JP2002134994A - 電子部品実装装置及びその方法 - Google Patents

電子部品実装装置及びその方法

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JP2002134994A
JP2002134994A JP2000320145A JP2000320145A JP2002134994A JP 2002134994 A JP2002134994 A JP 2002134994A JP 2000320145 A JP2000320145 A JP 2000320145A JP 2000320145 A JP2000320145 A JP 2000320145A JP 2002134994 A JP2002134994 A JP 2002134994A
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悟 千澤
Hiroshi Igari
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、よこタイプバルクフィーダとたて
タイプバルクフィーダを同時に装置に搭載し、基板によ
って偏る実装方向に合ったタイプのバルクフィーダを指
定することによって不要なθ回転を除いた効率的なチッ
プ部品搭載が可能な装置を提供する。 【解決手段】 本発明はヘッドユニット4と、吸着ノズ
ル5により、電子部品供給部8から電子部品6を吸着し
て基板7に装着する電子部品実装装置1において、バル
クフィーダの供給方向をオペレータに指定させるフィー
ダタイプ登録手段13あるいは、フィーダタイプ識別手
段16により効率的な実装を行うことを特徴とする電子
部品実装装置1実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子部品を基板に
実装するマウンタで、とくにチップ部品を扱うバルクフ
ィーダから部品を供給し、基板に装着する電子部品実装
装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品を実装する装置に使用される部
品供給部のうち、QFPやBGA等いわゆるIC部品は
トレイにのせられ専用のトレイ供給装置によって供給さ
れる。また、抵抗、コンデンサ等のチップ部品について
は部品がテーピングされ、リール状に巻かれたテープフ
ィーダが多く使用される。
【0003】しかしチップ部品においては、最近では部
品をバラ(バルク)でカセットに入れられ、テーピング
の工程を必要としないバルクフィーダが次第に多く使用
されるようになってきた。図4に示すように、バルクフ
ィーダの種類の中で、その部品供給方向での分け方とし
て、よこタイプバルクフィーダ9Aとたてタイプバルク
フィーダ9Bがある。
【0004】ここでは本発明と直接関係する部分ではな
いので詳細に説明しないが、実装機からの駆動により駆
動ホィール18が回転し、スチールベルト17が部品長
さプラスα分移動する。ここでは図示しないバルクカセ
ットから1個ずつ取り出される機構により前記スチール
ベルト17上に乗せられた部品は1ピッチ分進む。前記
よこタイプバルクフィーダ9Aは、ピックポジション1
0(吸着ノズルが部品を吸着する位置)まで行く間に前
記スチールベルト17と部品ホルダ19Aによって部品
の進行方向を90°転換させる。前記バルクカセットか
ら取り出され、前記スチールベルト17によって搬送さ
れる時には、搬送性能のよい長手方向に向いているの
で、ピックポジション10における部品の向きはその長
手方向が装置前面からみて、横向き(基板が搬送される
方向)になる。ちなみに、殆どのテープフィーダがこの
向きになっているおり、その理由として電子部品がリー
ルに効率よく装填できるからである。
【0005】一方、たてタイプバルクフィーダ9Bは前
述のよこタイプと異なり、スチールベルト17と部品ホ
ルダ19Bによって部品はストレートのままピックポジ
ション10に到達する。この場合のピックポジション1
0は前記スチールベルト17上になる。従って部品の長
手方向が装置前後方向で、基板搬送方向とは直角方向を
向いている。
【0006】それぞれのタイプはメリット、デメリット
を持っており、ユーザにとって有利なタイプが採用され
ている。よこタイプフィーダのメリットとしては同じ並
び方を持つところのテープフィーダと同じプログラムで
実装できるということである。しかしその反面、カセッ
トから取り出された電子部品は、長手方向に整列され前
記スチールベルトに供給されるため、図4(A)に示す
ように、前記ピックポジションへの搬送途中で方向を9
0°変換される。このことは搬送路途中で部品がつまり
易い欠点を持つ。一方、たてタイプは長所、短所が丁度
その逆の関係にある。
【0007】従来は搭載装置がバルクフィーダを使用す
る場合図6に示すように、どちらかのタイプに最初から
決められており、両タイプを同時に供給部に搭載するこ
とはなかった。
【0008】ここで、実装される基板上の部品の並び方
を図5を参照しながらみてみる。図1における電子部品
6の中、図5に示すIC部品6B以外のチップ部品6A
について言えば、長手方向の向きが例えば30°とか6
0°のように特殊な角度の向きに並ぶことは少なく、基
板の搬送方向である横方向か直交する縦方向に整列に実
装されることが多い。基板搬送方向を図示のとおりとす
ると、前者基板が7Aで後者基板が7Bとなる。さらに
は、同じ基板では縦方向と横方向とで同じ割合ではな
く、必ずどちらかに偏っていることが多い。
【0009】今ここでテープフィーダと同じ向きのよこ
タイプのバルクフィーダから実装する時を想定してみ
る。なお、理解を容易にするため、画像処理等による精
密位置補正は省略して説明を進める。もしも、図5
(A)に示すようにチップ部品6Aを長手方向を横に装
着するには、そのまま装着できるが、図5(B)に示す
ように縦向きに装着するためにはノズル吸着後90°回
転させて装着することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来装置においては、
図6に示すように同じ部品についてはよこタイプ、たて
タイプのバルクフィーダどちらか一方のみ備えているの
で、基板によっては上記例の場合のようによこタイプバ
ルクフィーダ9Aから実装基板7(B)へ装着する場
合、フィーダのタイプと基板への装着方向とが合わず、
90°回転を部品ごとに実行する必要を生ずる。一回あ
たりの時間的遅延は微少であっても、数量が重なり、継
続的に高速な繰り返し回転動作は余計なダンピングを発
生させる恐れから、実装速度を遅くすることがある。こ
の時、たてタイプのフィーダを備えていれば90°回転
をせずに、実装速度を落すことなく効率よく実装するこ
とができる。
【0011】ここで、基板実装設計段階から装着向きを
考慮して実装設計を行えば、上記問題は起きないと考え
られるが、回路パターン集積具合による制約や、経済的
な基板取りで基板の方向が変わる等の制約があり、はじ
めから装着にとって効率良い方向を指定することは実質
上不可能である。
【0012】この発明は、このような問題を解決するた
めに、よこタイプとたてタイプのバルクフィーダを同時
に搭載して、後々決定する基板の部品実装方向に対し、
部品実装方向に適したタイプのバルクフィーダを選択す
ることにより、90°回転をすることを極力抑え、実装
効率のよい装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に請求項1に係わる発明は、X・Y方向に自在に移動す
るヘッドユニットと、該ヘッドユニットに設けられZ・
θ方向に自在に移動する吸着ノズルとにより、電子部品
供給部から電子部品を吸着して基板に装着する電子部品
実装装置において、同一電子部品を装填し吸着位置にお
いて前記電子部品の供給状態が基板搬送に対して平行な
方向(よこ方向)またはそれに直交する方向(たて方
向)に供給する二種類のタイプのバルクフィーダを前記
電子部品供給部に含む構成とするとともに、前記バルク
フィーダが前記のいずれかのタイプであるかを記憶させ
るフィーダタイプ登録手段と、基板に装着された状態の
電子部品の基板搬送に対して平行な方向の装着部品個数
とそれに直交する方向の装着部品個数とを同一部品ごと
予め計数するチップ方向計数手段と、前記チップ方向計
数手段によって計数された平行方向の前記装着部品個数
と直交方向の前記装着部品個数とを同一部品ごと比較
し、多い方の電子部品の基板装着方向と前記バルクフィ
ーダの吸着位置における電子部品供給方向とが一致する
フィーダタイプを前記フィーダタイプ登録手段による登
録結果から選択するフィーダタイプ選択手段と、により
効率的な実装を行うようにしたものである。
【0014】また、請求項2に係わる発明はX・Y方向
に自在に移動するヘッドユニットと、該ヘッドユニット
に設けられZ・θ方向に自在に移動する吸着ノズルとに
より、電子部品供給部から電子部品を吸着して基板に装
着する電子部品実装装置において、同一電子部品を装填
し吸着位置において前記電子部品の供給状態が基板搬送
に対して平行な方向(よこ方向)またはそれに直交する
方向(たて方向)に供給する二種類のタイプのバルクフ
ィーダを前記電子部品供給部に含む構成とするととも
に、前記バルクフィーダのタイプを識別するフィーダタ
イプ識別手段と、基板に装着された状態の電子部品の基
板搬送に対して平行な方向の装着部品個数とそれに直交
する方向の装着部品個数とを同一部品ごと予め計数する
チップ方向計数手段と、前記チップ方向計数手段によっ
て計数された平行方向の前記装着部品個数と直交方向の
前記装着部品個数とを同一部品ごと比較し、多い方の電
子部品の基板装着方向と前記バルクフィーダの吸着位置
における電子部品供給方向とが一致するフィーダタイプ
を前記フィーダタイプ識別手段による識別結果から選択
するフィーダタイプ選択手段と、により効率的な実装を
行うようにしたもである。
【0015】更にまた、請求項3に係わる発明は、前記
請求項1、2において、前記二種類のバルクフィーダの
うちどちらか一方が部品切れを起こした時、部品切れを
起こしていない他方から部品供給を行うようにしたもで
ある。
【0016】そして、請求項4に係わる発明は、前記請
求項1、2において、前記二種類のバルクフィーダのう
ちどちらか一方が部品切れを起こした時、部品切れ警告
表示を行いつつ、部品切れを起こしていない他方から部
品供給を継続的に行うようにしたもである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図1を参
照しながら説明する。図1に示すのは、本発明の実施の
形態に係る方法を実施するための電子部品実装装置1に
ついて示している。電子部品供給位置にある電子部品供
給装置8と、基板搬送機構23によって搬送され電子部
品装着位置に位置決めされた基板7との間でX方向送り
機構2および、Y方向送り機構3によってX・Y方向に
移動可能であるヘッドユニット4と、該ヘッドユニット
4に搭載されZ方向移動自在、且つ、θ軸回りに回動自
在に支持されると共に、電子部品6を真空吸着する吸着
ノズル5と、吸着ノズル5によって吸着される前記電子
電子部品6の位置を検出する画像認識装置20と、前記
ヘッドユニット4に搭載され前記基板の印刷マークを読
み取る基板カメラ24とによって構成されている。
【0018】前記電子部品実装装置1は前記電子部品6
の実装作業を制御する制御手段12と(図2および6参
照)、前記電子部品実装装置1の実装工程の内容を規定
する実装制御画面と、フィーダの種類、位置を示すフィ
ーダ配置画面(ともに図示せず)が表示される操作パネ
ル21とを有している。更に前記電子部品供給装置8は
テープフィーダ22、バルクフィーダ9その他フィーダ
から構成され、色々の種類の電子部品6を供給する。
【0019】前記バルクフィーダ9は図4の(A)
(B)に示すようなよこタイプとたてタイプの両方搭載
されており、それぞれのフィーダは同じ種類の電子部品
が装填しているものが最低でも、よこタイプたてタイプ
1セットは存在する。さらに図1に示すように前記バル
クフィーダの先端にはピックポジション10がそれぞれ
存在し、そのピックポジション10のすぐ近傍に、よこ
タイプのフィーダを示すフィーダマーカ11Aと、たて
タイプのフィーダを示すフィーダマーカ11Bが付けら
れている。
【0020】ここで本発明実施例の作用について説明を
行うが、比較のためにまず従来の電子部品装着時の作用
について説明する。従来の電子部品装着装置においては
同一部品に対して一種類のバルクフィーダを搭載してい
る前記電子部品装着装置1により電子部品6の中チップ
部品6Aを基板7に搭載するときは、前記制御手段12
がヘッドユニット4をX・Y方向に移動させて、前記吸
着ノズル5を前記電子部品供給装置8の中からチップ部
品6Aを装填するよこタイプバルクフィーダ9Aのピッ
クポジション10に位置させ、前記吸着ノズル5を下降
させて、該吸着ノズル5の下端を、前記ピックポジショ
ン10に接近させた後、チップ部品6Aを真空吸着す
る。
【0021】その後まず、前記よこタイプバルクフィー
ダ9Aからのチップ部品6Aの向きに対し、同じ向きの
装着が多い図5(A)に示すような基板7Aへの装着の
場合、前記吸着ノズル5、及びチップ部品6Aを上昇さ
せた後、前記ヘッドユニット4を前記X・Y方向に移動
させて、前記チップ部品6Aを前記画像認識装置20の
上方に位置させる。チップ部品6Aの像を前記画像認識
装置20で認識し、前記吸着ノズル5に対するチップ部
品6AのX・Y方向の相対位置、及びθ軸回りの相対位
相角を検出する。さらに、ヘッドユニット4に搭載して
いる基板カメラ24により、基板7上に回路パターンと
同じように形成された基準マーク(図示なし)の位置を
認識する。
【0022】これら検出結果に基づいて、前記制御手段
12は、吸着ノズル5を回動させて、θ軸回りのチップ
部品6Aの位相角を補正すると共に、前記吸着ノズル5
に対するチップ部品6AのX・Y方向の相対位置を補正
しながら、前記ヘッドユニット4をX・Y方向に移動さ
せて、チップ部品6Aを前記基板7の上方まで搬送す
る。その後、前記吸着ノズル5及びチップ部品6Aを下
降させて、前記基板7上の所定の位置に接近させた後、
吸着ノズル5の負圧を解消させて、チップ部品6Aを解
放し、これによりチップ部品6Aの基板7への実装が完
了する。
【0023】次に、前記よこタイプバルクフィーダ9A
からのチップ部品6Aの向きに対し、直角向きの装着が
多い図5(B)に示すようなの基板7Bへの装着の場合
について説明する。チップ部品6Aを吸着した吸着ノズ
ル5が、大きなθ回転による誤差を後々に残さないため
に、画像認識装置20の位置に行く前にまず90°前記
吸着ノズル5をθ回転させる。その後、前述と同様に前
記画像認識装置20の位置にX・Y移動し画像認識を行
う。その後、所定の装着位置へX・Y移動し位相角およ
び相対位置の補正を行いながら装着することによって、
チップ部品6Aの前記基板7Bへの実装を完了する。上
記後段の例の場合、90°θ回転が連続して行われるこ
とになるが、前段の例に比較して余分な振動が発生する
場合がある。
【0024】次に図1〜図3を用いながら本発明の作用
を説明する。図2(A)におけるフィーダタイプ登録手
段13は、図1の操作パネル21に表示され、前記実装
制御画面の一部である入力画面13Aの表示や、その中
にフィーダのタイプ等を指定する入力プログラム13B
からなる。チップ方向計数手段14は、一種類のチップ
部品6Aに対しその装着方向がたて、よこを向く個数を
それぞれ計数する。フィーダタイプ選択手段15は、よ
こタイプのフィーダかたてタイプのフィーダかを選択す
る。図2(B)におけるフィーダタイプ識別手段16
は、基板マークをみる基板カメラ24を使用して前記バ
ルクフィーダ9のタイプを示すフィーダマーカ11A、
11Bを識別する。
【0025】次に、図3を使用して本発明の流れを説明
を行うにあたり、まずの流れについて説明する。 電子部品実装装置1には同種類の部品に対して、よこタ
イプバルクフィーダ9Aとたてタイプバルクフィーダ9
Bの2種類のフィーダが、所定の位置に搭載される。
(S1) そして、前記操作パネル21に表示される入力画面13
Aの中で部品の種類、フィーダの装着位置を示すフィー
ダアドレスと共に、該アドレスに搭載されたフィーダの
よこ・たてタイプを指定する。(オペレータに対して入
力を促す)(S2) チップ方向計数手段14は、これから実装しようとする
基板7におけるチップ部品6Aの装着向きの個数をた
て、よこそれぞれについてカウントする。(S3) フィーダタイプ選択手段15は、S3でカウントされた
結果を基にフィーダを選ぶ。(S4)つまり、たて向き
チップ数とよこ向きチップ数の大きさ比較を行い、たと
えば、図5(A)のようによこの方が多い基板の場合、
よこタイプバルクフィーダ9Aを選択し、図5(B)の
ようにたての方が多い基板の場合、たてタイプバルクフ
ィーダ9Bを選択して実装を行う。(S5)そしてそれ
は、その基板搭載が終了するまで使用する。そうするこ
とによって、余分なθ回転を行う回数が減り実装速度を
落すことなく装着できる。
【0026】次にの流れについて説明する。前記S2
においてオペレータがフィーダタイプを入力した。この
例では、前記バルクフィーダ9の先端に付くマーカで
(図1)よこタイプバルクフィーダ9Aにはそれを表す
マーカ11Aが、たてタイプのフィーダには11Bが付
けられているので、前記基板カメラ24は、それらを実
装開始前に識別することができる。従ってと破線で示
すS1→S6→…S5の流れで前記と同様に実装でき
る。この場合オペレータがフィーダタイプを登録する必
要がない。
【0027】次に、図3におけるの流れについて説明
する。前記S5の実装工程を継続するうちに、どちらか
のタイプのバルクフィーダ9が部品切れを起こした(S
7)とした時、本装置は図1の操作パネル21上に表示
され、前記フィーダ配置画面上の部品切れを発生したフ
ィーダを赤色に点滅させることによって警告表示をす
る。(S8)それと同時に装置を停止させないで、まだ
部品切れしていないタイプのフィーダから部品を吸着し
実装作業を継続させる。(S9)なお流れ図では示さな
いが、オペレータが部品切れを起こしたフィーダに部品
を補給し、部品切れを解消した後は前記選択されたフィ
ーダからの実装を再開させる。
【0028】なお、同じ部品を装填しているバルクフィ
ーダ9で、よこ、たてタイプのフィーダを同時に装置に
搭載せず、どちらか一方の場合であっても、本発明の装
置はフィーダタイプ登録手段13、フィーダタイプ識別
手段16の働きによって対応できる。その場合、チップ
方向計数手段14が機能するが、フィーダタイプ選択手
段15によって選択した結果、フィーダが付いていない
場合が発生する。その場合は当然ながら、部品実装方向
に適したフィーダを指定できないが、搭載されたタイプ
のフィーダを使用することによって実装を行うことでき
る。
【0029】また、前記フィーダタイプ識別手段16の
実現方法として、基板カメラ24がフィーダマーカ11
A、11Bの両方識別する例を説明したが、どちらか一
方にマーカが付いていればタイプを区別できるし、フィ
ーダと実装装置に電気的接点を設けフィーダタイプを識
別しても可能。さらに、基板カメラ24がマーカの代わ
りに、フィーダの搬送経路形状を識別してもよいし、さ
らにまた、ピックポジション10における部品自体を直
接認識し、部品の長手方向のたて、よこを識別すること
によっても可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求範囲1に係わ
る発明によれば、よこタイプバルクフィーダとたてタイ
プバルクフィーダを同時に装置に搭載し、基板によって
偏る実装方向に合ったタイプのバルクフィーダを指定す
ることによって不要なθ回転を除いた効率的なチップ部
品搭載が可能となる。(図3のフロー) また、請求範囲2に係わる発明によれば、上記作用に加
えて、オペレータがフィーダタイプを指定していた手間
が省け、効果がより大きい。(図3のフロー) さらに、請求範囲3および、4に係わる発明によれば、
同時に実装された同じ部品を装填した異なる方向タイプ
のバルクフィーダの一方が部品切れを起こした場合に
も、オペレータに喚起し、効率的な実装が継続可能とな
る。(図3のフロー)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品実装装置を表す。
【図2】本発明の機能ブロック図を表す。
【図3】本発明の実行フローを表す。
【図4】バルクフィーダのタイプ分け概念図を表す。
【図5】チップ部品の実装方向を示す基板を表す。
【図6】従来の部品実装装置のブロック図を表す。
【符号の説明】
1 電子部品実装装置 4 ヘッドユニット 5 吸着ノズル 6 電子部品 6A チップ部品 7 基板 8 電子部品供給装置 9A よこタイプバルクフィーダ 9B たてタイプバルクフィーダ 10 ピックポジション 11A (よこタイプ)フィーダマーカ 11B (たてタイプ)フィーダマーカ 13 フィーダタイプ登録手段 16 フィーダタイプ識別手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X・Y方向に自在に移動するヘッドユニ
    ットと、該ヘッドユニットに設けられZ・θ方向に自在
    に移動する吸着ノズルとにより、電子部品供給部から電
    子部品を吸着して基板に装着する電子部品実装装置にお
    いて、同一電子部品を装填し吸着位置において前記電子
    部品の供給状態が基板搬送に対して平行な方向またはそ
    れに直交する方向に供給する二種類のタイプのバルクフ
    ィーダを前記電子部品供給部に含む構成とするととも
    に、前記バルクフィーダが前記のいずれかのタイプであ
    るかを記憶させるフィーダタイプ登録手段と、基板に装
    着された状態の電子部品の基板搬送に対して平行な方向
    の装着部品個数とそれに直交する方向の装着部品個数と
    を同一部品ごと予め計数するチップ方向計数手段と、前
    記チップ方向計数手段によって計数された平行方向の前
    記装着部品個数と直交方向の前記装着部品個数とを同一
    部品ごと比較し、多い方の電子部品の基板装着方向と前
    記バルクフィーダの吸着位置における電子部品供給方向
    とが一致するフィーダタイプを前記フィーダタイプ登録
    手段による登録結果から選択するフィーダタイプ選択手
    段と、により効率的な実装を行うことを特徴とする電子
    部品実装装置。
  2. 【請求項2】 X・Y方向に自在に移動するヘッドユニ
    ットと、該ヘッドユニットに設けられZ・θ方向に自在
    に移動する吸着ノズルとにより、電子部品供給部から電
    子部品を吸着して基板に装着する電子部品実装装置にお
    いて、同一電子部品を装填し吸着位置において前記電子
    部品の供給状態が基板搬送に対して平行な方向またはそ
    れに直交する方向に供給する二種類のタイプのバルクフ
    ィーダを前記電子部品供給部に含む構成とするととも
    に、前記バルクフィーダのタイプを識別するフィーダタ
    イプ識別手段と、基板に装着された状態の電子部品の基
    板搬送に対して平行な方向の装着部品個数とそれに直交
    する方向の装着部品個数とを同一部品ごと予め計数する
    チップ方向計数手段と、前記チップ方向計数手段によっ
    て計数された平行方向の前記装着部品個数と直交方向の
    前記装着部品個数とを同一部品ごと比較し、多い方の電
    子部品の基板装着方向と前記バルクフィーダの吸着位置
    における電子部品供給方向とが一致するフィーダタイプ
    を前記フィーダタイプ識別手段による識別結果から選択
    するフィーダタイプ選択手段と、により効率的な実装を
    行うことを特徴とする電子部品実装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2において、前記二種類のバ
    ルクフィーダのうちどちらか一方が部品切れを起こした
    時、部品切れを起こしていない他方から部品供給を行う
    電子部品実装方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2において、前記二種類のバ
    ルクフィーダのうちどちらか一方が部品切れを起こした
    時、部品切れ警告表示を行いつつ、部品切れを起こして
    いない他方から部品供給を継続的に行う電子部品実装方
    法。
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Cited By (3)

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