JP2003234783A - 電子メール処理システム、方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

電子メール処理システム、方法、プログラム及び記憶媒体

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JP2003234783A
JP2003234783A JP2002034434A JP2002034434A JP2003234783A JP 2003234783 A JP2003234783 A JP 2003234783A JP 2002034434 A JP2002034434 A JP 2002034434A JP 2002034434 A JP2002034434 A JP 2002034434A JP 2003234783 A JP2003234783 A JP 2003234783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCから利用するメールサーバで受信した電
子メールを、携帯WWWブラウザから利用するWWWメ
ールサーバに転送するように設定されている場合におい
て、WWWメールサーバに、同内容の電子メールが2重
に保存されることを防ぐ。 【解決手段】 本発明の電子メール処理システムは、受
信した電子メールがWWWブラウザから送信された電子
メールであるか否か判断し、該WWWブラウザから送信
された電子メールでないと判断された場合は、当該電子
メールを第2のメールサーバに転送し、該WWWブラウ
ザから送信された電子メールであると判断された場合
は、当該電子メールを第2のメールサーバに転送しない
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサーバに同
内容の電子メールが2重に保存されないようにするため
の電子メール処理システム、方法、プログラム及び記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及により、電
子メールは、パーソナルコンピュータや電子メール専用
端末などの情報処理装置を使用した、コミュニケーショ
ンツールとして幅広く普及している。
【0003】一方、オフィスに設置された情報処理装置
を用いて電子メールを利用している場合、ユーザが外出
した際には、電子メールを操作することができないなど
の不具合があった。
【0004】そこで、外出先においても電子メールを利
用できるように、特開2000−244556号公報に
おいては、ユーザの無線携帯端末で利用可能な電子メー
ルアドレスに該電子メールを転送するシステムが考案さ
れている。しかしながら、上記のような電子メール転送
システムでは、転送先の携帯端末(携帯電話など)に応
じて転送可能な電子メールのサイズや文字数などに制限
があるため、送られてきた電子メールが長い場合には、
電子メールの最初の部分のみを転送したり、電子メール
を複数のメールに分割して転送したりしていた。
【0005】また、一方、パーソナルコンピュータにお
いて、電子メール専用アプリケーションから電子メール
を利用するのではなく、WWW(World Wide Web)ブラ
ウザを用いて、電子メールを利用するWWWメールシス
テムが考案されている。WWWメールシステムでは、ユ
ーザはWWWブラウザを用いて電子メールを利用する。
【0006】ここで、従来の電子メールシステムについ
て説明する。
【0007】[従来の電子メールシステム]図2は、従
来のパーソナルコンピュータを用いた電子メールシステ
ムの構成図である。
【0008】201はクライアント1で、電子メールシ
ステムとインターネットで接続されたパーソナルコンピ
ュータである。クライアント1では、電子メールを読み
書きするためのMUA(Mail User Agent)プログラムと、電
子メールを配信するためのMTA(Message Transfer Agen
t)プログラムとを備えている。
【0009】202はクライアント2で、電子メールシ
ステムとインターネットで接続されたパーソナルコンピ
ュータである。クライアント2では、電子メールを読み
書きするためのメーラプログラムであるMUAプログラム
を備えており、ユーザはクライアント2のMUAプログラ
ムを操作して、電子メールを作成し、電子メールシステ
ムのメールサーバ206で動作しているMTAプログラム
に電子メールの配信を依頼することができる。
【0010】また、ユーザはクライアント2のメーラー
(MUAプログラム)を操作して、POP(Post Office Prot
ocol)やIMAPプロトコルを使って、電子メールシステム
にアクセスし、電子メールシステムに存在するユーザ宛
ての電子メールを取り込み閲覧することができる。
【0011】また、クライアント2は、Netscape Navig
ator(商標)などに代表されるWWWブラウザを備えてお
り、ユーザは、WWWブラウザを操作して、電子メールシ
ステムのWWWサーバにアクセスすることが可能であり、
ユーザ登録処理、および、アドレス帳処理を行うことが
できる。
【0012】203は公衆電話回線、ISDN、衛星通信網
などの通信回線網を利用したネットワークとする。
【0013】204は電子メールシステムで、WWWサー
バ、および、メールサーバ、および、データベースサー
バ、および、課金サーバにより構築されており、ユーザ
に電子メールサービスを提供する。各サーバは、ローカ
ルエリアネットワーク(以降では「LAN」と記述する)
で接続されており、相互にデータのやり取りを行うこと
が可能となっている。
【0014】205はWWWサーバであり、認証プログラ
ム、ユーザ登録プログラム、アドレス帳プログラム、及
びアカウント生成プログラムを備えている。ユーザがWW
Wブラウザを操作して、WWWサーバにアクセスすると、WW
Wサーバは、各種WWW画面を生成してWWWブラウザに送
る。ユーザは、該送られてきたWWW画面を閲覧・操作す
ることにより、様々な要求をWWWサーバに依頼すること
ができる。
【0015】WWW経由でユーザの要求を受け取ったWWWサ
ーバは各種プログラムを起動し処理を実行する。
【0016】認証プログラム205aは、ユーザがWWW
ブラウザを操作してWWWサーバにアクセスしてきた際
に、ユーザ認証を行うためのプログラムである。ユーザ
は、送られてきた認証画面を閲覧し、認証に必要なユー
ザIDとパスワードを入力すると、認証プログラムはユー
ザ情報データベースのユーザ情報データを参照して認証
をおこなう。認証が失敗した場合、認証プログラムは、
認証エラー画面を表示する。認証が成功した場合、認証
プログラムにより、認証IDを生成し、認証データベース
に、ユーザIDと関連付けて保存する。この時、認証IDの
タイマーをある一定時間にセットする。この認証IDタイ
マーにセットした所定の時間が経過すると、保存されて
いる認証IDをデータベースから削除する。
【0017】認証ID生成後、ユーザがWWWブラウザを操
作して、再度、WWWサーバにアクセスしてきた場合、認
証プログラムにより、生成された認証IDがDBに存在して
いるかチェックする。認証IDが存在していた場合、前回
の認証は有効であると判断して、ユーザ認証を行わず
に、アクセスを許可する。一方、DBに認証IDが存在して
いない場合、認証IDは無効であると判断して、再度ユー
ザ認証を行うために認証画面を表示させる。
【0018】ユーザ登録プログラム205bは、ユーザ
がWWWブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録用URL
にアクセスしてきた際に、ユーザ情報登録画面を生成
し、ユーザに電子メールシステムの利用開始や利用終了
の設定、もしくは、ユーザ情報の登録を実行させるため
のプログラムである。
【0019】ユーザが情報登録画面を閲覧し、さらに、
ユーザから電子メールシステムの利用開始が指示される
と、電子メールサービスを利用するためのユーザID、パ
スワード、電子メールアドレスを発行してユーザ情報デ
ータベースに保存し、その後、アカウント生成プログラ
ムを起動する。
【0020】一方、ユーザが情報登録画面を閲覧し、さ
らに、ユーザから電子メールシステムの利用終了が指示
されると、アカウント生成プログラムを起動するととも
に、該ユーザが利用していたユーザID、パスワード、電
子メールアドレスをユーザ情報データベースから削除す
る。
【0021】また、ユーザ登録プログラムは、ユーザが
何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットす
る。
【0022】アドレス帳プログラム205cは、ユーザ
がWWWブラウザを操作してWWWサーバのアドレス帳用URL
にアクセスしてきた際に、アドレス帳画面を生成し、ユ
ーザにアドレス帳の編集や閲覧を実行させるためのプロ
グラムである。
【0023】アドレス帳プログラムにより、ユーザが指
定した、ある特定人物の名前、電話番号、電子メールア
ドレスのデータを関連づけて、アドレス帳データベース
に保存する。アドレス帳データの保存は、ユーザID毎に
関連づけて行われ、1ユーザあたり登録可能な最大アド
レス帳データ数は、所定の数に設定可能となっている。
【0024】また、アドレス帳プログラムは、ユーザが
何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットす
る。
【0025】アカウント生成プログラム205dは、ユ
ーザがWWWブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録用
URLにアクセスし、ユーザから電子メールシステムの利
用開始が指示された場合、メールサーバにユーザの電子
メールアカウントを生成させるためのプログラムであ
る。また、アカウント生成プログラムは、ユーザがWWW
ブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録用URLにアク
セスし、ユーザから電子メールシステムの利用終了が指
示された場合、メールサーバにおける該ユーザの電子メ
ールアカウントを削除させるためにも用いられる。
【0026】電子メールアカウントの生成が終了する
と、アカウント生成プログラムは、課金サーバで動作し
ている課金プログラムを起動する。
【0027】メールサーバ206は、MTAプログラム、P
OP・IMAPプログラムから構成される。
【0028】MTA プログラム206aは、電子メールシ
ステム利用ユーザのメールアカウント管理、および、電
子メールシステム利用ユーザ宛ての電子メール処理を行
うためのプログラムである。MTAプログラムにより、通
信回線網を通して配信されてきた、電子メールシステム
利用ユーザ宛ての電子メールを受信し、メールスプール
(mail spool) とよばれるメールサーバ上のデータ保存
領域に保存する。この時、MTAプログラムは、受信した
電子メールをユーザ別(電子メールアドレス別)に仕分
して保存する。
【0029】メールスプールのメール保存領域の最大容
量は、ユーザごとに設定され、あるユーザの保存量が最
大容量に達した場合には、MTAプログラムは該ユーザ宛
ての電子メールの保存を中止し、電子メールを送り元に
送り返す。
【0030】206bはPOP、IMAPプログラムである。ユ
ーザがMUAプログラムを操作して、POP(Post Office Pr
otocol)やIMAP(Internet Message Access Protocol)な
どのプロトコルを使って、電子メールシステムにアクセ
スしてくると、POP・IMAPプログラムは、メールサーバ
のメールスプールに保存されているメールをMUAに引き
渡す。
【0031】また、ユーザがMUAプログラムを操作し
て、電子メールの送信処理を行った場合、MUAプログラ
ムは、電子メールシステムのMTA プログラムに電子メー
ルの配信を依頼する。配信依頼を受けた MTAプログラム
は、ユーザが作成した電子メールをSMTP(simple mail t
ransfer protocol)で配信する。
【0032】データベースサーバ207は、ユーザ情報
データベース、アドレス帳データベース、認証データベ
ースにより構成される。
【0033】ユーザ情報データベース207aは、電子
メールシステム利用ユーザのユーザID、パスワード、電
子メールアドレスを保存している。
【0034】アドレス帳データベース207bは、電子
メールシステム利用ユーザ毎にアドレス帳を保存し、該
アドレス帳には登録指定した、ある特定人物の名前、電
話番号、電子メールアドレスなどのデータが保存され
る。
【0035】認証データベース207cは、認証プログ
ラムにより生成された認証IDを保存している。
【0036】課金サーバ208は、課金プログラムおよ
び課金データベースにより構成されている。
【0037】課金プログラム208aは、ユーザがユー
ザ登録プログラムを使用して、電子メールシステムの利
用開始を指示した場合に、設定日時をサービス開始日時
として課金DBに保存する。また、ユーザがユーザ登録プ
ログラムを使用して、電子メールシステムの利用終了を
指示した場合に、設定日時をサービス終了日時として、
課金データベースに保存するためのプログラムである。
課金プログラムにより、課金サーバは、電子メールシス
テム利用ユーザごとに、サービス開始日時からサービス
終了日時までの日数を計算し、電子メールシステム利用
料金を計算する。
【0038】課金データベース208bは、電子メール
システム利用ユーザのサービス開始日時および、サービ
ス終了日時を保存している。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】後述する本願の実施形
態では、WWWメールシステムを、携帯電話などの携帯
端末に内蔵されたブラウザからでも利用できるようにす
る。携帯電話に標準についてくるメール機能では、携帯
電話のVRAMなどの関係から電子メールの文字数などの制
限が厳しいことが多いが、本実施形態では、WWWブラ
ウザを用いて電子メール機能を実現させるので、文字数
などの制限を緩和させることができ利便性がよい。しか
しながら、後述する本願の実施形態のように、携帯から
利用できるように、メールサーバで受信した全ての電子
メールを携帯メールサーバへ自動的に転送するようにし
た場合、携帯メールサーバからメールを送信した際に、
送信した情報をメールサーバにも反映させるべく該メー
ルサーバにも送信すると、該メールサーバでは該携帯メ
ールサーバに転送してしまい、該携帯メールサーバに同
内容のメールが2重に保存されてしまうという可能性が
あった。
【0040】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の電子メール処理システムは、第1のメール
サーバで受信した電子メールを、WWWブラウザから利
用可能な第2のメールサーバが管理する所定の電子メー
ルアドレス宛てに転送する電子メール処理システムにお
いて、前記第1のメールサーバは、電子メールを受信す
る受信手段と、前記受信した電子メールが前記WWWブ
ラウザから送信された電子メールであるか否か判断する
判断手段と、前記判断手段により、該WWWブラウザか
ら送信された電子メールでないと判断された場合は、当
該電子メールを前記第2のメールサーバに転送し、該W
WWブラウザから送信された電子メールであると判断さ
れた場合は、当該電子メールを前記第2のメールサーバ
に転送しないように制御する転送手段とを有することを
特徴とする。
【0041】上記課題を解決する為に、本発明の電子メ
ールシステムは、第1のメールサーバで受信した電子メ
ールを、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサ
ーバが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送す
る電子メール処理システムにおいて、前記第2のメール
サーバは、前記第1のメールサーバから転送されてきた
電子メールが前記WWWブラウザから送信された電子メ
ールであるか否か判断する判断手段と、前記判断手段に
より、該WWWブラウザから送信された電子メールでな
いと判断された場合は、当該電子メールを該電子メール
の宛先となっているユーザの電子メール保存領域に保存
し、該WWWブラウザから送信された電子メールである
と判断された場合は、当該電子メールを削除するように
制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0042】上記課題を解決する為に、本発明の電子メ
ール処理方法は、第1のメールサーバで受信した電子メ
ールを、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサ
ーバが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送す
る前記第1のメールサーバを制御する電子メール処理方
法であって、電子メールを受信する受信ステップと、前
記受信した電子メールが前記WWWブラウザから送信さ
れた電子メールであるか否か判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより、該WWWブラウザから送信さ
れた電子メールでないと判断された場合は、当該電子メ
ールを前記第2のメールサーバに転送し、該WWWブラ
ウザから送信された電子メールであると判断された場合
は、当該電子メールを前記第2のメールサーバに転送し
ないように制御する転送ステップとを有することを特徴
とする。
【0043】上記課題を解決する為に、本発明の電子メ
ール処理方法は、第1のメールサーバで受信した電子メ
ールが、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサ
ーバが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送さ
れる第2のメールサーバを制御するための電子メール処
理方法であって、前記第1のメールサーバから転送され
てきた電子メールが前記WWWブラウザから送信された
電子メールであるか否か判断する判断ステップと、前記
判断ステップにより、該WWWブラウザから送信された
電子メールでないと判断された場合は、当該電子メール
を該電子メールの宛先となっているユーザの電子メール
保存領域に保存し、該WWWブラウザから送信された電
子メールであると判断された場合は、当該電子メールを
削除するように制御する制御ステップとを有することを
特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施形態の電子メールシステムについて詳細
に説明する。
【0045】[パーソナルコンピュータおよび携帯電話
を用いた電子メールシステム]図1は、本発明のパーソ
ナルコンピュータおよび携帯電話を用いた電子メールシ
ステムの実施形態を示すシステム構成図である。
【0046】本発明のパーソナルコンピュータおよび携
帯電話を用いた電子メールシステムでは、パーソナルコ
ンピュータからの電子メールシステムの利用に加えて、
携帯電話からの電子メールシステムの利用(以降、「携
帯電話サービス」と記述する)、つまりPCで利用して
いる電子メールアドレス宛てに届いた電子メールを携帯
電話で閲覧できるようになる。
【0047】同図において、101はクライアント1
で、電子メールシステムとインターネットで接続された
パーソナルコンピュータである。クライアント1では、
電子メールを読み書きするためのMUA(Mail User Agent)
プログラムと、電子メールを配信するためのMTA(Messag
e Transfer Agent)プログラムとを備えている。
【0048】102はクライアント2aで、電子メール
システムとインターネットで接続されたパーソナルコン
ピュータ(PC)である。クライアント2では、電子メ
ールを読み書きするためのメーラプログラムであるMUA
プログラムを備えており、ユーザはクライアント2aの
MUAプログラムを操作して、電子メールを作成し、電子
メールシステムのメールサーバ206で動作しているMT
Aプログラムに電子メールの配信を依頼することができ
る。
【0049】103はクライアント2bで、携帯電話会
社から付与された携帯電話専用電子メールを送受信する
機能、および、WWWページにアクセスするためのWWWブラ
ウザ機能、および、電話機能を備えた携帯電話である。
この携帯電話は、携帯電話会社から付与された携帯電話
専用電子メールアドレスを用いて、携帯電話会社のメー
ルサーバを通じて電子メールを利用可能となっている。
この携帯電話専用電子メールアドレス宛てに送信された
メールは、ユーザの携帯電話に配信されて、ユーザはこ
のメールを閲覧することができる。なお、この携帯電話
専用電子メールの送受信機能は、送受信可能な文字数が
200文字程度に制限されているものとする。
【0050】104は、公衆電話回線、ISDN、衛星通信
網などの通信回線網(本実施の形態では無線回線網を含
んだ公衆回線網とする)を利用したネットワークとす
る。
【0051】105は、電子メールシステムで、WWWサ
ーバ、メールサーバ、携帯WWWサーバ、携帯メールサー
バ、データベースサーバ、および課金サーバにより構築
されており、ユーザに電子メールサービスを提供する。
各サーバは、LANで接続されており、相互にデータのや
り取りを行うことが可能となっている。
【0052】106はWWWサーバで、認証プログラム、
ユーザ登録プログラム、アドレス帳プログラム、及びア
カウント生成プログラムを備えている。ユーザがWWWブ
ラウザを操作して、WWWサーバにアクセスすると、WWWサ
ーバは、各種WWW画面を生成してWWWブラウザに送る。ユ
ーザは、その送られてきたWWW画面を閲覧・操作するこ
とにより、様々な要求をWWWサーバに依頼することがで
きる。
【0053】106aは認証プログラムで、ユーザがWWW
ブラウザを操作してWWWサーバにアクセスしてきた際
に、ユーザ認証を行うためのプログラムであり、更に、
携帯WWWサーバにアクセスして各種プログラムを起動す
る機能を備えている。ユーザは、送られてきた認証画面
を閲覧し、認証に必要なユーザIDとパスワードを入力す
ると、認証プログラムはユーザ情報データベースのユー
ザ情報データを参照して認証をおこなう。認証が失敗し
た場合、認証プログラムは、認証エラー画面を表示す
る。認証が成功した場合、認証プログラムにより、認証
IDを生成し、認証データベースに、ユーザIDと関連付け
て保存する。この時、認証IDのタイマーをある一定時間
にセットする。この認証IDタイマーにセットした所定の
時間が経過すると、保存されている認証IDをデータベー
スから削除する。
【0054】認証ID生成後、ユーザがWWWブラウザを操
作して、再度、WWWサーバにアクセスしてきた場合、認
証プログラムにより、生成された認証IDがDBに存在して
いるかチェックする。認証IDが存在していた場合、前回
の認証は有効であると判断して、ユーザ認証を行わず
に、アクセスを許可する。一方、DBに認証IDが存在して
いない場合、認証IDは無効であると判断して、再度ユー
ザ認証を行うために認証画面を表示させる。
【0055】106bはユーザ登録プログラムで、ユー
ザがWWWブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録用UR
Lにアクセスしてきた際に、ユーザ情報登録画面を生成
し、ユーザに電子メールシステムの利用開始や利用終了
の設定、及びユーザ情報の登録を実行させるためのプロ
グラムである。ユーザが情報登録画面を閲覧し、さら
に、ユーザから電子メールシステムの利用開始が指示さ
れると、電子メールサービスを利用するためのユーザI
D、パスワード、電子メールアドレスを発行してユーザ
情報データベースに保存し、その後、アカウント生成プ
ログラムを起動する。一方、ユーザが情報登録画面を閲
覧し、さらに、ユーザから電子メールシステムの利用終
了が指示されると、アカウント生成プログラムを起動す
るとともに、該ユーザが利用していたユーザID、パスワ
ード、電子メールアドレスをユーザ情報データベースか
ら削除する。
【0056】更にユーザ登録プログラム106bは、ユ
ーザに携帯電話サービスの利用開始や利用終了を設定さ
せる機能、及びユーザが携帯電話サービスの利用開始を
設定した場合に、携帯アカウント生成プログラムを起動
する機能、および、ユーザが携帯電話サービスの利用開
始を設定した場合に、ユーザに携帯ユーザ登録プログラ
ムへアクセスするためのURLを通知する機能を備えてい
る。
【0057】なお、ユーザ登録プログラムは、ユーザが
何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットす
る。
【0058】106cはアドレス帳プログラムで、ユー
ザがWWWブラウザを操作してWWWサーバのアドレス帳用UR
Lにアクセスしてきた際に、アドレス帳画面を生成し、
ユーザにアドレス帳の編集や閲覧を実行させるためのプ
ログラムである。
【0059】アドレス帳プログラムにより、ユーザが指
定した、ある特定人物の名前、電話番号、電子メールア
ドレスのデータを関連づけて、アドレス帳データベース
に保存する。アドレス帳データの保存は、ユーザID毎に
関連づけて行われ、1ユーザあたり登録可能な最大アド
レス帳データ数は、所定数が設定されている。
【0060】なお、アドレス帳プログラムは、ユーザが
何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットす
る。
【0061】106dはアカウント生成プログラムで、
ユーザがPCのWWWブラウザを操作してWWWサーバのユー
ザ登録用URLにアクセスし、ユーザから電子メールシス
テムの利用開始が指示された場合、メールサーバにユー
ザの電子メールアカウントを生成させるためのプログラ
ムである。また、アカウント生成プログラムは、ユーザ
がWWWブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録用URL
にアクセスし、ユーザから電子メールシステムの利用終
了が指示された場合、メールサーバにおける該ユーザの
電子メールアカウントを削除させるためにも用いられ
る。
【0062】電子メールアカウントの生成が終了する
と、アカウント生成プログラムは、課金サーバで動作し
ている課金プログラムを起動する。
【0063】107はメールサーバで、MTAプログラ
ム、POP・IMAPプログラムから構成される。
【0064】107aはMTAプログラムで、電子メールシ
ステム利用ユーザのメールアカウント管理、および、電
子メールシステム利用ユーザ宛ての電子メール処理を行
うためのプログラムである。MTAプログラムにより、通
信回線網を通して配信されてきた、電子メールシステム
利用ユーザ宛ての電子メールを受信し、メールスプール
(mail spool) とよばれるメールサーバ上のデータ保存
領域に保存する。この時、MTAプログラムは、受信した
電子メールをユーザ別(電子メールアドレス別)に仕分
して保存する。
【0065】メールスプールのメール保存領域の最大容
量は、ユーザごとに設定され、あるユーザの保存量が最
大容量に達した場合には、MTAプログラムは該ユーザ宛
ての電子メールの保存を中止し、電子メールを送り元に
送り返す。
【0066】更に、MTAプログラム107aは、ユーザ
が携帯電話サービスの利用設定をしている場合、該ユー
ザ宛ての電子メールを、携帯メールサーバ108におけ
る該ユーザの携帯電子メールアドレス宛てに転送する機
能を持っている。ユーザの携帯電子メールアドレスは携
帯アカウント生成プログラムにより作成される。
【0067】107bはPOPあるいはIMAPプログラムであ
る。ユーザがMUAプログラムを操作して、POP(Post Off
ice Protocol)やIMAP(Internet Message Access Proto
col)などのプロトコルを使って、電子メールシステムに
アクセスしてくると、POP・IMAPプログラムは、メール
サーバのメールスプールに保存されているメールをMUA
に引き渡す。
【0068】また、ユーザがMUAプログラムを操作し
て、電子メールの送信処理を行った場合、MUAプログラ
ムは、電子メールシステムのMTAプログラムに電子メー
ルの配信を依頼する。配信依頼を受けた MTAプログラム
は、ユーザが作成した電子メールをSMTP(simple mail t
ransfer protocol)で配信する。
【0069】108は携帯メールサーバで、携帯MTAプ
ログラム、および、携帯POP、IMAPプログラムから構成
される。
【0070】108aは携帯MTAプログラムで、携帯電話
サービスを利用設定したユーザのメールアカウント管
理、および、電子メール処理をおこなっている。
【0071】携帯MTAプログラムは、メールサーバ10
7のMTAプログラムにより転送されてきたユーザ宛ての
電子メールを受信し、メールスプール(mail spool)とよ
ばれるメールサーバ上のメール保存領域に保存する。
【0072】この時、携帯MTAプログラムは、受信した
電子メールをユーザ別(携帯電子メールアドレス別)に
仕分けして保存する。携帯MTAプログラムは、メールス
プール全体のメール保存領域がなくなるまで、ユーザ宛
ての電子メールを保存しつづける。また、携帯MTAプロ
グラムは、メールスプール全体のメール保存領域の空き
領域がなくなった場合、ユーザ宛ての電子メールの保存
を中止し、電子メールを送り元に送り返す。
【0073】また、携帯MTAプログラムは、携帯メール
プログラムから電子メールの配信を依頼された場合に、
指定されたメールアドレス宛てに電子メールをSMTP(sim
plemail transfer protocol)で配信する。
【0074】108bは携帯POP、IMAPプログラムであ
る。携帯メールプログラム109bがPOPやIMAPプロト
コルを使ってアクセスしてくると、携帯POP、IMAPプロ
グラムは、携帯メールサーバのメールスプールに保存さ
れているメールを引き渡す。
【0075】109は携帯WWWサーバで、携帯ユーザ登
録プログラム、携帯メールプログラム、携帯アドレス帳
プログラム、携帯アカウント生成プログラムを備えてい
る。
【0076】ユーザが携帯電話のWWWブラウザを操作し
て、携帯電話サービス用の各種URLにアクセスすると、W
WWサーバの認証プログラムによる認証を行った後、携帯
WWWサーバにおいて各種WWW画面を生成して携帯電話のWW
Wブラウザに送る。また、ユーザがPCのWWWブラウザを
操作して、携帯ユーザ登録を行う際は、WWWサーバを介
して携帯WWWサーバの携帯ユーザ登録プログラム用URLを
呼び出し、該携帯WWWサーバから送られたWWW画面を介し
て携帯ユーザ登録を行う。
【0077】ユーザは、携帯WWWブラウザやPCのWWWブ
ラウザに送られてきた、WWW画面を閲覧・操作すること
により、様々な要求を携帯WWWサーバに依頼することが
できる。
【0078】ユーザの要求を受け取った携帯WWWサーバ
は各種プログラム起動して処理を実行する。なお、携帯
WWWサーバの各種URLは、携帯ユーザ登録プログラム用UR
L、携帯メールプログラム用URL、携帯アドレス帳プログ
ラム用URLなどが設けられており、該URLにアクセスする
と、まずWWWサーバの認証プログラムにより認証が行わ
れ、認証成功と判断された場合に携帯WWWサーバにアク
セスできるようになっている。
【0079】109aは携帯ユーザ登録プログラムで、
ユーザがPC(クライアント2a)のWWWブラウザを操作
して携帯ユーザ登録プログラム用URLにアクセスしてき
た際、WWWサーバの認証が成功した場合に、認証プログ
ラム106aにより呼び出されるプログラムである。
【0080】携帯ユーザ登録プログラム109aは、携
帯ユーザ情報登録画面を生成し、携帯電話サービスに関
連するユーザ情報の登録を実行させる。
【0081】すなわち、ユーザが携帯ユーザ情報登録画
面を閲覧し、さらに、各種ユーザ情報を入力し、情報の
登録を指示すると、携帯ユーザ登録プログラムは、各種
情報をユーザ情報データベースに保存し、その後、携帯
メールプログラム用URLおよび携帯アドレス帳プログラ
ム用URLをユーザに通知する。
【0082】また、携帯登録プログラムは、ユーザが何
か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットする。
【0083】109bは携帯メールプログラムで、ユー
ザが携帯電話103(クライアント2b)の携帯WWWブラ
ウザを操作して携帯メールプログラム用URLにアクセス
してきた際、WWWサーバの認証が成功した場合に認証プ
ログラム106aにより呼び出されるプログラムであ
る。
【0084】携帯メールプログラム109bは、電子メ
ールを処理するための携帯電話用各種画面を生成し、携
帯WWWブラウザに送る。ユーザは、携帯電話の携帯WWWブ
ラウザを操作することにより、各種画面を閲覧し、さら
に各種電子メールの処理を指示することができる。
【0085】また、携帯メールプログラム109bは、
ユーザから送信されてきた指示に従って、各種電子メー
ルの処理を実行する。
【0086】また、携帯メールプログラムは、ユーザが
何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセットす
る。
【0087】109cは携帯アドレス帳プログラムで、
ユーザが携帯電話103(クライアント2b)の携帯WWW
ブラウザを操作して携帯アドレス帳プログラム用URLに
アクセスしてきた際、WWWサーバの認証が成功した場合
に認証プログラム106aにより呼び出されるプログラ
ムである。
【0088】携帯アドレス帳プログラムは、携帯電話用
アドレス帳画面を生成し、ユーザにアドレス帳の編集、
および、閲覧を実行させる。
【0089】携帯アドレス帳プログラムは、複数のユー
ザで共有して使用可能な共有アドレス帳と、1人のユー
ザのみが使用可能な個人アドレス帳を提供する。
【0090】携帯アドレス帳プログラムは、ユーザが指
定した、ある特定人物の名前、電話番号、電子メールア
ドレスの3つのデータを該ユーザに関連づけて、アドレ
ス帳データベースの共有アドレス帳データ保存領域、あ
るいは、個人アドレス帳データ保存領域に保存する。
【0091】アドレス帳データの保存は、ユーザに関連
づけて行われ、1ユーザあたり登録可能な最大アドレス
帳データ数は所定数に設定されているものとする。
【0092】また、携帯アドレス帳プログラムは、ユー
ザが何か操作をするたびに、認証IDタイマーをリセット
する。
【0093】109dは携帯アカウント生成プログラム
で、ユーザがPCのWWWブラウザを操作してWWWサーバの
ユーザ登録用URLにアクセスし、携帯電話サービスの利
用開始を設定した場合、ユーザ登録プログラム106b
により呼び出されるプログラムである。
【0094】携帯アカウント生成プログラムは、携帯メ
ールサーバ108に携帯電話サービスの利用を開始する
ユーザの携帯電話サービス用電子メールアカウントを生
成する。
【0095】また、携帯アカウント生成プログラムは、
ユーザがWWWブラウザを操作してWWWサーバのユーザ登録
用URLにアクセスし、携帯電話サービスの利用終了を設
定した場合、携帯メールサーバのユーザの携帯電話サー
ビス用電子メールアカウントを削除する。
【0096】電子メールアカウントの生成が終了する
と、携帯アカウント生成プログラムは、課金サーバで動
作している課金プログラムを起動する。
【0097】110はデータベースサーバで、ユーザ情
報データベース、アドレス帳データベース、認証データ
ベースにより構成される。
【0098】110aはユーザ情報データベースで、電
子メールシステム利用ユーザのユーザID、パスワード、
電子メールアドレスと、携帯電話サービス用の各種ユー
ザ情報を保存している。
【0099】110bはアドレス帳データベースで、複
数のユーザで共有して使用可能な共有アドレス帳データ
保存領域と、ユーザが個人で使用可能な個人アドレス帳
データ保存領域を備えている。
【0100】110cは認証データベースで、認証プロ
グラムにより生成された認証IDを保存している。
【0101】111は課金サーバで、課金プログラムお
よび課金データベースにより構成されている。
【0102】111aは課金プログラムで、ユーザがユ
ーザ登録プログラムを使用して、電子メールシステムの
利用開始を指示した場合に、設定日時をサービス開始日
時として課金DBに保存する。また、ユーザがユーザ登録
プログラムを使用して、電子メールシステムの利用終了
を指示した場合に、設定日時をサービス終了日時とし
て、課金データベースに保存するためのプログラムであ
る。課金プログラムにより、課金サーバは、電子メール
システム利用ユーザごとに、サービス開始日時からサー
ビス終了日時までの日数を計算し、電子メールシステム
利用料金を計算する。
【0103】更に、課金プログラム111aは、ユーザ
がユーザ登録プログラムを使用して、携帯電話サービス
の利用開始を設定した場合に、設定日時をサービス開始
日時として課金DBに保存する。また、ユーザがユーザ登
録プログラムを使用して、携帯電話サービスの利用終了
を設定した場合に、携帯電話サービス終了日時を課金デ
ータベースに保存する。
【0104】111bは課金データベースで、電子メー
ルシステム利用ユーザのサービス開始日時とサービス終
了日時、携帯電話サービス利用ユーザのサービス開始日
時とサービス終了日時を保存している。
【0105】なお、本実施形態のメールシステムに含ま
れる各サーバは、上述した各プログラムが格納された記
憶媒体からプログラムコードを読み出し、コンピュータ
(CPU)で実行することにより、本実施形態を実現す
るものとする。該プログラムは、予め各サーバの記憶媒
体に記憶されていても良いし、リムーバブルメディアや
ネットワークを介して各サーバ内の記憶媒体に記憶する
ようにしてもよい。なお、各サーバは1つの装置で構成
されても良いし、複数の機器から構成されるようにして
も良い。
【0106】<処理手順の説明>次に、パーソナルコン
ピュータ(PC)および携帯電話を用いた電子メールシ
ステムの処理手順について説明する。
【0107】[PC利用ユーザ登録処理の説明]まず、
PCのWWWブラウザで利用可能なメールアドレスを作成
する際のユーザ登録処理の流れについて図3を用いて説
明する。
【0108】図3において、301はPC(クライアン
ト2a)で動作しているWWWブラウザでの処理、302
はWWWサーバ106で動作している認証プログラムによ
る処理、303はWWWサーバ106で動作しているユー
ザ登録プログラムによる処理、304はWWWサーバ10
6で動作しているアカウント生成プログラムによる処
理、である。
【0109】ある特定のユーザ(以降では、「ユーザ
2」と記載する)が電子メールシステムを利用するに
は、初めに、ユーザ登録処理を行う必要がある。
【0110】そこで、ステップS301で、ユーザ2は、ク
ライアント2aで動作しているWWWブラウザを操作し
て、電子メールシステムのWWWサーバ106にアクセス
する。すると、ステップS302において、WWWサーバの認
証プログラム106aによりユーザ認証画面が生成され
WWWブラウザに送られる。
【0111】ステップS303で、ユーザ2が認証画面を閲
覧し、さらに、認証に必要なユーザIDとパスワードとを
入力すると、ステップS304で認証プログラムはユーザ情
報データベースのユーザ情報データを参照して認証をお
こなう。認証が成功すると、認証プログラムは、認証ID
を生成し、認証データベースに、ユーザIDと関連付けて
保存し、認証IDタイマーをある一定時間にセットする。
そして、認証プログラムは、ユーザ登録プログラムを起
動する。すると、ステップS305においてユーザ登録プロ
グラムは、ユーザ情報登録ページを生成してWWWブラウ
ザに送る。
【0112】次に、ステップS306で、ユーザ2は、ユー
ザ登録ページを閲覧し、電子メールシステムの利用開始
の設定とユーザ情報の登録を行う。
【0113】ステップS307でユーザ登録プログラムはユ
ーザが入力した情報を取得し、電子メールサービス利用
ユーザのユーザID、パスワード、電子メールアドレスを
ユーザ情報データベースに保存し、その後、ステップS3
08でアカウント生成プログラムを起動する。
【0114】ステップS309で、アカウント生成プログラ
ムは、メールサーバにユーザの電子メールアカウントを
生成する。そして、ステップS310でアカウント生成プロ
グラムは、課金サーバで動作している課金プログラムを
起動する。この時、課金プログラムは、設定日時をサー
ビス開始日時として課金DBに保存する。
【0115】次に、処理はステップS312に移りユーザ登
録プログラムは、アカウント生成、および、ユーザ登録
終了画面を生成しWWWブラウザに送る。
【0116】ステップS313でユーザ2は、アカウント生
成、および、ユーザ登録終了画面を閲覧・確認する。
【0117】ユーザはPCのWWWブラウザを用いて、上
述したようにして登録された電子メールアドレスを利用
して電子メールの送受信を行うことが可能である。本実
施形態では、更に、この電子メールアドレス宛てに届い
たメールを携帯電話で閲覧したり、携帯電話から電子メ
ールを作成して送信することができるようにする。以下
に携帯電話で使えるようにするための処理を説明する。
【0118】[携帯ユーザ登録処理の説明]次に携帯電
話の携帯WWWブラウザで利用可能にするための携帯ユー
ザ登録処理の流れについて図4および図5を用いて説明
する。
【0119】図4において401は、図1中のPC10
2(クライアント2a)で動作しているWWWブラウザ、4
02は図1中のWWWサーバ106で動作している認証プ
ログラム、403は図1中のWWWサーバ106で動作し
ているユーザ登録プログラム、404は図1中の携帯WW
Wサーバ109で動作している携帯アカウント生成プロ
グラム、である。
【0120】図5において501は、図1中のPC10
2(クライアント2a)で動作しているWWWブラウザ、5
02は図1中のWWWサーバ106で動作している認証プ
ログラム、503は図1中の携帯WWWサーバ109で動
作している携帯ユーザ登録プログラム、である。
【0121】ある特定のユーザ(以降では、「ユーザ
2」と記載する)が携帯サービスを利用するには、初め
に、携帯ユーザ登録処理を行う必要がある。
【0122】ステップS401で、ユーザ2は、図1中のク
ライアント2aで動作しているWWWブラウザを操作して、
電子メールシステムのWWWサーバ106にアクセスす
る。すると、ステップS402において、WWWサーバの認証
プログラム106aがユーザ認証画面を生成しWWWブラ
ウザに送る。
【0123】ステップS403で、ユーザ2が認証画面を閲
覧し、更に、認証に必要なユーザIDとパスワードとを入
力すると、ステップS404で認証プログラムはユーザ情報
データベースのユーザ情報データを参照して認証をおこ
なう。認証が成功すると、認証プログラムは、認証IDを
生成し、認証データベースに、ユーザIDと関連付けて保
存し、認証IDタイマーをある一定時間にセットする。そ
して、認証プログラムは、ユーザ登録プログラムを起動
する。
【0124】すると、ステップS405においてユーザ登録
プログラムは、ユーザ情報登録ページを生成してWWWブ
ラウザに送る。
【0125】次に、ステップS406で、ユーザ2は、ユー
ザ登録ページを閲覧し、さらに、携帯電話サービスの利
用開始の設定を入力すると、ステップS407でユーザ登録
プログラムは携帯アカウント生成プログラムを起動す
る。
【0126】すると、ステップS408で、携帯アカウント
生成プログラムは、携帯メールサーバにユーザ2のユー
ザアカウントを生成する。この時、ユーザ2の携帯電話
サービス用の電子メールアドレスが生成される。そし
て、ステップS409で携帯アカウント生成プログラムは、
携帯ユーザ登録プログラム用URLをユーザに通知する。
より具体的には、携帯ユーザ登録プログラム用URLが記
載された電子メールをユーザのPC用電子メールアドレ
ス宛てに送信する。
【0127】次にS410で携帯アカウント生成プログラム
は、課金サーバで動作している課金プログラムを起動す
る。この時、課金プログラムは、携帯電話サービス開始
日時を課金DBに保存する。
【0128】次に、処理はステップS411に移り、ユーザ
登録プログラムは、該アカウントを含む携帯ユーザ登録
終了画面を生成し、PCのWWWブラウザに送る。
【0129】ステップS412でユーザ2は、ユーザ登録終
了画面を閲覧・確認する。
【0130】次に、ユーザ2は、PC(クライアント2
a)のWWWブラウザを用いて、PC用電子メールアドレ
スに届いている、携帯ユーザ登録プログラム用URLが記
載された電子メールを閲覧する。
【0131】そして、ステップS501で、図1中のクライ
アント2aで動作しているWWWブラウザを操作して、電子
メールシステムのWWWサーバにアクセスする。すると、
ステップS502において、WWWサーバの認証プログラム1
06aがユーザ認証画面を生成しWWWブラウザに送る。
【0132】ステップS503で、ユーザ2が認証画面を閲
覧し、更に、認証に必要なユーザIDとパスワードとを入
力すると、ステップS504で認証プログラムはユーザ情報
データベースのユーザ情報データを参照して認証をおこ
なう。認証が成功すると、認証プログラムは、認証IDを
生成し、認証データベースに、ユーザIDと関連付けて保
存し、認証IDタイマーをある一定時間にセットする。そ
して、認証プログラムは、携帯ユーザ登録プログラムを
起動する。
【0133】ステップS505においてユーザ登録プログラ
ムは、図6のような携帯ユーザ情報登録ページを生成し
てPCのWWWブラウザに送る。
【0134】携帯ユーザ情報登録ページには、以下のよ
うな13項目の携帯ユーザ情報登録のための入力領域が
用意されている。
【0135】(1)携帯電話番号 ユーザに携帯電話番号を半角数字で入力させる領域 (2)携帯メールアドレス ユーザに携帯電話会社から付与されたメールアドレスを
入力させる領域 (3)携帯メールアドレス確認用の入力領域 (4)着信通知設定 ユーザに着信通知に関する設定を行わせる領域で、着信
通知を(2)で設定された携帯電話会社から付与された
メールアドレス宛てに送付するかどうかを設定させる領
域と、着信通知の間隔を時間又は新着メール件数で設定
させる領域とから構成される。 (5)Bcc設定 自動的に送信メールを自分宛にBccするかどうかを指定
させる領域 (6)フィルタ設定(送信者) 受信したメールの送信者名に基くフィルタリングに関す
る設定を行わせる領域で、送信者のフィルタリングをす
るかどうかを設定させる領域と、送信者フィルタリング
用文字列(送信者)を設定させる領域とから構成され
る。 (7)フィルタ設定(件名) 受信したメールの件名に基くフィルタリングに関する設
定を行わせる領域で、件名フィルタリングをするかどう
かを設定させる領域と、件名フィルタリング用文字列を
設定させる領域とから構成される。 (8)フィルタ設定(日数) 受信したメールの日数に基くフィルタリングに関する設
定を行わせる領域で、日数フィルタリングをするかどう
かを設定させる領域と、日数フィルタリング用文字列
(日数)を設定させる領域とから構成される。 (9)署名設定 ユーザに署名に関する設定を行わせる領域で、送信メー
ルに署名をつけるかどうかを設定させる領域と、署名用
文字列を設定させる領域とから構成される。 (10)定型文設定 ユーザに定型文を入力させるための領域で、10種類の
定型文を設定することができる。 (11)「基本情報を更新する」ボタン ユーザが必要な項目を入力・設定したあと、情報を更新
するためのボタンである。
【0136】ステップS506で、ユーザ2は、携帯ユーザ
情報登録ページを閲覧して、上述した各種携帯ユーザ情
報を入力した後、「基本情報を更新する」ボタンを選択
する。ユーザにより「基本情報を更新する」ボタンが指
示されたのを検知すると、該入力された各種携帯ユーザ
情報を携帯ユーザ登録プログラムに送信する。
【0137】ステップS507で携帯ユーザ登録プログラム
は各種携帯ユーザ情報を取得し、ユーザ情報データベー
スの携帯ユーザ情報保存領域に保存する。
【0138】図7は、携帯ユーザ情報保存領域の詳細を
表した図である。図7に記載されているように、携帯ユ
ーザ情報保存領域には、各種携帯ユーザ情報を保存する
ために30個のフィールドがユーザ毎に用意されてい
る。
【0139】特にフィールド21〜30は、10種の定
型文の情報を保存しておく領域である。各定型文情報保
存領域は、定型文文字列を保存しておく定型文文字列領
域、および、定型文の使用頻度を保存しておく使用頻度
領域、および、定型文の最近使用日時を保存しておく最
近使用日時領域により構成されている。
【0140】次に、ステップS508で、携帯ユーザ登録プ
ログラムは、携帯メールプログラム用URLおよび携帯ア
ドレス帳プログラム用URLをユーザに通知する。より具
体的には、携帯メールプログラム用URL、および、携帯
アドレス帳プログラム用URLが記載された電子メール
を、携帯電話会社から付与されている電子メールアドレ
ス宛てに送信する。
【0141】なお、携帯メールプログラム用URL、およ
び、携帯アドレス帳プログラム用URLには、ユーザを識
別するためのID情報が含まれており、該電子メールに記
載されたURLをクリックすることにより、自動的に携帯
電話の携帯WWWブラウザが起動され、該ユーザの携帯電
話サービス用電子メールを利用することができ、該携帯
電話サービス用電子メールアドレスには、PC用メール
アドレス宛てに送信されてきた電子メールが転送されて
くるので、該ユーザは携帯電話を用いてPC用メールア
ドレス宛てに送信されてきた電子メールを閲覧すること
が可能となる。
【0142】次にS509で携帯ユーザ登録プログラムは携
帯ユーザ情報登録終了画面を生成してWWWブラウザに送
る。ステップS510でユーザ2は、携帯ユーザ情報登録終
了画面を閲覧・確認する。
【0143】[電子メール着信処理の説明]次にユーザ
1がユーザ2のPC用電子メールアドレス宛てにメール
を送信し、そのメールが携帯メールサーバのメールスプ
ール(mail spool)におけるユーザ2のメール保存領域に
保管されるまでの処理の流れについて説明する。
【0144】初めに、ユーザ1は、図1中のクライアン
ト1(101)で動作しているMUAプログラムを操作し
て、ユーザ2のPC用電子メールアドレスを宛先とした
電子メールを作成し、送信する。するとクライアント1
のMTAプログラムは、送信されたメールをSMTP(simple m
ail transfer protocol)でユーザ2のメールアドレスを
有するメールサーバ107宛てに配信する。
【0145】メールサーバ107のMTAプログラムは、
この電子メールを受け取ると、メールスプール(mail s
pool)のユーザ2のメール保存領域に保管した後、この
電子メールをユーザ2の携帯電話サービス用電子メール
アドレス宛てに転送する。すなわち、図1中の携帯メー
ルサーバ108宛てに転送する。ただし、メールサーバ
107のMTAプログラムは、受信した電子メールのFrom
フィールド及びBccフィールドにユーザ2のPC用電子
メールアドレスが設定されている場合は該受信した電子
メールを携帯メールサーバ108宛てには転送しない。
つまり、ステップS506の携帯ユーザ情報の入力で「Bcc
設定」がONに設定されている場合などにおいて、該ユー
ザの携帯電話から送信されてきたメールであると判断
し、携帯メールサーバには転送しないのである。こうす
ることにより、携帯メールサーバのメールスプールにお
ける該ユーザの送信メールを保存する電子メール保存領
域と受信メールを保存する電子メール保存領域に、同じ
メールが二重に保存されてしまうことを防ぐことができ
る。メールサーバ107から携帯メールサーバ108に
転送されたメールを、携帯WWWブラウザで閲覧する場
合、表示画面も小さいので不必要なメールを閲覧するこ
とがなくなり、特に有効である。このメールサーバ10
7のMTAプログラムの電子メール受信時の処理を図20
に示す。ステップS2001で受信した電子メールをユーザ
2のメール保存領域に保管し、ステップS2002で該電子
メールのヘッダーをチェックし、FromフィールドとBcc
フィールドに該ユーザのPC用電子メールアドレスが設
定されているかどうかによって、携帯WWWブラウザから
送信された電子メールであるか判断して、携帯WWWブラ
ウザから送信されたものでなければステップS2003で該
電子メールを該ユーザ2の携帯電話サービス用電子メー
ルアドレス宛てに転送し、携帯WWWブラウザから送信さ
れたものであれば転送しない。なお、本実施形態では、
ステップS2002において、受信した電子メールのFromフ
ィールドとBccフィールドとをチェックして該ユーザの
PC用電子メールアドレスが設定されているかどうかを
用いて判断したが、これに限るものではなく、例えば携
帯WWWブラウザからの送信時に、携帯メールサーバにお
いて自動的に電子メールのヘッダに携帯WWWブラウザか
ら送信されたことを示す識別子を挿入しておき、メール
サーバ107はこの識別子がヘッダに含まれているか否
かで判断するようにしてもよい。
【0146】携帯メールサーバ108の携帯MTAプログ
ラムは、このメールサーバ107のMTAプログラムから
転送された電子メールを受け取り、メールスプール(ma
il spool)のユーザ2のメール保存領域に保管する。そ
して、携帯WWWサーバ109で動作している携帯メール
プログラム109bの電子メール着信処理を呼び出し、
処理を終了する。
【0147】次に、携帯メールプログラムの電子メール
着信処理の流れについて図8、図9を用いて説明する。
【0148】電子メール着信処理は、携帯メールサーバ
の携帯MTAプログラムにより呼び出されると、ステップS
801で、着信保管された電子メールに添付ファイルが付
随しているかチェックする。添付ファイルには、画像、
テキスト、ドキュメントファイルなどが想定される。こ
こで、添付ファイルが付随していた場合、処理はステッ
プS802に進み、電子メール着信処理ロジックは、保管さ
れている電子メールの添付ファイルを削除する。そし
て、電子メールのヘッダー情報の中に添付ファイルが付
随していたことを識別するための添付ファイル削除情報
を追加した上でメールデータを上書き保存する。この
後、処理はステップS803に進む。
【0149】一方、ステップS801で添付ファイルが付随
していなかった場合、処理はステップS803に進む。
【0150】ステップS803で、図1中の携帯メールサー
バ108のメールスプールにおけるユーザ2のメール保
存領域に保管されているメールの総数がユーザ2の最大
保管総数を超えているかチェックする。なお、最大保管
総数は、システム管理者により任意に設定可能となって
いる。
【0151】ここで、最大保管総数を超えていた場合、
処理はステップS804に進み、ユーザ2のメール保存領域
に保管されている全メールのヘッダー情報に含まれるメ
ール送信日を調べ、最もメール送信日の古いメールを検
出する。そして検出された最も古いメールをユーザ2の
携帯電話会社から付与されている電子メールアドレスに
転送した後、メール保存領域から削除する。なお、携帯
電話会社のメールサーバは送受信可能な文字数が200
文字程度に制限されているので、該転送されたメール
は、携帯電話会社のメールサーバで200文字を超える
部分は自動的に削除されてしまうことになる。この後、
処理はステップS803に戻る。
【0152】一方、ステップS803で最大保管総数を超え
ていなかった場合、処理は、ステップS805に進む。
【0153】ステップS805で、図1中の携帯メールサー
バ108のメールスプールにおけるユーザ2のメール保
存領域に保管されているメールの総計サイズがユーザ2
の仮想最大保管容量を超えているかチェックする。な
お、仮想最大保管容量は、システム管理者により任意に
設定可能となっている。
【0154】ここで、仮想最大保管容量を超えていた場
合、処理はステップS806に進み、ユーザ2のメール保存
領域に保管されている全メールのヘッダー情報に含まれ
るメール送信日を調べ、最もメール送信日の古いメール
を検出する。そして検出されたメールをユーザ2の携帯
電話会社から付与されている電子メールアドレスに転送
した後、メール保存領域から削除する。この後、処理は
ステップS805に戻る。
【0155】一方、ステップS805で仮想最大保管容量を
超えていなかった場合、処理は、ステップS807に進む。
【0156】ステップS807では、図1中の携帯メールサ
ーバ108のメールスプールにおけるユーザ2のメール
保存領域に保管されているメールの総数がユーザ2の最
大保管総数の80%を超えているかチェックする。ここ
で、最大保管総数の80%を超えていた場合、処理はス
テップS809に進み、80%を超えていない場合、処理は
ステップS808に進む。
【0157】ステップS808では、図1中の携帯メールサ
ーバ108のメールスプールにおけるユーザ2のメール
保存領域に保管されているメールの総計サイズがユーザ
2の仮想最大保管容量の80%を超えているかチェック
する。ここで、仮想最大保管容量の80%を超えていた
場合、処理はステップS809に進み、80%を超えていな
い場合、処理はステップS810に進む。
【0158】ステップS809では、メール保管容量オーバ
ーフローを警告するメールをユーザの携帯電話会社から
付与されている電子メールアドレスに送付する。この
後、処理はステップS810に進む。
【0159】ステップS810では、図1中のデータベース
サーバ110のユーザ情報データベース110aに保管
されている、図7で示される携帯ユーザ情報保存領域の
フィールド11の値を参照し、着信通知機能の設定がON
になっているかチェックする。ここで、設定がOFFにな
っていた場合、電子メール着信処理は終了する。一方、
設定がONになっていた場合、処理はステップS811に進
む。
【0160】ステップS811で、携帯ユーザ情報保存領域
のフィールド17の値が0になっているかチェックす
る。ここで、フィールド17の値が0になっていた場
合、ステップS812に進み、携帯ユーザ情報保存領域のフ
ィールド17に電子メールを受信した時間(電子メール
が着信した時間)を保存する。その後、処理はステップ
S813に進む。
【0161】一方、フィールド17の値が0以外の場
合、処理はステップS813に進む。
【0162】ステップS813で、電子メール着信処理ロジ
ックは携帯ユーザ情報保存領域のフィールド18の値を
1インクリメントする。次に、処理はステップS814に進
む。
【0163】ステップS814で、着信通知メール送信のた
めに設定した時間間隔が経過しているかチェックする。
具体的には、最新の電子メールを受信した時間(電子メ
ールが着信した時間)から携帯ユーザ情報保存領域のフ
ィールド17の値を引いた値(差分の時間)が、携帯ユ
ーザ情報保存領域のフィールド9の値より大きいか判別
する。計算で求めた値がフィールド19の値より大きい
場合、着信通知メール送信設定時間間隔が経過したと判
断して、処理はステップS816に進む。一方、計算で求め
た値がフィールド19の値より小さい場合、着信通知メ
ール送信設定時間間隔が経過していないと判断して、処
理はステップS815に進む。
【0164】ステップS815では、電子メール着信数が、
着信通知メール送信のために設定した蓄積メール数に達
しているかチェックする。具体的には、携帯ユーザ情報
保存領域のフィールド18の値からフィールド10の値
を引いた値が、0より大きいか判別する。計算で求めた
値が0より大きい場合、設定した蓄積メール数に達した
と判断して、処理はステップS816に進む。一方、計算で
求めた値が0より小さい場合は、設定した蓄積メール数
に達していないと判断して、電子メール着信処理は終了
する。
【0165】ステップS816では、ユーザに電子メールが
着信したことを通知するために、図1中の携帯WWWサー
バ109で動作している携帯メールプログラム用URLが
記載された電子メールをユーザの携帯電話電子メールア
ドレス宛てに送信する。
【0166】なお、携帯メールプログラム用URLには、
ユーザを識別するためのID情報が含まれている。
【0167】次に処理はステップS817に進み、携帯ユー
ザ情報保存領域のフィールド17、および、フィールド
18の値を0に設定し、その後、電子メール着信処理は
終了する。
【0168】なお、ステップS814の処理とは別に、ステ
ップS812でフィールド17にメールを受信した時刻がセ
ットされ、ステップS813でフィールド18の値が1以上
にセットされると、その後、フィールド18の値が0に
リセットされることなく、所定の時間間隔(フィールド
9の値より大きい予め定められた時間)が経過したと判
断した場合、着信通知メールを送信して、フィールド1
7とフィールド18の値を0にリセットするものとす
る。
【0169】以上のように、本実施形態では、PC用の
メールサーバ107が受信した電子メールを、携帯メー
ルサーバ108に複製するようにしたので、携帯端末か
ら電子メールを閲覧するにあたって、PC用のメールサ
ーバにメールを残しておく必要がなくなり、PCでメー
ルを取得後も、携帯端末から電子メールを閲覧すること
が可能となる。
【0170】なお、上述した電子メール着信時の処理で
は、図20に示したようにメールサーバ107のMTAプ
ログラムにおいて、受信した電子メールを携帯メールサ
ーバ108に転送すべきか判断するものとしたが、別の
実施形態として、メールサーバ107のMTAプログラム
は受信した電子メール全てを携帯メールサーバ108に
転送し、携帯メールサーバ108において、該転送され
たメールが該ユーザの携帯WWWブラウザから送信したメ
ールであるか判断し、携帯WWWブラウザから送信された
ものであれば、該転送されてきた電子メールをユーザの
電子メール保存領域に保存することなく削除するように
してもよい。こうすることにより、携帯メールサーバ
は、該ユーザの送信メールを保存する電子メール保存領
域と受信メールを保存する電子メール保存領域に、同じ
メールが二重に保存されてしまうことを防ぐことができ
る。
【0171】[電子メール処理の説明]次に、ユーザ2
が携帯電話の携帯WWWブラウザを操作して、電子メール
を操作する際の処理について、図10、図11、図1
2、図13、図14、図15、図16、図17を用いて
説明する。
【0172】[ログイン処理の説明]初めに、ユーザ2
は、携帯電話会社より付与されている電子メールアドレ
スの送受信機能を使用して、携帯ユーザ登録プログラム
により送信された電子メール、あるいは、携帯メールプ
ログラムの電子メール着信処理で送信された電子メール
を閲覧する。これらの電子メールには、前述したように
携帯メールプログラム用URLが記載されている。
【0173】次に、ユーザ2により該電子メールに記載
されている携帯メールプログラム用URLが選択される
と、携帯電話の携帯WWWブラウザを起動して携帯メール
プログラム用URLへのアクセスが開始される。
【0174】携帯電話の携帯WWWブラウザで携帯メール
プログラム用URLにアクセスすると、図1中のWWWサーバ
106の認証プログラム106aが起動され、図10の
ユーザ認証画面1001を生成して携帯電話の携帯WWW
ブラウザに送る。
【0175】ユーザ2がユーザ認証画面を閲覧して、認
証に必要なパスワードを入力すると、認証プログラムは
携帯メールプログラム用URLに付随しているユーザ識別I
D情報と入力されたパスワード情報とを使って、ユーザ
情報データベースを検索し、ユーザ情報データを参照し
て認証をおこなう。
【0176】認証が成功すると、認証プログラムは、認
証IDを生成し、認証データベースに、ユーザIDと関連付
けて保存し、認証IDタイマーをある一定時間にセットす
る。そして、次に、認証プログラムは、図1中の携帯WW
Wサーバ109の携帯メールプログラム109bを起動
し、生成、保存した認証IDを携帯メールプログラムに引
き渡す。
【0177】すると、起動された携帯メールプログラム
は、図1中の携帯メールサーバ108のメールスプール
におけるユーザ2のメール保存領域に保管されているメ
ールを参照して、未読メールを検索し、件名を抽出し、
図11中の未読メール一覧画面1101を生成して携帯
電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0178】[未読メール一覧閲覧処理の説明]ユーザ
2が、携帯電話の携帯WWWブラウザを操作して、携帯メ
ールプログラム用URLを用いてアクセスした場合、もし
くは、既読メール一覧画面1202・保存メール一覧画
面1203・送信メール一覧画面1301のいずれかで
「未読一覧」ボタンを選択した場合、もしくは、未読メ
ール一覧から図11中のメール閲覧画面1102に移動
した後「一覧へ」ボタンを選択した場合に、携帯メール
プログラムは、携帯メールサーバのメールスプールにお
けるユーザ2のメール保存領域に保管されているメール
を参照して、フィルタリング設定に従い、未読メールを
検索し、件名を抽出し、図11の未読メール一覧画面1
101を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0179】未読メール一覧画面1101は、ユーザが
前回携帯メールプログラム用URLにアクセスしメール閲
覧してログアウトした(セッションが切れた)後に送ら
れてきたメールの総数を表す「新着件数表示領域」、既
読メール一覧画面1202に移動するための「既読一
覧」ボタン、保存メール一覧画面1203に移動するた
めの「保存一覧」ボタン、送信メール一覧画面1301
に移動するための「送信一覧」ボタン、ユーザが閲覧し
ていないメールの件名を10件ずつ表示する「未読メー
ル一覧リスト表示領域」、メール作成・送信画面130
3に移動するための「新規作成」ボタン、未読メール一
覧画面の情報を最新情報に更新するための「画面更新」
ボタン、管理画面1701に移動するための「管理画
面」ボタン、メニュー画面1002に移動するための
「メニュー」ボタンから構成されている。
【0180】ユーザ2は未読メール一覧画面の「未読メ
ール一覧リスト表示領域」を閲覧して、未読メールを確
認することができる。なお、1ページにつき10件の未
読メールの件名が表示されるので、未読メールが10件
以上存在する場合、すなわち次のページが存在する場合
は、1101aに示されるように未読メール一覧画面下
部の表示部分が変更され「次」ボタンが追加される。ま
た、前ページ、および、次ページが存在する場合は、1
101bに示されるように画面下部に「前」ボタンおよ
び「次」ボタンが表示される。また、最終ページの場合
には、1101cに示されるように画面下部に「前」ボ
タンが追加される。すなわち、ユーザ2は、「前」ボタ
ン、「次」ボタンを操作して未読メール一覧画面の表示
ページを切り替えることにより、複数ページにまたがる
未読メール一覧リストを閲覧することができる。
【0181】[未読メール一覧生成時のフィルタリング
処理の説明]携帯メールプログラムは、未読メール一覧
画面を生成する際、フィルタリング条件をチェックして
適切な未読メールを検索・選択して「未読メール一覧リ
スト表示領域」に表示する。
【0182】まず、携帯メールプログラムは、図1中の
ユーザ情報データベース110aの携帯ユーザ情報保存
領域のフィールド15を参照して、日数フィルタ機能が
ON設定になっているかチェックする。日数フィルタ機
能がON設定の場合、携帯メールプログラムは、携帯ユ
ーザ情報保存領域のフィールド8を参照して日数フィル
タ日付を取得し、該取得した日数フィルタ日付と現在の
日時の間に送信されてきた未読メールをリスト表示候補
として検索・選択してテンポラリ領域に保存する。
【0183】次に、携帯メールプログラムは、図1中の
ユーザ情報データベース110aの携帯ユーザ情報保存
領域のフィールド14を参照して、件名フィルタ機能が
ON設定になっているかチェックする。件名フィルタ機
能がON設定の場合、携帯メールプログラムは、携帯ユ
ーザ情報保存領域のフィールド7を参照して件名フィル
タ文字列を取得し、未読メールのメールヘッダー情報に
含まれる件名を参照し、件名フィルタ文字列が含まれて
いないかチェックし、含まれていない未読メールをリス
ト表示候補としてテンポラリ領域に保存する。なお、日
数フィルタ機能もONされていた場合は、日数フィルタ
機能でフィルタリングされてリスト表示候補としてテン
ポラリ領域に保存されている未読メールを対象として件
名のフィルタリング処理を行う。メールヘッダー情報に
含まれる件名に、件名フィルタ文字列が含まれているメ
ールが見つかった場合、そのメールをリスト表示候補か
ら除外する。
【0184】次に、携帯メールプログラムは、携帯ユー
ザ情報保存領域のフィールド13を参照して送信者フィ
ルタ機能がON設定になっているかチェックする。送信
者フィルタ機能がON設定の場合、携帯メールプログラ
ムは、携帯ユーザ情報保存領域のフィールド6を参照し
て送信者フィルタ文字列を取得し、未読メールのメール
ヘッダー情報に含まれる送信者を参照し、送信者フィル
タ文字列が含まれていないかチェックし、含まれていな
い未読メールをリスト表示候補としてテンポラリ領域に
保存する。なお、日数フィルタ機能もしくは件名フィル
タ機能の少なくともいずれかがONされていた場合は、
フィルタリングされてリスト表示候補としてテンポラリ
領域に保存されている未読メールを対象として送信者の
フィルタリング処理を行う。メールヘッダー情報に含ま
れる送信者に、送信者フィルタ文字列が含まれているメ
ールが見つかった場合、そのメールをリスト表示候補か
ら除外する。
【0185】最後に、携帯メールプログラムは、リスト
表示候補に残った未読メールを「未読メール一覧リスト
表示領域」に表示して、未読メール一覧画面を生成す
る。
【0186】[未読メール閲覧処理の説明]ユーザ2に
より図11中の未読メール一覧画面1101の未読メー
ル一覧リスト中から特定のメールを選択されると、携帯
メールプログラムは、選択されたメールのデータをユー
ザ2のメール保存領域から読み出し、該メールのメール
ヘッダー情報に既読メールであることを示す既読情報を
追加し、図11のメール閲覧画面1102を生成して携
帯電話の携帯WWWブラウザに送る。なお、選択されて閲
覧されたメールは、既読メールとなるので、未読メール
一覧画面1101の未読メール一覧リストには表示され
なくなり、図12の既読メール一覧画面1202の既読
メール一覧リストに表示されるようになる。
【0187】メール閲覧画面1102は、「メールの送
信者表示領域」、「件名表示領域」、「メール送信日時
表示領域」、1ページに512文字ずつ表示される「メ
ール本文表示領域」、メールヘッダー情報に記載されて
いるメール送信者を宛先として設定した状態でメール作
成・送信画面に移動するための「返信」ボタン、メール
ヘッダーに記載されているメール送信者のアドレスと該
メールのtoまたはcc欄に記載されているアドレスと
を宛先とした状態でメール作成・送信画面に移動するた
めの「全員返信」ボタン、メール本文が転送情報として
本文に設定された状態でメール作成・送信画面に移動す
るための「転送」ボタン、メール一覧画面に移動するた
めの「一覧へ」ボタン(未読メール一覧画面からメール
閲覧画面に移動してきた場合には未読メール一覧画面
に、既読メール一覧画面からメール閲覧画面に移動して
きた場合には既読メール一覧画面に移動するためのボタ
ン)、閲覧中のメールを削除するための「削除」ボタ
ン、閲覧中のメールを自動削除されないように設定する
ための「メールを保存」ボタン、メールの詳細画面に移
動するための「詳細情報」ボタンから構成されている。
【0188】ユーザ2はメール本文表示領域を閲覧し
て、メールの本文を確認することができる。なお、メー
ル本文が512文字以上存在する場合、すなわち次のペ
ージが存在する場合は、1102aに示されるように、
メール閲覧画面下部の表示部分が変更され「次」ボタン
が追加される。また、前ページ、および次ページが存在
する場合は、1102bに示されるように画面下部に
「前」ボタンおよび「次」ボタンが表示される。また、
最終ページの場合には、1102cに示されるように画
面下部に「前」ボタンが追加される。すなわち、ユーザ
2は、「前」ボタン、「次」ボタンを操作してページを
切り替えることにより、複数ページにまたがるメール本
文を閲覧することができる。
【0189】[メール保存処理の説明]ユーザ2により
メール閲覧画面で「メールを保存」ボタンが選択される
と、携帯メールプログラムは、閲覧画面で表示されてい
るメールのメールヘッダー情報に保存メールであること
を識別するための保存指定情報を追加し(保存指定情報
が追加されたメールを以下保存メールと記述する)、図
11の保存メール閲覧画面1103を生成して携帯電話
の携帯WWWブラウザに送る。
【0190】保存メール閲覧画面1103は、「メール
の送信者表示領域」、「件名表示領域」、「メール送信
日時表示領域」、1ページに512文字ずつ表示される
「メール本文表示領域」、メールヘッダー情報に記載さ
れているメール送信者を宛先として設定した状態でメー
ル作成・送信画面に移動するための「返信」ボタン、メ
ールヘッダーに記載されているメール送信者のアドレス
と該メールのtoまたはcc欄に記載されているアドレ
スとを宛先とした状態でメール作成・送信画面に移動す
るための「全員返信」ボタン、メール本文が転送情報と
して本文に設定された状態でメール作成・送信画面に移
動するための「転送」ボタン、保存メール一覧画面に移
動するための「一覧へ」ボタン、閲覧中のメールを削除
するための「削除」ボタン、閲覧中のメールの保存指定
情報を削除するための「保存を解除」ボタン、メールの
詳細画面に移動するための「詳細情報」ボタンから構成
されている。
【0191】なお、保存メールは、携帯メールサーバの
メールスプールにおけるユーザ2のメール保存領域の制
限を越えた場合でも、携帯メールプログラムの電子メー
ル着信処理(S804、S806)において削除されな
くなる。
【0192】また、保存が指示されたメールは、図12
の既読メール一覧画面1202の既読メール一覧リスト
に表示されなくなり、図12の保存メール一覧画面12
03の保存メール一覧リストに表示されるようになる。
【0193】[メールの保存解除処理の説明]ユーザ2
が、保存メール閲覧画面で「保存を解除」ボタンを選択
すると、携帯メールプログラムは、閲覧画面で表示され
ているメールのメールヘッダー情報中の保存指定情報を
削除し、メール閲覧画面1102を生成して携帯電話の
携帯WWWブラウザに送る。
【0194】[メール詳細画面閲覧処理の説明]ユーザ
2が、メール閲覧画面・保存メール閲覧画面のいずれか
で、詳細情報ボタンを選択すると、携帯メールプログラ
ムは、閲覧中のメールのメールヘッダ情報に記載されて
いる情報を解析し、図12のメール詳細画面1201を
生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0195】メール詳細画面1201は、「メールの送
信者表示領域」、「メールの宛先表示領域」、「メール
のCC宛先表示領域」、「メール送信日時表示領域」、
「件名表示領域」、「添付ファイルの有無表示領域」、
「保存メール情報保存領域」により構成されている。ユ
ーザ2はメール詳細画面を閲覧することにより、メール
ヘッダー情報の詳細を閲覧することができる。
【0196】[既読メール一覧閲覧処理の説明]ユーザ
2が、未読メール一覧画面・保存メール一覧画面・送信
メール一覧画面のいずれかで「既読一覧」ボタンを選択
した場合、もしくは、ユーザ2が既読メール一覧からメ
ール閲覧画面に移動した後「一覧へ」ボタンを選択した
場合、携帯メールプログラムは、携帯メールサーバのメ
ールスプールのユーザ2のメール保存領域に保管されて
いるメールのメールヘッダー情報の既読情報を参照し
て、既読メールを検索し、件名を抽出し、図12の既読
メール一覧画面1202を生成して携帯電話の携帯WWW
ブラウザに送る。
【0197】既読メール一覧画面1202は、ユーザが
前回メールを閲覧してログアウトした後に送られてきた
メールの総数を表す「新着件数表示領域」、未読メール
一覧画面に移動するための「未読一覧」ボタン、保存メ
ール一覧画面に移動するための「保存一覧」ボタン、送
信メール一覧画面に移動するための「送信一覧」ボタ
ン、既読メールの件名を1ページに10件ずつ表示する
「既読メール一覧リスト表示領域」、メール作成・送信
画面に移動するための「新規作成」ボタン、既読メール
一覧画面の情報を最新情報に更新するための「画面更
新」ボタン、管理画面に移動するための「管理画面」ボ
タン、メニュー画面に移動するための「メニュー」ボタ
ンから構成されている。
【0198】ユーザ2は既読メール一覧画面の「既読メ
ール一覧リスト表示領域」を閲覧して、既読メールを確
認することができる。なお、1ページにつき10件の既
読メールの件名が表示されるので、既読メールが10件
以上存在する場合、すなわち次のページが存在する場合
は、1202aの画面に示されるように画面下部の表示
部分が変更され「次」ボタンが追加される。また、前ペ
ージ、および、次ページが存在する場合は、1202b
の画面に示されるように画面下部に「前」ボタンおよび
「次」ボタンが表示される。また、最終ページの場合に
は、1202cの画面に示されるように画面下部に
「前」ボタンが追加される。すなわち、ユーザ2は、
「前」ボタン、「次」ボタンを操作して既読メール一覧
画面の表示ページを切り替えることにより、複数ページ
にまたがる既読メール一覧リストを閲覧することができ
る。
【0199】[既読メール閲覧処理の説明]ユーザ2
が、既読メール一覧画面1202内の既読メール一覧リ
ストの中から特定のメールを選択すると、携帯メールプ
ログラムは、選択されたメールのデータをユーザ2のメ
ール保存領域から読み出し、図11のようなメール閲覧
画面1102を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに
送る。
【0200】ユーザ2は、メール閲覧画面を閲覧するこ
とにより既読メールの内容を確認することができる。
【0201】[保存メール一覧閲覧処理の説明]ユーザ
2が、未読メール一覧画面・既読メール一覧画面・送信
メール一覧画面のいずれかで「保存一覧」ボタンを選択
した場合、あるいは、ユーザ2が保存メール一覧から保
存メール閲覧画面に移動した後「一覧へ」ボタンを選択
した場合に、携帯メールプログラムは、携帯メールサー
バのメールスプールにおけるユーザ2のメール保存領域
に保管されているメールのメールヘッダー情報の既読情
報を参照して、保存メールを検索し、件名を抽出し、図
12に示すような保存メール一覧画面1203を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0202】保存メール一覧画面1203は、ユーザが
前回メールを閲覧してログアウトした後に送られてきた
メールの総数を表す「新着件数表示領域」、未読メール
一覧画面に移動するための「未読一覧」ボタン、既読メ
ール一覧画面に移動するための「既読一覧」ボタン、送
信メール一覧画面に移動するための「送信一覧」ボタ
ン、保存メールの件名を10件表示する「保存メール一
覧リスト表示領域」、メール作成・送信画面に移動する
ための「新規作成」ボタン、保存メール一覧画面の情報
を最新情報に更新するための「画面更新」ボタン、管理
画面に移動するための「管理画面」ボタン、メニュー画
面に移動するための「メニュー」ボタンから構成されて
いる。
【0203】ユーザ2は保存メール一覧画面の「保存メ
ール一覧リスト表示領域」を閲覧して、保存メールを確
認することができる。なお、1ページにつき10件の保
存メールの件名が表示されるので、保存メールが10件
以上存在する場合、すなわち次のページが存在する場合
は、1203aの画面に示されるように画面下部の表示
部分が変更されて「次」ボタンが追加される。また、前
ページ、および、次ページが存在する場合は、1203
bの画面に示されるように画面下部に「前」ボタンおよ
び「次」ボタンが表示される。また、最終ページの場合
には、1203cの画面に示されるように画面下部に
「前」ボタンが追加される。すなわち、ユーザ2は、
「前」ボタン、「次」ボタンを操作して保存メール一覧
画面の表示ページを切り替えることにより、複数ページ
にまたがる保存メール一覧リストを閲覧することができ
る。
【0204】[保存メール閲覧処理の説明]ユーザ2
が、保存メール一覧画面1203の保存メール一覧リス
トの中から特定のメールを選択すると、携帯メールプロ
グラムは、選択されたメールのデータをユーザ2のメー
ル保存領域から読み出し、図11のような保存メール閲
覧画面1103を生成して携帯電話のWWWブラウザに送
る。
【0205】ユーザ2は、保存メール閲覧画面を閲覧す
ることにより保存メールの内容を確認することができ
る。
【0206】[送信メール一覧閲覧処理の説明]未読メ
ール一覧画面・既読メール一覧画面・保存メール一覧画
面のいずれかで「送信一覧」ボタンが選択された場合、
あるいは、送信メール閲覧画面1302で「一覧へ」ボ
タンが選択された場合、あるいは、送信メール作成・送
信画面1303で「一覧へ」ボタンが選択された場合、
携帯メールプログラムは、携帯メールサーバのメールス
プールにおけるユーザ2のメール保存領域に保管されて
いる送信済みメールを検索し、件名を抽出し、図13の
ような送信メール一覧画面1301を生成して携帯電話
の携帯WWWブラウザに送る。
【0207】送信メール一覧画面1301は、ユーザが
前回メールを閲覧してログアウトした後に送られてきた
メールの総数を表す「新着件数表示領域」、未読メール
一覧画面に移動するための「未読一覧」ボタン、既読メ
ール一覧画面に移動するための「既読一覧」ボタン、保
存メール一覧画面に移動するための「保存一覧」ボタ
ン、送信済みメールの件名を10件ずつ表示する「送信
メール一覧リスト表示領域」、メール作成・送信画面に
移動するための「新規作成」ボタン、送信メール一覧画
面の情報を最新情報に更新するための「画面更新」ボタ
ン、管理画面に移動するための「管理画面」ボタン、メ
ニュー画面に移動するための「メニュー」ボタンから構
成されている。
【0208】ユーザ2は送信メール一覧画面の送信済み
メール一覧リストを閲覧して、送信メールを確認するこ
とができる。なお、1ページにつき10件の送信メール
の件名が表示されるので、送信メールが10件以上存在
する場合、すなわち次のページが存在する場合は、13
01aの画面に示されるように画面下部の表示部分が変
更され「次」ボタンが追加される。また、前ページおよ
び次ページが存在する場合は、1301bの画面に示さ
れるように画面下部に「前」ボタンおよび「次」ボタン
が表示される。また、最終ページの場合には、1301
cの画面に示されるように画面下部に「前」ボタンが追
加される。すなわち、ユーザ2は、前ボタン、次ボタン
を操作して送信メール一覧画面の表示ページを切り替え
ることにより、複数ページにまたがる送信済みメール一
覧リストを閲覧することができる。
【0209】[送信メール閲覧処理の説明]送信メール
一覧画面1301の送信済みメール一覧リストの中から
特定のメールがユーザ2により選択されると、携帯メー
ルプログラムは、選択されたメールのデータをユーザ2
のメール保存領域から読み出し、図13のような送信メ
ール閲覧画面1302を生成して携帯電話の携帯WWWブ
ラウザに送る。
【0210】送信メール閲覧画面1302は、「メール
のTO宛先表示領域」、「メールのCC宛先表示領域」、
「メールの件名表示領域」、1ページに512文字まで
表示できる「メール本文表示領域」、メール本文が転送
情報として本文に設定された状態でメール作成・送信画
面に移動するための「転送」ボタン、送信メール一覧画
面に移動するための「一覧へ」ボタン、閲覧中のメール
を削除するための「削除」ボタンから構成されている。
【0211】ユーザ2は、送信メール閲覧画面を閲覧す
ることにより送信メールの内容を確認することができ
る。
【0212】[メール作成・送信処理の説明]未読メー
ル一覧画面・既読メール一覧画面・保存メール一覧画面
・送信メール一覧画面のいずれかで、「新規作成」ボタ
ンがユーザ2により選択された場合、携帯メールプログ
ラムは、図13のようなメール作成・送信画面1303
を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0213】また、メール閲覧画面・保存メール閲覧画
面のいずれかで「返信」ボタンがユーザ2により選択さ
れた場合、携帯メールプログラムは、メールヘッダー情
報に記載されているメール送信者を宛先として設定した
状態でメール作成・送信画面を生成して携帯電話の携帯
WWWブラウザに送る。
【0214】また、メール閲覧画面・保存メール閲覧画
面のいずれかで「全員返信」ボタンがユーザ2により選
択された場合、携帯メールプログラムは、メールヘッダ
ーに記載されているメール送信者のアドレス、および、
TO, CC欄に記載されている他のアドレスを宛先とした状
態でメール作成・送信画面を生成して携帯電話の携帯WW
Wブラウザに送る。
【0215】また、メール閲覧画面・保存メール閲覧画
面のいずれかで「転送」ボタンがユーザ2により選択さ
れた場合、携帯メールプログラムは、閲覧中のメール本
文が転送情報として本文に設定された状態でメール作成
・送信画面を生成して、携帯電話の携帯WWWブラウザに
送る。
【0216】また、携帯メールプログラムは、図1のユ
ーザ情報データベース110aにおける携帯ユーザ情報
保存領域のフィールド16を参照して、署名機能が設定
されているかどうかに応じて「署名」チェックボックス
に反映させて、メール作成・送信画面を生成する。具体
的には、フィールド16において署名機能がON設定さ
れている場合、「署名」チェックボックスがチェックさ
れている状態でメール作成・送信画面を生成する。
【0217】また、携帯メールプログラムは、携帯ユー
ザ情報保存領域のフィールド12を参照して、BCC機能
が設定されているかどうかに応じて「自分にBCC」チェ
ックボックスに反映させて、メール作成・送信画面を生
成する。具体的には、BCC機能がON設定の場合、「自
分にBCC」チェックボックスがチェックされている状態
でメール作成・送信画面を生成する。
【0218】送信メール作成・送信画面1303は、メ
ールの宛先を編集するための「TO」ボタン、設定されて
いる「TO宛先表示領域」、メールのCC宛先を編集するた
めの「CC」ボタン、設定されている「CC宛先表示領
域」、メールの件名を編集するための「件名」ボタン、
設定されている「件名表示領域」、メール本文を編集す
るための「本文」ボタン、設定されている「本文の先頭
文字列表示領域」、メールに署名情報をつけるか選択す
るための「署名」チェックボックス、メールをユーザ2
のPC用の電子メールアドレスにBCCするか選択するた
めの「自分にBCC」チェックボックス、メールを送信す
るための「送信」ボタン、書きかけのメールを保存する
ための「書きかけ保存」ボタン、保存されている書きか
けのメールを読み出すための「書きかけ呼出」ボタン、
送信メール一覧画面に移動するための「一覧へ」ボタン
から構成されている。
【0219】ユーザ2はメール作成・送信画面を操作し
てメールを作成して送信することができる。
【0220】[メール作成時におけるTO宛先の編集処理
の説明]ユーザ2が、メール作成・送信画面1303で
「TO」ボタンを選択した場合、携帯メールプログラム
は、図14のTO宛先アドレス編集画面1401を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0221】TO宛先アドレス編集画面1401は、「設
定済み宛先一覧リスト表示領域」、携帯メールアドレス
マニュアル編集画面1403に移動するための「宛先追
加」ボタン、図15の携帯メール個人アドレス帳一覧画
面1501に移動するための「アドレス帳参照」ボタ
ン、メール作成・送信画面1303に移動するための
「送信画面」ボタンから構成されている。
【0222】ユーザ2は、TO宛先アドレス編集画面14
01を操作して、TO宛先アドレスを追加、編集すること
ができる。
【0223】[メール作成時におけるCC宛先の編集処理
の説明]ユーザ2が、メール作成・送信画面1303で
「CC」ボタンを選択した場合、携帯メールプログラム
は、図14のCC宛先アドレス編集画面1402を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0224】CC宛先アドレス編集画面1402は、設定
済み宛先一覧リスト、携帯メールアドレスマニュアル編
集画面1403に移動するための「宛先追加」ボタン、
携帯メール個人アドレス帳一覧画面1501に移動する
ための「アドレス帳参照」ボタン、メール作成・送信画
面に移動するための「送信画面」ボタンから構成されて
いる。
【0225】ユーザ2は、CC宛先アドレス編集画面を操
作して、TO宛先アドレスを追加、編集することができ
る。[携帯メールアドレスマニュアル編集処理の説明]
TO宛先アドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス帳編
集画面)で、設定済み宛先一覧リストの最後に設けられ
ている空白行、あるいは、「宛先追加」ボタンがユーザ
により選択されると、携帯メールプログラムは、図14
の携帯メールアドレスマニュアル編集画面1403を生
成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0226】携帯メールアドレスマニュアル編集画面1
403は、宛先の名前を入力するための「名前」テキス
トボックス、宛先のメールアドレスを入力するための
「アドレス」テキストボックス、入力した名前とアドレ
スの追加先を「宛先」だけにするか「宛先/アドレス
帳」にするか指定するための2つの排他的に設定可能な
ラジオボタン、入力した名前とアドレスを追加するため
の「追加」ボタン、作業を中断しTO宛先アドレス編集画
面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)に戻るための
「戻る」ボタンから構成されている。
【0227】ユーザ2が「戻る」ボタンを選択した場
合、携帯メールプログラムは、処理を中断し、一つ前の
画面(TO宛先アドレス編集画面、あるいはCC宛先アドレ
ス編集画面)を生成して携帯電話のWWWブラウザに送
る。
【0228】ユーザ2が「名前」テキストボックスに宛
先の名前を入力し、「アドレス」テキストボックスに宛
先のメールアドレスを入力し、「宛先」ラジオボタンを
選択して「追加」ボタンを選択すると、携帯メールプロ
グラムは、設定された宛先の名前およびメールアドレス
を宛先に設定し、テンポラリ領域にデータを保存して、
TO宛先アドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス編集
画面)の一覧リストに追加した上で、TO宛先アドレス編
集画面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)を生成して
携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0229】一方、ユーザ2が「名前」テキストボック
スに宛先の名前を入力し、「アドレス」テキストボック
スに宛先のメールアドレスを入力し、「宛先/アドレス
帳」ラジオボタンを選択して「追加」ボタンを選択する
と、携帯メールプログラムは、図14の携帯メールアド
レスアドレス帳追加画面1404を生成して携帯電話の
携帯WWWブラウザに送る。
【0230】[携帯メールアドレスアドレス帳追加画
面]携帯メールアドレスアドレス帳追加画面1404
は、ある特定人物のアドレス情報をアドレス帳に追加す
るための画面であり、ある特定人物の名前を入力するた
めの「名前」テキストボックス、ある特定人物の名前の
よみを入力するための「よみ」テキストボックス、ある
特定人物のメールアドレスを入力するための「メールア
ドレス」テキストボックス、入力した情報を個人アドレ
ス帳に追加するための「個人アドレス帳」チェックボッ
クス、入力した情報を共有アドレス帳に追加するための
「共有アドレス帳」チェックボックス、入力した情報を
アドレス帳に追加指示するための「追加」ボタン、作業
を中断するための「中止」ボタンから構成されている。
【0231】ユーザ2が「名前」テキストボックスにあ
る特定人物の名前を入力し、「よみ」テキストボックス
にある特定人物の名前のよみを入力し、「メールアドレ
ス」テキストボックスにある特定人物のメールアドレス
を入力し、「個人アドレス帳」チェックボックスを選択
し、「追加」ボタンを選択すると、携帯メールプログラ
ムは、入力された情報を、アドレス帳データベース11
0bにおけるユーザ2の個人アドレス帳情報保存領域に
保存し、その後、入力された宛先の名前およびメールア
ドレスを宛先に設定しテンポラリ領域に保存して、TO宛
先アドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス編集画
面)の一覧リストに追加した上で、TO宛先アドレス編集
画面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)を生成して携
帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0232】一方、ユーザ2が「名前」テキストボック
スにある特定人物の名前を入力し、「よみ」テキストボ
ックスにある特定人物の名前のよみを入力し、「メール
アドレス」テキストボックスにある特定人物のメールア
ドレスを入力し、「共有アドレス帳」チェックボックス
を選択し、「追加」ボタンを選択すると、携帯メールプ
ログラムは、入力された情報を、アドレス帳データベー
ス110bにおける共有アドレス帳情報保存領域に保存
し、その後、入力された宛先の名前およびメールアドレ
スを宛先に設定し、テンポラリ領域に保存して、TO宛先
アドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)
の一覧リストに追加した上で、TO宛先アドレス編集画面
(あるいはCC宛先アドレス編集画面)を生成して携帯電
話の携帯WWWブラウザに送る。
【0233】一方、ユーザ2が「中止」ボタンを選択す
ると、携帯メールプログラムは、処理を中断して、携帯
メールアドレスマニュアル編集画面1403を生成し、
携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0234】[携帯メール個人アドレス帳参照処理の説
明]ユーザ2がTO宛先アドレス編集画面(あるいはCC宛
先アドレス帳編集画面)で「アドレス帳参照」ボタンを
選択すると、携帯メールプログラムは、携帯アドレス帳
プログラム109cを呼び出す。
【0235】そして、携帯アドレス帳プログラムは、ア
ドレス帳データベース110bにおけるユーザ2の個人
アドレス帳データ保存領域に保存されているアドレスデ
ータを参照した上で、図15の携帯メール個人アドレス
帳一覧画面1501を生成して携帯電話の携帯WWWブラ
ウザに送る。
【0236】携帯メール個人アドレス帳一覧画面150
1は、携帯メール共有アドレス帳一覧画面1504に移
動するための「共有へ」ボタン、個人アドレス帳の「登
録件数表示領域」、個人アドレス帳のデータを検索する
検索画面へ移動するための「検索」ボタン、個人アドレ
ス帳を50音別に検索して携帯メール個人アドレス帳5
0音別一覧1503に移動するための各ボタン(50音
の行別に検索するための「あ」ボタン・「か」ボタン・
「さ」ボタン・「た」ボタン・「な」ボタン・「は」ボ
タン・「ま」ボタン・「や」ボタン・「ら」ボタン・
「わ」ボタン・「A」ボタン)、ユーザ2が参照した最
新の5件のアドレス情報の名前一覧を表示するための
「ラスト5アドレス一覧表示領域」から構成されてい
る。
【0237】ユーザ2は、携帯メール個人アドレス帳一
覧画面を操作して、アドレス帳を検索、参照し、個人ア
ドレス帳に登録されている特定人物の名前および電子メ
ールアドレスをメールのTO宛先(あるいはCC宛先)に追
加することができる。
【0238】ユーザ2が携帯メール個人アドレス帳一覧
画面1501の「あ」ボタン、「か」ボタン、「さ」ボ
タン、「た」ボタン、「な」ボタン、「は」ボタン、
「ま」ボタン、「や」ボタン、「ら」ボタン、「わ」ボ
タン、「A」ボタン、のいずれかのボタンを選択する
と、携帯アドレス帳プログラムは、個人アドレス帳のデ
ータを50音の行別(ただし「A」ボタンはアルファベ
ットで始まる名前)に分類・検索して、指示されたボタ
ンの行に関する携帯メール個人アドレス帳50音別一覧
を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0239】携帯メール個人アドレス帳50音別一覧画
面1503は、名前を50音行別にソートして1画面に
20件ずつ表示する行別アドレス一覧リスト(例えば、
ユーザ2が「あ」ボタンを選択した場合、名前が「あ
行」で始まるアドレスデータが50音順にソートされて
表示される)、次のページに移動する「次へ」ボタン、
携帯メール個人アドレス帳一覧画面に移動するための
「アドレス帳」ボタンから構成されている。
【0240】ユーザ2は、行別アドレス一覧リストを閲
覧、操作することにより、特定人物のアドレスを確認す
ることができる。
【0241】ユーザ2が、携帯メール個人アドレス帳一
覧画面において「ラスト5アドレス一覧表示領域」に表
示されている名前のいずれかを選択した場合、あるい
は、携帯メール個人アドレス帳50音別一覧画面におい
て「行別アドレス一覧リスト表示領域」に表示されてい
る名前のいずれかを選択した場合、あるいは、個人アド
レス帳を検索した結果として表示されている携帯メール
アドレス帳検索一覧画面において「検索アドレス一覧表
示領域」に表示されている名前のいずれかを選択した場
合、携帯アドレス帳プログラムは、携帯メール個人アド
レス帳閲覧画面1502を生成し、携帯電話の携帯WWW
ブラウザに送る。
【0242】携帯メール個人アドレス帳閲覧画面150
2は、特定人物のアドレス情報の詳細が表示される画面
で、特定人物の「名前表示領域」、特定人物の名前の
「よみ表示領域」、特定人物の所属する「会社名表示領
域」、特定人物の「電子メールアドレス表示領域」、特
定人物の「電話番号表示領域」、特定人物の「FAX番号
表示領域」、特定人物のアドレス情報を宛先に追加する
ための「宛先追加」ボタン、処理を中断して一つ前の画
面(携帯メール個人アドレス帳一覧画面、あるいは携帯
メール個人アドレス帳50音別一覧画面、あるいは携帯
メールアドレス帳検索一覧画面)に移動するための「戻
る」ボタンから構成されている。
【0243】ユーザ2が、特定人物のアドレス情報を確
認後、「宛先追加」ボタンを選択すると、携帯アドレス
帳プログラムは、特定人物の名前および電子メールアド
レスを宛先に設定するために携帯メールプログラムに通
知し、処理を終了する。通知を受けた携帯メールプログ
ラムは、入力された特定人物の名前および電子メールア
ドレスをTO宛先アドレス編集画面(あるいはCC宛先アド
レス編集画面)の一覧リストに追加した上で、TO宛先ア
ドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)を
生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0244】[携帯メール共有アドレス帳参照処理の説
明]ユーザ2が携帯メール個人アドレス帳一覧画面で
「共有」へボタンを選択した場合、携帯アドレス帳プロ
グラムは、アドレス帳データベース110bにおける共
有アドレス帳データ保存領域に保存されているアドレス
データを参照した上で、図15の携帯メール共有アドレ
ス帳一覧画面1504を生成して携帯電話の携帯WWWブ
ラウザに送る。
【0245】携帯メール共有アドレス帳一覧画面150
4は、携帯メール個人アドレス帳一覧画面1501に移
動するための「個人へ」ボタン、共有アドレス帳の「登
録件数表示領域」、共有アドレス帳のデータを検索する
ための「検索」ボタン、共有アドレス帳を50音別に検
索して携帯メール共有アドレス帳50音別一覧1506
に移動するための各ボタン(50音の行別に検索するた
めの「あ」ボタン・「か」ボタン・「さ」ボタン・
「た」ボタン・「な」ボタン・「は」ボタン・「ま」ボ
タン・「や」ボタン・「ら」ボタン・「わ」ボタン・
「A」ボタン)、ユーザ2が参照した最新の5件のアド
レス情報の名前一覧を表示するための「ラスト5アドレ
ス一覧表示領域」から構成されている。
【0246】ユーザ2は、携帯メール共有アドレス帳一
覧画面を操作して、アドレス帳を検索、参照し、共有ア
ドレス帳に登録されている特定人物の名前および電子メ
ールアドレスをメールのTO宛先、あるいは、CC宛先に追
加することができる。
【0247】ユーザ2が携帯メール共有アドレス帳一覧
画面の「あ」ボタン、「か」ボタン、「さ」ボタン、
「た」ボタン、「な」ボタン、「は」ボタン、「ま」ボ
タン、「や」ボタン、「ら」ボタン、「わ」ボタン、
「A」ボタン、のいずれかのボタンを選択すると、携帯
アドレス帳プログラムは、共有アドレス帳のデータを5
0音の行別(ただし「A」ボタンはアルファベットで始
まる名前)に分類・検索して、指示されたボタンの行に
関する携帯メール共有アドレス帳50音別一覧を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0248】携帯メール共有アドレス帳50音別一覧画
面1506は、名前を50音行別にソートして1画面に
20件ずつ表示する「行別アドレス一覧リスト表示領
域」(例えば、ユーザ2が「あ」ボタンを選択した場
合、名前が「あ行」で始まるアドレスデータが50音別
にソートされて表示される)、次のページに移動する
「次」へボタン、携帯メール共有アドレス帳一覧画面に
移動するための「アドレス帳」ボタンから構成されてい
る。
【0249】ユーザ2は、行別アドレス一覧リストを閲
覧、操作することにより、特定人物のアドレスを確認す
ることができる。
【0250】ユーザ2が、携帯メール共有アドレス帳一
覧画面において「ラスト5アドレス一覧表示領域」に表
示されている名前のいずれかを選択した場合、あるい
は、携帯メール共有アドレス帳50音別一覧画面におい
て「行別アドレス一覧リスト表示領域」に表示されてい
る名前のいずれかを選択した場合、あるいは、共有アド
レス帳を検索した結果として表示されている携帯メール
アドレス帳検索一覧画面において「検索アドレス一覧表
示領域」に表示されている名前のいずれかを選択した場
合、携帯アドレス帳プログラムは、携帯メール共有アド
レス帳閲覧画面1505を生成し、携帯電話の携帯WWW
ブラウザに送る。
【0251】携帯メール共有アドレス帳閲覧画面150
5は、特定人物のアドレス情報の詳細が表示される画面
で、特定人物の「名前表示領域」、特定人物の名前の
「よみ表示領域」、特定人物の所属する「会社名表示領
域」、特定人物の「電子メールアドレス表示領域」、特
定人物の「電話番号表示領域」、特定人物の「FAX番号
表示領域」、特定人物のアドレス情報を宛先に追加する
ための「宛先追加」ボタン、処理を中断して一つ前の画
面(携帯メール共有アドレス帳一覧画面、あるいは携帯
メール共有アドレス帳50音別一覧画面、あるいは携帯
メールアドレス帳検索画面)に移動するための「戻る」
ボタンから構成されている。
【0252】ユーザ2が、特定人物のアドレス情報を確
認後、「宛先追加」ボタンを選択すると、携帯アドレス
帳プログラムは、特定人物の名前および電子メールアド
レスを宛先に設定するために携帯メールプログラムに通
知し、処理を終了する。通知を受けた携帯メールプログ
ラムは、設定された特定人物の名前および電子メールア
ドレスを宛先に設定しテンポラリ領域に保存して、TO宛
先アドレス編集画面(あるいはCC宛先アドレス編集画
面)の一覧リストに追加した上で、TO宛先アドレス編集
画面(あるいはCC宛先アドレス編集画面)を生成して携
帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0253】[携帯メールアドレス帳検索処理]ユーザ
2が、携帯メール個人アドレス帳一覧画面において「検
索」ボタンを押した場合(あるいは携帯メール共有アド
レス帳一覧画面において「検索」ボタンを押した場
合)、携帯メールプログラムは、図15の携帯メールア
ドレス帳検索画面1507を作成し、携帯電話の携帯WW
Wブラウザに送る。
【0254】携帯メールアドレス帳検索画面1507
は、検索する名前を入力するための「名前」テキストボ
ックス、検索する名前のよみを入力するための「よみ」
テキストボックス、検索を開始するための「検索」ボタ
ンから構成されている。
【0255】ユーザ2が、検索する「名前」、検索する
名前の「よみ」の少なくともいずれかを入力した上で、
「検索」ボタンを選択すると、携帯アドレス帳プログラ
ムは、アドレス帳データベース110bのおけるユーザ
2の個人アドレス帳データ保存領域(あるいは共有アド
レス帳データ保存領域)に保存されているアドレスデー
タを参照し、入力された「名前」(名前の「よみ」)に
合致するアドレスデータを検索した結果から、携帯メー
ルアドレス帳検索一覧画面1508を生成して、携帯電
話の携帯WWWブラウザに送る。
【0256】携帯メールアドレス帳検索一覧画面150
8は、検索されてアドレスの名前を表示する検索アドレ
ス一覧リストが表示されている。ユーザ2は、検索アド
レス一覧リストに表示されているアドレスを閲覧するこ
とにより、検索されたアドレスを確認することができ
る。
【0257】[件名編集処理の説明]ユーザ2が、図1
3のメール作成・送信画面1303で「件名」ボタンを
選択した場合、携帯メールプログラムは、図16の件名
編集画面1601を生成して携帯電話の携帯WWWブラウ
ザに送る。
【0258】件名編集画面1601は、件名を入力する
ための「件名」テキストボックス、件名を設定するため
の「設定」ボタンから構成されている。
【0259】ユーザ2が、件名編集画面の「件名」テキ
ストボックスに件名を入力し、「設定」ボタンを選択す
ると、携帯メールプログラムは入力された件名を件名に
設定し、テンポラリ領域に保存した上で、図13のメー
ル作成・送信画面1303を生成して携帯電話の携帯WW
Wブラウザに送る。
【0260】[本文編集処理の説明]ユーザ2が、図1
3のメール作成・送信画面1303で「本文」ボタンを
選択した場合、携帯メールプログラムは、図16の本文
編集画面1602を生成して携帯電話の携帯WWWブラウ
ザに送る。
【0261】本文編集画面1602は、おのおの、本文
を512文字入力することができる「ページ1」テキス
トボックスおよび「ページ2」テキストボックスと、定
型文を挿入するために定型文一覧画面1606に移動す
るための「定型文」ボタンと、入力された本文の全体を
表示するための「全体の表示」ボタンと、入力した本文
を設定するための「設定」ボタンとから構成されてい
る。
【0262】本実施形態では、携帯電話の仕様上、1つ
のテキストボックスに入力可能な文字数は512文字と
なっているものとする。
【0263】ユーザ2は、本文を入力する際、初めに
「ページ1」テキストボックスにテキストを入力する。
入力文字が512文字を超える場合、ユーザ2は、引き
続いて「ページ2」テキストボックスに文字を入力す
る。ユーザ2は「ページ1」テキストボックスと「ペー
ジ2」テキストボックスの両方を使って最大1024文
字の本文を入力することができる。
【0264】より具体的には、ユーザ2が、本文編集画
面で「ページ1」テキストボックスを選択した場合、携
帯電話はテキストボックスに入力するための本文ページ
1編集画面1603に移動し、ユーザ2が、本文編集画
面で「ページ2」テキストボックスを選択した場合、携
帯電話はテキストボックスに入力するための本文ページ
2編集画面1604に移動し、ユーザ2は、本文ページ
1編集画面あるいは本文ページ2編集画面で本文テキス
トを入力する。ユーザ2が、本文ページ1編集画面(あ
るいは本文ページ2編集画面)で携帯電話の確定ボタン
をクリックするなどして入力文を確定させると、入力さ
れた本文を「ページ1」テキストボックス(あるいは
「ページ2」テキストボックス)に入力確定して、本文
編集画面1602に移動する。
【0265】[本文編集時の定型文挿入処理の説明]本
文入力中に定型文を挿入する場合、ユーザ2は本文編集
画面1602で「定型文」ボタンを選択する。「定型
文」ボタンが選択されると、それまでに「ページ1」テ
キストボックスと「ページ2」テキストボックスに入力
されていた本文を携帯電話から携帯メールプログラムに
送信してテンポラリ領域に記憶させ、携帯メールプログ
ラムは、図1のユーザ情報データベース110aにおけ
るユーザ2の携帯ユーザ情報保存領域のフィールド21
〜30を読み出し、図16の定型文一覧画面1606を
生成して携帯電話のWWWブラウザに送る。
【0266】具体的には、携帯ユーザ情報保存領域のフ
ィールド21〜30に保存されている、定型文の文字
列、および、各定型文の使用頻度を読み出し、使用頻度
の高い順に定型文が表示されるように定型文一覧リスト
を生成し、定型文一覧画面を生成して携帯電話の携帯WW
Wブラウザに送る。なお、別の実施形態として、携帯ユ
ーザ情報保存領域のフィールド21〜30に保存されて
いる、定型文の文字列、および、各定型文の最近使用日
時を読み出し、日時順に定型文が表示されるように定型
文一覧リストを生成し、定型文一覧画面を生成して携帯
電話の携帯WWWブラウザに送るようにしてもよい。
【0267】定型文一覧画面1606は、定型文1〜1
0が区別できるように先頭8文字を表示する「定型文一
覧リスト表示領域」により構成されている。
【0268】ユーザ2が、定型文一覧リストを閲覧し、
さらに、「定型文一覧リスト表示領域」で表示されてい
る定型文のいずれかを選択すると、携帯メールプログラ
ムは選択された定型文の全文を表示するための定型文挿
入画面1607を生成し、携帯電話の携帯WWWブラウザ
に送る。
【0269】定型文挿入画面1607は、選択された定
型文の全文表示領域と、定型文を挿入するための「本文
に挿入」ボタンとにより構成されている。
【0270】ユーザ2が、「本文に挿入」ボタンを選択
すると、携帯メールプログラムは表示されている定型分
の本文を、テンポラリ領域に保存されている、それまで
に入力された本文の最後に追加して、ページ1テキスト
ボックスとページ2テキストボックスに該定型文が追加
された本文を入力した状態で、本文編集画面1602を
作成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0271】すなわち、本文編集画面1602において
「ページ1」テキストボックスにのみ本文が入力されて
いる状態で、「定型文」ボタンが選択されると、定型文
一覧画面1606に移動し、その後、定型文挿入画面1
607で「本文に挿入」ボタンが選択されると、それま
でに「ページ1」テキストボックスに入力されていた本
文の最後に該選択された定型文が挿入された状態で、本
文編集画面1602を生成して携帯電話の携帯WWWブラ
ウザに送る。また、本文編集画面1602において「ペ
ージ2」テキストボックスに本文が入力されている状態
で、「定型文」ボタンが選択されると、定型文一覧画面
1606に移動し、その後、定型文挿入画面1607で
「本文に挿入」ボタンが選択されると、それまでに「ペ
ージ2」テキストボックスに入力されていた本文の最後
に該選択された定型文が挿入された状態で、本文編集画
面1602を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送
る。
【0272】また、本文編集画面1602において「ペ
ージ1」テキストボックスにのみ本文が入力されている
状態で、「定型文」ボタンが選択されると、定型文一覧
画面1606に移動し、その後、定型文挿入画面160
7で「本文に挿入」ボタンが選択された場合で、かつ、
それまでに入力されている本文+定型文の文字数が51
2文字を超える場合、携帯メールプログラムは定型文を
分割し、(512文字−それまでに入力されている本文
の文字数)までの定型文文字列を本文に追加して、「ペ
ージ1」テキストボックスに入力されている状態にし
て、更に、定型文の残りの文字列を「ページ2」テキス
トボックスに入力されている状態にして、本文編集画面
1602を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送
る。このようにすることにより、定型文を挿入した際
に、定型文が途切れることなく入力することができ、入
力操作の利便性がよくなる。
【0273】また、定型文を使用した際、携帯メールプ
ログラムは携帯ユーザ情報保存領域のフィールド21〜
30の、選択された定型文に該当するフィールドの使用
頻度領域の値を1増加させると共に、選択された定型文
が挿入された日時を、最近使用日時領域に保存する。
【0274】[本文編集時の本文全体の閲覧処理の説
明]ユーザ2が、本文編集画面1602で「全体の表
示」ボタンを選択した場合、携帯電話から「ページ1」
テキストボックスおよび「ページ2」テキストボックス
に入力されている各文字列を携帯メールプログラムに送
信し、携帯メールプログラムは、「ページ1」テキスト
ボックスおよび「ページ2」テキストボックスに入力さ
れている本文をつなげて表示する本文全体表示画面16
05を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0275】ユーザ2は、本文全体表示領域に表示され
ている文字を閲覧することにより、自分が入力した本文
全体の内容を一度に確認することができる。
【0276】[本文編集時の設定ボタン選択の説明]ユ
ーザ2が、本文編集画面1602で「設定」ボタンを選
択した場合、携帯メールプログラムは、「ページ1」テ
キストボックスおよび「ページ2」テキストボックスに
入力されている文字をつなげて本文として設定し、テン
ポラリ領域に保存した上で、メール作成・送信画面13
03を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。な
お、メール作成・送信画面1303では、本文の先頭数
文字が表示される。
【0277】[書きかけ保存、書きかけ読み込み処理の
説明]ユーザ2が、メール作成・送信画面1303でメ
ールを作成中に「書きかけ保存」ボタンを選択すると、
携帯メールプログラムは、テンポラリ領域に保存されて
いるメール関連情報をユーザ情報データベース110a
のメール保存領域に保存する。
【0278】一方、ユーザ2が、メール作成・送信画面
1303で「書きかけ呼出」ボタンを選択すると、携帯
メールプログラムはユーザ情報データベース110aの
メール保存領域に保存されているメール関連情報を読み
出し、各項目に設定し、テンポラリ領域に保存した上
で、メール作成・送信画面1303を作成して携帯WWW
ブラウザに送る。
【0279】[メール送信処理]ユーザ2が、メール作
成・送信画面1303を操作して上述したようにメール
を作成し、「送信」ボタンを選択すると、携帯メールプ
ログラムは、メール送信処理を開始する。
【0280】すなわち、初めに携帯メールプログラム
は、「署名」チェックボックスにチェックがつけられて
いるか調べ、チェックがついている場合には、ユーザ情
報データベース110aの携帯ユーザ情報保存領域のフ
ィールド20の署名文字列を読み込み、メール本文の最
後に追加する。次に、携帯メールプログラムは、「自分
にBCC」チェックボックスにチェックがつけられている
か調べ、チェックがついている場合には、作成したメー
ルのメールヘッダー情報に含まれるBCC宛先にユーザ2
のPC用の電子メールアドレスを追加する。
【0281】次に携帯メールプログラムは携帯メールサ
ーバ108の携帯MTAプログラム108aにアクセスし
て電子メールの配信を依頼する。配信を依頼されたMTA
プログラムは、SMTP(simple mail transfer protocol)
で電子メールを配信する。なお、このとき配信したメー
ルの送信元を示すFromフィールドには、PC用の電子メ
ールアドレスが設定されるようにする。こうすること
で、Bcc宛先に追加したユーザ2のPC用電子メールア
ドレスに送った電子メールが携帯メールサーバに転送さ
れてくるのを防ぐことができる。
【0282】[管理処理の説明]ユーザ2が、未読メー
ル一覧画面1101・既読メール一覧画面1202・保
存メール一覧画面1203・送信メール一覧画面130
1のいずれかにおいて、「管理画面」ボタンを選択する
と、携帯メールプログラムは、図17の管理画面170
1を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0283】管理画面1701は、着信通知設定画面1
702に移動するための「着信通知設定」リンク文字
列、フィルタ設定画面1703に移動するための「フィ
ルタ設定」リンク文字列、署名設定画面1704に移動
するための「署名設定」リンク文字列から構成されてい
る。
【0284】[着信通知設定処理の説明]ユーザ2が管
理画面1701で「着信通知設定」リンク文字列を選択
すると、携帯メールプログラムは着信通知設定画面17
02を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0285】着信通知設定画面1702は、前回着信通
知メールを送ってから何分経過した場合に再度着信通知
メールを送るかを設定するための「最短通知間隔」テキ
ストボックスと、前回着信通知メールを送ってから何件
メールが着信した場合に再度着信通知メールを送るかを
設定するための「新着メール数」テキストボックスと、
着信通知メールを送るかどうかを設定するための「通
知」チェックボックスと、ユーザ2が入力した値をデー
タベースに保存するための「設定」ボタンと、処理を中
断し管理画面に戻るための「中止」ボタンとから構成さ
れている。
【0286】ユーザ2が「最短通知間隔」テキストボッ
クスと「新着メール数」テキストボックスに数値を入力
し、「通知」チェックボックスの設定を行った後に、
「設定」ボタンを選択すると、携帯メールプログラム
は、ユーザ2が設定した各値を、ユーザ情報データベー
ス110aの携帯ユーザ情報保存領域の該当する各フィ
ールド(具体的には、フィールド9、フィールド10、
フィールド11)に保存する。
【0287】[フィルタ設定処理の説明]ユーザ2が管
理画面1701で「フィルタ設定」リンク文字列を選択
すると、携帯メールプログラムはフィルタ設定画面17
03を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0288】フィルタ設定画面1703は、送信者フィ
ルタを機能させるかどうか設定する「送信者」チェック
ボックスと、送信者フィルタ文字列を設定するための
「送信者」テキストボックスと、件名フィルタを機能さ
せるかどうか設定する「件名」チェックボックスと、件
名フィルタ文字列を設定するための「件名」テキストボ
ックスと、日数フィルタを機能させるかどうか設定する
「日数」チェックボックスと、日数フィルタ日付を設定
するための「日数」テキストボックスと、ユーザ2が入
力した値をデータベースに保存するための「設定」ボタ
ンと、処理を中断し管理画面に戻るための「中止」ボタ
ンとから構成されている。
【0289】ユーザ2が「送信者」チェックボックス、
「送信者」テキストボックス、「件名」チェックボック
ス、「件名」テキストボックス、「日数」チェックボッ
クス、「日数」テキストボックスを設定し「設定」ボタ
ンを選択すると携帯メールプログラムは、ユーザ2が設
定した各値を、ユーザ情報データベース110aの携帯
ユーザ情報保存領域の該当する各フィールド(具体的に
は、フィールド13、フィールド6、フィールド14、
フィールド7、フィールド15、フィールド8)に保存
する。
【0290】[署名設定処理の説明]ユーザ2が管理画
面1701で「署名設定」リンク文字列を選択すると、
携帯メールプログラムは署名設定画面1704を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0291】署名設定画面1704は、署名文字列を設
定するための「署名」テキストボックスと、ユーザ2が
入力した値をデータベースに保存するための「設定」ボ
タンと、処理を中断し管理画面に戻るための「中止」ボ
タンとから構成されている。
【0292】ユーザ2が「署名」テキストボックスに文
字列を入力した後に、「設定」ボタンを選択すると、携
帯メールプログラムは、ユーザ2が入力した署名文字列
を、ユーザ情報データベース110aの携帯ユーザ情報
保存領域のフィールド20に保存する。
【0293】[アドレス帳操作の説明]次に、ユーザ2
が携帯電話のWWWブラウザを操作して、アドレス帳を操
作する際の処理について、図18、図19を用いて説明
する。
【0294】初めに、ユーザ2は、電子メールに記載さ
れている携帯アドレス帳プログラム用URLを選択する。
すると、携帯電話のWWWブラウザが起動して携帯アドレ
ス帳プログラム用URLへのアクセスが開始される。携帯
電話のWWWブラウザから携帯アドレス帳プログラム用URL
へアクセスがあると、WWWサーバ106の認証プログラ
ム106aが起動し、ユーザ認証画面1001を生成し
て携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。ユーザ2が、認
証に必要なパスワードを入力すると認証プログラムは、
携帯アドレス帳プログラム用URLに付随しているユーザ
識別ID情報と、該入力されたパスワード情報とを使っ
て、ユーザ情報データベースを検索し、ユーザ情報デー
タを参照して認証をおこなう。認証が成功すると、認証
プログラムは、認証IDを生成し、認証データベースに、
ユーザIDと関連付けて保存し、認証IDタイマーをある一
定時間にセットする。そして、次に、認証プログラム
は、携帯WWWサーバ109の携帯アドレス帳プログラム
109cを起動して、生成・保存した認証IDを携帯アド
レス帳プログラムに引き渡す。
【0295】すると、起動された携帯アドレス帳プログ
ラムは、図1のアドレス帳データベース110bにおけ
るユーザ2の個人アドレス帳データ保存領域を参照し、
アドレスデータを読み込み、図18の個人アドレス帳一
覧画面1801を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザ
に送る。
【0296】なお、個人アドレス帳一覧画面1801
は、メニュー画面1002において、「アドレス帳」が
選択された場合も表示される。
【0297】[個人アドレス帳閲覧処理の説明]個人ア
ドレス帳一覧画面1801は、図19の共有アドレス帳
一覧画面1901に移動するための「共有へ」ボタン
と、個人アドレス帳の「登録件数表示領域」と、個人ア
ドレス帳のデータを検索するための「検索」ボタンと、
個人アドレス帳を50音の行別に検索して図18の18
04に示すような個人アドレス帳50音別一覧に移動す
るための各ボタン(「あ」ボタン・「か」ボタン・
「さ」ボタン・「た」ボタン・「な」ボタン・「は」ボ
タン・「ま」ボタン・「や」ボタン・「ら」ボタン・
「わ」ボタン・「A」ボタン)と、ユーザ2が参照した
最新の5件のアドレス情報の名前一覧を表示するための
「ラスト5アドレス一覧表示領域」と、図10中のメニ
ュー画面1003に移動するための「メニュー」ボタン
とから構成されている。
【0298】[個人アドレス帳50音別一覧閲覧処理の
説明]ユーザ2が個人アドレス帳一覧画面へ移動するた
めの各ボタン(「あ」ボタン・「か」ボタン・「さ」ボ
タン・「た」ボタン・「な」ボタン・「は」ボタン・
「ま」ボタン・「や」ボタン・「ら」ボタン・「わ」ボ
タン・「A」ボタン)のいずれかを選択すると、携帯ア
ドレス帳プログラムは、個人アドレス帳のデータを50
音の行別に分類・検索して、個人アドレス帳50音別一
覧を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0299】個人アドレス帳50音別一覧画面1804
は、名前を50音行別にソートして1ページに20件ず
つ表示する行別アドレス一覧リスト(例えば、ユーザ2
が「あ」ボタンを選択した場合、名前が「あ」行から始
まるアドレスデータが50音順にソートされて表示され
る)と、次のページに移動する「次へ」ボタンと、前の
ページに移動する「前へ」ボタンと、個人アドレス帳一
覧画面に移動するための「アドレス帳」ボタンとから構
成されている。
【0300】ユーザ2は、行別アドレス一覧リストを閲
覧、操作することにより、特定人物のアドレスを確認す
ることができる。
【0301】[個人アドレス帳閲覧画面]ユーザ2が、
個人アドレス帳一覧画面において「ラスト5アドレス一
覧表示領域」に表示されているアドレスのいずれかを選
択した場合、あるいは、ユーザ2が個人アドレス帳50
音別一覧画面で「行別アドレス一覧リスト表示領域」に
表示されているアドレスのいずれかを選択した場合、あ
るいは、ユーザ2がアドレス帳検索結果一覧画面190
9において「検索アドレス一覧表示領域」に表示されて
いる個人アドレス帳に登録されているアドレスのいずれ
かを選択した場合、携帯アドレス帳プログラムは、個人
アドレス帳閲覧画面1802を生成し、携帯電話の携帯
WWWブラウザに送る。
【0302】個人アドレス帳閲覧画面1802は、特定
人物のアドレス情報の詳細が表示される画面で、特定人
物の「名前表示領域」と、特定人物の名前の「よみ表示
領域」と、特定人物の所属する「会社名表示領域」と、
特定人物の「電子メールアドレス表示領域」と、特定人
物の「電話番号表示領域」と、特定人物の「FAX番号表
示領域」と、個人アドレス帳登録編集画面1805に移
動するための「編集」ボタン、個人アドレス帳削除画面
1803に移動するための「削除」ボタンから構成され
ている。
【0303】ユーザ2が、個人アドレス帳閲覧画面を閲
覧し、さらに、特定人物の電話番号を選択すると、携帯
電話の電話機能が動作を開始して選択した電話番号に自
動的に電話をかける。
【0304】また、ユーザ2が、個人アドレス帳閲覧画
面を閲覧し、さらに、特定人物の電子メールアドレスを
選択すると、携帯電話の電子メール機能が動作を開始
し、該電子メールを宛先とした状態で携帯電話の電子メ
ール送信画面を表示する。
【0305】[個人アドレス帳削除処理の説明]ユーザ
2が、個人アドレス帳閲覧画面で「削除」ボタンを選択
した場合、携帯アドレス帳プログラムは個人アドレス帳
削除画面1803を生成して携帯電話のWWWブラウザに
送信する。個人アドレス帳削除画面1803は、削除対
象となる特定人物の「名前表示領域」と、削除処理を中
止するための「中止」ボタンと、削除処理を実行するた
めの「削除」ボタンとから構成されている。
【0306】ユーザ2が個人アドレス帳削除画面で「削
除」ボタンを選択すると、携帯アドレス帳プログラム
は、選択されたアドレスデータを、アドレス帳データベ
ース110bのユーザ2の個人アドレス帳データ保存領
域から削除した後、個人アドレス帳一覧画面を生成して
携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0307】[個人アドレス帳登録編集処理の説明]ユ
ーザ2が、個人アドレス帳一覧画面1801で「登録」
ボタンを選択した場合、携帯アドレス帳プログラムは、
個人アドレス帳登録編集画面1805を生成して携帯電
話の携帯WWWブラウザに送る。あるいは、ユーザ2が個
人アドレス帳閲覧画面1802で「編集」ボタンを選択
した場合、携帯アドレス帳プログラムは、現在のアドレ
ス情報を該当項目に設定した上で個人アドレス帳登録編
集画面1805を生成して携帯電話のWWWブラウザに送
る。
【0308】個人アドレス帳登録編集画面1805は、
特定人物の名前を設定するための「名前」テキストボッ
クスと、特定人物の名前のよみを設定するための「名前
よみ」テキストボックスと、特定人物の所属する会社名
を設定するための「会社名」テキストボックスと、特定
人物の所属する会社名のよみを設定するための「会社名
よみ」テキストボックスと、特定人物の電話番号を設定
するための「電話番号」テキストボックスと、特定人物
のFAX番号を設定するための「FAX」テキストボックス
と、特定人物の電子メールアドレスを設定するための
「アドレス」テキストボックスと、設定したアドレス情
報を登録指示するための「登録」ボタンと、個人アドレ
ス帳登録編集処理を中止するための「中止」ボタンとか
ら構成されている。
【0309】ユーザ2が個人アドレス帳登録編集画面で
各種アドレス帳情報を設定した後に、「登録」ボタンを
選択すると、携帯アドレス帳プログラムは、設定された
各種アドレス帳情報をアドレス帳データベース110b
におけるユーザ2の個人アドレス帳データ保存領域に保
存する。
【0310】この時、保存に成功した場合には、個人ア
ドレス帳登録完了画面1806を生成しし携帯電話の携
帯WWWブラウザに送る。一方、保存に失敗した場合に
は、個人アドレス帳登録失敗画面1807を生成し携帯
電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0311】[共有アドレス帳閲覧処理の説明]ユーザ
2が個人アドレス帳一覧画面で「共有へ」ボタンを選択
すると、携帯アドレス帳プログラムは、アドレス帳デー
タベース110bにおける共有アドレス帳データ保存領
域を参照し、アドレスデータを読み込み、図19の共有
アドレス帳一覧画面1901を生成して携帯電話の携帯
WWWブラウザに送る。なお、共有アドレス帳とは、他の
ユーザも閲覧可能なアドレス帳である。
【0312】共有アドレス帳一覧画面1901は、個人
アドレス帳一覧画面1801に移動するための「個人
へ」ボタンと、共有アドレス帳の「登録件数表示領域」
と、共有アドレス帳のデータを検索するための「検索」
ボタンと、共有アドレス帳を50音の行別に検索して共
有アドレス帳50音別一覧1902に移動するための各
ボタン(「あ」ボタン・「か」ボタン・「さ」ボタン・
「た」ボタン・「な」ボタン・「は」ボタン・「ま」ボ
タン・「や」ボタン・「ら」ボタン・「わ」ボタン・
「A」ボタン)と、ユーザ2が参照した最新の5件のア
ドレス情報の名前一覧を表示するための「ラスト5アド
レス一覧表示領域」と、メニュー画面1003に移動す
るための「メニュー」ボタンとから構成されている。
【0313】[共有アドレス帳50音別一覧閲覧処理の
説明]ユーザ2が共有アドレス帳一覧画面から共有アド
レス帳50音別一覧画面へ移動するための各ボタン
(「あ」ボタン・「か」ボタン・「さ」ボタン・「た」
ボタン・「な」ボタン・「は」ボタン・「ま」ボタン・
「や」ボタン・「ら」ボタン・「わ」ボタン・「A」ボ
タン)のいずれかを選択すると、携帯アドレス帳プログ
ラムは、共有アドレス帳のデータを50音の行別に分類
・検索して、共有アドレス帳50音別一覧を生成して携
帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0314】共有アドレス帳50音別一覧画面1902
は、名前を50音の行別にソートして1ページに20件
ずつ表示する行別アドレス一覧リスト(例えば、ユーザ
2が「あ」ボタンを選択した場合、名前が「あ行」から
始まるアドレスデータが50音順にソートされて表示さ
れる)と、次のページに移動する「次へ」ボタンと、前
のページに移動する「前へ」ボタンと、共有アドレス帳
一覧画面に移動するための「アドレス帳」ボタンとから
構成されている。
【0315】ユーザ2は、行別アドレス一覧リストを閲
覧、操作することにより、特定人物のアドレスを確認す
ることができる。
【0316】[共有アドレス帳閲覧画面]ユーザ2が、
共有アドレス帳一覧画面において「ラスト5アドレス一
覧表示領域」に表示されているアドレスのいずれかを選
択した場合、あるいは、ユーザ2が共有アドレス帳50
音別一覧画面で「行別アドレス一覧リスト表示領域」に
表示されているアドレスのいずれかを選択した場合、あ
るいは、ユーザ2がアドレス帳検索結果一覧画面におい
て「検索アドレス一覧表示領域」に表示されている共有
アドレス帳に登録されているアドレスのいずれかを選択
した場合、携帯アドレス帳プログラムは、共有アドレス
帳閲覧画面1903を生成し、携帯電話の携帯WWWブラ
ウザに送る。
【0317】共有アドレス帳閲覧画面1903は、特定
人物のアドレス情報の詳細が表示される画面で、特定人
物の「名前表示領域」と、特定人物の名前の「よみ表示
領域」と、特定人物の所属する「会社名表示領域」と、
特定人物の「電子メールアドレス表示領域」と、特定人
物の「電話番号表示領域」と、特定人物の「FAX番号表
示領域」と、共有アドレス帳登録編集画面1905に移
動するための「編集」ボタンと、個人アドレス帳削除画
面1904に移動するための「削除」ボタンとから構成
されている。
【0318】ユーザ2が、共有アドレス帳閲覧画面を閲
覧し、さらに、特定人物の電話番号を選択すると、携帯
電話の電話機能が動作を開始して選択した電話番号に自
動的に電話をかける。また、ユーザ2が、共有アドレス
帳閲覧画面を閲覧し、さらに、特定人物の電子メールア
ドレスを選択すると、携帯電話の電子メール機能が動作
を開始し、電子メールを宛先とした状態で携帯電話の電
子メール送信画面を表示する。
【0319】[共有アドレス帳削除処理の説明]ユーザ
2が、共有アドレス帳閲覧画面で「削除」ボタンを選択
した場合、携帯アドレス帳プログラムは共有アドレス帳
削除画面1904を生成して携帯電話のWWWブラウザに
送信する。共有アドレス帳削除画面1904は、特定人
物の「名前表示領域」と、削除処理を中止指示するため
の「中止」ボタンと、削除処理を実行指示するための
「削除」ボタンとから構成されている。
【0320】ユーザ2が共有アドレス帳削除画面で「削
除」ボタンを選択すると、携帯アドレス帳プログラム
は、選択されたアドレスデータをアドレス帳データベー
ス110bにおける共有アドレス帳データ保存領域から
削除した後、共有アドレス帳一覧画面を生成して携帯電
話のWWWブラウザに送る。
【0321】[共有アドレス帳登録編集処理の説明]ユ
ーザ2が、共有アドレス帳一覧画面で「登録」ボタンを
選択した場合、携帯アドレス帳プログラムは、共有アド
レス帳登録編集画面1905を生成して携帯電話のWWW
ブラウザに送る。あるいは、ユーザ2が共有アドレス帳
閲覧画面で「編集」ボタンを選択した場合、携帯アドレ
ス帳プログラムは、現在のアドレス情報を該当項目に設
定した上で共有アドレス帳登録編集画面1905を生成
して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0322】共有アドレス帳登録編集画面1905は、
特定人物の名前を設定するための「名前」テキストボッ
クスと、特定人物の名前のよみを設定するための「名前
よみ」テキストボックスと、特定人物の所属する会社名
を設定するための「会社名」テキストボックスと、特定
人物の所属する会社名のよみを設定するための「会社名
よみ」テキストボックスと、特定人物の電話番号を設定
するための「電話番号」テキストボックスと、特定人物
のFAX番号を設定するための「FAX」テキストボックス
と、特定人物の電子メールアドレスを設定するための
「アドレス」テキストボックスと、設定したアドレス情
報を登録指示するための「登録」ボタンと、共有アドレ
ス帳登録編集処理を中止指示するための「中止」ボタン
とから構成されている。
【0323】ユーザ2が共有アドレス帳登録編集画面で
各種アドレス帳情報を入力した後に、「登録」ボタンを
選択すると、携帯アドレス帳プログラムは、入力された
各種アドレス帳情報をアドレス帳データベース110b
の共有アドレス帳データ保存領域に保存する。
【0324】この時、保存に成功した場合には、共有ア
ドレス帳登録完了画面1906を生成しし携帯電話の携
帯WWWブラウザに送る。一方、保存に失敗した場合に
は、共有アドレス帳登録失敗画面1907を生成し携帯
電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0325】[アドレス帳検索処理]ユーザ2が、個人
アドレス帳一覧画面において「検索」ボタンを押した場
合(あるいは、共有アドレス帳一覧画面において「検
索」ボタンを押した場合)、携帯メールプログラムは、
アドレス帳検索画面1908を生成し、携帯電話の携帯
WWWブラウザに送る。
【0326】携帯メールアドレス帳検索画面1908
は、検索する名前を入力するための「名前」テキストボ
ックスと、検索する名前のよみを入力するための「よ
み」テキストボックスと、検索を開始指示するための
「検索」ボタンとから構成されている。
【0327】ユーザ2が、検索する名前、もしくは検索
する名前のよみの少なくともいずれかを入力した上で
「検索」ボタンを選択すると、携帯アドレス帳プログラ
ムは、アドレス帳データベース110bのユーザ2の個
人アドレス帳データ保存領域(あるいは共有アドレス帳
データ保存領域)に保存されているアドレスデータを参
照し、入力された名前もしくは名前のよみに合致するア
ドレスデータを検索し、アドレス帳検索結果一覧画面1
909を生成して携帯電話の携帯WWWブラウザに送る。
【0328】携帯メールアドレス帳検索結果一覧画面1
909は、検索されたアドレスの名前を表示する検索ア
ドレス一覧リストから構成されている。
【0329】ユーザ2は、検索アドレス一覧リストに表
示されているアドレスを閲覧することにより、検索され
たアドレスを確認することができる。
【0330】[セッション情報保存処理の説明]携帯メ
ールプログラムと携帯アドレス帳プログラムは、最初の
画面を生成するときに、セッション情報を生成し、表示
中の画面に関連付けられたテンポラリ領域に保存する。
次に、ユーザ2が携帯WWWブラウザを操作し、別な画面
に移動しようとした場合、携帯メールプログラムと携帯
アドレス帳プログラムは、新しい画面を生成する際に、
新画面識別情報を生成し、最初の画面に関連付けられた
テンポラリ領域に保存してあるセッション情報に追加し
たうえで、新しく生成した画面に関連付けられたテンポ
ラリ領域に保存する。
【0331】以降、新しい画面を生成するたびに、携帯
メールプログラムと携帯アドレス帳プログラムは、上記
処理を繰り返す。すなわち、携帯メールプログラムと携
帯アドレス帳プログラムは、現在表示中の画面に関連付
けられたテンポラリ領域に保存してあるセッション情報
を参照することにより、現在表示中の画面が、どの画面
から移動してきたのかを識別することが可能となってい
る。
【0332】
【発明の効果】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、PCから利用するメールサーバで受信した電子メー
ルを、携帯WWWブラウザから利用する携帯WWWメー
ルサーバに転送するようにされている場合においても、
携帯WWWブラウザからPC用電子メールアドレス宛て
に送信された電子メールが、携帯WWWブラウザから利
用する携帯WWWメールサーバに転送されてこないよう
にしたため、携帯WWWメールサーバは同内容の電子メ
ールを2重に保存することがなくなり、また、ユーザは
不必要な電子メールを見ることがなくなり、また携帯W
WWブラウザから受信メールを閲覧する際の通信データ
量も減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す電子メールシステム構成図
【図2】従来の電子メールシステム構成図
【図3】PCのユーザー登録処理の流れを表した図
【図4】携帯ユーザー登録処理の流れを表した図
【図5】携帯ユーザー登録処理の流れを表した図
【図6】携帯ユーザー情報登録画面を表した図
【図7】携帯ユーザー情報データ保存領域を表した図
【図8】電子メール着信処理のフローチャート
【図9】電子メール着信処理のフローチャート
【図10】携帯電話に表示される表示画面
【図11】携帯電話に表示される表示画面
【図12】携帯電話に表示される表示画面
【図13】携帯電話に表示される表示画面
【図14】携帯電話に表示される表示画面
【図15】携帯電話に表示される表示画面
【図16】携帯電話に表示される表示画面
【図17】携帯電話に表示される表示画面
【図18】携帯電話に表示される表示画面
【図19】携帯電話に表示される表示画面
【図20】メールサーバ107による受信メールの転送
処理を示すフローチャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 吉田 幸司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA08 HA06 LD11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のメールサーバで受信した電子メー
    ルを、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサー
    バが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送する
    電子メール処理システムにおいて、 前記第1のメールサーバは、 電子メールを受信する受信手段と、 前記受信した電子メールが前記WWWブラウザから送信
    された電子メールであるか否か判断する判断手段と、 前記判断手段により、該WWWブラウザから送信された
    電子メールでないと判断された場合は、当該電子メール
    を前記第2のメールサーバに転送し、該WWWブラウザ
    から送信された電子メールであると判断された場合は、
    当該電子メールを前記第2のメールサーバに転送しない
    ように制御する転送手段とを有することを特徴とする電
    子メール処理システム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記受信した電子メー
    ルのヘッダ情報を用いて、前記WWWブラウザから送信
    された電子メールであるか否か判断することを特徴とす
    る請求項1に記載の電子メール処理システム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記受信した電子メー
    ルのヘッダ情報に含まれるFromフィールドとBccフィー
    ルドを参照して、前記WWWブラウザから送信された電
    子メールであるか否か判断することを特徴とする請求項
    2に記載の電子メール処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第2のメールサーバにおいて、前記
    WWWブラウザから送信された電子メールのFromフィー
    ルドには、前記第1のメールサーバで利用される電子メ
    ールアドレスが設定されることを特徴とする請求項1に
    記載の電子メール処理システム。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、前記受信した電子メー
    ルのヘッダ情報に前記WWWブラウザから送信された電
    子メールであることを示す識別子が含まれているか否か
    によって、前記WWWブラウザから送信された電子メー
    ルであるか否か判断することを特徴とする請求項2に記
    載の電子メール処理システム。
  6. 【請求項6】 前記第1のメールサーバは、パーソナル
    コンピュータから利用されるメールサーバであり、前記
    第2のメールサーバは、携帯情報端末のWWWブラウザ
    から利用されるメールサーバであることを特徴とする請
    求項1に記載の電子メール処理システム。
  7. 【請求項7】 第1のメールサーバで受信した電子メー
    ルを、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサー
    バが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送する
    電子メール処理システムにおいて、 前記第2のメールサーバは、 前記第1のメールサーバから転送されてきた電子メール
    が前記WWWブラウザから送信された電子メールである
    か否か判断する判断手段と、 前記判断手段により、該WWWブラウザから送信された
    電子メールでないと判断された場合は、当該電子メール
    を該電子メールの宛先となっているユーザの電子メール
    保存領域に保存し、該WWWブラウザから送信された電
    子メールであると判断された場合は、当該電子メールを
    削除するように制御する制御手段とを有することを特徴
    とする電子メール処理システム。
  8. 【請求項8】 第1のメールサーバで受信した電子メー
    ルを、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサー
    バが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送する
    前記第1のメールサーバを制御する電子メール処理方法
    であって、 電子メールを受信する受信ステップと、 前記受信した電子メールが前記WWWブラウザから送信
    された電子メールであるか否か判断する判断ステップ
    と、 前記判断ステップにより、該WWWブラウザから送信さ
    れた電子メールでないと判断された場合は、当該電子メ
    ールを前記第2のメールサーバに転送し、該WWWブラ
    ウザから送信された電子メールであると判断された場合
    は、当該電子メールを前記第2のメールサーバに転送し
    ないように制御する転送ステップとを有することを特徴
    とする電子メール処理方法。
  9. 【請求項9】 前記判断ステップでは、前記受信した電
    子メールのヘッダ情報を用いて、前記WWWブラウザか
    ら送信された電子メールであるか否か判断することを特
    徴とする請求項8に記載の電子メール処理方法。
  10. 【請求項10】 前記判断ステップでは、前記受信した
    電子メールのヘッダ情報に含まれるFromフィールドとBc
    cフィールドを参照して、前記WWWブラウザから送信
    された電子メールであるか否か判断することを特徴とす
    る請求項9に記載の電子メール処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のメールサーバにおいて、前
    記WWWブラウザから送信された電子メールのFromフィ
    ールドには、前記第1のメールサーバで利用される電子
    メールアドレスが設定されることを特徴とする請求項8
    に記載の電子メール処理方法。
  12. 【請求項12】 前記判断ステップでは、前記受信した
    電子メールのヘッダ情報に前記WWWブラウザから送信
    された電子メールであることを示す識別子が含まれてい
    るか否かによって、前記WWWブラウザから送信された
    電子メールであるか否か判断することを特徴とする請求
    項9に記載の電子メール処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のメールサーバは、パーソナ
    ルコンピュータから利用されるメールサーバであり、前
    記第2のメールサーバは、携帯情報端末のWWWブラウ
    ザから利用されるメールサーバであることを特徴とする
    請求項8に記載の電子メール処理方法。
  14. 【請求項14】 第1のメールサーバで受信した電子メ
    ールが、WWWブラウザから利用可能な第2のメールサ
    ーバが管理する所定の電子メールアドレス宛てに転送さ
    れる第2のメールサーバを制御するための電子メール処
    理方法であって、 前記第1のメールサーバから転送されてきた電子メール
    が前記WWWブラウザから送信された電子メールである
    か否か判断する判断ステップと、 前記判断ステップにより、該WWWブラウザから送信さ
    れた電子メールでないと判断された場合は、当該電子メ
    ールを該電子メールの宛先となっているユーザの電子メ
    ール保存領域に保存し、該WWWブラウザから送信され
    た電子メールであると判断された場合は、当該電子メー
    ルを削除するように制御する制御ステップとを有するこ
    とを特徴とする電子メール処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれかに記載の
    電子メール処理方法の各ステップを、コンピュータに実
    行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とす
    るコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至14のいずれかに記載の
    電子メール処理方法の各ステップを、コンピュータに実
    行させるためのプログラムコードを含むことを特徴とす
    るコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
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