュー表示領域80に、メールの本文に複数個の絵文字が使用され、また、メールの本文内に複数の画像が挿入された場合について示している。
図6に戻り、PC17からメールを送信する場合の動作の説明を継続する。利用者がPC17からメールを送信しようとする場合には、PC17は、利用者からメールの送信指示を受け付ける(ST63、YES)。メールの送信指示を確認したならば、PC17は、インターネット13を介してメール管理部26に対して作成されたメールを送信する(ST64)。
PC17からメールを受信すると、メール管理部26は、PC17で作成されたメールの内容を編集する処理を行う(ST65)。具体的には、PC17で作成されたメールの送信元アドレスを、PC17のメールアドレスから携帯電話15のメールアドレスに置換すると共に、PC17で作成されたメールに対して、PC17で作成されていることを示す識別情報を付加する。そして、編集後のメールを携帯電話用送信メールサーバ部24に送信する(ST66)。メール管理部26から送信されたメールは、携帯電話用送信メールサーバ部24を介して指定された通信相手先に送信される。
このように、PC17からメールを送信する場合においては、メール管理部26によって送信元アドレスが携帯電話15のメールアドレスに置換されるので、PC17から送信されるメールの送信元アドレスを確実に携帯電話15のメールアドレスに置換することが可能となる。また、メール管理部26によってPC17から送信指示のあったメールにPC17の識別情報が付加されるので、当該メールを受信した通信相手先に、利用者がPC17を用いて通信できる環境にあることを通知することが可能となる。
このように、本実施の形態に係るメール管理システムによれば、携帯電話15のメールアドレスに対するメールが送信されると、携帯電話用受信メールサーバ部22により当該メールがコピーされ、PC用受信メールサーバ部23により携帯電話用受信メールサーバ部22でコピーされたメールがPC17に送信されるので、PC17に対する携帯電話15の接続作業やソフトウェアのインストールなどの処理を必要とすることなく、PC17で簡単に携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となる。この場合においては、携帯電話15よりも入出力装置が大きいPC17で携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理を行うことが可能となるので、利用者の操作負担を軽減することが可能となる。
特に、本実施の形態に係るメール管理システムにおいては、PC用受信メールサーバ部23が所謂WEBメールを配信可能に構成されていることから、外出先でも手軽に携帯電話15のメールアドレスに関するメールの管理をPC17(PC17以外の他のPCも含む)で行うことが可能となる。
なお、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、携帯電話用受信メールサーバ部22は、携帯電話15のメール取得動作に応じてメールを当該携帯電話15に送信し、PC用受信メールサーバ部23は、PC17のメール取得動作に応じてコピーされたメールを当該PC17に送信する。これにより、携帯電話15及びPC17からのメールの取得動作に応じて、携帯電話用受信メールサーバ部22及びPC用受信メールサーバ部23からメールが携帯電話15及びPC17に送信されるので、利用者の通信環境(例えば、携帯電話15及びPC17の双方を利用可能な環境や、携帯電話15のみを利用可能な環境)に合わせて携帯電話15又はPC17のいずれか又は双方でメールを管理することが可能となる。
また、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、携帯電話用受信メールサーバ部22は、携帯電話15のメールアドレスに対するメールの着信を当該携帯電話15に通知する。これにより、常に利用者が携帯する携帯電話15にメールの着信が通知されるので、利用者に迅速にメールの着信を通知することができ、当該メールを携帯電話15で受信するか、PC17で受信するかを選択させることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係るメール管理システムにおいて、メール管理サーバ11は、携帯電話15から指定された通信相手先にメールを送信する携帯電話用送信メールサーバ部24を備え、携帯電話用送信メールサーバ部24に、PC17から指定された通信相手先にメールを携帯電話15のメールアドレスから送信させる。これにより、PC17から指定された通信相手先にメールを送信する際、携帯電話15のメールアドレスから送信されるので、当該メールを受信した通信相手先に疑念を抱かせることなく、PC17の入出力装置を利用してメールを作成することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内において種々変更して実施することが可能である。また、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、メール管理サーバ11を管理する通信事業者が運営するWEBメール機能を用いてPC17で携帯電話15のメールアドレスに対するメールの管理を可能としているが、これに限定されるものではない。例えば、汎用的な常用メールクライアントソフトや、上記通信事業者以外の事業者が管理・運営するWEBメール機能を用いて、適宜、携帯電話15のメールアドレスに対するメールの管理を行うことも可能である。しかし、この場合には、図4及び図7に示すように、携帯電話15で表示されるメールの内容等の表示は困難である。利用者の操作性に優れたメール管理システムを提供するためには、上記実施の形態のように上記通信事業者により提供されるWEBメール機能を用いることが好ましい。
本実施の形態に係るメール管理システムが適用されたネットワーク全体の構成図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムが有するメール管理サーバの機能ブロック図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PCの利用者の認証を行う場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PCのディスプレイに表示される携帯電話メール制御画面の一例について示す図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PC等で携帯電話のメールアドレスに対して送信されたメールを受信する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムにおいて、携帯電話のメールアドレスを用いてPC等からメールを送信する場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記実施の形態に係るメール管理システムにおいて、PCのディスプレイに表示される携帯電話メール作成画面の一例について示す図である。
符号の説明
11 メール管理サーバ
12 携帯電話網
13 インターネット
14〜16 携帯電話
17 パーソナルコンピュータ(PC)
21 制御部
22 携帯電話用受信メールサーバ部
23 PC用受信メールサーバ部
24 携帯電話用送信メールサーバ部
25 認証部
26 メール管理部
27 データ管理部

Claims (13)

  1. メールを送受信可能な携帯電話と、前記携帯電話に対するメールの送受信を管理するメール管理サーバと、前記メール管理サーバと通信回線を介して接続された通信端末装置とを備えるメール管理システムであって、前記メール管理サーバは、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールを当該携帯電話に送信すると共に当該メールを複製する第1のサーバ部と、前記第1のサーバ部で複製されたメールを前記通信端末装置に送信する第2のサーバ部とを備えることを特徴とするメール管理システム。
  2. 前記第1のサーバ部は、前記携帯電話のメール受信動作に応じてメールを当該携帯電話に送信し、前記第2のサーバ部は、前記通信端末装置のメール受信動作に応じて前記複製されたメールを当該通信端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載のメール管理システム。
  3. 前記第1のサーバ部は、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールの着信を当該携帯電話に通知することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のメール管理システム。
  4. 前記メール管理サーバは、前記携帯電話から指定された通信相手先にメールを送信する第3のサーバ部を備え、前記第3のサーバ部は、前記通信端末装置から指定された通信相手先にメールを前記携帯電話のメールアドレスから送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のメール管理システム。
  5. 前記メール管理サーバは、前記通信端末装置から送信指示のあったメールの送信元アドレスを前記携帯電話のメールアドレスに置換するアドレス置換部を備えることを特徴とする請求項4記載のメール管理システム。
  6. 前記メール管理サーバは、前記通信端末装置から送信指示のあったメールに、前記通信端末装置の識別情報を付加する識別情報付加部を備えることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のメール管理システム。
  7. 前記メール管理サーバは、前記通信端末装置の利用者の認証を行う認証部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のメール管理システム。
  8. 前記認証部は、前記携帯電話からの要求に応じて利用者の認証に必要となる認証情報を当該携帯電話に通知することを特徴とする請求項7記載のメール管理システム。
  9. 前記携帯電話に通知された認証情報を用いて前記通信端末装置の利用者の認証が行われると、前記第2のサーバ部による前記複製されたメールの送信を許容することを特徴とする請求項8記載のメール管理システム。
  10. 前記メール管理サーバは、前記携帯電話で管理される情報と、前記通信端末装置で管理される情報とを共通化させるデータ管理部を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のメール管理システム。
  11. 前記通信端末装置を、入出力装置を備えるパーソナルコンピュータで構成したことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のメール管理システム。
  12. メールを送受信可能な携帯電話に対するメールの送受信を管理するメール管理サーバであって、前記携帯電話のメールアドレスに対するメールを当該携帯電話に送信すると共に当該メールを複製する第1のサーバ部と、前記第1のサーバ部で複製されたメールを通信回線を介して接続された通信端末装置に送信する第2のサーバ部とを備えることを特徴とするメール管理サーバ。
  13. 前記携帯電話から指定された通信相手先にメールを送信する第3のサーバ部を備え、前記第3のサーバ部は、前記通信端末装置から指定された通信相手先にメールを前記携帯電話のメールアドレスから送信することを特徴とする請求項12記載のメール管理サーバ。
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